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はてなキーワード: 青二才とは

2012-11-05

ゴミクズアニヲタプログラマnekoraが死ぬかもしれないという話

http://d.hatena.ne.jp/nekora/20121102/p1

いやー朗報だわー。 マジで電話番号でもわかってたら祝電送りたいレベル

社会的弱者に口汚い罵倒を散々吐き続けてきた人間のクズ病気でくたばるという話を聞くと、無宗教の俺でもつい神罰☆とかいいたくなっちゃうよね

こいつの嫁も風俗に堕ちてから交通事故でグチャグチャになって死んでくれると嬉しいなあ

ちなみに俺は青二才じゃないからね

では、病気さん、超がんばれ!

2012-10-23

はてなホッテントリがつまらなくなった論」について思うこと

最近よくはてな村人達が「はてなホッテントリライフハック生活の知恵みたいな記事、英語学習法ばかりでつまらない!俺達のはてなを返せ」というような意見がよく見られます

僕もはてなホッテントリはあまり見ません。なぜなら、自分にとって興味のある情報はあまり集まっていないからです。


しかし、だからといって「今のはてなホッテントリはつまらない!ライフハック英語学習生活の知恵の糞記事ばかりじゃねぇか!」というのは違うと思うんですよね。だって、僕にとってつまらないものも、他の人は興味があるかもしれない。なら、自分がつまらいからという理由だけで、他人が楽しんでるものをけなすのゲスいって義務教育でならうことでしょ。多くの人が興味があるから、数千はてブもされているわけでしょ。けど、はてな村周辺の声の大きいノイジーマイノリティって、自分にとってつまらないものをまるで他の人にも価値のないものみたいな主語の大きい言説をするじゃないですか。


はてな村民の興味のあることに、はてなの大多数は興味が無い

実際、はてな村自称してブコメつけて悦にいっている人達って、30人〜50人くらいじゃないですか。IDコールでしあって、twitterでもなれあっている感じの、あの人達

で、彼らの意見なりブログは確かに面白いこともあるけど、はてなは彼らだけのサービスでもないわけです。せいぜい数十人程度しかいないはてな村人達よりも、英語学習ダイエット、美味しい料理のつくりかたに興味のある人の絶対数の方が多いのだから、そちらを優先させるべきってのが企業として当たり前だと思うんですよ。つまりはてな村の方々は「自分にとって面白いことと多くの人が興味のあることは違うのだ」というごくごく当たり前のことを理解されたらどうか。


だってはてな村人達が嬉々としてブックマークしているのって、たとえば青二才さんとかの記事じゃないですか。僕も青二才さんの記事を見るは好きだけど、彼の自意識の吐瀉り記事に、B!kuma女の子達は1ミリも興味がないと思うんですね。


要するに、はてな村都市化してよそ者が入ってくるのが気に食わない、ってだけでしょ

から自分が興味を持てないからといって「絶対的に価値がない」みたいな言い方をするのは違うと思うんですね。要するに、「オレの好みにあわなくなった」ってだけでしょ?それを、主語を広げて、「英語学習ライフハック生活の知恵の記事なんてクソ記事だ!ホッテントリにあがらないようにしろスパム報告だ!」とかいうのは、やっぱりどうかな、って思います。じゃあ、はてな村の方々がウヒョウヒョやっているネットウォッチ案件だったり、9000%内輪で完結しているスノッブじみたアニメ評論ホッテントリにあがればいいの?っていうさ。時代って変わるじゃないですか?昔ながらの山々も切り開かれてゴルフ場が出来たり、古き良き商店街ショッピングモールに食いつぶされる、認めましょうよ。はてな村限界集落で、声の大きい少数派なんですって。


一部ブログ自演ブクマについて

まぁ、一部のブログ自演ブクマについてはちょっとずるいなぁ、という気もするんですが、実際、自演できるのなんてせいぜい5ブクマくらいじゃない?5以降は需要があるから伸びているんで、それをブックマークする人達が数百人いるんなら、それはそれでいいんじゃないかなと。チャンスをつくっているわけであって、勝利を捏造しているわけではないというかね。多目に見てあげればいいのでは?


さらにいうなら、「ホッテントリのために仲間同士でブックマークしあう」ことと「お!村長さんが記事を更新してはる!ブクマせな!」という善意馴れ合いブックマークの区別ってなかなかつきにくいので、スパム判定ってできないですよね。はてブ使用歴が長い人達の身内ブクマは許されて、使用歴が短く総ブクマ数が少ない(50以上100未満とか)人の身内ブクマダメ、ってのはおかし理屈になってしまうし。彼らが自演するごとに、僕の年収10万ずつ減るわけじゃないんだから放置しておけばいいと最近は思っています


レッツ村はてブ!(PR)

結論を言うとこうなりますブクマからいって、今のはてなマジョリティは美味しいカルボナーラのつくり方や海外留学せずに自宅でTOEIC900点をとる方法に興味がある人達なので、彼らが興味のあるエントリホッテントリになる。彼らははてな村の方々が興味のあることにはまるで興味がない。だから、声の大きい少数派の方たちはいっそ諦めてホッテントリとの付き合い方を変えましょう。


よくいうじゃないですか、『変われないものを変えようとするな。変えられるものを変える努力しろ』って。もうはてなは一般層が使うようになって、これは変えられないし、何をいっても無駄。変えられるのは、はてブとの付き合い方だけです。ホッテントリライフハック記事があがると、近親の誰かがピンポイントで車にはねられるわけでもないのだから、いっそホッテントリなんかにこだわらずに、村はてブhttp://childs.squares.net/murahatebu/を使いましょうよ。僕はそうしてから、かなり快適になりました。いいじゃないですか、ゴルフ場に山をすりつぶされても、ショッピングモールに店をくいつぶされても。村人であつまってせんべいかじってれば意外と楽しいもんですよ。


2012-10-22

cakesに対するネガティブ感想を書きにくい。のレスなど

http://anond.hatelabo.jp/20121021005115

「どこのどんな人が連載持っているのか分かりにくい連載一覧」とか

「あまり説明としては不適なプロフィール」とか

顔写真載せろとは言わないけど、連載に関係なさすぎるイメージ写真」とか

「連載ごとではなく記事ごとにカテゴリ分けられる」とかのUI周りの話や、

「深町ファンだと1記事600円で涙目みたいな、目当ての人が狭い場合に残念になり易い」集金体系、

面白そうな記事を探すのに何を目当てに探せというのかさっぱり分からない、結局記事開いて読んでみるしかない」

「要約の代わりに前半読むので、無料部分だけで十分お腹一杯」という記事の在り方なんかもそう。

普通は購読方法の所に支払方法も書いてあると思うんだけど、実はFAQしかクレジットカードです」って書かれてなかったり、

この、「はてなヘルプ」みたいな感じなのが更に購買意欲を削ぎますね。

でも、cakesで一番悪いのは、定期購読みたいな費用の出方するのに各著者の更新頻度が分かりづらいことだと思います。単発の記事なんかどうか分からないとか、連載一覧なんかで何の区別もなしに載せられているのはちょっと惨いんじゃないの、とか。一部の人は確かに月一更新だとか書かれているんですけど、創刊時に合わせて一回書いてもらった記事なのか、連載なのか、本当に良く分からない。

週150円、と考えられる気がしません。

ということを前フリ無しに書くと、関係者のものに言及しているような感じになって、そういう記事だと村長「の代わりに」ツッコんでくる人とか出てきたりするんですよね。それもですが、リアクションを早く取らないと勝手邪推を産んじゃったり。

みたいなことです。id:ekkenさん。

個々のブクマへのレス

id:AutoAuto 150円取るところが一番の欠点じゃないかな。

「今150円払うと、先月からお金払い続けた人より600円ぐらいお得」が酷いと思います。実際、月替わり程度でしか更新されない著者目当てな人は涙目だと思います

id:NOV1975 評価以前に読んでないのだが、ネガティブって何に対してなのかな。150円だと安すぎて内容に文句いうにはいまいちなかんじはあるけど

cakesというサービス全体になります。150円は確かに安いですけど、そもそも購読しようか迷っている段階です。

id:atoh なんのために増田あるんだよ。

そんなに反応貰えると思ってなかったけど、前のエントリは、はてブリアクションを見る為でもありました。本当は書くつもりなかったんだけど。

id:kanose UIに関しては、いろいろ言いたいところがある。記事については好みのものじゃないのもあるけど、それは別に読まなければいいだけだし

ケイクスカルチャーのカテゴリの人は大抵、本当に更新頻度が分かりません。Hagexさんで紹介されてた人の記事はほぼ単発なんでしょうかね。

バスタードハンター×ハンターと同時連載してたらみたいな不安がある訳ですよ。記事の大きさもマチマチなので、これ隠れてる部分が一行だったらどうしよう、とかね。

投げ銭と思えばいいのかな、とも思いますけど、見えてる人と見えてない人では受け取り方だいぶ変わると思いますよ。

id:mame-tanuki ぶっちゃけ、何か感想を書くほどcakesの記事を読んでないw でも、だらだらと150円/週は払い続けてるという。価格設定が絶妙だよなぁ。

その辺り、cakesさんは、周りの空気とかしっかり見られていると思います

id:itotto 叩くだけの要素が思いつかないので聞いてみたい

別に叩きたい訳じゃなく、ネガティブなこと言いたいだけです。

id:harisenbon_fukurahagi わかるわかる。津田大介隊長、村人あたりがみんなコミットしているから書きにくいんだよね。もちろん、彼らは批判を許さないほど狭量じゃないが、面倒くさい論争になりそうだから避けてしまう感じ。

彼ら、もですが、上層部、も別にネガティブだなあと思ってコメントつけるぐらいだと思うんですけど、ややこしくする人とか出やすいという感覚ですね。そして最後に出て来るのが村長エントリ、みたいな。ボコボコってのも、別に直接攻撃じゃないけども、弄ってくる感じですかね。青二才にはなれません。

id:raf00 言えばいいじゃない。っていうか、村長含め言ってるし。

勧めに従い書いてみました。羨ましい、って話は、「ぐぬぬ」とか言った方が良いでしょうか。

どちらかってーと青二才の周りみたいな感じになると素人としては言及しづらいなあとか、そーゆー感じの愚痴だったんですが。

id:FTTH 云うてもええんやで(ニッコリ

・・・・・・お前のポジションは、正直羨ましい。

タイトル書きなおしたら全部TBになるのね。IDコール多重になってしまってると思うけど、申し訳ない。

青二才の人は何を目指してるの?

まずは腐れ中年との縁が切れておめでとう。

それで、結局あんたはブログ活動を通して何を目指してんの?

身近な目標でも遠大な自己実現でもいいから聞かせてくれよ。ブコメで。

2012-09-24

年をとった

まだ20代かば青二才なんだけど、最近私も年をとったのだなぁと感じるときがある。

そう感じる理由は、アイドルの年齢が自分より若い人たちが圧倒的に増えてきたということ。

例えば、アイドルのなかでも比較的年齢上と思われる、私の大好きなPerfumeでさえ自分より一学年下の25歳。

画面の中で「すげぇしっかりしてるなぁ」と感じるアイドリングの年長組の子たちも同じかそれ以下。

AKB篠田さんがかろうじているくらいでしょうか…

そもそもサンプル数がそんなにないのもあるけど、みんなしっかりしてるよなぁ。(特にアイドリングの子たち)

ん?女性アイドルは大人っぽいと感じるのに、男性アイドル子どもっぽいと感じるな(嵐とかジャニーズ全般)

単純に売れてるアイドルが、女性は若くて、男性はそうでもないってだけか。

2012-09-02

TM@ティア101【て29a】

小説落としてんじゃねえよ、TM2501こと青二才

ビッグサイトまでの電車賃返せ。

ブラック企業で鍛えられたお前が「頭が痛い」程度でイベント休むタマかよ。

どうせまともな話が書けなかったんだろ?

宿題やって無いくせに「やったけど家に忘れました」っていいわけと同じだろ?

>だって、僕のオリジナル小説を読んで評価した人ってほとんどいないからね。

だってイベント欠席してたからね。

>文章・音楽イラスト…ありとあらゆる創作は「見てもらうだけでも」大変なんだ。

はいはい大変ですね。(笑)

2012-08-19

はるかぜちゃん青二才と化した時、私は彼女に初めての好感を抱くだろう

はてな村の片隅でお待ちしております

2012-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20120729121754

この人も青二才も「なんでもいいから有名になりたい」という意志根底にあって

それが無意識炎上する方向へ導いてるんだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20120729043724

横だけど。

おれもtogetterのああいう使い方はどうかと思う。

本来、togetterって、流れてしまいがちなディスカッションまとめたりとか、ひとりごと連続をまとめてブログっぽくしたりとかそういうもんだと思うんだけどな。

自分が主体じゃない一連のツイートをまとめるとか、もう機能としてブロックしたほうがいいんじゃなかろうかと。技術的に可能かはべつとして。



増田で個人攻撃してる人たちも相当キモいけどね。青二才が怒るのもわかるわぁ。

2012-07-21

青二才のやりたかったことってその程度だったの…。

2012-07-15

ああ。肥大化していた青二才自我が小さくなっていく。

2012-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20120708091538

提案者「やさしい社会がいい!みんな無理することないよ!」

体育会系「そんなの甘えだ!黙ってろ!青二才!」

どう見ても、殺してます本当にありがとうございました

http://anond.hatelabo.jp/20120708091538

体育会系はいろいろ問題はあるが、それなりに合理性があったわけだ。

どうしてこうなったのかって経緯とか、メリットデメリットを整理

高度経済成長およびバブル期の失敗してもプラス成長だった時代においては、

体育会系の「とにかくやれ」という姿勢の方が合理的だったのだろう。

当たれば大儲け、外れてもそれなりの儲け。

そんな状況じゃ「慎重に進める」「人にやさしくする」インセンティブは働かない。

当然、体育会系に嫌な思いをさせられた人もいる。

が、当時はそれに見合う報酬があった。

給料の毎年昇給は当たり前。そして会社は定年まで面倒を見てくれる。

から体育会系から多少嫌なことされても、体育会系のしりぬぐいをさせられても我慢できた。

それで会社が、社会が回っていた。

日本が成長を続けていた時代の話だ。

しか時代は変わった。

今や必死にならないと成長できない時代

成功してやっと少しのプラス。失敗は大きなマイナス時代

にもかかわらず、体育会系蔓延るのはなぜか?

それは高度経済成長バブル時代体育会系が少なからず上にいるからだ。

人間自分経験の中でしか考えることができない。

彼らは若い時の自分方法が唯一絶対の最適解だと信じて疑わない。

時代が変わっても、彼らのやり方を部下へと押し付ける。

そのやり方に感染した人間が新たな体育会系として、呪いをまき散らすのだ。

また、体育会系被害者意識も変わってきた。

昇給?何それおいしいの?」

「定年まで面倒みるなんて誰が言った?50過ぎたらリストラだ」

こんな状態で、さら体育会系から嫌がらせを受けた日には、

元増田のように、体育会系への反発が出てくるのは当然である

体育会系が滅んでも青二才が滅んでも、状況は解決しない。

「貧すれば鈍する」

これが今の日本なのだから

2012-06-30

あなたのおっしゃるブラックってどなたのことかしら?

俺に正義キャラは無理! - とある青二才の斜方前進

http://d.hatena.ne.jp/TM2501/20120630/1341008486

青二才の言う孤高なブラックは少数派な気がしたので記憶Wikipedia辿って検証してみた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%88%A6%E9%9A%8A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E7%99%BB%E5%A0%B4%E6%88%A6%E5%A3%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7

主観孤独キャラは●、そうでないキャラは○。

○ゴーグルブラック / 黒田官平

 将棋部長

○ダイナブラック / 星川

 陽気な忍者

チェンジグリフォン / 疾風翔 

 二枚目クールを気取るサブリーダー

ブラックマスク / ケンタ

 明るい性格ムードメーカーサブリーダー

ブラックバイソン / 矢野鉄也

 未熟な熱血ボクサー

ブラックターボ / 山形大地

 パワーファイター人情努力家。

○ファイブブラック / 星川文矢

 天才国語教師。

ブラックコンドル / 結城

 まあこの人がイメージどおりの一匹狼キャラなんでしょうな。

マンモスレンジャー / ゴウシ

 最年長らしく落ち着いた知恵の戦士

ニンジャブラック / ジライヤ

 帰国子女でみんなになじめていないがための孤独にも見えたが。

キングレンジャー / リキ

 見た目は子供、歳は6億。

メガブラック / 遠藤耕一郎

 学級委員長朴念仁

○黒騎士ヒュウガ

 レッドの兄で先輩戦士ポジション

○ガオブラック / 牛込草太郎

 元力士ブルーホモ疑惑

○アバレブラック / アスカ

 誰にでも敬語

ボウケンブラック / 伊能真墨

 レッドライバル視。心の闇こじらせて戦線離脱することも。

ゴーオンブラック / 石原軍平

 熱血空回り系の元警察官

ゴセイブラック / アグリ

 イケメンなのに笑える顔をしたシスコン

こうして見ると黒は「大人の落ち着き」を表現していることの方が多いですね。

2012-06-15

そもそもはてな民は自分の攻撃性にだけはめちゃ甘のだらしない風紀委員

http://anond.hatelabo.jp/20120614232523

事実誤認 そもそもはてな民は前2記事ではフミコ氏を批判してる

横だがこんな言い訳はないわw

あれをこういう個人がいたというネタで留めずに一般論に広げようとすると叩かれる。

その「個別の話だ」みたいな言い訳も複数の奴が口走ってるけどさあ

枕詞のように「ゆとり世代の」って連呼(特にツイートの方では顕著)しておいて

突っ込まれたら「個別の話です」「特定の集団のイメージを貶めるつもりはありません」とか抜かされてもさ。

「脳膿んでんじゃねえの?「ぐらいの感想しか涌かないよね。

実際反響でさっそく「こういうゆとり居る居る」「こういう面接あるある」みたいな差別触媒が多数発生してたしさー。


というか腹田くんシリーズは3部作であり、

1作目と2作目は実際に「これだからゆとりは」って感じの口調だった時は、はてな民はしっかり叩いてたという文脈があるのだよ。

・で、それがどう、3作目で差別心むき出しにしてたことを正当化すんの?

しかもそれってまさに元増田が指摘した「形式に反応してるだけで差別構造自体には無警戒どころか同調してしまう」みたいな習性そのものじゃね?

・それら全部脇においても、そもそも「頭おかしい奴をみんなで見下す」娯楽の悪趣味加減は合理化しようが無いんじゃねーの?


生活保護者は他者です概念ですイメージです 腹田くんは個人です実在ですいまそこにある危機です。

生活保護者はそんなおもちゃみたいな存在ではなく実在する人間です。

・つーかむしろ「腹田くん」の方が悪意で盛られまくった架空イメージに見えますけどねえ俺には。


降りかかった火の粉を払わない覚悟があるならともかく、そうじゃないなら、単純に違いがわかってないバカってことになります

「降りかかった火の粉」とか「いまそこにある危機」とかなんかパニック映画みたいでかっこいいけどさ、

仮に腹田くんがフミコの作り話じゃないとしても(個人的にはアホらしくて屁が出そうな仮定だけどね)、

それはフミコにとっての危機だよなあ?

お前等にいったいどんな関係あるんだよ。なあ?w



フミコ当人にしたって別に「今こういう面接があって対応に苦慮してます、どうすればいかな」とか相談したんじゃなくて

単にみんなで笑うつもりで話を共有してるだけじゃん。

なにがどう「いまそこにある危機」なのこれ?w

きっちり説明してね。

十中八九しねーで逃げるだろうけど。)


お前らが馬鹿を見下して楽しんでたのは娯楽ではなく危機回避行動だったと?

恥知らず言い訳してんじゃねーよクズが。

いや煽りぬきで軽蔑するわお前みたいな奴等。もはや芝生やす気も起きない。

黙りこくる奴の方がまだ恥を知ってる。



青二才にしてもこの人にしても「何となく気に入らない」だけ書いときゃいいのに、

なんでわざわざ「ぜんぜん違うもの」と並べて、自分の気に入らないを正当化しようとするのだろう。

私は、そういう稚拙理屈付けをする人間が非常に嫌いだ。

元増田青二才という人格も主張も別々の人間を並べてそれをおっしゃるのはなんかのギャグなんですよね?


ともあれ私はこういう感じで短絡的な思考でデマに等しいレベル不愉快でアホな思考を垂れ流す青二才みたいな奴よりは、フミコフミオさんの方が笑える分だけ好きだなぁ

ともあれ俺はこういう感じで破綻しまくった見苦しい言い訳繰り返しつつ自分無謬だと信じ込む脳細胞の少ないカスと、

フミコフミオみたいなおさむいオッサンの気持ち悪い作り話を「笑える」とか言っちゃう残念なセンスゴミが嫌いです。

2012-05-06

はてブ数自慢してた青二才最近そっちは伸びないな。

最近語り口が一部で有名なゲームクリエイターミリオンディレクター

みたいになってきたので期待してる。

2012-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20120424031304

俺は大人だからブクマせずにスルーしてたけど

こうしつこいと我慢できねーわ。


お前もそのブログの描き手もさあ、

「あっさいあっさい作画オタがフフンてしてますしかなくて

どうもこうも是非にも及ばねーんだよ。

青二才がもう少し勉強して老けたらそのままお前らじゃねーか。

オマツリ男爵とかバースとか、

本当に「浅い作画オタクが作画に興味ない人間相手に勝ち誇るため」以外になんの価値もないラインナップ。



「僕は作画オタなんだぞー すごいだろー」から卒業して

もっと前進してください!

っていうこと。


そこまで前進したとき初めて作画オタ知識も価値ある情報に加工して他人と分け合うことが出来るの。

お前らのレベルは作画オタ同士で楽しむための知識から一歩も出てない。

むしろ作画オタに聞かせたら「あー、はいはい」だし。


オマツリを「家族で見て欲しい」?

あんなもん俺は楽しかったけどワンピースを見に来た子供と親は嫌な思いしかしねーと思うが。

そういう視野を持たずに作画だけでお勧めするのが作画オタっぽくてかっこいいとか思っちゃってんだろ?

で、何歳でそれなんだよお前ら。剥けたて高校生なら若気の至りだけどさあ。


まあはてなブックマーク稼ぐのってそういうレベルの知識なんだろうけどな。

英語しか会計しか筋トレしかり、レベルは全部そのあたりだし。

2012-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20120411091450

日本アニメだって文化的背景がない、無国籍的なものがバカ売れしてるんでしょ。ワンピースとかNARUTOとか。

NARUTO日本の文化っぽいように見えるが、作者が洋画ファンなことからも明らかなように、あれは間違いなく「アメリカ人が考えるニンジャ」を描いてる。

別に三橋某なんかどうでもいいけど

文化的背景がある」ってのは「民族モチーフを出していく」って意味じゃないと思うが…。


日本アニメ漫画の「文化的背景」を論ずるなら

近世だけに絞っても手塚以降の歴史ボリュームを知らないといけないし

もっと言えば江戸時代、更に言えば平安時代ぐらいか日本人はあんなんばっかりやってきた。

ポンチ絵の文化ラノベ文化もね。


「背景」ってのはそういうこと。

それを下敷きに、アウトプットするものの”ガワ”が和風でも洋風でも無国籍風でも

それはただの「風」であって「文化的背景」とは関係ない。

もうわかるでしょ?


例えを日本以外にしてもいいよ。

ハリウッドがどこの国を舞台映画撮ったってそれはハリウッド映画でありハリウッド文化だよね?

ラストサムライ』は邦画じゃないよ、日本ネタにしたハリウッド映画だよ。


本物の忍者もっと地味で暗くてネガティブイメージがある。

日本人はそういう忍者を好むのだけど、アメリカ人は「理解不能」だから

カッコイイ一部分だけ切り出して「Oh! NINJA!」とか騒ぐ。

本物の忍者

見たんかい

どこの里のもんだよw

君の脳にボンヤリと詰まってる「本物の忍者イメージ

山田風太郎作品が元ネタすらわからない馬鹿の手で水割りされた末に

なんか劣悪な漫画を通して君にインストールされてるだけだと思うよ。


繰り返しになるが、

別に三橋ナントカに賛同するわけじゃないからね。そいつの文読んでないし。

でも君は色々不勉強すぎるし頭が悪すぎると思う。

若い人なんだろうけどさあ…


あ、誰に似てるのかわかった。

肩に力入っててグルグル考えてるけど圧倒的にモノを知らないこの感じ

青二才の人だ。

2010-07-02

馬鹿馬鹿しい

 俺は、みっともない。

 弱く、女々しく、それでいて馬鹿で、救いようのない人間だ。他でもない自分に貶められている。

 人間は、例えあらゆることを冷静に見つめられる人間でも、どうしようもなく自分馬鹿だと理解していても、そこからは逃れられない。現実はいつだって残酷に牙を剥きだしている。そもそも現実なんて自分自身で見据えるものだ。見つめる側面によって色を変えるのが現実だ。

 この文章は反省文であり、読む人が何かを得られるような代物ではない。自分を納得させられるためだけに書いている。本来はブログに書こうと思った。だけど内容が酷すぎて、こんなものを掲載するわけにはいかないと気付いて、とりあえず匿名ダイアリーにでも落としとこう。こういう阿呆がいたって、誰かに知って欲しい。

 本来、対象が自分に対してなら、鍵の付いた日記帳にでも書けば良いだろうが、それでもこういったパブリックな場所にこうして情けない文章を綴るのは、俺の弱い精神性が表れている。本心を文章として綴るのは、本人が否定しようがそれは誰かに自分の気持ちを理解して欲しいとか、慰めて欲しいとか、そうした精神脆弱性が浮き彫りになっているだけだろう。本当に情けない話だ。

 しかし、こうしてキーボードを叩き、何かを綴ることによって、自分自身が精神的な安定を得ようとしているのは俺自身の弱さがそうさせるのであるのは確かなのだけど、まあ別に本来的な話どうでもいい。ここは捌け口だ。つい先日も酔っ払った勢いで馬鹿な話を書いたが、今回も同じような内容を平静を伴って書き綴るとしよう。内容は殆ど変わらないだろうけど、切り口は少し変わるだろう。今の俺はあの時より、もっともっと落ち着いている。

 まず、昔の話を少し書く。

 今から5~6年くらい前の話だ。あの頃から俺はまともな恋愛をしちゃいなかった。

 あの頃、俺が19歳だった時だ。青二才だったあの時分、俺にはどうしようもなく好きな人がいた。同じアルバイト先にいた女性(以下、Xと呼ぶ)だ。Xは確か二歳年上だった。

 俺は一度そのXには振られていたのだが、それでも好きだった。でも人に迷惑を掛ける恋愛なんて最低だから、俺はそんな自己の信念に従って、Xに対しては自分の気持ちを表に出さずにそれからも接していた。だって、俺はださい人間になりたくない。振られたのに何度も好きだと連呼して、好きな相手に精神的な圧迫を強いたくはない。

 今まで何故か恋愛経験がないにも関わらず沢山の人から恋愛相談を受けて来たけど、第三者だからこそ、そういった時はハッキリと言える。『女々しい男は最低だ』

 たとえば、恋仲だったとしよう。たとえばの話だから、Aという男性がいてBという女性と付き合っていたとしよう。

 BはAの浮気により別れようと考えていた。しかしBは認めずに、別れようとするBに対してDVを繰り返す。暴力が最悪な行為なのは当然だ。殴ろうが首を絞めようが男が女に対して手を上げるなど、あってはならないことだ。もしも口論に収まったとしても「別れようとするなら殺す」だの「逃げられると思ってんのか?」だの、無粋な発言でBを攻撃するAは、独占欲に駆られているに過ぎない。

 Bが本当に別れたいと思ったのであれば既に愛は冷めているだろう。

 糞みっともねぇ……、そういうのを聞くと俺はいつも吐き気がした。

 いつまでもいつまでもいつまでもいつまでも、別れた後でもBがAに対して復縁を迫り、相手の気持ちを考えないで関係の再構築を謀ろうとしても、そんなことは不可能だ。

 手を上げた時点で終わりだ。

 こうやって俺は人間を嫌いになっていく。

 だが、女も不思議な生き物だ。家庭内暴力に屈しながらそれでも「彼には私しか理解してあげられる人間はいない」とか、そういう事をいう女がいるけど、それは愛情じゃなくて同情だろ? 情けを掛けてるだけなのに、それを愛情勘違いして付き合いを続けるとか……馬鹿らしいにも程がある。

 いつでもさっぱりと、毅然とした態度で恋仲を解消できた方が、まだ復縁の可能性はあるんじゃないかな、と思うんだけど、どうしても力に頼ってしまう男って生き物が俺は嫌いだ。俺も男だけど、そうした現実的な力に頼る人間人間じゃないと思っている。女は腕力では簡単に男には勝てない、それを分かって暴力を奮うってのは、エゴイストに過ぎる。支配欲や独占欲が愛を育むはずがない。馬鹿人間いつまでも馬鹿なまま、馬鹿なことに気が付かずに死ぬんだろう。

 話が脱線しているので元に戻す。俺とXとの話だ。

 俺はXに振られた後、彼女ルームシェアをすることになった。何故そうなったかを簡単に書く。

 俺が働いていたアルバイト先は俺の自宅から酷く離れていたのだが、俺は金が欲しい人間だったから深夜も残業していた。当然終電は無くなる。JRで1時間くらい離れた場所に住んでいたから当時の俺の上司は車で俺を家まで送ってくれていた。車でも30~40分は掛かる距離だったかな、確か。

 それでその上司は俺に対して「君は家が遠すぎるから店の近くに住んで欲しいな」とか言ってた。でも引っ越しする金なんてねーよ、って思ってた俺に彼は「じゃあXさんの家に住めばいいじゃん」だってさ、何でだよ! って当たり前に思ったけど、一度振られた俺はそこで不用意な事を口にしてしまった。

「そんなことは絶対不可能だから、もしXさんが良いっていったら一緒に住みますけどね(笑)」って冗談交じりに答えた。そうしたら上司が「じゃあ俺聞いてみるから」だって、馬鹿みたいでしょう。一度振った男と一緒に暮らす女がいて堪るか! ってその時の俺はそう思っていた筈なんだけど、何を思ったのか知らないけどXは了承したらしい。なんだったんだあれは……と今でも思う。

 俺は、他の男のことは知らないけど、どうしても恋心引き摺っちまう。好きな相手に振られても、しばらく好きだって気持ちを捨てきれない。そもそも、人を好きになるのが五年に一度くらいしかないし、その分反動が酷くて、振られても虐げられても馬鹿にされても、しばらく好きなまんまだ。みっともない、情けないがそれが性分なのだから仕方がないか。

 Xがどういった感覚で俺と暮らすことを了承したのか、それは分からない。馬鹿な女だったと思う、俺も馬鹿だったが、そういうわけで馬鹿同士がルームシェアをすることになった。

 男と女ひとつ屋根の下に暮らしていたら、もう推測出来るだろうけど男女の関係があった。愛のない性行為、俺はXのことが好きだったけど、Xは一体どういった気持ちで俺と肌を重ねていたんだろう? ただ、手元に置いておける扱いやすい男が欲しかった? 俺はバター犬かよ。どうせ考えたって結論は出ない。相手にとっちゃ、ただヤリたかったからヤッただけなんだろう。別に自分被害者とか言うつもりはない。だって、俺だってヤリたかったからヤッただけなんだから。

 本当に好きだったからヤリたくなっちまった

 でもまあ、なんだ……そっからまた話が急展開するんだけど、Xは俺の当時の職場の元上司不倫してた(笑)。しかもかなり長く、俺がルームシェアする前からね。本当に意味が分かりませんね。こんな話、小説にしたってプロットの段階でボツだよ(笑)

 元上司には奥さんがいて、まだ幼い子どもがいて、それで不倫してた。ちなみに転勤した後だったから、とても遠距離だったけど、出張とかで近くに来た時はXと度々、会っていたらしい。

 じゃあ、何で俺とヤッてんだよ。不倫してんならしてんでどうでもいいけど、何で俺とルームシェアしてセックスとかしてるわけ? ただのビッチじゃねーか。

 そうやって、当然ながら俺は分かっているわけだけど、愛すべきに値しない人間だって分かっても、それでも好きだって気持ちが足を引っ張っていた。俺は俺を殺してしまえば良かったのかも知れない。意味のないことで悩んだり、救いのない海に溺れるよりも、いっそ世界から消えてしまえば良かった――って思ったり、本当に馬鹿らしい生き物だな、俺は。

 同じような経験がある人はどっかにいるだろうけど、それでも酷い仕打ちだよな。不倫してるのに別の男とルームシェアしてセックス繰り返してんだから。

 そして阿呆な俺は、その当時、どうやったら不倫相手とXの関係を解消させられるか、試行錯誤してさ、実際に不倫相手に電話してキレちゃったりとかしたわけよ。

 不倫は悪いことってのが社会通念上の常識だろうけど、俺は別にどうでも良かった。ただ二人が『本当に愛し』合っているなら、早く結ばれて欲しかった。俺は手を引く。

 だから俺っていう馬鹿野郎が電話でその元上司馬鹿野郎に言った言葉ってのは「本当にXが好きなら今すぐ奥さんと別れてこっち来いよ」って事だ。端的に言うなら。

 じゃなきゃ不倫なんてすんじゃねーよ、奥さんいて子どももいるのにフラフラしてんじゃねーよ、ってね。あれは人生で何回かしかないマジギレだったなあ。懐かしいな、馬鹿な俺。

 それから、その不倫相手の奥さんは、女って怖いなーって思ったんだけど、やっぱり夫が不倫していることには相当前から気付いていたらしい。でも子どももいるから離婚するよりは夫に不倫を止めさせることを選んだようだ。

 何で俺がこんなこと知ってるかっていうと、これもどうしてか不思議なんだけど、その奥さんから俺に対して携帯メールが来たからです。『不倫を止めさせてください』ってね。複雑だなあ。どうやって俺のメアド調べたんだろう。

 でもまあ、簡単なことじゃないです。

 不倫を止めさせることなんて簡単じゃない。

 Xも元上司も、手元には都合の良い異性がいる、そしてロミオとジュリエットみたいに届きそうで届かない所に自分が求める(と酔っているだけなんだろうけど)理想の相手がいて、でも簡単には結ばれそうにない。隣の芝生は青い、障害があってもどうしたって惹かれ合う人間同士がお互いを求める気持ちは恐ろしい程に強固だ。間違った使い方かも知れないけど、完全にありゃ絆だな。切っても切れない。

 そしてもっと馬鹿らしい話になる。

 悪いことは重なっていく、確率論なんて無視してどんどんどんどん重なっていく――そして最悪になる。

 Xに、彼の子どもを身籠もる。妊娠検査薬で調べただけでなく、つわりが酷くなって病院へ行くと妊娠が発覚する。

 凄かったなー、あの時の絶望感って言ったら! 笑える! 今思えば、凄い笑い話だ!

 そして元上司は手の平を返したように「堕ろしてくれ」ってさ、「堕ろす費用は分割で」だってさ。

 でも本当にあった話だ。つまらない、本当にあった話。

 結局、子どもは堕ろされたんだけどね。エゴエゴが絡んで殺される子ども、でも、それでも男も女もどうしても離れられなくって仕方がないんだろう。残酷馬鹿な生き物だ。堕胎は罰せられない殺人です。それを傍から見ていた俺は、あの時何を考えていたんだっけ? 今では思い出せない。

 そうして回想すれば、俺は何故彼女を好きだったのか、全く思い出せない。

 記憶がないわけじゃないのに、それなりの年月を経て俺の気持ちが死んだ後は、どうしてその気持ちが生まれたのか、どうやって死んだのか、跡形も残らず消えてしまった。

 まあ、そうした阿呆な話があった。

 ここまでの話にはまだ後日談があるけど、その展開は省く、面倒臭くなってきた。

 際限なく救われない悪い現実は、それでもまだ重なっていった。でももうどうでもよい話だ。

 そんなださい経験もあって、もう恋とかしたくなかった。本心から人を好きになりたくなかった。

 一人で生きていけるって思ったし、そもそも簡単に人を好きにならない質だし……。最近までそういった感慨が確かにあったんだけど、でもやっぱり弱い人間だから無理だった。

 俺は意図的に思考停止することを選んでいた。発展性を望んでいなかったから、思考停止しとけば楽になれると考えていた。

 可愛い人や美人、そういった外見がタイプの異性がいても「カワイー」とか「ビジーン」って思うだけで、終わり。会話をして話が弾んでも友達、それ以上の関係は望みたくない。逃げてるだけってのは分かってるけど、多分、そうやって人を好きにならないことで自分自身を仮想的に強くしておこうとしているだけなのだろう。

 俺は、弱い。

 前に人を好きになった時は、どうして好きになったか――それが分からないというのは前述した通りだけど、今回好きになった人に対しては何が起因となって好きになったかは、まだ気持ちが死んでないからか覚えてる。

 恋愛相談じゃなかったのかも知れないけど、彼女の目下の悩みを聞いた。それは別れようと思っている彼から復縁を迫るメール電話が相次いで、それに精神的に追い詰められて、だから誰でも良かったんだろうけど、それなりに会話を交わす俺に相談したんだと思う。弱み、というか、悲しみじゃなく、打ち拉がれている傷付いた人を、何だか放っておけない。それに、軽いにしろ、暴力を受けたという事実を聞いたら、話し相手に過ぎなくても、彼女を救ってあげたい、とか大それた考えに支配されたわけだ。

 フラッシュバックしたわけじゃないけど、どうして女はひどい男と付き合ってしまうのだろう。俺が良い男だって言いたいわけじゃなくて、恋愛って相互関係で成り立つんじゃないのか? お互いが好き合って、愛せるって思えたからこそ付き合うんじゃないのか? 俺の考えることは綺麗事に過ぎないんだろうか、人の魅力って、本当に何が起因になるか分からない。

 ただヤリたいだけの男が近寄って来ても、その男が魅力的だったら寝てしまったり、だけどそういういい加減な男だからその後に後悔して、そういった話を相談される方の身にもなってみろよ。それで好きとかさ、そういう気持ちを抱いてる人間は正直辛い、辛くて毎日考えてしまう。

 話が長い、もう少ししっかり端的に書こう。

 彼女と出会ったのは一年半くらい前だったと思う。最初は興味すらなかった、むしろあまり態度の良くない人間だなあという先入観すら抱いていた。恋愛の対象になんてなるはずのない関係性。

 でも、いつしか言葉を交わすようになると、ひどく難しい人なんだけど、その性格面や物事の考え方に共感して、惹かれていった。そして悩みや苦しみを打ち明けられる内に、いつしか本気で好きになった。

 俺の好きっていうのは、ただ一緒にいたら嬉しい気持ちが強い。抱きしめたいとか、キスしたいとか、セックスしたいとか、思ってないって言ったら嘘になるけど、彼女に対してはただ時間を共有するだけで幸せな気持ちになる。それが、いつしか好きだって気持ちに繋がった。

 彼女のためだったら、俺は自分が利用されていることすら理解しながら、それでも手助けしてあげたい。俺が俺の立場を駆使して、本来してはいけないことでも、彼女の願いを叶えてやりたい、ってただ単純にそう思ってしまう。

 彼女が去年の冬から、精神的に弱くなって、元彼からのプレッシャーに耐えきれなくなって、俺を悩みを聞いてくれる捌け口として利用していたんだろう。それはきっと、俺だけじゃなく、(彼女は社交的な人だから)同じように悩みを打ち明けて、相談に乗って貰っていた人も何人かいたんじゃないだろうか。俺は大多数の一人で、捌け口のひとつで、特別な存在じゃなかった。

 彼女にとって俺は、ただ都合の良い精神安定剤に過ぎなかった。

 だけど、俺はどうしてもそういう弱った気持ちを抱えている人間を放っておけない。何で酷い男が沢山いるのに、物事はどんどん悪くなる方向にしか進まないんだろうか? 女は酷い男に惹かれてゆくのだろうか?

 心の根底に、他者を愛したいという気持ちがお互いにあって成立するのが恋愛じゃないのか? 相手を大切にする気持ちが最も必要じゃないのだろうか。これは、きっと綺麗事に過ぎない。

 俺は一度彼女告白をして、それで振られている。でも諦めきれない自分の弱さが、嫌いだ。それでも悩み続けている彼女を手助けしたいという気持ちは、気持ち悪く、女々しく、みっともない。

 それでも、彼女との接点を失いたくない。これは異常な考えだろうか?

 俺が第三者の存在だったら、そんな女に振り回され、気持ちをかき乱されている男がいたら、そんなの止めた方が良いって言うのに。

 そんな正しさも、今では何の役にも立たない。馬鹿は治らない、馬鹿は不幸になっていくだけだ。諦めきれないっていう未練を残す気持ちに引き摺られて、しばらくずっとそのままだ。

 彼女に振られてからも、時折一緒に飲みに行ったりする。たまに彼女から誘われることがある。それって、残酷過ぎると思うのは気のせいだろうか? 俺には捨て去れない気持ちが確かにあるのに、それを彼女は、頭の良い人だから、きっと理解をしていて、それでも俺と時間を共有する瞬間を作ってくれるっていうのは、嬉しさの反面、辛さが絡み合う地獄だ。

 それでも、まだ好きで好きで堪らない。当初の気持ちからは大分落ち着いてきたけど、まだ可能性を自分が信じてしまうのが……情けない。

 それから、俺が告白してからゆうに三ヶ月は経つのだけど、彼女には今、新しい彼氏がいるような気がする。

 第六感? そんなものはない。好きな相手と話していたら、その機微や所作から何となく推測はつく。

 彼女彼氏が、俺じゃなかったってのは全然構わないのだ。

 お互いがお互いを許容できて、そもそも彼女が本当に好きになれる人が見付かって、それで幸せになれるんだったらそれで良いと思う。そう思いたくて、そうすることで自分を押さえ込むしかない。

 好きな人には幸せになって欲しい、それが本来相手を好きな気持ちを抱える俺の、ひとつの答えになるんだから。

 彼女が辛い時や、傷付いた時、苦しみを抱えている時、それを解消するほんの手助けが出来れば、自分という存在も役に立たないことはないだろう。捌け口のひとつゴミ捨て場でもいいんだ。

 でももし次に、彼女と二人で会うチャンスがあれば、俺はそんな役に立たない感情を持つ自分を殺さなければいけない。

 彼女には迷惑に違いないが、もう一度だけ好きだという思いを伝えたい。付き合いたいとか付き合えないとかではなく、ただ言葉として、もう一度面と向かって、自分の考えていることをさらけ出して、ただ単純にすっきりと、この気持ちを終わらせたい。

 だからこの瞬間も会いたくって仕方がないんだ。会うことによって本当の諦めを迎えられるように。

2010-02-21

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと(続きあり

土曜の午後という多くの人が見ている時間帯に、地上波中継で「わかりやすいゲーム」で

勝てた事の意味というのはとても大きかったと、日本チームの勝利に心から酔いしれた。

ただ、Twitterなんかを見ていると、素人自分でもいくつか答えられそうな話題があったので、ちょっとそれらをまとめてみようと思う。

(技術戦術については、それっぽく話す事もできるが自分には無理)

ラウンドロビン後半戦に向けて、観戦者にとって何かの足しになってくれれば幸い。

(2/23 多くの皆様にお読みいただきありがとうございます。お礼を兼ねて続きを書きましたので、よろしければご覧ください。)

解説の小林さんの絶叫について

ずいぶん話題になったあれだが、別に意味もなくかっこつけて「Yeeeeees!」と叫んでいたわけではない。

ハウスサークル)の中央に、その後ろにある石を弾いて散らす事なしに自分の石を持ってくるには、

投擲時の力(ウエイトという)を弱めにして、スイープ(ブラシワーク)で距離を調節しなければならない。

「Yes」というのは、石の進路を掃いて距離を伸ばすためのかけ声で、弱めのウエイトであそこまで

石を伸ばすには、通常2人で行うスイープを3人にして、さらにいつもよりもハードに行う必要があった。

中国女子チームは、必要とあれば4人全員でスイープする。これは見どころのひとつ。)


であればこその、「激しくスイープしろ」という意味の指示を、自分スキップになったつもりで

行っていたのであって「近年のテレビ的な過剰なキャラクターづくり」「我を失った絶叫」というわけではない。

各局のテレビ報道今日スポーツ新聞なんかを読んでも、その辺に触れた記述はなかったのが残念だった。


ちなみに、ショット後の選手のかけ声は、

「Yes」「Yeah」「Yap」が「スイープしろ」(ストーンをまっすぐ、遠くまで)

Clean」が「ごみほこりをはく程度の軽いスイープ」(髪の毛一本でストーンはあらぬ動きをする。)

「Whoa」が「スイープするな」(ストーンのウェイトが強い、あるいはもっと石を曲げたいとき)

「Hurry」が「全力スイープ」

となる。だいたいどの国も英語のコールをするけど、これから日本が試合をするロシアロシア語のコールをする。

「Hurry」は小林源文漫画の読者ならおなじみの「Давай」(ダヴァイ)になる。

解説の小林さんの「中立」について

これも別に装っているのではなくて、カーリングというのはそうしなければならないと要求するもの。


世界カーリング連盟のホームページにある「THE RULES OF CURLING(PDF)」の冒頭には

「The Spirit of Curling」というのがある。ルールブックの冒頭にあるくらいで、ルールの上位概念というか、

法律に対する憲法のような存在だと理解すればいいだろう。これを引用する。

Curling is a game of skill and of tradition.

A shot well executed is a delight to see and it is also a fine thing

to observe the time-honoured traditions of curling being applied in the true spirit of the game.

Curlers play to win, but never to humble their opponents.

A true curler never attempts to distract opponents, nor toprevent them from playing their best,

and would prefer to lose rather than to win unfairly.

Curlers never knowingly break a rule of the game, nor disrespect any of its traditions.

Should they become aware that this has been done inadvertently, they will be the first to divulge the breach.

While the main object of the game of curling is to determine the relative skill of the players,

the spirit of curling demands good sportsmanship, kindly feeling and honourable conduct.

This spirit should influence both the interpretation and the application of the rules of the game

and also the conduct of all participants on and off the ice.

日本カーリング協会の公式訳や、Wikipedia日本語版の訳などもあるが、こういうのを置いておくとid:dankogaiが嬉々として訳しそうな気もする。


ともあれ、ここで述べられているのは「カーリング伝統」であり、これは「守るべきもの」として謳われている。

その中に「A shot well executed is a delight to see」とあり、「Curlers never to humble their opponents」とあり、

そして「This spirit should influence the conduct of all participants on and off the ice.」とまとめられて

いるからには、「マイナースポーツとしてのカーリング」を解説する上で、そこから外れた態度を取る事はありえない。


あれは小林さん個人の信条スタイルというのを超えて、「あのスタイルでなければカーリングの解説にはならない」、

「あの解説スタイルそのものがカーリングメタ的な解説である」ということを示しているわけだ。


個人的に、ゴルフとよく似たこの「プレイヤー自らが審判である」という意識は興味深い。

同じスコットランド発祥のスポーツスコットランド人の気性と関係するのだろうか。

男子の競技はやってないの?/男女差ないんじゃね?

長野五輪日本男子チームが多少注目されたのを覚えている人がいるかもしれないが、男子はもちろんやってる。ただ、日本代表が出てないので放送してない。

#ちなみに長野の時のスキップ敦賀信人さんは今でも現役のカーラーで、日本カーリング協会強化指定チーム「Iceman」のスキップ

#当時は少年面影が残る20歳でしたが、今では立派な漁師の貫禄が身につきました。


ただ、NHKはインターネット中継で男子準決勝(26日)と決勝(28日)を生中継してくれるので、興味があればぜひ。

男子と女子の差は、ストーン投擲時のウエイトの強さと、スイープの強さにはっきりと表れる。

つまり、膠着した場面をハードヒットで打開できる可能性が高いので、より積極的かつ攻撃的なゲームが見られる。


参考までに、YouTubeからいくつか動画を。

トリノ五輪男子決勝でカナダマークニコルスが見せたショット。石を二つ動かして目的ストーンテイクアウトし、

 かつその他の石を動かさない、これは単に力を乗せるだけではダメで、コントロールが必要になる。

 このウエイトを乗せかつコントロールすることが女子では難しい。

 バンクーバー五輪日本イギリス戦の8エンド、イギリスサードのジャッキーロッカートの1投目を小林さんが

 「男子並みのショット」と評した理由は、ここにある。

 09年男子カナダ選手権で、カナダ男子最高のスキップ、グレン・ハワードが見せた一投。

 やや長いので、時間のある人向け。上の動画のグレン・ハワードのチームと、チームハワードと並び立つカナダ屈指の強豪、

 ケヴィンマーティンのチームの対戦。バンクーバー五輪には、チームマーティンがチームハワードを破って出場している。

なんで日本チームはサッカーのように選手を選抜した代表ではないのか?

けっこうこの疑問は多いんだけど、いくつかの観点から答える事はできる。

まず、昔の全日本女子バレーチームのように、日紡貝塚日立の強さが抜けているような状態なら、

単独チームをそのまま代表にしたほうがチームの熟成の意味では優れている。

ただ、個人的にはこれは皮肉だなと思うのだけれど、チーム青森はもちろん単独チームではあるのだけれど、

ある意味では「選抜代表チーム」であって単独チームの強みを活かした熟成があるのかというと、個人的にはちょっと、

と見える部分がある。


カーリングにおける熟成というのは、それこそ10年単位のものなのであって、2002年ソルトレーク日本代表だった

シムソンズ」も、彼女たちが中学生のときに結成された10年来のチームだった。

トリノ五輪時のチーム青森が、どん底に落ちそうになりながらも復調したのは、シムソンズ以来の長い信頼が、

小野寺歩林弓枝の間にあったからというのが大きい。

また、長年にわたって「シムソンズ」「チーム青森」の最大のライバルだった「チーム長野」(Pictic)にしても、

これも最終的には10年以上の長きにわたってひとつのチームを組み続けたというのが大きい。

そこへいくと、今のチーム青森は、最大でも目黒萌絵本橋麻里の5年であって、後のメンバートリノ五輪後の加入。

そんなにチームとしては熟成されていない。

もちろん、他の国内チームとは比べものにならない手厚い支援体制の下、長期の合宿も組んで補ってはいるけれど。


チーム青森の「選抜チーム」としての特徴は、あまり年の離れていない複数のスキップ経験者がひとつのチームに

なっているというところにある。これがなかなかチームとしての意思決定に大変なところがある。

とりわけ、トリノ後の最初の一年は、ほとんどキャリアに差がなく、嗜好する戦術がそれぞれ全然違う目黒、本橋、

山浦麻葉の3人の息が合うのにかなり苦労した。

スキップ目黒ショットのときには、副スキップの本橋がショットの目安となる位置を指示するのだけれど、

それが二人で相談したときと全然違う場所に指示をするものだから、慌てて目黒がもう一度コートを逆戻りして

再確認して無駄時間を浪費したりとか、そんなことを世界選手権の試合の中でやったりしていた。


その辺はだいぶ改善されてはいるのだけれど、今でも目黒と本橋の息があってるかといえば、必ずしもそうじゃないような。

本橋の投擲の時に、スイーパーに対する指示が目黒と本橋で正反対のことがしょっちゅう試合中にある。

これは、実況を見ているときに注意してみると面白いと思う。

スイーパーも困るだろうと思うが、当然ながら目黒に従うわけで、そしてだいたい目黒があってる。


ちょっと話はずれたのだけれど、かように高レベル選手になればなるほど、チームとして熟成させるのは難しい。

スコットランドイギリス国内3協会では最強の協会なので五輪ではイギリスとして出てくる)は世界選手権では

選抜チームを組むのだけど、大会中に息が合わなくて選手が帰国して残りの試合を3人で戦った事もあった。

ルール上は認められている)

だから、同年代の選手で組むときは10年以上の長い信頼関係を結ぶか、若くて優秀な選手を入れるときは

圧倒的なカリスマを持ったベテランと組む、というのが強豪チームの常。

チーム青森はこのどちらでもない、「常設チームながら選抜チームっぽい」ところが面白いのだけれど、

つまりサッカーのような代表チームを組まないのはこのため。

なんで日本チームは欧米選手に比べて若い?/なんでチーム青森なのに北海道長野選手

実はこの疑問に対する答は共通で、要するに「エリート選手として競技を続ける環境日本にない」ということに尽きる。


またひとつ動画を。

2005年から今年までの6年間で、女子カナダ選手権を4回優勝、1回準優勝し、世界選手権で金1、銀1と、

現在カナダ最高のカーラージェニファー・ジョーンズのチームが初めてカナダ選手権を取ったときの、その最後のショット

wikipedia英語版の彼女の項目では「The Shot」(カーリング史上最高のショット、くらいの意味だろう)と書かれている。

#恐ろしいのは、このチームが五輪代表選考会で敗退してしまうカナダの層の厚さなんだが。


さて、この見目麗しいスーパーカーラーJJの職業弁護士だ、と聞くとなんだその漫画に出てきそうな嘘っぽいキャラクターは、

と思うんだけど、だいたい強豪国の女子選手は、収入のある自営業であることが多い。

地域社会におけるスポーツクラブ単位での活動ということも合わせて、そういう時間自己管理できる職業だからこそ、

カーリングにおいて技量を磨けるということはあるのだろうけど。


ひるがえってわが国のことは今更説明するまでもないけれど、アマチュアスポーツエリート育成は学校部活動実業団スポーツ

頼ってきた中で、マイナースポーツカーリングを支援する企業などこれまであるわけもなく、就職したり結婚したりすれば必然的に

女子選手は第一線を退かざるを得なかった。

ソルトレーク五輪のあとで、シムソンズが20代半ばのカーリング選手としてはまだまだ青二才の年代で解散を余儀なくされたのもそのためだった。


ちょうどその頃、多分に偶然ではあったのだろうと思うけど、2007年世界選手権をやるということになった青森市が、

どうせやるなら地元から、ということで、シムソンズの中で現役続行を希望した小野寺と林を引っ張ってきた。

カーリング競技を行う事を前提として職を得る、と言う事自体が当時としてはとても珍しい事だったのだけれど、

それにしても「青森市嘱託職員」という立場の二人の月給は、およそ月給と呼べる額ではなかったらしい。


そんな環境でさえ、まだ恵まれていたといえるのは、ライバルチーム長野(Pictic)を見ればわかる。

こちらは、「就職結婚もあきらめて」アルバイトで生計と強化費を捻出して、五輪出場権をかけてチーム青森

長年にわたって戦い続けてきたわけだ。

とくにトリノ五輪の後は、職という安定した身分でも強化体制の違いでも青森に圧倒的な差をつけられながら、

それでも互してきたこと自体が奇跡的ではあるのだけれど、最後には息切れしてしまった。

(結局チーム長野は、中心となる3人に加えた、4人目のメンバーを固定できなかった。これが大きかった。)


ともあれ、今のチーム青森は、「エリート選手としてカーリング競技を行うこと」を前提として職を得られた、

自分の知る限りにおいて日本女子では初めてのチームではないかと思う。

(もちろん、実業団単位で組まれた女子の強豪チームもあったけれど、「仕事のウェイトの大きさ」が圧倒的だった)

天才少女が、カーラーとして全盛期を迎える30代半ばから後半まで、ひとつのチームを組み続けたまま、エリートとして

競技を続けられる状態自体がこれまでなかったということ、それが日本チームが欧米のチームに比べて圧倒的に若い原因である。

今、技術戦術面で、素人ながらに見ていても海外のチームと比べて足りないように見える面があるとするなら、

それは競技生活と練習にかけてきた時間の差でもあるのかもしれない。

そして、だからこそこういう環境のある青森に、北海道から選手が来る。


もっとも、だからといって、北海道選手を取られてばかりで手をこまねいているとか、青森県が他県から

引っこ抜いてくるばかりかというと、そうではない。

北海道では、一年間通して使える専用カーリング場が2012年に、初めて札幌市にできる。

北海道で、大人の女性が職を得ながらカーリングを続けようと思えばやっぱり札幌が一番有利だし、

その札幌に専用のカーリング場ができるのは、これは北海道カーリングの悲願でもある。

青森県は、本橋が在学していた明の星短大を有する明の星学園が、青森明の星高校にカーリング部を作っているし、

まだまだ歩みはゆっくりだけど、ジュニアからの強化を図っている。

やっぱり、いずれは青森県カーリング場で育った選手チーム青森に入れたいんだろうね。


(追記)

ちなみに、チーム青森の現メンバーの勤務先は次の通り。


目黒と山浦の二人が青森県下で有数の企業に入り、近江谷が高卒で非常勤ながら市役所勤務というのは、

官民一体の就職支援といえると思う。

30近くなって青森に加入した石崎に、これも契約社員ながら職が斡旋されたというのも、近年の就職事情を考えれば

やはり支援の賜物だと思う。

チーム青森メイクきれいなのは、木浪学園の指導と支援によるもの。のはず。

本橋のNTTLSとの契約は今年の6月まで。彼女実質的プロカーラーと言っていい立場。契約は延長されるのだろうか。

ファンができること

トリノの後もそうだったんだけれど、カーリングがあれだけ露出していたのに、それが普及・強化につながらないのは、

ひとえに「プレイできる環境がない」からに尽きる。

トリノの後で「カーリングを体験してみたい」という問い合わせが施設に殺到して予約半年待ちなんていうニュース

あったけど、日本カーリングができる施設はあんまりない。

少なくとも、通年で使える専用のカーリング場というのはまだない(上記の札幌の施設は、その意味でも大きい)。

岡山福岡で、共用ながら通年カーリングができるというのは意外のようにも思う。


全国のカーリングができる施設等一覧


なんでまあ、「実際にプレイする」のは一番だし、なにより楽しいのだけれど、いかんせんまず場所がないし、

上手くなるのに練習が必要なのに練習もろくにできない、となると、なかなか草の根の強化は難しい。

となると、まずはお金なのかなあ、手っ取り早いのは。

チーム青森単位でも、日本協会単位でも、いろいろ募金をつのってはいるので、調べてみてください。

見てみたい

五輪以外でも世界レベルの試合を見てみたい、という人もいるだろうね。

日本国内でそれを満たすほぼ唯一の手段は、CurlTVかな。

海外遠征中のチーム青森の試合なんかも、有料だけどストリーミング配信で見たりする事ができる。

3月にカナダで開かれる世界選手権も、ここで見られる。

#と言いたいところなんだが、日本テレビ局放映権を買うためにリージョンブロックがかけられる。

日本戦でさえ全部放送しないんだから、解放しろと思うんだけど。


生で見たいとなると、3月6日から10日まで北海道北見市常呂で今年の日本選手権が男女共催で開催される。

簡単に行ける場所ではないけれど、北海道オホーツク観光を兼ねて行ってみてはどうだろう。

チーム青森の帰国後国内初戦だしね。

他のチームを知りたい

本当の意味日本女子のカーリングの強化、ということになると、チーム青森に互す実力と体制を持った

チームが複数出て、国内で日本リーグを毎年行えるくらいのことができればいいんだろうけど、それは

ここ数年レベルでは望み薄。これまで青森と覇を競ったチーム長野も、代表決定戦の敗戦以降は

活動しておらず、少なくとも日本代表を狙うような活動は当面休みっぽい。

だけれども、女子に関してはジュニア世代でチーム青森を追うだろう優秀なチームが複数あるので、それを紹介したい。

(カッコ内は全国大会に出てくるときのチーム名)


WINS(チーム常呂高校)

2009年度の日本カーリング協会強化指定チーム(B代表相当)で、2009年日本選手権準優勝。

バンクーバー五輪代表決定戦にも進出し、BS-TBSでも取り上げられた目下一番の注目株。

スキップの吉村紗也香さんがかわいいと、そっちでもちょっと話題になったりする。

今年の3月で常呂高校を卒業した後は、4月から全員が札幌国際大学に進学してカーリングを続行。

北海道を拠点としてチーム青森に並ぶ強豪チームを作ろうという北海道の期待も背負う。

ロビンズ(JJ常呂

同じ常呂の同じ高校3年生でも、全国に名前を売ったのはこちらのチームが早かった。

2006年中学2年の時に日本選手権に出場すると、予選リーグではチーム青森に続く2位。

決勝トーナメントではチーム長野に完敗して3位に終わったけれど、小さい身体で大人と互角以上に

渡り合い、テレビカメラの前でも物怖じせずに話す肝っ玉とか、個人的には期待していた。

高校に入ってからはWINSに抜かれた感じもあったけれど、それでも常呂町のリーグでは

海千山千のおじさんカーラーの中で上位に来るように、実力はある。

今日まで開催されていた北海道選手権でも優勝したし、地元開催の日本選手権WINSとどちらが上位に来るか楽しみ。

AIM(御代田ジュニア

長野県御代田を本拠地にするこれも高校3年生のチーム。

昨年12月日本ジュニア選手権では上記WINSを破って優勝し、今年2月の高校選手権でも優勝。

毎年軽井沢で開かれるアジア唯一の国際競技大会軽井沢国際」には今年ジュニアながら

日本代表として出場して4位。

こちらも高校卒業後は全員が城西大学に進学して競技を継続

中部電力

AIMと並ぶ長野女子カーリングの期待のジュニアチーム。

日本ジュニアではAIM、WINSに続く3位だったが、日本選手権へはAIMを抑えて中部ブロック代表として出場。

もし日本選手権を観戦に行くのだったら、WINS Permalink | 記事への反応(9) | 22:17

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