はてなキーワード: 正論とは
「何でこんなことをしたんだ! 盗みが犯罪だなんて分かっているはずだ。それともバレなきゃいいとでも思っていたのか?」
この事件で危うく犯人にされかけたこともあって、表情からは怒りが滲み出ていた。
しかし従業員の怒りは収まらず、余計に火に油を注いだようにみえる。
従業員はかなり感情的になっており、今にも掴みかかりそうな勢いだ。
「しかもこんなにたくさん盗んで、持って帰る気マンマンじゃないか」
「えーと、家族にも食べさせようと……」
「盗んだパンを家族に食べさせるって? そんなので腹を満たせて家族は喜ぶか?」
従業員の詰問は高圧的であったが、言っていること自体は正論だったので間に入りにくい。
おかげでコッペパンを食べ損ねたのだから、文句の一つくらい言ってやりたくもなる。
ただ、怒りに割くエネルギーすら惜しい状態だったので静観していた。
「ごめんなさい、許してください!」
「ちょっと待ちな!」
従業員の怒りがいよいよピークに達そうとしたとき、それを静止する言葉が食堂内に轟く。
その声の主はオバチャンだった。
「事情はよーく分かった。今回は勘弁してやろう」
「ええ!? どんな事情があれ、盗みは盗みだろ。それを許すってのか?」
「そうするしかない理由があったんだから、大目に見てやろうじゃないか。『盗みは盗み』だからと冷たくあしらう、“罪即罰”なんて世の中は寂しいだろう」
犯人探しを血気盛んに始めた張本人にも関わらず、この場においてオバチャンは慈愛の心に溢れていた。
「ちっ……分かったよ」
「ありがとうございます、ありがとうございます……」
なんだか酷い茶番を見せられている気がするが、とりあえずこれで一件落着ってところか。
この場にいる人間が許すというのなら、水を差すようなことを言うつもりはなかった。
その様子を静観していた俺に、カジマが話しかけてくる。
「ほら、マスダ。待望のコッペパンっすよ」
そう言って犯人のバッグに入っていたパンを手渡してくるが、もはやそれは俺の望むものではない。
無造作に詰められていたものだから拉げていて、ジャムのせいで全体的にベトベトしている。
とてもじゃないが俺のコッペパン欲を満たせるものではなく、すぐに突き返した。
「いや……いらない。ジャムでグチャグチャになってるし、食う気しねえよ」
「ジャム……?」
そんな俺たちの何気ないやり取りを聞き、オバチャンが妙な反応を示す。
「まさか、アンタ……このコッペパンにジャムをつけたのかい?」
さっきまでの態度が嘘のようなドスのきいた声色で犯人に尋ねた。
「え……は、はい」
そして犯人の返答を聞いた瞬間、オバチャンの仏のような表情がみるみる内に鬼のように変貌していく。
「どうやら、アンタを許すべきじゃないようだね」
「ええ?」
オバチャンの心境の変化に、俺たちまで戸惑った。
一体、何が逆鱗に触れたんだ。
「え、さっきパンを盗んだの許してくれるって……」
「アタシが許せないのはね、“パンを盗んだこと”じゃないんだよ。その“盗んだパンにジャムをつけた”ことだ!」
そう言ってオバチャンは犯人の首根っこを引っ捕まえ、食堂の奥へ消えていってしまった。
取り残された俺たちは、その場に呆然と立ち尽くす。
「ね、ねえマスダ。オバチャンはパンを盗んだことは許したのに、何でジャムをつけた途端に怒り出したの?」
そんなの、こっちが聞きたい。
「多分だけど……“盗んだパンにジャムをつける”のは、“味を楽しむ程度の余裕がある”ってことになるから……じゃないか?」
なるほど、そういうことか。
飢えて心身共に余裕がないとか、或いは誰かのためにやったとかならオバチャンは許すつもりだった。
だけどジャムをつけるという、余計な欲やエゴを認めるほど寛容ではなかったようだ。
「はえ~、ジャムをつけただけで、そこまで話がややこしくなるなんて変な話っすねえ……そうだ、これを『パンジャム理論』って呼ぶのはどうっすか?」
「何言ってんだ、お前」
この出来事が俺の期末レポートにどのような影響を及ぼしたかというと、結論からいえば何も関係ない。
腹を満たしたわけでも、代わりに何かを得たわけでもなく、結局はBのマイナスだったので全くもって無駄な時間を過ごした。
だがカジマは学び取れるものがあったらしく、『パンジャム理論』を考案。
レポートにまとめて提出し、見事D評価を貰って補習が決定したらしい。
オタクなんて全員頭がおかしいだろというのも、まぁ正論だとは思うけど。
それはそれとして腐女子の認知の歪みはひどい。どうなってんのあいつら。
女オタクで腐女子でもなければ夢女子でもない。腐女子8割の界隈で生きてる。
それ自体はいい。個人の自由だ。だから私も自由だ。私は腐った目でキャラクターを愛さない。それでいいじゃないか。
ここ数か月、お前らに計15冊程の同人誌を押し付けられた。正確には貸してくださった。
私は二次創作を作るけど買わない。何故ならほとんど腐ってるから。その中から腐ってないのを見付けるのが面倒だから。自分で作った方が早いから。
そんな私を憐れんで、これは腐ってないから貴方も楽しめるよ。良い本だよと貸してくださった。
読んだら全部BLだった。
なんなのお前ら。普段固定だの地雷だの騒いでるくせに非腐女子に対する配慮の無さなんなの?
R18指定かかるような事してなきゃBLじゃないと思ってんの?自分は何にも節点無い奴もホモでしょとか言うくせに?
男が単なる友人の美しさにうっとりするなよ。それも作中何回も。あとキスすんなよ。
別にキスする必要も無かっただろ。いや本当意味わからんなんでキスした?なんで?そういう文化圏でもないのに?
恋愛感情無いです単に友情ですって、やってる事完全に友人に対する態度じゃない。
キスは論外としても他も明らかに相手を常に性的に見てて気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!
やり口が明らかに幼女描いといて※成人してますって書いて乗り切ろうとするロリコン雑誌と一緒。
今度のイベントで全部突っ返して全員と縁切ってやる。腐女子だけど健全も好きですなんて言葉を信じた私がバカだった。
腐った目でしか見れないなら寄ってくんな。腐女子だけで楽しんでろ。部外者だって言ってる人間を巻き込むな。
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>>腐女子と絡んでるから増田も「BLも大丈夫な人」と思われてるのかもしれないよ
>>やっぱ腐見たくないなら腐の人と距離取るのが一番なんじゃないかな
>>何かと思えばそもそも友達選びの時点で間違ってるんだから自業自得じゃん
この点については本当に反省してる。ここまで会話できない連中だとは思わなかった。
まさか腐ってない増田さんでも読める同人誌持って来たから読んでみて!って言ってBL渡すクソ共だとは思わなかったんだよ。
普段は同意無しの性交渉に対する怒りのRTとかしてるくせに、自分と仲良くなったら本人がなんと言おうとBL好きって認識になるわけだ。それが腐女子なんだってよく解った。
でも、そういう思想ならプロフに腐ってないって明記してる人間になんで関わるんだよ。
今後はリプも無視するしフォローもブロックするしかないね。テロリストかよ。滅びてくれ。
>>貸してくれた腐は多分BLだと思ってないんだと思う
>>なんて作品なの?超気になる
ピーク過ぎて広くなくなった界隈だから秘密。でも顔がいい男と顔がいい男が友人なら腐女子の餌食だよクソが。
>>前にポケモン好きって言っただけでCPの話になって返答に困った
心底同情する。
>>腐女子界隈で健全は同性愛要素のない、ではなくて全年齢向けって意味なんだぞ
知るかよ。界隈の外の人間には腐女子ルールとか知らんわ。そっちの世界のもんこっちに見せんな。
念の為言うと私は腐ってないって再三主張してるからな。BL地雷とも言ってるからな。
二次創作全体は知らんが推しの界隈は腐敗しきってる。推しがメインの同人誌は70%BL、29%が非BLを自称するBLって感じ。地獄。
子供部屋おじさんが叩かれていた。自分はすでに圧倒的に弱者なのに社会というのはさらに追い討ちをかけてくるのかと思ったし、これが社会というものだよなあと妙に納得もした。
人は自分が絶対に安全な位置から「正論」によって弱いものを叩くのが大好きだ。なんのリスクも損もなく気軽に気晴らしができる。なんなら彼らは本当に社会的にいいことをしているのかもしれない。
かなりきつかったけど、「たしかに」と思うこともあった。それは学習机の存在。
自分は障害者で引きこもりなのですぐには自立できないし(おそらく一生できないし)ある程度社会の厳しい目を受け入れて行くつもりではある。ただ、学習机の処分はすぐにでもできる。たしかに小学生の頃使っていた机を今も使っているのはかなり気持ち悪いと思う。「精神がその頃から成長してない証拠だ」みたいに言われるとなんか謎の説得力を感じる。
言い訳をしておくと、高校卒業時点で自分の学習机は捨てて安いPCデスクを使うようになっていた。でも20代のうちにその机の板が剥がれてきて手を怪我する恐れがあったので捨てた。で、たまたまそのとき大学を卒業して一人暮らしを始めた妹の学習机を捨てようかということになって、「ちょうどいいじゃん」ということで使うようになった。
というわけで、なんの呪いか知らないが、子供部屋おじさんの部屋に学習机が吸い寄せられてきたわけだ。で、その机を使い続けて現在30代。やっぱり捨てた方がいいんだと気付かされた。世間と関わりがないとこういうことにも気づけない。うちの親は「学習机便利でいいじゃん」とか言っている。
とにかく学習机を捨てようと思う。でも捨てるのもハードルが高い。こういうのは粗大ゴミなんだろうけど、いい年して粗大ゴミの捨て方も知らない。よく考えたら粗大ゴミの捨て方だけじゃなくて、いろんなことを知らない。自分には生きる力がないと思うけど、それも少しずつ改善していかなきゃいけない。両親もだいぶ年をとってしまった。
性暴力の原因は女性の服装ではなく、加害者自身にあります。スラックスを履いても自衛にはなりませんし、性犯罪を発生させないための努力は被害者側ではなく加害者側がするべきです。
こういう意見がある。なるほどその通りだと思う一方で、正論で彼女らを守れるのかと疑う気持ちもある。
なんつうか、ふーんそれサバンナでも同じこといえるの?という感じだ。
毒舌や正論でぶった切る芸風でもてはやされたアルファはてなーが、ある日手のひらを返したように他のはてなー達から袋叩きにされるのを何度か見てきた。
ダメ人間や理不尽な権力者を切った張ったで完全論破という物語は一部の人らにはものすごく受けるんだけど、唯一絶対の悪の人間なんてそういるものじゃないから、別のところでは恨みを買ってるんだよね。
正論で完膚なきまでに懲らしめられた対象とは直接関係がなくても、その対象と似た立場の人にとっては、自分も叩かれているように思えて気分がよくない。そうでなくても、こうやって人を叩くような人だから自分のような人もいつか叩かれるかもしれないと不安になる。
繊細チンピラって奴だけど、そうやって人々から少しずつヘイトを集めていくと、隙を見せたときにヘイトを募らせた人らが一気に叩きに回るわけだ。
アルファはてなーの悪口を言えば正論でやり込められ、その賛同者にも袋叩きにされるから普段は黙っているが、アルファはてなーを叩いてもいい、批判してもいい流れになると「実は自分もそいつは好ましく思ってなかった」みたいな意見が次々に出てくる。
「男は解決脳で、共感脳は女特有でしょ?」と長年言われてきたが、
「共感を求めるおっさん」が今後、爆発的に増えていくと思われる。
ただただ、こちらの話に耳を傾けて、寄り添って欲しい…ただそれだけなのだ。
いや、まあ、共感を求められて、親身になって寄り添ってあげるか、
知るか甘えんなボケェと突っぱねるかは、個人の好みの問題だし、
「カワユイ女の子なら兎も角、何でおっさんなんぞに共感なんぞしてやらなならんねーん」と
言うのは最もな感情だが…
まあアレですよ、ただひたすら、
「親身に寄り添った会話しか求められていない」シチュが増えていく…
そういう時代が近づいていると思うわけですよ。
デビュー作以来、鳴かず飛ばずで、うだつのあがらない脚本家・竹田雲太。
ある日、そんな彼の元に大きな仕事が舞い込んで来る。
だが、その作品はテレビアニメの放送後、何かとトラブル続きな作品の劇場版だった。しかも依頼してきたのは竹田の宿敵とも言える制作会社の極悪プロデューサー。何かあるとは察しつつも、生活のため背に腹はかえられず引き受けることにした竹田。
そんな彼のところに「お兄ちゃんが貸したお金を返せ」という少女が押しかけてくる。彼女は、かつて竹田の相棒だった男の妹である佐江だった。
ただでさえ曰わく付きの作品の脚本を書くことになって大変なのに、騒がしい佐江がやってきてパニックになる竹田。
しかも佐江は、竹田の言う業界で生き残るために必要な「大人の事情」などお構いなしに、視聴者側のストレートな正論でことごとく竹田を論破する。
仕事では振りまわされ、家に帰れば佐江に振りまわされーー。
だが竹田は、佐江のそんな理想論に振りまわされていくうちに、かつて相棒と共に戦っていた頃の情熱を取り戻していく。
厳しい現実に押し潰されながらも夢物語を書き続ける男の、再起と情熱の物語、開幕!!
『ゾンビランドサガ』『けものフレンズ2』のますもとたくや氏がおくる、お仕事ラノベです。
お金は無いわけじゃないから払える。けど、払いたくない。その選択をする権利がこちらにないことがすごく納得がいかない。
健康保険は、利用する場面は確実にあるしその状況によっては莫大な治療費が発生することもあるので仕組みとしては必要だと思うし、ちゃんと欠かさず払っている。けど、ここ10年くらいで、保険適用で支払いが軽減された額と実際に納付した額を比較すると、実際全く割が合わない。
それが「保険」たるものである、というのが基本的な言い訳だと思うんだけど、いざというときに大金を支払うリスクを回避する意味での保険だとするなら、現状そのリスクは自分で負うからその保険をかけるかどうかの選択権をこちらにほしい。
また保険は、大勢でお金を出し合ってリスクを分散するものでもあって、それは確率的な機会が均等であることが前提になるべきだと思うんだけど、国民健康保険の場合はそれが無条件に老齢の方々の治療費を負担することに流れているのも、仕組みとしてどうかと思ってしまう。若い人が老人を支えるという思想はそれ自体はとても尊いものだと思うけど、それを社会の構造として若い人に押し付けるのは、ちょっと無責任な気がする。
そしてこれ実際には国民健康保険「税」であり、払わないと脱税ということになるし、督促もそれ相応に厳しい。それが納得いかない。
これらに財源が必要なら、それはそれでちゃんと整理して徴収すればいい。「保険」を名乗らないでほしい。
そもそもこれも、積立ではないから配当金が必ず保証されるるたぐいのものではないというのが国の言い分で、そうなるとこれは保険でさえない。そしてこれまたこちらに一方的に支払い義務がある。
なのに当初契約?時のお約束は一方的に劣化更新され、支給開始年齢はどんどん伸び、支給額も少なくなる見込みで、そもそも財源が足りてないから将来的に足りなくなるのはどう試算しても明らかであるのに、色々と屁理屈をこね、こちらに譲歩を強いて「最終的はまあなんとかなるんじゃない」的なニュアンスで、無造作に金を請求してくる。
徴収した資金の運用や、個々人の情報の管理は呆れるほどずさんで、それが何度か公になっているにも関わらず、この仕組を是正する動きはどこからも起きない。変じゃない?これ。
そして、国民健康保険と違ってこちらは払わないことに実は具体的なデメリットが無い。
代わりに鬼のような催促はあり、催告状、最終催告状、そして外部委託による電話、最終的には督促状へとエスカレートしていき、それを無視し続けると危険という情報がネットには溢れかえっているが、体験や周りの方との情報を共有した限りではそれらのほとんどは脅し目的に近く、自分の観測範囲に限っての話だけど、実際に強制執行された人を僕は現実の存在として見たことがない。
僕は自営業なので周りには国民年金の方々がたくさんいるが、みんなあの手この手でかわして、実際に完璧に払っている人は少ない。中には自営業になったときに切り替えをしなかったらそのままなんの催促もなく、もう十数年なんのお咎めもなく払ってないというツワモノもいる。
別の知人から直に聞いた話では、納付を拒否して催告状、特別催告状、督促状、と段階が上がっても実際に強制執行になることはなく、最後まで粘ったのは電話による督促だそうだ。知人は途中で就職して厚生年金に切り替わったので、そこまでの未納分を催促期限切れとなる2年後の時点までしつこく電話をかけてきたらしい。
最初普通にかけてきて、適当にいなしてそのままにしていると、やがて月イチでかけてくるようになり、出ないようにすると留守電を残すようになり、しかも、その留守電は無言電話で、本当に薄気味悪かったそうだ。最後は週1、週2ペースになり、最後の未納分の2年後がすぎると、パタッと止んだらしい。
なので、ネットのアフィリエイト目的の根拠のない言説に惑わされず、かつ執拗な電話攻撃に耐える精神的な強さがあれば、年金は払わなくてもやり過ごせるという現実はある。
払わなければ将来自分が年金支給を受けられないけど、実際それがどのくらいの確度で保証されるものなのか、現時点では誰にもわからない。資産的はもう確実に詰んでいるし、それに代わる財源や仕組みも色々と議論はされているけれど、現在の政治のシステムを回している層の人達がそこにメスを入れて何らかの改革をしてくれるとは考えにくい。
その程度のものに、月一万数千円を60歳まで、今後の変更によってはそれ以上延々搾り取られるということが、理屈の上で本当に受け入れがたい。
でも僕は、それらの催促に耐えうるメンタルが無いから結局払ってしまう。実際これから、少しの間滞納していた分の納付に行く。
気持ちよく払えるものではないなと思いつつ、でもどこかである日滞納した金額を強制執行されてしまうとそのときに困るから、金額が小さいうちに、少し余裕があるときにまとめて払うという選択をしてしまう。
でも、年金機構が適当にやってる破綻した仕組みに僕らが汗水たらして稼いだ金を貢ぐことにはやっぱり納得はいかない。
いや、国の仕組みだから、払わないやつらのほうがおかしいから、ってのが正論ってのはわかってる。わかってるから匿名で書くわけで。
でも納得はやっぱりしないもんだよ。
あーほんと、むかつく。