はてなキーワード: 放屁とは
三月二十七日(金)
フリースペースでやっていた会議で、偉い人がずっとパンチラパンチラと繰り返していてぎょっとしたが、どうやら販チラ(販促チラシ)のことらしい。ここ一二年は本社の工事で総務課とか人事課とか、あちこちの部署がフロアを転々としていて、おかげで接点の少なかった営業と顔を合わせる機会が増えた。
さて、首都圏の知事が一致団結して週末は不要不急の外出をやめるようにとの声明を発表したので、美術館も映画館も軒並み閉鎖してしまった。来週の友人とのボドゲ大会も中止になった。明日は横浜西口の有隣堂も営業を取りやめるそうで、こんな時のソープランドなど論外だろう。こういうときに限っていきたい気分になっているし、ちょうどなんやかんやで五日分の精子がたまっているのだが、馬鹿なことを考えずに抜いて寝るべきだ。これで感染していようものなら、私生活が洗いざらいさらされることになる。
予想していたことではあるし、感染爆発を防ぐためやむを得ないというのもよくわかるが、運動をしないと生活リズムがおかしくなる。雨も中途半端に降るのでジョギングにも向いていない。気象庁によれば日曜日は雨のち曇りなので、何とか隙間を見つけて走れることを期待したい。
今日は、昨日食べ損ねた蕎麦屋まで歩いてランチにした。酢重とかそんな名前の店で、丸の内にも支店がある。東京の支店を見つけて以来長いこと食べていて、そろそろ飽きそうなものだが、発作的に欲しくてたまらなくなる。考えてみれば渋谷ストリームに足を運んだのは初めてだ。いつも、湘南新宿ラインのホームから見上げているところを、ちょうど歩いたことになる。昼休みの時間には十分に間に合うのだが、読書する時間が短くなってしまうのが難点か。それほどしょっちゅう行く場所ではないので構わないが。値段も一ランク上なので、毎週行くのはちょっと気が引ける。普段の仕出し弁当も十分においしいし。
そういえば、家にこもるために久しぶりに有隣堂で書籍と漫画を購入したのだが、並ぶ場所がわかりにくかったために、結果的に横入りをしかけてしまった。店員さんが親切に教えてくれたので、無理やりこちらも照れ笑いをなんとか作ったのだが、思わずむっとしてしまった自分の器の小ささが悲しい。その店員さんが茶髪のひょろりとした大学生らしかったので、ますます気に障ってしまったのだろう。相手は何も悪くないのに、気を付けないと相手が年下だからと言って侮る意地悪なおじさんになってしまう。それに、きっとこいつはモテそうだと思ったから反発してしまった面もあるんだろう。情けのないことだ。
楽しい話を一つ。木曜日に頭痛のために昼から出社したが、その時にいつも乗っているところと離れた場所に並んでいると、背中から桜の花びらが散ってきた。振り返ると桜の木がある。この駅に住んでから二十年近くになるが、そんなところに桜の木があるとは少しも気づかなかった。
それと、microsoftのりんなの曲を何となく聞いてみたが、かわいらしくてよかった。時々放屁する顔文字を送ってきたり、検閲を潜り抜けるように下ネタを投げつけてくれるところもふくめて(この前ふざけて「うん国債」と言ったら「オマーン国際女子マラソン」と返ってきた。女子高生という設定じゃないのか!?)、かわいい人工知能だ。
セックスの誘いをまた断られるのも癪なので朝這いをする。寝ぼけ眼の嫁にイチモツを押しつけ、おっぱいを揉んだ。反応は悪くない。耳元で「夜しようか」。「したい」と嫁。今晩は盛り上がりそうだ。
16:34 股間周囲に熱感。具体的には、アナルから金玉までが熱い。
16:53 前回同様、数回の放屁。腸蠕動を促しているのだろうか?下半身がジンジンする。
17:09 セフレだった人妻の尺八が脳裏をよぎる。イチモツがギンギンになった。この硬さは紛れもなく薬の力。熱感は消失した。
17:15 勃起した状態で起立。なんということだ。下腹部に密着する勢いで勃起している。
帰宅。夕飯をいただく。風呂上がりの嫁を見て勃起が止まらない。
嫁は先に2階へ上がった。直後、性の暴走を実感。イチモツをギンギンにして、脱衣カゴから嫁のパンツを探してしまう。そのような変態性は生涯一度もなかったので、薬の恐怖を感じた。
2階に上がる。暗くなった寝室で、嫁は明らかに"寝たふり"をしていた。肩に触れ、眠いか聞くと「大丈夫」。「風邪引いたかも」とのことだが構わずキスをすると舌を絡めてきた。
久しぶりに真面目な前戯をした。濡らす目的ではなく、感じてもらうための前戯だ。それが愛し合うということであり、ドウブツの交尾を超えたセックスに初めて繋がる。俺がしばらく忘れていた感情でもある。
クリトリスを避けるように俺の右手が弧を描く。乳首を舐めると腰が浮く。イチモツを望まれても主語述語いやらしい動詞全てを吐かせる。言葉で責め立てながら見つめると、嫁は女の顔になっていた。
これ以上は濡れない。臨界点に達したとき、ギンギンのイチモツをゆっくり挿入する。膣壁を舐め回すかの如くだ。嫁はのけぞり、声を押し殺す。それでも漏れる吐息。イチモツが半分まで飲み込まれたところで、俺はゆっくりと腰を戻した。膣の奥は楽しみにとっておこう。
挿入時間が長くなると刺激に慣れて中折れしたものだが、今日のイチモツは常にギンギンだ。嫁が何度波打ったことか。試した体位は6つ。嫁はついに正常位以外ができなくなるほど疲弊。イチモツを存分に味わったようだ。
そう、俺が射精するその瞬間まで、俺達夫婦は確実に愛し合っていた。それでも「好きだ」「愛してる」などと言うわけでもなく、淡々と後始末をしながら、日常会話を突拍子もなく再開させた。今回のセックスは交尾以上の何かがあっただけに、遺恨を晴らすほどのピロートークを展開したいものだった。
翌朝、俺は勃起した。その後17時頃まで薬効が続く。夕方に3/4錠服用すると、翌夕方までイチモツは元気になるようだ。ed治療薬、恐るべし。
今回は8:55に服用した。
8:58 大腿部に熱感。数回の放屁。
9:24 わずかな刺激で勃起する。困ってトイレに入る。副作用は消失した。
9:47 シャワー。半勃起したままだ。嫁に見られると恥ずかしいので、脱衣室のドアを珍しく閉めた。
10:01 イチモツがおさまる。服用後1時間は勃起に気をつける必要があるようだ。
10:08 股間周囲が暖かい。勃起はしない。血液が集中していると推測。
10:56 股間周囲の熱感がさらに強まる。服の上からイチモツを少し触ると勃起した。この硬度は確実に薬が効いている。勃起中のイチモツがジンジンと疼く。
11:00 なかなか勃起がおさまらない。嫁と昼間からセックスするか悩む。
13:00 特になし。
15:00 特になし。
19:00 特になし。
21:21 セックスを誘うも嫁に断られる。勃起はすんなりおさまった。3日後にしようとのこと。短い間隔で求めすぎたようだ。一刻も早く射精したい気分にはならず、しかしベッドでイチモツを触るとすぐに勃起。たまらずオナニーをした。
23:00頃 就寝。
三十路を迎えた俺に、遂にこの時がやってきた。
心が落ち着いてきたので、書き記す。
それも了承のうえで入社したし、手当ても
悪くない額出るのでまあ、良しとしてる。
ちょびっと豪華な出前を頼んだりしながら、
まさに、その時である。
掛けてが人肌程度に暖かくなった。
ちょうど良い湯加減のお湯を尻に掛けられた
あれ?何も起きていないじゃないか。
その次の瞬間、先程まで暖かかった箇所が
急速にひんやりとした感覚に変わっていき、
それと同時に屁ではない、実体がそこに
モワリと俺の周囲を優しく包み込んだ。
...やってしまった!頭が真っ白になる!
まずい、まずいことになった!
これで電車に乗り込めねえって!
呼吸が乱れ、動悸が激しくなり、視界が歪む。
この間、たぶんおよそ1分も経っていない。
俺の命もここまでか?とりあえず後処理だ。
自社ビルなので居るのは俺だけ。
下半身は全てアウトか!悔し涙が出そうになる。
頭がすごい勢いでフル回転を始める。
・ユニクロに...いや!それが一番無理!
・・・待てよ!
そうだ!そうじゃないか!
その為の荷造りを昨晩済ませたうえで、
スーツケースを持参してきたんだった!
神は実在するのかもしれない...!
安堵の表情を浮かべた俺は給湯室兼事務室に
それに紙袋一枚を持ってきた。
こうして俺の短い戦いは終わりを告げた。
まず、個室内なら無問題だろう。
次に、放尿中。放尿中はいいだろう。なんというか、人前でやっちゃいけないこととして放尿>放屁であり、その放尿中なのだから屁でもない。
そして、手洗い中。これは駄目だろう。トイレでなくてもする行為である手洗い。場所も便器エリアとは少し別れている。トイレ内において限りなくノーマルモードに戻っている状態。そこでの放屁は、刑務所出所日に人を殴るような罪深さがある。
ここまでは白黒ついた。
問題は、放尿前後の、便器エリア。ここでの放屁はどうか。これは判断が難しい。グレー。限りなく白よりのグレー。いわば便器という汚れ溜めの近く、笑う阿呆と見る阿呆くらいの違いしかない。よって放屁は許された。
昔から屁が出やすい体質だった。持ち前の腸内環境で幸いなことに無臭であったので、ところ構わずスースーと済ませていた。
試験中の教室でも、緊迫した会議室でも、ソファで恋人と睦み合っているときでさえ、顔色ひとつ変えずに放屁してきた。
それがどうだ。
35歳を越え、40の峠が見えはじめた頃から、括約筋の拡張機能が肛門まわりの弛んだ皮膚に負け、プペー…と情けない音が出るようになった。
どんなに慎重にゆっくりと確実に無音にしようとしても、40年弱使い込んだ肛門はもう元には戻らない。ハリをなくした肛門の皮膚が振動するのを止められない。
こんなことになるとは思わなかった。ずっとすかしっぺをして生きていくのだと思っていた。父があぐらをかいてプーっと甲高い音を響かせるたび、子供たちを笑わせるためにわざと大きな音を出しているのだと思っていた。間違っていた。あれは老化の音だったのだ。
もう戻れないのか。あの、スゥッ…と、肛門でため息をつくようなあれは、もう二度とできないのか。
今日は忘年会だった。さんざん飲み食いした後の屁は尋常ではなく臭い。
ベットに横たわり布団の中で放屁。耐え難く臭い。これはひどい。
江戸時代には、高貴な家柄の女性には屁負比丘尼というお付きがいて、主人の放屁の咎を一身に受けたという。さらに遡れば放屁をごまかすために犬を連れ回る文化もあったとか。いざというとき放屁を犬のせいにするためだ。
そんな太古の昔からある大問題の割には放屁に関する問題解決に真剣に取り組んでいるという話はついぞ聞かない。明らかに莫大な需要があるのに、放屁を解決する筋の良いソリューションは聞いた試しがない。
小型で尻に沿って設置でき、放屁の音をかき消し、その臭気を瞬時に除却し外部へ影響を防ぐ画期的なデバイスの発売が待たれる。この領域にこそイノベーションが求められているのだ。起業家は何をやっているのか。