はてなキーワード: 吉田とは
「よう!吉田よう!」ってかんじ
これって吐き気を催すエイジズムだと思うんだけど、普段反差別を主張する人々が支持しているのが信じらんない…
ていうか持て囃してる人って25歳という若さを持て囃しているだけだよね
少なくとも、女性にとって若さはハンデではなく武器にしかならないのに、そこを無視して若いのに凄いと持ち上げる向きには凄い違和感
同じ事を35歳の女性が言ってたら絶対、羊水腐ったBBAの嫉妬だの何だの言われてるでしょ
若さがちやほやされるような社会、年を取ったら切り捨てられるような社会で若者にどう希望を持てというのか
https://twitter.com/emil418/status/1706921339209269337
𝐄𝐌𝐈𝐋
@emil418
「この議場の年齢や性別の構成を見ても明らかなように、これから任出産する可能性のある当事者はどれくらいいますか?」
それな
太ることというか太り方について様々な知見を披露してくれる。コミュニケーションの場は主に夕食時間なので、そこで語ってくれるのだ。
自分は三十代のおっさんなので十代二十代に比べれば肉がついてきた自覚はある。が、デブではない。
奥さまもデブではない。どちらかというと小柄だ。
デブは良い。デブ伊豆ゴッドな感じの小話を結構聞いた。婚前にデブ専っていう情報はなかったんだが。
あるときはチラシ(多分自作)ででぶぅ道をアピールしてくれた。まぁ奥さまは以前からおふざけ大好き人間なので、マイブームなんだと思っていた。破壊力は質量x速さなんだから弱者男性はカロリーを取るべきだと語っていたのが記憶に残っている。
奥さまは「吉田ムラマヨ」というちょっと高いマヨネーズが食べたかったようだ。誕生日にお取り寄せプレゼントしてくれ、とお願いされた。
そんなもん察せるかーっ!と返したらでぶぅならわかってくれると思ったって俺たちでぶやないやろ!
ポチりました。
なお奥さまいわく、でぶ活は続けるそうです。
俺は逆に男らしくなろうと思った。
友人に愚痴とか弱音を吐くと、いつもニヤニヤされる。
学校生活の辛さを話すたび、嬉しそうにされるんだよ。
「お前は小せえことで悩んでていいな」と。
握力が30キロなくて、女友だちにも運動どころかゲームでさえ勝ったことない。
バイタリティの時点で敵わない、思考のスピードのレベルが違う気がする。
テストの点数とかで勝ってる知り合いもいない。
吉田くんのことは男性として見れない、と先んじて言われて、告白は未遂に終わった。
勇気を持ち合わせてるのかも結局証明できてないし、だから恋人って架空だ。
みんな友人カテゴリには入れてくれてるらしいが、誰にでもどこか舐められてる。
「胸板薄っすw」とか背中叩きながら言われて笑いものにされる。ケラケラと。
気安いスキンシップはいいけどさ。持って生まれた骨格じゃw って返すけど。
実は傷付いてるからな。
俺は男らしくなりたい。
自慰行為…、相手がいないから代わりに自分で自分を、慰める毎日から成長したい。
だけど男らしさなんて、時代に逆行した、間違った考え方に思えてる。
輪郭がボヤけて。
何を、すればいいのかな。
国内盤は無規制です!つってハシャギながらクィアな関係を示唆するテキストはしっかり消してたらしいDead Spaceを思い出しますネ(ぼくは未プレイなんだけど)。EA日本支部はそういうスタンスなんだな~。
https://twitter.com/makichang23/status/1685508976031780864
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ゲーム会社の方がこういうことを公開で言ってしまうことにかなり失望感あるな~やってること悪質なゲームコミュニティと変わらなくないですか?
https://twitter.com/mttk3029/status/1685570423294222336
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こちらのツイートですが、当該の人物とDMで話し合いを行い、ツイートを削除していただいたので、こちらの発言を撤回いたします。
なおツイート自体を消してしまうといらぬ誤解を生んだり文脈を見失ったりしてしまいかねないので、あえて残しておきます。
https://twitter.com/mttk3029/status/1685607561712771072
IGN Japanは渡邉卓也というライターがFF16を「体験版が一番おもしろかった」とDisったり、発売前に「樽も壊せないの?」と煽って吉田Pに発売前生放送で注意されたり、最近ではAC6のプレイ動画でシステムも理解できないド下手ライターに「カメラ操作がストレス」「ソウルライクではない」等
意味不明なネガキャンをやらかしててヘイトが溜まっているところにこれ。「インチチゲハニュースジャパン」という蔑称にふさわしいメディアだね。東京五輪開会式批判をゴリゴリの左翼&割れ厨ライターワニウエイブに書かせたGamesparkといい勝負のクソメディアだわ。
そういえば渡邉卓也はリメイク版Dead Spaceについて「敵がアイテムを落とすと萎えるわ」というネガキャン記事挙げてたし、批評と勘違いしたオナニー記事で金貰える会社なのかね、IGNJ(産経系列)は。
FF16やっとクリアした。気になった事をメモしながらプレイした。思いついたまま書いたから見にくいかも。
ちょっと厳しめ。
最初に統括というか全体的な評価を見た感想なんだけど、ChatGPTにまとめてもらった。ちゃんと言語化できてえらい。
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FF16は、FFブランド・吉田ブランドならではの多くのライトゲーマー層を取り込みつつ、広い層に訴求され、全体的な評価も非常に高まった。
一方で硬派なゲームを好むゲーマーからは支持を得られなかったのではないか。
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×感動的なシーンや迫力あるシーン、感傷的になるシーンが唐突に感じる。経緯が説明不足でカタルシスを感じない。
△物語の展開が遅い、と思いきや唐突に進む。緩緩緩急な感じが続く。
×一緒に旅する仲間が少なすぎる。力を貸してくれるキャラはいるがモブ感が否めない。
△仲間が真面目すぎる。クライブとジルの落ち着きはもはや老夫婦。
△序盤ベアラー差別が辛すぎる。デトロイトのアンドロイド差別並みに差別される。
△街につくと問題発生→聞き込み→俺が行こう→なんやかんやで解決のパターンが多すぎる
△マザークリスタルをーぶっこわーすだけでメインシナリオが進む
△やめるタイミングが見つからないとは言っていたものの、特に先が気になる展開でも無い為そんなことは無かった。
△クライヴが知らない重要なことを先にプレイヤーが知ってしまうパターンがある。
△最初と最後だけを考えたようなシナリオに感じた。ラスボスの考え方や設定がちょっとFFっぽくない感じ。(テイルズとかの他作品をFFっぽくした感じになっている)
△登場人物には募る思いがあるんだろうけど、プレーヤー自身にはそれが感じられない。
・バトル
×基本コンボが序盤から最後までシフトから□△□△□△□△アビリティ(工夫次第では何とかなる?)
△LBを使うとマジックバーストのタイミングがズレるのでめんどくさい。
△コンボにトルガルを挟む必要性を感じない。トルガル操作とアイテム操作の場所が同じ(切り替え式)なので誤爆しやすい。
△敵の多段攻撃の1段目をタイミングよく回避できても攻撃すると2段目で普通に食らう。
→順応していく必要があるが、初見でよけられたと思っても食らっちゃうところにストレスを感じる。
△ウィルゲージを削ってダウン中に大技を叩き込めむのが、FF13からの似たようなシステムで新鮮さが全く無い。
△一部のアビリティがスカることが多く結局フェニックスやシフトで距離詰めて攻撃しか使わなくなる
△召喚獣の切り替えで○の性能が変わるのが逆に面倒
○オートアクセサリは気分を変えて戦闘したくなる時にはよかった
△オートアクセサリとステータスをトレードオフにするのは何か違う気がする。
△技性能アップ系のアクセサリは装備ではなく、APで直接強化する方が自由度あったと思う。
△召喚獣の役割が決まりすぎててジョブみたいに好みで選べるようなものではない
※選べるようになったとしても後半から
×召喚獣バトルは動きが重くてインパクトを感じるより先にストレスを感じる
×召喚獣バトルが冗長すぎる。殴ってる間に会話も無いので間が持たない。
○なんだかんだ言ってトレモでコンボを考えるのは楽しそう。
△魔法がただのコンボパーツorチャージ攻撃。魔法メインの遊び方があると思ってたのに、すべての召喚獣で同じ性能でガッカリ。
・システム
△高低差のある村でマップが平面なのがつらい
×ミニマップは無くてもいいが向いてる方角は表示してほしかった
×L3押し込みの目的地を示してくれるシステムはただカメラが向くだけなので、それまでの道は自分で考えないといけない。
◎会話送りがものすごく快適(どうでも良さそうな会話は流し読みできるのでありがたい)
△チョコボを「呼ぶ」のではなくチョコボに「乗る」にしてほしかった。R2の加速が固いのは要らない。
△メニュー画面が直感的ではない。L2R2で切り替えに違和感。
×モブハンのモブの場所が隠れ家のボードからしか確認できない。スクショ取って対応した。
△ポーションの上限が4つの為、回復しようとすると改めて店に買いに行く必要がある。足りない場合は買う→使う→買うという動作を行わなければならなくなる(モブハン巡りでそうなる状況が多い)
→後半は上限が増えるので多少改善する。
×サブクエは各地域の情勢を知るためのイベントとはいうが、いうほど知りたいか?
→ジョシュアがニンジンを克服するイベントとか、キャラの掘り下げの方をしてほしかった。(掘り下げはなくは無いけど、キャラの背景の話だけ)
△サブクエに大体戦闘がついてくる。これもメインと同じように問題があるごとにクライブが処理して、何となく解決。
○ロードがほぼ無い
×本拠地のサブクエで歩き回らせられる。ある程度ワープポイントが欲しい
△後半APの使いどころが無くなる
◎アクティブタイムロア(ムービー中に見れる用語解説)はすごくよかった
・音楽
△盛り上がる場面のオーケストラが打ち込みっぽさを感じて映像とミスマッチを感じた。
→バハムート戦の事。打ち込みじゃなかったらごめん。生音っぽいのはちゃんとある。
〇どちらかというと戦闘よりゆったりした感じのシーンの曲が良い。
・その他
マスターアップ余裕だったっならもうちょっと細かいところを配慮してほしかった。
洋物ファンタジーに耐性が無い人は辛そう。
JRPGやアニメ的なキャラ立ちが無く、2次創作はそこまで流行らなさそう。
FF15の4人旅はなんだかんだ言って好きだったんだなあ。
ライトゲーマーでも硬派なゲームをプレイできてる感が出るのは良いと思う。
シームレスなゲーム体験を重視しているが、ゲーム性によって損なわれている。(サブクエ、モブハンなど)
「ストーリー」が不評ということになってるけど、これはストーリーじゃないよな悪い点。
シーンとシーンの繋ぎというか……抑揚というか……。
プロットの見せ方? そういうのが悪い。
情熱大陸でさあ、吉田が「ジェットコースターのようなゲーム体験」ってしきりに言ってたんだよね。
うん、まさにそれが実現していているよ。
狙い通りだ。
それが悪い。
ジェットコースターのようなとは、いざこうして実現してみると、乗ってるやつが否応なく振り回される、という意味であった。それは、主人公クライブが翻弄される、クライブの意思が関係しないし、介入できないという意味だった。
普通のゲームならね、まず敵の砦に攻め込むじゃん、ボス倒すじゃん。一回帰って宿屋おやすみフェーズ入るのよ。それからボスがまだ生きてること判明して、もう一回行かなきゃ!行くぞみんな(←これが意思)!ってなるわけ。
でもこれは「ジェットコースターみたいなゲーム体験」だから、おやすみフェーズ飛ばした。
するとどうなるか。急に否応なく主人公が巻き込まらでボス戦する。結果的に主人公の意思がない。
いやマジで、吉田だって最初にこれ意図なしでやったら、そんなこと分かったんじゃないか。「ジェットコースターみたいなゲーム体験」どうやら問題があるぞ、って。
前提として俺の感想は非常に好意的だ。そういう意味では、バッキバキの同業者目線での批判を期待していた人たちにはごめんな。
俺の非常に好意的な感想は、しがないプロデューサーのはしくれの俺に、「吉田プロデューサーとFF16が世界での戦い方を示してくれたこと」ことに尽きる。
そして俺がこれを書こうと思い立ったのは、それなりにレビューや感想合戦が一段落して、
を参考までに、みんなに個人的な感想として伝えられればと思ったからだ。
例えば映画でいってもそうだが、宮崎駿の作品や新海誠の映画作品も邦画じゃAAA級だが、ハリウッドの制作予算に比べれば全然大したことないんだ。「君たちはどう生きるか」が3000万ドル~7000万ドル(あくまで噂)、すずめの戸締まりが1800万ドルって言われてるが、スパイダーマンスパイダーバースは9000万ドル(アクロスザ・スパイダーバースは1億ドルだってよ)、アナ雪は1.5億ドルだそうだ。
正確な数字かはさておき、どう楽観的に見積もってもハリウッド超大作のそれには敵わないんだよ。
FFはみんなが比較に出す洋ゲーのAAAと比べれば開発予算に限界がある。
だからFFはAA級みたいなもんだ。Aが一個足んないんだよ。(ちなみにAAA級の定義は正確には存在しない。AA級っていうのも存在しない。けど大体、意味、わかるだろ?)
AAA級とAA級でなにが違うか?開発予算が違うんだよ。開発予算が違うとなにが変わるか?できることに限りがあるんだよ。
たとえばよく言うゲーマーたちの指摘には、以下のようなものがある。
もちろん正しい意見もあるとは思う。
けど例えば、上でもあげたけど「アナ雪」ってテーマソングの「Let it go」あがったタイミングでプロットを大転換してるんだぜ。エルサはアナと姉妹でもないし、王家でもないし、純粋な悪役だったって話だ。
この大転換は結果として大成功だったわけだが、おそらくこのレベルの変更はそれまで進めていたあらゆる製作に影響を及ぼしたはずだ。具体的には製作途中のものを捨てたり、考え直すための制作期間の延長だ。これ、制作費(必要予算)増えるんだよ。
AAA級は天才たちが七転八倒して作ってるんだ。AA級のFFはそれをしてないわけじゃない。それを許される回数が限られてるんだよ。
これは大筋はゲームメディアなんかが大筋語ってくれてる内容と沿うんだけど、まぁ聞いてくれよ。
俺たちはもうAA国なんだ。AAA国みたいに何でもかんでもぶちこんで、やりたいこと全部やるってのは無理なんだよ。(もちろんAAA国やAAAタイトルが全部やれてるってわけじゃないんだが、相対的な話だ)
AAA級タイトルに慣れた、舌の肥えた俺たちはAAA級と比較してあれが足りないこれが足りないって言うけど、無理なんだよ。
だけど俺はそんな批判をやめろと言ってるわけじゃない。
もっと生産的な考え方をしようぜ、そしたら俺たち日本人のためになるし得だよって話だ。
それは「この要素を弱めて、この要素を足す」だ。これなら開発費(必要予算)は増えない。
その点でいうと、FF16は限られた予算の中で、どこでならAAA級に匹敵する作品を作れるか?について考えに考え抜いたパッケージングをしていると思う。
吉田プロデューサーは天才アーティストではないかもしれないが、天才プロデューサーであると思う。
彼は重圧の中でその取捨選択を、自分の意思を中心に、それをやり遂げた。
このあたりはストーリーと戦闘システムへのフォーカスだが、そのへんはもうほかにもいっぱい語られてるからここでは言及するのやめるわ。
これも実は大きな誤解があると思う。
エルデンリングのざっと調べても開発費は分からなかったが、少なくとも過去作からモーションを使いまわしてるだの、グラフィックはAAA級と比較して見劣りするだの言われてるよな?
それはそうだと思う。そこで開発費の圧縮をしてるってことも事実だと思う。
でも問題はそれじゃない。エルデンリングは過去作を通じて積み上げてきた「魅力的な特徴」がゲームシステムの中心にあるんだよ。
方やFF16はみんなが言ってる通り「FFはおわった」「FFブランドなんてもう存在しない」とか言ってるじゃん。FFがこれまで積み上げてきた資産ってむしろそれしかないだろw
FF15のオープンワールドは世界に通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。
FF15の戦闘システムは世界に通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。
FF15のレベルデザインはフロムゲーのように緻密なデザインだったか?当時からそんな評価じゃなかったろ。
FF16はFF14で積み上げてきた資産(でもMMOだから流用できる資産は直接的じゃなかったはずだ)と、FFという今となっては影の落ちたブランドに基づいて、むしろ日本が誇る「漫画」と「特撮」のゲーム産業とは違う強みを強引に(したたかに)輸入して生み出された日本の元気玉の一つなんだよ。
これは完全に蛇足だけど、ストーリーの締め方に納得いってない人にネタバレすると、FF16はFF1のストーリーのオマージュと対比構造で成り立っている。
だからストーリーに納得いってない人も残念だがこればっかりは受け入れるしかない。
その上で期待していいことが一つある。
吉田プロデューサーは、スクエニはFFを現代において「語り直した」そして戦闘システムとストーリーという新しい武器(最強とは言わんが、AAA級に挑戦するキーアイテムだろ)を手に入れた。
https://anond.hatelabo.jp/20230723133913
先週末から女子スポーツ界の話題をさらっているこの件を見て、どうも今年2月から藤澤五月がいまいち調子が出ない原因が分かった。
一応藤澤五月擁するロコ・ソラーレは優勝はした。特段問題視する様子はなし。
日本選手権(正確にはミックスダブルス日本選手権)終了後、藤澤がマムシ○口子にダイエットトレーニングを相談する。
世界選手権に出場するが、藤澤はなんでもないショットを凡ミスするシーンが目立った。
当時、「体のバランスが崩れているのでは?」という指摘がカーリング実況スレなどで出ていた。
当然、チームは予選リーグ敗退。
藤澤のスキップ(フォース)としてのショット率は参加12か国中10位で、過去最低。サードの吉田(知)選手がサードのショット率4位と奮闘したのとは対照的。
ワールドカーリングツアーの「プレーヤーズチャンピオンシップ」という大会(グランドスラムの1つ)に出るも準々決勝敗退。前年と同じ成績。
マムシ○口子による指導が本格化する。なお、カーリングのシーズンがまだ残っていたことに留意。
ワールドカーリングツアーの「チャンピオンズカップ」に出て準決勝まで進むも、カナダのエイナーソン(世界選手権代表チーム)に12-0という大敗。ショット率は48%という悲惨な数値。なお前年は出場していない。
ダイエットに悩んでいたのか、トレーナーの指導が始まった直後だったが故のバランス悪化なのか、どちらかが考えられるが、おそらく後者だ。3月の時点でバランスの崩れは指摘されていた。
1か月後にはアドヴィックス杯という国内大会で2023-24のカーリングシーズンが始まる。ここで藤澤がどういう姿でどういうプレーをするかによって、今年の日本カーリングシーンはかなり変わってくるだろう。
絶不調な状態で9月のPCCC(パンパシフィック選手権、世界選手権の北中米アジア予選)に突っ込んで、世界選手権の出場権利ロストという事態だけは避けて欲しいのだが。今年度は五輪出場ポイントがかかる年なので、世界選手権に出られないと五輪そのものに出られない可能性が跳ね上がってしまうのだ(今年度と来年度ともに世界選手権に出られなかったら、その時点で日本女子カーリングはミラノ五輪に出られないことが確定する)。すでにロコ・ソラーレがPCCCに出ることは決まっているので、今から日本代表決定戦やる、というわけにもいかない。
それにしても、余計なことをしたよなあ・・・。
ドーピング疑惑については何とも言えない。さすがに藤澤本人が意図的にステロイドとか禁止薬物入りサプリメントを摂取するとは考えづらいが、トレーナーが勧めたサプリメントに実は入っていた・・・というのは十分あり得る。トレーナーのマムシ○口子はボディメイク業界経験が3年足らずの人であり(2020年夏まではストリート芸人やっていた)、アンチドーピングの知識はそう期待できないだろうからだ。
「アスリートがそんな簡単に手を出すわけないだろ」と性善説を唱える人も居るが、現実的に出してしまうアスリートは後を絶たない。世にあるドーピング違反事例において、違反のきっかけの大半は「トレーナーから勧められたサブリメントやプロテインに違反物質が含まれていた」だったりするのだ。
藤澤は強化指定選手でありドーピングの抜き打ち検査が年に何度かあるので、今年いっぱい様子を見てドーピング検査に引っかかったという話が無ければ、シロだと思ってよいだろう。逆にクロなら来月か再来月あたりに一報があるはずだ。2年以上の選手資格喪失、事実上のカーリング引退というプレゼントとセットで。
当方は30代の異性愛者男性オタクである。近年話題のLGBTQ+周りに対するスタンスは「おうおうもっと主張していけや、権利は勝ち取れ、戦え」ってくらいのスタンス。知人にパレード誘われたりしたら別に行ってもいい。別に私の人生に関わることではないからだ。
しかし、近年気づいたことが一つある。先日、かれこれ20年近くのキャリアを持つ漫画家さんの作品を全部読んだ。その人はとにかく人間のちょっとした負の感情をさらっと提示するのがうまい。マイオールタイムベスト作家さんと言っていいと思っているのだが、困ったことに、その方が結構多めに書いてらっしゃる「男性同士の性行為が描かれたBL漫画」に1ミリも琴線が動かなかったのである。
いや率直に言おう。当方が抱いたのは生理的嫌悪だ。「読むのも嫌」とはいかない。でも男性同士の性行為を描く時点で興味が7割くらい減じてしまう。「これが好きな人の気持ちがわからない」の気持ちがある。10年前はここまでの感情を抱かなかったと思うが、そういや友人にすすめられたルネッサンス吉田は挫折したな……。
そこでみんなに率直に聞きたいのだが、この生理的嫌悪は「男性同性愛者に対する差別的感情」だろうか?
同性愛者を自称する男性友人は数名いる。嫌悪があったら友人関係はやってないし、この嫌悪感情がきっかけで友人をやめようとも思わない。「こいつらセックスしたんだ!」みたいなネタ画像的反応を友人に向けるほど他人のセックスや性指向に興味がないというのもある。が、当方が漫画に感じた男性性行為描写への生理的嫌悪から鑑みるに、もし仮に友人が当方に好意を公言してきたら、当方はその人に嫌悪感を抱くであろう。これは確信をもって言える。
男性同士の性行為に対する嫌悪感情に気づいても、私はどのような属性に対する差別を許すべきでないと感じている。一方、性行為という極めて個人的な行為への好悪は、人間が感情を持った生き物である以上多かれ少なかれ様々な判断に影響するものだと思っている。
上司「取引先の田中さんから連絡あってさ。この間うちが納品したやつ、△△のデータがちょっと違うんじゃないかって言ってたよ。」
僕「はい、わかりました。作業担当者に確認して田中さんに連絡しておきますね。」
上司「うん、よろしく。なんかねー、田中さんの下の山田さんが今日休みで、自分で△△見たら昔見た△△とは違うんじゃないかって思ったらしいよ。だから改めて確認してほしいんだって。」
僕「はい、わかりました。作業担当者に確認して田中さんに連絡しておきますね。」
上司「でも田中さんが△△のデータ扱ってたのってけっこう前だからさぁ、さすがにその時とは変わってるよねきっと。まあ田中さんもけっこう細かい方だからさ、確認して連絡してあげてよ。」
僕「はい、わかりました。作業担当者に確認して田中さんに連絡しておきますね。」
上司「この間も別の案件で吉田さんがやってたやつさ。めっちゃ細かいところで古い数字使ってて、田中さんから修正してって言われたらしいよ。だから今回のもさ一応確認してみて。」
僕「はい、わかりました。作業担当者に確認して田中さんに連絡しておきますね。」
みたいな会話が1日1回はある。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=134919
この記事で吉田選手が言っているようにもう秋春へ移行ありきで議論が進んでいるようなので止めるのは難しそう。
個人的には移行して欲しくはないけど雪降らないチームからしたら問題ないだろうし、よっぽどの降雪地帯で実際に住んだ経験がないと問題を実感しにくいと思う。
(野々村さん札幌にいたのになんで…)
じゃあだったらせめて雪国の問題を緩和するような形にしてほしいなと。
問題点やメリットは散々言い尽くされてるので書かないけど、言いたいのはお金出してくれに尽きる。
もう本当にね…冬に合わせて屋内練習場の建設やスタジアムの融雪設備や暖房設備などちょっと考えるだけでとにかく金がかかるのよ。
今でもシーズン前のキャンプで雪の無い地域に行ってる上に最初はアウェイが続いているのにさらにアウェイが増えるし冬の中断中とはいえシーズン中にホーム離れてキャンプするとかきつい。
これまでと2週間くらいしか変わらないっていうけど2週間で雪の量がマジで変わるんだよね。嘘かと思うけどいやマジで。
後こんな環境が続くなら選手から雪国クラブが嫌われそうで辛い。寒いし練習もろくにできないクラブとか嫌でしょ?
今でも寒い時期は除雪しながら練習してるから毎日の練習に影響出てるのよ。こうなったら大規模で豪華な屋内練習場が欲しいな。
スタジアム?ただでさえ雪対策に毎年税金使ってるから行政は頼れなさそう。こうなったら完全屋根付きの改修費用も出してもらって冷暖房完備にしてくれ。
序盤にアウェイが続く分、大事な終盤でホーム連戦できそうなのはメリットかも。
その代わり太平洋側など非降雪のチームはアウェイが続いたりして大変そう…
流石に日程くんがそのあたり調整はすると思うけど。
ファイナルファンタジー16が発売された。metacriticでは88点というスコアだった。90点以上を目指していたというスクエアエニックスの株価は下がった。
この駄文を読まれているあなたは、ファイナルファンタジー16をプレイされただろうか。私は体験版はもちろん履修済みだし、製品版も発売日の0時からプレイをした。
これは、わたしたちが待っていたファイナルファンタジーだった。紛れもなく、過去に燦然と輝く、ファイナルファンタジーというシンボルだ。
この記事は、ファイナルファンタジーに憧れて、焦がれ、待ち続けた人間の戯言だと思ってほしい。
metacriticで88点。わたしが点数をつけるとしたらもちろん100点だ。過去から現在に至るまで、私にとっての最高のRPGはファイナルファンタジーだった。
迫りくるストーリー、戦闘の臨場感、演出における高揚感、これがファイナルファンタジーだ。RPGゲームの原点であり頂点。
それが、ファイナルファンタジーなのだ。
いつからか、ファイナルファンタジーは憂いを浴びてきた。8からなのか9からなのかはわからない。5、6、7と革新的だったのは確かだ。
いつだってRPGにおける革命だった(ちなみに私は8が最も好きな作品である)。
そして、いつの頃からかファイナルファンタジーは斜陽の代名詞となっていた。
あの頃は良かった。ファイナルファンタジーはこんなもんじゃない。
ファイナルファンタジーによって育てられた我々は口を揃えて言っていた。『これはファイナルファンタジーの本気じゃないんだ』と。
ファイナルファンタジー16は、我々が求めているファイナルファンタジーだった。
そして、過去へのオマージュもふんだんに盛り込まれていた。青魔法、どんでん返し、そこから得られるカタルシス。にんまりとする。過去を愛する気持ちだ。
繰り返しいうが、これは我々が求めていたファイナルファンタジーだった。
そして、気づいてしまった。ファイナルファンタジーは、もう世界最高のRPGではないのだと。
重厚長大なストーリーと言いつつ、説明不足が目立つ脚本。吉田氏は『王道』と評していた。果たして、我々が憧れたファイナルファンタジーとは王道だっただろうか?
いや、革新であった。
それは、ストーリーにせよ映像美にせよシステムにせよ、常に革新をもたらすことによってRPGというジャンルの底上げをおこなってくれていた。
いつからか斜陽の代名詞となったファイナルファンタジーは、王道ゲームとなっていた。
ナンバリング16作目は、新作というより再解釈というようなゲームだった。
現在のゲームデザインに蘇らせた『王道』のファイナルファンタジーを、私は幼稚園や小学生のときに憧れた君に照らし合わせてしまった。
年を取り、さまざまな経験をしたうえで実家に帰って卒業アルバムに写った君を見ている。
そんな気持ちにさせられてしまった。それがファイナルファンタジーから得られたものであった。
*
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「お前が呑気に実家暮らしの女学生の身分で音楽などやっていられるのは誰のお陰だ」
という言葉は、学費と生活費を人質にとった恫喝だとも思った。口喧嘩なんかしたくもないから細心の注意をはらって生きてたのに。
大学を休学し、女子大生というアドバンテージを使って水商売で働けば一人暮らしの生活費と、あと1年分の学費を貯めることなどチョロいだろう、そう思っていたが、その見通しは甘かった。
そもそもコロナ禍で飲食業は店を閉め、風俗業も同様で客足が途絶えていた。そして少ない客を奪い合っていたからか、働き始めたキャバクラでは現実の厳しさを味わっていた。
売上No.1の嬢は女王様として君臨し、それに付き従う子分の女がいて、悪口、陰口、ちょっとした意地悪、接客の妨害といった小さな棘のような攻撃を女王様と子分からチマチマと食らうのに辟易していて、周りの女たちも庇ってくれることはなかった。
常連客の威張り散らして自慢話ばかりの禿げた社長に「寂しいから会いに来て」とLINEするのもアホらしくてやってられず、旅館の娘なのにサービス業がまったく向いていなかった。そもそもそれほど器量が良い方ではないということも改めて思い知らされた。
結局、職場と住処を幾つか変わり、大阪、東大阪のスナックでカウンターレディとして働いていた頃には大学を休学し実家を飛び出してからニ年ほどが過ぎていた。それでも大学に戻るつもりではいたから、何度失ったって取り返してみせるよ、と思っていたし、偉そうな社長が高級腕時計を見せびらかしながら話すねちっこいエロ話より工場労働者の陽気なシモネタの方が笑えて楽しかった。アパートから近鉄電車で二つ向こうの駅には司馬遼太郎記念館もあった。
京都時代は実名で活動していて、雑にピックアップを埋め込んだアコギを掻き鳴らして電子的に変調した爆音ギターにのせてフォークを歌うというスタイルだったが、休学して一人暮らしを始めてからは音楽どころではなかった。
一度、東京のハードコアバンドにVoで誘われたこともあったが、パンクというものは中央にいてはならぬ、周縁にいて少数派として生きねばならぬ、と頑なに思っていたのでそれも断ったのだ。
だが、遂には名前を変え「東大阪半日夢想沿線」という名で電子楽器によって幻想的で悪意のこもった電子雑音を奏でるスタイルで活動を再開した。激しいライブアクションのせいで機材はすぐに壊れてしまうから楽器は日本橋の中古屋で安物ばかりを揃えた。
再開した音楽活動は客こそ少なかったが手応えはあった。しかし名前を名乗るとギョッとする者もおり、また年配の人物に「極左テロリストの名前などを元ネタにして、被害を受けた人や家族が知ったらどう思うのか」と指摘され、己の軽率さを悔い、この名前を名乗ることも音楽活動も中断してしまったのだった。
そんな折に近鉄布施駅の近くで垢じみてうずくまっている女がいるのを見掛け、若いのにホームレスだろうかと目が釘付けになっていると、その女がこちらを見つけて「金を貸して欲しい」と近付いてきた。よく見ると女は女王様に金魚のフンのようにくっついていた子分の女、ジュリだった。
話を聞くと、女王様は客だった起業家と名乗る男に入れあげてしまって、男が何をしでかしたのかフィリピンに逃亡すると女王様も後を追って行ってしまったのだという。女王様がいなくなるとジュリはたちまち他の嬢からいじめられるようになり、店を辞め、あれやこれやがあって住む家もなくなってしまったのだった。
散々意地悪された女だったが、彼女が弱さゆえに強い者に媚び付き従っていたことや、色んなことを我慢している女は強くて奔放な女に憧れてしまうことをアキコは薄々知っていたから哀れに思い、数日なら部屋に居てもよいと伝えた。そういう女は痛みにとっても弱いから。ジュリは泣きながら今まで自分がしてきたことを侘びた。
ジュリは意外と生真面目で、アキコが仕事から帰るときちんと部屋を掃除してくれていて、冷蔵庫にあるもので食事なども用意してくれた。そしてある日、部屋に帰るとジュリは開け放った窓に向かってアキコのギターを爪弾いていて、それはラジオからよく流れてくるOfficail髭男dismの曲だった。
アキコは脳内で火花が散って、ジュリにバンド結成を持ちかけた。バンドをやるならまだ部屋にいてもいいと交換条件もつけた。ジュリは喜んで同意し、よくよく話を聞くと中学時代は軽音楽部であったらしい。そして中学を卒業してから家を出て働き始め、ひょんなことから女王様と知り合い水商売で働くようになったのだという。隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけの一人で心細く生きていた女が筋の悪い人物をメンターだと思い込むことはよくあることだ。そして年上だとばかり思っていたが、ひとつ年下だということもようやく知ったのだった。
早速近所のハードオフに行ってエレキギターとベースを見繕って一番安い激安の物を購入した。ジュリがヒゲダンを爪弾いていたことから、今度はポップなものをやってやろうと思い、それらしい曲を捻り出したが、アキコはベース初心者でジュリもギターはブランクがあり、リズムは安物の電子楽器だったので、劣化したビッグ・ブラック、初期の少年ナイフからも百万光年離れているような、やさぐれパンク以下の酷い感じにしかならなかったが、それは初期衝動ゆえであると宣言することで自分たちを納得させた。バンド名もOfficial髭男dismの名前を反転したような、公式に対して無法、髭に対して女の装飾の象徴である爪、そしてダンディズムという一流の男に対して二流や二等、二級品という意味を冠して、Lawless爪Second-Classと名付けた。何事もうまくいっていない自分たちにはお似合いの名前だと二人で笑いあった。
数曲をでっちあげ、今度はPOPなロックをやるのだと意気込んで、アングラ凶悪バンドが演奏しないような阿倍野にあった小洒落たライブハウスのオーディションを受けた。
「まあええんちゃう?」という曖昧な判定だったが、出演はさせてもらえることになった。
阿倍野のライブハウスに出入りするようになると、女二人だと色んな男が声をかけてくる。なぜならカワイイ系のアクションがジュリはとてつもなく上手かったから。でも音楽好きやバンド仲間だと思えば話も弾むが口説かれたりするのは面倒だった。しかしこっちはキャバで修行した身だ。うまくかわしていたし、ジュリはその辺りの身のこなしも上手かった。それでも面倒くさい人物もいた。
そのライブハウスに出入りするベテランのブルースマンで、最初は何かと世話を焼いてくれる風に近付いてきたが、だんだんと遠慮がなくなってきて、あれやこれやと説教をするようになっていった。相手をしているとイライラしてくる。なぜこうなのか。ワガママ放題大人たち。どうして若い女は何も知らないと思っているのか。
ある日、演奏を終えて楽屋に戻ると、当日は出演者でもないのに例のブルースマンが楽屋でくつろいでいて、アキコとジュリの楽器を値踏みし
「もっと良い楽器を使わないとだめだ」みたいなことを言い出す。そしてなぜか自分の黒いギターを持ってきていて、それを引っ張り出し
「50sのフェンダー・ストラトキャスター、クラプトンもこのモデルを使っている」などとウンチクをたれ始めた。
もう鬱陶しくて堪らなかった。怒りがふつふつと湧き起こってアキコはそれを抑えきれなくなり、そのストラトを奪い取るとネックを持って大きく振りかぶり思い切り壁に叩きつけてやった。その場にいた他の人間も唖然として誰も声を出せず、壁の石膏ボードには大きな穴があき、ストラトのネックは折れて弦だけがブラブラしている。アキコも放心状態で、これは殴られるなと覚悟した。
しかしジュリが咄嗟にアキコの腕を掴んで強引に引っ張りそのまま駆け出した。そしてそのまま店を出て走って、ずっとずっと走り続けて、ひた走る道路にはもう街灯さえないけれど、新今宮の駅の辺りまで走り続けて、やっともういいだろうと立ち止まって、息が切れて苦しかったけれど二人で顔を見合わせて死ぬほど笑った。嘘じゃない泥だらけの笑顔。ギターもベースも置きっぱなしだったけれど取りに行くつもりもなかったし、大して惜しくもなかった。
その後ブルースマンはアキコを訴えて、結局アキコは和解を受け入れた。調停の場でブルースマンの代理人弁護士に
「無法なんて名乗っているけれど法は法なので、賠償金の支払いはお願いしますよ」
と嫌味を言われたのが忘れられない。アキコは感情のないアイムソーリーだけを告げた。
もう大学に戻ることはないと薄っすら思っていたが、なんだか心の拠り所のようではあったので貯金はしていた。けれど、破壊したビンテージギターのせいで全てが消え失せてしまった。
しかし、やがてその話は噂になって、どうやら凶悪な女パンクのバンドがいるらしい、他人の高価なビンテージギターをぶち壊して平然としているような奴らしい、以前「東大阪半日夢想沿線」という不埒な名前でやっていた話の通じない女らしい、とその他あることないこと尾ひれ背びれもついて伝わっていった。まるで魔法のように簡単に広まってく噂話。お陰で奇特な人やバンドから少しばかり対バンの話も貰えるようになった。
アキコは今も近鉄電車の傍のアパートに住んでいて、ジュリも未だにアキコの部屋に居候している。貯金もなくなり、もう大学に戻ることはないだろうし、カウンターレデイの仕事は先の見通しもなく、何も状況は変わっていなかったが、それでも二級品なりになんとかやっていくしかないとアキコは思っていた。