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2018-04-23

オタク差別」の論点整理

オタク差別存在するか」議論、いくつもの論点ゴッチャになってて混乱するので自分なりの整理をしてみた。

論点a:生得属性ではない集団への不当な扱いは「差別」と呼び得るか

これに関しては、まあまっとうな疑問なんで「オタク差別」論者の分が悪いと思う。

これまで「差別」という語は、民族とか性別とか宗教とか、とにかく生得的な属性後天的に変えることが不可能あるいはきわめて困難な属性に対して適用されてきた。

人はオタクに生まれるのではなくオタクになるのであり、後天的に獲得される「趣味」という属性を共有する集団オタクである以上、それに対する「差別」という語の適用違和感を持つ人が出てくるのは当然だろう。

この点については「オタク差別」論者がもっと理論武装した方がいい。今の論理じゃ多くの人を説得できないと思う。

論点b:オタクへの不当な扱いは存在たか

あったに決まってる。

十万人の宮崎勤虚構だったかもしれないけど、探せばオタクへの不当な扱い、迫害蔑視証拠なんて山ほど出てくる。そもそもオタク自体がもとは侮蔑語として造語されたものだし、オタクであることを理由いじめられた人も自殺した人もいる。

今の20代以下にはそんな実感は薄いかもしれない(それはいいことだ)。でも年長のオタクたちはそれを経験してきてる。なかったなんて言わせない。

論点aにもとづいて「オタク差別」を否定するなら理解するし「オタク差別」論者も真摯に向き合うべきだと思うけど、論点bの否定を始めたら……戦争だろうがっ! 戦争じゃねえのかよっ……!

論点b’:オタクへの不当な扱いは存在しているか

過去迫害対象だったかもしれないけど、今は別に迫害されてないだろ」という議論もある。

かに若い世代だとオタク普通になってきたりするみたいなので、若い人たちにとってはあまり実感のない話かもしれない。これに関しては周囲の環境も大きく影響するので、「別に迫害なんてないじゃん」と思う人がいるのは当たり前っちゃ当たり前なのだろう。いい世の中になったもんだ。

でも議論最中に平気で(自虐ではなく相手への侮蔑として)「キモオタ」とか言う人なんかを見てしまうと、いやいやまだ蔑視は残ってるじゃん、という気になるんだよなぁ。完全に解消された、とするには時期尚早なんじゃないかと思う。

(「キモオタ」はオタクの中でもキモいやつを指しているのであってオタク全体への蔑視ではない、って言う人もいるけど、「ヒス女」は女性の中でもヒステリーを起こすやつだけを指す言葉であり女性全体への蔑視ではないなんて理屈が通じるとでも思ってるのかお前は)

ただ論点b’に関しては、繰り返すけど個々人の置かれた環境問題も大きいから、論点bを否定する人と同列の扱いをするのはよろしくないと思う。論点b’に疑問を呈している人がオタクなら、素直に迫害経験しないオタクが増えたことを祝いでおきましょう。

もちろん論点b’を持ち出す人の中にはそんな言葉を使ってオタク罵倒する人なんていないはずである。いやだな~まさかそんなアホがそうそうその辺にいるわけないじゃないですか~HAHAHAHAHA!

論点c:オタクが別属性差別してきたことについてはどう考えるのか

これは論点がずれている。ある局面被差別側にいた人が別の局面差別側になっていることは、その人に被差別者としての側面があることを否定しない。

オタクの中に、性差別民族差別に加担する人が一定割合いたことは事実で、ネット上で差別カルチャー大手を振ってのさばっていた(そして未だにのさばっている)ことに対しては反省必要だろう。オタク自分たちのなかの差別主義に向き合うべきだ。

でも、だからオタク差別なんてない、とか、オタク差別を言い立てるべきではない、という論理おかしい。

ヘテロセクシュアルシスジェンダー日本人女性の中に同性愛者やトランスジェンダー外国籍者への差別に加担する人が一定数いたとして、それをもって女性差別存在否定するのは違うよね。

パレスチナ人差別するイスラエルユダヤ人や、レバノン人を差別するリベリア黒人(※)も、アメリカヨーロッパではユダヤ人差別黒人差別の標的になるかもしれないし、そういう時には差別被害者として怒っていいよね。彼らが自国に帰ったときには自分差別反省するべき、という話と、それはそれとして彼らはこの局面では被差別側であり彼らへの差別非難に値する、という話は矛盾しないよね。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-43538302

自分たちにも抑圧者としての側面があるから自分たちへの抑圧を言い立てるのはおかしい、とオタクが考える分には倫理的な態度だと思うし、オタクに抑圧された人が被害者面すんなと言いたくなる気持ちはわかるけど、それを認めちゃうと他の差別問題封殺できてしまうので、あんまよろしくない理路だと思う。

まとめ

論点aは「オタク差別」を訴えるならちゃん理論武装してほしい。そこがガバガバからツッコまれまくってるんだよ。

論点b’は個人の実感によるところが大きいから色んな人の話を聞くのが大事だと思う。

論点cは本題にはあまり関係ないがオタクも身を律すべき。女性外国人差別しておいて「自分たちを差別するな」と言っても説得力は薄い。

論点bを持ち出して実際の迫害歴史否定しようとするやつはただのクズなので耳を貸す必要はない。論点bを持ち出して史実否定を始めた段階で、他の点でどれだけ正しいことを言っていようがこの点に関してはまともに取り合うべき相手ではなく、「オタク差別」に関する議論から退場するべき存在

大事なのは、誰が何を言ってるか。論点bに固執する論者に対する反論論点aにこだわってる人に向けても意味がない。無意味に敵を作らないようにしましょう(戒め)

2018-03-16

「混ざりたい」

 ある界隈では口にした瞬間にその場の全員から石もて追われ二度とその界隈の住人とは見做されなくなる恐ろしいワードである。うっかり口にしようものなら村八分確定であり、女性同性愛者を意味するスラングを気軽に口にするポリコレ意識のあまり高くない人たちからもぶっ叩かれる究極のポリティカルインコレクトネスである。だが、以前うっかりこの言葉を使ってしまフォロワーさんから非難の大合唱を浴びた人間として、少々自己弁護を口にしてみたくもなる。

 私たちが見たいのは関係であるしか関係性が好きならBLだろうが百合だろうが区別なく摂取すればいいのに何故百合ばかりを求めるのか、と言われればそれはイケメン男の子よりも可愛い女の子が好きだからである。いやイケメン男の子も嫌いではないし同性としてこいつ性的魅力にあふれてんなとは思うが性的対象ではないのである。これは逆側もそうではないのか。BLを嗜まれお姉さま方のけっこうな割合ヘテロセクシュアルであろう。関係性を楽しむとき、そこには当然に性的視線が介在している。

 そしてその関係性には強弱がある。あるのである。一部の妄想力や発想力の逞しい方々は公式で何も会話していないキャラ同士の絡みを公式設定であるかのように信じて邁進することができるらしいのだが、公式から理由も分らずに押付けられたカップリング大人しく受取って、理由も分らずに消費して行くのが、我々凡夫のさだめだ。とにかく、公式で「あっこれはガチ女の子しか興味ありませんわ。そして両思いですわ」というキャラカップリングもいれば(あーなたのうーたにーわたーしのーハーモニーかさーねてー♪)、「友達でも通用するし、男とくっついても違和感がないけど、でも××ちゃんと○○ちゃんが仲良くしてるのはいいなぁ……」という根拠薄弱なカップリングもあるのである。あるったらある。強いカップリングと弱いカップリングはありまぁす! 電磁カップリングとか重カップリングとかがあるのかどうかは知らない。

 その弱々しい関係性の芽を大輪百合の花に育てきるのが一流の同人作家だったりオタクだったりするわけだが、我々貧困想像力しか持たぬ凡夫は惑うのである。あれ? この子とこの男友達って、いい感じじゃね……? などとヘテロフィルターがかかってしまうのである大吉山で白ワンピ着て楽器吹いてイチャイチャしてたと思ったら普通に原作で男と付き合っていたりするのであり、では公式否定されたか百合ではないのかと言われるとでもやっぱりこのふたり関係性とか姉との繋がりとか眼鏡の先輩との絡みとかも恋愛感情に発展させていきたいよぉ! と二次創作マルチバースであるのをいいことに色々な世界線をアラカルトつまみ食いしたくなるのだ。凡夫は往々にして雑食になる。EMTEMTと言って天使と男が性交する薄いブックを購入することと天使お姉ちゃん百合百合する同人誌に手を伸ばすこととのあいだに特に矛盾はないのである

 この傾向に、最近若い者がハマっている「そしゃげえ」というもの拍車をかける。これらのゲームではキャラクタはプレイヤーに向かって話かけてくる。そしてそうプログラムされているから当然なのであるが、彼女たちは同じゲーム女性キャラと仲良くするのと同時に、まるでプレイヤー好意的であるかのような振る舞いを見せるのであるlike範疇に留まっていればいいのだがどう見てもloveしか見えない場合もあるし妄想力を働かせるとloveに聞こえてきたりもするし、一方では他のキャラとイチャコラしていたりするのだ。もー体触るのやめてよー。つまるところそこに現出するのは、「○○ちゃんが男とくっついていても女とくっついていてもどちらも公式設定として通用してしまいそうな世界」なのである

 そして頭の悪いオタクマルチバース統一するのが大好きである。某アイドルアニメにおいて赤髪ツンデレ医者のご令嬢のカップリング相手は小柄ツインテにっこにっこにーな上級生もしくは猫語尾の体育会系アホの子相場が決まっているのだが、「あれ……? にこまき前提のりんまき、いいのでは……?」などと閃いてしまうのであり、これはりんまきに失恋モチーフ同人漫画が多いことからも容易に察せられる宇宙の真理なのである。秘めた恋心を自覚したときには既にふたりがにっこにっこにー(隠語)していたので恋を自覚するのと同時に失恋を味わい部屋でひとりで泣くCV飯田里穂キャラはいて、それは間違いないこの世の真実なのだが、ともかくそういう風にマルチバース統一したがるオタクの眼の前に「自分プレイヤー)を好いている××」「別の○○ちゃんとイチャついている××」の2つの道筋が示されたらどうなるだろうか。加えて○○ちゃんの方も私に好意的な態度を取ってくれているのだ。

 そう、「混ざりたい」のであるようやくこの表題に辿りつけた。別々の世界線のままにしておくのもそれはそれで良いし、現に私は提督LOVE合同誌もBig Northな薄い本も持っているので、別々のままにしておいてもよいのだが、混ぜたくなるのであるはいここダブルミーニングです。テストに出ます)。自分と○○ちゃんの双方に好意を持っている××でいいじゃないか、という解釈を見つけ出してしまうのである

 「そういうのは『ハーレム』でいいじゃん」と言われるかもしれないが、ハーレムはそこに集められた女性同士の関係が良好であることを保証しない。極端な話どこぞの王侯貴族が作るハーレムなら同じハーレムの一員と一度も口を利かずに終わることもありうるだろう。そういうのも悪くはない、いやこれは欺瞞なのではっきり言うとある種の夢ではあるのだが、そういうのが見たければ素直にハーレムものを読みに行く。私はジェンガ艦橋を持つ姉妹がお互いに愛し合いながら私にもその愛情の一端を向けてくれる世界妄想しているのである。私と彼女との関係けが重要なのではなく、彼女ともうひとりとの関係性も尊いと思っているのであり、そのふたつの関係性をひとつ世界で縒り合わせようとした時に貧弱な発想と乏しい語彙を絞り出した結果として出力されるのが、忌み語として名高いかの5文字なのである

 この呪われし文字列は今や百合好きのあいだでの共通の敵となっており、普段カップリング論争を繰り広げる諸氏もこの言葉が発せられた瞬間に一致団結するという驚異的な接着力なのでDIYに役立ちそうな語なのだが、発する側としてもそれなりに理屈があって言っているのであるしかし、ここまで摩擦を生む語である以上、「百合」とは棲み分けた方がいいという意見にも一理あろう。この5文字を聞いた瞬間に親を殺されたかのごとく怒り狂う人びとも、別にこのような関係性への志向理解できないわけではなく、単にそれを「百合」と名指されたくないだけなのであろうから共存はできるだろう。ただ私の中でそれらは連続的なもので、簡単に切り離したりできないんだよ、ということは伝えておきたかった。

 当たり前であるが、上で述べた理屈現実女性同性愛者あるいは両性愛者のカップルに向けて「俺も混ぜろよ」と発言することを肯定するものではない。あくまで紙とJPEGで表示される女性のことを言っている(もちろんこの言明は、現実女性2人男性1人で構成される愛のあり方を否定するものでもない)。また、そのような消費態度が現実同性愛者に対して搾取である、と言われるかもしれないし、実際に女性同性愛者の表象簒奪しているという議論も成り立たないわけではないかもしれないが、バイセクシュアルポリガミーのことを考えれば、男が混ざろうとするのはおかしいというのも別種の抑圧に与することになりはしないかという危惧はある(シスヘテロ男性が言っても説得力がないと言われたらまったくその通りであり、反論できない)。

 あと、“男性向け”百合と“女性向け”百合を分けようっていうのは、私はあまり賛同しない。薔薇BL棲み分けているというが、近年腐男子という存在がそれなりに登場するようになっており、その中には男性同性愛者も一定数いると聞く。彼らにとって薔薇BLという壁は窮屈なものなのではないか。というか百合好き男性の界隈で好評を博す作品にはプラトニック作品が多く(私も好きだ。新米姉妹の部屋の居間に置かれた時計になりたい……)、女性百合好きに好まれ作品とどのくらい違いがあるかというと、正直あまり違いがあるようには見えない。だったら無理に分ける必要もないように思う。“男性向け”百合と“女性向け”百合とのあいだに強固な壁はなく、なんとはなしのグラデーションの中で共存しているのだから、あえて「こちら」と「そちら」に分ける意味もあるまい。性描写の有無はR-18シール貼ればいいわけで。というか性描写で区切ろうとすると「百合レズは違う!」とか言い出して「清らかな女の子同士の百合」と「レズ」を切断してレズビアン差別に加担する百合好きが出てくるというお排泄物みたいな現状があるからそこで区切るのは害が大きい。腐女子の“学級会”はよく揶揄されるけど、ほんと百合界隈もたまにはちゃんと“学級会”する必要があるんじゃないかと思うよ。

 なんの話かというと、型月厨のお前らロード・エルメロイII世の事件簿読めよ、イスカンダル大好きなウェイバーちゃんマジ尊すぎんぞ、という話でした。というかあの作品グレイちゃん師匠に向ける思いも尊すぎてミステリ部分はガバガバだけど人間関係部分は尊さの塊なんや……

ブコメにお返事

murishinai 「混ざりたい」だと、すでに成立してるカップル双方の思いを無視して割り込む感じがあるので良くない。この増田ポリアモリー的な物を目指してあるのであるからもっと別の表現を探して使うべきだ。

 なるほど「混ざりたい」への違和感の原因はそこだったのか! と目ウロコ。確かに日本語の語感としてはそうですね。

jet-ninjin 女性向けの夢にあたる概念男性向けでは何て言うのかな。オリキャラ女主はよく見るが男性向けでオリキャラ男主ニーズあるのかな…。

 というか、女性向けと違って男性向けでは所謂「夢」デフォルトなので特別名前がついてないという事情があるような(デフォルト、というのは実際の頒布数に占める割合ということではなく、「男性向け同人誌」と言ってパッと思い浮かぶのが百合じゃなくて女性キャラ男性がイチャコラしてる本、みたいな、イメージ問題です)。男性向けのえっちな本の多数派百合ではなく(もちろん百合もありますが)女性キャラ男性(もちろん既存キャラである場合も多いですけど――キョン!AVを撮るわよ!――モブおじさんとか整備員とか用務員とかの所謂「竿役」はオリキャラのことが多いんじゃないかなと)がえっちなことをする本であったりするわけで、男性向けでの「俺の嫁」は文字通りの「俺の嫁」なのです。

seachel 長くてよく分からんけど夢女子腐女子兼ねてる子は女にもよくいるので、自分自身すらマルチバースと捉えたらいいのでは? Aカプを愛でる増田、Bカプを愛する増田、夢男子増田…みたいな切り替え方式

 この切り替えというのが難物というのはあるかもしれないですね。私にとってそれは全部連続性を持ったただひとつの私で、はぁこのカプ尊い同居してる部屋の目覚まし時計になりたい……という私と○○ちゃんとイチャラブしたい私というのはあくまグラデーションの両端でしかなく、その真ん中を厳密に切り分けるのはなかなか難しいのですが、切り分けていかないとムラハチを食らうしこんなこと言ってる私も鶴賀学園の主将副将に混ざりたいとか言われたらイラッとするので(ザ・自己中の極み)、場の空気を読んで穏便に使い分けて生きていきたいなと思いました。

2016-12-11

現実ありのままを認められない日本人の異常性(精神疾患性)

噂に聞いたのだけれど、ある芸能人セクシュアリティがどうこうってことで騒がれているそうですね。

結論から言って、セクシュアリティの相異(多様性)を認められない日本社会の方が異常です。

セクシュアリティということ自体がそもそもきわめてプライベートことなのに、それが勝手暴露されていじくり回される人々って、気色悪いし危険です。

ただでさえ、シスヘテロでない(ヘテロセクシュアルでなかったり、トランスジェンダーであったりする)ってことだけでも、あれやこれやと言われたり、興味本位ネタにされたりする社会です。しかも近年は、少子化問題とか言って、結婚しろ子供産めっていう、儒教的教義道徳)を押し付け社会的圧力があって、たかホモセクシュアルでさえも狩られそうな雰囲気です(一種ヘイトです)。公言する(いわゆる「カミングアウト」)ってだけでも、人生や命が懸かるんです。

たとえ公言せずに隠していたとしても噂が流れて社会生活に悪影響が出ます。実際にはシスヘテロの人でも虚偽の噂が流れて社会生活に影響が出ることがあり、「自分シスヘテロだ」って言って噂を否定することになるでしょうが、それは結果的には世のシスヘテロでない人に対する否定的価値観を表明する効果が出てしまますヘイト片棒をかつぐことになります)。

私は生まれつき染色体異常で、幼い頃から今までもずっと、周りの人々から酷い扱いを受けてきました。皆、私に対してだけ態度が変わり、職業柄で私に接さないといけない人(店員とか教諭とか医者とか公務員とか)でさえも嫌々やっていることが露骨です。陰口叩かれたりありもしない噂を流されたりするのはいものことで、勝手ホモセクシュアルだという虚偽の噂が流されていました。面と向かって罵詈雑言を浴びせられもしてきたし、殴る蹴るや盗むや壊すといったことは学校ではしょっちゅうやられていました。私からすると、不条理です。なんで私ばっかり迫害を受けるのか。

人間というのにはどうにも、現実自分にとって都合が悪かったり好きでなかったりすると、認めたがらない性向がありますね。例えば「正常性バイアス」というのもそうでしょう。

例えば、自分の中にも若干はあるゲイ性向が怖いから、嫌だからゲイ嫌悪する男がいるのでしょう。自分のことを褒めてくれない(承認欲求を満たしてくれない)からゲイ嫌悪する女がいるのでしょう。レズビアンヘイトされるのも同様ですし、そのほか多彩に実在するセクシュアリティについてここではいちいち言及しませんが。

例えば、現実には醜いから、「美しい国」って言うんでしょ。弱いから「強い」って言うんでしょ。どこぞの首相とか大統領とかも現実を認める能力を欠いているわけでしょうし、現実を認めたくない人々の心情を利用して権力を獲ったんでしょうね。だからきっと、世の中は良くなるどころか、更に悪化していくのでしょうね。自分さえ良ければいいんでしょうし、自国さえ良ければいいんでしょ。けどおそらく、一過性の愉快しか得られず、将来へのツケを増やしていくばかりになると思いますね。

今の人々は、現実を認められないし、現実を観る能力すら欠いてきています。周りの人が言うこと、マスコミが言うこと、SNSとかで流れていることが、現実とすりかわって認識されています自分自身の眼や脳で見なくなり、自分の脳で感じたり考えたりすることを放棄するようになってきています。こうした異常性について自覚がないから、ものごとはよくなるどころか悪化していく一方なのでしょうね。

2015-02-09

LGBTではないけどもやっとはするので男女カプって言ってる

LGBTの方に質問です。「異性愛をノーマルと呼ぶこと」及び「同人… - 人力検索はてな

なんでもやっとするかというと、「ノーマル」って一体なんだかよくわからんから

というかそもそも自分のことすらよくわからん

私の性自認は一応女で、昔から自分が直接、性的主体もしくは客体となる関係性にあまり興味がなく(性欲はある程度ある)、さいわいモテなかったのでまあ一生ひとりで生きるのかなあと思っていたら生まれて初めてモテた相手が男性で今その人と付き合っているので多分ヘテロセクシュアルなのだろうけど、生まれて初めてモテた相手が仮に女性だったらそれはそれでそのようなお付き合いをしていたような気がするけど女性モテたことはないのでよくわからない。

これが「ノーマル」なのか、そうではないのか、そうしてそうであったりなかったりすることにそもそもどんな意味があるのか、よくわからない。

ついでに言うと腐女子だけど男女カプも百合も好きだ。男性向けのエロも好きだ。

そういうあやふやつーか雑食つーか、な状態の人間から見ると、アンケート選択肢は、なんかそんなぱっきり分けられるもんではないのでは、って気がしてしまう。

あと、男女のカップルからノーマル」ってそもそも主語でかすぎだよなとか、現実性的指向創作(における性的ファンタジー)は別物じゃないでしょうか(個人的には腐ネタで男同士のカップルを「ホモ」と呼称するのにも違和感ある)とか、質問をひっくり返して「異性愛者の方に質問です。『異性愛以外の性的指向アブノーマルと呼ぶこと』及び~」みたいにするとどうなるんかねとか、「ノーマル」という言葉が「正しさ」と結びついているように感じられてしまうのももやっとする一因かなあ本来関係ないと言い切ってもいいのかなあとか思った。結論はない。というかそもそも「ノーマル」が何を意味してるかよくわからんので、自分としては差別的かどうかも判断しようがなかった。

アンケート取ってる人は、「ノーマル」という言葉をどういう意味で使用しているのだろう?

2014-04-06

男子をこじらせて

いわゆる「男らしい」ふるまいや言動に昔から抵抗があって、自分がそれをしているのを認識するとちょっとした嫌悪を感じる。たとえば、自信に満ちた集中力は気配りのなさに、はじらいのない率直さは下品さに、男性グループのノリは馴れ合い低俗さに、感じられることが多い。

振り返ってみると、この抵抗感の根っこは小学生の頃にあるような気がしている。当時は体が小さく、厳格な両親の教育の支配下にあって、力勝負や乱暴な言葉かいが苦手だった。そうした物事を避けていると、いつのまにか「女みたいだ」とはやしたてられ、いじめ対象になっていた。たぶんそれ以来、「男らしさ」にどことな嫌悪感を抱くようになった。

大学卒業して働いている今でも、私は「男らしさ」を積極的には内面化していない。自他に対して「男らしさ」を感じるセンサーが敏感にはたらき、自分自身をそうしたふるまいからあえて遠ざける。他の男性が「男らしい」ふるまいをしているのを見ると、感嘆と少しの嫌悪が心にあらわれる。

こうした性質は、人との関係のなかでいろいろな意味をもつ。たいていの人は私に、やさしいとか、いい人とか、そうした評価を与える。親しい友達には女性が多いけれど、ヘテロセクシュアル恋愛対象として見られることがあまりなく、頼りなさや優柔不断さを理由に振られてばかりいる。

今は、そういうものならそういうものなんだよねと、特にどうこう気に病んではいない。義務教育以降は「男らしさ」を強要されない世界を選ぶよう努力してきたし、自分のこうした性質もある程度俯瞰できているように思う。ただ、もし「男らしさ」を身にまとってうまく扱うことができたら、「女らしさ」がそうした性質をもつのと同様、もっとモテていたんだろうか、とそこがちょっと気になっていたりはする。

2012-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20120107003114

「気持ち悪い」のは、ホモセクシュアルに対して、ではなくて、「片想い」の方。

特に、変にこだわって好意を隠そうとか、こんなワタシなんて…、とか、言い訳ばかり連ねて、そのくせあきらめるでもなく、ぐるぐるにこじらせた片想いなんて、ヘテロセクシュアルであっても「気持ち悪い」領域に入るだろうさ。

2010-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20100813082918

別におかしくないよ。

人間性的欲求にはさまざまなバリエーションがあり、それは多様性なので。

[asexual.jp(T)] > [Aセクシャルについて]

http://www.asexual.jp/info.php

ここにセクシュアリティバリエーションがいろいろと載っているが、

 

要するに「恋愛感情無し(あるいは薄い)ヘテロセクシュアル」なんでしょ。

マイノリティということにはなっているけれど、

恋愛コミュニケーションとかどうでもいいよ派」でしょ。

こういう人はけっこういるよ。

  

っていうか、自分も3年前までそうだったもの。

「定常的に彼女がいてほしい」は今でもないし。

ただ、3年前に「特定の個人と恋愛」はしたので、

今は、分類するならば普通ヘテロ、だということにならなくはない。

2009-10-27

BLは次のステップに進むべきである

いやよく知らないんだけどさ

このテの作品に明るい作風のものが割と増えてきたように思うのですよ、pixivなんかを見てるとね。

そもそも男の同性愛なんか救いようがないのが普通ですよ全く。

それをあんなに大っぴらに求め合うのが普通かのように描きたくる創作家はけしからんわな。


ヘテロセクシュアルの男性に比べてホモセクシュアルの男性の自殺率は六倍!

http://www.gaylife.co.jp/news/533.html


とのような話もあるように、本来救いようのないくらい暗い世界観が厳然と現前しているのを、描き手は理解するべきだと思うなー。

まあ俺が言いたいのはアレだ、ちょっとはネタにされてる側の気持ちも考えて見ろよ腐女子共ってこった。

その上で創作に移るのが普通なんじゃないかね?

もっと高度なステップに上がるべき時が来てると思うよ。



ところで蛇足になるが、逆に言えば精神性の脆弱さが目立つ故に女達はゲイを愛でるのやもしれんね。

ホラ、愛玩動物にしたってほとんどの場合、自分より愛くるしくて脆弱なものを飼うだろ?

2007-11-19

外人アメリカン白人)とセクロスしてみて思ったこと

 ちなみに俺は男のヘテロセクシュアルな。

 外人アグレッシブだよなぁ。本当にびっくりした。結論から言うと俺、基本的にされるがままだったのよ。もうね、マグロかと思った。

 俺が何もけしかけなくても向こうからベッドにねっころがって、うはwwわかりやすいwwって思って俺もねっころがるじゃん。

 そしたら向こうから抱きしめられて向こうからキスしだすし、俺が

 「さすが外国人、話が早いな・・」

と思いながらなんとなーく同調しているとしばらくしたら向こうから勝手に服脱ぎだすのよ。

 上半身脱ぎ終わったらその次に、俺の服が脱がされた。当たり前のように。そのときぐらいからなんかおかしくね?服脱がすのって俺の仕事じゃね?って言う疑問が俺の中に沸き始めたがそんなことはお構いなしに、見る見るうちに全裸にされた。

 間違いなくその子は俺の体を自由に使って性欲を満たしていた。そのことにじわじわ気づき始めたのだがもう俺には彼女は止める事はできない。

 本番になって、入れるときでも、向こう正常位の体勢から自分で入れてくるんよ。で、正常位の体勢で自分で腰動かして「アァフッー・・アァフッー・・」って言ってんのよ。やばい、俺は彼女の性玩具と化しているじゃないか・・・・!!!そのときに俺は男でマグロな気分を味わうというある意味貴重な体験をした。だって考えてもみなよ男でマグロってなかなかないだろ?とにかく正常位の固定概念を根底から覆された気分だった。正常位でこんなんだから騎乗位は彼女の独壇場であったことはいうまでもないだろう。

 さらに、向こうがいくまでに時間がかかるからどう俺が我慢しても我慢しきれずに先にいってしまうんだけど、そしたら彼女が「今いけなかったからもう1回したいしたい!」って言ってきて、俺は久々に性欲の限界を感じた。結局2回→6時間睡眠→昼ごろおきてもう1回することになったんだけど3回戦全部俺が先にフィニッシュ!!!という残念な結果に終わってしまった。

 ちなみにそのこは別に白人の中では口数も決して多くはなく大人しい雰囲気を醸し出していた。まぁ普段からよくくっついてきたり、腕組んできたりっていう予兆はあったんだけど、そんなのは別にかわいいもんだよな、っていうぐらいの認識でしか俺は思っていなかった。「アピールは激しいけど、おしとやかでいい子だな」と思ってたんだよね。それだけにベッドでの豹変っぷりはマジで度肝を抜いた。彼女の性欲にただただ身を任せるしかなかった・・・・・もう黄色人種の性欲の限界を感じずにはいられなかったよ。白人同士のセックスとかどんなんなんだよ。もはやこれはセックスじゃない、スポーツだ。外人やばい。

 ちなみにまだその子とは付き合ってない状態で、付き合っても全然おかしくない状態なんだけど、このことが気がかりで気がかりでどうしようか困っている。

 贅沢な悩みでサーセンとしか言いようがない。やっぱりこういうレヴェルから文化の違いが表れているんだな・・・・と思ったので。

追記:http://anond.hatelabo.jp/20071121061826第二段

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