はてなキーワード: 放屁とは
昔から屁が出やすい体質だった。持ち前の腸内環境で幸いなことに無臭であったので、ところ構わずスースーと済ませていた。
試験中の教室でも、緊迫した会議室でも、ソファで恋人と睦み合っているときでさえ、顔色ひとつ変えずに放屁してきた。
それがどうだ。
35歳を越え、40の峠が見えはじめた頃から、括約筋の拡張機能が肛門まわりの弛んだ皮膚に負け、プペー…と情けない音が出るようになった。
どんなに慎重にゆっくりと確実に無音にしようとしても、40年弱使い込んだ肛門はもう元には戻らない。ハリをなくした肛門の皮膚が振動するのを止められない。
こんなことになるとは思わなかった。ずっとすかしっぺをして生きていくのだと思っていた。父があぐらをかいてプーっと甲高い音を響かせるたび、子供たちを笑わせるためにわざと大きな音を出しているのだと思っていた。間違っていた。あれは老化の音だったのだ。
もう戻れないのか。あの、スゥッ…と、肛門でため息をつくようなあれは、もう二度とできないのか。
今日は忘年会だった。さんざん飲み食いした後の屁は尋常ではなく臭い。
ベットに横たわり布団の中で放屁。耐え難く臭い。これはひどい。
江戸時代には、高貴な家柄の女性には屁負比丘尼というお付きがいて、主人の放屁の咎を一身に受けたという。さらに遡れば放屁をごまかすために犬を連れ回る文化もあったとか。いざというとき放屁を犬のせいにするためだ。
そんな太古の昔からある大問題の割には放屁に関する問題解決に真剣に取り組んでいるという話はついぞ聞かない。明らかに莫大な需要があるのに、放屁を解決する筋の良いソリューションは聞いた試しがない。
小型で尻に沿って設置でき、放屁の音をかき消し、その臭気を瞬時に除却し外部へ影響を防ぐ画期的なデバイスの発売が待たれる。この領域にこそイノベーションが求められているのだ。起業家は何をやっているのか。
難しいお客さんとの会議が続いた後で、ものすごく疲れていた。寒かったし、何か暖かくて辛い物を食べて温まりたかった。というよりは、精神的に疲れ切っていたので、何か刺激のあるものを食べて自分を元気づけたかった。
本当は火鍋が食べたかったんだけど、一緒に食べに行く相手もいないので、気になっていた、中国系のラーメン屋に入った。
この店は肉みそニララーメンというのがあって、火鍋みたいな中華系のスープにニラたっぷりのラーメンで、上に赤くて辛い味噌が載ってる。
案の定、すごく好みの味で、一気にすすりこんで食べた。
ふとカウンターを見ると、瓶の中にフライドガーリックが詰めて置いてある。
これをこのスパイシーなスープにたくさん放り込んで食べたらどうなるんだろう。
この想像に逆らうことはできなかった。どうしても。
それで、スプーンに4杯も5杯も、スープの中にひたすら注ぎ込んだ。
想像通り、半端なくコクのある味になって、スープもニンニクもいっしょに、一気にすすりこんだ。
止まらない。
最後の方になると、どんぶりの底の方に、スープですっかりシャキシャキに戻ったニンニクが固まっている。
たまらず掻き込んだ。
本当に満足して、帰宅して、床についた。
そして翌日。
目が覚めて、布団の中で放屁した。
咳き込んだ。
臭すぎる。
なんなんだこの刺激は。
皮膚の毛穴の一つ一つからニンニクの臭いが漏れてるんじゃないかと思って、今日はびくびくしながら一日過ごした。
丸一日たったのに、ニンニク臭の濃度が何一つ変わっていない。
たまらなく臭いんだけど、あまりにもニンニク臭の純度が高すぎて、自分で自分の屁の臭いをかぐことをまた期待してしまう。
こんなことを知られたら嫁に行けない。
でも期待してしまう。
昨日は6時に起きて、お腹が空いたので干し芋を5枚ぐらい食べた。
お昼はカツカレー。
お腹いっぱいで眠くなってきたなあ、というところでやけに下っ腹が苦しくパンパンしていることに気がつく。
身動きがとれず、どんな体勢をしても辛いのだ。
寝不足のせいで身体が軋んでるんだな、ぐらいに思っていたけど会社帰りになる頃にはパンパンになったお腹を起点によたよたがに股で左右に揺れながら歩くしかなかった。
昼ごはんに食べたカツカレー、量多かったかしら、なんて思いつつ徐々に膨らんで苦しくなるお腹に子泣き爺のことを思い出した。おんぶするとどんどん重たくなってく妖怪ね。
家に着くと眠たくて仕方なくて布団に寝転がった。
あ、なんかお腹の中でガスが動いてる気がする。
あんな苦しい思いするとは思わなかった。
前置きとして、この話に出てくる男性には個人的に嫌悪があるため口汚い物言いになってしまうことをお断りしておく。
その際弱者男性全体への批判のような物言いになることがあると思うが、主語のすり替えであることは筆者も重々承知している。
前もって謝っておくね、ごめんなさい。
できるだけ公正な視点で書く努力はするものの個人的な体験であるためどうしてもそういう部分は出てくるだろうから余りこの手のネタが好きじゃない人は閉じてほしい。
インターネットで良く目にする弱者男性と付き合ったことがある。
アラフォーで、年収は200万円前後で、実家暮らしで、スーツの上からでも分かるほど腹がぽっこりしていて、顔は骨格もパーツも皮膚も良くない。
何故そんなのと付き合ったのかというと、告白された時にお断りを理解してもらえなかったからだ。
「俺たち付き合う?」と聞かれた時にはっきりと「付き合わない」とお断り申し上げた。申しあげたのだ。
けれどこの男性(以降Aとする)は粘り強かった。
間髪いれずに「どうして?」と聞いてきたのだ。私も間髪いれずに「付き合いたくないから」と説明した。
そうすると今度は光の速さで「なんで?」と聞いてきた。なんでもクソもない。私も光の速さでなにかしらの説明をした。勿論お断りの方向で。
これを何回も繰り返し、あっこれは頭のヤバいやつだナ。と思った私は渋々了承した。してしまったのだ。
Twitterに生息しているAという男は私が食事をしたことを写真付きであげるとそれをRTして、その後にその店のURLを晒し、最後に「8000円のランチ。増田嬢の優雅な昼下がり」などと呟いて、それをエスプリ満載なコミュニケーションの一つだと勘違いしているような人間だからである。
それならば付き合わなければいいのに、前述の通り断っても理解しないヤバさと弱者男性への哀れみがそうさせてしまった。死ね。
無事私の了承を取り付けたAは嬉しそうに「じゃあ、よろしくのチュウ」と言って顔を近付けてきた。
女性への接触に慣れていない人間特有の「触るぞ触るぞ触るぞ」の興奮が隠しきれない鼻息の荒さで。こええよ。
早速後悔が押し寄せてきたけれど女に二言はないのだから、私は「じゃあ、よろしくのチュウ」とやらを受けた。死にたい。
機嫌の良くなったAは「オフ会であった○○ちゃんの方が君より顔はいいけど性格が嫌い。人に色々質問してくるから。男子校ですか?って聞くとか失礼だよね」や「君を紹介したら結婚詐欺だって疑われるだろうな」と嬉しそうに話していた。
○○ちゃんというのは私が大好きな女の子で、それを初っ端くさすのはどうかと思ったが、彼は哀れな男なのだと思って我慢した。後者の発言も大概である。
次にAがやり始めたのは、私の家で私の大切なものを触ることだった。
より個人に近しいもの、例えばぬいぐるみなんかをベタベタと触って「よろしく」と話しかけるのだ。なんとも言えないマーキングのような気配を感じて私は止めた。
それ以降、毎週末、それから祝日の度にAは来るようになった。曰く「どうせ俺は短い間に振られるからそれまで思い出を作りたい」からとのこと。
余談だが私はその時病気のため長期療養中でできるだけゆっくりしたかった。
これによって我が家の食費は三倍に、光熱費は二倍に膨れ上がった。
一度すき焼き鍋が食べたいと言ったAにすき焼き鍋をはじめとして五品くらいの料理を出したところそれぞれ二人分作っていたのに全て食べられたことがある。
余りのことに唖然としたが本人は「お皿分けてないからわからなかったよ。コンビニでなにか買ってきてあげようか?」と何故か気の利く彼氏のような口ぶりで可愛くすねてみせる。繰り返すが、Aはお顔の見苦しいアラフォーのおっさんである。
末っ子長男という立場の実家でなら和やかなエピソードにもなろうが、二十代半ばの私ではアラフォーの末っ子長男を甘やかすことはできない。舌を噛み切りたい。
このように自分が食べるものには無頓着で、常備菜も断りなく勝手に持ち出して食べてしまうAだったが、金銭感覚とやらには人一倍敏感だった。
ある日突然「君の家の冷凍庫にはステーキ肉があるでしょ?あんなのうちの実家にはないよ。贅沢なんだって分かってる?」と責められた。
私はAが我が家の冷凍庫をあけたことなんて知らない。なによりなぜ私が家賃を払っている家で私の払っている電気代で私の食費の範囲内で存在しているステーキ肉を贅沢と言われなければならないのか困惑した。
なんでだろう。ただの業務用スーパーの肉なのに。海外産なのに。
こういうことはままあった。
私の家の別室にいつの間に入ったのか、私の服が殆どUNIQLOであることに対して言及する。同じ口で、私の服装はハイブランドっぽいから他人に威圧感を与えるとあてこすられる。
自分で家探しして、UNIQLOであることを把握しているのに。
肌の手入れをしている時、家の掃除をしている時(余談だがAは私が洗濯物を干している方向に向かって寝そべった姿勢で放屁したことが何度かある)とにかくことあるごとに
・それは文化資本の高い裕福な家庭で育ったから身についたことだ
・そういうのは人に威圧感を与える
という趣旨であてこすってきた。一見褒め言葉とも思えるが、その時のAの表情は「世間知らずの小娘に、弱者として様々な荒波に揉まれてきた俺がものの道理を教えてやる」という優越感に歪んでいた。
これが、毎週末起こればどうなるか。
病気療養中でただでさえ体力が落ちていた私はメニエール病になった。病気のお代わりである。
実家で未だ末っ子長男の立場にいるアラフォーが呼んでもいないのに毎週末入り浸り、どんどん荷物を運び入れてくる、ついでにジンギスカンのタレ(私の住んでいる土地は北海道ではない)や生姜湯のタレやカフェオレのタレや実家にあった食べかけのスプレッドなどをお土産としてドヤ顔で押し付けてくる。
金銭感覚の狂っているところと金を持っているような見た目だけがたまに傷で、そこは俺が矯正してやらないとな。
俺が結婚してやるから、婿に入れて跡継ぎのパパにさせてね。お家のことは任せてくれていいよ。
無理だった。哀れに思って物乞いに施しを与えるつもりで付き合っていたけれど、風俗嬢とキャバクラ嬢と家政婦とママと財布のハイブリッドにはなれない。
金銭感覚が狂ってるのはあんただ。他人の家で好き勝手食い散らかして、風呂も毎日溜めて、家事も食事の世話もしてもらって当たり前と思ってるけど年収200万円でそんな生活はできないんだよ。
実家暮らしでそれが当然になってしまってるお前の金銭感覚の方が狂ってるんだ!
そう言いたいのを飲み込んで私は「うちに置いてる荷物を持って帰ってね」と通告した。泣いてたけど知らない。
禅問答のような告白劇からわずか一ヶ月半のことだったが、色々と我慢の限界だった。
うちに持ち込んだ荷物は手提げ二袋に詰めてもまだ残っていたので、私が大きい段ボールに詰めて送った。
私に了承を得ていない様々なところに荷物を置いていたので探し出すのに苦労した。
別れた後もオフ会した女の子の品評が送られてくるなどした。「焼肉奢ってやる価値なんてなかった」「デブだった」「立ち居振る舞いに品がなかった」「増田がどれだけ素晴らしいか分かった」
うるさい、死ね。腹がぽっこりしてるアラフォーのおっさんが女子大生に向かってなにを偉そうに。その子が可哀想だ。
またまたその後便箋七枚ほどに及ぶ懺悔の手紙が送られてきた。字があまりにも汚かったので、読めたところだけを要約すると
「コンプレックスに苛まれていろいろとしたことを反省します。プライドが邪魔をしてしまったんだ。だって俺は稼げないし」
稼ぎがどうこうじゃなく人間性の問題であることを理解できないのが哀れだと思ったが。
後日談として、
その後Aは自分のコンプレックスを払拭するためか親にいれている金を免除してもらって株式投資をはじめ、順調に年収分くらいの損失を出しているらしい。
異性として見られる魅力もなく、自信となる稼ぎもなく、実家暮らしで萎えた自立心と金銭感覚、末っ子長男扱いと狭い人間関係で肥大しきった自己評価
彼の不幸の全てが弱者男性という社会問題のせいとは言わないけれど、でも私は二度とその手の男性に近づかないだろう。
たとえ差別と言われても、この記事に書いた奇行、書ききれなかったその他の様々なコンプレックス由来の奇行どちらも私を頑なにするには充分だった。
社会人になってからいわゆるハイスペ男とばかり付き合ってきたババアですがいい加減疲れた。
高収入、高学歴、イケメンもしくは高身長。初めは狙って付き合ってきたけど、後半はそこはあえて見ずに向こうからよってきた場合だけ付き合ってきた。が、実はハイスペだった上に総じてモラハラ・自己愛にまみれた男が多すぎて本当に疲れた。
女だってカス多いじゃんというあたりまえのことは一旦置いといて。
初めはレディファースト精神もりもりで、世間一般の所謂ダメ男は男としてNO!って言うのに、心根がもう女を見下してる人大杉。そりゃ顔が良くて金持ってるから、女になんて微塵も苦労しないし、女なんて電球に群がる蛾にしか見えなくなるのかもしれないが。蛾。
女は浮気しても知らんぷりしていてくれて、金の使い道には賛同し、予定は全て俺に合わせて、365日24時間美しくあれ、屁したら殺す。みたいな。
いや浮気したら怒るし、私にも予定あるし、人間だから放屁ぐらいしますよ。目の前じゃしないけど。
あまりにもショッキング過ぎたので書かせてほしい。匿名じゃないと残せない。
十年以上前に風邪の時に下痢でやらかしたことはあるが、今回はそんな言い訳が通用しない。
まず、私は元々は便秘気味で、3,4日出ないのは当たり前だった。出る時もそこそこの硬さを保ったブツが出てくるのだ。別に腹が張るとか辛いわけでもなかったし、精々将来痔が心配なだけであり、生まれ持っての性質だと思っていたため特に恒常的な対策は取っていなかった。
それがここ最近、ダイエットの一環として食生活を見直して体にいいとされているものを片っ端から取り込んでいった。そのせいか長くても2日あれば出てくるようになった。
しかもこれまで体験したことない柔らかさで、狭い出口を無理矢理押し広げるような硬いブツでは無い。柔らかく出口を傷つけずに優しく通過する、しかし最低限の形は保ったままのブツが出てくるようになったのだ。
非常に喜ばしいことだが、これが今回災いした。
先に書いた通り、今まではある程度硬さを保っていたため便意ギリギリまで我慢しても出口から出ることはなかった。あったとしても、その硬さ故に出口を塞ぐことになってほんの先端だけ出るだけだった。
今回のブツは予想以上に柔らかかった。
便意が来た時点でトイレに行けばいいものを、癖でギリギリまで我慢していた。我慢しても出ないとタカをくくっていたが、その柔らかさ故、便意と共にやってきた放屁の衝撃により意図せず出口から噴出されることとなった。
尻に広がる違和感。冷たく重さを感じる臀部。そして決壊寸前だと言わんばかりに急に鳴り出す腹。
急いでトイレに駆け込んだが時すでに遅し、そこには柔らかで健康な色をした例のブツが鎮座し、パンツを茶色に染め上げていた。ついでに私は絶望に染まった。
不幸中の幸いで、下痢のような水っぽいものではなくある程度硬さを保っていたことから広範囲に広がることもなく、被害は下着のみだった。
とりあえず固形物を拭き取ったがこれはもう駄目である。この下着は廃棄せざるを得ない。
ここでもう一つの問題として、今私はスカートであること、そして換えの下着を持っていないことである。ノーパンで午後を過ごすのは正直気が引けるというかノーパンスカートとかどんなエロ漫画の世界だよ。
仕方ないので、今現在進行形で持っていた生理用品を漏らしたヶ所の裏表に貼り直接触れないようにしている。
臭いに関しては、幸い今日は事務所に誰か来る予定も無く、私一人だけのはずだ。とりあえず、窓を全開にすることで誤魔化すつもりである。