はてなキーワード: 飼い殺しとは
増田の判断は一理あると思うが、だからと言ってこんなブコメに同調したらいかんぞ。
el-condor 経済が弱いから増税凍結しろというのは、正に野党が今年春の国会でしていた主張で、それに対して消費増税を前提とした予算案を強行採決したのが与党である、ということは、きちんと把握していた方が良さげ。
特に立憲民主党は一番だめ。消費税反対?それ立民の前の選挙公約ですよね?なんでまだ法案出してないんですか?って話でな。それに、分かるやつには分かるが立民の言い回しは緊縮を遠ざけているようで必ず緊縮を正当化する文言が入ってる。打ち出す経済政策も耳触りはいいが効果は小さいものばかりで根本的に景気回復を目指すものがない。あれは貧者を引き込んでおいて餌を与えず飼い殺しにする詐欺政党だよ。あいつらの言ってること正確に理解したらお前の血は何色だって言いたくなるレベルだからなマジで。
それとさ、本当に嫌になるけど、統計偽装云々とか、年金云々とか、政策の話をしているときにこんな低レベルなことを持ち出してくる奴にはうんざりするよな。どちらも統計の定義をきちんと理解すればただのプロパガンダだって分かるはずなのに、こういう連中はそれを一向に疑いもしないし、間違いを指摘されても自分で確かめようともしない。統計リテラシー云々言う以前に、もう反アベが宗教化してしまってる。
tatsuya_memo 統計偽装しながら年金資産を相場にぶち込んで溶かしてるのに「アベノミクスだけは支持」などと言える時点で宗教の域に達してるような気がする。選挙直前に消費増税が撤回されたら喜んで自民に投票するのだろうか。
結局、野党はこういうお気持ちだけが暴走した低リテラシー層の顔色を伺う政党に成り下がっているんだろうよ。こいつらはスキャンダルを追い続けるだけで政策の話なんて本当は興味ないんだよ。こいつらの在り方を反映したのが今の野党なのだろうし、この先この連中がマシになる兆しもないから、これからも野党はダメであり続けるだろうよ。
NTT。
まあ、研究所やドコモ以外だと、特に西と東ね、早稲田慶応あたりから言わせればまあいけるわな、というくらい、東大京大だとちょっとランク下がったかな、というかんじ。のいち。
けど我々一般平民からしたら「うおー!ええやん!!すごいやん!!!!」という位置。
タクシー乗ってる途中にうっかり社用携帯でちゃったら「あんちゃんNTTなん?へー!ネットのこと聞いてエエか??」とか言われる。
めちゃくちゃたのしい。
みんな会社名隠して「あっ…僕建設系で……」「わたし病院で……」とか言うところに「NTT!NTT!」と入っていくアホ一人。
・高専
昔僕は高専に通っていた。わりと偏差値いいとこだったから、「○○高専!○○高専!」というだけで「まぁ~~~~~~親孝行ね~~~~~~頭いいわね~~~~!!!!!!」となる。実際の成績に関わらず。
ポイントはここだ。
"実際の成績に関わらず"手放しで誉められる。
ここが大きなポイント。
僕は成績がひどく赤点だらけで留年ギリギリだったが、その話をしても「入れるだけですごいよ~」とか言われる始末。
そんな言われて調子乗らないと思うか?僕は乗る。ガンガン調子に乗っていくしガンガンイキっていくし、いずれだんだん「あ、いればいいんだなここに」としか思わなくなった。
高専はエスカレーター式ではなく、赤点60を切るやつは容赦なく留年させる。
質の悪い学生を5年生まであげて就職させると、就職先から「なんや、○○高専生クソやんけ!今度から採らんどこ」となりかねない。
ブランドを守るために、イキるだけのクソガキは一刀両断、悪即斬。
事実、僕の学科は一年生のとき45人ほどだったが、5年になるときは30人になっていたらしい。
のこりは?全員ほぼ退学である。
それにひっかかるのだ。
僕も二年連続で留年してそれにひっかかって高卒資格だけもらって退学させられた。
断言しよう。うちは絶対に辞めさせない。
まあ最近はまだ不祥事マンを切る傾向が強いらしいが、社内の色んな話を聞いていると「どうだかねぇ」というかんじ。
いくつか隠してるもんあるけどアレはどうなってんだー?××県の◇◇の○○支店の騒動とかどうなんだー?とかね、まあどれも噂程度レベルで、はっきりと「これは隠している!」とわかった時点で内部告発しようかと思ってたが。
そこまでするには根拠が薄すぎる話が多い。
だが「ほんとに不祥事マンきってんのか?」という会社への、他の社員の不信感は、はっきりと感じる。
まあ不祥事マンでこの始末なので、無能は当然総務部で飼い殺しである。
外に出さないことで無能がいてもブランドネームがさがらない!すごい!
仕事もさせない!すごい!
そんなやつがおるなかで仕事してたらアホみたいじゃないですか???????
そんなん俺も1日中ネットして給料もらいたいわっつー話でしょ、逆に何でこの状況で働きたいと思うのか????
そんなんそっちのほうがええやろ、「ああなりたくないやろ?」とかいわれても「いやなりたいやろ」としかおもわんわ。
・おわりに
と、いうわけで、この会社でイキっててもどうせもっと上がいるし、イキッててもむなしくなってくるレベルでクソやる気そがれる会社なので、いま転職活動中です。
ぶっちゃけNTTは沈み行く大船である。だがそれはノアの方舟級の、である。
だもんで沈むのにめちゃくちゃ時間がかかる。30年ぐらいかかる。ていうかNTT西日本とか20年前からずっと減収しかしてないのにまだ沈んでないんですよ、ウケますね。
ともかく沈むのアホみたいに時間かかるので、それをみて大半の人間は「イエーイ!!!!うちの会社は沈まない!安定!!!!」とかいってるわけです。
で、元々国営の企業なんで、マジで沈まないんですよね。たぶん舟が全部沈みきろうとしても海底に船底がくっついてもまだ一部浮いてるみたいな、そんなかんじ。
それをもって「安定」というアホがおる。
そんな会社に長く居続ける気は正直ない。
たぶんうちの会社の20~30代は同じ考えで、だから「なんとか立て直そう」となるか「ぬくぬく生きよう」となるか「辞めよう」の三択である。
なんとか立て直そうという人には悪いが、一足お先に失礼させていただく。
https://anond.hatelabo.jp/20181120210723
これさあ、企業とフリーランスっていう圧倒的に立場に強弱があるのを利用して飼い殺しにしてるよね?
相手が弱い立場なのを利用してずるずる契約を引き延ばして、不満ならば話を無しにしても構わないんですよって脅しててやり口が汚すぎるでしょう。
最終的には契約するつもりでしたってアップランド側は言ってるけど証拠がないよね?
最初は採用するつもりだったけど社内の事情が変わったりしてて、相手側から断ってくれるのを待っててフラットフラット言ってる可能性もあるし。
それはあんたの想像でしょって言われたらそれまでなんだけど、アップランドが採用する気があったって言ったら即信じてしまうのもどうかと思うよ。
つうか想像抜きにして、マンガとアップランドの言い分が食い違っていない部分だけで考えてもアップランドは企業として相当酷いことしてるよ。
・フリーランスの人間に対して契約締結を引き延ばしていつでも切れる状態をキープしてる。
・フラットだフラットだと言いながら相手が長期的な仕事ができないように制限してる。その間仕事できなかった分の損失を補填しなきゃだめじゃない?
・相手方は二人いるのに一人にだけ連絡してる。ユニットじゃないんだからちゃんと両方に連絡とらなきゃだめでしょ。
・相手の職場が限定できそうな情報を出してしまっている。これで声優さんが変な奴に絡まれて被害にあってしまったら責任とれるの?
軽く考えただけでもこれだけやらかしてるのに、アップランドの素早い誠実な対応にほっとしたとかコメントしてる人がいてマジでびっくりした。
シロさんとかアイドル部?とか好きなVtuberが居る人は、その人たちをサポートする企業にも健全で順調であってほしいって願う気持ちがあるのは分かるんだけど、思いが強すぎて認知が歪んでる気がするよ。
アップランドが酷い企業だとしたら、シロさんやアイドル部の人たちも被害を被る可能性があるわけでしょ?ならそうならないようにアップランドに改善を求めた方が良いのではって思うんだけど。
あとあの暴露マンガのやり口はだめだって考える人がいるのはある程度分かるんだけど、企業対フリーランスって相当パワーバランス偏ってるからね?ひと昔前だったらずるずる引き延ばしてから切り捨てられても泣き寝入りして終わりだったと思うよ。アップランドが本当に契約する気があるのか保障するものは何もないのだし、正直切り捨てる気だったと俺は思うけどそれは想像でしかないから置いておくとして、声優さんたちがこれは切り捨てられたって思っても何ら不思議ではない状況なので、アップランドに騙される人が少しでも減るようにああいうマンガを描きたくなる気持ちは理解できると思うんだけどなあ。
アップランドに契約締結の意思があったとしたら悪手だけど無かったとしたら超有効な嫌がらせだよね。
あと、昔だったら泣き寝入りしかできないような状況でもネットを活用したら相手に一泡吹かせられるって良い時代になったよなあって思うし、そういう時代であるにも関わらず不用意にフリーランスを無下に扱って反撃を食らったアップランドはVtuberをサポートする企業として不用意極まりないよね。
結局これは容姿の悪いキモいオタク(40-50代の素人童貞独身おっさん)がオナニーしてるようで気持ちが悪いということなのだろう。
容姿の悪いキモいオタクの性欲がラノベのポルノ表紙に凝縮して表れている。
はっきり言って、ラノベのポルノ表紙を見たとき、自分が汚いおっさんにレイプされたような気持ちになった。
ラノベの表紙にはオタクの性欲が詰まっているというか溢れ出している。ラノベからは精液のにおいがする。それがキモいんだと思う。
たとえば雑誌でエロい写真が表紙になっているとか言うけど、ああいうのがそこまで気持ち悪いと思わないのは、想定される読者層がそこまでキモくないからだと思う。そのエロい画像なり写真で容姿の悪い人たちがオナニーしているという連想が働きにくい。
普通の雑誌はそれぞれ読者層に偏りはあるのだろうけど、それでも平々凡々の普通の人たちが読者層なんだろうなというニュートラルな印象を受ける。つまり普通の雑誌の読者層は顔面(容姿)偏差値にして45-60程度の人だとなんとなく思っている。
一方ラノベの場合は、表紙を見た瞬間にキモいおっさんがオナニーしてるという想像が働いてしまう。ラノベの読者層はスクールカーストで底辺にいたような人たちしかいないと想像してしまう。顔面(容姿)偏差値にして45未満。
結局自分の中ではこういう差があると思った。ラノベは表紙自体もキモいけど、事実がどうかは別として、それを手に取る人間は顔面(容姿)偏差値にして45未満の人間であり、40-50代で独身で素人童貞という連想が自動的に働いてしまう。そして性的なアピールの激しい絵柄はそのキモい人たちの性欲が濃密に凝縮されているように見えてしまう。
キモい人のむき出しの性欲、つまり女性に対する征服欲みたいなものがそこに表れている。これがキモいというか、グロテスクというか、おぞましいというか、恐怖すら感じる。自分がケダモノにレイプされたような気持ちになる。
しかしこれはすべて感情の問題でもあって、キモい人に対する差別心が生んだものでもあると思った。イケメンにも性欲はあるだろうけど、イケメンの性欲はそこまでキモくない。一方、グロメンの性欲は、キモいどころか恐怖である。これはやはり容姿差別なんだろう。
ラノベのポルノ表紙がいいものだとは思わないが、そのポルノでキモいおっさんたちが救われているというのも事実としてある。そして同時にその表現によって傷つく女性たちもいる。これもまた事実だ。
自分はどちらかが死ねばいいとは思わない。お互い共存することが大事だ。そうなると、やはりゾーニングだとか売り方の問題になってくるわけだけど、それを言うと、表現規制だといってラノベオタクは発狂してしまう。どうしたものか。「嫌なら見るな」のごとく「売り場に近づくな」論も出てきた。でもそれは大型店舗でもない限り無理というものだろう。ちょっと漫画コーナー付近を歩いていていつの間にかラノベコーナーに入り込んでいたなんてことはよくある。女性や子供に漫画コーナー付近をうろつくなと? それもまた不当な排除だろう。
ラノベのポルノ表紙がなくなるとキモいおっさんの性欲のはけ口が減ってしまうので、それも避けたい。しかし、ポルノ絵で傷つく女性たちが出ないようにもしたい。お互い歩み寄りが必要で、女性側はラノベを規制しろと軽々しく言ってはいけないし、ラノベオタク側はポルノ絵を受け入れろと傲慢に言い放つべきではないと思う。
ラノベオタクは自分たちこそ真の弱者だと思っている。自分たちはこんなにも差別され迫害されているのに、誰からも弱者扱いされない真の弱者だと。
一般的に世界では白人・男性・健常者が強者で、弱者といえば非白人の弱い女性たちということになっている。日本男性も海外に出れば弱者側に回ることもあるかもしれない。が、一般的に言って、日本において日本人・男性・健常者はやはり強者だ。キモいラノベオタクが「俺らは弱者だ」と言ったところで、世間は受け入れないだろう。日本はいまだに男性中心の社会だし、女性差別は過去にもあったし、現在も存在する。ネットではラノベオタクが大勢力になってしまったため感覚が麻痺しているかもしれないが、男性というあるだけで君らは強者である、まずはそれを理解するべきだ。君たちは差別され迫害されているのではなく、暴力を振るい、他者を抑圧する側の人間であるということ。女性たちが声を上げるのはそういった大前提がある。
そういう認識に立った上で、君らは自分たちを真の弱者と定義するのではなく、男性社会で敗れた「強者の中の敗者」であるという理解をするべきだ。そして世間は「強者の中の敗者」つまりキモいラノベオタクを受け入れなければならない。飼い殺しにしなければならない。それがラノベのポルノ表紙の役割なのかもしれない。たしかにその表現は暴力的で、女性差別的だ。しかし、男性優位社会において、男性として敗れた人間の居場所も作っておいてやらなければならない。それは競争社会において重要なことだろう。人間の尊厳の最後の生命線。
やはり売り方の問題になってくるのだろうか。しかしやはり「表現規制だー」の大炎上が待っている。ポルノ表現を維持したまま売り場を少し変えても彼らにとっては表現規制なのだろう。なぜ不当に隅へ追いやられなければならないのかと感じるのだろう。
おおっぴらにポルノ表現を、つまり彼らの煮えたぎった精液を社会にぶちまけて、社会から批判が返ってきたら彼らにとってはそれが差別なのだ。彼らの被害者意識はとてつもなく強いため、現状のままで問題が解決へ向かうのは難しいと思う。
現時点でできる精一杯のことは、ラノベのポルノ表現を見たとき、鳥の糞がかかってしまったとでもいうように、残念に思いながらも諦めるしかないのだろうか。しかしこれでは傷つく女性たちが救われないのだが……。
俺は大学で勤務医してる卒後10年の皮膚科医なんだけど。女医がよく行く科としてあがる皮膚科でも長く働けて肉体的にもキツイことがこなせる男が欲しい、切実に。
開業医のクリニックかなんかで皮膚診て、塗り薬渡されて終わり、って経験みんなあると思う。でもさ、大学病院にいるとそういうケースだけじゃないの。
皮膚科とか眼科みたいな科は内科的治療も外科的治療も自分の科で行うんだ。それで当たり前だけど皮膚にもガンって発生するのね。それに火傷とかで皮膚を植皮する人もいる。だから皮膚科だって実は大きい手術があるんだよ。
5mmくらいの皮膚を切り取る、いわゆる生検くらいなら入局してすぐ何件か経験するし、簡単な採取キットもあるからみんなすぐできるようになる。
たださっき書いた癌とか植皮はやっぱり入局したてのやつが一朝一夕でできるかって言ったらそうはいかない。植皮なんて術後の審美性に直結するからどう切るか縫うか事前の知識と経験がそのまま直結してくる。だからね、俺たちのところは執刀医は俺、助手に若い医員を入れて、次世代の教育もしつつ患者さんにとっても満足のいく仕上がりになるように努力してる。
さて問題は、そのいわゆる執刀医ができる人間が今のところ医局では俺しかいないってことだ。俺は皮膚外科を専門にしているんだけど、他の助教はみんな皮膚内科で「切る」のは専門じゃない。俺より10才上の講師も悪性腫瘍には精通しているんだけど、地位が上がってくるといつもいつも最前線にいるってわけにもいかないからさ。だから切るのはいつも俺。切った後に経過を見る主治医も俺。切る前にアナムネ取って説明するのも俺。
うちの皮膚科に入局した人は基本的に将来皮膚内科に進んで、アトピーとか膠原病を専門にして飯を食ってく。医局入りたての頃に一緒に切っても皮膚を貼っても最後はみんな皮膚内科で、一緒に皮膚外科を盛り立てていこうっていうやつがいないの。しかたないよな。手術室に長い時間籠って手術するのも、外来で皮膚診て塗り薬出すのも給料一緒だもん。いや、皮膚内科を馬鹿にするつもりはないよ、診断つける時似たような発疹を見分けるのにはやっぱり経験値もいるしさ。でもね、傍から見たら皮膚内科に流れちゃうよ。誰だって肉体的にきつい仕事は嫌だろう?
それにもう一つ。皮膚外科で結局開業することはないってこともある。クリニックでは生検はするとしても、いざ植皮とか悪性腫瘍摘出手術となったら大きい病院に送るから、いくら今外科系スキルを磨いても、将来開業するとなったらあんまり役に立たない。それよりきっちり皮膚内科を臨床研究から学んでおいて「当院はアトピー性皮膚炎に強いです!」と触れ回る方がよっぽど集客力があるからね。となると皮膚外科医が輝ける場所は忙しくていつも人員不足の大学病院で飼い殺し、が現状なんだよね。
皮膚科は特に女性が多いから福利厚生は他の科に比べたら手厚くて、学会としても女性の働きやすさを推進している。消化器とか循環器とも違って急変も少ないし働きやすいのも分かる。それはいいことだと思うよ。ただ女性は男性より現実を見る分皮膚内科に進んで、将来は育児しつつまったりやりたいです、パートナーと開業も考えていますなんて人が多いから、皮膚科内でも分野ごとに偏りが出ている。学生にも分かるみたいで「先生いつも手術日は術野にいますけど、先生がいなくなったらうちの大学の皮膚外科って成り立たないんじゃないですか?」って質問されたこともあったな。そういうキツイ分野は聡い学生はますます敬遠するから、今後皮膚内科は増えても皮膚外科は増えないんだろうな、って俺は思ってる。
この歪みを解決するにはやっぱり「マンパワーを増やす」と「それなりにキツイ労働には対価を」が必要だと思う。
前者はいわずもがなだな。フェードアウトする人材より長く働いてくれる人材を登用すべきだ。後者についてはお金で全てが解決できるわけじゃあないけど、自分が頑張った成果が目に見えて分かるのが給料だから。俺も同期よりもうちょっと貰ってもいい働きをしていると思うんだ、甘いかな。
去年は男が3人入局した。珍しいことだよ。皮膚科に、男ばっかり、3人も、なんて。だから自己紹介されてこれから一緒に働きますって言われた時はすごく嬉しかったな。
今は一緒に術野に入ってもらって切って貼って縫ってを毎週1人1回は助手として経験させている。
この中に一人でも皮膚外科として芽が出たらいい、そんなことを思いながら俺は手術台の前に立っている。