はてなキーワード: 土産話とは
そんなん好きにしたらええがな(終)
いや、終わらない。
かれこれ前のこと、航空機の座席に備え付けてある冊子で、養老孟司が「脳に旅をさせよう」のようなタイトルで2〜3ページ書いているのを読んだ。
機内誌への寄稿なので、「移動」して脳を刺激を与えることがいかに必要かが書いてあったんだろう。氏なりに脳が移動することの意味を巧みに解説してあった気もする。特定班でもいるなら調べてほしい。
人はなぜ旅をするのか。やんなきゃ心が死ぬからかな。人によれば、一心不乱に専門領域の知的な探究に埋没し、象牙の塔で生涯を終えてなんの過不足もない、ということもあるだろう。けれどもなんてことのない日常で、思惑の合間に、何か必要な物資を買いに行く馴れた道すがら、普段見かけない渡り鳥を河川に見るかも知れないし、季節の草木を見て心に揺らぎを感じるのかも知れない。それで停止していた何かが始動したり、爆ぜていた衝動を和らげたりするなど、回復やら安定やら向上の時を得てしまうことだってあるだろう。むしろそれが、意識すらされないほど日常には繁多にあって、捉えようによっては旅とも言い得るが、あまりにも当然のことで忘れ去られるために意識にも刻まることもない、流れる風景の瞬きのような。そんな旅ならざる旅もあるだろうさね。
令和、旅すらも他者に自己を宣伝するためのバエ文化の手段なので、とりあえずその場所に行って、所定の写真を撮影し、あのインフルエンサーが投稿していたレストランのあのメニューもバエて、無事帰国/帰宅することに尽きる。土産話は、多数の嫉妬心を催すために聞かれるまでは答えるべからずセンシティブ事項なのか、主要なトピック以外の、壁の亀裂や石畳の隙間の土に生える雑草のようなディテールを知らせてくれる人は稀有。USSR。ウルティメットスーパースペシアルレア。
作業用にね、よく喋る演者のYouTubeの旅動画を流すんだけど、調べの不足や誇張、思い込み、「世間のイメージと違う」も違うだろ問題などなど、「こ、これが再生回数の力か…!?」となる。勿体ない。そんなものを見ている自分の時間が勿体ない。
そもそもの、それなりに時間を要する旅をすると、常に快適にとはならない。汚れた下着をすぐに替えて換気の良い浴室の脱衣カゴに投げ込めない。ポリ袋やチャック袋に密封して一緒に旅するんやんな。糠床を携えて明るい未来へと突き進むんや。エアコンがない、シャワーも出ない。Wifiない。くさい。我くさい。我くさい、故に他人の視線が気になる。
洗面台とは別のメイク用の鏡の前に化粧品を領域展開して精巧な意匠を造作しちゃえるようなラグジュアリな旅行なら出来るかもよね…
1か月海外旅行に行った。勿論、凄く充実していた。
ウン十万もコストをかけた。初めての海外旅行だった。1ヵ月という限られた時間だった。親族からお土産と土産話をよろしくと、選別を貰った。
友達と会話するのは最小限に留めて、いろんな経験をしようと予定をたてまくった。
お金は気にせずに、目の前のことに集中した。日記を書き、写真も撮りまくり、記録しまくった。
だらだら意味のない絵の練習も、だらだら漫画を見ることも無かったし、毎日精いっぱい生きていた。
とにかく目的意識を持って生きていた。
日本に帰ったら同じような怠惰な生活に戻った。でも今になって思う。
俺の人生は父親と母親から、学費だけでも1000万、食費や諸々含めると2000万以上金をかけられている。
自分も自分の人生に、200万以上はかけているだろう。父親は母親、友達数人くらいは諦めつつも軽い期待くらいはしてるんじゃないか。
身体が動く若い時はもう少ない。アラサーだから、長くて5年くらいだろうか。男として見られるのもあと5年くらいだろう。そこから先はおじさんだ。
体が動かなくなるのには15年くらい?そこから先はおじいちゃんだ。自由に動けるのも20年。
人生自体も少ない。のこり60年行けば良い方。50年くらいが妥当だろうか。最後の30年くらいはまともに体も動かせないだろう。死ぬ10年前なんかは散歩が精いっぱいだ。
時間は1ヵ月ではないが限られている。病気や事故で明日死ぬかもしれない。
人生はたぶん、面白い。できることは限られているけれど、できることはできる。
夢中になれることは沢山ある。もう残り少ないけれど、やれることはやらなきゃ。
帰ってきて土産話をしてくれたのだが
私「こっちとしてはちんこは大きさよりも硬さと持久力だからちんこの大きさなんて気にしなくていいよ」
彼氏「でもさ〜」
と言っておもむろにスラックスとパンツを脱いで私にちんこを見せつけてきて
彼氏「1番小さいんだ…」としょぼくれている
気持ちに比例していたのか、小さく情けなく「悲しいよ〜泣」といわんばかりにビクビク震えるちんこに見えて
私の中では
「あまりにもショックで、いまのちんこは自分史上1番小さくなっている」
こう解釈した
なのに口からは
「なに?人類史上1番小さかったってこと?!」
と言ってしまった
夜ご機嫌をとるために夜這いプレイしたらちゃんと固くなってくれたけど口はきいてくれないし、射精もしてくれなかった
もう終わりかも
俺も同じくOmiaiで怪しい女に出くわした。
そいつ名前が"な"から始まる20歳の女じゃないか? 被り物の写真がプロフの。
その女はイエローカードが付いていた。
趣味の欄は情報量が少なく、メッセージのやり取りも簡素でそっけない。
「僕はカクテルが好きで~○○というお店に行って~」「そうなんですね!」
終始こんな感じのやり取りで、「○○ですね!」の○○が多少変わるだけだ。
それも段々やる気がなくなっていって、ついには情報量がほぼゼロになる。
つまらん問答がしばらく続いた後は、お決まりのLINEへの誘導だ。
LINEで会話が始まった瞬間、Omiaiからその女が消失した。
通報される前に証拠を消すためだ。電光石火の対応に笑ってしまった。
女は当然会おうとするので、待ち合わせの場所を尋ねてみると、新宿だと言う。
俺がわざわざ新宿へ足を運んだのは、ガールズバーの女の子に土産話を持ってくためだ。
「いま怪しい女とマッチングしてて、どういう展開になるか見てくるわw」
そう言ったら女の子は「え~やめときなよ、危ないよ」と忠告してくれた。
危ないことを承知で、イエローカードの理由を知りたかったのだ。
聞けば違法デリヘルだったり、投資詐欺への勧誘だったり、色々とパターンがあるらしい。
ビジネスの勧誘なら女の子とおしゃべりできるしまあいいか、などと考えていたが、
当日は新宿駅が待ち合わせ場所だ。しかし女は1時間経っても来やしない。
俺も誠実に待つ気はさらさらないので、10分も経たない内に店で酒を飲んでいた。
「僕いま○○ってお店にいるんですけど、こっち来ませんか?」
「歩きながらお店探したいです!」
「じゃあまた今度にしましょうか!」
ぼったくりバーの手口として、男が店に誘っても女は頑なに乗ってこない。
歌舞伎町のバーに連れていく魂胆があるから、こちらがいくら指定しても無駄だ。
また今度、と言っておきながら、俺が「体力回復してきました!」と伝えると、速攻で「今から会えます?」と返ってきた。
お前どこで待機してるんだよ?
新宿三丁目の方へ行きませんか、と俺は試しに歌舞伎町から遠ざけようとした。
そしたら「職場が近くて行きたくないんですよね~」といけしゃあしゃあと答えやがる。
さすが男を騙してきただけあって、どんな問答もスムーズで自然体だ。
まあいいや、女のツラとレベルだけ確認したかったし、目的は達成した。
あとは何と言ってこの場を立ち去るか……。
頭痛が酷くなってきた、と詐病を働いて、俺はその場に座り込んだ。
どこかで休みましょうか、と言って、女はあくまで店に連れて行こうとしやがる。
俺がへたり込んでる間、女はずっとスマートフォンを触っていた。
おそらく店に連絡でもしてるんだろう。
下からのアングルでその様子を眺めていたが、ミニスカくらい履いて来いよな。
露出が少なくてつまんねーんだよ。
日を改めましょう、ということでお開きになり、俺はフラフラとした足取り(演技)でその場を去った。
だから奴らの手口は事前に把握できていた。
このスタイルが変わらない以上、根本的な解決は果てしなく難しい。
スクリム(練習試合)を終えた後の、オフの時間を配信することが多い。
テレビのように台本ありきの生放送じゃない。そしてプロの配信者でもない。
日常生活を垂れ流す以上、どれだけコンプライアンスを勉強しても、いつかボロが出る。
「じゃあ配信やめたら?」と思うだろう。
それはできない相談だ。
オープンレックやミルダムと契約する場合、配信ノルマがあるという話だ。
中には「これ明らかにノルマの義務配信だろw」と思ってしまう配信もある。
それでも配信を垂れ流すのは、配信サイトの契約料が大事な収入だからだろう。
視聴者と密なコミュニケーションを続けてきたから、タレントとしての人気があるわけだ。
チームの移籍が頻繁なeスポーツ業界では、個人にファンを付けないとやっていけない。
特にFPSのプロゲーマーは、引退後に配信で食ってくケースが多い。
現役時代から固定ファンを獲得するために、配信は必須というわけ。
じゃあどうすりゃいいのか?
ウメハラや釈迦のように、分別のある大人になることが最適解だが、誰しもが出来ることじゃない。
とりあえず、YouTube配信のDVI(巻き戻し機能)はオフにしたらどうか。
意味のない意地を張ったとは思う。
だが張ったからには、自分の思い出に決着をつけなければいけなかった。
あの物置部屋に行って、ドラキュラがいるかどうか確かめなければ。
鬼が出るか蛇が出るか、いずれにしても怖気づいてはいられない。
たとえ不都合な真実が待っていたとしても、このまま家にノコノコ帰るわけにはいかなかった。
「……というわけで、ちょっと協力してくれ」
「にわかには信じがたいね。そもそも“ドラキュラ”はキャラクター名であって、吸血鬼全般を指す言葉ではないし」
ミミセンがどうでもいい薀蓄を垂れる。
ドラキュラが固有名詞かどうかなんて今は問題にしていないんだけれど。
「ま、マスダの兄ちゃんが言ってることの方が……す、筋は通ってる、かな」
たどたどしく喋っているのはドッペルだ。
いつもは割と乗っかってくれるのだが、説明するのに兄貴の名前を出したのが迂闊だった。
ドッペルは兄貴に懐いているから、意見が割れたらあっちに味方する。
「私、予定あんだけど、そんなことのために呼びつけたの?」
タオナケが溜め息交じりにボヤいた。
連絡の際に二つ返事で応じていたから、どうせ大した予定じゃないだろう。
それでも期待はずれな用事だったせいか、かなり不機嫌になっている。
そんな感じで、皆あまり協力的ではなかった。
ドラキュラの存在を疑っていたと同時に、内心恐れてもいたからだろう。
「そいつは強いのか?」
「つまり、そいつを倒せば俺は名実ともに最強の男になるわけだ」
けれど、ただ一人、仲間のシロクロはやる気に満ち溢れていた。
けれども、さすがに俺とシロクロだけじゃ不安だった。
万全を期すなら全員の力が必要だ。
「みんなは不安じゃないのか? この町にドラキュラがいるかもしれないのに。その可能性を、大人たちは可能性とすら考えない。でも俺たちは違う!」
多少の無理を承知で、俺は勢いに任せて皆を説得する。
「夜になると、ヤツは目を覚まして血を追い求める。蚊にさされる方がマシだってくらい吸われるんだ。それは俺たちかもしれないし、俺たちの家族かもしれない」
不安を煽りながら、これは必要なことで、自分たちにしかできないことだと熱弁した。
「私、ドラキュラなんて信じてないけど、まあ確認するだけならいいかもね」
その甲斐もあり、皆も腹も括ったようだ。
俺たちは阿吽の呼吸で頷くと、おもむろに保育園のある方角へ走り出した。
話したい事が、たくさんある
自分という人間は雑な割には心配性で、空港に到着したはいいものの、本当に出発の日取りや場所を間違えていないか、まだ安心できない。
ベトナム航空302便。あった。
ひとまず安心だ。
しかし、自分のことではないとは言え、残念な情報も目に飛び込んできた。
共に最近災害に見舞われた地で、まだ爪痕が残っているのかもしれない。
ここは出発の場だが、全ての人が目的地にたどり着くことは出来ないみたいだ。
そう考えると、憧れの地にやって来られた自分は、幸運というより他ない。
ここで、タンソンニャット国際空港の名誉を回復しておこう。
初日に「石垣空港の様な質素さ」というなんだかどの方向にも角が立ちそうな言い方でターミナルを表現したが、それは到着側の旧ターミナルで、2016年に増築された出発便のターミナルは巨大で緩やかなアーチ構造を持つ、立派という表現がぴったりの建物だった。
3:00
心許なかったスマホとタブレットとレンタルwifiを充電できる電源を探り当て、しばらく充電するに任せていたが、同じ椅子に座り続けるのも疲れ、一旦充電を切り上げて、ターミナルを一回り。
突き当たると、おそらく工事業者が壁一面のガラスにシートを張っていた。
充電できる別の席に座って調べると、あの工事と関係あるかはわからないが、2025年を竣工目処に、ターミナルを新設する計画があるという。
この地を訪れ、また、この地から旅立つ人は、更に急激なカーブを描いて増えそうだ。
でも、たくさんの愛と希望が、その胸に似合う気がする。
4:15
シンとしていたタンソンニャット国際空港も俄かに賑やかになってくる。
フライト情報を確かめると、帰国便のチェックインは始まっていた。
椅子に座ってこの旅行記を書いていると、隣でゴージャスなお姉さんが電話で会話している。
中国語だ。
ちょっと不機嫌そう。
でも、きっと国に帰れば、土産話もたくさんあるだろう。
彼女は乗らないのかも知れないが、目当ての帰国便は成田行きなので、カウンターには続々と日本人がやって来る。
彼らもベトナムで見た何かを、大切な人たちに話すのだろう。
笑顔で話してくれるといいなと思う。
でも、みんなにたくさん、話したい事がある。
●各報告記事へのリンク(文字数制限があるようなので複数記事に分けてあります)
・「誤字脱字等報告 20160421[548]~20161004[612]」
・「誤字脱字等報告 20161013[617]~20170125[655] および総合更新履歴等」
・「誤字脱字等報告 20170131[656]~20170303[670]」
・「誤字脱字等報告 20170306[671]~完結、~SS-39、~ハンネ-7」(このエントリ)
・「誤字脱字等報告 20170713[ハンネ-8、SS-40]~ (更新中)」
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「ハンネ-7 音楽と疑問」
わたくしは何だが心がざわざわとして
→わたくしは何だか心がざわざわとして
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今更それを放り出せとは言わぬ。
→今更それを放り出せとは言えぬ。
この短時間にエルヴィーラ様がずいぶんとローゼマインに詳しくなり、
→この短時間にエルヴィーラ様がずいぶんとローゼマイン様に詳しくなり、
これほどまめに様子を見ていると思いませんでした
→これほどまめに様子を見ているとは思いませんでした
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「ハンネ-6 髪飾りが起こす波紋」
王族やお兄様はローゼマイン様に直接注文したのは特別なのです。
→王族やお兄様がローゼマイン様に直接注文したのは特別なのです。
ラザンタルクが何を妬ましく思っているのでしょうか。
→ラザンタルクは何を妬ましく思っているのでしょうか。
オルトヴィーンが髪飾りとヴィルフリート様とわたくしを見比べて、
→オルトヴィーン様が髪飾りとヴィルフリート様とわたくしを見比べて、
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「ハンネ-5 求婚者の言い分」
まさか講義中にこのような言葉を受けると考えていませんでした。
→まさか講義中にこのような言葉を受けるとは考えていませんでした。
ここで「恐れ入ります」以外に返すことができるでしょうか。
→ここで「恐れ入ります」以外の言葉を返すことができるでしょうか。
完全に順位を落とす数年間は
→完全に順位を落とすまでの数年間は
私にも色々なところで変化がありましから……。
→私にも色々なところで変化がありましたから……。
ディッターという言葉にハンネローレ様が少しだけ目を細めること……。
→ディッターという言葉にハンネローレ様が少しだけ眉を顰めること……。
他者に付け入れられる前に
→他者に付け入られる前に
同い年の婚約者がいることを考えれば、ヴィルフリートに貴女が嫁ぐ可能性が出てくるとは考えていませんでした。
→同い年の婚約者がいるという事情があったので、ヴィルフリートに貴女が嫁ぐ可能性が出てくるとは考えていませんでした。
興味は抑えられないような表情をしています。
→興味が抑えられないような表情をしています。
急に鼓動が早くなったのは、
→急に鼓動が速くなったのは、
……いえ、その前の「ディッターという言葉に目を細める」の辺りで……?
→……いえ、その前の「ディッターという言葉に眉を顰める」の辺りで……?
講義が終わると髪飾りを持ってきてくださるという話になっていました。
→講義が終わったら髪飾りを持ってきてくださるという話になっていました。
ハンネローレ様がフェルディナンド様の救助に挙力してくださったことを
→ハンネローレ様がフェルディナンド様の救助に助力してくださったことを
この髪飾りは貴族院でつけられる冬の貴色とわたくしの髪の色に映えるように
→この髪飾りは貴族院でつけられるように冬の貴色を使い、わたくしの髪の色に映えるように
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階級で分けられて親睦会が行われるため、交わされる噂話にも違いがあるため、
→階級で分けられて親睦会が行われており、交わされる噂話にも違いがあるため、
ダンケルフェルガーでは父親を始めとする親族から結婚の許可を得るために行うのが嫁盗りディッターです。
→ダンケルフェルガーで、父親を始めとする親族から結婚の許可を得るために行うのが嫁盗りディッターです。
ラザンタルクが軽く手を上げて、
→ラザンタルクが軽く手を挙げて、
他の方に声をかける時期を見計らうことが
→他の方に声をかける時機を見計らうことが
→他の方に声をかけるタイミングを見計らうことが
エーレンフェストで髪飾りの注文をしていた時に、図書館都市の構想について熱く語っていた時と同じ雰囲気です。
→エーレンフェストで髪飾りの注文をしていた際に、図書館都市の構想について熱く語っていた時と同じ雰囲気です。
最終学年の領主候補生コースはツェントであるエグランティーヌが担当しているそうです。
→最終学年の領主候補生コースはツェントであるエグランティーヌ様が担当しているそうです。
領主候補生コースは、本来ツェントが自分の後継者を育てるために行うことだそうだ
→領主候補生コースは、本来ツェントが自分の後継者を育てるために行うものだそうだ
次期アウブを新しいシュタープを得られる者達に、と耳にしたのですが……
→次期アウブを新しいシュタープを得られる者達に変更する、と耳にしたのですが……
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「ハンネ-3 進級式と親睦会」
自分の側近から側仕え見習いのアンドレア、文官見習いのルイトポルト、
実際に成長したローゼマインの姿を見ていない
→実際に成長したローゼマイン様の姿を見ていない
→自分で治めることもできないのに礎を得る可能性があるというのは
→自分で治めることができないにも拘わらず礎を得る可能性があるというのは
→自分で治めることもできない状態で礎を得る可能性があるというのは
ローゼマイン様がしっかりと領民の心をつかんでいることが伝わってきて
→ローゼマイン様がしっかりと学生達の心をつかんでいることが伝わってきて
→ローゼマイン様がしっかりと新領地の学生達の心をつかんでいることが伝わってきて
(間違ってはいないのですが「領民」というと平民等も含むイメージであり、
学生達の姿を見てそこまで範囲を広げることに個人的に少々違和感があったので)
ほわっと微笑んだジャンシアーヌが去ると、
→ほわっと微笑んだジャンシアーヌ様が去ると、
メルヒオール様は、とてもしっかりしていて神殿長職を務めているように見えました。
→メルヒオール様は、とてもしっかりしておられ、立派に神殿長職を務めているように見えました。
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もしかすると両方と本の貸し借りすることになるのでしょうか。
→もしかすると両方と本の貸し借りをすることになるのでしょうか。
→もしかすると両方と本を貸し借りすることになるのでしょうか。
ぜひ共にディッターを行いと思っていたのですが……
→ぜひ共にディッターを行いたいと思っていたのですが……
側近達もわたくしの不参加で予定を立てています
→側近達もわたくしは不参加ということで予定を立てています
わたくしは思わず避けたくなりました。
→わたくしは思わず目をそらしたくなりました。
領主候補生コースでの情報が得たいのに得られないことが悔しいようです。
→領主候補生コースでの情報を得たいのに得られないことが悔しいようです。
ディッター熱に浮かされている者達にひどい言葉のように
→ディッター熱に浮かされている者達に対してひどい言葉のように
ダンケルフェルガーで留まるように、とわたくしが
→ダンケルフェルガーに留まるように、とわたくしが
→今この場でコルドゥラの方へ振り返ってはならないという空気があります。
→今この場でコルドゥラの方へ振り返ってはならないという空気になっています。
確かに領主候補生同士の会話に許可なく割り込むのは非常識で無礼な行為だ。
→確かに領主候補生同士の会話に許可なく割り込むのは非常識で無礼な行為です。
二人は退こうとはせずにラオフェレーグの側近へと視線を向ける。
→二人は退こうとはせずにラオフェレーグの側近へと視線を向けました。
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「ハンネ-1 入寮」
先に罠を張って待っているくらいのことをしなければ、
→先に罠を張って待っているくらいのことをするならばともかく、
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→ローゼマインの虚弱さは秋の収穫祭の時と特に変わっていない。
初めて聞いたぞ。そのような評価。
→初めて聞いたぞ、そのような評価。
それを神殿者やダームエル達さえ
→それを神殿の者やダームエル達さえ
ヴェローニカ様の権勢が最も強くなった時期は本当に警戒心が強くて大変だった時代があるのだ。
→ヴェローニカ様の権勢が最も強くなった時期は本当に警戒心が強くて大変だったのだ。
奇妙な夜の話をユストクスは目を輝かせて喜んだ。
→奇妙な夜の話を聞き、ユストクスは目を輝かせて喜んだ。
→奇妙な夜の話を聞いたユストクスは目を輝かせて喜んだ。
何とか破れぬものか奮闘していた。
→何とか破れぬものかと奮闘していた。
私やフェルディナンド様も巻き込むな。
→私やフェルディナンド様を巻き込むな。
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「677 帰宅」
エーレンフェストよりずっと人が多いアーレンスバッハの神殿へ、
→エーレンフェストよりずっと人が多いアレキサンドリアの神殿へ、
おじさんが真剣な目が見据えているのは、
→おじさんの真剣な目が見据えているのは、
突っ込みたくなる呑気な声は
→ツッコミたくなる呑気な声は
「皆が気付いたのは明らかに君の声であろう」
→「皆が気付いたのは明らかに君の声のせいであろう」
フェルディナンド様の声が聞こえた方に驚いた。
→フェルディナンド様の声が聞こえたことに驚いた。
オレの後ろからきまずそうに顔を出した。
→オレの後ろから気まずそうに顔を出した。
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「676 家族に繋がる道」
主が二人ともアレキサンドリアに落ち着くとこになり、
→主が二人ともアレキサンドリアに落ち着くことになり、
ユストクスが鍵を開けて図書館へ入る。
→ユストクスに鍵を開けてもらい図書館へ入る。
→閉館時間
「任せくださいませ」
→「お任せくださいませ」
「この図書館には君にとって大事な物を入れるためには必要なのだ」
→「この図書館に君にとって大事な者を入れるためには必要なのだ」
(には→に 物→者)
気を遣わせるだ。
→気を遣わせるだろう。
→気を遣わせるだけだ。
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アウブ、領地名、色など
新しい産業を起こしてきました。
→新しい産業を興してきました。
ギーベの館に残された古い文献を写した者、
→ギーベの館に残された古い文献を写した物、
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「674 婚約式」
→やはり懸想していなければ婚約や結婚をしてはダメなのだろうか。
→やはり懸想していなければ婚約や結婚をしてはいけないのだろうか。
丁寧にわたしの魔石を箱に入ると、
→丁寧にわたしの魔石を箱に入れると、
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せっかく新しい図書館ができたのいうのに、
→せっかく新しい図書館ができたというのに、
ツェントが変わったこと、他領の貴族達への周知を容易にするために
→ツェントが変わったこともありますし、他領の貴族達への周知を容易にするために
トラオクヴァール様から下された王命はそれだけはございませんよね?
→トラオクヴァール様から下された王命はそれだけではございませんよね?
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「672 名捧げの石と婚約の魔石」
それをフェルディナンドと話をしたりすることが
→それをフェルディナンドと話したりすることが
養父様も早くアウブを告ぐことになって
→養父様も早くアウブを継ぐことになって
なかなかお戻りならないので
→なかなかお戻りにならないので
扉や窓をつけて置く必要がある。
→扉や窓をつけておく必要がある。
婚約式をしなくて困るのは
→婚約式をしないと困るのは
お守りをあげた時に「もらうことない」と喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿
→お守りをあげた時に「このようなものをもらうことはなかった」と喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿
→お守りをあげた時に、ひっそりと喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿
(444,445を読む限りでは喜びを明確に表に出すような感じではなかったようにも
読み取れるので、そこが少し気になりました)
ユストクスがこちらを見ながらニヤニヤと笑っている顔にパンチしたい。
→こちらを見ながらニヤニヤと笑っているユストクスの顔にパンチしたい。
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「671 記憶 その3」
頭が動かない今のわたし
→頭が働かない今のわたし
→今度こそはるか高みに続く階段を上がっていったのではないか、と
神々の御力の影響で魔力が通常状態になった時点で死んでいた。
→神々の御力の影響を残したまま魔力が完全回復してしまったら、その時点で死んでいた。
君の魔力が枯渇するや否や同調薬を飲ませ、
→君の魔力が枯渇してすぐに同調薬を飲ませ、
→心地良いをこえて痛いくらいになってきた。
わたしが「何ですか?」を聞き返すと、
→わたしが「何ですか?」と聞き返すと、
一連の戦いが終わった時には女神の御力で君の感情を不用意に揺らさないようにした方が
→一連の戦いが終わった時には女神の御力の問題が起き、君の感情を不用意に揺らさないようにした方が
→一連の戦いが終わった時には女神の御力の問題があり、君の感情を不用意に揺らさないようにした方が
エーレンフェストでいたままならば
→エーレンフェストにいたままならば
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アパホテルの例の本を考えてみる。
そのホテルにナチスのユダヤ人迫害はインチキだ陰謀だ的な本が備え付けてあったとして。
何を思うかといえば多分特に何も思わない。
帰国して土産話のついでに、泊まったホテルが変なホテルでさって笑い話にするくらい。
米国に行ってホテルに泊まってそこに本が備え付けてあったとする。
うん、腹は立つかもしれない。こんなホテル二度と来るかって思うかもしれない。
帰国して土産話のついでに、泊まったホテルがふざけたホテルでさって話すだろう。
けどその悪印象をそのまま米国全体に当てはめるかといえばしないだろう。
たぶんしないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。
まあ多少のイメージダウンはあるかもだけど、
いちホテルのことを国全体に敷衍する方が差別的だと思うのでそこは混同しない。
反対派は一度でも考えた事があるかね? 五輪という希望の光が生の道を照らすことを。
うちのばあちゃんはもう88歳で要介護老人なんだよ。毎日「死にたい。天国のじいちゃんの所へ行きたい。私には生きる気力も目的もない」って嘆いてた。でもよ? 東京五輪が決まった日、俺が朝起こしに行ってオリンピックが来ることを伝えた瞬間、ぱーっと笑顔になって、立ち上がったんだよ。
ばあちゃんの笑顔は何年ぶりだろう? 立ち上がったばあちゃんは、じいちゃんの仏壇へ行って、「東京五輪の土産話をそっちに持って行かないといけないから、もう少しそっちに行くのは待っててちょうーだい」って。
俺は泣きそうになった。ばあちゃんはじいちゃんと前の東京五輪を一緒に見てるんだよ。じいちゃんが病院で伏せている時、いつもその話をしてた。「もうあんな経験味わえないだろうね」って。それがまたこんなチャンスに巡り会えるなんて。
医学的にはどうか知らないけど、俺はばあちゃんはもう大丈夫、後7年は生きるって確信した。
五輪がもし来なかったらばあちゃんは死んでだろうね。そして、他にもこんな例日本にはたくさんあると思うよ?
もちろん、開催地に選ばれなかった国にもそういう人達がいて、逆に寿命が縮んでしまった例だってあると思う。
でも、俺はただ嬉しい。ばあちゃんが笑顔になってくれたことが。
明日で4ヶ月、もう妊娠中期になると喜んでいたその日だったね。
今でもあなたが産まれて来れなかったことは残念だけど、
お母さんもお父さんもお姉ちゃんも、あなたがお腹に来てくれたおかげで本当に本当に幸せだったよ。
前向きに生きることの大切さ、そして、ごく少数の人にしか起こらないことも自分に起こるかもしれないこと。
そうそう、お姉ちゃんに、お母さんが妊娠したと教えてあげたのはあなたでしょ?
お父さんもお母さんも、まだはっきりとはしてないんだからとお姉ちゃんには内緒にしてたのに、
急に「赤ちゃん生まれるの?」なんて言われて驚いたんだよ。
お姉ちゃんは、あなたのときと同じように、あなたの妹の誕生を本当に楽しみにしてくれてるんだ。
切迫早産になったりもしたけど、正産期までよく守ってくれたね。
お父さんとお母さんとお姉ちゃんとあなたの妹と、必ず幸せに生きていくね。
精一杯、あなたに恥じることのない生き方をしたら、楽しい土産話をいっぱい持ってそっちへ行くから、
だからその日まで見守っていてね。
大好きです。
ずっとずっと、あなたはお母さんの宝物です。
お母さんより