2012-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20120708091538

体育会系はいろいろ問題はあるが、それなりに合理性があったわけだ。

どうしてこうなったのかって経緯とか、メリットデメリットを整理

高度経済成長およびバブル期の失敗してもプラス成長だった時代においては、

体育会系の「とにかくやれ」という姿勢の方が合理的だったのだろう。

当たれば大儲け、外れてもそれなりの儲け。

そんな状況じゃ「慎重に進める」「人にやさしくする」インセンティブは働かない。

当然、体育会系に嫌な思いをさせられた人もいる。

が、当時はそれに見合う報酬があった。

給料の毎年昇給は当たり前。そして会社は定年まで面倒を見てくれる。

から体育会系から多少嫌なことされても、体育会系のしりぬぐいをさせられても我慢できた。

それで会社が、社会が回っていた。

日本が成長を続けていた時代の話だ。

しか時代は変わった。

今や必死にならないと成長できない時代

成功してやっと少しのプラス。失敗は大きなマイナス時代

にもかかわらず、体育会系蔓延るのはなぜか?

それは高度経済成長バブル時代体育会系が少なからず上にいるからだ。

人間自分経験の中でしか考えることができない。

彼らは若い時の自分方法が唯一絶対の最適解だと信じて疑わない。

時代が変わっても、彼らのやり方を部下へと押し付ける。

そのやり方に感染した人間が新たな体育会系として、呪いをまき散らすのだ。

また、体育会系被害者意識も変わってきた。

昇給?何それおいしいの?」

「定年まで面倒みるなんて誰が言った?50過ぎたらリストラだ」

こんな状態で、さら体育会系から嫌がらせを受けた日には、

元増田のように、体育会系への反発が出てくるのは当然である

体育会系が滅んでも青二才が滅んでも、状況は解決しない。

「貧すれば鈍する」

これが今の日本なのだから

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