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はてなキーワード: ネロとは

2020-03-25

anond:20200325141619

でも実際オタクにとってもヴァネロちゃんティンとくるキャラのはずだで

anond:20200325140917

mjd? シュガー・ラッシュのヴァネロちゃんハイエースでカーレースするような作品でもええの?

(まあ、敬意があればワードの時点でほぼやるなと同義なんだが)

2020-01-30

村田VSカネロ決まったん?

やるやん。

2019-12-23

アマゾンポチったエネマグラが届いた

なるほどこれはバリ処理が要る

ネロスにすればよかった

2019-12-04

anond:20191204151502

モアナは私はプリンセスじゃない(族長の娘だ)、と自分で言ってるんだが

世間的にもあれプリンセス扱いじゃないだろ

ヴァネロペもプリンセスかっつーと微妙だし

2019-11-30

最近ディズニープリンセスのさ

過去プリンセス像を否定していくスタイルやだなあ

新しいプリンセス像は素敵だと思うけど、ディズニーマインド技術なら過去否定しなくても素敵なキャラクターは作れるはずだと思うんだが

過去映画プリンセスはそれはそれで魅力的だったわけで、だから世界中の多くの人が憧れて育つんじゃないか

きれいなドレス可愛い顔、おしとやかな性格、それが女性の全てではないが彼女たちにとっては立派なチャームポイントだと思うな

なんで急にそんなこと思ったかというとシュガーラッシュオンラインレビュー読んじゃって、あ~あの映画過去プリンセス全否定シーンには違和感あったなーと思い出したんだよね

自由プリンセスはいいが責任感なく自分世界を捨てるガールは好きじゃなかったあの映画

ラルフめっちゃヴァネロペに依存するキモいおじさんみたいになってたのもストーリー犠牲キャラ付けに見えたし

あとラストレースで「勝っちゃってごめんね」が最強に不快だった

一作目はあんなに面白かったのにガッカリだよ

エルサやモアナは可愛かったか最近プリンセスすべてを否定するつもりはないが、ちょっと旧作ファン気持ちも考えてほしいよね

それだけ

そろそろ買い物行こう

2019-11-23

anond:20191123050052

Last Encoreの主人公特殊能力なんてあったっけ

ネロとお風呂はいれてエッチなだれこまない程度の自制心しか特殊じゃないだろ

2019-11-07

意見してくれるひと

無視したり、柔軟に応えられないことが続くと、やがて自分に入ってくる情報自分に都合のいいものばかりになっていることに気がつかなくなる。よいしょされている自覚もなくなる。

立場が上になってきて

気をつけないといけないことのひとつだ。

キケロだったかな。皇帝ネロに耳障りのいいことをいい続け、最期悲惨だった。

よいしょする側も覚悟しないといけない。

2019-10-30

犬成分が足りない

あああ…

犬と戯れてたい…

近くに犬カフェとか看板犬がいる犬カフェがあれば…

東京にいた頃に偶に行った、カフェネロのゾーイを思い出す。

自宅から遠いのにわざわざ遠出して行ったけ。

元気にしてるかな…

2019-10-25

FGOガチャへの欲を断ち切ったらゲームへの熱意もだだ下がりして連続ログイン逃してしまった。ネロ祭も復刻鬼ランド全然やってないしフォウくん礼装最大解放は無理だな

2019-10-21

anond:20191021134644

暴君ネロは殺されるとき自分は偉大だったのに不当に弾圧され殺される、みたいなこと言ったんだってさ。

 

たかだか10年前の弾圧に加担してたことを忘れて弾圧されているヅラするお前もそれよ。

anond:20191021020100

2019のお触り等身大のやつは運営側嫌がらせだよね

オタクたちってレジスタンス気取ってるけど、お前らは暴君ネロ側の人間から

ゼロ年代時代であればオタク迫害される側だったけど結局は自衛隊ポスターにまで採用されるぐらいになってる

10年代最後の年になってもいまだ反乱軍みたいな立場で物申してるけど、違うから

お前らは脅威でしかないんだよ 中国が「我らは後進国から炭素排出大目に見ろ」って言ってるようなあくどさを感じる

お前らは、レジスタンスされる側だから 権利を主張するな、義務を果たせや

2019-10-02

[]マラネロ

イタリアにある人口2万人弱の田舎町だが、自動車メーカーフェラーリ本社があり、いわば城下町として知られている。

転じて、フェラーリ本社を指して「マラネロ」と呼ぶことも多い。

なんかエロい語感だね!

2019-08-07

anond:20190807165504

陳宮いいよね・・・まだイアソンロバーツおっぱいアサシンしか引けてないんだ

アンリマユも出ないからそこはのんびりするよ


配布鯖はイベ中にレベマ絆マックス宝具5に全部してる、セラフ復刻で死にながら一部終わらせたのも配布BB宝具5のため

配布鯖はイベ中だと俺TUEEEできるからこれは絶対に落とさな

落としたのはバレンタインイベの嫁ネロコマンドカードと虞美人礼装の5枚目ぐらいかな(ドロップしなかった)

コマンドカードはまだリムーバーもオープナーも納得できる数が揃ってないし、強化されたけどまだおまけかなあ


配布金時いいよね 今もフレンドで出してる人いっぱいいるじゃん、強いし

サービス初日からやるチャンスはあったのにほったらかしてようやく今年から始めたツケだね

術はシバの女王しかいない・・・スカスカマーリン玉藻孔明は全部フレンドからお借りしてるわ


いろいろとありがとう

2019-08-01

anond:20190729210011

女性像もそうだが那須きのこ基本的倫理観崩壊している。

月姫アルクエィドがなぜかホテルネロカオスを待ち構えるシーンがあった。

わざわざ明らかにネロの方に有利であろう場所で。

案の定ホテルの客が大量虐殺されネロの餌食となる。

まあそれは良いとしよう。アルク人間ではないのだから

問題はその一部始終を横で見ていた遠野志貴かい邪気眼ヤロー、てめーだよてめー。

俺の記憶が正しければアルクを批難する発言ひとつもなかったはずだ。

これは志貴が異常者というより作者が素で犠牲者のことを忘れているものと思われる。

いくら殺人衝動の持ち主でも本心では屁とも思ってなくとも一応型通りの批難はするだろうから

作者はモブいくら死のうが眼中にないのだ。

それ以外にも文章の端々に自覚のない悪が漏れ出ている。

型月作品の全悪役よりも作者自身倫理観が腐れ果てている。

2019-07-31

anond:20190626224519

330

三十六日目

人生の残り時間を数えた所で何かが変わるわけでもないらしい。

俺がやりたかったのは結局この人生だったような気がしてきた。

やりかったように生きた結果、それでも人生は辛かったってことらしいな。

せっかくだし人生を終える前にメンタル病院にでも行ってみようかと思ったけど、よく考えたら仕事の予定が立て込んでるから予定が見えねえな。

やっぱさ、土日でもどこでもいいから『絶対に休めて業務上関係者から絶対電話がかかってこない日』を手に入れられる仕事に就けないなら負け組だったんだろうね。

いやでもこの理論でいうと働いてない資産家以外は全員負け組なのかな。

ニートだって親の機嫌が悪いときには突然家族会議タイムが始まるし、アルバイトだってシフトの穴を埋めろと突然相談を持ちかけられるし。

やっぱ働かずに生きていけるやつってずるいわ。

この国って勤労の義務があるはずなのに、なんか投資活動かいうのやったり貯金を使い潰したりなんかの利子だけで生きていける連中がいるっていうの本当にどうにかならんのかね。

上級国民の前では憲法なんて引っ込むっていうのがどうしようもないよね。

うそ憲法じゃなくね?

現代日本に住んでいるっていうことを根拠動物農場笑えるようになってからまれ落ちたかったよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

他力本願もいいところだなあ。

でも俺に出来ることを必死に考えだしたらガソリン撒いて自爆するはめになるだけだし、もう考えるの辞めるか。

辞めた。

考えるの辞め。

PCキレ、ネロ

2019-07-29

Fateに見る那須きのこが抱える女性像の気持ち悪さについて

Fateという作品が非常に気になっていたので、ここ数年Fate関係をずっと漁って、Fate/Staynight → Fate/ZERO → Fate/UBW → Fate/HF → Fate/Extra(アニメ) → Fate/プリズマイリヤ1,2,3 → Fate/Apocrypha → Fate/Extra(ゲーム) → Fate/Extra CCC → Fate/Extellaという順番で消化し続けてきた。途中Type-Moon世界観が共有されているとのことなので、空の境界OVAを6作見てみたりもしてみた。そしてその結果として、言いようのない気持ち悪さを覚えたのでここに書き散らす。ぶっちゃけると奈須きのこ、てめえは駄目だ。人間ってもんがぜんっぜん書けてねえ!!

Fate気持ち悪さをざっとまとめると以下に集約できる。

(1)Fateヒロインはみんなちょろい女

Fateヒロインって奴は、というよりType-Moonの主要ヒロインは以下にまとめることができる。

 ・青セイバーアルトリアペンドラゴン

 ・遠坂凛

 ・間桐桜パッションリップ

 ・赤セイバーネロクラウディウス

 ・玉藻の前

 ・アルテラメルトリリス

 ・エリザベートBB

 ・アルクェイド

 ・ルーラージャンヌ・ダルク

 ・赤のキャスターセミミスApocrypha

 ・イリヤスフィール・フォン・アインベルン

 ・クロエ

 ・美遊

まあだいたい出てくるヒロイン枠はこんなもんなんだが、ぶっちゃけエロゲと同じでわりと単純で簡単類型化できてしまう(どうして簡単にかつ単純に類型化できるのかは実は一言表現できるのだが、それは次のチャプターで話す)要するに以下のタイプしかいないのだ。

 Type-A.青セイバーアルトリアジャンヌ・ダルク
    ・クールビューティ
    ・使命優先で感情を捨ててきましたエピソードが多い所が特徴、そのくせ不器用型女で大抵食い意地が張ってる場合が多い
    ・主人公に使命感から干渉する内に主人公を好きになっちゃいました
   ※Type-A変形:アルテラ
    【落とし方】

    ・食い意地が張ってるので、基本は食事で胃袋を掴む

    ・使命感を捨てて恋に生きるよう説得するため、とにかく女の子扱いする

    ・不器用生き方のもの肯定し、過去の傷を舐めて肯定してやる

    【NG

    ・チャラい、不真面目

    ・成金傲慢勘違い

   ※要するにギルガメシュ

 Type-B.ツインテール遠坂凛エリザベートメルトリリス
    ・ツンデレ
    ・主人公に余計なお節介をしたりなど、ツンなのに甲斐甲斐しい所が特徴、大抵どこか残念ポイントがあってそこを突かれると弱い、ムキになる
    ・最初主人公下僕程度にしか思っていなかったのに、残念ポイントを突かれたり、心の隙間に不意打ち喰らう内に主人公に執着して好きになっちゃいました
   ※Typa-B変形:イリヤスフィールクロエなど
    【落とし方】

    ・基本は頼って相手自尊心を満たしつつ、隙を伺う

    ・チャンスを見て、心のSGを暴いたり、心の中身を覗き込んで一旦丸裸にした上で従順にさせる

    ・たまに大真面目に褒めると照れるので、褒めのジャブを入れつつ、好意ストレートに打ち込むと何故か落ちる

    【NG

    ・間桐シンジ

 Type-C.肉食女(玉藻、ネロアルクェイド
    ・逆セクハラ枠、本妻アピール、ど直球エロ
    ・性的露骨発言をしたり、直球アピールが多い所が特徴。途中からType-BとType-Cのバトルが起こったりして、BとCの境目が無くなったりする。
    ・何故かは分からないけど最初から主人公のことが好きでした
   ※Type-C変形:メディア
    【落とし方】

    ・真面目な朴念仁で、目的のために愚直に突き進む優男タイプに弱い

    ・ド直球に大してド直球に返す、沈黙沈黙を返して誘い受けする、これを繰り返していると勝手相手が落ちている

    ・倫理にもとる行為をしても基本的には立ち位置を信頼モードにして「何があっても一緒だよ」「過去どんなことがあっても俺は気にしないよ」と言い続ける

    ・意外と寂しがり屋だったり、わりと物事を達観してる節があるので、そういうとき包容力を見せるだけで落ちる

    【NG

    ・こいつら自身が裏表があるタイプなので、裏表が通用すると思ったら間違い

    ・下手に策を弄するよりも天然を地で行くタイプに弱い。本人たちもそこがわかってるから冗談交じりで愛情ストレート表現してくる。

 Type-D.ef系(間桐桜パッションリップBB
    ・精神的な脆さとそれを抱える原因となった闇、もしくはそれに相当する何らかの因果があるヒロイン
    ・いわゆるヤンデレではない。純粋精神的におかしいのに主人公存在正気を保ってるところがポイント
主人公のことを神とか太陽とかずっと思って憧れながら、影でおっさんの太い肉棒に貫かれてました系ヒロイン
   ※Type-D変形:美遊
    【落とし方】

    ・とにかくこいつらは寂しがりで承認欲求が強いので、友達とか絆とか特別というキーワードに弱い

    ・特に精神的な繋がりを重要視するだけで、それを与えるだけで生きる目的にすらなっちゃ

    ・精神的な闇の部分も含めて「お前が特別」を与えてやるだけで落ちる

タイプ共通する欠かせない要素

   ・全員主人公男のことが初見で好き。

・必ず嫉妬を見せる(全員嫉妬する表情が同じ)

・必ず不器用な一面を見せる

・必ず精神的に脆くて押されると弱い恋愛スイッチがある

・必ず料理エピソードがある

 アホかってくらいみんなこれに該当する。そのせいで(2)Fate主人公全般に見られる妙な脱個性&表面的素朴化が起こってる。

(2)Fate主人公全般に見られる妙な脱個性&表面的素朴化、ふいに現れるヲタノリ、かつ妙な包容力と行動力

Fateというか、Type-Moon系の主人公格はほぼ以下の五人に集約できる。すなわち黒桐幹也衛宮士郎ジーク、岸波白野、藤丸立香の五人である。これは女ヒロインがType-A~Dの四種類に集約でき、かつ変形種まで存在することから考えると驚くほどに単調で少ない。とはいえ一応五人はいるのだから、五人を一人ずつ分析していってもいいのだが。ぶっちゃけるとこの五人、精神分析するまでもない。細かい差異はあれど以下の一行に簡単に集約できてしまう。

Type-Moon.(黒桐幹也=)岸波白野=藤丸立香
   ※Type-Moon.変形:衛宮士郎ジーク

マジでこれは異論は認めない。ぶっちゃけTypeMoon系の主人公(男)ってやつはどいつもこいつも女に対しておんなじアピールしかしてない。驚くくらいこれがまったく変わってなくて驚きを通り越して笑えてくる。マクロスフロンティアMay'nが歌うノーザンクロスに「君を掻きむしって濁らせた、なのに可憐に笑うとこ、好きだったよ」という歌詞があるが、まんまこれである。すなわち「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」「僕を傷つける君でも、俺はお前を好きだZe!放ってなんかおけないZe!」のどっちかを繰り返して女の子を包み込んでいるだけなのである。その証拠に各々のメインヒロインFate/StaynightシリーズFate/Extraシリーズを用いてざっくりどうやって各主人公が落としてきたかを振り返ってみよう。

 ・青セイバーアルトリアペンドラゴン

「士郎は卑怯です、私の過去を知って、何度も私の中に入ってきた(性的に)」

→「惚れちまってんだから仕方ないだろ、俺はお前をこのまま放っておけないZe!」→「俺はお前を救いたい」→陥落

 ・遠坂凛

「(アーチャーが私を裏切った…!?そんな…っ)士郎、今日疲れたでしょう、もう休みなさい」

→「お前の方が辛いはずじゃねーか、俺はお前をこのまま放っておけないいZe!」→陥落

 ・間桐桜

「先輩、私綺麗じゃないんです、もうずっと前から汚れた女なんです」

→ 「そんなお前をこのまま放っておけないZe!俺は女としてのお前を求めたいんだZe!」→陥落

 ・赤セイバーネロクラウディウス

「奏者よ、本当の私は悪名によって星に刻まれ為政者なのだ為政者としての余は完全に間違いばっかりなのだ

    → 「そんなお前の姿が俺には眩しいZe!」

 ・玉藻の前

「私は傾国の姫君、私は人とは一緒にいられない、一緒にいてもどうせ不幸にしてしまう、」

→ 「そんなお前が俺との何気ない日常を選んでくれたことが俺はうれしいZe!俺はお前を信じていたZe!そんなお前を俺は好きだZe!」

 ・アルテラメルトリリス

「私は破壊の王、命を奪いたくは…ない、私は、その意味をまだ知らない。だが私には、破壊しかないのだ。他には…何もない。だから…」

→ 「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」

ほらな?

 ぶっちゃけFate/Extra、Extellaなんてのはストーリーメチャクチャ単純で、主人公の事を好きな味方(サーヴァント)を連れて聖杯戦争を進んでいく内に主人公の事を好きな敵が現れて、その敵から主人公が逃げたり逆にその敵を救おうとして失敗してを繰り返しながら、ラスボスとの戦いで主人公を好きな味方と敵の全員が力を合わせ、最後ラスボス大団円で倒した後に、切ない別れが待っている、以上。もうぶっちゃけこれだけであるFGOほとんどこれを繰り返してるだけ。(※この系譜に当てはまらないのはせいぜいがFate/ZeroとFate/Apocryphaくらいのもんで、しかもこの2つは両方ともメインライター那須きのこじゃなくて虚淵と東出)那須きのこの描く女性像、特にヒロイン像ってヤツがいかに偏ってるか、いい加減気づいた方が良い。こいつにとってヒロイン女ってのは精神的脆さという名前恋愛スイッチ存在していて、そこを押しさえすれば女はみんな落ちると思ってる。でもってそのためには男は全員器が謎に広くて天然朴念仁でありながらストレート女性を褒めることも出来て自分ピンチにも泰然自若としている肝っ玉のある男じゃなきゃいけないわけだ。

 このヒロイン像に対比する形で生まれ男性像が顕著といえるのが<空の教会>の黒桐幹也くんである

両儀式」に殺されかかりながらも彼女に惚れてる黒桐幹也くん

 筆者は空の教会の「殺人考察(前)」編で両儀式から殺されかけて逃げながらも彼女を何度も振り返って見つめ合う黒桐幹也になんだかシュールものを感じてしまって半笑いになってしまったのだが、とにもかくにも那須きのこヒロインを救う主人公ヒーロー像)ってのはこのときからまったくといっていいほど変わっていないことが伺える。この異常なヒロインをそれでも愛するヒーロー男性)というのはFateにも結構登場していて、藤丸立香や岸波白野だけじゃなく、メディアさんの恋人ポジションである葛木先生なんかはモロにそのポジションだったりする。特に岸波白野くんの包容力演出の異常さに関してはメルトリリスパッションリップエピソードでも充分に語られているから分かるだろう。基本的那須きのこ氏の作品に登場するメインヒロインたちは絆や深い関係を作るために何らかの精神的ウィークポイント存在しなければならず、そこを無意識に突くことができ、かつ人格的にも不安定彼女たち(意図的男性の手の中に転がりやす存在として貶められている彼女たちの人格)を包み込んであげるためには、ヒーローたる男性は極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好しでなければならないというわけだ。

Fateに見られる那須きのこヒロインとヒーロの構造には根深病理があると見た

 これって西尾維新とかの物語シリーズにもよくあるんだが、とにかく女性という存在を何かと欠陥のある存在にしたがっている。「欠陥のある存在にしたがる」というのは要するに、手触りがあって男の手の中に何となく収まってくれそうな存在に押し込めたがる傾向がある、という意味だ。早い話が心に隙間のある人間に仕立て上げることで、弱点スイッチを作っていることだと言っていい。そしてそこを上手に押してくれる男性ヒーローと仕立てあげる構図を作り上げている。これは病的なまでにすべてのヒロイン共通して言えることである。例えばFate/Extellaに登場するアルテラは1万4千年前の世界を滅ぼした遊星の尖兵たる巨神そのもので、その気になればサーヴァントたちのみならず神級の英霊をも下すこともできる超弩級危険人物なのだが、どういうわけか主人公に惚れていて何故か必要もないのに彼にプログラム世界であるにも関わらず料理を振る舞ってみたり、甲斐甲斐しく抱きしめてみたりする意味の分からないエピソードが大量に存在する。そしてどういうわけか主人公の昔の英霊パートナー嫉妬したり、主人公と会話をしたがるも話すことが見つからなくてじっと見つめてしまったり、逆に見つめ返されて恥ずかしがったりしてしまうのである

(3)奈須きのこの抱えるヒロイン像の病理とはすなわち「女の子男の子の手のひらに収まってる存在である」という願望の押しつけである

この一言に尽きる。だから女性ヒロインにわかやすテンプレを付けすぎて、しかも毎回それを使いまわしすぎる。そして男性ヒーローに対して、女性を救う存在とさせすぎる。一言で言えば、女を舐めすぎだ。この辺は主人公(男)がしょっちゅうヒロイン(女)をからかったり弄ったりすることからもよく分かる。その弄り方のほとんどがどうにもこうにもヲタ臭いのだ。

別に人間なのだから、弱点を押されれば弱いのは分かる。精神的な脆さや寂しさが女の魅力になることも分かる。

でもそれに頼りっきりかっつー話である。いい加減恋愛スイッチのあるヒロインヒーローが助ける構図をやめてみたらどうなのか、と。例えば歴代の有名ヒロイン綾波レイ恋愛スイッチがあったかガンダムララァ恋愛スイッチがあるのか?ヒーローはいだってヒロインに愛されていなければならないのか?そうだとしても、それは常に恋愛という形である必要があるのか?ときにはヒーローこそが、心理的に成長する物語を描いたっていいんじゃないか?Fate作品ヒーロー男性)が画一的で単調なのは、決してヒロイン女性)を魅力的に描く上でそれが必然からなのではない。単純にヒロイン女性)をきちんと描けていないから、その対存在であるヒーロー男性)が対応する形で単調な存在になってしまうのである

那須きのこ氏の課題は、これまでとは異なる男性ヒーロー像を描くことである

ポケモンレッド.hackカイトのような、没個性的な男性を主軸に置くことを続けていくことは否定しない。しかしあえて言おう。真の意味での没入感や共感視聴者が得るためには、登場人物には哲学や主張が存在しなければならない。中庸をいく存在であってはならないのだ。極端に何かを主張する存在でなければならない。それでいてなお、視聴者好意を射止める存在でなければならない。そしてそれに共感するか否かは、すべて視聴者に委ねるべきなのだ

 この点を非常にうまくやったのは間違いなく虚淵であるFate/Zeroの主人公たる切嗣は、主人公としては実に賛否両論だろう。この主人公に対して感情移入できたのかどうかは実際のところ評価の別れるところだし、正直行って那須きのこ氏が展開する没個性型の主人公とはまったくもって一線を画す、主義主張の塊のような漢だ。しかしどうだろう。不思議切嗣を憎めない。また那須きのこ氏がヒロインヒーローにばかり話の焦点を当てるのに対し、虚淵氏が上手いのはヒロインヒーローが絡むメインテーマに対して、ヒロインヒーローとは異なる視点におけるサブシナリオをきちんと描いてメインテーマに関連付けさせるところだ。衛宮切嗣に対して言峰綺礼をきちんと置くし、セイバーに対して、きちんとウェイバーイスカンダルそしてギルガメッシュを置く。(※この違いはなんのかというと、要するに虚淵氏が単にラブコメ恋愛あんまり書くつもりもないかなのだが)

 したがって、那須きのこ氏がこの課題クリアするためには、まず安易ラブコメ恋愛スイッチヒロインを描くことをやめるところから始めるべきだろう。もっと多種多様人間感情模様を描くべきだし、そしてもしそれがきちんと出来ていれば、主人公(男)があれほどまでに没個性的で妙なヲタのりをする奇妙な包容力のある人物になるわけはないのである

 結論としてこうなる。Fateに感じる気持ち悪さは、那須きのこ氏が人間を描けていないからだ。

2019-07-22

anond:20190722232600

ありがと~

ネロっていうのが成人向けランドセルって聞いたんだけどつかったら真っ先にジッパーが壊れたんだよね~

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