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はてなキーワード: 映画作品とは

2022-10-20

anond:20221020005917

プログラミングには設計製造フェーズがあり

日本はなぜかこの担当がそれぞれ別の職域として別れてしまっている場合が多いが

一人で両方を担当してる人もいる

まりそのスタープログラマは一人で映画作品一本作ってる、監督演出役者なわけ

そら金もらえるし、自分仕事アートといえるでしょう

 

声優は声を当ててるだけだから担当役者だけ

素材にすぎない職分なのは避けられないんじゃないかなあ

企画からなにから自分で全部やれたら話変わってくるけど。

2022-10-11

しろポリコレマイノリティを窮地に追い込んでいる

1.出演者スタッフ白人人間で固められていて、そのことに批判の声が上がる。

2.女性有色人種やLGBTの属性人間が出演し始める。

3.そのことに反発の声が上がるが、ポリコレに反しているということでかき消されるか無視される。

4.ポリコレ仕様となった映画作品は誰も見ず、興行的に失敗する。

5.ポリコレ推進者たちは「この映画を見ないのは差別だ!」と主張し始め、更に反発される。

6.その反発はマイノリティ人達へ向かう。

7.マイノリティの人たち自身も、興行が失敗したのは自分達のせいだと自分を責め始める。

8.映画界を衰退させた責任という形で、マイノリティ人達社会的地位は以前よりも更に下がる。

2022-10-08

ポリコレという名前焚書

 最近ポリコレによってさまざまな創作物強制的現代価値観に無理やり置き換えられ反感を買うことが増えている。

特に映画映像作品特に顕著で、原作にあった背景までも無視する改変ぶりに辟易している人は数多くいるわけだ。

商売から見てもバイオハザードシリーズシーズン1で終了するなど明らかに悪影響が発生しているのにそれをやめようとしない。

そもそも言えばポリコレ配慮していようが、その作品の出来が良ければ「それはそれであり」になるはずだ。それが出来ていないのだからポリコレ害悪になるのだ。

市民団体など圧力団体のせいってことも言えそうだけど、もうちょっとこの話は根深いし業が深い。

この話をするには近年のコンテンツ産業におけるとあるジレンマ関係している。それはアーカイブ化だ。

たとえばテレビアニメ場合、昔なら放送したらそれでおしまいだったか再放送がしばしばあった。機動戦士ガンダムなんかは再放送で人気が出た。

それがVTRになってVHSビデオを経て、DVDになって、そして現在それは配信に姿を変えた。

配信になったことで今じゃアマゾンプライムに加入すれば機動戦士ガンダムがある程度画質強化の上で、全話見ることが出来るわけだ。

レンタルで借りる手間もなく、カタログから選べば即視聴できる。

これだけなら実はそこまで問題ではない。厄介のはこの先の話。

既存コンテンツあくまで当時の技術で作られたものから画質や品質が残念になりがちだ。

ところがここにデジタル技術AIが入り込んできて事態は急変した。古い映画作品でも4K画質に耐えられる画質にされてしまった。

新作映画だと思ったら、ものすごく古い映画だったなんてこともしばしばだ。

そりゃそうだ。映像表現能力2000年代中盤以降素人目にはほとんど分からない状態になってしまったところに高画質化技術が入って解像度が上がったのだから

ゲームですらこの傾向が生まれている。かつてはリマスターで売りなおせばよかったのに、マイクロソフト自動4K HDR フレームレート上昇を半自動で行う。

毎秒30コマで動かす前提でゲーム設計しているもの自動で60コマにされてしまう。ソニックゲームが旧作なのに新作のような動きで動いてしまう。

まり過去作と新作はもはや垣根が存在しない。出来がいいものは延々と売れ続ける。任天堂スイッチゼルダマリオカートが延々と売れ続けるように。

 こうなると新作を作っているところはたまったもんじゃない。新作だけを競合にしていたのに、過去作までもが競争相手になったらそりゃ無理ゲーだ。

だけど任天堂のように膨大なキャッシュフローを背景に品質上昇のためなら完成したゲーム塩漬けにしてもいいと言えるお化け企業にはなれないのだ。

ゆえに、どうするか、過去作品を潰すしかないのだ。すなわち焚書である

 だが焚書には大義名分必要だ。特定権力者命令ってことにすれば焚書可能だが、現代においてそれは難しい。

からこそゆがんだ正義感を利用する。過去作品現代価値観にそぐわないか排斥し、現代価値観(ということにしたもの)に合わせた作品だけ

利用すればよいのだ。つまるところポリコレというのはあくま商売のために行う焚書を行う上での大義名分に過ぎないのである

 で、結果と言えば普遍的コンテンツを作っているところは延々と作品アーカイブし続け、収益を得るかディズニーのようにアーカイブのために企業を買収するとかが横行しているわけだ。

そんなポリコレ適用したがるのは概ね、アーカイブが十分にできなかった負け組であり、そこが中途半端予算ポリシー過去作を墓から掘り起こしていれば失敗するのが道理なのである

2022-10-06

ピンク映画の件

色々ツッコミどころはあったんだけどそれ自体はまあ映画作品からいいとして、

こういうのを見て真に受ける人がいるから、相手拒否しても行為に及ぼうとする人やガシマンする人やその他諸々がいなくならないんだろうな……と思ってしまった。男性向けのそういう映像は半分ファンタジーだよ。覚えておいてね。

作中の「女は身体を求められると嬉しいものだ」みたいな台詞悲鳴あげちゃった。

好きでもなんでもない人から急に性的欲求を向けられたら殆ど人間は恐怖を覚えるよ。ポリス呼ぶよ。気をつけてくれよ。

2022-09-15

指輪物語アメリカ黒人公民権運動と同時期なので、まず原作エルフ白人だろうと思う

その中に既に黒人がいると、一つの見方として、奴隷輸出国黒人フォエラテ貴族?と思えなくもない

それを狙ったものならまさに原作破壊だな(それともキング牧師ぽいのか、見てないので分からない)

映画作品ポリコレが、原作ポリコレと異なるのは雪の女王でもそうで、女王は人攫い(みなしヴィクトリア女王から善人(みなしエリザベス2世)に変えられ、攫われたカイ少年は消え、証券取引所示唆したような凍った湖もなく、モノを歪曲して見せる悪魔魔法もない

さらオラフ(みなし宗教改革のペーテルソン)というキャラが出てくる

組織的な大作映画で、社会問題を指摘していた原作破壊するのは、もはや悪魔魔法に近いわけだ

映画はもはや二次創作物の類だが、そうと気づかない視聴者が多いだろうから原作ファン煩いのは当然だろうな

なお、日本まんだらけ猥褻物関係摘発されても、二次創作自体事実上規制されていない

アメリカが名作改変映画を作る理由付けの布石かも

2022-05-26

呪術廻戦はハンタじゃなくてBLEACHだよやっぱ

呪術廻戦が話題にされる時によくHUNTER×HUNTERが持ち出される事あるが

自分呪術廻戦読んでる時に近さの話で言うならBLEACHの方をどうしても思い浮かべてしまうよ

以下ネタバレ話)

象徴的なのが禪院直哉の死に方だった

呪術廻戦で直哉パワーアップした相手に一撃でKOされるんだがハンタだったらそのKOされた攻撃で死んでる

でも呪術廻戦はわざわざ直哉がこれで死んでたとはやらずに次の話で本人の物語に絡めた死に方をする

ハンタなら前の話でサクッと殺してるわって思いながら読んでたよ

他にも呪術廻戦は物語性を絡めて死ぬキャラが脇役の脇役でも多いが、それは長くなるから省略する

ハンタ死ぬキャラはあっさり死んで済まされるのが特徴でそれもまた良いと思ってるから呪術廻戦をハンタ扱いされるのは我慢ならん

死ぬ話を丁寧にやったのなんてメルエムくらいだろ。そういう例外的な扱いだからメルエムお話は良かったんだが…

呪術廻戦で特徴的な死に方をした直哉メルエムクラスキャラでも何でもないからな

から入れるなら単眼猫の大好きなBLEACHの枠に入れてくれ

もしくはイイ言い方をするなら色んな作品ハイブリッドですかね

映画作品とか節操なくハイブリッドしまくってるチェンソーマンみたいなもん

ハイブリッド具合で言えば鬼滅の刃もそのレベルだったな

2022-05-17

特オタよりシン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン個人的にはかなり微妙だった。

でもそんなことは、もうこの際どうでもいい。

シン・ゴジラもそうだったけど、いわゆる「特撮作品」が

一般向け映画作品」として扱われ、たとえ数週間程度であっても

老若男女の間でひっきりなしに話題に上がることがとてつもなく嬉しい。

これは俺が子供の頃から夢想してきた光景のものだ。

シン・ゴジラから紆余曲折を経て早六年。

再びこの光景を実現してくれて、本当にありがとうございます

樋口庵野両名はじめ、スタッフの皆さんには感謝してもしきれない。

シン・仮面ライダーも期待して待っています

2022-05-14

anond:20220513223503

40代か)えっと...

もしお子さんがいるなら


古すぎる?

新しすぎる?

  • 『十二鬼月』
  • 『五老星」

映画

https://ja.wikipedia.org/wiki/映画作品一覧#記号数字

(うん?48時間がない?)

...う〜ん、そういうことではなく?

2022-05-02

報われない漫画映画作品を教えてくれ

くらいやつがい

2022-02-10

大怪獣のあとしまつは言うほど駄作ではない

普通にまらない駄作

SNSで盛り上がってるほどの歴史的駄作ではない

毎年数本出るレベル

SNSが普及して群集心理炎上エスカレートしているが

人だけではなく映画作品実体以上に持ち上げられたり酷評されたりしているだけ

そいつも悪いっちゃ悪いけど、そこまでやるこたあねえだろうよってレベルで人をバーチャルタコ殴りにするようになったのと同じように

大怪獣のあとしまつも駄作だ令和のデビルマンだと実際以上に酷い作品として吊し上げられて

誰が一番面白い悪口を言えるかというゲームになってるだけだ

言うほど悪い映画じゃないよ

良くもないけど

2022-01-13

anond:20220113171735

結論よりもどういう理由でその推測になったのかのほうが気になるかな。

増田の1日の投稿数は2000台らしいけれど、5chで2000〜3000レスされる板のID数の平均を見たら1000ってのは悪くない推測な気がする。投稿質的に見て似ている板があるならユニークユーザー数も近いのだろうけれど、増田に似た板はどれだろう。実況系は違うだろうな。オカルトとか軍事あたりはどうだろう。

板名IDレス
漫画18052683
女性アイドル17082667
ファッション16212887
家ゲーRPG15932805
スマートフォン15412123
同人15032051
テレビ番組14432500
ラジオ番組14372296
文芸書籍サロン13552436
自作PC13542453
バイク13132073
邦楽グループ12942093
ビジネスnews+11982021
鉄道路線車両11732103
模型プラモ11662086
ロボットゲー11352719
海外サッカー11092188
プロレス10922473
映画作品・人10432170
野球ch10132188
プロ野球9862119
日向坂469772789
遊戯王9702864
大学受験サロン9372320
競輪8412841
オカルト8232063
PSO7742007
櫻坂467492041
バスケット7472299
軍事7142469
携帯電話ゲー6592139
スポーツch6252939
COVID-196202003
メンヘルサロン3592132
番組ch(MX)2682472
なんでも実況S1142573

http://hissi.org/read_stat.php/20220112/bord/ から

2021-12-30

anond:20211211223507

この記事はてブを観て気になったので行ってみたけど、正直全く全然さらなかった。

記事に書かれているとおり、吉田玲子脚本だったので期待はしていたのだが…。

私は映画.comとかで評価の高い作品を中心に観ているので、自分の中でのワーストが今年の映画作品ワーストだとは全く思わない。

ただ、同じ東日本大震災後の東北地方を題材にした作品でも「岬のマヨイガ」「護られなかった者たちへ(実写作品)」の方が私にとっては面白かった。

※調べて気づいたけど、岬のマヨイガ吉田玲子脚本ですね

2021-10-31

キドキ☆サッカーボーイ(一年前に見た夢)

イナイレ前身元ネタという立ち位置映像作品(実際には存在しない)を見る夢を見た。

円堂がサッカーの頂点を目指す映画作品

敵チームはエイリアのガイア

ヒロインはウルビダ。

2021-10-06

弱者男性テーマ映画作品って少ないよね

anond:20211006105620

しょせんネットの狭い範囲で盛り上がっているだけ

2021-09-20

ものすごくいい加減なディズニー映画史

ディズニー映画に埋もれた名作などというもの存在せず、有名なやつは出来がよく、無名なやつは出来が悪い。

以下、備忘録をかねてウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ制作長編アニメ映画史を概観したい。

メイクマインミュージック』以外はディズニープラスで全部見れる。

1. ディズニー黎明期白雪姫』(1937年からバンビ』(1942年)まで

おすすめ作品:『白雪姫』『ファンタジア』(ミッキーのやつだけ)『ダンボ

ディズニー長編アニメ歴史アニメ史に残る傑作『白雪姫』とともに幕を開ける。この作品はとにかく作画が凄まじく、戦後日本人が衝撃を受けたという逸話も納得の出来である著作権が切れているのでYoutube等でも見れるが、できるだけきれいな画質で見たほうがいい。7人の小人たちの非モテ自助コミュニティ描写ピカイチで、増田を見ているような人々は目を通しておいて損はないと思う。

ディズニー映画はこの頃から一貫して「教育的で」「社会的にただしいとされる」物語を描こうというはっきりとした意思を見て取ることができる。そのため、作品の背景には常に制作された時代価値観垣間見える。

例えば『白雪姫』の3年後に公開された『ピノキオ』では、主人公ピノキオを導く良心象徴としてジミニークリケットという名前コオロギが登場する。この「ジミニークリケット」という名前ジーザスクライストの言い換え語らしく、つまりここでは創造主の似姿として作られた人形が様々な誘惑と戦いながらも最終的にはイエス・キリストに導かれ、ただしい人間性を獲得するという物語が展開されるわけだ。

ピノキオ自体は退屈な作品ではあるものの、歴史時代背景を含めて見ていくと別の発見があり、それはそれで豊かな体験である。ちなみに当時のディズニー自身はむしろできるだけ宗教色を薄めたいと思っていたらしく、この辺は社会要請されてやむなくという側面が強いのかもしれない。

ほか『ファンタジア』中の「魔法使いの弟子」と『ダンボ』は見ていて単純にたのしい良作。『ダンボ』のお母さんの健気さは泣ける。

2. 最初の低迷期 『ラテンアメリカの旅』(1942年からイカボードトード氏』(1947年)まで

おすすめ作品:なし

バンビ』のあと『シンデレラ』まで長編物語映画はなく、とくにおもしろ作品はない。とはいえ日本人としては、バリバリ総力戦をやりながらアニメを量産していたアメリカの国力にむしろ驚くべきかもしれない。

この頃の作品群には「丁寧な植民地主義」とでも呼ぶべき傾向があり、具体的にはアメリカ開拓時代の美化とラテンアメリカへの観光的関心、キリスト教的な価値観三位一体となった教育映画制作されている。この辺はおそらく当時のアメリカ外交安全保障戦略と密接に結びついており、いわばアメリカ流の国策映画だったのではないだろうか。

丁寧な植民地主義的な傾向はこの後も非常に根強く、形を変え品を変え、ディズニーらしさの1つの要素として受け継がれていくことになる。

3. ディズニー復活期 『シンデレラ』(1951年から眠れる森の美女』(1959年)まで

おすすめ作品:『ふしぎの国のアリス』『眠れる森の美女

シンデレラ』は物語の大半を出来の悪いトムとジェリードタバタ展開が占め、あまりおもしろくはないもの興行的には大成功を収め、低迷期の脱出成功する。

眠れる森の美女』は『白雪姫』以来の超絶作画であり、これ以降の作品と見比べてもダントツクオリティが高い。一方で興行的には制作費の回収すらできず、総じて失敗作と見なされたようだ。ディズニー作品作画技法は『眠れる森の美女』でひとつの頂点に達し、以降はべつの方法論を模索していくことになる。

ほか『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫や芋虫悪夢的な描写は見たものに強いインパクトを与える。一方で登場人物にだれ1人としてまともに会話の通じるキャラがおらず、集中力の維持が非常にむずかしい作品でもある。

ピーター・パン』では全能感と成熟の拒絶というYoutuberの原型のようなヒーロー像が描かれる。ピーター・パン症候群とはよく言ったもので、本家ピーター・パン未成年淫行炎上する未来を強く予感させるキャラクターだった。

わんわん物語』では都市自由謳歌していた野良犬ペットとして不自由幸福を手に入れて物語が終わる。ここで描かれるペットたちのむき出しの奴隷根性は、前述の植民地主義無関係ではない。『ピーター・パン』『わんわん物語』ともにおもしろくはないが、それぞれ見どころのある作品となっている。

4. えんぴつ作画期 『101匹わんちゃん』(1961年からくまのプーさん 完全保存版』(1977年)まで

おすすめ作品:『101匹わんちゃん』『くまのプーさん 完全保存版』

眠れる森の美女』のアーティスティックで洗練された描線から一転、『101匹わんちゃん』以降はえんぴつで描かれたかのようなラフ描線作品構成されていく。『眠れる森の美女』以上のものを作り出すことが現実的不可能であり、見劣りを避けるという意図があるのか、あるいは端的に制作資金が枯渇しただけかもしれない。

技法的にはやはり『くまのプーさん 完全保存版』でひとつの完結を迎え、以降ディズニー映画は再び模索と低迷の季節を迎えることになる。

『おしゃれキャット』は金持ちペット使用人をブチのめす話で、一方『ロビン・フッド』は貧乏人が金持ちをブチ殺す話だ。この時期のディズニー節操のなさがすごい。

5. 模索時代ビアンカの大冒険』(1977年からオリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)まで

おすすめ作品:『オリビアちゃんの大冒険

この時期の作品群の特徴を一言で言い表すならば、「リアリティへの接近」ということばになるだろう。それは一方では作画技法への3DCGの導入というかたちで現れ、他方で物語上では善と悪の単純な二項対立の脱却が図られることになる。

前者は『コルドロン』の奥行きのある大胆なカメラワーク作画法、『オリビアちゃんの大冒険』『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』での部分的3DCGの導入に見られる。後者は『きつねと猟犬』での人種対立メタファーとして描かれた動物間の争いや、多人種共生する複雑な現実を猫の姿を借りて描いた『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』に象徴である

『きつねと猟犬』はこれまでのディズニー作品に見られた家畜たちの奴隷根性を初めて批判的に描いた作品であり、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』と合わせて「社会的にただしいとされる」物語像の変容を見て取ることができるだろう。ただしこの時期の作品群は総じて地味で魅力がない。どうやら創業者ウォルト・ディズニーの死や主要スタッフの大量離脱の影響があったようだ。『コルドロン』は興行的にも大コケし、ディズニーの低迷を象徴する作品となった。

シャーロック・ホームズ翻案であるオリビアちゃんの大冒険』がかろうじて見ていられるという程度で、単品の映画作品としておもしろものは少ない。『オリビアちゃんの大冒険』では、冒頭からネズミ女児パンチラという一体どこに需要があるのかわからない謎サービスカットがあり、視聴者集中力が乱される。

6. ディズニールネサンスリトル・マーメイド』(1989年からターザン』(1999年)まで

おすすめ作品:『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン

この時期ディズニー批評評価興行収入の両面で復活を遂げ、一般に「ディズニールネサンス」と呼ばれているらしい。本稿でもその表現に従う。

しか作品クオリティ過去10年とは比べものにならないほど高く、ルネサンスと呼ばれるのも納得の時期である。一方で技術革新価値観の変容は停滞気味で、歴史の流れとしてはさほどおもしろくないというのが正直なところ。ルネサンス言葉通り、ある種の保守回帰時代に当たる。

おそらくこの時期、真に革新的だったのは、作品の表層に現れる技術テーマ設定ではなく、安定して高品質作品を量産する社内の体制組織づくりの技術にあったのではないか

個別作品として語れる部分は非常に多く、『リトル・マーメイド』は作画がよく、『アラジン』は見ていてたのしい。

美女と野獣』でははっきりと他者理解テーマに打ち出し、また女性主人公男性から求婚を拒絶する主体性を獲得するなどプリンセスものとして出色の出来栄え他者尊重することを覚えた野獣が救われ、他者存在最後まで容認できなかった村のヤンキー破滅する。主人公読書好きでヤンキーと話が合わないインテリとして描かれる点も珍しい。ただしこの他者理解プリンセス側に一方的負担を強いるかたちとなっている側面が強くあり、なかなかむずかしい部分もある。

ポカホンタス』は白人によるアメリカ侵略植民地化を矮小化し美化するかなり最悪のお話で、案の定ネイティブアメリカン民族団体にかなり怒られたようだ。引き続き怒られてほしい。

ターザン』もインディアンゴリラに変えただけで『ポカホンタス』とほぼ同類型のお話ではあるが、最後白人研究者たちがゴリラ部落に居残ることでギリギリバランスを取っている。ここにはターザンポカホンタスの男女差が絡んでおり、単純にターザンのほうがいいとも言いがたい。

ノートルダムの鐘』は強引にハッピーエンド化されているという不満はあるものの、子供向けの大作映画障害者活躍を描いた点は積極的評価されてよいだろう。そもそもディズニー作品には『ノートルダムの鐘』以外にも障害者がやたらとよく出てくる。アメリカ社会には障害者積極的に受け入れる土壌があるからできるのだとは思うのだが、日本コンテンツおよび社会全体でも頑張ってほしいポイントである東京ディズニーランドでもべつに障害者見かけないし。

そのほか『ムーラン』『ターザン』ではそれぞれ3D技術進歩を見て取ることができる。

7. 3Dへの過渡期 『ファンタジア2000』(2000年)からホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)まで

おすすめ作品:『リロ・アンド・スティッチ

みたび低迷期である。『ダイナソー』に代表されるように3D映画への本格的な移行が始まり2D映画最後の全盛期に当たる。

作品としては『リロ・アンド・スティッチ』がずば抜けてすばらしい仕上がりで、商業的にも大成功を収めた。『リロ・アンド・スティッチ』は王子様に救われるというプリンセスもの物語類型とは異なる、弱者同士が助け合う疑似家族モデルを明確に示した重要作品である

自分欲求をうまくコントロールできない少女リロと、破壊衝動を植え付けられ誕生した人工生命スティッチが、貧困家庭ネグレクト問題SFアクションを背景に成長していく姿が描かれる。キャラクターデザインはかわいらしく、作画からかい小ネタに至るまで非常に丁寧に作られており、娯楽作品としてもすばらしい。リロの姉・ナニの恋人もいいヤツで好感が持てる。

残念ながらディズニー映画ではこのあと疑似家族的な想像力は発展せず、プリンセスものという旧来の枠組みのなかで無理やり「価値観アップデート」を図ることになっていく。

アトランティス 失われた帝国』はディズニー映画には珍しく人がバンバン死ぬ作品で、ふしぎの海のナディア宮崎作品みたいなものアメリカ人が真似して作るとこうなるのかといった印象。ガバガバ設定とご都合主義が目につき、リアル路線なのかファンタジー路線なのかどっちつかずの失敗作だった。ただし主人公オタク青年採用されている点は注目が必要で、これ以降ディズニー主人公イケメンマッチョではなく非モテオタク主体となっていく。

白雪姫』で人間扱いされていなかった非モテ小人たちが「社会的にただしいとされる」物語主人公となる時代を迎え、しかもそれが日本アニメの強い影響化で発生しているわけで、価値観の大きな変化を感じ取ることができる。ただし、『白雪姫』の王子様はあれはあれで人間味のかけらもない平板キャラクターではあるので、モテ非モテという面ではそこまで単純明快な話ではない。

ブラザーベア』は殺した相手の子を育てるというなかなか攻めたお話ではあるのだが、最終的にファンタジーに着地するせいでどうも軸がブレる。

続く

https://anond.hatelabo.jp/20210920162554

2021-08-20

細田守かばう。

細田守が『おおかみこどもの雨と雪』や『竜とそばかすの姫』などの作品の中で「社会福祉制度存在無視している」「それらの社会制度は役立たずで無意味と見做している」「それらの仕事に携わる縁の下の力持ちの人たちの存在意義を軽視している」として批判されているようである。そのような細田守の特徴そのものについて争うつもりは、私には無い。

しかし、現代日本エンターテイメントクリエイターたちの中で、社会制度を軽視したり無視したりしている人間は、別に細田守一人ではない。そういう意味で言うならば、むしろ細田守けが矢面に立たされて、不当に批判に晒されているようにも見える。

細田守ビッグネームになったのは高々ここ十年ぐらいの話であるが、細田ブレイクする遥か以前から長年に渡ってゴミクズみたいな作品を量産し続けてきた日本の実写ドラマ映画では、その間ずっと、社会制度存在意義や、名も無き縁の下の力持ち的な人々の役割を軽視し続けてきたではないか

ゴミクズ作品揃いの日本の実写ドラマ映画で主流として用いられてきた物語作りのフォーマットと言えば「やる気も能力も無い無能人間たちしか存在しない学校職場に、型破りで能力が高い主人公が現れて、独力で難題を解決する」というものである。このような物語世界における脇役や敵役は、主人公を引き立てる為に、徹底的に無知無能無気力であるように設定される。

こういう物語作りはラクであるしかし、主人公を取り巻く社会構成する庶民たちに対する想像力を奪う。観客からではなく、物語を作る監督脚本家から奪うのである。正確には、奪ってしまったと言うべきだろう。だから実写ドラマ映画作品は、細田守作品と同じぐらい社会制度や名も無き縁の下の力持ち存在意義を無視・軽視したものばかりである医者とか刑事とか検察官とか銀行マンとかが主人公ドラマを観れば、よく分かるだろう。

2021-07-19

ケモとショタ電脳ライブ

竜とそばかすの姫の感想です。

ネタバレと他の人の感想先入観を持ちたくなかったのでなるべく早く見ようと土曜日の朝一に行きました。

一応細田守監督映画作品はほぼ見ています

(未来のミライTV放送視聴、お祭り男爵は未見)

一番好きな作品ぼくらのウォーゲーム次点時かけ、その次がサマーウォーズ

サマーウォーズは昨日の金曜ロードショーで久しぶりに見たのですが、12年前というだけあって今見ると結構キツイ部分もあって少ししょんぼりしました。

好きなシーンはいっぱいあるんですけどね。

典型的細田監督脚本を手がけるようになってから作品があまり好きではない人間です。

おおかみこどもで「う〜ん」となり、バケモノの子で盛大にがっかりしました。

それはわたし作品ターゲットから外れてしまったということなので、それ以降は少し寂しく思いながら劇場に見に行くことはありませんでした。

それなのに何故、今回劇場に足を運んだか。

一つは、描きたいと思っている作品の題材被る可能性があり、それがないかチェックしたいと思ったこと。

もう一つは、主人公アバターであるベルデザインディズニージン・キムが手がけたという情報を目にしたからです。

細田作品でよく言われている「ヒロインへの興味の無さ」が、一部他者に委ねることで、もしかしたら今回は解消されて好きになれるかもしれないと期待したのです。

それ以外は流れてくるCMくらいで、ほぼ事前情報なしで見に行きました。

前置きが長くなりましたが、決してアンチがアラを探しに行った訳ではなく、むしろおもしろかった!」と思いたい気持ちで見に行きました。

がっつりネタバレしていくのでご注意ください。

冒頭のUの世界へと向かうシーン、ライブは素敵でした。

今までの作品を周到した演出物語への期待感が上がります

仮想空間という3Dと相性のよい舞台設定もあり、2D3D違和感も少ないです。

映画の一つの見どころでもある竜の正体探しなんですが、これは細田作品今まで見てきた人はすぐわかっちゃうんじゃないでしょうか。

わたしも早々にわかってしまって、もうちょい誰なんだろうって楽しみたかったのが正直なところです。

あん細田監督好みのショタいたらそりゃあバレますよ。

それはさておき、主人公すずのAs名前ベルからも分かる通り竜そば美女と野獣オマージュが多く登場します。

城、薔薇、顔が見えなくなった肖像画ダンスシーン……。

オマージュ自体別にいいのですが、ただ単に竜と女の子の二人が美女と野獣っぽいから表層的になぞっただけいう印象を受けました。

同じ美女と野獣オマージュしたシェイプ・オブ・ウォーターは、野獣がハンサム王子にはならず最後まで野獣のまま二人が結ばれ、本家踏襲した上で独自ストーリーになっていました。

ですが、竜そばはそれが出来ていません。

そもそも竜が作中で醜いと言われてますけどかっこよくないですか?

いかもしれないけど醜くはないでしょう……。

人間だらけの中なら浮くかもしれないですけどUの世界みんな色んな格好ですし。

竜の野獣である要素が薄く、本家でも言われているルッキズム助長がむしろ強化されてしまっているようにも感じられました。

Uならまったく別の人生を生きることができると謳っているのに、アバターは生体情報から自動生成で自分意思では自由に出来ない。

そして見た目で差別を受ける。

仮想空間理想の世界ではなく現実の地続きで、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

でも、自動生成である意味は?

竜のあざやベルそばかす現実リンクし、すずに竜の正体を気にさせ、探せるようにするために必要だっただけではないでしょうか。

細田監督はこういったシーンを描きたい!といったところからストーリーを膨らませていくタイプに見えます

その手法全然アリだと思うんですが、キャラクターストーリーがそれを実現するための駒に収まってしまっています

からキャラクター人間味が薄く感情移入がとてもしづらい。

特に脇役はひどいです。

ルカちゃんはすずとベルとのギャップが際立つよう、現実での立ち位置を対比で表すため。

ヒロちゃんはすずをUの世界スムーズ活躍させるための便利屋

しのぶくんに手を握られて学校中の女子から叩かれ炎上する際のゲームのような演出も力が入っていましたが、あまり必要性を感じずやりたかっただけのように見えました。

敵役の魅力も乏しいです。

明らかな噛ませ犬だと竜の強さが伝わらず、バトルシーンにも緊張感が生まれません。

自警団とのバトルはストーリーの本筋ではないですが、アンベイルという重要能力を持っています

そんなキャラクターの作りが蔑ろなのはマイナスしかありません。

何故Uの管理者でもない彼らが、キックブロックや削除ではなくAsオリジンを暴く能力を持っているのか。

権威がある印象をつけるためスポンサーが多数いる描写がありましたが、それでは説明になっていません。

おそらくストーリーが進めるため、ベルがすずになって歌うシーンを作るために作られたのだと思います

それでも説得力のある設定を付随してあげればいいのですが、それがなされていません。

そばはこういったものが多すぎます

描きたいシーンとシーンの間をとりあえず大きな齟齬が出ないように埋めているだけのストーリー

とりあえずでは見せ場に行く前に気持ちが躓き、せっかく力を入れて描かれたシーンが空虚に感じられてしまます

インストリーであるはずのすずの成長はこれでもかと言うほど分かりやすく描かれています

母が死んで歌えなくなった

Uの世界なら歌えるようになった

ありのまま自分でも歌えるようになった

母のように他者を救えるようになった

他者との関わりから閉ざされていた心が開いていく王道ストーリー美女と野獣オマージュし、今までやってきた得意なものを詰め込んだ今回の作品

新しい試みは何かあったのでしょうか?

技術進化した分はあったと思います

でもそれ以外は既視感のあるものほとんどで驚きがありませんでした。

唯一あるとすれば音楽へのこだわりでしょうか。

それもライブシーンに至るまでのストーリーで白けてしまうのがあまりにも勿体ない。

今の技術で、得意な分野で、わざわざ新しく作った意味は。

細田監督は何を伝えたかったのか。

わたしにはケモとショタクジラ電脳世界でのライブが描きたかたこしかからなかったです。

結論としては前置きで書いたものと変わらず、細田監督脚本他者に任せるか、共同にした方がいいと言うものになってしまいました。

残念ながら今回もやはりわたしターゲットにはなれなかったようです。

あくまわたしのものさしがストーリーに重きを置くのでこういった評価になってしまうだけで、他の評価軸で見れば全然楽しめる作品であると思います

まだ他の方の感想を読んでないので、どれくらい自分との感じ方どれくらい差があるのかちょっと楽しみです。

似た意見があっても嬉しいし、全然違う意見を読むのも面白い

書き慣れていないので読みづらかったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます

2021-04-13

使徒の話であさりよしとお氏が出ないだと

まとめサイトからとはいえスレ1つに丸々あさり氏の名前が出ないのはどうよ…

自分リアルタイムテレビエヴァ観てたけど、やっぱり最初使徒観て思ったんだよ

あさりさん?!って

自分宇宙家族カールビンソンときはあまり読んでなくて、

でも知ってたというかキャプテンが置いてあれば読んでたぐらいで、

どちらかというとワッハマンとかるくるくの方が読んでる方だと思うのだけど、

エヴァ使徒は本当にズッコケたというか、

ガイナックスエヴァかいアニメをやると雑誌で読んで観ることにしたら、

のっけからテレビあさり氏が描きそうな巨大なクリーチャーが暴れてて、

なんか形状が違うけどウルトラマンしか思えない青いのと戦ってる

巨大だし、猫背だし、バッテリーとはいえ活動時間制限されてるとかカラータイマーだし、

使徒名前はともかく、最初のと、あと短冊みたいな両手で切るのがあさり氏だった気がする

短冊で切るアイディア面白かった

というか、こういうのが漫画アニメの違いというか、

ウルトラマンだって脚本怪獣デザインに多人数で関わっていたはずで、

そうすると自分の頭にない意外なアイディア他人の頭からもたらされる訳で、

これがよりいっそう作品カオスにするというか、良い意味統一感がなくなるというか

宮崎駿的な絵コンテ絶対主義みたいにまでなってしまうと、

もう現場の人たちは単に宮崎駿氏の望んだ映像を実現するための装置に過ぎなくなってしまって、

そこに現場アイディアが取り込まれることはなかなかない

思うんだけど、これを成立させてるのは宮崎駿映画作品だけを手がけているからで、

宮崎駿氏に週単位アニメ映画と同じように取り組ませたら、

宮崎氏が倒れたら一気に破綻してしま危険がある

からコナンとか若さで乗り越えていたのかもしれないけど、

ドライ仕事として考えると、書店普通に入手できる宮崎駿氏の絵コンテはスゴいけど、悪い見本のようにも思う

あれはできすぎているし、士郎正宗氏が宮崎駿氏の絵コンテを参考に作ったM66はあれはあれで面白いのだけど、

あれもチームワークで作ったアニメというより、士郎正宗脳内再現したアニメになってる

色々なスタッフの色々な意見が混ざることで生み出されたものではない

多くの意見を取り入れるべきか、責任者独断偏見ガンガン決めて進めるべきか、は場合によるが、

映画OVAでは独裁者破綻しないというか、破綻したらその一本が消えるだけだ

しかし、ウルトラマンのような作品を週単位継続するとしたら、独裁者一人の脳内ではやっていけない

寧ろ独裁者の頭にないアイディア怪獣が作られ、設定へのアイディアもあり、

そういう良い意味統一感がないことで良い意味カオス、悪くいえばいきあたりばったりになることで観ている側もハラハラする

ジャンプの長期連載漫画と同じである

次週どうなる?!というのは、実は漫画家も編集も考えてなかったりさえするw

ど根性ガエルの作者である吉沢やすみ氏は、自分の敗因として、

できるだけアシスタントなしで他人を介在させずに漫画を描こうとしてしまったようなことを言っていた気がする

このへんにコミュ症っぽさがある

疾走日記で、吾妻ひでお氏はアシスタントからアイディアを貰うと現金を渡していたと思う

ギャグ漫画はとくにこういう姿勢大事に思う

悲しい話だが、一人でギャグ漫画を描いていると煮詰まってしまうのだろう、

漫画家が疾走や自○してしまうことも意外とギャグ漫画の方が多いのではないだろうか、とさえ思う

調子が良いときはいくつもアイディアが泉が湧き出るように思いつくかも知れないが、

調子が悪くなることを予期しておくなら、アシスタント編集からアイディアを貰うことで自分の頭を休ませるのも大事に思う

これはどんな仕事にも通じる、マラソンみたいな仕事なら寧ろ他人の助けなしでは成り立たないからだ

しかし、どうしても他人の介在が許せないという人もいるだろう

そういう人は、自分もそうだが、やはり小さい仕事しかできないということなのだろう

大きくて長距離マラソンのような仕事はできないと諦めるのも大事なように思った

考えてみれば、庵野氏はあんまりガンダムは持ち上げないんだよなあ

イデオンは持ち上げてたけど、ガンダム微妙というか、学生時代あん動画を描いているのに…

なんだかんだヤマト世代だというのもあるのだろうけど

アニメ監督って映画監督とまったく仕事が違ってくるわけだけど、

庵野氏や富野からすれば、使徒とかモビルスーツデザインとか一体一体にはあんまり執着はないんだろうなあ

庵野氏が自分怪獣には思い入れがない、

あるならウルトラマンだけどウルトラマンさえ登場しなくてもいい、そんな作品が作りたいと言っていたけど、

自分はどうしてもウルトラマン怪獣を描くレベルから考えてしまうのだけど、そういうもんなんだろうなあ

からクリーチャーロボットデザイン複数で雑多に持ち込むことで寧ろ作品カオスにすることで現実味を増すというか

あと、鬼頭莫宏氏も新しいエヴァでは使徒デザインに関わってたのかな

なるたる繋がりとかなんだろうか

エヴァクリーチャーデザイナー総出演みたいになるのも面白いというか、週単位構成やす物語ってこういうもんなんだよなあ

もしくは最後までカッチリ決めて取り掛かるのが理想なんだろうけど

2021-03-20

シンエヴァ

映画作品として出来が悪いという話をしているときに、

エヴァ呪縛から逃れられていない(笑)」「公式との解釈違い(笑)」みたいなことをいう個体

お前らふだん映画のなにをみているんだ?

2021-03-14

ネタバレがだめな理由は何?

20代後半。映画アニメはそこそこ見るけど、今回のエヴァ騒動には違和感を覚えている。人々が無駄ネタバレを恐れ、ネタバレをみせることで興奮していることに対してだ。自分ネタバレを見ようが見なかろうが、その映画への評価が変わるとは思えない。人の意見をみたり結末を知ったところで、映画を見る頃には殆ど無意識に忘れているわけだし、そのネタバレが本当だとしてちょっとした答え合わせ程度にしか思わない。

エヴァ感想を見ても、結局全てを自分の目で見る以上に大事なことはない。

エヴァが25年にも渡って続いたコンテンツなのだから特別だということはわかる。自分が生まれた少し後にはじまり社会現象になったことは理解しているし、育った環境の中でも数年に一度はコラボ企画を見るような寿命の長い作品だ。そしてこの映画邦画の中では珍しい、原作がありながら結末やあらすじがいっさいわからない状態で公開された作品だ。ドラえもん映画も似て入るが、基本的にあれらは一定ストーリーラインが定まっているから、題名登場人物だけである程度はあらすじが想像できるし結末はより簡単にわかる。

結末やあらすじを公開していないのは、おそらくファンサービスとしてでありマーケット戦略なのだろう。

だけど自分のように、あらすじ程度は知っておいても問題ない人間も多い。あるいはあらすじだけでなく「誰が死ぬのか」「誰が勝つのか」などの重要な要素を先に知りたい層がかなりいることも把握している。

ネタバレを過剰に警戒するあまり人々が映画館に足を運ぶことは、結果的自分のような映画好きには好意的に見える。だが今のエヴァネタバレ抑制現象には違和感しかない。ネタバレを嫌いTwitterオフにするほどのものなのか。あらすじがわかっても自分の目で確かめることで別の見方があることをなぜ理解しないのか。結末を見る前にわかっていても、それは単なる事実であって映画価値には当たらないのに。

よく聞くのが「最初の衝撃や感動を大事にしたいから」というものだ。わからなくはないが、知りたいという欲求飢餓状態でみるほど映画というものが素晴らしいものとは思わない。映画自分が楽しむために見るのであって、他の人の意見に左右されたり、他者言動抑制してまでみるものじゃない。ネタバレがあろうと楽しめることを知っているし、先に知っていることで別の理解や楽しみを見つけることは多々ある。

推理小説犯人が先にわかっていたらつまらないじゃないか」とも言われた。しか推理小説自分推理するものではない。ハラハラ・ドキドキを楽し見たい人には悪いけど、自分あくまでも物語を楽しみたいだけなので最初に誰が犯人でどうやって殺人をしたのかがわかったところで、楽しめなかった作品は一つもない。いや、一個だけあるがそれはかなり特殊小説から例外だろう。

映画特にエヴァのように長い期間生き続けてファンが多い作品からかもしれないが、結末をわかっていることで価値が下がるわけでもないと思っている。

からといってこちらが積極的ネタバレをする気はない。それを嫌う人間は多いからだ。だけど自分問題ないし、結末やある程度のあらすじを伝えて貰っても結構だ。


こういってはなんだけど、ネタ

れを過剰に嫌う人々

はその行為自体お祭り騒ぎしているのではないだろうかと思う

まり自分のように一つの映画作品としてフラットに楽しむ人間には

理解できないのだ


追記

すいません

単にエヴァネタで書いたつもりが、一部の人不快な思いをさせてしまうとは

釣りの仕込みがあまりよろしくなか

ったです

そこは大いに反省しています

釣りは誰にでも判別できるようでなければ意味がない、と言われたような気もしますが実際は全く言われたことないですね、今思いつきました

ということで釣りと気づかずマジレスというか読解力をフルに働かせようと奮闘した方はお疲れさまでした

ちなみに意外と本文自体はそれほど自分の考えから遠くもなく、ネタバレしても多くは問題ないと思っています

ミストなどの例外を除き


id:gothicgirl

謝るぐらいなら釣りしようとするな


あなたも釣られましたか?それは災難ですね。やはりエヴァ関連は釣りやすいのかと。もっと修行していい記事しま

自然まりない改行があるのは見ればわかるんだけど、デスクトップパソコンという環境下においてのみ成立するような長文の縦読み自動改行で整形されるサイトでは時代遅れ


言い訳はいいのですよ。ieさんのような滅びが確定しているブラウザに比べたらマシです

釣り宣言は下策ってインターネットで習わなかったの?


全てが終わってから後出しコメントしている方にはわからいかもですが、何とも思いません

ただ反省すべき点は抑えました

afurikamaimai この増田が死にますように。/けどトラバにいちいち嚙みつくあたり律儀だしえらい。ただのかまってちゃんかもしれないけど。


これからも元気に生きていきます。今回の失策は、単なる嫌みをネタとして笑う方向に持って行けなかったことでしょうか?オチが見えづらく、わかった後で快・不快の論争になるとは思いませんでした。

すべてに言えますが、釣りとは反応して貰えることが全て。良い釣りかどうかに関わらず反応してしまった人は全て釣られたんですよ

お疲れ様

2021-02-24

実写化を叩くのに2.5次元マンセーしてるやつ何?

特に原作知らんのに俳優目当てで行くやつ。

あれ本当にわからんのだが原作好きなやつに席譲れ。

せめて原作履修してから通えボケ

キャストジャニタレ目当てで原作ミリも知らんのに実写映画いくやつと何が違うんだよ。

別にメディアミックスのもの否定しない。てかメディアミックスしか出来ないことってあるじゃん。知らんけど

2.5は原作に忠実だもん!って話も聞くけど

メディアミックスするんならオタク機微を読んだアレンジ入れてこそじゃないんですかね……?

原作なぞっただけのを原作以下の容姿でもう一回されてもつらくね? 

俳優から顔良いのはわかる。自分ドラマとか映画とか特撮とか見るから

でもどんなにイケメンでも絶対二次元には勝てなくない?次元が一個違うんだし。

実写銀魂みたいに実写でも素晴らしいのはあるわけですよ。まああの監督映画作品、他はあんま好ましくないけど…

一番許せねえのは「舞台◎◎に●●役で出てた人あの新作舞台にも出るんだ~!」って発言な。

気持ちはわかるけど役者目当てってのをせめて隠せや。それか役者目当てでも原作履修してくれ。まじで殺意しかないわ。

2021-02-02

最近都市伝説題材にした映画面白いの教えてほしい

10日にTBSで犬鳴村が放送されるので楽しみにしてるが、あまり評判はよろしくなさそう

https://bit.ly/3cxi6pU

上記Wiki都市伝説を題材とした映画作品一覧だけどテケテケ・口裂け女・コワすぎなど古い都市伝説題材のは視聴したけど面白かった

だけど2chなどで創作された系2000年代都市伝説扱った映画面白いっての聞かないけどなにか面白のあったら教えてください

(残穢ブレアウィッチみたいな架空都市伝説映画大好物ですがそれはなしで)

2021-01-12

はてな匿名ダイアリー2020 【エンタメ編 TOP31】

順位ブクマタイトル日付備考
11208社畜も唸るアマプラ邦画05/13
21183anond:2020071418401707/15わりと新しめでネット発の怖い話を紹介
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