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2023-04-14

Japan, Germany and the challenge of excess savings Martin Wolf

Tokyo is trapped when it comes to managing this structural issue

日銀総裁植田和男氏は、現在日本金融政策の2本柱であるマイナス金利イールドカーブコントロールが引き続き適切であると強調した。これらの政策固執することは正しいかと問われれば、私の答えは「イエスである。この政策リスクが無いからではない。しかし、代替案もリスクが高いかである

日銀資産購入(または「量的緩和」)や最近イールドカーブコントロール政策無視したとしても、日銀短期介入レートが1995年以来0.5%かそれ以下であるという驚くべき事実がある。このような緩和的な金融政策を30年近く続けながら、需要の低迷と低インフレ懸念する国があると、どれだけのエコノミストが予想したであろうか?

これは明らかに根深構造的な現象である。何が原因なのだろうか。答えは、慢性的な過剰貯蓄である

日本では民間投資が非常に多いにもかかわらず、民間部門の余剰貯蓄は例外的ものである

日本民間部門の総貯蓄は、2010年から2019年の間(COVIDやウクライナ戦争のショック前)、GDPの平均29%という異常な数字を記録した。日本民間部門GDPの21%という大きな投資を行っていた。しかし、それでもGDPの8パーセントの貯蓄余剰を残している。(29-21=8)ドイツ民間貯蓄の余剰は平均してGDPの6パーセント米国は5パーセント英国ゼロに近い。

日本企業部門でも、国内投資より貯蓄の方がはるかに多い

経済全体では、政府外国人を含めれば、貯蓄は投資と等しい。問題は、このバランスをどのようにとるか、そして重要なのはケインズが教えてくれたように、どの程度の経済活動のレベルでとるかである

高い貯蓄率を誇る日本では企業貯蓄が主流だが、ドイツでは家計貯蓄が重要視されている

まともな政策立案者であれば、不況によって過剰貯蓄を解消しようとすることはないだろう。むしろ生産的な投資で貯蓄を吸収するか、国の貯蓄性向を低下させることを目的とした政策選択するはずである

1990年代初頭以降、日本政策立案者が行ってきたことを考えると、民間部門の膨大な貯蓄超過の中で総需要を維持しようとした、ということになる。

企業貯蓄は、日本GDPに占める割合が一貫して高い

超低金利は、例えば、民間投資を増やし、民間貯蓄を減らすことを意図している。しかし実際には、民間貯蓄の余剰、特に企業の余剰は巨大なままである。緩和的金融政策は、政府投資が貯蓄を上回ることによって、余剰の民間貯蓄を吸収(相殺)することを容易にした。

企業貯蓄は、一貫して企業投資ニーズを上回っている

日本が何十年も苦しんできた(そして中国も同様に苦しんでいる)構造的な余剰貯蓄問題管理する他の方法はなかったのだろうか。以下に3つの方法を述べる。

1つはドイツのやり方で、2010年から2019年にかけて、対外資産の純取得額は平均してGDPの7%。これにより、民間部門公的部門の両方が貯蓄黒字を計上し、総需要供給バランスをそれなりに高い水準で保つことができた。これが日本にとって真似しにくかった理由は2つある。一つは、貿易黒字アメリカ重商主義に真っ向からぶつかることである。もうひとつは、円相場に激しい上昇圧力がかかり、日本デフレに陥る可能性があったことだ。実際、ユーロ存在しなければ、為替レート・メカニズムにおける通貨危機によって、ドイツ・マルクは大きく切り上げられ、ドイツ経済デフレに陥っただろう。

日本企業家計部門の余剰貯蓄は、政府やその他の国々の純貯蓄不足で相殺される

第二の選択肢は、経済における企業内部留保(あるいは企業貯蓄)の極めて高い割合を低下させることを目的とした構造政策である。これは本質的に分配の問題であり、賃金が低すぎ、利益が高すぎるのである。これを解決する最も簡単方法は、企業利益に対する税率を上げる一方で、投資の完全な費用計上を認めることである。他にも、従業員利益を分配するなどの方法が考えられる。しかし、目的は明確で、過剰な利益を消費に振り向けることである

第三の選択肢は、構造的な問題には手をつけず、金融財政を引き締め、日本人にその収拾を委ねることである。これは「清算主義である最近流行りつつある。しかし、それは日本が膨大な民間貯蓄超過を続けている限り、政策はそれを減らすか相殺する方法を考えなければならない。日本経済はまだ追い詰められている。また、簡単な出口もない。

2023-03-16

値上げは正義

A:500円の牛丼を売り、従業員30円配って、営業利益10

B:550円牛丼を売り、従業員に40円配って、営業利益30円


消費者としてはAの500円の方がありがたい

一方、労働者としては給料が多いBの方がありがたい

ただ、BはAと比べて内部留保が多い、従業員給料以上に利益は増えている

どちらがあるべき姿だろうか

2023-03-14

anond:20230314134219

これがアベノミクスの成果ですよ

賃金がこれと同じくらい上がっていればよかったんだけどね。

配当内部留保が多い会社評価される日本を作ったのだから賃金なんか上がるわけないよね

2023-03-10

前の選挙でどこかの野党を勝たせていたら起きてた事一覧

統一教会への厳しい罰則カルトへの本格的な規制

消費税減税・又は廃止での物価高騰対策

ガソリン税の減税

ベーシックインカムの導入検討

議員定数の削減

幼児教育高等教育などの無償化

出産にかかる医療保険適用

議員特権見直し

国民1人当たり一律10万円を現金給付

子どもが18歳になるまで1人当たり月額1万5000円を支給

大企業内部留保課税

最低賃金を時給1500円に引き上げ

季節ごとに国民1人当たり10万円

年金受給者NHK受信料無料化制度として導入

社会保険料の引き下げ

日本国民はこれらを蹴って増税を行う自民党を勝たせました

その結果、日本GDP実質賃金は更に低下しました

当たり前~当たり前~当たり前体操

2023-02-22

ロケット発射の延期は社会的事実として失敗か? 違うだろ!

  

内部留保を貯めすぎた保険会社

金融庁ソルベンシー・マージン規制を逃れたい

宇宙ロケットが爆発すれば、巨額の内部留保必要性が立証できる

  

から爆発して欲しいんだろ?

文系の見え透いた陰謀工作

保険者による事故誘致は犯罪

2023-01-11

anond:20230111070730

低賃金でも勤勉に実直に働いてください

大企業内部留保現金ではないので配れないのです

2023-01-10

anond:20230110170356

しかしたら大丈夫かも、の当たるも八卦の賭けで正職員として採用するほどの経済的余裕がない企業が多いし、ダメ解雇したあとのトラブル告発され「障がいがあるとわかってて雇用したんだろう」との批判も怖い。

うん、潰れていいよw

まあ、このスキーム自体はいいと思うけどさ、障碍者に実際金が回ってないことが問題だと思うね

13万とかってw20万くらいもらってんなら不快感はなかったね

こういうのも「中抜き」なんだよなあ…赤字覚悟で自社で畑作った方がまだ直接金渡せるんじゃね?w

まあ、内部留保がっつりため込んでるクソ資本家が頭悩ませてるのは愉快だねw嫌ならやめろ。会社たたんでいいよ。

それかもう、障碍者手当を3倍とかにして働かないでいてもらうとかにするしかいね

財源はMMT国債発行!w

2023-01-09

また無知ゆえの新自由主義

防衛費名目法人税を上げるという(企業の現預金内部留保が景気を落としている原因だから設備研究投資賃上げは減税で、残りは増税メリハリを付けるべきだから正しい。)

調子に乗って少子化名目消費税を上げるという(論外。そもそも少子化1997年消費税増税団塊ジュニア世代氷河期世代となった影響が非常にでかい

まず歳出削減だ!という声が上がる(資金需要供給の一致があるため、緊縮では財政均衡は狙えない。企業資金調達しての設備研究投資をして資金需要になっていないとならない)

声が高まったところで何も考えてない立憲民主党維新の会統一会派で、野党新自由主義でまとまった。ってか。バカじゃないのか?

おそらくは、消費税上げだけ残って法人税上げはなくなって、また金の動きが止まって不景気になるよ。

れいわみたいにMMT積極財政の強い意志を持ってないと所詮こんなもんか。

2022-12-13

anond:20221213132047

法人増税だの、内部留保に税をだの言ってた野党よりは、安倍ちゃん自民の方がよほどまともな政治やってたけど

野党から褒められるだけあって、岸田は法人増税やらかしたな

2022-12-08

anond:20221208171003

金があればその金を使って投資ができる

経験への投資であったり、金融への投資であったり、とにかく金がなければできないことができる

それが借りた利息より上回れば借りたメリットがあったということ

例えば会社起こす時、事業を展開する時なんかに銀行からお金を借りるのは一般的だよね

あれは会社内部留保をしこたま作ってからじゃないと新しい事業出来ないならいつまでたっても会社利益は増えないから、借金してスピーディに事業展開する

うまくいけば利息以上の利益が出る

お金は、お金を増やすために存在するので、貸すも借りるもお金を増やすための手段なんだよ

お金を使うために貸し借りするのは、お金が増えないから損しかしないので、使う用途なら借りないほうがいい

借金を怖がってたら、身の回り生活費レベルお金しかかめないよ

2022-12-01

anond:20221201225036

金がないのは簡単想像つくのか内部留保を貯めてるのは当たり前なのかどっちだよ

anond:20221201125743

うそう、「企業内部留保を吐き出せ!」とか言ってる人いるもんね

2022-11-28

anond:20221128102228

日本企業の大部分が行政に甘えてきたからだろうね

何にもしなくともお咎めないし、内部留保貯めて技術もなにもかも停滞したって「技術大国」の大看板があればいいんだし

2022-11-11

北千住商店街を抜けた先にある荒川にはきっと大切なものが詰まっている。

デービッド・アトキンソンがいうには、1990年から2021年までに生産性年齢人口(16−64歳)が1299万人も減っているらしい。高齢者は2141万人も増えている。人口動態によって、社会保険料消費税も増えて、移転政府支出が増えている。そんなツイートをみて僕は「どうすんだよこの社会・・・」とつぶやいた。


どうすんだよこの社会


「おれはさ、どんなに社会がクソだったり、自分の身の置かれている環境がどうしようもなかったり、システムによってどんな不利益が被られようと、そういったことを理由に行動をせずに批判者側に回るっていうのが一番嫌いなんだ」

Kは黙って聞いている。きっとこのクソムカつくどうしようもない共感性皆無男をどうにかして言いくるめてやろうと思っているのだ。

「それでさ、どうするわけ?大事なのはその置かれた状況を出発点にどんな一歩目を進めるかじゃん」

あなたって本当に、なんてことを言ってくるんだろうね。むかつく」

「おれがそれを言って嫌われるかもしれない可能性は、そいつにいったときそいつ人生好転するかもしれない可能性とは関係がないからな」

人はみんな弱い。日本人とかじゃなく、人類全体で弱いのだ。30年間も生きてきて、ようやっと肌で理解してきた。

おそらく自分雇用者側に回ったからだろう。その人間の本性を前提にシステムは構築されなければならないのだ。

自分はそれをものすごく憎んでいる。いや、憎んでいた。正確に言えば、昔はそういった理不尽な抑圧がものすごく窮屈で、どうにかなりそうだった。

なぜだか知らないけど、自分は昔からずっとそうだ。そういう人間として生まれ育った。

でも今は違う。それは社会として必然的存在しているものだ。それを自分体感してしまった。


エリート女性システムに抑圧されるのは、女性全体の勤労意欲が低いからだ。きみがどんなに自分のことを才女だと思ったとしても、それを証明する方法が他になければ、面接の時に語り得るものなんて雇用者側は信用することなんかできやしない。どうせ好きな人ができて、その人と結婚したら、すぐに子供を作って辞めていくんだろうって。そう思われている。きみがどうかは重要じゃない。問題は、社会がずっとそのように回ってきたということなんだ」

「だけどそれは間違っている。社会女性の機会均等を実現すべきだし、資本体力のある会社だったらそれを実現できるはずでしょう?」


「なんで?会社が何十年と高い法人税を払いながら貯めてきた内部留保を、なぜ利益がでるかどうかもわからないもののために使わないといけないの?そしてなんでそのような貯金が当然の権利として自分提供されると思っていて、そうしない社会が間違っていると思っているの?」

「そんなの綺麗事だよ」

「そうかなぁ。極めて現実的なことしか言ってないけど」






理想というのは脆いものだ。僕は理想論者だ。正真正銘の。正真正銘すぎて理想同化しているかもしれない。

それほどの理想論者がいうことが極めて現実に即したものになるなんて、だいぶ皮肉の利いた人生だと思う。

「でもね、なんであなたがそれを言ってくるのかをよくよく考えてみると、あなたになにか得になることがないっていうのがわかってくるのよ。そういう意味で、稀有存在よね

あなたって。どうしてそんなことをしているの?」


Kは自分LOVE輪廻を回したいんだと言った。僕は「自分もそれをやっているつもりなんだ」と言った。

「誰かにもらった恩を、別の誰かに与えたい」 それ自体は物凄い誇大な理想論かもしれない。








Kの彼氏は1年前に死んだ。自殺だった。

正確にいうと、元彼氏だ。別れた後に、いろんなことが重なったのだという。

彼氏理想論者だったそうだ。とてつもない理想論者だったのだろう。きっと、世の中に蔓延する悪意や、欲望を受け止めきれなかったんだと思う。

高尚な理想を掲げることは、現代ではとても難しい。







僕たちは北千住にいた。ずっと北千住にいた。Kと出会ったのも北千住だった。

ずっと仲が良かったわけではないが、期間だけで見ると長い付き合いとなる。僕がまだサラリーマンの時だった。

「まだ学生だった頃からすると、だいぶ、変わったね」

「それって、いい意味よね?」

「もちろん。ふわふわした足が、ちゃんと地についてる」










僕たちはよく荒川に行った。深夜の荒川は静かだった。

河川敷ほとりで缶チューハイを飲む。

「この広い空に包まれているせいで、きっと気が大きくなっちゃったのよ。こんなこと言うつもりなんてなかったのに」



Kはそう言って泣きながら笑っていた。




今日は月がすごく明るいから、だいぶ遠くまで見通せたのかもしれないね



僕は橙色のランプが等間隔で並ぶ夜の首都高が魅せるトラックの明かりをぼんやりと眺めているのが好きだった。

それは北千住に住む僕にとって、今日の星空と同じくらい、大切なものだった。

僕がKにプライベートのことを聞くと、Kは仕事に集中するんだって言った。

Kはなにか煮え切らぬ様子で僕に話を聞いて欲しそうだった。2件目に行けるような時間だったから、「もう少し話していく?」と聞いて、

それでいつものように荒川まで歩いていった。


前の彼氏の話を聞くと、Kは「うーんそれは言えない」と言った。

言えないんだったら話さなくていいし、きっといろんなことがあったんだと思う。


そうして1分くらいぼんやりしながら、Kは「まだ自分の中で整理がついていないのよ。この感じをどう処理したらいいのかわからなくて」と言った。



「なにやら元カレが死んじゃったような心残りだね」



「死んじゃったのよ」

Kは言った。










彼氏はとても誠実な人だった。不誠実なことは許せない。浮気や、不倫だとか、そういうものに自ら手を染めるようなことはしないんだって

相手に対してそんなことがあるかもしれないだなんて想像もしないほど実直な人だったのだと言う。

一社目に入った会社を辞めて転職した会社ちょっとブラックみたいなところでね、自分と別れたタイミングっていうのもあったのか、いろんなことが重なって、それでかな。

実家のお母さんから電話がかかってきたとき、私は会社にいたんだけど、気が動転していてね、私の様子を見兼ねて先輩がタクシーGOで呼んでくれて、それで帰ったの。

から私のお母さんも私がぐちゃぐちゃになっていたことを知ってるし、私その時子供ときのように泣きじゃくってた。葬式はもう済ましているって向こうのお母さんは言ってた。カレが亡くなってから3日後くらいに連絡がきたから。それで、東京にいるカレの友達に連絡をして欲しいって。ひどくない?それを私に頼むのよ。

でもね、私よくわからないの。何だろう、栃木実家に行くなんて、いまだにできてない。だって、なんかそれをしちゃったら、もう二度と戻ってこないような気がするでしょう?もし、私が会いに行かなかったら、まだカレは生きているのかもしれないって。確かに私は人の死に携わることが多かったけど、葬式が残された人たちのためにあるんだってこと、いまだったらすごくわかる。



僕は煌々と輝く月を見上げてから、その隣にある星に向かって念じるように言った。

「行こう。絶対行こう」



だよね。いかないとだよね。



絶対に行きなよ」



「あとね、一つ、言えることがあるとしたら。俺の姉も、当時付き合っていた彼氏を亡くしたことがあるんだ。

からKに言えることは」



その経験は必ず乗り越えられる人にしか訪れない。




僕は「絶対に生きなよ」と言った。生きるしかないんだよ。どんなに絶望の淵に立たされたって、残された側は後を追うことができないんだ。

だって、それは、負けたことになるじゃん。相手に。ずるいよね。ムカつくよね。自分勝手だよね。



「私もね、最初に聞かされた時、なにかずるいってきもちが片隅にずっとあった。何だろうね、ずるいよね。卑怯よね。ムカつくよね」




「わかんないけどさ、Kちゃん応援してるから、どうにかしなよ」



「なにそれ笑雇ってくれるってこと?笑」



「それもありなのかな笑」



「800万円で、秘書!とかどう?」



たかいなあ笑」










僕たちが今経験していることは、必ず乗り越えられるものなんだと思う。

認識できるものしか経験できるものはない。僕は、Kにとって4人目の人間だった。

幸か不幸か、僕はKの背負っているものを一緒に背負うことになった。

「こんな話を聞かせてもらえるなんて、俺の人生って素晴らしいなぁ」と僕は言った。


僕はきっと他の人よりも背負うものが多く生まれてきた。

から、僕は自分にできることを増やさないといけないと思う。


商店街を抜けて駅に向かう前に僕はKの腕を引っ張って、力一杯抱きしめた。

そこに純粋気持ちしか込められていないことを理解したKがいることがわかった。


「本当、あなたって、稀有存在よね」


「泣かせることにかけてはベテランからね、よくも悪くも」



「悪い方がほとんどでしょうね」









理想現実があることを理解している。理想現実は明確に区別されるものでなく、現実の一部として理想存在していることを理解している。

僕は極めて現実的立場から理想のためにできる一歩目を進めている。その区別ができなくなってしまった先に死が存在していることを理解している。

僕は生きるために、現実理想を分けて考えるようになった人間だった。この社会の答えを生み出すために。





改札に上がる東口エスカレーターの前でKはじゃあねと言った。

僕は言った「頑張ってね」



「あのさ、きょーこちゃん。とにかく、頑張ってね」



僕は静かに笑った。



Kはエスカレーターを登っていった。


僕はそっと歩き出した。

2022-11-05

anond:20221105104728

産業構造企業設備研究投資と、政府の基礎応用研究投資なしには作られんぞ。

あと、法人税減税は、設備研究投資に紐づいた金は減税でも好景気産業強化につながるからいいけど、現預金内部留保で滞れば不景気産業劣化を招くな。

デフレでも緊縮財政を狙い、貯め込まれる金まで減税して企業設備研究投資破壊し、

緊縮財政志向と近視眼的な費用対効果で基礎応用研究投資破壊する新自由主義がゆえに衰退したんだよ。

そのくせにアホをおだてて無理強いして新しい産業を作れば良いとばかりに起業イノベーションだと大量に無為な川へ突き落とす人柱を増やすことばかりが盛んだ。

消費税増税と、貯め込まれる形の法人税減税でデフレを維持したがゆえに産業構造は変わらなかったの。

2022-10-31

anond:20221030010415

流行り物のジーフランチャイジー)やったり模倣業態やったりして、数年でやめて、手元に内部留保を残して清算できるケースは、そんなに多くないと思う。たとえば高級パン屋はだいたい2〜3年目で設備投資をリクープできてやっと利益が出始める。5年前に始めたとこは一応の利益を出せてるが、3年前に手を出したとこは何も残せないままブーム終焉を迎えてる。

増田が原資を減らさずに流行りの新業態を持ってきてスクラップ&ビルド事業を廻せてるなら、それはかなり商売勘がいいんだと思うよ。

2022-10-23

anond:20221023140832

まずは政治家官僚税金やらナントカ保証料とかオリンピック準備費とかから抜いた金額なり賄賂お金だったりなんかを放出しないとな。次に電●みたいな中抜き企業中抜き法律禁止(○次受という構造禁止)した上で、内部留保社会経済に戻そう。そうやって上級国民上級法人の皆様方から立派な行動を見せて頂いて、「我々が先陣切って身銭を削りますので、皆さんも同じ割合(放出額÷総資産)のご協力お願いします」と言ってくれたらいいのにな。まぁ実際に誠実に(総資産とか嘘吐かずに)やる日は来ないんだろうけどな。

2022-10-22

anond:20221022010636

閣議決定」と「内部留保はいいリトマス

って見に行ったらスター200超えてトップワンツーかよ...

さすがに数十程度だろうとなめてたわ...

2022-10-17

anond:20221017081744

一番悪いのは銀行

正社員首切りが多発すれば住宅ローンの焦げ付きが増えて大損する

中小企業が淘汰されれば貸付金が焦げ付いて大損する

昔はメインバンクが主導して資金調達の面倒を見ていたけど、2002年頃の公的資金注入のあたりからメインバンク制なんかなくなった

企業人件費が足りなくなっても面倒見てくれる保証がなくなったので、内部留保に走り、社員の首を切れないか給料も上げられない

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