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2022-03-04

発売日にいそいそと買って読んだBLと、がんばって少しずつ読んでる非BL

ボーイズラブアンソロジー Canna』vol.82

 偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。

 そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン)  天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生コメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。

  鴆シリーズ獣人鳥人ものという、BLの中でも特殊ジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者ジャンル不問で漫画好きの人におすすめ個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。

 ということで、 鴆特集電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。


ブランクコード』第1話(サノアサヒ)

 新連載きた! バンドマンBL主人公性的トラウマ持ちでしか感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。

 1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人作品存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。


『ヤクマン♂』(アオネ)

 去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公タイトル主人公職業漫画であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公ちゃん漫画稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖てんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂

『さかさまのマーチ』(柴田文)

 読み切りパン屋×米屋幼なじみBLエロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作しかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。


逃避行じゃあるまいし』中編(タクアン)

 逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?

 前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。

 絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。

 フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネ相手の居場所特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。



『積み木の恋』第3話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 今となっては一般ジャンルでも大人小説家BL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品コミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師

 毎度思うけど、凪良ゆう先生小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。

 まあ、コミカライズ担当漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。

 

『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。

侵略! 宇宙猫チャン!』第7話(元ハルヒラ)

 ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。

 痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュートサンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。

 ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。


『ジャルディニエの愛した毒花』第14話(椛島リラコ)

 旅人×猫耳獣人旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。

 ハーレクインのような美麗な絵とストーリーしかBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。

 今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)


BLACK BLOOD』第7話(琥狗ハヤテ

 サイボーグ×人間酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。

 もはやハードボイルド可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラ人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。


『嘘つきな愛を買う』第6話(ポケラふじ子)

 オメガバース作品政略結婚人身売買中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。

 現代的な人権意識家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!

 ……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。

 そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれ避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率避妊効果があるそうだ。

 そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。

 あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。

 今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。

スリピングデッド』第9話(朝田ねむい)

 『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビ佐田×マッドサイエンティスト間宮日常BL

 前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田間宮佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達から)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田ピンチ

 『スリピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまBLの攻め様ってどうなのw

 そんな佐田に好かれようと一生懸命間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い

 一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求暴言暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。

 もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。

 男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。

以上でCannavol.82の感想はおわり。



長野まゆみ偏愛耽美作品集』(長野まゆみ編)

概要

 耽美SF少年愛BL小説家長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉小説随筆詩歌のなかから耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品長野先生コメント付き。巻末に解説もあり。


 目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。

 が、私は現代幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生金子先生今村夏子先生とか)、明治昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花戯曲海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。

 そんな私が、いくら長野先生ファンからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。

 では、頑張って読めたぶんだけ。

孔雀』(三島由紀夫

 トップバッターからパンチの利いた人選でやばい

 遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年写真のことが、気になってしま刑事だった。


 冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。

 かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件犯人ではないのかと妄想をし始める。

 ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。

『蔵の中』(横溝正史

 雑誌象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。

 冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公とある楽しみを見出だした場面から物語は思わぬ展開に……。


 『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。

 無名作家小説『蔵の中』と現実出来事交錯し、やがて殺人事件真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実虚構入れ子状になっていてしかもその境界曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。

 蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。

美少年』(岡本かの子

 山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。

 縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。

 時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。


 顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ

 時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。

 ラストシーンで、時春の本心ちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。



はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しか岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。

2022-02-28

最近読んだ非BLBL

 心配事が重なると、ゲームをやるより何か読む方が捗るらしい。ここ数年で一番本を読んでいる気がする。


レモンタルト』(長野まゆみ




概要

 短編連作集。主人公の「私」は亡き姉の夫である義兄と三年ばかり一つ屋根の下で同居している。とはいえ住まい二世住宅のようなものなので、「私」と義兄にはそんなにまめな交流があるわけではない。

 義兄は育ちのよいイケメンだが、他人人間関係について古臭くてチープなドラマみたいなゲスの勘繰りをするのが好きという、変人な一面がある。そんな義兄を「私」は密かに好いているのだった。

 「私」はというと、亡父の縁故就職した大企業で、表向きには倉庫番のようないかにも縁故入社にお誂え向きなポジションにいる。が、裏では会社の重役達のおおっぴらには出来ないような類いの雑用を一手に引き受けている。たとえるなら映画プラダを着た悪魔』の主人公みたいな感じ。

 『レモンタルト』は、そんな「私」が日々の仕事に追われながら、たまに義兄にときめいたり助けられたりする物語。ちなみにエロはない。


増田感想

 私の中の長野まゆみブームは一体いつ終わるのか。まあ終わらなくても別にいいけれども。長野作品の中でも青年同士のBL作品はだいたいそうだと思うのだが、主人公の好きな相手のいい男ぶり描写が、とても細かい。そんな描写特に気に入ったのは、普段は冷たそうに見えるイケメンの義兄だが、眼鏡をかけると途端に人のよさが前面に出て、頼もしいお父さんみたいになる、というもの。それなんてファザコン殺し。

 基本的ちょっと変わった日常系なのだが、ほのぼのって感じではないかも。入れ子状になった謎やスリルの場面が面白かった。嘘に嘘を重ねて華麗に「私」の足もとを掬うエイプリルフールとか、現代常識では完全アウトなセクハラ面接の場面はすごいなと思う。『左近の桜』シリーズの何度目覚めても脱せられない悪夢しかも、本当に目覚めた時は身ぐるみ剥がされた状態で叢に放置されていがち)に通ずるものがある。

 「私」を陥れる罠はいつも巧妙なのに、「私」が義兄に思いがけずお近づきになれる展開になるところは、なぜか(あ、BLからか。)乱暴なまでに強引なとこが笑えるw

神様なんか信じない僕らのエデン(上)』(一ノ瀬ゆま



あらすじ

 星とか生き物とか科学が大好きな喬織人(たかい しきと)は、恵まれた家庭に生まれ育った、優等生。好きな言葉は「穏便」の彼は、学校では目立たないように気を付けている。

 そんな喬とは真逆陽キャ・西央凛々斗(にしお りりと)。喬はひっそりと西央に思いを寄せるのみだったが、ふとしたはずみに彼と接近し、不思議匂いを嗅ぎとったのだった。

 そして体育の授業中、不調を訴えた西央を喬は保健室に連れて行こうとするも、体育館倉庫に連れていって欲しいと西央は懇願する。様子のおかしい西央から発せられる匂いの奔流に呑まれた喬は、わけもわからぬまま西央とまぐわってしまい……。これは人類初のαとΩの誕生から七日間の物語(前編)


増田感想

 レーベルビーボーイコミックスデラックスで、しかBL情報サイト腐女子のお姐様がたが素晴らしいと絶賛している辺りでもうだいぶ怪しいのだが、ページをめくってみればやっぱり……盛り沢山すぎるエロシーン。うえっぷ、お腹一杯です、もう勘弁してください……って感じだが、敢えて「オメガバース作品を手にとったらこうなるのは当たり前だと思って諦めるしかないw

 胸焼けするほどのエロはおいといて、ストーリー全体に生命不思議に触れる喜びが満ちていて、けっこう好きだと思った。人類初のαとなってしまった喬が、戸惑いながらも自分や西央の身に起きたことを知ろうとし、西央の内面に触れ理解し助けようと奮闘するさまがいじらしい。

 お小遣い運用の都合で下巻はまだ買えていないのだけど、これはエロ過ぎること以外は名作だと思う、たぶん。


追記

 私が固定増田なら、出ていけとかTwitterでやれとかい増田もいつもくっついて来るから固定増田なんだよなぁ。

 私は毎回定時に投稿してる訳でもないのに、毎度よう見つけるよなって思う。

2022-02-23

人は「楽と感じる方法しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。

https://blog.tinect.jp/?p=75230

上記を読んでの感想文。

 

この文章基本的経営者であるとか、

人の上に立つ人であるとかが

自省や自戒するために読むべき文章である

部下に身勝手な期待をする前に

自分が整えるべき仕事の仕組みづくりはないのか?

を問い直すための文章である

そのように読むことで機能する文章である

そういう意味では、それなりに意味がある文章である

 

ただ、どうにもモヤッとする文章ではある。

おそらく文章の中にパラドックス存在するからだ。

以下のような主張が展開されている。

米国日本戦闘機ゼロ戦に勝つために

戦法を単純化する、だとか様々な施策によって

誰が戦っても勝てる仕組みづくりをしたか

緒戦で日本の優秀な戦闘機熟練パイロットにボロ負けした米軍

勝てるようになった、という論が述べられ

誰がやっても勝てる仕組みを作らねばならない、と結論づける。

なるほどと思うのだが、

しかし、その論だと、その「勝てる仕組みを考える仕事」をする人が

勝てる仕組みを簡単につくれる環境を作る人が必要になるのではないか

という問題が発生する。

更に言うと、その勝てる仕組みを考える仕事をする人が勝てる仕組みをつくれる環境を作る仕事をする人が、

その勝てる仕組みを考える仕事をする人が勝てる仕組みをつくれる環境を作る仕事をする人にその環境を作れるような環境を作る人が必要になってくる。

と、延々と入れ子状になっていくのだが、

おそらく筆者は経営者企業トップがその入れ子大本である、と定義しているのだと思う。

そして、その入れ子状の仕組みの一番内側にいるのが、なにも考えずにただ飛行機に乗って一撃離脱すればゼロ戦に勝てるヤンキーということになる。

 

なんか文章力がなくて意味がわからなくなってて申し訳がないんだけど、

要するにひとつ入れ子の内側にいるからと言って

さらに内側の入れ子の仕組みを考えなくてもいい、というわけではないということである

もちろん最末端のさらに最末端のワーカーであれば別だろうが。

 

そう考えると、もとの文章の冒頭に書いているベンチャー営業の面々がやるべき仕事としては

やはりもう少し踏み込んで消費者お客様のことを考えなくてはいけないのではないか?って話になるんじゃない?

 

まあ、この増田の冒頭に書いたように

あくまでこれは人の上に立つ人が

部下に仕事を投げっぱなしにしてはいけない、

という自省を促すための文章から

その意味では成立しているのだと思う。

しかし、お話なかに逆説的な部分が含まれていることと、

きちんと誰に向かってどのような状況に対して書いている文章なのかがわかりにくことと、

たとえ話として出しているベンチャー企業の話とか戦争の話とかがちょっと胡散臭いというか、ホントの話なの?と感じられるところ、

以上の3点が、読後にモヤッとした感覚を抱く理由だと思う。

2022-02-06

anond:20220205141525

3入れ子ごとに無理やり関数(とかサブモジュール)に分けるってのが原始的かつ無難かな

```

略(for i , for j)

for k

 func01(使ってた変数)

定義 func01(使ってた変数):

 略(for l, for m)

 for n

  func02()……

定義 func02……

```

2021-10-19

anond:20211018083311

ハイパーレクシア(速読能力持ち)がヒアリング聞き取りはてんでだめってよくあるよ

たとえば同時にテレビがついてたりカチャカチャザーザーゴーゴーなどの音がしてると

普通の人は聞き取れるらしいが自分は全くダメということがある

これ発達障害が疑われるやつです APDっていうんだってhttps://twitter.com/houken_bookpub/status/1448443474781474820

でも薬や手術では、治らないのでとりあえず

文章を出力するときには(他の人は自分のようなハイパーレクシアではないので)極力短く区切る。入れ子になった文章をつくらない(このカッコも入れ子ですので本来だったらやっちゃだめ)」

「(コロナでのリモートワークをいいわけに)指示はメールで極力おねがいする」

2021-09-30

ドラッグ子供が三人殺される夢を見た

警察の目を逃れるため倉庫入れ子になった部屋がドラッグ場所になっていて窓もない

そこではいつも10から20人くらいがドラッグをやってラリって右も左もわからない状態になっていた

そこには10歳や15歳くらいの子供も薬をやっていてフラフラになっていた

少年が立ち上がりよろけた先にいた誰かにぶつかってそれを見ていた誰かが別の誰かを殴りつけた

そしてそれを見ていた別の誰かが他の誰かを殴りつけやがて大乱闘になった

窓もなく逃げ場所のないドラッグ部屋

体力と筋力のない子供三人が殺されてその他重傷者も多数

警察救急車も駆けつけることな死体そばドラッグを打ち続ける乱用者の姿

・・・とこのあたりで目が覚めた

怖かったな

2021-05-30

時間か前、他の増田がタテの国が面白いって言うから読み始めたら、縦スクロールでページを繰る指と入れ子状のストーリー展開が止まらない。

今読んでる33話までは中だるみ無しと感じたが、このテンポであと90話くらいある…のか?

2021-02-05

図書館で働きながらこっそりメモ帳に書き留めた気になる本と作家(うろ覚え)

タイトルと表紙だけ見て判断したので悪しからず。モノによってはキーワードだけ

ならまち冒険: まんとくんと小さな陰陽師

十二支お節料理

現代語裏辞典

ひみつのカレーライス

水鏡推理

セザンヌスーラ

私を食い止めて

ウイグル無頼

笑韓でいきましょう

質屋探偵

水ってなんじゃ

かんどうかんくろう

にしかわたく

魔女カフェ幸せメニュー

創竜伝

僕僕先生

ニャン氏の事件簿

どんぶりアンソロジー

独りでできるもん

常連めし

新型ウイルスサバイバル

日本不思議建築物

描かれた歯痛

前野ひろみ

あやかし算法帳

マンガでわかる猫背は治る

アキカン!

空き家

あるかしら書店

海の百階建ての家

不思議ナイフ

アルデラミン

闇と暮らす

365まいにちペンギン

ベストオブ谷根千

フローラとパウラ妖精の森

オラクルブック

宗教学事典

マツリカ・マハリタ

フェイブルの海

時間整理術

ミカサフミフトマニ

近松よろず始末処

旦那FBI

もし富士山噴火したら

ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

英雄達の食卓

包丁

ルート66

静おばあちゃんにおまかせ

陰陽課

ハナモゲラ

ぴんとこなーす

べてるな人々

黒い報告書

三人にせ金作り

怪盗レッド

ピカソになりきった男

ヤクーバとライオン

おおきな木(絵本)

愛しき駄文

一日昔話

コナン 無重力

ものぐさドラゴン

動くな、死ね、よみがえれ!

おばけのパン屋さん

やだ!!(絵本)

マイケルディラン百人一首

世にも奇妙なマラソン物語

グレッグの駄目日記

バラダ門

まどかは神かもしれない

ID-0

ゆうれいコレクター

獺祭(野口卓)

すべてはモテるためである

イギリスうえだまり

押し絵と旅する男

明和義人

うそうそ(畠中)

ガタスタ屋の矜持

日常の偶然の確率

小道モコ

精霊の王

金枝篇

グリーンマン

特上添乗員

ウチら特権

ボクらの消えた学校

マンガ解析学超入門

焼き上がり五分前

深淵のガランス

いみちぇん

ぼくらのデスゲーム

タフタ研修医

デパ地下激戦区で働いています

世界が認めたニッポンの居眠り

マンガ実践資産運用

変形菌図鑑

ドラゴンスレイヤーアカデミー

あやかし

陰陽課

どこいったん(絵本)

岡本

深い闇

薬売りの独り言

子育て戦線

猫とエトワレ

元気に�なるシカ

銀河不動産

地図に無い駅

笑う回文教室

%(このはなさくら)

悪ガキ7(セブン)

一日なぞの生き物

ポチ小屋

入れ子の水

サノマリナ

しないことリスト

みやたけ外骨

数学ガール

かわなべきょうさい

キルリスト

コンピューターのふしぎ

唯識の読み方

怪盗レッド

マジックツリーハウス

フランス料理エスコフィエ

チームガリレオ

雑草ルデラル

ウスケバローロボーイズ

ニンジントロイア戦争に勝つ

うつまま日記

幻都廻楼

かまってちゃん社員の上手なかまいか

天国に一番近い会社

ドル

聖なる怠け者

ハラコカレー

ひだごはん

ヒラマツオ

投書狂

中国開城

もう一つのMONSTER

スノーデンファイル

ゴリラのけいこく

スタープレイヤー

地球生きものアドベンチャー

サバイバルレース

ヘッテルとフェーテル

ピカソになりきった男

こしょう息子

つ村きく子

リンカーンとさまよえる亡霊

記憶破綻

江戸奇品解題

ヘンテコノミクス

ぽよぽよザウルス

のら犬とりで

スズメ事務所

十才までに平家物語

1年1組(DVD)

南河物語

おばけのラーバン

築地の門出

ジーヴスの世界

ちび竜と魔法の家

絶滅危急季語辞典

金色機械

怪盗探偵山猫

ぼくはイエローホワイトで、ちょっとブルー

うみの100かいだてのいえ

かまどねこ

アイヌ人物

就活の神さま

から森が降ってくる

ファミアンドリー※1

きのこリウム

ローマンウィリアムス

夢もまた青し

世界クラブ

IQ探偵ムー

緑色ウサギ

でしょ115%

無言館

星から来た船

マガーク探偵

ナノハテノガタ

本棚探偵

エグチヒサシ step

手話で生きたい

南の島※2

チオベン※3

マンキ漫画を完成させる力

絵でわかる感染症

やさしくわかるアサーション

ふしぎな出前

宇宙に期待しない

早朝始発の殺風景

世界ピクニック

くどうなおこ 「いる」じゃん

バウハウス

夏のうた

フューチャー

挫折しない微分積分

世界一優しい会議教科書

世界の夢の動物園

オシャレ泥棒

言葉のぷれぜんと

なんでも見てやろう

三枚のカード

日本世間噺体系

戦う姫、働く少女

distance 今日マチ子

26文字ラブレター

粘菌ロンと楠公少年

鬼の跫音

~~~~~~~~~~~~~~~

※1詳細不明

※2島田紳助

※3詳細不明弁当屋の本?どの本かはわからない

2020-12-06

マトリョーシカ

「いま見ている現実は、実はシミュレーションの中の世界だったんだ」みたいなフィクションあるじやない?マトリックスみたいな。

そうすると、その現実の中で見てるテレビとか映画とかは作中作なわけで、作中作中作もあったりして。もうめちゃくちゃ入れ子状なわけ。

シミュレーションを外から観測している人がいたら、入れ子が何重にまでなるかで賭けとかしてると思うよ。毎週金曜日に「マトリョーシカ賞」とか言って一杯おごっちゃったりしてるよ。

2020-11-20

anond:20201120211804

定型と発達にも上下があり入れ子階層構造と考えると

男と女という注釈なしの総称で考える限りは(発達)男は差別されている最下位弱者というのが正しいな

発達男だけを考慮外にできればそこをひっくり返せるから

発達男は人間ではないので人生無理の範疇に入らないとか言われちゃうわけだ

2020-08-15

anond:20200815055917

さすがに、いわゆる、タイムマシン禁止状態で15年をかえるのは、むずかいいというより、被害者時間をいじくることになるから無理だと思うんだが、まぁよい。できるというのなら、それもよくはないが、しかたがないのだろう だが、相克というか入れ子かになって、矛盾させてしまうと ちょうせいができない。それも自分たち自分たちの調整を相克させるのは難しい。けっかろん、世界のために死んでくれユウナ

2020-02-29

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岐阜県現代陶芸美術館のニーノ・カルーソ展に行ってまいりましたわ

イタリア現代陶芸巨匠、だそうですの

2017年に亡くなっていて死後初の展示会になるとか

作品モジュール化された陶器ブロックを組み合わせて

柱や門などの構造体に仕立てたものが多いです

モジュール自体ひとつ美術品で、組み合わせも美術品になるという

入れ子状の表現を狙っているのでしょう

二重の門という作品がちょうど通路の突き当りの壁に展示されていて

まるで通路がその奥まで続いているような空間効果を出していたました

いつもは仕切られている部分も壁状の作品で区切っていらっしゃいます

学芸員さんが凝っていらっしゃいます

撮影可能最後の展示室は、博物館建物の柱も魅せたいのかしらと思ってしまいましたわ

スーパーマーケットの手すりをデザインした時にもらった端材からはじめた

鉄の作品も展示されていて、ガス溶断・ガス溶接の跡が生々しかったですわ

作品構想のスケッチをみるとニーノ・カルーソ様は脳内3DCADの人でしたのね

若い頃の精油場(自動車関連工場?)勤務の経験が活きているようでした

ギャラリーヴォイスの茶碗に挑んだ麒麟児たち展も拝見してまいりました

多様な茶碗が展示されていて、大半はお願いすれば手に取ることもできるそうです

わたくしは怖くてやめておきましたけれど

ひとつひとつ作品に込められた時間想像すると気が遠くなりますわね

あと多治見市図書館の1階では、東日本大震災写真が展示されていました

災害は忘れた頃にやってくるとのことで啓蒙されていましたが、

関連する講演会新型コロナウイルスの影響で中止になっているあたり

すでに災害がいらっしゃっていますわね・・・・・・恐ろしいですわ恐ろしいですわ

2020-02-01

なぜ旅人言葉必要だったかドラゴンの目、解説

anond:20200131142228

こちらの問題解説するで〜

問題と回答は元増田を参照してな)

旅人さんが「青い目のやつおるで」って言うたからみんなが自分の目が青いことに気づけたって話やんな。

でも、青い目のやつがおることは旅人に言われんでもみんな知っとったことやん。

なんせ、みんな他の人が青い目なんを毎日見とるんやから

せやのに、なんで旅人に言われるまで自分が青い目ちゅうことに誰も気づかんかったんか、不思議やんな。

なんでそんな不思議なことになるんか、おっちゃんが解説するやで〜

まずA氏は自分の目の色がわからんから

A氏「ワイは赤目やろうか青目やろうか。もしワイが赤目やったら……」

て考えるわな。

ここでもし、

オッサン「はぁ? 自分青目やん。なんで自分が赤目やったらとかありえんことを想像するん? アホちゃうん?」

とか言うやつおったら、オッサンの方がアホやってことはみんなええよな?

オッサンは確かにA氏の目の色を知っとるよ。けどA氏はそれを知らんやん。

自分が知っとって相手が知らんことを、相手も知っとるはずやとナチュラルに決めつけるんはアホやで〜

話戻そか。

A氏「もしワイが赤目やったらBはどう考えるやろか。そうやな……」

A氏の脳内のB氏「Aは赤目やんな。ワイが赤目か青目かはわからんけど、もし赤目やったら2人とも赤目やから……」

A氏「せや、Bはこんな風に考えるはずや!」

自分が赤目やと仮定したA氏はこんな風に考えを進めるわな。

ここで「A氏の脳内のB氏」なる人物が出てくるのがポイントや。

「A氏の脳内のB氏」≠「実際のB氏」やで。

せやから「『2人とも赤目やから』てなんやねん。自分以外の99人が青目なん知っとるんやから、そんなん考えるBはアホやろ」とか言うオッサンがおったらオッサンの方がアホやで〜。気いつけとき〜。

ほんで、A氏はさらに考えを進めるわけよ。

A氏「ワイの脳内のBの脳内におるCは、このときどう考えるやろか。そうやな……」

A氏の脳内のB氏の脳内のC氏「ほーん。AとBが赤目やから、ワイが赤目か青目かはわからんけど、もし赤目やったら赤目が3人やから……」

A氏「せやな脳内脳内Cはこんな風に考えるはずや!」

ここのポイントは「A氏の脳内のB氏の脳内のC氏」が出てくることや。

もちろん「A氏の脳内のB氏の脳内のC氏」≠「実際のC氏」やし、「A氏の脳内のB氏の脳内のC氏」≠「A氏の脳内のC氏」でもあるから気をつけるんやで〜。

「このC、3人赤目がおるとか有りえんことを考えとるわ……」とかアホなこと思わんようにな。

「実際のC氏」が「赤目が3人やから……」とか考えとったらアホやけど、「A氏の脳内のB氏の脳内のC氏」が合理的検討する可能性の中には赤目が3人のパターンもあるんやで。

ほんでまあ、あとは似たようなことの繰り返しになるんやけど、そのうちに「A氏の脳内のB氏の脳内のC氏の脳内のD氏の脳内の……氏の脳内のZ氏の脳内の……氏の脳内のΩ氏」まで行き着くわけや。あ、とりあえず便宜上100人目をΩ氏ゆうことにしといたで。

で、この脳内脳内脳内脳内……脳内Ω氏はこう思うわけや。

「ワイ以外みんな赤目やな。もしワイが赤目やったらこの村は全員赤目やし、ワイが青目やったらワイ1人が青目や」

もちろん、これは実際とはかけ離れた想像よ? けど、脳内脳内の……って重ねまくって現実から遠く離れてしもうた想像上の世界におるΩ氏にとっては論理的合理的思考なんよ。

せやから「このΩおかしなことを考えとるで。アホや」て思うオッサンがおったらオッサンの方がアホなんやけど、ここまで脳内脳内の……って入れ子しまくった論理構造人間の処理能力を超えとるから、しゃあないで。人類みなアホ、人類みなオッサンや。

もちろん、実際のΩ氏は自分以外の99人が青目なんを知っとるで?

けどな、A氏の脳内のB氏の脳内の……の脳内のΩ氏にとっては「全員赤目」という可能性もあり得るんよ。

どんだけ「実際のΩ氏」にとってあり得ん仮定でも、想像世界ではそれがあり得てしまうんよ。

その直観論理が食い違っとる感じが、この問題を分かりにくうさせとるんよ。

さてここで思い出して欲しいんが、旅人おっさんが言うとったことや。

「この村青い目のやつおるで」て言うとったやんな?

この言葉が出てきた瞬間、さっきまで論理の彼方にあった「『A氏の脳内のB氏の脳内の……の脳内のΩ氏』が考える、全員赤目の可能性」が消え失せるわけや。

村人各々が自分の目で見て知っとる「村に青い目のやつがおる」って情報と、旅人が言う「村に青い目のやつがおる」って情報は、ここが違うんや。

なんぼ自分の目で見た情報があっても、「A氏の脳内のB氏の脳内の……の脳内のΩ氏」て具合に仮定仮定を積み重ねていくと、それぞれのA氏やB氏やΩ氏は自分の目の色を見ていないわけやから、それを1個ずつ重ねていったら「全員の目の色がわからん」のと同じことになるわな。

この仮定世界は実際の世界とはちゃうんやから現実で見たみんなの目の色は無意味や。せやから、みんな赤目みたいな実際とかけ離れた極端な可能性も、論理の彼方では成り立つんや。

せやけど、第三者旅人保証する「青い目のやつがおる」はちゃう

これは論理の彼方まで行ってしもうた「A氏の脳内のB氏の脳内の……の脳内のΩ氏」にとっても同じように有効なんや

から旅人おっさん発言があって初めて「全員が赤目」という可能性が、脳内脳内の……っちゅう想像でけへんような世界からも完全に消え去るわけやな。

あとは、まだ「99人赤目で1人が青目」みたいな可能性が、やっぱり脳内脳内の……の世界にはまだ残っとるんやけど、これは1日経って誰も村から去らんかった時点で消える。

同じように「98人赤目で2人が青目」の可能性は次の日になっても村から人が去らんかったことで消える。

そんで、そのたびに「脳内脳内の……」の入れ子構造も1つずつ減っていくわけや。

そないしとったら、そのうちに「1人赤目で99人が青目」の可能性だけ残っとるいう日が来る。

その日には論理入れ子になることものうなっとるから、つまりこれは「自分けが赤目の可能性」ちゅうことや。

その日が過ぎても村から人が去らんかったら、すなわち自分も青目やっちゅうことやね。急いで引っ越し準備や。

ほんで、翌日みんなでスタコラや。そして誰もいなくなった、やね。

結局この問題がわけわからんのは「脳内脳内の……」って具合に仮定の話を積み重ねていくと、だんだん現実から乖離していって「ん、これなんかおかしない?」って脳がエラーを感知してしまうからなんや

ほんまはエラーやなくて、仮定仮定を重ねまくった世界から論理的には成立しとるんやけど、直観的にはそれが納得できへんからけがわからんくなるんよ。

しかも、旅人の「青い目おるで」は普通に「言われんでも見たらわかること」やから増田みたいな疑問が出るのは当然のことや。

「見たらわかること」は仮定仮定を積み重ねた世界では消えてしまって、第三者発言は消えてしまわんのんやけど、これも直観に反するからけがわからんようになる。

そんなわけわからん問題やけど、こうやって丁寧に解きほぐしたら多少は分かりやすうなるからおっちゃんの解説で少しでも理解が進んだら幸いやで〜。

ほな!

anond:20200131142228

旅人の与えた情報は、

「青目が1人以上いること」

だけではないよ。

「村人全員が「青目が1人以上いること」を知っていること」

も与えているよ。さらに言えば、

「村人全員が「村人全員が「青目が1人いること」を知っていること」を知っていること」

も与えているよ。

これらは全く等価情報ではなく、後の情報の方が真に強いよ。

実のところ、この問題を解くにあたり必要な、旅人が与えた真の情報は、

「村人全員が「村人全員が……「村人全員が「青目が1人以上いること」を知っていること」……を知っていること」を知っていること」

で、入れ子の個数が99個のものだ。

100人だとあまりに長くなるので5人くらいで考えてみよう。5人でも100人でも本質は変わらないはずだよ。

この場合旅人が与えた情報は、

「村人全員が「村人全員が「村人全員が「村人全員が「青目が1人以上いること」を知っていること」を知っていること」を知っていること」を知っていること」

となる。

これが1日経つと、皆の持っている情報

「村人全員が「村人全員が「村人全員が「青目が2人以上いること」を知っていること」を知っていること」を知っていること」

アップデートされるよ。入れ子が1個減って、代わりに青目の人数が1増えたね。

なぜそうなるかというと、

「村人全員が「青目が1人以上いること」を知っていること」+「昨日、離脱者がいなかったこと」

の2つの情報を組み合わせて、

「青目が2人以上いること」

という情報が導き出されるからなんだ。

これは簡単背理法で、青目が1人しかいないとすると、その青目の人本人が周りの状況を見て、「ああ、俺なんだ」と気付けるからだね。

この論理はそのまま適用し続けることができるので、

3日目には

「村人全員が「村人全員が「青目が3人以上いること」を知っていること」を知っていること」

4日目には

「村人全員が「青目が4人以上いること」を知っていること」

5日目には

「青目が5人以上いること」

がわかり、村人は全部で5人なので自分含む全員が確実に青目だと分かって、村から出て行く、ということになる。

追記

本題とは何の関係もないけど、この問題、「吸血鬼の目のパズル」にしたら面白かったんじゃないかと思うよ。

吸血鬼は鏡に映らないし、掟とか守りそうだからね。

それかなんか吸血鬼の弱点で閉ざされた場所という設定にして、赤目の吸血鬼ちょっとでも弱点に触れたら完全消滅するけど、青目ならそれに耐えて逃げられる。

から自分が「耐えられる側」と確信した瞬間に逃げ出すんだとか、どうだろうかね。

2019-12-28

https://anond.hatelabo.jp/20191226233154

よくぞよくぞここまでのことをお認めになったものだと思います。この様な不幸を事実として直視するのは易しいことではありませんでしょう。まずそれが瞠目に値する成果であるという指摘が一点。

次に、果たしていまのお母様は狂っているのか、正常なのかという事です。あなたは「過去母は父から虐待を受け発狂し、その所為でもって私を虐待するという狂気に身を窶していたが、今の母は正常に戻り、しかし狂っていた頃の自分を忘れてしまった。」とお考えのようですが、これは違います。嘗てのお母様は狂っており、今もまた狂っております。往時お母様は、旦那様とお義母様にいびられたストレスあなたへの虐待という形にして紛らわせ、自分の心を守っておいででした。これは狂った行いです。幼いあなたには何の咎もないからです。そしていまは、過去虐待した事実忘却し、あなたに優しく接することで自分の心を守っているのです。これが狂った行いではなく何と言うべきでしょうか?これが狂気である事をあなたは疾っくによくご存知の筈です。あなたが己の受けた過去仕打ちについてお母様に問い詰めたとき(なさいましたよね?)まさか忘れるはずのないような証拠の残った数々の事をも、お母様は覚えていらっしゃらなかったでしょう。お母様は今もまだ、全身全霊をかけて狂っておいでなのです。そうであればお母様はあなた虐待した事実について、お認めにならないでしょう。仮に何らかの形でその事を認めることがあるとすれば、認めたほうが結果的に己の心を守る事ができると判断した場合に限ります。それは私に言わせれば、狂い方が変わっただけです。全ては、あなたのお母様が過去旦那様たちに受けた仕打ちに起因することで、もう覆すことができません。お気づきと思いますが、これはあなたが置かれた状況とそっくり同じです。これからあなたが、現在のお母様の優しさをあなたへの愛だと認識して依存を強めたり、逆に過去あなたへの仕打ちをあらん限りの方法で認めさせ、精神的に屈服させることで腹いせにしたとしても、なんら不思議はありません。しかしそのことは、過去お母様があなた虐待することで自分の心を守ったことと、どれほどの違いがありましょうか?無論、あなたはそんなことなさらないでしょう。そんなことをしても何の慰めにもならないということに、賢明あなたはまた気づいてしまっているからです。

事程左様に、あなたあなたのお母様の関係入れ子のような構造になってしまっている訳ですが(というよりそう仕向けられたわけですが)、しかしそうであるからこそできる事というものがあります。それは、あなたは狂わずにいるという選択です。嘗てのお母様にはどうしても出来なかったことです。これだけのことを独力でお認めになったあなたには、それが出来るように思われます地獄の釜の蓋をあけてしまったら、あとは戦うしかないでしょう。戦うと言っても勿論、お母様を攻撃しろという意味でもありませんし、お母様の有り様を許せという意味でもありません。(自明とは思いますあなた以外の人が読んだとき誤解される怖れがあるので念押ししました、諄くてすみませんあなたは狂わずにいる。その達成があなたの救いであり、過去あなた及びお母様の供養になるのではないかと思います。お辛いでしょうが、どうぞ一つ気を強く持って立ち向かってください。心より応援しております

2019-09-23

Reactめんどくさ

うどんな大規模開発きても大丈夫だぜ!みたいなこと言われてるらしいから、一応これが完成形らしいが

FC+Hooksでコード量減ったとはいえまだどっかしらめんどくさいのは俺だけなのか?

入れ子になったステート更新とかしばらく書いてないとどうすんのか忘れる

なんかこう、ビューモデルインスタンス更新したら勝手にビュー!!っとバインドして欲しいもんだ

あ、それって双方向バインディングだからダメ

ん?双方向バインディングってなんでダメなんだっけ?

2019-07-19

昔は、CentOSサーバ管理もやったのになー。 ハードの抜き差しもしたのになー。

Macもいじってたのになー。

最近事務職は、エクセル関数ネスト入れ子に)したり、してるじゃねーか。

やべーなー。転職してーなー。

2019-03-04

女は人間だとわかったら一人で死ぬ決意をすることになった

長いんですけどお付き合い下さい。

〇前提:生物学的な性も社会的な性も無視していいという話

生物学的な性別、オスであるかメスであるかは先天的もので、個人選択によるものではないじゃないですか。その人自身ではどうしようもない、偶然与えられてしまっただけのものですよね。

でも個人社会における性役割、男であるか女であるかはほとんどの場合その人の生物学的な性別によって周囲から規定されます。オスであれば男をやることに、メスであれば女をやることになる。そこに選択余地はなくて、自分がどう思うかに関わらず(ほとんどの人は「自分がどう思うかについて考えるタイミング」さえ飛ばすことになる)、気づいたら人は男/女になっている。

生物の中で人間けが、オス/メスと別に男/女という概念を持っていますよね。これは単なる性別ではなく、人間社会形成するために作り出した役割だと言えるのではないかと、僕は考えます

個人(というか人間の力では)どうしようもない生物学的な性差に基づいて、人をオス/メスではなく男/女という役割に仕立てあげ、男女それぞれに仕事を設定することで回してきたのがこれまでの社会

偉いものでこれまでの社会合理的な形になるようにやってきているなあと思います

こんなことを言うと怒る人がいるので怖いのですが、どう考えても男は働いて女子供を養った方がいいし、女は子供をうみ、育て、男を支えた方がいい。

従来の人類の発展を続けるのであれば。

人が増え、発展していかなきゃいけないという昔から信じられている人類の発展を今後も続けていこうという前提があれば、この考え方は正しくて、超合理的だと思います

元来人の社会システムが拡大、発展するためには、男が働き、女が支え、耐え、食い物にされなければなりません。

人間行為にはしばしば男女どちらが適しているかが明確なものがあります

かに赤ちゃんを育てるのは男でもできるかもしれませんが、一般的には女が育てる方が合理的です。

戦争をするのであれば、女も戦うことはできるでしょうが兵士は男である方が合理的です。

そして総体的に、これまでの人類の発展に際しては、女が割を食うことが合理的でした。誰かがそのように社会を作られたのか、わかりませんが。

でも今、それはおかしいという流れがあります

女が割を食う筋合いはないし、男が体を張らなければいけない理由もない。

それもそうです。そもそも男/女なんて、自分たまたま人間のオス/メスだったがために周囲から規定され、男/女としての役目を果たすことを求められているのだから

実は男も女もいない。

人間が成長するにつれ男や女という役割を課せられてしまうだけだし、その区別の元になっているオス/メスの区別先天的もの、偶然のものであって、その人自身がどうあるかとは何ら関わりがない。

ここまでが前提です。

僕は今、生物学的な性と、それに基づいて個々人に与えられている社会的性役割を、あんまり意味がないものなんじゃないかと思い始めています

子供を産むことについて

今の社会では女をやっている皆さんが割を食っていることは周知の事実であり、それをどうにかしようという流れはありつつも、まだ割を食っていただいているとで緩やかに従来の人類の発展を続けているような状態です。

従来の人類の発展は女をやっている皆さんが割を食うことで成されるものでした。

ではここで聞きたいのですが、

みなさんは人類を発展させていきたいですか?

みなさんは自分が死んだあとも人類が発展していくことを望んでいますか?

あなた人類の拡大、発展に最も簡単かつ効果的に貢献できる方法として、「子供を作り、育てること」があげられるでしょう。

子供を育てることは人類全体から見て非常に生産的な行為だと言えますそもそも生物繁殖してなんぼてすから、子作りは生き物として正解です。

でもあらためて考えてみると、子供を作ることははたして本当に良いことなんでしょうか。

あ、特に深いことや説得力があるデータを言うわけではないのですが。

単純に、僕はたまたま男だったので思ったのです。

例えば僕が女と所帯を持ち、子供を作らせたとします。

その女が抱えるリスク妊娠出産リスク)と仕事(僕が手伝うにしても、主として子供を育てていくこと)は、その人がたまたま女であった(たまたまメスとして生まれた)がために抱えざるを得なくなったリスク仕事なのです。

僕には女を孕ませ、リスク仕事を負わせた罪が生じます。女と子供を作るという合意があったとしても関係ありません。女は僕と同じ一人の人間なのに、たまたま妊娠出産ができる人間のメスであり、かつ人間のオスである僕がいたために子供を作るという選択肢をとることができてしまい、それにまつわるリスク仕事を背負ってしまった。

これは、幸せだとされてきたのです。

男は女と結婚して子供を作ることが幸せ。女は男と結婚して子供を産むことが幸せ

僕もそう思っていたことがあります

しかしこれは、たまたま女に分岐していっただけの人間に、たまたま男に分岐しただけの人間がとてつもない重荷を背負わせているだけです。

人間人間として見れば、とてつもなく残酷行為に見えてしまます

しかしそれを男/女のレベルにとどめることで、「そういうもの」とすることができます。女は子供を産むものだし、男は孕ませるものなのだ、と決まっているなら飲み込めるというものです。

実は子供を作ることは、人間人間ひどい仕打ちをしているだけなのではないかと、僕は思うようになったのです。

男女平等について

女は子供を産むものだと言うと、怒る人がいます

男も子供を産む苦しみを知れと(あるいは男もそれを知ろうと)、同じ重さの重りを背負ってみたり、鼻からスイカ出したりしようとします。

あれ本当にしょうもなくないですか。

今の男女平等の目指し方を考えた時に、僕は天秤を思い浮かべました。

天秤の片方の皿を男の苦労、もう片方の皿を女の苦労だとしましょう。今までは女の側に大きく天秤が傾いていました。

何度も言うように、社会合理的なので、女の皿も男の皿と同じ高さにしてあげようと合理的に考えます

そして、女の皿の下にどんどん台を噛ませ、不器用にも高くしていくのです。

女性専用車両レディースデー女性料金などといった「女自身でも正直ちょっと優遇されちゃってるなと思うこと」の数々は、あとから男の皿と高さを合わせようとテコ入れした結果のものです。

そして重要なのは、男女それぞれの皿にはもう片方の皿には決して載せることが出来ない重りがあるということです。

たとえば先程の妊娠出産は、女だけが持っている重りだと言えるでしょう。男側にはどうやったって妊娠出産の苦労の重りを載せることはできません。

この天秤は、男女が男女として関わりを持つ限り、その間に必ず現れます。そしてどれだけ双方の重りを調整しようとしても、必ずどちらかに傾きます絶対にです。

今の社会は天秤の重りをいじり、皿の下に台を噛ませて見た目上の皿の高さを同じにしようとしていますが、それで男女平等が達成されることは永遠にありません。

ではどうすればよいのか、僕は「天秤そのものをなくすこと」がその答えなのではないかと考えました。

次で最後です。

〇本当の男女平等について

人間たまたま男や女に仕立てあげられているだけで本当は男も女もいないという話、子供を産ませることは、人間人間ひどい仕打ちをしているだけだという話、今の男女平等の目指し方では永遠に平等になることはないという話をしてきました。

では本当の男女平等とは何なのか。それは、異性との性的な関わりを持たず、異性を異性と思わず接することです。

ここからは僕だけの結論なので、主語を僕にします。

僕が異性だと思っていたものは、たまたま異性になっただけの同じ人間です。よって、僕と同じだけの自由があります

僕はかつて、女と付き合い、結婚し、子供を作りたいと思っていました。しかし、そうしようと思っていた女も僕のような男になるかもしれなかった人間で、たまたまメスに生まれたがために女として育てられ、男とつがいになることが幸せとされる存在の一員とされてしまいました。

女には付き合うことも付き合わないことも、結婚することもしないことも、子供を作ることも作らないことも自分選択する自由がありますが、僕と関わることで選択肢が狭まる可能性があります。そして僕がアプローチをかけでもすれば選択の機会は奪われてしまます

同じ人間選択や機会を同じ人間が奪うことは恐ろしいことだと思いました。やってはいけないとも思いました。

よって僕は、女と関わりを持つことをやめようと思いました。

女と関わりを持つ限り、先程の男女の天秤が現れます。この天秤はどういじってもどちらかに傾くので、関わり続ける限りどちらかが負担を強いられます

そこで僕は女を女と思わないことにします。そもそも同じ人間なので、やろうと思えばできないことでもありません。

努めて同性と接する時のように、目の前の存在女性であることに目を向けないように接します。

目の前の人が不当に低い扱いを受けていれば(周りはその人が女だから低く扱っています)、同じ人間なのにどうしてそんなことをするんだと怒りますし、不当に良い扱いを受けていれば(周りはその人が女だから良く扱っています)、同じ人間なのにどうしてそんなことをするんだと怒ります

そして僕は、女と性的な関わりを持たなかったので、一人で死ぬことになります

僕は本当は一人で死ぬことだけは嫌で、女を手に入れ子供も作ったことを幸せだと感じて死んでいきたかったのですが、そうするためには同じ人間を害する必要があることに気づきました。そこまでして幸せになるほどの者でもないので、あと他人を害することを躊躇う倫理観がある自分でいたかったので、一人で生きて死のうかなと思いました。

男女という概念自分の中から徹底的に排除すると、男女という概念を基本として成り立っているこの社会からははみ出すことになります自分もこの社会で育ったので、ここの幸せ理解しているし、本当は欲している自分もいますが、女が同じ人間であることに気づいてしまたからにはもう女を手に入れるという男の幸せは得ることがどうしてもできません。

最後に一つだけ。

この社会幸せだと信じ込まれているものは、実は人類の発展に寄与するもの(そして結果的に同じ人間を害したり、同じ人間から害されるものだと僕は思います)です。

みなさんはそれでも人類を発展させていきたいですか?

みなさんはそれでも自分が死んだあと人類が発展していくことを望んでいますか?

僕はここまでずーっと考えていて、もうちょっと疲れてしまって、別に長くも短くもなく、今課されている責任を果たしたら、一人すっと死んでしまってその後になにも残らなくてもいいのかなと思いました。

ここまでの話には自信がありますが、全てバッチリ否定されて再び従来の幸せを求めることを正当化させたい気持ちもあります

どなたかこてんぱんにしてくれることをお待ちしています

2019-01-15

anond:20190115153018

この程度の入れ子全然だいじょうぶだけどお前はだいじょうぶじゃないのか

2019-01-05

anond:20190105085745

俺が聞いたのは5つが限界説だけど、

5つを入れ子にして覚えるといいって聞いた

例えば

1、お出かけ準備

1.1、鍵

1.2、財布

1.3、カードケース

みたいな感じで

まり入れ子にしすぎると限界あるけど、これで覚える量が増えるって話

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