はてなキーワード: ストローとは
そもそもの問いの立て方が間違い(酷いストローマン)。ホロコーストでのユダヤ人の犠牲者は、大雑把に言えば、アウシュヴィッツで100万、その他の約四箇所(マイダネクは少ないので計算から除外)の絶滅収容所で200万、ソ連等のその他の地域での虐殺で150万、ゲットーや強制収容所などで100万、その他50万、合計で600万人と言ったところ(繰り返し言うがかなり大雑把)。つまり、ホロコーストの象徴になっているアウシュヴィッツでは約100万人なので、それを6倍もストローマンした虚言・戯言である。
また、アウシュヴィッツでさえ「骨まで残さず焼却した」だなんてことはない。むしろ、非常に荒っぽい不完全火葬で、細かい話だが炉の中の死体を載せる格子から下の灰皿に落ちた残骸は、掃き出してランマーで細かく砕いて、集めて近くの川に捨ててしまったのである(司令官を含む複数証言)。他のヘウムノなどの絶滅収容所では焼却後、粉砕機を用いて骨類は砕き、周辺の土地へばら撒いた。また、犠牲者数こそ数万と少ないものの、マイダネク収容所には大量の遺骨が残っていた。「Majdanek bone」とすればその画像が得られる。
もしそうならば、確かに、大雑把に絶滅期間を500日とすると、十万体しか処理できないことになる。しかし、それは明らかに嘘である。何故ならば、別の収容所であるマウトハウゼン強制収容所の衛星収容所であるグーゼン収容所では、一基の火葬炉あたり、1日あたり20体以上の火葬をしていた記録が残っているからである。アウシュヴィッツには絶滅の現場であるビルケナウだけで46基の火葬炉(マッフル数)があり、1日あたり少なくとも900体処理できたことになって、500日なら45万体である。それでもまだ半分以下だが、アウシュヴィッツでは実は一体ごとに火葬するなどと言う丁寧な火葬などせず、複数遺体を同時に火葬していたので、能力自体はもっと増える。それに、ビルケナウの火葬炉はトリプルマッフル炉や八連マッフル炉になっていて、遺体を入れて火葬する場所が内部で繋がっており、高温を維持しやすい構造となっていて、連続焼却を前提とした構造だった。民生火葬場とは全く違い、遺骨を遺族に返却する必要はなかったのだ。(あっても、適当に遺族に誤魔化して骨壷に入れて渡した)さらに、犠牲者が多かった時期は、野外焼却を実施し、司令官のヘスは自叙伝で「ほとんどの火葬は野外焼却となった」と書いている。以上、百万体程度は十分可能だった。
実は、アウシュヴィッツの火葬炉は、最初の二日間程度、炉内を高温化するためにコークスが必要だっただけで、遺体の火葬自体にはコークスはほとんど必要なかった。何故ならば、複数遺体を同時に連続的に火葬していくので、それらの遺体自身が燃料化したからである。燃えにくい痩せてガリガリの遺体の場合にはコークスは追加されただろうが、太った新鮮な遺体(つまりは収容所に収容されずに即日ガス室で殺された人)ならば燃料替わりにさえ使われた。これらについての細かい技術的な話は、遺体処理を担当したゾンダーコマンドだったヘンリク・タウバーの証言を読むといい。
アウシュヴィッツの様々な議論(9):証人の宣誓供述書1:ヘンリク・タウバー|蜻蛉|note
青酸ガスの爆発濃度下限値は56000ppmであり、人間の致死濃度はせいぜい2000ppm程度(一般には300ppmとされるが諸説ある)である。いずれにしても、ガス室内だけの話であり、ガス室外に漏れ出したとしても、濃度は低下してしまうため、引火の危険があるとは考え難い。否定派は、シアン化ガスの「濃度」を無視する傾向がある。実際には例えば、10ppm程度だと致死に至る可能性は極めて低い。そもそも青酸ガスの元であるチクロンBは害虫(及び害獣)駆除剤であり、害虫駆除作業で使える程度の安全性がなければ使えなくなってしまって全く意味がない。なお、詳細な話をすると、この火葬場の隣のガス室は、アウシュヴィッツのメイン収容所にある、現在でも観光用に公開されているガス室(第1ガス室)のことであり、ユダヤ人絶滅の現場であるビルケナウのガス室のことではない。流石に第1ガス室で処刑最中には、隣で火葬作業をしていたとは思えない。そこでは毎日稼働させるような大量の処刑はしていなかったからである。ビルケナウのガス室では、火葬場はガス室から離れていたので、引火の危険性を考えること自体おかしい。
遺体搬送の働き手は、いつ死んでもいいユダヤ人のゾンダーコマンドである。また、20時間の換気は、ディゲシュ社が想定した害虫駆除作業箇所でのものであり、様々な場所を想定した上での安全性を配慮しただけのことであり、必要十分な時間よりかなり長いマージンをとっている。しかしアウシュヴィッツのガス室は、室内はガランとしたただの空間であり、致死濃度でさえなければ、あるいはガスマスクを使用していれば、少なくとも死ぬ危険はなかったのである。実際、何人かのゾンダーコマンドの証言ではガスマスクをつけていたとの証言がある。十分な換気能力の換気装置のあったガス室と、自然換気で行ったガス室があったが、生存者証言によるとわずかに体調を崩した程度の証言があるのみで、死者があったと言う証言はない。また、非常に細かい話としては、地下型のガス室になっていたクレマトリウム2や3では、金網投下装置なる特殊なチクロン投入装置があり、これを利用してユダヤ人殺害を確認したのち、ガスを放出し続けるチクロンBを容器ごと天井から引き抜いたため、「ガスを放出し続けるチクロンB」の問題はなかったのである。
それは、ロイヒターやルドルフは、殺人ガス室とされた場所には存在していない、(シアン成分が鉄分と結合して化学変化した長期的に安定的な)プルシアンブルーを害虫駆除室で試料採取し検量したからである。プルシアンブルーが、青酸ガスが使われたら必ず発生するという証明は一切されていない。その上、害虫駆除室の壁面をよく見ると、プルシアンブルーのある場所とない場所がはっきり分かれており、これは青酸ガスが存在してもプルシアンブルーが発生しない場合があるという証明になっている。プルシアンブルー以外のシアン化物質成分は、非常に水に流出しやすいことがわかっている(ビルケナウのガス室のあった火葬場は全てダイナマイトで破壊されており長年に渡って雨曝しだった)。さらに、害虫駆除室と殺人ガス室におけるチクロンの使い方は、その残置時間が全然異なる。害虫駆除ではシラミはなかなか死なないので、通常は丸一日の燻蒸を行ったのに対し、殺人ガス室では証言によるところ、せいぜい三十分以内であった。死体の火葬処理の方に時間がかかるため、一箇所のガス室での集団処刑はせいぜい1日に一回、多くても2回が限度だった。したがって、殺人ガス室の後とされる場所にプルシアンブルーが生成されていなくても、何ら不思議はない。以上のことから、プルシアンブルーを含めない検査方法でなければインチキである。それをやったのが、ポーランドの公的機関であるクラクフ法医学研究所であり、結論として殺人ガス室があったとみなして良い結果を得たのである。
ロイヒター&ルドルフレポートに対抗したクラクフ報告とは。|蜻蛉|note
野外焼却の証拠は、まず司令官ルドルフ・ヘスの自叙伝に記載されているものがある。他にも複数人の証言がある。また、1944年中の米軍による航空写真にそれら証言が伝える場所での煙が写っている、さらにはユダヤ人ゾンダーコマンドによる極秘に取られた焼却中の写真もある。さらには1960年代に行われた民間会社による野外火葬場所の発掘調査で遺灰などが発見されている。否定派は、「アウシュビッツに焼却用の燃料がなかったこと」「どのくらいの燃料が必要だったかの客観的根拠」など、否定すべき内容についての証明を一切行っていない。なお、アウシュビッツ・ビルケナウ収容所は、十万人規模の囚人と二千人規模の親衛隊員を有する巨大施設であり、燃料不足で燃料を使わずに活動・生活していたなど信じ難い。ユダヤ人絶滅は「総統命令」として実施されており、極秘作戦だったから、遺体の証拠隠滅も必須であり、戦争遂行と同じであって、何が何でも実施したであろうことは想像に難しくない。彼らは命令で動いていたのである。否定派は、何故ユダヤ人絶滅をやっていたのかを全く考慮していない。戦況が敗戦必至になって、絶滅作戦が中止されたが、それもまた親衛隊トップのヒムラーの命令であった。
今更何を……。[しかしいまだにアンネの日記のデマはツイッターなどでしばしば流れる]
Twitterホロコースト否定論への反論(18):アンネ・フランクの日記|蜻蛉|note
昔からあるアルマナック・デマと呼ばれる既に何度も論破された愚論。戦後のセンサスがアルマナックに反映されるのは1949年まで待たなければならない。それまでは、単に1939年の値からの推計値を記載していたのである。また、ニューヨークタイムズは後日、その数字を1200万人に訂正している。
ダッハウに米軍が入った時、大量の囚人の死体があったのは周知の事実である。ガス室のあった建物であるバラックX周辺にも遺体が山積みとなっていた。そして「浴場へ」と書かれた看板のある、ダミーシャワーのついた謎の部屋……、戦時中からドイツ軍がユダヤ人のガス処刑をしていることは広く連合国側に伝わっており、これらの状況からダッハウのガス室で大量虐殺をしていたと誤解しても致し方のない状況であった。米軍は当初勇足で「ダッハウのガス室での大量虐殺」を報告してしまった。しかし、直接的な目撃証言や裏付けのある証拠が当初は見当たらず、ガス室でのガス処刑があったとは言えないとわかるのは1960年代まで待たなければならなかった。のちに僅かな目撃証言と文書資料が見つかったが、裏付け能力に乏しく、「実験的なガス処刑があった可能性がある」くらいしか言えない。いずれにしても、歴史的事実がさまざまな調査研究により、後々になってより詳しく判明していくのは当たり前のことである。とくにおかしいところはない。
知らんがな。確かにNHKの番組ですら誤ったホロコーストの内容を伝えていることはある。実は著名な研究者ですら、非常に細かいところで誤った記述をしていることもある。しかし、日々のニュースでさえも、「先ほどのニュースの中に誤りがありました。訂正してお詫びします」を聞かない日はない。人は誤りを犯す生き物である。それが何か?
……ほんとにネット界隈(特にTwitter、Youtubeあたり)は修正主義支持者が多いので、誰か手伝って欲しいくらいなんだ……
先日、万引き常習犯っぽい客が来た事をオーナーに置き手紙で報告したのだが、オーナーがその時の防犯カメラの映像を確認してくれた。やっぱり、パクってるのを店員に指摘された時に狼狽もしなけりゃ逆上もしないというのがだいぶ怪しいということで、全店員に注意喚起するとのことだった。
しかし、オーナーから「その人本当に日本人なの?」としつこく訊かれて辟易した。この土地特有の方言・アクセントで話し、顔立ちもここら辺の人っぽいので日本人だと思う、と答えたが、信じてくれないオーナーだった。以前、外国人の万引きグループが当店に来て、一人が店員の注意を逸らして後の数人で大量の商品を盗むという事件が何度か起きたので、オーナーは外国人と見ればとりあえず疑ってかかる。でも、その時の連中は中東系って言ってたじゃん。今来る外国人のお客様でそれっぽい濃ゆい顔立ちの人達は、すっかり地域に根差している自営業のパキスタン人達なので、さすがにそんなことはしないと思うのだが。ていうか、巧妙な手口で人を騙す窃盗犯=外国人 という訳ではない。そんな偏った見方しかしないから騙されんじゃねーの? と思ったけど言わないでおく。とりあえず、店の皆に話してくれるんならいいや。
10日ほど前に近くに同系列の他店舗が出来てからというもの、来客数が減ってしまい売上も悪いらしく、大量の廃棄が出てしまう。だが、本部がなんか悪いなと思ったのか、それとも系列全体の方針なのか、オーナーが駄々をこねたのか、廃棄間際の商品の値引きが認められた。
ところが値引き商品のレジ登録がとても面倒臭い。スーパーみたいに値引き用のバーコードが発行される訳じゃないから、各種値引きシールを見てレジに値引き額を手打ちで登録しなければいけない。しかも、何故か値引きシールの形状と色が値引き額ごとに異なるので、うっかりすると見落としそうで怖い。
値引きセールは今の所は試験運用だというけど、どうなる事やら。オーナーはシールのついた商品が捌けていくのを見て「いい感じじゃない?」とご機嫌だったが、そもそも発注数を押さえていて残り数少ない商品に全部値引きシールが貼ってあったら、それを買うしかないんじゃないのか。以前、廃棄間際の商品はポイントn倍とかいうキャンペーンのようなものもやっていたけど、そしたらポイントn倍のシールが貼ってある商品だけが売れ残って損だったと言ってたのは?
19時までオーナーとのシフトだった。本当はコンビニ専門派遣の人がシフトに入る予定だったが、その人の子供がコロナに罹患した。その人本人はPCR陰性で仕事に来る気満々だったそうだが、オーナーは「子供から感染症をうつされない親はいない」といって、その人のシフトを全てキャンセルしたらしい。
19時からは、新人の高専5年生とのシフト。先週はまだ不慣れな高専5年生のサポートのために私は30分の残業を言い付けられたが、今回は「何時まで残るかは彼と話し合って決めて」とオーナーが言うので、じゃあ私がすべき仕事が全部終わった時点で、何の問題も不安要素もなければ上がるってことで、と決めた。
私がカフェマシンの掃除をしている最中、高専5年生が客と揉め始めた。原因はすごく些細なことで、カフェマシンで淹れるアイスコーヒーを買ったお客様に「プラのストローある?」と訊かれて、「プラのストローがこれしかないです」と言って500mlのパックドリンクとかに添える細くて短いストローを出したことだった。
「プラのストローがこれしかないなんてあり得ないだろ! カフェ用の紙の袋に入ったやつはどうしたんだよ!」
と言い、わざわざ私の所まで来て、
と言うので、私は高専5年生のぶんまで平謝りをしてカフェ用のストローをお渡しした。お客様達は50代くらいの男女数人の団体客で、女性の方達が気さくな質のようで、「まぁまぁ」と、怒った男性客を宥めて逆に私に謝ってきた。
どうしてこうなったのか、高専5年生に説明した。最近、カフェ用のストローが変更になっていて、今まで通り植物由来原料ではあるのだが、あからさまに紙製だったのが、プラスチックのような見た目と触感のストローになったのだ。いつ切り替わったのか私も知らないのだが、8月の末には新しいものに変わっていたはずだ。もしかすると、店舗によっては在庫の関係で紙ストローをまだ出しているのかもしれない。ともかくそんな訳で、お客様が、カフェ用のストローが紙とプラの二種類があってどっちか選べると勘違いしているか、または当店は既にプラ(っぽい)ストローに切り替わっているかどうかq聞きたかったのか……そういう事だと思う。
お客様には、コンビニの事(特によく使う系列の)を店員よりもよく知っている人がざらにいる。だから、お客様が何か訊いて来た際に、こっちは店員だからってまるで有識者みたいなノリであしらうとお客様を怒らせてしまうことがある。
そんな話をしたけれど、高専5年生はなんだか腑に落ちなさげだった。
高専5年生は大体の仕事は覚えたのだが、まだ細かい事では知らない事も色々あるらしい。返本作業の事で質問をされたが、当店の夕勤は返本作業の担当ではないので知識がほとんどない。そのため、私は答えられなかった。マニュアルも見える所には置いてないから、Aさんかオーナーに聞かないとどうにもならない。
コンビニの仕事は勤務時間帯によって割り振られているので、従業員全員が全ての仕事を知っている訳じゃない。そう私が言うと、高専5年生は驚いていた。なので、いざ夜勤の人が忙しくて手の回らない作業が出て来ちゃったという時、どの作業なら夕勤に頼んでやってもらえるかというのを教えた。忙しい時は無理して作業を全部一人ですることはないから。
19時から20時までは暇だったのに、その後納品と品出しの時間に限って来客が多かったので雑用が捗らず、私は35分残業をした。