2022-10-22

日銀の介入があったと見られるけど

一応中国も同じタイミングで介入した(4月からドル12.5%ほどの急速な元安。日本円は年初から25%下落)らしいけど、やっぱ弾数少ないのと、FOMCFRB金融政策会合)があと2回あって、最終的な利上げ目標が低くて4.75、市場関係者の予想で5%で、現状の3.25からまだ上に1.5%から1.75%上がるって思われてるから、一時凌ぎ感あるよな。

実際、144までいって朝には147円に戻ったんで、そんな遠くないタイミングで150はまた行くと思う。

そうなると個人としての今の最適解は、「多少予想外にドル円が動いても痛まない程度には今のタイミングドルを買う」ってことになる。


じゃあこれから先、ずっと円安ドル高が続くのか、円高はもう来ないのかとなると、為替トレーダーじゃないけど、「そうでもない」と思っている。

FF金利は上限が見えてきたので、円安ドル高の根拠の一つの金利差、「円で金借りてドルで預ければお得じゃん」って状況は「ドンドン進む」から「ここらでひとまず止まる」ってことになる。

もう一つの根拠である「そうはいっても米国経済は強いから、米で投資するためにドル必要だよね、日本?どこそれ?」って状態も、来年IMF世界経済見通しでは「先進国やばい世界やばいアメリカインフレの悪影響でやばい」という状況の中で、日本はそうでもない。

2022→2023年GDP成長率予測で、アメリカ1.6→1.0、ユーロ3.1→0.5、イギリス3.6→0.3(おいおい)という中で、日本は1.7→1.6、相対的に「そこまで悪くない」という予測になってる。

アメリカ経済ヤバなってアメさんらが「株やばいな、国債いくか。まぁ〜、あんま良くないけど現金もちにしとく?」ってなっても「日本株は意外と悪くないんちゃう?」となって「日円買っとくか」ってシナリオはありそう。

ワンチャン円高くれば、ドルから円にかえて投資してる海外投資家は為替で水増しされるわけだし。


あとは要素としては移動平均との乖離率ってのがあって、30日とかの長期のアップダウントレンド移動平均線と現状がどれだけ離れているか、長期的には平均に回帰するとされるそれが、150円だと乖離しすぎている、つまりドルは買われすぎている。

そうなると、どっかで円安ドル高の条件設定が崩れた時に円への巻き戻しにブーストがかかることになる。

来年は多少円高に戻すんじゃないかな、

そう考えると、今ドルを怖くない程度に買って、来年円高に動き始めたら戻す、戻らなくてもまあ資産防衛できてるし、手持ちドル安値圏を彷徨うS&P500かVTIを買う、旅行行く時の資金にする、海外通販に使うとかしておくのがいいんじゃないかなと思う。

円高来なくても、ドル円両方持ってることで先への対応力をもてるし。

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