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はてなキーワード: 路地とは

2024-03-06

おっちゃんの前の路地をわざわざ通って中学校に行く女性学生がいる

大丈夫か?学校の人に会いたくないか学校いか?」と

声をかけるべきか?

路地、旅の本懐

そんなん好きにしたらええがな(終)

 いや、終わらない。

 かれこれ前のこと、航空機座席に備え付けてある冊子で、養老孟司が「脳に旅をさせよう」のようなタイトルで2〜3ページ書いているのを読んだ。

 機内誌への寄稿なので、「移動」して脳を刺激を与えることがいか必要かが書いてあったんだろう。氏なりに脳が移動することの意味を巧みに解説してあった気もする。特定班でもいるなら調べてほしい。

 人はなぜ旅をするのか。やんなきゃ心が死ぬからかな。人によれば、一心不乱に専門領域知的探究に埋没し、象牙の塔で生涯を終えてなんの過不足もない、ということもあるだろう。けれどもなんてことのない日常で、思惑の合間に、何か必要物資を買いに行く馴れた道すがら、普段見かけない渡り鳥河川に見るかも知れないし、季節の草木を見て心に揺らぎを感じるのかも知れない。それで停止していた何かが始動したり、爆ぜていた衝動を和らげたりするなど、回復やら安定やら向上の時を得てしまうことだってあるだろう。むしろそれが、意識すらされないほど日常には繁多にあって、捉えようによっては旅とも言い得るが、あまりにも当然のことで忘れ去られるために意識にも刻まることもない、流れる風景の瞬きのような。そんな旅ならざる旅もあるだろうさね。

 令和、旅すらも他者自己宣伝するためのバエ文化手段なので、とりあえずその場所に行って、所定の写真撮影し、あのインフルエンサー投稿していたレストランのあのメニューもバエて、無事帰国/帰宅することに尽きる。土産話は、多数の嫉妬心を催すために聞かれるまでは答えるべからセンシティブ事項なのか、主要なトピック以外の、壁の亀裂や石畳の隙間の土に生える雑草のようなディテールを知らせてくれる人は稀有USSR。ウルティメットスパースペシアルレア

 作業用にね、よく喋る演者YouTubeの旅動画を流すんだけど、調べの不足や誇張、思い込み、「世間イメージと違う」も違うだろ問題などなど、「こ、これが再生回数の力か…!?」となる。勿体ない。そんなものを見ている自分時間が勿体ない。

 そもそもの、それなりに時間を要する旅をすると、常に快適にとはならない。汚れた下着をすぐに替えて換気の良い浴室の脱衣カゴに投げ込めない。ポリ袋やチャック袋に密封して一緒に旅するんやんな。糠床を携えて明るい未来へと突き進むんや。エアコンがない、シャワーも出ない。Wifiない。くさい。我くさい。我くさい、故に他人視線が気になる。

 洗面台とは別のメイク用の鏡の前に化粧品領域展開して精巧意匠造作しちゃえるようなラグジュアリな旅行なら出来るかもよね…

2024-02-29

悪夢混合チリソース Bad End 物語

User: 次の悪夢混合チリソースbad end物語創作せよ:火薬匂いが鼻

Gemini Advanced:

悪夢混合チリソース Bad End 物語

火薬匂いが鼻
第1章:悪夢の始まり

新宿御苑の噴水近く、路地裏の薄汚れたアパートの一室。そこには、夢と現実境界線曖昧青年田中 太郎(たなか たろう)が住んでいた。彼は昼はコンビニで働き、夜は奇妙な夢を小説に書き綴る日々を送っていた。

ある日、太郎はいものようにコンビニ夜勤を終え、アパートへと帰路を歩いていた。新宿駅西口の雑踏を抜け、歌舞伎町ネオン街を通り過ぎ、ようやく自宅にたどり着いた。

しかし、その夜、太郎は恐ろしい悪夢にうなされることとなる。夢の中で、彼は巨大な火薬樽に囲まれ燃え盛る炎に追われていた。火薬匂いが鼻をつき、熱気と焦燥感が全身を包み込む。

第2章悪夢の具現化

翌朝、夢から覚めた太郎は、奇妙な感覚に襲われる。夢で見た火薬匂いが、まだ鼻に残っているような気がしたのだ。そして、部屋の隅に置かれたゴミ箱に目を向けると、そこには燃え尽きたマッチ燃え殻がいくつも捨てられていた。

まさか…夢が現実になったのか…?」

恐る恐る台所に向かうと、そこには昨晩作ったはずのチリソース鍋が置かれていた。しかし、その鍋からは異様な臭いが漂っており、表面には不気味な泡が浮いていた。

第3章:悪夢暴走

太郎は恐る恐るチリソース鍋に手を伸ばし、一口味見をした。すると、その瞬間、彼の体中に激痛が走り、意識朦朧とする。

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

2024-02-20

子供の頃パレードが迎えに来た記憶

実家埼玉西北部にあるニュータウンで、うちの前はコの字路地私道だった。

その私道にいっぱいのお祭りみたいなパレードが来るんだよ。

誰かは覚えていないのだけど、パレードにいたのはみんな知ってる人だった。

普段は家と家に囲まれた暗いうちの前がパーっと明るくて、ガヤガヤ賑やかで、とにかく楽しそうで楽しそうでたまらなかった。

何て言ってるかは全く覚えてないけど、「早くおいでよ」「行くよ」みたいに早くしないとみんなが行っちゃう!という焦りを感じさせた。

私が行こうとすると母が「絶対ダメ!」と全力で抱きしめて外に出してくれないの。

「何でダメなの?パレードが行っちゃう」と私は泣くのだけど、母も「絶対ダメ!」と泣いてて2人で泣いて抱き合ってるのよ。

たぶん3歳から5歳くらいの間かな。

年中から幼稚園に行ったのでその前の記憶だと思う。

しかもその間に何回か同じような事があったんだよね。

鮮明に覚えてて大人になった今でもたまに母に聞くのだけど「夢を見たんでしょ?」と呆れられる。

でも間違いなくパレード見たんだよ。

あの煌びやかで、みんながいて、さあ行こう!というお迎えが実家の前まで来た高揚感を今でもハッキリ覚えているから。

2024-02-18

合宿免許BBAにひき殺される”とかいパワーワード

福島県のど田舎自動車教習所で、卒検とった帰り道にババア(72)の暴走車にはねられて男女2人が死傷。

なんでも駅前T路地ブレーキアクセルを踏み間違えて、つっこんだとのことで。

合掌。

亡くなった子の親はガッカリだよね。

せっかく金かけて育てて、

大学いかせて、

ちょうど車がつっこんだ場所に、

って、

このババアだって死んだ方がマシって思ってるだろ。

あと、田舎出身者なら分かると思うが、買い物も仕事も車がないとはじまらいから、

地方都市ボケ老人でも普通に運転してる。

どこもかしこも、高齢者事故が何割増しかで起きてる。

大事なことを言うが、

もしT路地ロータリーのような開けた場所で、暴走車が直進してきたら、普通若者なら避けられたはずだ。

それも今回はティーンエイジャーだからね。

ひょっとしたらスマホ見てて気づかんかったんかな、とか思った。

ババアが悪いのはもちろんだが。

2024-02-14

10年前起きた、同級生殺人事件現場に行った話

 不謹慎聖地巡礼をしてきた。

 何かと言うと、10年ほど前にとあるセンセーショナル事件があった場所を見に行ってきたのだ。女子高生による同級生殺人事件である。今回は、そのレポとそんな悪趣味聖地巡礼を決行するに至った経緯の2点を、書き手である私の過去の自語りを多大に含めながら書いていこうと思う。事件現場特定して見に行ったイチ野次馬の実録として読んでもらえれば幸いである。

 はじめに言っておくが、私はこういった事件が起きるたびに容疑者地元出身高校は云々……と嗅ぎ回るような野次馬ではない、とだけ表明しておく。しかしこういった行動に出ている以上、完全否定はできないところはあるが。

 はじめに、その事件の内容を説明する。2014年に起きた、女子高生による同級生殺害事件である。当時15歳の加害生徒Aが、同級生であるBさんを自室に連れ込んで絞殺動機は「体の中を見てみたかった」「人を殺して解体してみたかった」といったものだった。(以下、それぞれ加害生徒=A、被害生徒=Bさんと表記

 事件の具体的な名称地名については関係者迷惑をおかけしてはいけないので伏せさせていただいたが、手口が特徴的なため、調べれば聡明な読者諸君においてはすぐピンとくるであろう。

現地レポ

 事件現場となった場所は、事件発生からほどなくしてネット上では特定されていた。私は現場となったマンション名をgoogleマップ検索、自宅からルート検索し向かった。

(ちなみに事件現場マンションは、事故物件掲載サイトの「大島てる」さんにも掲載されている。Aの実家も)自家用車を走らせ、現場に到着した。所要時間割愛させていただく。

 現場国道に面しており、すぐ近くには駅や大きなアーケード街があった。駅が近い故か、市営のコインパーキング現場マンションの向かいにあった。車をそちらに止め、徒歩で現場に向かった。

 ここで、あらかじめ大事な前提を記載しておく。現場敷地内には立ち入っていない。


敷 地 内 に は 立 ち 入 っ て い な い


 そこまですると流石に不法侵入になってしまうので、面した道路から歩いて観察するだけにとどめた。私もそんなことでお縄になりたくないので、その点はご理解いただきたい。


 現着し、まずはマンションの外観を観察してみる。10階建てでおそらくオートロック。今ではどの部屋にも人が住んでいる気配がある。現場となった5階にもまた、どの部屋にもカーテンがはまっていた。10年も経ってしまえば、その近くの人々の生活もすっかり元通りのはずだろう、という考えが自分にはすっぽり抜け落ちていたことに気づかされた。

 マンションの裏手には駐車場が2台分ほどある。ただしもしかしたら、隣のビルに入っているクリニックの患者用かもしれない。駐車場付近から見上げると、当然マンションベランダが頭上にずらっと見える。AはBさんの殺害後、証拠隠滅のためにスマートフォンを5階のベランダから投げ落としたのだという。彼女スマートフォンが落ちていたのはこの辺りだろうか、と思いをはせる。

 駐車場からさら路地を入ると、住宅が斜面に立ち並んでいた。ここから先は進んでいない。途中で引き返したのは、非常に坂道が急でその後の体力を考慮したためだ。この町の特徴的な地形ではあるが、国道から一本細い路地に入っただけで急峻な坂道になる。西側には海があり、その海岸線近くまで山地が迫ったこの街の地形故だ。

 マンションに数秒黙祷し、周辺の探索に移った。国道の向かい側には小さな商業施設があり、昔ながらのブティックを中心に、1フロアだけのイオンダイソーが入っていた。ブティック中心だからか、店内は年配の女性が多い。日本のどこにでもある、田舎商業施設風景に心が安らぐ。商業施設の1Fからアーケード街に通じており、今どき珍しく賑わいのある商店街が広がっていた。雰囲気で言うなら、福岡市天神新天町商店街にかなり近い。

 商店街は今どきのカフェ居酒屋といった飲食店から昔ながらの八百屋かばん屋、チェーン店ドラッグストアアニメイトまであった。筆者は商店街と言えばシャッター街と化した薄暗い故郷商店街しか頭になかったためまあまあ驚いた。にぎわうアーケード喧騒の中で、AもBさんもここで一緒に買い物を楽しんでいたのだろうか。楽しい時間をすごしたのちに、あのような凶行に及んだのだろうか。そんな、彼女と一緒にお出かけを楽しんだ後にお持ち帰りして夜はムフフなことをして、じゃないんだから……と下世話で邪な形容をした。凡人かつ俗物の私にはそういった想像限界だった。勿論、真相はAにしかからない。

 横断歩道渡りマンションのある側に戻る。国道沿いに北西に進むと、5分もせずに県の弁護士事務所が見えた。Aの父は敏腕弁護士だったと聞く。Aの父は、Aの母が亡くなった後まもなくして若い女性と再婚した。それがトリガーになったかは知らないが、2014年3月にAは父の殺人未遂事件を起こしている。Aと一緒には住めないと判断したAの父は、Aの戸籍を外してAの祖母養子にし、マンション一人暮らしをさせることに決めたという。この事実だけ見ると父親もAの扱いに手を焼いていたのと同時に、法的には娘を切り捨てた薄情者、という印象を受ける。

 しかし、現地を歩いてみると、現場の近くには県の弁護士事務所があり、父の職に大いに関係していたであろう場所がある。2014年当時からあったのかはわからないが、もしかしたら父は、自分業務で関わることの多い場所の近くに娘を住まわせようと、ひいては見守りたい意思があったのかもしれない。娘のために駅の近くかつオートロック自分職場からも近い賃貸物件を見繕って用意してあげていたのかもしれない、と思いをはせる。やはりやるせなさを覚える。

 結果としてAの父親2014年10月に自宅で首を吊っているのが発見され、そちらの実家もそれで「大島てる」さんに掲載されている。Aの父親の行動には怒りを覚えるところも多いが、同時にどうにもできなかったのだろうと痛ましさを覚えた。

 ここまで想像を巡らせたのち、私はマンション近辺を後にした。名物ハンバーガーが食べたくなった、ヤニを吸いたくなった。そういったその時湧きあがった欲求が、私を2014年から2024年へと引きずり戻してくれた。


 参考程度に記載するが、賃貸サイトによる2024年2月現在家賃相場は、その市はワンルームで3.72万円。現場となったマンションワンルームだが4Fの家賃が4.9万円と、その地域では少しお高めな印象は受ける。築年数も浅く何より駅近物件からだろう。ちなみに、現場となった502号室はどの賃貸サイトにおいても今は入居者募集されていなかった。

聖地巡礼動機

 では、なぜそのような不謹慎聖地巡礼を決行したのか? その理由は、「私がこれまでの人生で1番執着した事件だったから」にほかならない。少し回りくどいが、私自身について、この増田匿名性を損なわない程度にお話しする。

 筆者である私は、Aと同年齢である。そして2014年に何をしていたかというと、やはり高校1年生をしていた。私とAの経歴には非常に共通点が多い。もっとも、Aの方が実家は太く彼女自身の才能も豊かなのは間違いないのだが、その内面には非常に共感できるところが多かった。Aも私も、住んでいる県も学校もまるで違うのだが、だいたい同じくらいの偏差値帯の公立中高一貫校中学受験で入っている。抜けきらない中二病一人称は女なのに「ボク」だったし、Aのようなかなり短いショートヘアをしていた。高1の途中から不登校児になったのまで同じだった。(一つだけ自慢。今でこそ私はうだつの上がらない無職だが、高1当時は県内模試で2ケタの順位につけるくらいには学力もあった。)

 問題はここからである。高1当時の私は、少年事件について調べるのが大好きで、それをモチーフにして同級生を殺しまくるお話ケータイ小説執筆投稿していた。今思うと二重に恥ずかしい子どもである

 事件発生当時まず何を私が考えたか。「A、私の書いたの読んだの?」である。今考えると普通にそんなのはあり得ない確率であるし、ほぼ妄想の域だった。しかしそれくらい手口が酷似していた。後ろ暗い喜びと同時に、思考回路が同じという点でかなり精神的に追い詰められた。二律背反感情が板挟みになっていた。学校に行っても、やはり同じ高校1年生が起こした事件ということでクラスでの関心も高く、「キ〇ガイだよね~(笑)」とクラスメイトが笑っているところも見かけた。今でも思い出して動悸がする瞬間である

 そしてそのケータイ小説掲載に関しては、投稿を削除した。そのうえで、もう創作はしないと筆を折った。

 そしてその後、連日ニュースがそれを報じてどんどん事件の全容が見えてきた頃には、私はネットでAの情報を漁りまくっていた。私はもともといじめられっ子で、当時はいじめっ子たちのピグTwitter特定して、特にアカウントは作らず毎日のように静観するという人聞きの悪い趣味を持っていたから、そういうのが大好きではあった。また、AにはASD自閉スペクトラム症)があり、その点も考慮して医療少年院送致がふさわしいとの判決が出た2015年頃、実は私もASDの診断を受けていた。偶然にしてはあまりにも近すぎると、一方的シンパシーを感じていた。

 そしてそのうちに、Aに対してどんどん惹かれていったのだ。Aのような人の内面深淵のぞき込みたい、という気持ちになり、進路希望調査では心理学部のある大学を書くようになった。その後、急速にメンタル調子を崩して精神科医療にかかったり、卒業も危ぶまれるくらいには学校に行かなかったりしたが、どうにか高校卒業した。

 犯罪心理学をやりたいです!と意気揚々心理学部のある大学に入り、臨床心理学系の大学院にまで進み、少年司法の分野に行きたいと思い公務員試験を受け、児童相談所に勤務した。今振り返ると、「心理学がやりたい!」の起点はさかのぼればすべてAへの関心に行きつくと思う。我ながらどうかしている。

 そして現在2024年2月児相勤務は上司や先輩から陰湿いやがらせに遭い、私はひっそりと公務員退職した。今は退職してから3か月が経つ。公務員時代の蓄えでギリギリなんとか食えているが、正直来月以降の生活は先が知れない。なんでこの分野に焦がれ続けて10年間走ってきたのか? その疑問を問い詰めた時、この事件存在が頭をよぎった。2024年のあの現場を、Aが生きていた町の2024年を見れば、私のこの思いを終わらせられると思った。以上が、私がこんな不謹慎聖地巡礼をもくろみ、決行した理由である

 ちなみにわたしは結局、大人になってから二次創作という形で再び筆を執るようになった。どれだけ思考回路狂気の側に近く、そのリビドーを表出させたいと願ったとしても、創作という法に触れない表現方法を選ぶことができた。私はその点で非常に適応的でポジティブな強みを持つことができたのだと、今は肯定出来ている。

 話を本筋に戻すと、私はこの旅で、ようやくAへの執着に諦めがついたように思う。私は間違っていたかもしれないとはいえ10年間走り続けてきた。そしてきっと、AはAで、医療少年院かあるいはどこかで、償いとAの人生を生きているのだろうと思い至った。やっと私は2024年自分を生きていけるようになったと思えた。不謹慎だろうが、ようやく私はこれで前を、未来の方を向いて歩いていけそうな気がしたのだ。

 最後に、被害者の方のご冥福をお祈りすると同時に、Aの更生と治療がうまくいっていることを祈る次第である

追記

 ちなみにこの後、普通に私はその街の名所を一通り回り、観光して帰宅した。軍港の町なので、港に停泊している米軍の大きな船を眺め、海上自衛隊博物館見学してきた。他にも、ネイルチップが取れて応急処置シールを買うためダイソーに入ったら、パンキッシュ服装マダムと談笑したり。名物バーガーを食べていたらバラエティ番組ロケの一団が店に入ってきてびっくりしたり。〇本雅美に似ていたが、声が違ったのでおそらくローカルタレントかなにかだろう。

 10年経とうと、何も変わらず日常は回っていることを実感した。そしてそのことは、私にとって救いでもあった。

2024-02-09

吐しゃ物のようなお気持ちを少し

対したほど前ではないころの話である

高校の頃、動画のコンペがあった。パソコンを扱う授業で動画を作る一環としてその授業の先生が応募しようとのことで、動画制作が始まった。

ここで問題点がいくつもあった。

いろいろ言いたいことはあるが、何よりキツかったのはその先生動画知識を一切持っていなかったこである

から班を無理矢理作り、無理矢理な作業分担を強いて、挙句当時触ったこともないソフトだったのでどうすればいいのか聞いても首をかしげるばかりで話にならない。

そのころは家で自主的動画を作っていた。ソフトAviUtl学校で使ったのはAfter Effect。

UI使用感も全然違う。

AviUtlでなら30分でできることを4時間か6時間ほどかけてやっとの思いで作った。それでもやりたかった編集はかなり省いた上でこの作業時間だった。結論できたのはゲロみたいな冗長動画である

正直自分も触ったことのないソフトを使うことを前提にしていたから、ある程度簡単に作れて、それなりに見れるように体裁を整えた構成にするつもりだった。

だが先生動画作業も分担しろと言い始めた。 もう駄目だ。 終わった。

明らかにやる気のない班員。どう見たって目の前のこいつらがまともな動画知識があると思えない。実際そうだった。マジで画像直置きして適当なシーンチェンジとクソダサいゴシック体で出してくると思わなかった。

その動画をくっつけ、フリーの曲を付け、結果出来上がったのはクオリティガタガタのゲロである

もう何度でも書くがあの動画ゲロである路地裏に適当に吐き出されて誰にも見られない方が幸福でさえある。ゲロ

いつも作ってるものが拙いなりとも料理ならあの動画ゲロだ。

賞なんか間違っても取らないでくれ。 そう思ってデータ先生に提出した。

賞を取ってしまった。コンペを出したところが転載していた。やめてほしかった。

こんな動画で賞が取れてしまったのが恥でしかない。 こんなまともに作れなかった動画で。

表彰式もあった。もうこのゲロを作ったことにしないでほしかったので他の班員を表彰式に出せと言った。あのゲロと関わりたくない。

そしたら無理矢理出された。極めつけに後ろから知らない男子生徒の声で「すげえ」と言われた。 これが一番堪えた。

それをただの思春期によくありがちな苦い話のタネのつもりで言ったつもりだったが、「嫌味に聞こえるし、ねたむ人がいるかもしれないから」といわれた。

ゲロゲロと言って何が悪い。 傲慢だと言われたらそれまでだ。

それでも、「あんな実力の数割も出せなかった駄作評価されてしまった」というすごく嫌な事象に対して「なんでこんなこと言う奴の作品入賞して」とか言われるかもしれない、だ

実力の数割も出せてないゲロにさえ勝てなかった自分の腕を呪え。

そんなゲロ以下のために私の屈辱羞恥無視されなければならないのか。

もう二度とこの話はしない。

どうせ傲慢と切り捨てられるだけだとわかったので

2024-02-06

旅がつまらなくなる8割の原因は「交通機関を利用すること」だと思う

学生時代夜行バス地方都市に行って、交通機関を使わずに歩きまくるという旅をしていた。

京都でいえば、京都から観光しつつ上賀茂神社まで歩き、頭の中に地図を作れるようになるのが楽しかった。


社会人になり金と時間に余裕が生まれると、旅行先では電車バスタクシー積極的に使うようになった。

ただ、以前のような充実感と言うものはなく、なんだか映画ダイジェストを見ているようで、「感動」がそこには無かった。


今は極力交通機関を使わないようにしている。

勿論田舎では必要だが、それでも新幹線などは出来るだけ使わず私鉄を乗り継ぐことが多い。


自分の足や、あえて安い交通機関を利用することで、ただの観光物語生まれる。

観光ブックには載らない現地の人の生活や、「取るに足らない」遺跡こそが、僕ら一般市民の心に響くのだ。

家に帰り、酒を飲みながら地図を見てその路地を思い浮かべる。

旅をするなら自分の足をできるだけ使ったほうが楽しい

2024-01-30

国内旅行って何回も行くと飽きるよな

初めて沖縄についたとき、はじめて京都についた時、大阪ついたとき

「わーっ、沖縄やぁ!道路白い!沖縄っぽい」「京都古い建物いっぱいあってスゴイ!」「大阪活気があるなぁ」ってテンション上がってたけど

なんか営業職について月2,3で国内の色んな所に飛び回るようになって、新しい土地についても「ワクワク感」とか「ゾーン」に入る感じが無くなった。

まぁなんか、知ってる地元地域の、見たことな路地裏入った時みたいな

「あ、こんな場所があるのね」で終了。「新しい土地」っていう刺激に慣れちゃったのね。

もう新しい土地行っても地元の何かを食べることもなく、牛丼食う、チェーン店ラーメン喰うだけ。


国内旅行はいくらでもいけるけどさ、「国内旅行を楽しめる切符」って実際10枚くらいだよな。

その10枚をもっと考えて使えばよかった。

まだ俺には「海外旅行を楽しめる切符」が数枚残されているはずだから、それを大事に使って行こうと思う。


やっぱ頻繁に行くってのがダメなんだろうか?

2024-01-25

今回の地震についての雑感その2

その2。筆が続くうちに書いておくわ。

つくづく思ったのが、観光都市ってのは惨めなもんだっていう事。俺の住む金沢ってのは観光都市らしいが、こんな災害の時にまで、県外の人間特に都会や海外金持ち連中に、飯奢ったり媚売ったりしないと生きていけないっていうのが、心の底から惨めだった。

夜職の女がTwitterでクソ客の事を愚痴ってるが、正直言って、笑えねえなと思う。観光業やサービス業ってのも、体の代わりに飯なり快適さな相手自分より良い思いをさせて、それで稼いでるって意味じゃ、夜職と大して変わらねえな。

遊郭では路地裏にスラムができるが、観光都市も華やかなのは客が見にくる表通り、金沢なら兼六園東茶屋街近江町あたりだけで、それ以外はなーんにも活気なんてない。「◯◯商店街」なんて名乗ってるだけの、地元の人通りのない寂れたスラム街を、子供の頃は「普通の平均的な商店街」だと思ってたが、どうやらそれは違ったらしい。

都会の連中は、「観光都市」ってもの幻想を持ち過ぎてるんだよな。「北陸ご飯が美味しい、本当に素敵な場所!」とか言ってるけど、お前らは北陸の飯が好きなだけで、北陸が好きなわけじゃないじゃん。そんなに言うなら住む場所代わってやってもいいぞ?住めるんなら。

だいいち、わざわざ押し掛けて来なくても、北陸食糧なんて東京行けばいくらでも流れてくるんだから東京で食えばいいじゃん。「食べて応援!」なんていう呑気な有難いご支援ツイートを見て、つくづく風俗嬢ってこういう気持ちなんだろうと思ったよ。金づるだから表立ってケチは付けられないけど、内心どれだけムカついてるのかよく分かるわ。

そして東京政治家はまた「北陸応援割」なんていうふざけた作戦をやるらしい。つまり旅行とか考える余裕のある県外の金持ち応援するので、地元民は頑張って搾取されてください笑」というわけですね。ふざけんなよ。何かハジけるポップなものでも事務所宛に送ってやろうか?

これに乗って「北陸行こう!」とか言ってる連中も、ナイナイ岡本の「コロナで貧しくなった女性風俗で買い叩ける!笑」って発言と同じような精神性を感じるわ。罪悪感がない分余計に殺意が湧いてくる。

という具合で、とりあえずフラストレーションに任せて書いた。夜職云々の例えは「体の価値比較できない!例えが良くない!」って叩かれるかもしれんけど、それは謝っとく。貧乏人の田舎者の僻みっぽいってのも承知してるが、とりあえず本音を書かせてもらった。あともう1つ書くかも。では。

2024-01-22

はてな匿名ダイアリー 気持ち悪い

はてな匿名ダイアリー検索するとサジェストで「気持ち悪い」と表示される。

わかる。確かに気持ち悪い。でもその気持ち悪さが少し心地よい。

気がつけば、はてな匿名ダイアリーに出入りするようになって7年経つ。

ここは誰が書き込んだかわからないが、常に人の気配はする。

薄汚れ路地裏入ってみても、決して増田達と出会うことはないが、いつの間にか誰かの出したてのうんこが置いてある。

うんこの大きさは様々だ。吐き捨てるかのようなおぞましいうんこもあれば、ほっこりかわいいニャンちゃんの様なうんこもある。

姿は見えなくとも、路地裏を歩いていれば次から次へと誰かがいうんこをしていく。

私はそのうんこを枝でちょんちょんと触っては、愛おしい気持ちで眺め、時に唾を吐きかけたりする。

はてな匿名ダイアリー気持ち悪くないわけがないのだ。

ここが再開発されて、現代的なオシャレ空間になることはないと思うが、きっといつかは終わりが来るのだろう。

anond:20240104160213

西部警察グラサン付けて爆発してりゃいい石原プロ主催ぐらいの知識しかいかドラマの内容は見てない

逆にジーパン刑事の奴は太陽にほえろ!でそれなりにキャラ立ちしてたから多分みんな内容を覚えてるんだろう。

アレだろ?自分身体に刺されたナイフ犯人に返して「あっちいけ」ってやって路地裏で倒れる奴だろ?最後は人混みに紛れて傘を差してるシーンで終わる奴

よく覚えてるよ

2024-01-17

anond:20240117220537

強者やらかしても全て弱者男性批判が向かうんやで

キモいってのはそれだけ犯罪なんや

ゴリマッチョ路地裏で暴力ガチレイプする犯罪報道されようが結局は少年誌アニメのお色気や近所の引きこもりレイプされるかもみたいな嫌悪になってしま

悲しいけど弱者なんだから我慢しろよな

2024-01-15

室崎益輝先生を「防災研究第一人者」とした朝日新聞ミスリード

室崎先生インタビューが非常に興味深い内容(オブラート)で、主に悪い方向で話題になっている。批判の内容はそれぞれご尤もだ。(https://togetter.com/li/2295445https://togetter.com/li/2295441https://togetter.com/li/2295630

だが、これはそもそも室崎先生インタビュー対象とし、しかも「防災研究第一人者」と紹介した朝日新聞にもかなりの責があると思われる。

かに室崎先生防災の分野で重きをなしてきたことは疑いない。だが、震災発生時の救助や当座の救援は御専門ではない。次に示すのは室崎先生自身WEBで公開する業績一覧だ。

環境防災」(共著)文新社,1977年

地域防火研究に関する基礎的研究」(博士論文)京都大学,1979年

地域計画防火」(単著)ケイ書房,1981年

危険都市証言」(共著)関西市民書房,1981年

ビル火災」(単著)大月書店,1982年

建築防災安全」(単著)鹿島出版会,1989年

新版建築防火」(共著)朝倉書店,1990年

提言防災危機管理」(共著)三省堂企画,1996年

「苦闘の被災生活」(共著)神戸新聞総合出版センター,1997年

「大震災以後」(共著)岩波書店,1998年

公共空間としての都市」(共著)岩波書店,2005年

防災対策危機管理」(共著)ぎょうせい,2005年

路地からまちづくり」(共著)学芸出版社,2006年

災害時のヘルスプロモーション」(共著)荘道社,2007年

http://www.murosaki.jp/publications.html

(著書のみ。論文も多数あるので御覧頂きたい。)

見ての通り火災地震による火災も含む)の専門家で、加えるならば復旧復興計画専門家であって、救助や救援、またボランティア活用についてを御専門とされてきたわけではない。

また、近年の様々な大地震特に東日本大震災熊本地震)の研究により、ボランティアもただ集まれば良いというものではないことが共有されつつあるが、その時点では先生は既に第一線におられなかったことは否めない。

ましてや土木道路の啓開)やロジスティクス専門家ではまったくない。

この方を大雑把に「防災研究第一人者」として、しかも御本人は「これから指摘することは、私の責任でもあります。」と述べているにもかかわらず見出しでは「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」とするのは、世論ミスリードしたい気持ちが見え見えで憤りを覚える。

あえて批判するとすれば、石川県が長年(15年)にわたって、防災アドバイザーに室崎先生委嘱していたことだろうか。

アドバイザーの設置について

能登半島地震浅野川流域の豪雨災害を踏まえ、大規模災害発生時に被害を最小限に抑えるための迅速かつ的確な対応実施するとともに、平素から危機 管理体制の充実強化を図るため、専門的立場から適宜、助言等を得ることを目的として、平成21年度に設置した。

職務内容

(1)大規模災害発生時

① 緊急初動対応、応急対応への助言

復興に向けての助言 等

(2)平素

① 県幹部職員等への危機管理能力向上のための助言

② 大規模地震発生に備えた減災への助言 等

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/r5/documents/0410kiki.pdf

石川県土地勘がないだけではなく、想定される大規模災害の「能登半島地震浅野川流域の豪雨災害」は御専門ではない事に加え、職務内容の「緊急初動対応、応急対応」も御専門ではない。

もちろん、専門ではなくとも最新の研究キャッチアップして適切にアドバイスいただける研究者もいるだろう。だが室崎先生は79歳と御高齢で、第一線を引かれて相当に年月が経っている。

一例として、室崎先生東日本大震災後のインタビュー記事を挙げる。

ボランティアは押しかけていい。迷惑をかけてもいい。迷惑かけた分の何倍もいいことをしてくればいい。来てくれただけで、本当に喜ばれるのだから

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2035_1.php

ボランティアによる大渋滞阪神・淡路大震災でも発生したが、それが大きな問題でありコントロール必要があるとされたのは東日本大震災震災以後。被災地に向かう車両許可証を貼っていたのを覚えておられる方もいるだろうと思う。

そのように議論が進んでいる中、室崎先生のこの考えを支持する研究者や行政担当者ほとんどいないと断言できる。

ネームバリューから委嘱し、担当部局前例踏襲で漫然と委嘱を続けていたのではないだろうか。(委嘱し始めた当時の判断は誤りではなかったと思う。中央防災会議専門委員の御経験もあり、国がどう動くかにお詳しく、それに応じて県がどう動くかを検討するのに適任だったかと。土地勘のなさは別の人でも埋められる。)

追記

朝日新聞記事コメント?があまりにもひどかったので。

本田由紀東京大学大学院教育学研究教授

たかも「人災」を意図して生み出したかのようである

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html?ptoken=01HM58FWP8JH0TWWY7EX2VG9AT

人災意図して生み出した、とはどういう了見か。

この方は存じ上げないが、御専門は教育学とのこと。(https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people002230.html

防災・減災対策にお詳しいとは見えないが、今回の自治体政府対応の何を見て「人災意図して生み出した」と判断したのか御説明いただきたいところだ。

本文中はドローンの飛行を禁止したことについて書かれているが、救助活動している、また様子を実見にきているヘリがいる中でドローンを飛ばすなんて二次災害引き起こしたいとしか思えないが。

追記

今回の行政対応が万全だったと言う意味ではなく、その事後検証必要なのはもちろんだ。だが今ではないだろう。

例えば奥能登へは入らないように、としたが、石川県全体に入らないように受け止められたのではなかったかもっと良い周知の仕方はなかったが、など。

追記

ブコメには反応するつもりはなかったけど一点だけ。

氏の「業績一覧」には著書や論文概要があってボランティア関連の著作研究もあるんですが、意図的にスルーしておられるんです?

(何故かリンクは切れてしまうので削除)

実際に概要を見ていただきたい。

阪神・淡路大震災後の被災生活実態問題点を明らかにするとともに、被災者の支援に立ち向かったボランティア活動実態と教訓」

阪神・淡路大震災後の復興住宅においては、ボランティア生活援助員さらには民生員などによる被災者や高齢者の新体制

地震時におけるボランティアなどの支援組織の果たす役割世界の主要な地震のケーススタティ

論文名で検索していただければ、実際に論文も読める。

災害発生直後の救助救援ではなく、ボランティアが入れるようになってからの、しかもメインは更にもっと後になってから研究であることがわかると思う。

2023-12-25

聖夜なのでスケベゲームは女主人公RPGが好きだと言いたい

⁉⁉⁉⁉ ハッピークリスマス ⁉⁉⁉⁉

朝起きたら女の子と魂が交換されていたことも、気が付いたらTSFしていて美少女になっていたことも、金輪際経験していない生まれから男歴を連続更新し続けている男だけど、エッチゲーム主人公少女のやつが好きだ。

女性主人公。そこには無限可能性がある。(一部の肉食系を除いて)エッチなことは縁遠い少女が、すけべ? そんなのこの世界ゲーム>に存在しませんけど? と徹底的にエロ排除した歴史通称処女プレイ)をたどるのもよいし、誘蛾灯に惹かれる夜の虫のように昏い闇に引き釣りまれて転がるように身持ちを崩していくのもよい。

エロハプニングを通して成長していくエロステータス。性は遠い存在であり清純そのものだった少女がその身に刻んだ体の歴史。たった一度だけの想い人との大人経験に興奮を覚えるのも、性経験数字を雪玉のように膨れ上がらせるのもプレイヤー自身の采配の行方次第なのだ

心。樽を調べるとた〜るというように、世界ゲーム>とプレイヤーの橋渡しをしてくれる翻訳機としての主人公。輝かしい友情を見つけた時の瑞々しい煌めき、やりきれない悲しさを抱えた時の痛み、エッチイベント経験したときのうぶな気持ち、身も心も擦れきってしまサンドバックのようになってしまった時の痛々しさ。高品質テキストで描き出される万華鏡のように変化する多感な少女の心は、0と1で造られた世界に艶めかしい彩りを与える。

妊娠への恐怖。ただ種を撒くだけの男と違い、十月十日の間、自分の命の危険と引き換えに子をお腹の中で育てることへの本能的な警告。愛する相手への気持ちがその危険を乗り越える助けとなることもあれば、生活の足場を失い墜落していく中で残された一時の快楽に溺れた結果であることも。往々にしてERORPGでは妊娠はバッドエンド=ゲームオーバーであることもあるが、中には家族計画ゲームシステムに織り込まれているものもある。

何処へ行き、何を経験して、何かを得たり失ったりする。その心境は赤裸々なテキストで綴られ、変わっていく少女の軌跡がステータスセーブデータに刻み込まれる。

以下では二つ、おすすめの女主人公RPGを紹介したい(両方とも現在DLsiteにて50%オフ販売中)

レリィ・ナビゲーション!~少女路地裏紀行~

ダウザー見習いのレリィが、相棒シエルちゃんと一緒に一人前のダウザーになるべく駆け回って、見識を広め、挫折を知り、そして大切なものを見つける物語だ。とにかく前向きで明るいレリィを見ているだけで元気をもらえるような爽やかな作品になっている。ゲーム難易度も高くなく、非常に丁寧に作られた良作である

明るく楽しい掛け合いに、ぷにぷにコミカルグラフィック、そしてドキドキするようなちょっとエッチイベント。R18パートが無くてもこれだけで十二分に面白い作品だと言えるのだが、本作の真骨頂はそんなレリィがふと路を踏み外してしまうところを丁寧で端正なテキストでこれでもかと表現しているところだ。

自分のことよりも他人のことを優先してしまう優しいレリィは、裏を返せば自分の軸をもっておらず、流され、捨鉢になって、他人判断を委ねてしまう。そしてダメ自分・悪い子な自分をそこに見出す。何もかも台無しにすることで自意識存在を確かめる「悪い子」だ。この、明るくて元気な娘が、ふと日常にブレを見出ししまい、堕ちていく様。表にレリィの明るい冒険があればこそ、裏の路地裏に導かれたレリィの曇り様が浮きだつ。

知り合いの子供に懐かれて一緒にお風呂に入っていたら性の目覚めをされて〜親切心から絵のモデルを引き受けただけだったのに〜おじさんと話していたらパジャマの裾から胸チラしてた〜などなど多くの導入がドタバタエロハプニングから始まる本作において、筆者のお気に入りはそれらの真逆を行く情報屋のおじさんとの再開だ。再び会いに行ってはならないと分かっているのに、気持ちを聞きたくて行ってしまい、老練な話術により心を丸裸にされ、自ら進んで幸せを感じるために言いなりになってしまう。作者による容赦のないテキストにより、レリィの心が壊れておじさんの都合の良いように均されていくいく様がまざまざと描写される、本作きっての救われないイベントである。いや、エロいんすよ、何もかも放り出して目の前の気持ち良いに溺れる女の子を端的に描写している絵も文章も。

レリィ・ナビゲーション、明るくて楽しいエロRPGを気軽に遊びたいなーって人に超オススメ。逆に乳がでかいしかダメとかモンスターの子供を産むことが出来ないとダメとか女の子精神的に肉体的に追い詰められてないとダメなんて人には、そこまで響かないかも(いや、レリィの精神の追い詰められっぷりはすごいんだけど)。

-少女異聞録-

加藤梢という、どこにでもいるような平凡な女学生となって、仲間たちと日々交流しながら、約一年かけて街に起きる謎の神隠事件の謎を追うという現代伝奇作品ぶっちゃけ○ルソナ(4)の直球のフォロワー。なのでワンモアとかプレスターンとか知ってる人はすんなり遊べるだろう。膨大な差分により自分の好むシチュエーションいくらでも生み出せるのが本作のストロングポイントだ。

本作を一通り遊んで、二週目に行き、また違ったロールプレイをしたときに気がつくのが、本作に盛り込まれた膨大な差分遊び。ほぼすべてのスケベシーンに主人公と仲間たちの服の着せ替えと髪型の変更が反映され、過去経験したあれこれで様々な場面のテキストが変化する。例えば、主人公エッチシーンの一つを取っても、現在エロステータスに応じたテキスト×現在髪型(7)×着用している服(制服5、シーズン毎の私服3〜6、その他10程)×着用している下着(5)がほぼ差分として存在する。また弟と関係を持った後に父とも関係を持つと専用の棒比べセリフが追加されるなど、過去経験テキストに反映される。NTRに優しいあったら嬉しいサービスバッチリだ(?)。

本作はオマージュ元と同じく、ゲーム内のスケジュールカレンダーで区切られているため、普通の(エロRPGには無い時間的制約が生まれているのだが、逆にその制約を上手く活かしているのがこの作品白眉たらしめているところだ。この月のこの週には海水浴イベントがあり、あの週には修学旅行という決まったスケジュール学生時代の制約のある自由プレイヤーに思い出させ、梢の学生生活にのめり込ませる効果がある。ただ、これだけだとオマージュ元の単なる転用である。本作のもうひとつの特長が、カレンダー妊娠システムを組み込んでいることだ。

一般に(エロRPGでは妊娠システムというのは人気のある要素ではあるが扱いが難しい。妊娠期間をどうするのか、出産をどうするのか、生まれ子供をどうするのか。多くは妊娠はバッドエンドの一つとして取り入れているが、中には本気でシステムを構築している作品存在する。本作はその一つであるといっても良いだろう(なんでDLsiteタグに入ってないんだろ)。通常のRPGと異なり作中時間リニアに経過する本作では上記問題点に対して、妊娠するとそれ以降のゲームサイクルを妊娠しっぱなしにするという力技で解決をしている。5月に妊娠しましたー、はい、では以降のイベント定期試験海水浴修学旅行などは妊娠状態で行われまーす、と。これにより、女学生の梢となって現代学生生活シミュレートするというゲームストーリーとまったく破綻すること無く妊娠システムを取り入れることが可能になっているのだ。

そして前述の膨大な差分というのはこの妊娠の有無にも掛かっている。特に主人公の梢は妊娠していない・しているけどお腹は目立たない・外から妊娠が分かる、の三状態ですべて差分があり、それらの状況に沿った心情を吐露するため、シチュエーション好きにとっては夢のシチュを大量に実現できるのだ(なお、仲間キャラも一人?を除き妊娠差分がある)。

例えば、ラブラブだった弟に正式カノジョが出来たからとフラれて、ヤケになって売春するが、実はそのお腹には既に命が宿っていた、とか、敵に負けてしまたことが原因で全員妊娠してしまうのだが、実は生徒会長の先輩だけは先月の副会長との生徒会室での秘密情事ですでに妊娠していた、とか出来るのだ。(ちなみに主人公の梢は危険日だと専用の差分セリフがあったりする)

なお、筆者が一番好きな差分は、修学旅行に行って、男子に誘われて男子部屋で遊んでいたら先生が見回りに来てしまい、急いで布団に隠れたら男子と一緒に閉じ込められてしまい、なんやかんやあってしまイベントでの妊娠差分男子生徒にとっては、実はずっと目をつけていた地味可愛い女子である梢と同衾してしまラッキーイベントを引き当てるも、実は彼女はずっと前から他の男のモノだった、というあわれが実に響くものがある。

サンプルを見て、梢ちゃんかわいいーってなった人は、本編では梢ちゃんと美羽ちゃんをはじめとする仲間達のもっといっぱいかわい(くてエロ)いところ見られるのでおすすめ。着せ替えはいいぞ! 乳はあふれんばかりにでっこうないとな…って人は、まあ隠れ腐れオタクで残念美人白鷺先輩で我慢しておくれ(あと隠しキャラ二名も)。

⁉⁉⁉⁉⁉ メリークリスマス ⁉⁉⁉⁉⁉

2023-12-21

anond:20231221201927

別に路地裏に這うネズミを見ても何も思わないのと一緒で何も思うことはないと思いますけど路地裏のねずみをいちいち敵愾心丸出しで見つめる人生って楽しそうっスねとは思いました

2023-12-18

anond:20231218230816

ゆーて一通そんなにないやろ

 ↑とすぐ考えてしま人生でした


めっちゃ畑だったところにガンガン家やアパート建って、家も長屋みたいなのが多くて、狭っ苦しい路地ばかりの(砂利の私道も多い)地域で育ち

地元人間はもう日常茶飯事すぎるので、ぎりぎり(ミラー畳んで最徐行)すれちがったり、他人様のお宅の駐車場に頭突っ込んでやりすごしたり

おうおう、じじい(ばばあ)よく突っ込んでくる勇気あるなぁ、こっちは動かんからこすらんように気ぃつけなはれや と微笑ましくタバコ吹かしたり

交友範囲が広まって地元以外の人が車で来るようになって、え? ここ一通じゃないの? と言いまくられ

ちょっとずつではあるがセットバックで道幅が確保されつつあるのでこの道が日本標準じゃないのかとだいぶ前に気づいた人生でもあります

トーヨキッズに対抗して弱者男性もたむろしようぜ!

池袋駅北口路地裏のジメジメした隙間とか

2023-12-14

anond:20231214114544

声がした方向に目を向けると路地からシルクハットとサングラスの男が現れた。

彼はその二つのアイテム以外何も身に着けていなかった。

2023-11-25

せうゆってなんだよせうゆって!!!

おらぁあああああああ!!!

…ふぅ。少しだけスッキリした。

事の次第は数日前。

料理教室で「味付けのさしすせその”せ”って何だと思いますか?」と先生問題を出したことだった。

「じゃあ…増田さん。分かりますか?」

不意に当てられた私は驚き、咄嗟に「背あぶらですか?」と答えた。

すると先生吹き出し、周りからクスクスという声が漏れ出て聞こえた。

「正解は醤油。つまりせいゆですね」

先生はいもの調子に戻って答えたが、周りは未だ笑っていた。

私は顔を真っ赤にして思わず俯いた。

身体も震えていた。

ちくしょう。なんだよせいゆって。しょうゆじゃねーじゃねえか。ひっかけ過ぎる。

かに私は太っているし、細い路地には入れないほど巨漢だ。

でもだからって、そこで笑うのは差別じゃないか

思い出すだけで腹が立ってくる。

ちくしょう。ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

どいつもこいつも私のことを馬鹿にしやがって…

2023-11-18

俺は時々夢を見る。

それは、この国の、誰も見ていない路地で倒れ、

雨に打たれたままうずくまり、動かなくなっていく夢だ。

その時、俺を待ち受けていた誰かが戸口から現れて、

「分かった?分かったでしょう」と言ってくれる。

俺には、もうそれが男なのか、女なのかさえわからなくなっている。

けれど、こここそが、俺の安住の地だったのだと、

まるで生まれて初めて安心したような気持ちで死んでゆくのだ。

2023-11-10

anond:20231110124053

ワイは江東区住みだけど、路地裏に行くと浮浪者みたいな爺さんが煙草を吸っているのをよく見かけるやで。

2023-11-01

宇津野宮という田舎出張になった

新幹線に乗った。上野で降りて広小路口へ向かった。出口にいろり庵とかい蕎麦屋があった。蕎麦と称して千数百円で売っているものゴムひもかビニールしか見えなかった。銀座線から浅草橋に出てすこし歩き路地を入った。気候変動下の異様な光のなか善照寺はかがやいていた。白井晟一作品は70年を経ても守られていた。寺の関係者と思われる女性職人かなにかがいたが無視した。本堂裏手の墓所の塀は本堂と衝突しないようデザインされていた。誰の設計になるのか気になった。

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