はてなキーワード: 日本円とは
日本はすごい国だ。だってスーパーにあんなハイクオリティな寿司が並んでるんだからな。
いや冷静に考えておかしいよ。
だもん。
他の国っていうか今俺がいる国なんだが。
イカもない。生のマグロもない。エビもない。イクラもない。ホタテなんて当然ない。
何もない。なんだそりゃ!
しかも値段は日本円で3倍くらい!(追記: 今円安だし2倍くらい。)
腹立ってさぁ、この前高級寿司屋に行ってきたのよ。一食5万円くらいする、あのやんごとなき方々も来たという名店に。
おい!!!
サーモン好きだが限度があンだわ。
盛り付けがそれっぽいだけで食った内容は日本のパック寿司以下だったよ。
いや流石に米とかはまだマシだったけど、それでもサーモンづくしはつれぇわ。
話が逸れた。
とにかく日本人はもっとスーパーの寿司のクオリティとその実現に貢献してきた人たちに感謝すべき。
日本以外であのレベルのパック寿司を実現できる国なんてある!?
卵の寿司も美味しいんだよ…。
確かにカナダとかヨーロッパの事例聞いてると、これ日本の一人負けじゃなくて独り勝ちになる気がしなくもない
インフレによって西欧圏では投資をしないと金がなくなっていく状態になっていくんだけど、
「金がなくなるから投資」していた人たちは株が下がるとなったら狼狽売りする人たちだよね。
今は旅行特需でバブルみたいになってるけど、これがいったん落ち着いた時が本場だと思う。
2010年代から各国は積極的に為替や株価操縦を行うようになって(中国を見習ってね)安定した成長を遂げているけれど
そこら辺で生まれた歪はいろんな場所に出てきているよね。成長すべき分野が成長していない。
ここら辺で一気に落ち込みそう。
一応中国も同じタイミングで介入した(4月から対ドルで12.5%ほどの急速な元安。日本円は年初から25%下落)らしいけど、やっぱ弾数少ないのと、FOMC(FRBの金融政策会合)があと2回あって、最終的な利上げ目標が低くて4.75、市場関係者の予想で5%で、現状の3.25からまだ上に1.5%から1.75%上がるって思われてるから、一時凌ぎ感あるよな。
実際、144までいって朝には147円に戻ったんで、そんな遠くないタイミングで150はまた行くと思う。
そうなると個人としての今の最適解は、「多少予想外にドル円が動いても痛まない程度には今のタイミングでドルを買う」ってことになる。
じゃあこれから先、ずっと円安ドル高が続くのか、円高はもう来ないのかとなると、為替トレーダーじゃないけど、「そうでもない」と思っている。
米FF金利は上限が見えてきたので、円安ドル高の根拠の一つの金利差、「円で金借りてドルで預ければお得じゃん」って状況は「ドンドン進む」から「ここらでひとまず止まる」ってことになる。
もう一つの根拠である「そうはいっても米国経済は強いから、米で投資するためにドル必要だよね、日本?どこそれ?」って状態も、来年のIMFの世界経済見通しでは「先進国やばい、世界やばい、アメリカもインフレの悪影響でやばい」という状況の中で、日本はそうでもない。
2022→2023年のGDP成長率予測で、アメリカ1.6→1.0、ユーロ3.1→0.5、イギリス3.6→0.3(おいおい)という中で、日本は1.7→1.6、相対的に「そこまで悪くない」という予測になってる。
アメリカが経済ヤバなってアメさんらが「株やばいな、国債いくか。まぁ〜、あんま良くないけど現金もちにしとく?」ってなっても「日本株は意外と悪くないんちゃう?」となって「日円買っとくか」ってシナリオはありそう。
ワンチャン円高くれば、ドルから円にかえて投資してる海外投資家は為替で水増しされるわけだし。
あとは要素としては移動平均との乖離率ってのがあって、30日とかの長期のアップダウントレンドの移動平均線と現状がどれだけ離れているか、長期的には平均に回帰するとされるそれが、150円だと乖離しすぎている、つまりドルは買われすぎている。
そうなると、どっかで円安ドル高の条件設定が崩れた時に円への巻き戻しにブーストがかかることになる。
そう考えると、今ドルを怖くない程度に買って、来年円高に動き始めたら戻す、戻らなくてもまあ資産防衛できてるし、手持ちドルで安値圏を彷徨うS&P500かVTIを買う、旅行行く時の資金にする、海外通販に使うとかしておくのがいいんじゃないかなと思う。
今朝、妻に「新型iPadがすごく高い。円安やばいね」という話をしました。すると妻は「アメリカにいる日本人の友達に買って貰えば良い!」と、ナイスアイデアをひらめいたように話してくれたんです。
妻がいうには、たとえば20万円を円で振り込んで、今の急な円安前のドル円レート(110〜120円くらい)換算でApple製品をアメリカで買ってもらい、それを日本に送ってもらう。
僕が「意味がわからない」と唖然としていると、妻は「どうせ日本円はいつか使うから誰も損はしないじゃん」と言う。
僕は「それは違う、間違っている」と、真っ向否定してしまいました。ただ、上手く説明できず、妻とは不穏な空気に……。
妻は優しい人なので、穏便に伝えたいです。どう説明すれば良いのでしょうか? 増田の皆さん、どうかヒントやアドバイスをください。お願いします。
金利ある通貨を100円分持っていると、1年後に5円の金利がつく。
金利無い通貨を100円分持っていると、1年後も金利はつかない。
として、
金利ある通貨を金利の無い通貨で買おうとしたら、いくらが妥当なのか?という問題にすると、
1年後を基準にすると、金利ある通貨100円分=金利無い通貨105円分
2年後を基準にすると、金利ある通貨100円分=金利無い通貨110円分
∞年後を基準にすると、金利ある通貨100円分=金利無い通貨∞円分
となるので、金利差があるかぎり、妥当な交換額は無限に膨らむと考えるのは正しい。
ところが、人は無限に長くは生きられないし、およそ10年後20年後のことはさっぱり予測できない。
するとまぁ、5年後くらいに得られる金利分で交換するのが妥当か、
いや、5年後のこともロシア戦争があるからわからない。2年後くらいに得られる金利分で妥協するか、
と、みんながいろんな思惑で考えた結果、その平均値として、
みたいに落ち着く。
要は、金利ベースだけで考えれば、その交換比率は無限大だけど、
時間の経過とともに考えないといけないリスクも無限に増加してゆく。
日本の学生に夢を与えるかなと思うから言うんですが、9月から給料が日本円換算で63万円/月になりました。アメリカのCS博士課程の給料です。
素晴らしい。さて、これがどれほどのものなのか。
1 USD = 144 JPYとすると月収63万円というのは月収$4,375ということになる。ボーナス等を考慮せずインターン等による収入も無視して単純に12倍すると年収$52,500(≒756万円)。MITがあるマサチューセッツ州ケンブリッジの年収中央値は$49,313(≒710万円)であるので普通よりは少し上の年収という感じのようだ。
ケンブリッジのワンルームの賃貸の中央値は$3,183(≒46万円)である。手取り月収はベネフィットの構成にもよるが恐らく$3.3k-$3.4k(≒47-49万円)くらいだろう。ワンルームを借りて一人で住んでしまうとそれだけで手元にお金が全く残らなくなる。つまりルームシェアをするしかない。アメリカのドラマを観ると若者がみんなルームシェアしているのはこのせいである。
しかしそこはMIT。大学が提供する住居を使えばかなり安く抑えられる。一番安い部屋を選べば$928(≒13万円)にまで抑えられる。これを選ぶかルームシェアをするか、いずれにせよ家賃は月$1k-$1.5k程度はかかる。手取りからこれを引くと月に約$1.8k-$2.4k程度残る計算になる。現実的に考えて手元に$2k(≒29万円)残るとしておこう。
アメリカの物価は日本の2-3倍程度と考えると良い。ビッグマック指数で日本は対米比-45%である。アメリカでビッグマックを買うと日本の約2.2倍するということだ。これを考慮すると29万円は日本での10万円-15万円くらいの感覚になる。ここから光熱費等様々なものが引かれるので実際に自由に使えるお金はあまり多くないことが分かる。
日本の博士課程学生がもらえる学振だと月収20万円。月の手取りは約16万円。ここから家賃が引かれる。東京なら最低でも月7万円は下らない。月7万円のワンルームに住むと9万円が残る。ここから光熱費等様々なものが引かれるので実際に自由に使えるお金は多くない。
結論として月63万円はあまり夢が無いと言えるだろう。少なくともパッと見ほどの夢はない。東京の学振博士学生に比べたらほんの少しだけマシという程度であろう。東京以外を考えるともはや日本の方が良いのではという気もしてくる。当然のことながら、教育の質や得られるものの大きさは無視して日常生活のみを考えての話である。
夢の話をするなら卒業後の話をした方が差が明確に出るのではないか。MITのCS博士だと職種や内容にもよるが年収$200k-$500k(≒2,880万円-7,200万円)くらいのポジションなら簡単に見つかることだろう。ぜひ就職後にも夢を披露して頂きたいものだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0dcda7d76312b02a8dbcb3778ee1957802b68eb
自分は副業で制作したCGを英語圏のCG販売サイトに登録して売ってるんだが、そこでの利益がもうすぐ本業を超えそうになってる。円安ドル高の今だから利益が更に上乗せされてるのもあるが。
同じ仕事するのでも報酬が日本円で得られるのとドルで得られるのとではもう全然違う世界になってきてるよな。
恐らく一番の勝ち労働パターンは、安い日本に居ながら欧米の会社の仕事をすること。欧米基準の給与をドルで得て安い日本で生活するのが多くの日本人にとって最もコスパの良い仕事生活になるのではないだろうか。
agodaの請求トラブルは昔から多く被害者も多数。最近はCMも頻繁にやりだしたので今後も被害者は増えていくだろうことが予想されるので参考となるよう書いてみる。
さて、先日海外ホテルを予約したわけだが、その請求のドル円為替レートがぶっ飛んでたので、いったいどこの何のレートを使えばそうなるのかを問い合わせてみた。
agodaの回答
弊社の指定レート(ブルームバーグ ジェネリック コンポジット)または日歩調整レート(ブルームバーグ ジェネリック コンポジットのレート + 5%)を用いて、金額を自動換算いたします。
どういうことかというと、agodaの予約サイトに表記する時は通常の為替レートなのである。
これで客を釣っておいて後日請求する時は請求日のレートに5%上乗せしたボッタクリレートで請求してくるのである。
ちなみにアゴタコインもずっとドル表記しているが、こちらは予約時点の為替レートで日本円の金額は確定らしい(苦笑)
つまりは何が言いたいかというと、agodaで海外ホテルを予約する時は、予約時点で支払っといた方がいいですよ、ってことです。
普通為替取引と言えば二つの通貨間で金を転がして相場の変動に伴う差額を儲けとして得ることを目的としたものを言うと思う。
相場が変化する中でこそ可能な方法という意味で動的な為替取引と言えると思う。
上記のような方法しか為替取引で儲ける方法など存在しないと思われる人たちににとって今ある唯一の方法論を「動的」とまるで別の何かと区別したような呼び方は単なる無駄に映るかもしれない。
しかし既存の方法論とは志向するところが異なる「静的な為替取引」と呼べそうな方法論を見つけたかもしれないということをこれから説明していこうと思う。
しかし「相場が固定されていたとしても」儲けることができるというのが今回説明したい方法なのだ。
むしろ相場が固定されていてくれていたほうがありがたいようなやり方なのである。
実際一個人が市場介入で相場を固定することはできないが、相場が大きく動いていく前に一連の取引を済ませてしまうということならできる。
そういう視点で考えれば今自分が行いたい全ての取引を一瞬で終えることが可能ならば大ざっぱに言えばその取引は固定相場制のなかでの取引と同等なものになる(大ざっぱに言えばと断ったのは、自分自身の取引による相場の変動が考慮されるため)。
一瞬のうちに全ての取引を済ませたときに得られる儲けが、数学における極限的な意味での、儲け得る金額の理想的な値に相当する。
この理想値に近い儲けを手にするためにできるだけ俊敏な取引が望まれるというわけだ。
つまり説明していく方法を実行するにあたっては手動ではなくプログラムを組んで行うことが望まれるということには留意してほしい。
またあえてこの時点で両者の為替取引を端的に表現しておくなら、動的な為替取引とは時間経過に伴う相場の変動を利用して儲けを得ること、静的な為替取引とは一時点における相場の「ひずみ」を利用して儲けを得ること、というところになると思う。
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具体的に説明するために仮想的な通貨とそのレートを仮定しておこう。
そのレートについての条件は以下の通り。(円に対して100円というように100Aや50Bと表記していく)
1.1C=100A(1.でこれから指し示すための通し番号となっており小数点ではない。以降同様の表記法を用いる)
2.1C=1B
AとBについては以下の2通りのレートを適宜考える(都度どのレートで考えているか示す)
3.1B=1A
同様に以下の通り
5.100D=1C
6.90D=100A
以降、文章だけで伝わるように努めたが、一応解説図のようなものも作成したので適宜imgurへ投稿した画像へのリンクを貼る(増田では1つの記事に貼れるリンク数には限りがあるためhttps://は省略させていただく)。
核心の部分を説明するまでの準備的な説明が多いので回りくどく思われるかもしれないが、読み飛ばしたりしてはおそらく理解できないはずなので辛抱強くついていってほしい(もちろん直截簡明に説明できない私の文章力不足もある)。
では具体的な説明をしていこう。
まずA,B,Cの三つだけで考える。
甲が100A、乙が100B、丙が100C持っていたとしよう。
まず甲と乙の間での取引が起こる。
レート3(1B=1A)の関係により、100Aと100Bがそのまま交換されることになる。
これにより甲は100B、乙は100A、丙が100C持っていることになる。
次に甲と丙で取引が行われる。
レート2により、今度は100Bと100Cの持主がそっくりそのまま入れ替わるわけだ。
これにより甲は100C、乙は100A、丙が100B持っていることになる。
甲は100C持っているわけだが、これはレート1により10000Aに相当する。
通貨Aに戻してから同様のことをサイクルとして繰り返すことで100倍ずつ資産の増やせるというわけである(厳密には甲と乙が行う取引自体によって取引中にレート3がAの価値が下がる方向に変化していく効果も考慮されることになるので、1サイクルにおいて変換させようとする通貨AとBの量の多いほどぴったり100倍にはならずそれを下回る成果となる)。
反面、乙がこの1サイクルで最終的に得たお金を通貨Cに換算すると、レート1により、1Cになっていることになる。
最初持っていた100Bはレート2により100Cに相当するのだったから、資産が100分の1に目減りしていることになるのだ。
これらのことはレート1とレート2が相場として確かにあることから起こることだ。
レート1とレート2の関係を知っていて、誰がレート3のような100分の1目減りする取引を行うだろうか。
つまりこの情報社会ではレート1とレート2が既にあるときレート3のような相場は発生しない。
ここで早速簡易な表を添付しておく。これを見ながらの方が俯瞰的に状況を見ることができ分かりやすいかもしれない。
結論としてはレート1とレート2であるときはレート4の相場で相場全体がこなれることになる。
これらの等式はまとめて1C=100A=1Bとすることができることから明らかなように、これら3つの相場が成り立っているときにはこの3つの通貨の間でいかにお金を転がそうとも損も得もしない。
つまりAのような一人勝ちできる勝者は発生し得ない。世の中そう上手い話はないというわけだ。
一応レート1,2,4のときの表も添付しておく。
ここまで分かりにくく感じるところがあったという人は、通貨A,B,Cをそれぞれ円、ビットコイン、ドル、に具体的な通貨に置き換えてみるといいかもしれない。
このときレートも具体化すれば1ドル=100円、1ドル=1ビット、1ビット=1円または1ビット=100円となる。
今まで円をビットコインを経由してドルにしてから円に戻すだけで資本が増やせるなんて話を聞いたことがあるだろうか?仮にそんな話があったとしてそれは確固たる成功例だったろうか?
そういうわけで、1ドル=100円、1ドル=1ビットのようになっているときは1ビット=1円のような誰かに都合のいい相場ではなく、1ビット=100円のようになっているはずだということである。
具体化した表も付しておく(レート4の場合)。
これは当然レート1とレート2のような相場に限ってしか言えないものではなく、ドルと円あるいはドルとビットのレートがどのようになっていても残りのビットと円のレートについて必ずそうなるということである。
ただしAとBの関係についてはレート4が成り立っているものとする。
表を見ればより一目瞭然かと思うが、上に書いたサイクルで甲が通貨Cを通貨Aに戻す直前には甲は持っている。
ここで甲と丁による通貨Aと通貨Dの取引を考える。丁は90D持っているものとする。
このとき甲と丁の取引が行われるとレート5により甲に100D、丁に1Aが渡ることになる。
今甲が持っている100Dを通貨Aに換算するには、レート6により、90:100=100:xという比例式を解く計算をすればよい。
x=10000/90ということで、もともと持っていた100Aより資産が増大しているのだ。
レート7があまりにも恣意的な設定なだけではないかと思われるかもしれない。
しかし肝心なのは、レート6であってはならないという必然性がないということだ。
丁が通貨Aなど念頭になく、通貨B,C,D間での取引にしか興味がない(そして多くの人もその傾向である)ならば、少なくともその三者間の相場を表すレート2,5,7は先ほどと同様一つの式にまとめられる関係にあるので、丁はこの取引において損も得もしていない。
丁(あるいはその他多数)にとっては安心して支払いなどと用として通貨を替えることができる環境にあるわけだ。
自分がした取引によってその取引相手である甲という一個人が得しているかどうかなどあずかり知らぬことである、ということだ。
同様に乙や丙にとっても通貨Dなど念頭になく、またそのような人々が多数派なのであれば、レート4を含む今のレート状態で乙や丙のようなA,B,Cの三通貨間の取引を期する人々にとって損も得もないことは表も交えて先述した通りだ。
レート6がどのようであっても先ほどの甲が100倍得したときに乙の資産が100分の1に目減りするような状況にはならないので、乙やその他通貨Bを持っている人たちの投資家心理はレート6には干渉しない・独立しているということなのだ。
概念図では念頭の埒外、蚊帳の外という様子を破線で示している(図中の数字はレートの通し番号に対応)。
私はレート6のような状態を相場のひずみとでも呼ぶことにしたい。
相場が固定するなかでは二通貨間の取引は言うまでもなく、一つのサイクルの間にどれだけ多くの通貨を噛ませても損も得も起こらないと考えるのが普通だろう。
いわば電気回路で一周すると電圧が元に戻るというキルヒホッフの法則のようなものが為替においても(手数料を抜きにすれば)成り立つはずだというのが素朴な考えとして多くの人に支持されるはずだ。
次々と自国の貨幣よりもより価値の高い通貨に替えていっても最終的に自国の通貨に戻したときには最初と全く同じ価値に戻ってしまうということである。
しかし大半の投資家心理とは独立した通貨ペアがあれば、そのレートも投資家心理の束縛を受けず、場合によっては誰かが得できる状況もあり得るのではないかという説を上では具体的に例示したわけだ。
ここでそのような通貨ペア=ひずみを生じる根源が成立条件について自信は無いが挙げておこうと思う。
さらに
条件として挙げたのはどれもAとDの為替を含む取引になっている。
逆に条件に挙げた取引がある程度存在するとAとDの相場であるレート6にも投資家心理が影響していくので誰も損得しない方向にレート6のひずみも解消されていくのではないかということだ。
たとえば1番目と2番目の条件はようするに金の流れが逆なだけなので、いずれか一つを挙げれば事足りる同値な重複した条件なのではないかということだ。
4通貨でひずみが生じる例を示したわけだがこの場合のひずみも解消され得るものである。
しかしそれ以上のある数以上の通貨間の関係のなかではそれらに内包されるそれぞれの二者間の相場がいかなるものであろうとも、どこかしらにひずみが生じてしまうものなのかもしれないと直感的に感じられる。
つまりある数以上の通貨を介せば必ず儲けを生み出す為替の経路が存在しているのではないかという主張であるわけだが、その通貨数がいくつであるのか、私にはそれを数学的に証明する技量はないのは悔やまれる。
話を戻せばこうしたひずみがあると、一見成り立ちそうな為替版のキルヒホッフの法則でも相殺しきれない差額が生まれ、それを儲けとして得ることができるかもしれないということだ。
これらの概念図を示しておく。
今までの話はこのようなごく単純な話に置き換えられるかもしれない(ただし以下は知人が見出したたとえ話なので語弊もある恐れがあり正しさは保証しない)。
今プレステ3の卸値が日本で3万円、アメリカで280ドルだとする。このとき100円=1ドルの相場である。
手持ちが29000円しかないなら日本でプレステを買うことは不可能だが、この相場ならドルでなら買える。
それどころかこのプレステ3を日本で売れば売ればお釣りが来るかもしれない。
ただし日本で売るにはアメリカで買ったそのプレステ3を日本まで運搬してもらう配送料がかかる。
この配送料次第では損かもしれないが、ここが先ほどまで説明してきた方法論の手数料負けするというおそれに相当するわけだ。
効率よく上記の条件を押さえた通貨ペアを探すなら、通貨ペアの相関係数表をチェックする方法が検討される。相関表の例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000003206.html
まず日本円の列か行の中で相関係数の絶対値が0に近いものを探す。
0に近いものを見つけたら、今度は前の時点で列の中で眺めていたなら行を、行を眺めていたなら列を探して、同様にその通貨にとって相関がほとんどない通貨を見つけ出す。
こうして行から列、列から行と渡っていくことを繰り返し、最終的に日本円に戻ってくるループを見出す。
ただしこのループの中に同じ種類の通貨が二度以上あってはいけない。
もし同じ通貨があればそこで一つの完結したループができてしまっていると思われる(もちろん始点と終点として円だけは必ず二度登場しているはずである)。
そのようなループが今回の方法論を適用するのに優先的に試すべき候補であるが、実際にそのうちに手数料込みで儲けを生み出すひずみが生じているのかどれかといった計算や、このようなループを探し出す作業自体もプログラムで行なったほうが良いと思われる。
計算から取引の完了までの間に人力でもたもたしていると、その間にひずみの状況が変わり、行なっていた計算が適用できなくなるはずだからだ。
そもそも通貨の組み合わせも膨大であり、為替で利用できる通貨が10個だったとしても、順列の概念はうろ覚えで自信がないのだが、ひずみが発生し得る通貨数が4つ以上だと仮定してもその組み合わせ10P4+10P5+・・・+10P10のようになり、その中から候補のループを探すというのは人間が人力で行うべきことではないように思われる。
ともすれば量子コンピュータの実用化を待った方がいいぐらいかもしれない(なんとなくNP問題の匂いがする)。
ただしそれだけの組み合わせ数があるというのは良いことでもある。
プレステ3のような規格化された工業品はさておき具体的な物においてはひずみが生じやすい、しかし原油や貨幣は統一されたものなのでそのようなひずみは起こらないだろうというようなことを知人は言っていた。
しかしこれだけの数の組合せがあるなら、やはりそのなかにはまだ見出されていない、得できるような通貨ペア、ループが眠っていてもおかしくないと思うのだ。
頭の中で考えても俺の脳内スタックでは何か行ったり来たりするような状態を繰り返すばかりになっていたので埒が明かないと感じたし、また自分の中でも判然としないところが多いので、批判を乞う目的も兼ねて今回言語化を試みた。
そういう経緯ゆえに直観に頼ってごまかして書いたところもある。
ただし増田で間違ってると言われてもそれを鵜呑みにするようなことはしないつもりだ。
それを参考にはしながらも、今後金融や経済学の専門的なことを学び、もっと理詰めで考えられるような頭になった後で、この方法論が理屈として間違っているかどうか、また机上の空論ではなく有用あるいは実効性があるといえるかどうか確かな理解のもとで判定させていきたい。