「森見登美彦」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 森見登美彦とは

2014-08-22

小説を貸すことになりましたが

私が村上龍が好きと言うと、限りなく透明に近いブルーって題名に惹かれたけど買わなかったんだ。だから貸してほしいと。

全然全然しますけど

ドラッグとかセックスとかそんなやつだよ???知らないから???

普段はか森見登美彦とか読んでるっぽいんだけど

貸すのに緊張する

ああ17歳…。

2014-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20140614213331

ああ、これわかるわ。

心葉くんなんか、最初はアホじゃない森見登美彦もしくは怒ってない八木剛士みたいなダメ人間キャラだと思ってたのに、気づいたら愁いを帯びた文学青年で下級生にモテモテみたいになってたし。なんじゃそりゃ。全然ダメじゃないじゃん。

あい過去があってヤンデレツンデレに好かれる。これは別にいい。こういう現在があって文学少女に好かれる。これもまあいい。でもそこから先はかなり無理があるでしょ。

この辺が野村美月が一般小説に行かないポイントなのかも。

2014-04-22

一般小説ラノベ化とラノベの先鋭化

ここ10年、もしかしたら5年くらいの傾向として、一般小説ライトノベル化がある。

ライトノベル作家が一般小説に進出するという形で始まり、気づいたらかつてはラノベとして扱われていたような作品が一般小説として出版されるようになる。米澤穂信有川浩冲方丁桜庭一樹などがここに当たる。今では彼らもラノベ作家とはみなされないだろう。そして次第に、かつてはライトノベルとして出てきたような作品最初から一般小説として出るようになる。似鳥鶏仁木英之森見登美彦機本伸司あたりは、世が世ならラノベ作家としてキャリアスタートしていただろう。一般文芸から出た作家ライトノベル的な作品を、表紙がアニメ絵だったりキャラの立て方がライトノベル風だったりする作品を、文庫という形で出すことも増えてきた。

それと同時に、ライトノベル定義される作品群は次第に先鋭化し、表紙はより萌え萌えになり、話はより典型をなぞるようになり、お約束化は進行していった。いわゆるコテコテラノベというヤツだ。邪気眼で、中二病で、萌え萌えで、中身があまりないやつだ。

結果として、一般小説ライトノベルの一部を取り込み、「ライトノベル」の定義が狭まったのだ。かつてはライトノベルだった作品群が今ではライトノベルではない。そして、今ライトノベルと呼ばれる作品群の『ラノベ濃度』はますます高まっていく。

そういう状況を加味して、どこをさして「ラノベ」と言っているのかはっきりさせないと、議論のしようがない。

ラノベしか読まない?他の小説は読む?それは何故?どこに魅力を感じている?

上記のような境界領域作品を好んで読みます。今のラノベ全然熱心に追ってない。

ラノベファンはラノベを一般娯楽小説定義付けのために一般と称しているだけ)と同じだと思っている?

「今のラノベ」は別物が多いけど、全てが別物じゃない。一般小説境界を含む)で通用するような作品は今でも存在する。

ラノベで、パロディ要素が殆どを占めるようなものはどう思っている?

知らん。面白ければオッケー。

ラノベは何故ジャンル分けされない?ライトノベルという呼称は既に不要ではないか?

今のラノベを分離するには必要定義なのでは。

http://anond.hatelabo.jp/20140420200750

2014-04-13

本屋大賞決定。そして私は書店員を辞めました

今年の本屋大賞が決定しました。ググって見るのもめんどくさい人がいると思うんで以下ラインナップ。

1 『村上海賊の娘和田竜

2 『昨夜のカレー、明日のパン木皿泉

3 『島はぼくらと辻村深月

4 『さようなら、オレンジ岩城けい

5 『とっぴんぱらりの風太郎万城目学

6 『教場』長岡弘樹

7 『ランチのアッコちゃん』袖木麻子

8 『想像ラジオいとうせいこう

9 『聖なる怠け者の冒険森見登美彦

10 『去年の冬、君と別れ』中村文則

で何が言いたいかって、書店員か、もしくはある程度書店に行く人が見ればわかるんだけど、これもう売れてるんですよ。

出版社がわざわざ「○万部突破!!」の絶賛ポスター持参で来るくらい売れてるんです。

本部からPOPバンバン来てるわけです。これこれこう平積みにどうこう。で売れるわけです。ランキング棚にも乗るわけです。もっと売れます

どれもこれも書店員常連客も平積み見て「ああまたこれか」って思うくらいにはげんなりしてる本なんですよ。全部。

全国書店員が選んだ売りたい本を選ぶ賞だと思ってたんですけど、みなさん時間がないのかやる気がないのか知りませんけど、

ランキングから適当に引っ張ってきた結果がこれなんでしょうね。

店舗の今年度売上ベストからボカロP系のラノベ抜いたらこランキングと完全一致したときは笑っちゃいましたよ。

書店員5年目、ああこんな賞もできたんだなーと、一縷の望みをかけてマイナー作家の佳作・良作にぺしぺし票を入れてた私が馬鹿みたいじゃないですか。

所詮ただの物売りです(でした)けど、受賞会見してる作家の周りでニタニタ笑ってる書店員のみなさんは、私とは全く違う生き物なんだろうなあと思いました。

作家様とお近づきになれてよかったですね。これからも帯に具にもつかない泣きました(;;)コメントでも書き連ね続けてください。

あの帯が未だに効果あるとか思ってる編集者さん、営業の方がいたらこれだけはお伝えしたいんですけど、店側としても客側としてもあれは大変不愉快です

困ります

明日からAmazonバイトです。何も考えずにいられそうです。

2013-05-17

痛い読者(初心者)の流れ30

「本読もう!」

1.「村上春樹からっしょ!「ノルウェイの森」!!

2.すげーっ本っておもしれーー

3.「海辺のカフカ」すげーー!こういう考えがあるんだ!!

4.(その後、「IQ84」、「色彩を持たない多崎つくると、 彼の巡礼の年」読み、ハルキストとして思想を享受し、神格化する)

5.「村上龍」も読んどくべきだよな・・・

6.「限りなく透明に近いブルー読了。えぇと、ふーん。

7.「トパーズ」ああ、えぇと、ふーん。

8.「五分後の世界」おぉおおおおお!すげーー!

9.(あ、でも、暴力とか薬とか、ちょっとついていけんわ・・・

10.「伊坂幸太郎」っていいんっしょ?読んでみるわ!

11.「オーデュボンの祈り」読了。なんか春樹っぽいかも!おもしれー!

12.「重力ピエロ映画も観た!おもしろいぞ!

13.(その後、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ゴールデンスランバー」読み、映画もことごとく制覇していく)

14.ふぅ、俺もだんだん読書ネタついていけるようになったわ

15.「辻村深月」って話題だな、読もう! ※平積みされている=話題

16.「冷たい校舎の時は止まる」ふーん

17.「子どもたちは夜と遊ぶ」おもしれー!月子

18.「スロウハイツの神様」へー。

19.「V.T.R.」うわー!あのチヨダコーキだ!!これってぜってー春樹じゃね?!マジ最高!

20.(ん、でも他のは何だかいから読むのやめよ。)

21.「森見登美彦」ってツウが読んでるっぽいぞ、よし!

22.「太陽の塔」やべー・・・俺のこと書かれてるみたいだ・・・

23.「夜は短し歩けよ乙女」ふーん

24.(とりあえず読んだ!)

25.「万城目学」って話題なんだ、これも読もう! ※平積みされている=話題

26.「鴨川ホルモー」おもしれー!映画も!

27.「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」ふふん。こういうのが良いんだよ。分かってないな、みんな。

28.ったく、、、知らなかったぜ、こんなに本が面白いなんて。

29.どんどんブログ書評アップしてやる。

30.よしっ、これから面白い本見つけていくぞ! ※平積みされている本から

2013-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20130402212510

センスが無い人にありがちなことを挙げてみた。

以下の項目が当てはまる人は、今後はてなでの発言を控えたほうがいい。

コンビニ店長エロネタ切込隊長の悪口ネタ面白いと思う

自分いかに痛い人であるかを語るのが好き(例:http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/03/12/205635

・どうでもいいことをあえて真剣に語るネタが好き(例:http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/03/12/205635

kanoseブコメに☆をつけたことがある

森見登美彦西尾維新の文章が好き

漱石の「こころ」、ヘミングウェイの「老人と海」を読んで大いに感動した

・文章術の記事をいくつもブクマしている

松本人志天才だと思う

聖おにいさんテルマエロマエ面白いと思う

バンプオブチキンくるり東京事変CDを買ったことがある

AKBは嫌いだが、ももクロPerfumeはアリだと思う

水曜どうでしょうが好き

朝生よりもニッポンのジレンマのほうが議論の質が高いと思う

乙武君の尻馬に乗って他者を批判したことがある

ブログNHK時計を置いている

○個以上当てはまったらアウト、などという生易しいものではない。

一個でも当てはまったら即アウトだ。

森見登美彦西尾維新の文章が好き

西尾維新の一体何が受けてるのか?」皆目見当がつきません!/ジャンプ漫画を一度だけ読んだけど、超つまんなかった!(文章のプロなのに)コトバのセンスとか無し!

https://twitter.com/sukebeningen/status/7744494413

松本人志天才だと思う

松本人志をニセモノ呼ばわりするのもこの辺り。「中島みゆきも、さだまさしもアリ」なんて言うコイツは両者の間にある「マリアナ海溝より深い溝」にさえ気付いてない。

https://twitter.com/sukebeningen/status/6198055144

聖おにいさんテルマエロマエ面白いと思う

いままで一位に選ばれたのって、『聖☆おにいさん』とか『進撃の巨人』とか『テルマエロマエ』とか…、まあ面白いではなく"面白風味"ばかりだよね。面白そうな雰囲気だけ醸してる、実際にはつまんない作品。

http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-201.html

聖☆おにいさん程度で偉ぶってる「丸井ブランドでオシャレ気取りな感じ」とかが、おそらくイラッとくるんじゃないスか?半端センスで。2008/12/20

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kaien/20081219/p1

AKBは嫌いだが、ももクロPerfumeはアリだと思う

原田知世の頃からまるで懲りないよね…上の世代オタクの人らって… 2011/10/04

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/195849

どうせPerfumeに群がってるのは「森高千里ロックだ!」とか「原田知世はイイ!」なんて言ってた連中に決まってる。

http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-154.html

まずPerfume女の子達が「いきなりブス」なのがヒドイ。「少し隙がある」とか、そんなレベルじゃない。アレは「クラス十三番目に可愛い女の子」あたりだ。

ギリギリ余裕のブッチギリタップリとアウト。そしてあそこに意味を見いだすオマエらの自意識キモイキモ過ぎる!!

http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-97.html

水曜どうでしょうが好き

もう全然センスが無い、「水曜どうでしょう?」みたい。(大泉羊などを見て笑えるのは頭がイカレている北海道民だけ。人間が素朴過ぎる。あいつら牛がモーと鳴いただけできっと二時間は笑う)

http://sukebeningen.blog46.fc2.com/blog-entry-164.html

2011-08-17

はてな

http://togetter.com/li/173305

から、そのコミュニティの異様な特性からはてな村」なんて呼ばれているが、2chが板ごとに全然違う文化があるように、サービスごとにユーザーの特性が違う。だからはてな村」というよりも「はてな郡」とよぶほうが実態に正しい。決してはてな州やはてな国でないのは、そこまでユーザーが多くないからだ。

#適宜追記修正しま

#リクエストを受けて色々追記。

はてなダイアリー

一応はてな郡の中心地。アメーバアメブロ市やライブドアライブドアブログ市やFC2FC2市に比べて人口も少なく、セレブ芸能人有名人)も少ないが、ブログ創世記から有る古都のため、技術ギーク系・ネット文化系社会科学系などで独特な文化を形成する。はてな郡の他の都市に比べやや教育レベルは高め。id:aurelianoid:Chikirinid:finalventなど一般人アルファブロガー化しやすい一方で、森見登美彦平野啓一郎博多華丸・大吉笑福亭鶴光の公式ブログがあることは意外と知られていない。著名人でここの市民っぽくらしく振舞っているのはid:FUKAMACHIとかid:kawangoドワンゴ州知事)ぐらい。ライブドア市やFC2市と違いスラム街2chまとめブログ)や風俗街(エログ)は殆ど無いため治安は良い。ただしまれに放火魔炎上マーケティング)がいる。

はてなキーワード

はてダ市の行政区。開設当初は喧嘩暴動炎上)や落書きが頻発しはてダ市の治安悪化の原因だったが現在は割と平和Google合衆国からはてダ市への訪問者を増やしている。Wikipedia国と競合するが、教育レベルは遠く及ばない。一時期はネット用語流行最先端であったが、近年は衰退している。近年ドワンゴニコニコ大百科町とも競合する。

はてなブックマーク市。

はてな郡最大の都市で玄関口ライブドアクリップ市やヤフーブックマーク市よりも人口が多く、delicious市やGoogleブックマーク市に迫る。かつてははてダ市と同じような人口形成と文化だったが、人口の急激な流入により治安が悪化しており、教育レベルも低め。風俗街(エロホッテントリ)、スラム街2chまとめブログ)や、ゲバルト政治関連)や暴動炎上)も有り、Twitter国と同じような問題を抱えている。

はてなブックマークニュース

はてブ市の行政区はてブ市内の流行が集まりGoogleニュース市やライブドアニュース市へ繋がる。基本的に住人ははてな郡の役人はてなスタッフ)。

人力検索

はてな郡最古の都市だが、近年Yahoo知恵袋市やOKWave市への人口流出が目立ち衰退している。最近税金が安くなった(無料化)の影響かうごメモから人口流入が目立つ。

増田町

はてな郡の中ではやや特殊な位置付け。はてダ市・はてブ市のベッドタウンであるが住民が偽名・匿名で生活している。そのため人口も不明。強いて言えば2ch国に近いが、人口も少なく地区割りも曖昧で住民の傾向もバラバラ。住民は匿名が前提のはずだが、閲覧者を集める目的で敢えて実名で生活するものもいる。

ハイク

はてな郡の中ではのどかで田園風景が広がる。ここもはてダ市・はてブ市のベッドタウン絵描きイラストキーワード)や芸人ネタキーワード)やカフェ(実況)も多く、人口の割には賑やか。近年うごメモからの若い居住者もいる。女性も多い。Twitter国と似ていると言われるが別物である

うごメモ

任天堂王国との連携京都連合)により人口が増えている村。ハイク村・人力検索町以外のはてな郡の都市への人口移動は少ない。この村だけ突出して住民の平均年齢が低い。

フォトライフ

はてダ市・ハイク村のベッドタウン写真家が多く住んでいたが、最近はもっぱらアトリエという名の倉庫街となっている。

はてなグループ

インフラが整ったオフィス街だが過疎化がすすみ空きオフィスが目立つ。オフィス街なのに村。Google Apps市と比べるまでもない。

はてなアンテナ

人力検索町と並ぶ古都で、かつてははてな郡の中心都市の一つであったが近年過疎化がすすむ。

はてなココ

ハイクから独立したハイク2村から更に分離独立した村。モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在

モノリス商店街

住民が買ったものを並べて売る商店街モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在

はてなアイデア自治区

はてな郡の自治体運営に唯一提言が出来る機関として設置されるが、基本的に不具合修正以外の要望はあまり通らない。

はてなポイント

はてな郡内の通貨。1P=1円だが基本的にポイントから円の両替はできない。はてな郡内での買い物や住民同士の送金に使われる。

はてなスター

はてな郡内の贈答品。基本的に黄色だが他の色のものは珍しく送ると喜ばれるが、貰ってもなにか有るわけではない。地区によって価値が違う。

はてなラボ特区

はてな郡の役人により設置された実験区。増田町も本来ここなのだが、近年人口増加により特区的位置づけが薄れてきている。増田町以外の地域過疎化がすすむ。

大字はてなボトル

はてな郡にしては珍しくカラフルで派手な地域

大字はてなコピィ

現代芸術家コピーライターが居住。

大字はてなニュース

フリージャーナリストが居住。

廃村

はてなランド

本格的な「こどもの国」として設立されたが、治安悪化しかリアルでも)が懸念され設立からわずか2週間で廃村。はてな郡の黒歴史の一つである

RSS

アンテナ町に変わり新興住宅地として開発されたが、人口減少により廃町。

はてなワールド

セカンドライフ国に対抗すべくハイテクヴァーチャル都市として開発されたが、人口が思うように伸びずラボ特区の一時自治区格下げ。その後廃村。セカンドライフ国も規模的には市レベル(町レベル?)であるアメーバ州のアメーバピグ村は人口が増えつつある。

Rimo

Youtube国への玄関口であったが、行政機能の停止により廃村。

おまけ

2011-03-11

この春京都に来る新入生諸君へ

やあ、新入生諸君。おめでとう。そしていらっしゃい。

早速の質問で悪いけど、どうして君たちは47都道府県の中から京都を選んだのかな。森見登美彦小説を読んで?それとも社寺仏閣に惹かれて?たまたま合格した大学京都だった?まさか、はてな本社があるから?まあ色んな理由があるだろう。なんでもいいさ。この街はどんな人でも受け入れてくれるよ。学生ならね。4年間、この街の人は君たちに本当によくしてくれるはずだ。学割だって山ほどあるし、大人達学生には喜んで話をしてくれる。まあ、君たちがイメージしている、「京都大学生」的な生活とは少し違うかも知れないけどね。

ただ、4年後、この街を出る頃にきっと君はこう思っているはずだ。

京都は本当に狭い街だった」ってね。

もちろん、狭いってのは京都の良いところでもある。四条河原町あたりに行けば大抵のものは揃うし、木屋町に行けば朝まで飲める。百万遍あたりにゃ安い飯屋がごろごろしてる。もちろんそれだけじゃない。君がどこかで面白い人と知り合ったら、その人が自分の友達のそのまた知り合いだったりする。こんな風に、街の中でのつながりを生むのに京都の狭さはとても都合が良い。そのためには臆せず色んなところに出て行くことが必要になるけどね。それさえ出来れば、こんなに面白いはない。なんせ、何をやってるのかよくわからない人がやたらと多いから。だけど、いくら面白い人がいたって、それは所詮京都レベルなんだ。東京世界はとてもじゃないけど敵わない。

3回生になって就職活動を始めれば、君たちも東京に出向く機会が増えるだろう。その時君たちは、東京大学生とのスピード感や意識の違いに愕然とするはずだ。ビジネスコンテスト学生起業インカレサークル、とにかく数と規模が違う。「学生人口が違うんだから当たり前だろ」と突っ込んだ君、大正解。だけど、機会の数がハナから違うってことは、それだけ差が生まれやすいってことなんだ。だから君たちは、京都にとどまるな。君たちは長期の休みを使って東京世界にどんどん出て行くべきだ。京都でのほほんと学生をやっていたところで、そのことが評価につながることはほぼない。君たちの競争相手は京都大学生じゃない、世界中大学生なんだ。意識を変えろ、感覚を研ぎ澄ませ、足を止めるな。なにより、満足するな。

なーんて、偉そうなことを言ってみたわけだけど、学生なんだし、ひたすらぬるい生活もいいかもね。ま、君たちが充実した学生生活を送れることを祈ってるよ。

そんじゃ、おきばりやすー。

2010-08-21

小さい頃は神様

嫌いだった。不思議に夢を叶えてくれたなんて笑止。

【神】の話を聞くときはいつも嫌悪感があって、

ムズムズしてきて、嫌な感じで、身の置き方が分からなくなるからだった。

  

なぜだろうか?

  

大人は子供に【嘘】をつくのは良くないと教える。古今東西に残る教訓話はその為のものだ。

そして子供は寝物語から無意識にそれを刷り込まれている。

自分が嘘ついたらこっぴどく叱られる

  

な 

  

世間は【神という嘘を黙認してる】から嫌悪してた。

【大人は神の存在を許してる=みんなそろって嘘をついてるから】神が嫌いだった。

  

「なぜ助けてくれるの?」「助けてくれるっていう保証は?」「その存在を誰が証明できるの?」

【あまりに不確か過ぎで胡散臭い、信用に足らない】ところも嫌いだった。

  

神様は人々を幸せにし救ってくれるらしいが、そしたら人生に不自由・貧困・不幸は存在しないのだから

神様なんかいるわけない。【子供にさえ論理立てて否定できる、そんな程度なのが神】で、

【こうして矛盾してるのに存在を許されて、あまつさえ信じられてる】ことに憤った。

  

幽霊】も【天国地獄】も同じだ。非科学的なのにどうして誰もその存在を否定しないのか不思議だった。

  

両者に共通するのは人間の死。生きている我々にはスピリチュアルな事柄であるために、

存在しない】と断言出来ない、ということに気付いたのはある程度成長してからだった。

  

そして【神】も【幽霊】も【天国】も【地獄】も、あってほしかったりなかったり、

人間の浅はかな望みによってご都合主義存在する最たるものなのだと気がついたのは近頃のことだ。

  

大人になった今、【幽霊】は『明らかに【嘘】だとしてもその存在を否定したくない』というのが本音だ。

これで晴れて自分ご都合主義者になり、嘘つきの共犯である。

ただ【神】は否定したい。存在を肯定してしまうと、この明らかな職務怠慢を追求する必要が生じるからだ。

  

  

最後に神やらご都合主義やら森見登美彦風になってしまったが、結局言いたいのは「小さい頃神様が嫌いだった」ということである。

2010-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20100813234019

俺は最近早稲田卒業したんだけどこの「せんぱい」のモデルに心当たりがある。

イニシャルで言うとAさんじゃないかな。

二年遅れで再入学、たかり癖、ロースクールに行く後輩に金を貸した(正確には保証人になったんだが)

ロングピースが好きだけどエコーを吸ってる、四年の夏に突然内定を獲る、

三畳間に住んでて本まみれ、布団の上にコンロを置いてるあたりの描写は完全にピッタリ。

ミルクホール上の喫煙所の主みたいな人だった。

実際と違うのはAさんが就職した先は民間企業ではなく某機関。夏採用なのは合ってる。

一文から?ってことで一時ちょっと話題になった。仕事もまだ辞めていないはず。M君はローでまだ頑張ってるし。

宗教勧誘と不動産屋が好きな早大OBが二人いるとは思えないので、もしかすると

元増田は俺の知り合いじゃないかな。

もっと言えば、今出版業界にお勤めのFさんですよね。

また小説の夢を追いかけ始めたんですか?相変わらず流行の文体を模倣するのが上手いですね。

森見登美彦村上春樹のブレンドで思い出語りですか。懐かしいですね。

2010-01-06

ふたば二次裏某鯖でまとめられていた書評

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊」シリーズの外伝的ネタ

『夢渓筆談』 沈活

宋代中国に書かれた古代中国科学史研究する上での必読書だけど

今俺たちが読めば民明書房気分を味わえる名著だし仲間に入れてくれよ

ミーナの行進』 小川洋子

小学校6年生の病弱な子がすごくよかった

『糞尿大全』 柳内伸作

とにかく世界中および歴史上のありとあらゆる糞尿に関する事柄をまとめた本

なるほどそんな事がと頷かせながらも

日常においてまったく役に立たない無駄な知識が!!

『味覚極楽』 子母沢寛

読んでると

腹が

減る

はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ

読書を始めた

あの

頃に

新世界より』 貴志祐介

ホモホモしたり百合百合したり、大興奮間違いなし!

つい盛り上がってしまいパンツを脱いでしまったが大後悔!

その後待ってるのはグログロドロドロのトラウマワールド

ダークライン』 ジョー・R・ランズデール

小悪魔っぽいお姉ちゃんが可愛かったり親友が失踪したりする

ゼーガペイン 忘却の女王』 日下部 匡俊

言わずと知れたゼーガシリーズの外伝

記憶喪失カップルが南の島で超すごいガルダを駆って大暴れ!

先輩も出るよ!

玩具修理者』 小林泰三

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新

たくさんの妹とケモ少女と主人公のキャッキャウフフストーリー

あと拳銃は右手で

黎明に背くもの』 宇月原晴明

美濃のマムシボンバーマンが実はイスラム暗殺教団の兄弟弟子、

果心居士はハシムに通じロリショタ可愛い

ちびっこ吸血鬼ミステリーがお好き』 アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ

アントンが一人で留守番をしていると部屋の窓に人影が。その正体は「ちびっこ吸血鬼」のリュディガーだった。

それはおいといて妹のアンナ可愛いんだよ

ものすごくアンナ可愛いんだよ

『不滅刑事アレクサンダー・マッケイ』 ハヤカワミステリ文庫

汚職に直接関与する事件のみならず副次的な殺人すら隠蔽せねばならぬことにうんざりした

アレクサンダー・マッケイはなんとか政治的な判断を相手に促しつつも事件の過熱化を防ぐために奔走するが

関係者よりも力を持つ上院議員とのコネを繋いだところでマッケイは殺害される

少女が戯れに試したインディアンのおまじないにより復活し殺人ではなく刑事としての復讐を開始した

最後は怒りに満ちたマッケイが人間の尊厳を選択したところで絞め

『異常の門』 柴田錬三郎

例によって「夢殿ウタタ」という名前に一癖ある主人公が、エロゲ展開とシリアス路線を並行して、物語の謎を解きあかしていく

主人公を助ける強力な右腕、ルートから外れたヒロインのひどい始末、クライマックスの盛り上がりという、シバレン小説の醍醐味が一冊で味わえるのでおすすめ

『死ぬことと見つけたり』 隆 慶一郎

月姫スタッフオススメの本

厨侍が厨性能で唯我独尊状態

娘の黒髪おっぱいは必読

『牢屋でやせるダイエット』 中島らも

1ページ目からやっぱり常人とは違うと思い知らされる

独特の人生観が貫かれてる傑作

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

-永遠も半ばを過ぎた。わたしとリーは丘の上にいて、鐘がたしかにそれを告げるのを聞いた-

「幽霊の書いた小説」を出版社に持ち込んだ詐欺師。それが文壇を揺るがす大騒ぎになってしまい…?

詐欺師写植屋と編集者の女の真善美トリオが繰り広げる痛快娯楽詐欺小説!

四畳半神話大系』 森見登美彦

(書評1)異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬、

そんなものとは無縁な大学三回生の物語

まるで「」の活躍(?)を見るようだった

(書評2)来るべきハッピーエンドを目指したいけどそんなのは軟派だと世を拗ねてみるけどやっぱりなんとかしたい、という

まさに大学生「」というべき男が主人公

一緒に「夜は短し歩けよ乙女」も読むと幸せになる気もする

失われた時を求めて』 マルセルプルースト

いもげの100冊がいもげの1冊になり兼ねない恐怖の書

タイトルの通り読破した「」は失われた時を求めて彷徨う事になる

膨大な時間と引き換えに「プルースト要約選手権」への参加資格が手に入る

『グラマリエの魔法家族』 クリストファー・スタシェフ

急に読みたくなった

冴えないおっさんが若い女性に誑かされたりするよ!

『眠り姫、官能の旅立ち』 アン・ライス

(書評1)エロ面白い

ホント扶桑社海外文庫は地獄だぜ!

(書評2)それ近くの図書館で高校の時に見つけてな…… 何度か借りて一年くらい使えた

二巻、三巻は男の子も多くて実に「」向きだよ

『神秘の島~ミステリアスアイランド~』 J・ヴェルヌ

十五少年漂流記のもっと凄い版

ほぼ何もない状態での無人島サバイバル

海底二万マイルと実は繋がってる

『肖像画、馬車』ゴーゴリ/平井肇訳

神絵師になれるかもしれない才能を持った若き絵師「」が

悪魔のような肖像画に出会ったために破滅の淵へ追いやられる「肖像画」

のどかな農村で繰り広げられるホラ話と、それによって大恥をかく「」ちゃんが出てくる「馬車」の二編を収録

神絵師を志してる「」ちゃんは、「肖像画」の方だけでも読んでおくいいんよ

ショスタコーヴィチの証言』 S・ヴォルコフ

ソ連を代表する作曲家であったショスタコーヴィチの回顧録

長年真贋が論議されてきたが今ではほぼ偽書ということで確定している

ただ全部が嘘じゃなくて半分くらいは真実じゃないかというのが現在の評価

スターリン支配下にあったソ連芸術家がどういう立場にあったかが分かる

あとアネクドートとかそういうので面白い

『私の一世紀』 ギュンター・グラス

20世紀百年、それぞれ一年につき一編の短編が収められた連作短編集と長編の間の何か

WW1を振り返る五年間がレマルクとユンガーの架空対談に費やされているという時点で

ドイツスキッヒにはたまらないだろう

『キッチン』 よしもとばなな

名前は聞いたことあるけど、あまり「」が読まない本だと思う

だけど地味に面白い

今でも通用する小説だと思う

こころ』 夏目漱石

読書感想文課題で読まされた中高生に深い傷を与える一品

さかしま』 JK ユイスマンス

17世紀ヨーロッパ貴族ひきこもりでオタの主人公が

自分の趣味に没頭する話

400ページくらいの本編に脚注が400くらいある

『かえるくん、東京を救う』 村上春樹

村上春樹短編の中では一番好きかも

かえるくんいいなあ

いいなあかえるくん

白痴』 坂口安吾

白痴の人妻と「」がキャッキャウフフするお話

限りなく透明に近いブルー』 村上龍

主人公が仲間と薬やったりセックスしたりぐだぐだぐだぐだしてたら気が付いたらみんな月日と共に去って行った

村上龍が描く太陽の季節的な何か

孔子神話』 浅野裕一

孔子詐欺師ぺてん師パラノイアであることを文献引きまくって描く

呉智英推薦

『りかさん』 梨木香歩

人形好き、骨董好きな人おすすめ

『故郷』 チェーザレパヴェーゼ

WW2後イタリアの田舎で友達の妹とキャッキャウフフする物語

カラフル』 森絵都

自殺した中学生の肉体に、天使が記憶喪失の魂を入れ直して第二の人生を生き直させるお話

キャッキャウフフあり、青臭い中学ドラマあり、少年の心を忘れない「」にお勧め

オチのカタルシスは語りつくせないのでぜひ一読を

『ガルガンチュワ物語』 ラブレー

世界一お下劣な文学と名高い

ケツの拭き方が24通りも載っているのでメルターの「」には必携の書

キララ、探偵す』 竹本健治

もう60近い年齢の方がメイドさんの小説を書いてると思うと時代ってのはすごいなと感じる

途中からエロ小説 とってもライトな読み味でいい

フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

暗号解読』 サイモン・シン

前者は20世紀における数学大事件の一つであるフェルマーの最終定理の証明を、数学の歴史に沿って、数学が苦手な人にも分かるように説明された良書

後者は楔形文字からエニグマから量子コンピュータまでの暗号と数学と人の歴史をこれまた専門外の人でも楽しめるように書かれた良書

断章のグリム』 甲田学人

「本当は怖いグリム童話」を怖いところを薄味にしてラノベに仕上げたような作品集

作者は流血とかが苦手らしいのでそういうのはぼやかした表現とかカットとかしてある

『楽園の知恵』 牧野修

気持ち悪い、悪趣味なお話がわんさとつまっている短編

お気に入りは「逃げゆく物語の話」

人型の物語再生機の面々が当局による弾圧から逃れようとするお話でせつない結末が待ってる

『シグナルとシグナレス』 宮澤賢治

鉄道本線の信号機シグナルと、軽便鉄道信号機シグナレスの恋物語

鉄道信号機擬人化恋愛モノというまさに「」風の尖ったセンスに脱帽すること間違いなし

ピタゴラス派の天球運行の楷音です」って台詞が大好き

『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀

多重人格リア充貴族が物凄い勢いで没落していく話

幽体離脱という必殺技を身に付け、財産を奪っていった奴らへの復讐が今始まる

飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー

外国作品で一つ選ぶならケストナーから選びたい

それくらいハズレなし

男の子同士の友情を、少年サイドと中年サイドから迫った「飛ぶ教室」は人気が高いね

エーミールも好きだが、続きのないこちらを推そう

『おれの中の殺し屋』 ジム・トンプスン

凶暴な殺人衝動を抱えながらも愚鈍のふりをする保安官助手が、

魔性の女に会ってにんとかかんともならなくなる話

人がいっぱい死ぬ

大川隆法の霊言―神理百問百答』米本 和広、島田 裕巳

カルト専門ジャーナリスト幸福の科学の本を読んでたら突然偉人が乗り移ってきて…

大川隆法の著作をパロって

大川が偉人が乗り移っていったと書いている内容を著者に乗り移った偉人が批判する

タイムリーな本なのに絶版

寄生虫実話』

小説じゃなくてムックだけど寄生虫全般・害虫に関してのデータがどっさり詰まって面白い

アメリカ日本サナダムシは気性が違ったりとか

『メルキオールの惨劇』 平山夢明

自分の息子の首を切ったお母さんにインタビューしに行く話

同じ作者だと『独白するユニバーサル~』もおもろいんだけど、夏だしホラー長編読んで涼もうぜ! 的な

『ワルの恋愛術 ワルな男は3秒で女を虜にする!』 内藤詛人

恋愛指南書という「」からもっとも離れたところにある本だが、

心理学者である著者の語るテクニックは心理学の実験や理論を基にしており

そこいらのホストの書いた本よりも興味深く、真実味にあふれる

また、作者が前もって宣言している通りわかりやすい口調で書かれており

心理学入門書としても楽しめる良著

表紙のメイドさんや挿絵がかわいらしい

博士の愛した数式』 小川洋子

「私の記憶は80分しかもたない」

事故で記憶容量に80分のリミットがついた天才数学者の爺さんと、そのヘルパーの女性、そしてその息子通称ルートが数式によって親密になってゆくお話

数学嫌いの俺でもすらすら読めた

数式が「美しい」ってのを肌で実感できたのは初めてかもしれない

『百頭女』 エルンスト

「あの猿に聞いてごらん――百頭女って誰なの?

教父さまみたいに彼は答えるだろう――百頭女をじっと見つめるだけで、わしにはあれが誰なのか分る。

ところが君が説明を求めるとそれだけで、わしにはその答えが分らなくなってしまうのじゃ。」

『わが友 石頭計算機』 安野光雅

絵本を模して、コンピューターや二進数の原理をわかりやすく説いた本

あちらこちらにジョークをちりばめユーモラスに書かれているが、内容はいたってきっちりとしているので

全く判らない素人にもお勧め

絶版なので図書館を探すこと

銀河旅行』 石原 藤夫

ロケットの基礎原理から化学エンジン原子力エンジン反物質エンジンの各特徴と、なぜ化学エンジンでは銀河旅行が出来ないかなどの、宇宙機に関する基礎的な物理がわかりやすく解説されてる。

ロケットのわかりやすくて基本的な解説書の決定版ともいえるのに絶版だが図書館などで見つかると思う。

涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

SF要素をふんだんに盛り込んだヒロイン達に振り回される学園もの

一巻は良かったんだ一巻は…

ハーモニー』 伊藤計劃

健康至上主義な近未来の超絶監視社会を舞台に、

倫理とか意識って何なんだって話をつきつめてく話。

シノフサの先輩の人で、こないだ亡くなりました

『ふわふわの泉』 野尻抱介

もしこの世に空気よりも軽い物質があったらどんな風になるかを書いた作品

ぶっちゃけ小説としては2流だけれども科学マインドがあふれてて面白い

インターネットはからっぽの洞窟』 クリフォードストール

ハッカー追跡で突然コンピュータ専門家になってしまった天文学者が

ネットワーク社会の未来について憂う

精霊の守り人』 上橋菜穂子

現代の日本ファンタジー小説では外せないだろう

ゼロからの世界構築でありつつ、どこかで見た(聞いた)ような気がするので決して障害にならない

アニメで見た「」もぜひ読んでほしい

2009-12-14

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊 その3

1.「限りなく透明に近いブルー」 村上龍

2.「パンツをはいたサル」 栗本慎一郎

3.「ガンダムUC」 福井晴敏

4.「さかしま」 J・K・ユイスマンス

5.「国のない男」 カート・ヴォネガット

6.「競売ナンバー49の叫び」 トマス・ピンチョン

7.「夢渓筆談」 沈活

8.「神は妄想である―宗教との決別」 リチャード・ドーキンス

9.「24人のビリー・ミリガン」 ダニエル・キイス

10.「人間失格」 太宰治

11.「冬の夜ひとりの旅人が」 イタロ・カルヴィーノ

12.「高い城の男」 フィリップ・K・ディック

13.「しあわせの理由」 グレッグ・イーガン

14.「新世界より」 貴志祐介

15.「葉隠入門」 三島由紀夫

16.「きつねものがたり」 ヨセフ・ラダ

17.「故郷」 チェーザレパヴェーゼ

18.「大空のサムライ」 坂井三郎

19.「ノヴァ」 サミュエル・R・ディレイニー

20.「フェルマータ」 ニコルソン・ベイカー

21.「四十七人目の男」 S・ハンター

22.「逆転世界」 クリストファー・プリースト

23.「ロッパの悲食記」 古川ロッパ

24.「謎の女」 福田恆存

25.「天体嗜好症」 稲垣足穂

26.「冷血」 カポーティ

27.「ダスト」 チャールズ・ペレグリー

28.「神秘の島~ミステリアスアイランド~」 J・ヴェルヌ

29.「連射王」 川上稔

30.「スレドニ・ヴァシュター」 サキ

31.「性に目覚める頃」 室生犀星

32.「トンデモ変態系」 ブレンダ・ラヴ

33.「侵略する少女と嘘の庭」 清水マリコ

34.「ほとんど無害」 ダグラス・アダムス

35.「黄落」 佐江 衆一

36.「地球の長い午後」 ブライアン・W・オールディス

37.「冷たい方程式」 トム・ゴドウィン

38.「リレイヤーⅢ」 鴻上 尚史

39.「糞尿大全」 柳内伸作

40.「十六の話」 司馬遼太郎

41.「シャングリ・ラ」 池上永一

42.「武士道シックスティーン」 誉田 哲也

43.「痴人の愛」 谷崎潤一郎

44.「白痴」 坂口安吾

45.「穴」 ルイス・サッカー

46.「宇宙の戦士」 ロバート・A・ハインライン

47.「ギャシュリークラムのちびっ子たち」 エドワード・ゴーリー

48.「23分間の奇跡」 ジェームズ・クラベル

49.「閉鎖のシステム」 秋田禎信

50.「伊平次とわらわ」 坂田靖子

51.「食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満」 溝口敦

52.「だれも知らない小さな国」 佐藤さとる

53.「へんないきもの」 早川いくを

54.「僕のボール君に届けば」 伊集院静

55.「楽園の知恵」 牧野修

56.「鳩どもの家」 中上健次

57.「古事記」 倉野憲司

58.「猫の地球儀・焔の章」 秋山瑞人

59.「東海道中膝栗毛」 土田よしこ

60.「魔獣戦士ルナ・ヴァルガー」 秋津透

61.「海と毒薬」 遠藤周作

62.「死の家の記録」 ドストエフスキー

63.「四畳半神話大系」 森見登美彦

64.「夜明け前」 島崎藤村

65.「陰日向に咲く」 劇団ひとり

66.「モルグ街の殺人」 エドガー・アラン・ポー

67.「世界の中心で、愛をさけぶ」 片山恭一

68.「外国語水曜日」 黒田龍之助

69.「百頭女」 M・エルンスト

70.「味覚極楽」 子母沢寛

71.「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデ

72.「開かれた社会とその敵」 カールライムント・ポパー

73.「近代労働観」 今村仁司

74.「不可能性の時代」 大澤真幸

75.「死霊」 埴谷雄高

76.「アナロジーの罠」 ジャック・ブーヴレス

77.「中央線呪い」 三善里沙

78.「特別料理」 スタンリイ・エリン

79.「他人をほめる人、けなす人」 フランチェスコ・アルベローニ

80.「星虫」 岩本隆雄

81.「一休さん」(新・講談社絵本) 宮尾しげを

82.「第四間氷期」 安部公房

83.「おとなもブルブルようかい話」 木暮正夫

84.「ヨーロッパ文学講義」 ウラジミール・ナボコフ

85.「サマー/タイム/トラベラー」 新城カズマ

86.「責任 ラバウル将軍今村均」 角田房子

87.「死の蔵書」 ジョン・ダニング

88.「死のロングウォーク」 リチャード・バックマン

89.「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ

90.「馬鹿の鏡」 藤田浩子

91.「フロイト先生のウソ」 ロルフ・ゲーデン

92.「ライ麦畑でつかまえて」 J・D・サリンジャー/野崎孝

93.「宇宙創生」 サイモン・シン

94.「針の上で天使は何人踊れるか」 ダレン・オルドリッジ

95.「歴史」(上・中・下) ヘロドトス

96.「ナツメグの味」 ジョン・コリア

97.「愛はさだめ、さだめは死」 ジェイムズ・ディプトリー・ジュニア

98.「幾千の夜を越えて」 神月摩由璃

99.「夏の庭―The Friends」 湯本香樹実

100.「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス

2009-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20090729005050

脳内検索してみた。

坂木司青空の卵」の2人。はっきり言及はされてなかった気がするけど、童貞でも特に不思議はないかな。

畠中恵「つくもがみ貸します」の清次。成人してたかなぁ…?

水野良ロードス島戦記」のパーン。これも年齢判らないなぁ。

森見登美彦作品に出てくる男性全般…は、変な人か。

童貞が恋して結婚してって話は結構あった気がする。ぱっと思い出せないけど。

SFだと、そもそもSEXが必要ない世界で皆童貞だったりするね。

2009-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20090505214349

気付いたらブックマークが27usersまで行っていてびっくりしました。なので、お礼も兼ねて少しレスを。

まだ少し学生生活は残ってるんだからさ、やれることは全部やっとけ。

就活も、恋愛も。

考えてみれば失うものがないんですよね。何をしてもあと1年無いというのも考えようによっては良いのではないかと思えるようになりました。

以下ブコメに対するレスコメントがあったものにのみ)。

b:id:FFFFFF ハルヒの受け止め方が俺とまるで違ってて興味深い

b:id:lemonbiyori ハルヒ感想に興味を惹かれた。

b:id:tora_17 ハルヒで鬱になる気持ちは実によく分かるけど残念!高校には戻れない。/自分を必要としてくれる人は恋人家族でなくても良いんでしょ?そこに拘らなきゃこれから先いくらでも作れるよ。

b:id:yamuyam いわゆる学園ものアニメの大半は、充実した学生生活を送れなかった人々の補完計画として機能しているんだな

b:id:pen_pen_gusa 大学生社会人は「成年」「いい歳して」という縛りがあるから大した冒険はできない。本気で馬鹿な事は中学高校の頃にやっておかないと…。

b:id:Masao_hate 増田と同じような心情を抱きhttp://tinyurl.com/yp4gbkとか書いてた俺ですが、はてなをはじめてからオフ充オタ充になったり彼女とも上手くいっちゃったりして、失われた青春を取り戻すことができました。ありがとうはてな

ハルヒ感想高校部活に入っていなかった自分特有のモノかも知れません。というのも中学の時僕はコンピュータ部に入っていて、非常にクローズドな世界ながらも内輪ででも盛り上がれる一体感を感じていました。僕が欲しいのはそういう無邪気に遊ぶ仲間なのかも・・・・いや、やっぱり実際は未知の『恋人がいる』という状況こそ憧れている気がします。憧れていても経験が無いのでしたい事なんて「一緒にいて相手の笑顔を見て喜ぶ」っていう至極幼稚な発想しか出ませんが。

b:id:Masao_hateさんのエントリー、拝読しました。青春を過ごすことができた時期にそのような体験をできなかったというコンプレックスはどうすることもできないんですよね。7年前の自分に文句の一つでも言えたらいいのですが。幸い、まだ僕には1年を切りましたが大学生活が残っています。コンプレックスはひとまず忘れて過ごしてみようかと思います。

b:id:sugarbabe335 ふかい

b:id:WarEmblem これはリアル

b:id:imeanit 増田といえど、これだけ赤裸々に心情を吐露できる男性って少ない。みんな無意識にカッコつけてしまうんだな。あなたのその実直さは、歳を重ねるほど人間的な魅力に転化していくはず。あまり絶望しないでほしい。

b:id:tt_clown 「要は勇気自己責任」が大挙してやって来るの図./ この手の話は愚痴を吐き出すと言う意味で書くこと自体には意味があるかもしれなけど,解決される事はないだろうなぁ.

今までに何度か個別の事は増田で書いてきましたがここまでハッキリ書いたのは初めてです。だけど、それだと言いたくない部分って隠しちゃうんですよね。あんまり誤魔化すと自分に嘘をついている気がしてきて。すっきりしました。

b:id:hebomegane とりあえず、それでも根気よく社会コミットしていって外部との繋がりを断たなければ、この不幸の行き詰まり感、閉塞感から抜け出られるんじゃないかって思ってはいる

b:id:asahiko 非モテの神さま森見登美彦氏曰く、人事を尽くして天命を待てと。それは登美彦氏が自身の人生を通して証明してくれた。

b:id:minazuki6 こういう人が宗教右派民族主義に取り込まれていくのだろうなあ。/とりあえず就職頑張って、内定決まったらまた増田で書いてね。

外部との繋がりが無くなったら本当に人間として終わってしまうんだろうなぁという気持ちで何とか外に出ています。人事を尽くして天命を待つ。本当にそれだと思います。

b:id:API ソープへ行け!!

b:id:typewhite 相手が必要としてくれるかどうかも大事だと思う、けどそれ以上に、自分が何を必要とするか、だと思う。今まで生きてきた以上の人生をこれから歩くんだから、何度でもやり直せる。その寂しさは、無駄ではない。

ソープにしろ何にしろきっかけを作る行為に意味があるんですよね。やりたくない仕事もちょっとだけとすると言ってしてみると集中できるって話みたいに。始めさえすれば案外どうにでもなる物な気もしてきました。ただ、何を必要とするか・・・というのはまだハッキリと分かりません。それが何かを知るためにも行動を起こしてみます。

言いたいことを言葉に表すって難しい。

2009-03-11

今年30歳の有名人

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51441030.html

今年30歳になる、有名人

タイゾー君とKinki Kids釘宮理恵エビちゃんBump of Chicken

かくいう俺も今年30だ。なんというか、子どもの頃30と言えばもっと成熟するというかもっっとおっさんになるというか、そう思っていたのに意外と20の頃と大して変わっていないことに驚愕というか、何とも言えないため息が出る。

一部追記と修正

いろいろ追記。そういえば、レミオロメン前田は今年30、藤巻と神宮司も来年30。麒麟も今年30だ。いわゆる「松坂世代」は来年三十路

更に追記

元ネタ

http://ccf-square.blogspot.com/2009/01/21.html

田中理恵三十路だったね。

わざわざ釘宮を上げたのは、「いつまでツンデレ少女の役をやれるか」と思ったから。これはアイドル路線で売ってきた女性声優共通の問題だけどね。

同じように「Bump藤原はいつまで青臭い歌詞をかけるか」「堂本光一はいつまで王子キャラでいけるのか」「タイゾー君はいつまで代議士でいられるか」と思ったから。30っていろんな意味で「壁」だよね。

忘れた頃に追記

なんかテレビ見てたら、ダイハツCM仲間由紀恵自虐的に「女は30からが勝負!」って言ってた。

2009-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20090123113425

森見登美彦

1979年奈良県生まれ。

 腐れ大学生の生活と意見を書いた『太陽の塔』によって、二○○三年第十五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(新潮社から刊行)。

なるほどな。これがはてなの頂点か。

2007-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると  入れ子Ver.

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。

はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。

どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。

知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。

ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。

損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。

ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。

この手の訴訟の場合被告企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。

といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。

そんなことされたら困るよねー。

原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。

ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。

んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話

2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。

世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehuckだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。

しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。

A4一枚分以上は紙で読みたい。

こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。

そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。

これってビジネスチャンスニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。

あ、ごめん妄想入った。

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

2007-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20071018102441

ミステリが好きで、有栖川有栖とか加納朋子とか近藤史恵とか西澤保彦とか読んでて、っていうかミステリーズを毎回買ってて

メフィスト賞が結構好きで、殊能将之とか辻村深月(この人は初回作からだんだんうまくなってくのが良いね)とか小路幸也とか森博嗣とかが好きで、

このミスはあえてチェックしてないけど、

日本ファンタジーノベル大賞大好きで、恩田陸は全部持ってて、「鉄塔 武蔵野線」の再販がうれしくて、森見登美彦とか愛して止まなくて、

SFだと野尻抱介とか小川一水とか梶尾真治とか山本弘とか好きで、もちろんイーガンやチャンも読みますよ、

ホラー貴志祐介に取材されそこなったことあるのが少し自慢で小林泰三とかも時々読むけど、

やっぱ最近ハードボイルド系で樋口有介だよねとか、柴田よしきハードボイルドなのかとか、藤原伊織は惜しい人を亡くしました、

電撃からコバルトまでラノベには全部チェック入れつつ、上遠野浩平とか古橋秀之とか須賀しのぶとか有川浩とか小野不由美とか好きで、っていうか富士ミス最強説を唱えているけど、そしてマリみて二次創作に手を染めてしまっているけれど

腐った方向はあまり得意ではないけれど読めないことはないと思う人です…

VIPでこんな話題をするスレがあったなぁと懐かしく思い出しつつ。

2007-07-19

森見登美彦おもしろい

私はラノベ読みなんですが、文芸にこういう、ユーモアに満ち溢れた文章を書く作家がいることを、初めて知りました。

文芸文学で、ユーモラスな文章で魅せる作家って、他にもいるんでしょうか?

もし知っている方がいらしたら、紹介して頂けませんでしょうか。

読みます。

                                          ――Mr.も○○げふんげふん!

2007-01-27

[]史料を見ないで書くオレラノベ

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061115/1163576101

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20070127/1169824810

↑この辺を読んで書きたくなったので書く。読んでない作品ばっかりなのにかなり適当言った。多分いろいろ間違ってるけど勘弁。

80年代以前

ラノベ的なものはあるがあくまでティーンズ向けのジャンル小説

ライトSFスペオペ、軽めのファンタジーTRPG小説版アニメ脚本家が書いてる小説ノベライズ、10代向けの伝奇小説、あと海外の翻訳モノ

少女小説は、つーかコバルトはすでにかなり歴史があるので安定。恐ろしく軽い文体の恋愛ミステリファンタジー伝奇ホラー

90年代前半

スレイヤーズ登場

スレとあとフォーチュンクエストあたりの大ヒットが10代向けの文庫本レーベル群全体に影響を与える。逆に考えるとスレ・フォーチュンが当時のラノベの中核であり、また最初の純ライトノベルと言える

キャラ小説化の進行、文体もさらに軽くなる

スレイヤーズフォロアーがジャンル化。一番成功したのがオーフェン。その他ゴクドーとかはみだしバスターズとか捨てプリとかリアルバウトハイスクールとか?内容つーかスタイルと売られ方に特徴がある気が

 ・オーフェン古橋秀之以降の電撃硬派の前触れのような気も

五代ゆうの活躍の余地がなくなる

 ・こばめぐは必殺お捜し人、水野良リウイで対応

ライトな大河モノがはやる。どっちかつーと女の子向け

・ど真ん中にいるのがデル戦、それに冴木忍とか前田珠子とか十二国記とか風の大陸とか

あかほりさとる大活躍。非常にオタ向け。まだラノベの中核とは言えない

・この時点ではまだ“ライトジャンル小説”も生き残ってる。全体としてラノベと言うよりヤングアダルト

滝川羊沈黙

90年代後半

・なんか世相が暗い。あとエヴァ

富士見の勢いはいまだ衰えず

コバルトも相変わらず安定

・電撃に古橋秀之登場。影響を受けた電撃の作家が俺設定バリバリになる。異能力モノがはやるきっかけにも?

・結局古橋自身は流行らなかったけどな。古橋秀之成田良悟ラインを電撃硬派と呼びたい(オレが

ブギーポップ登場。流行

ブギ以降ラノベ文学度合いが上昇、語れるラノベが増える

 ・学園モノが流行るきっかけに

キノ登場。流行る。

あかほりラインをまぶらほ阿智太郎継承女の子いっぱいコメディの地位が徐々に上昇し始める。

大長編より一巻完結or短編だろ、と言う空気が流れる

00年―03年

ラノベと言う名称が成立

ラノベ暗黒期

 ・富士見フルメタあたりを除いて失速、電撃はまだ十分な力を持っていない

 ・ブギあかほりみたいな作品が多い。それかあかほりみたいな作品。あるいはキノっぽいの。

 ・“ライトジャンル小説”なラノベが消滅

  ・ただ、ここで一度途切れたことで、逆に00年代後半に入って新鮮に受け止められるように

 ・スーパーファンタジー文庫とかプランニングハウスファンタジーの森とか富士見ミニ文庫とか角川のおっきい奴とかが撃沈。徳間の中途半端な大きさの奴もほとんど出なくなる

 ・富士見ミステリー文庫。この段階ではまだいまいちウケない

 ・この時期ラノベってジャンルがどんどん自閉的になっていった気がすんだけど。どうよ?

ファウスト系のひとが登場、注目を集める

・当時のラノベの中心であるところの上遠野が、ノベルスで小説を出す。電撃からの越境の発端?

ラノベ評論家の人が増える。売上げは下がっても存在感はUP

ハリポタ旋風

04年以降

・電撃最強伝説

シャナ流行る。現代学園異能

・あとなんかロリ流行

ハルヒ流行る。スニーカー微妙

 ・メタっぽい視点のラノベが増える

富士見ガタガタ。原点回帰を目指す。

マリみてに注目が集まり、百合が急増

新規参入が増える。マイナーよりのレーベルも奮闘

・おかげでベテランに活躍の余地が。新装版とか数年ぶりの新刊とかも出る

・各レーベルメディアミックスに、より積極的になる

・以前からコバルトからの越境者はちょろちょろいたけど、今度は角川グループからの一般文芸への越境者が続出

リアルフィクションて何?

ミステリーランド講談社BOXの2つの箱

・電撃の絵のついてないラノベがちょっと話題に

フォア文庫とか青い鳥文庫とかの表紙のラノベ度がいつの間にかずいぶん上がってる。そりゃまあ昔からマンガ絵な表紙は多かったけどさ。ラノベがオタ・中二病中高生に走りすぎて失った、ライトかつまっとうな物語が多い。

森絵都とかあさのあつことか佐藤多佳子が注目を集める

狼と香辛料登場。識者のひとから注目を集める

今後の展望

・ここのところラノベと言うジャンル全体が大きく、力強くなってってる印象

ラノベ文庫と言う枠組を今度こそ壊すことができるか?

ラノベ児童文学になれるかな?

・『ミミズクと夜の王』ってどんな話だ?

支倉凍砂の次回作は?(気が早い

・古橋は冬の巨人人狼日記を今度こそちゃんと出せるか?

・出せよ!買うから!あと龍盤七朝とタツモリの続きも!

成田良悟とか須賀しのぶもなんかこう、もうちょっと面白いことやれそうじゃね?

大西科学が正しいのは分かるけど売れるかって言うと微妙な気が。この辺の路線を意識した上で、またひとつ違うものを作れる人が出ないものか。大楽絢太とかは?

・電撃に森見登美彦引っ張ってこいよ。ハードカバーで。ええ?ムリ?じゃあしょうがないな……

・その他越境者の先生方、ええとあれだ、頑張れ!

(追記)あ、ケータイ小説のこと忘れてた。『りはめより恐ろしい』とかね。このへんも要注目であります。

2007-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

■枕部削除本題剥き出しVer.

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

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