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はてなキーワード: 味噌とは

2020-03-24

anond:20200320183300

stand.fmってpodcast?のアプリMr.Cheesecakeの田村氏 (@Tam30929) が

おすすめ調味料について語ってた時のメモ

醤油: ミツル醤油 生成り http://www.mitsuru-shoyu.com/?pid=128249706

味噌: cocoromiso https://nagashimatairiku.com/products/detail.php?product_id=62

味醂: 三河みりん

あと、いいオリーブオイルがあると幅が広がるって言ってた。

ちなみに見分け方は瓶に入ってるかどうからしい(ほんとか?)緑色の四角い瓶のことだろうか。。

今日の昼飯アンケートとるぞー

確定

海苔味噌汁

 

選択

白身魚フライ入りのり弁当(のりとのりでダブるが致し方なし)

味噌カツ弁当味噌味噌ダブるが致し方なし)

 

どっちがいいだろうか?

今の所白身魚フライ入りのり弁当が有力候補

2020-03-14

お粥ヤバイ

ダイエット始めたけど、米1合でもお粥にしたら、馬鹿みたいにかさ増しする

鶏胸肉も一緒に入れて保温しとくとアホみたいにホロホロに崩れて噛まずに飲み込めるレベル

米と鶏肉からまずいわけもない

味は食うとき味噌加えたり、カレー粉加えたりして、卵入れたりして適当に味変えながらやってる

こんなん痩せない方がおかし

お前らも米はお粥で食え

2020-03-11

うんちって言ったらミソって返す増田bot三方ヶ原の焼き味噌リスペクトしてるの?

2020-03-08

料理さしすせそ

佐賀砂糖もっと南で収穫される)

滋賀の塩(琵琶湖は淡水です)

菅の酢(菅さんにおすそ分けでもらった)

セガ醤油セガ本社の近くで買っただけ)

蘇我味噌(家で作ってはるんやって)

2020-03-07

anond:20200307192723

社長をやるくらい叩き上げ人間

コンビニやる

どうやったら糞味噌に言われるんだ?

よほどのきゃくでもそんなのおきないぞ

仕込みで恐喝客でもしこまないとむじゃね

新型コロナウイルスワクチンは出来ません!

ワクチンを望むブックマークコメントがチラホラだけど、絶対出来ない。

今年だけの流行のために大量生産はしないし、そもそも新薬開発はしない

あり得ない仮定だが、実用化できそうなワクチン製法今日世界に公開されたとしてもだな、工場をおったてるかって、建てないわな。

いくら巷で流行してても、タピオカブームに乗るような感覚で、医薬品の開発がやれるかって話。

工場が稼働する頃にこの騒ぎがおさまってしまったら、投資無駄

インフルエンザとか麻疹くらいに世界に広まってくれて、毎年冬になるとCOVID-19が大流行するならとにかく、数年に一度SARSMERSときみたいにたまにぽっと出ては数か月で収束するんなら、流行ってもいない病気ワクチン大量生産して、誰が買ってくれるというのか。

既存の薬がCOVID-19にも有効でした!」

ってんなら、既存の薬の増産くらいはするかもしれん。

けど、COVID-19のためだけに大規模投資は出来んよ。

最近だと、副作用訴訟起こされたら巨大な製薬会社も傾くからな。

医者だって新薬はいきなりは使わん。

動物実験いくら安全だったっていったって、治験でも安全だったって言ったって、基礎疾患を持ってるかによって反応は様々なはずだもん。

藁をもすがる思いで、副作用覚悟で投与する抗がん剤とかならまあとにかく、そもそも罹患する確率が0.1%以下で罹患しても死亡率が5%以下って病気の予防薬なんて、副作用報告が限りなくゼロじゃなくちゃ使いたくないわな。

どうやっても毒になりえない、例えばヨーグルトとかなら

R-1乳酸菌コロナウイルス予防効果が認められました!」

みたいな宣伝をして増産するだろうけども。

そんなわけで、増産どころか開発もしない。

そもそもワクチン大量生産は難しい

そして、ラボワクチン候補を作ってみて、動物でした!人体実験でも有効でした!って結果が得られたとして、それを大量生産できるかは非常に怪しい。

ワクチン味噌づくりや酒造りみたいな「醸す系」のものなので、いきなり大量生産に移行できるかというとかなり難しい。

例えるなら、木桶で日本酒醸造した日本酒を、巨大なステンレスタンク大量生産できるかってこと。

事実ワクチンって21世紀の今でも手作業でチマチマ作ってる。

信じられないかもしれないが、インフルエンザワクチンは卵にウイルスを接種して、培養して液を吸い上げてるし、麻疹ワクチンなんか小さなフラスコ培養してる。

卵をコンベアで運んでるとか、昔はスポイトで吸い上げてたけど今はポンプを使ってるとか、スゲー空調管理された場所フラスコ培養してるとか、そんな程度の機械しか出来てない。

機械化すりゃいいというのは簡単だが、全世界どの業者もそうってことは、出来なかったから今に至ってる。

新型インフルエンザ対策公募事業細胞培養でゴッソリ作れとお達しが出たが、何年も検討して上手くいかなかった。

一応、上手くいったことになってるが、既存の季節性インフルエンザワクチンが今でも卵でチマチマ作ってることからお察し。

ワクチン開発は簡単じゃない

ワクチン開発は易しくない。

マラリアワクチンだってHIVワクチンだって、何十年も頑張っても出来る気配がない。

それと、今の時代倫理的問題で開発が進まない。

ワクチン起源は、ジェンナーが、

「牛痘に罹ったことがあると天然痘に罹らないなら、ひらめいた!」

ってノリで、近所の子供に牛の膿汁を針で刺したのが始まりとか。

出来るかそんなもん!

弱毒化してるとか、このウイルスワクチンになるに違いないとか、どんなに培養細胞動物で確かめたって、ヒトにはそうそう打てないよ。

ワクチン(たぶん)を接種したあと、その人にウイルスを吸い込んでもらって本当に有効かを試すような実験が、いったいどこで出来るというのだ?中国なら出来るかもしれないが。

昔開発された歴史ワクチンは、倫理?なにそれ美味しいの?って時代に開発されてたので、弱毒化したとはいえ病原体のものを使ってるものが多い。

そいつらは超優秀。

天然痘BCG麻疹、そりゃ弱毒な病原体とはいえ、一度罹るわけだから免疫は確実につく。

だが、そんなワクチン開発は今のご時世もう開発は難しい。

今後開発されるワクチン生ワクチンであることはまずない。

一方で、効き目はとにかくとしてとにかく安全不活化ワクチンがこれからワクチンを開発するなら最有力。

ただし、不活化ワクチンは効き目がイマイチ

インフルエンザワクチンくらいの有効性のワクチンが開発できたとしよう。

インフルエンザワクチン有効性が5割、同じ程度のワクチンが開発できても、死亡率3%のCOVID-19を、死亡率1.5%に減らす程度。

感染予防は出来ないので、次回蔓延したときも今回と同じようにイベント自粛、小中学校臨時休校といった措置は避けられない。

これが、エボラとかだったら死亡率を半減させるだけで十分有効といえるけど、今回のCOVID-19って死亡率が問題ってわけじゃないんで。

そういうわけで、ワクチンに期待はしちゃダメ

2020-03-02

新型コロナ塩分に弱い

東北感染が広がらないのは、塩分豊富食品を多く食べる習慣があるから

みんなも醤油味噌たっぷり使ってウィルスに対抗しよう


っていうデマ思いついたから、使っていいよ

即席麺スープ濃いめの彼氏ドン引きした

彼氏は「スープは1滴も飲むな!塩分過多!」とウルサイタイプ。

ラーメン屋さんに行っても、レンゲで飲むと後でウルサイ。

そんな彼が家でサッポロラーメン味噌味のインスタントラーメンを作り始めた。

私は塩味にした。

水をきっちり量って、袋に書いてある通りに入れた。

彼氏は目分量で適当に水を入れたが、麺が沈まないくらいの水量。めちゃくちゃ濃いめ。

実際食べる時も「油麺ですか?」ってくらい汁が無かった。

その時彼氏

スープ飲むなって言うけど、濃いめにした麺すするのとスープ1口飲むのって一緒だよね」って聞いたら

「ちげぇよ!!スープが悪いんだ!」と言い始めた。

麺についている濃いめのタレを全部食べるよりも、スープ1口のほうが塩分が濃いらしい。

そのまま話を続けようとしたら「俺高卒から」と言い始めた。だから何なんだろう。

もはや納得させることはできないし、私自身も言い分に納得することが出来まい。

話を断念してラーメンを美味しくいただいた。

それからもずっと、彼はインスタントラーメンを作るときは濃いめにしている。

たぶん、袋に書いてある半分以下しか水を入れていない。

一回私が代わりに作ってあげたことがあったんだけど

袋の通りに作ったら「おまえ!!!!チッ!なにやってくれてんだ!!!」とガチギレされた。

他では良い人なんだけど、偏食気味なんだよなぁ。

インスタントラーメン濃いめに作るのって普通なの?

2020-02-25

anond:20200225130729

昭和だとどうだったかというと

殿様の生活

殿様の食事

トラックコンテナ流通がよくなって日本中(今は世界中か)から食材を集めることができるようになったが、

それより前はそんな事できなかった訳で。

米・味噌以外の保存の利かない食材はそれなりの財力が無いと、例えば1日の食品30品目とかは、「それをもってつかわせ」とできるお殿様じゃなければできないよな。

2020-02-24

かす汁

今日食べて、これで冬も終わりかなー。

寒い無性に食べたくなって、暖かくなると突然いらなくなるのが不思議

味噌汁は年中食べれるのにね。

京都かす汁好きな人が多いと思う。

それでも作り方は様々。

味噌入れる入れない、醤油入れる入れない、みりん入れる入れない。

中の具も人によっていろいろ。

同じ地域でこれだけ多様なら、全国にどれだけバリエーションがあるんでしょう。

ともかく、今シーズンもたいへんおいしくいただきました。また来年

2020-02-18

anond:20200218154443

ヴィーガン食ってあらゆるもの

豆腐豆乳だぞ


単純に美味しいから、身体が楽というかポジティブな気分になるから食べるけど、

毎食あんなにイソフラボン取ってて大丈夫?って気がする

醤油豆腐の日本でもあそこまで常用しない気がする

大豆……約248mg

木綿豆腐……約40mg

絹ごし豆腐……約38mg

味噌……約59mg

醤油……約1mg

でも、ヴィーガン唐揚げとかヴィーガンタンドリーチキンとか大好き!!!

豆腐ヨーグルト豆腐クリームシチューも好き!!!

2020-02-16

ズボラ自炊生活

在宅ワークなので、朝昼晩、ほぼ自炊

面倒に感じたり、女子力失笑)が高そうに聞こえるかもしれないけど

元々そんなに食にこだわりがなく、ダイエットのために

糖質制限しているのでちょうど良いのが最たる理由

あと、もちろん節約も。

ズボラ故に楽に生活できるミニマリスト志望。

ものは極力少なく、迷いなく生きたい私の食生活

至ってシンプルズボラ

 

ある日の食事

■朝(毎日ほぼ一緒)

カットキャベツえのきの上に生卵を乗せてレンチン

コーヒー

他に何かあれば、それも追加。

 

■昼(毎日こんな感じ)

ご飯

味噌汁(具は乾燥わかめ切り干し大根など乾物

カット/冷凍野菜を温めたもの

・肉か魚を焼く、または炒めるなど

冷奴納豆

 

■夜

ご飯なし

味噌汁(余裕があれば、白菜など投入)

・肉か魚を焼く、または炒めるなど

冷奴納豆

 

よく見ればわかるけど、ほとんど包丁使わず

煮込み時間などもなし。

味噌汁も煮たったらすぐ味噌といて、乾物入れて終了。

カット野菜は常備だし。

ズボラだとここまでやる。

 

とはいえ、たまに気分が乗っていれば、昼食時に作った

煮物なども追加。

 

ちなみに今夜は昼ごはんを食べながら煮た

大根と豚バラ煮物」がメイン。

砂糖パルスイートで糖質オフなので、比較安心して

好きな煮物が食べられる。

 

ご覧の通り、和食好きなので、定食を外に食べに行くことも

あるんだけど、家で作ったほうが安くて早い。

何より「ご飯の量を半分で」と毎回言うのも面倒。

しかも、半分でも茶碗山盛りとか、ザラ。

「話聞いてた?」と聞きたくなるけど、大盛りが日本

サービスなんだろうね。。

糖質オフ中には困る。 

 

大戸屋はその点ご飯100gから選べて美味しいので好き。

ただ、やっぱり割高なので、結局家メシ。

  

でも、これで1年で10キロ減量(運動もした)したし、

食費は格段に安くなった。 

外で仕事してた時は、食べたくないものも仕方なく 

食べてて散財してたと今は思う。  

職場弁当なんて、何か言われるのも面倒だし、 

遠くまで食べに行けないからいつも同じ店だし。

すごい不経済よね。 

 

万が一、また外で働くことになるのなら、絶対職場の近くに 

家借りる!

大丈夫、住んでるの地方から家賃はそう心配いらない。 

んで、休み時間にサッと家に帰って食べてリフレッシュする。 

 

とにかく、自炊おすすめ

栄養バランスも取れるし、経済的

たまに焼肉ランチとか食べると美味しさに感動する(笑)

ご参考になれば

2020-02-13

東京国科学博物館東洋館と「出雲大和展」に行ってきた。

二月一日

 間もなく、特別展「人、神、自然ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」が終了すると気づいたので足を運んだ。自分美術館に通う習慣を身に着けてから大体十五年が経過しているが、東京国立博物館東洋館をきちんと観たことはない。いい機会だと思い、東洋館全体をのんびりと回ることにした。

 特別展の会場は東洋館の二階にあり、会場そのもの常設展最初の部分、すなわち中国西域仏像のあるあたりを抜けた後にある。特別展の内容そのものは興味深かったが、コレクション全体が雑多なもの構成されているというか、あまりにも時代地域に幅がありすぎて、どのように展示したらいいのか少し迷っているような印象を受けた。とはいえ普段はなかなか見られないマヤ文明仮面などをじっくり見られたし、普段なら絶対しないような比較をする楽しみもあった。知らなかったのだが、グアテマラのほうがメキシコよりも良質の翡翠を産出するらしく、文明の中心地の人々は必死になってそれを求めたり、乏しい材料で何とか良いものを作ろうと苦心したそうである

 で、常設展に関してだが、展示スペースが地下階から五階にまで渡っており、ざっくり見ても三四時間はかかった。その中で特に面白く思われたのは、中国朝鮮半島の品々だ。というのも、青銅器勾玉などの作りが、日本とよく似ているところもあればまるで異なっているところもあり、比較する楽しみがあるからだ。また、饕餮の刻まれた祭器の類も自分は好きで、根津美術館に立ち寄った時にはのんびり眺めている。理由はわからないのだが、自分はそれと同じくらいに玉の類にも心惹かれる。西欧君主たちの王冠も立派だとは思うが、金やダイヤモンドではどうも少しまぶしすぎる。自分東アジア文化好きな人間だからそう感じるのだろうか。

 とはいえ自分が好きなのはどうやら宋代までらしい。どうも、明代になると技巧的になりすぎるというか、色が鮮やかすぎるように感じられる。確かに黄色などの発色は鮮やかだし、竜のうろこなども実に細かく表現されているのだが、技術的に優れていることが美しさに直結するかどうかは別問題だ。自分としては唐三彩と呼ばれる、赤や緑や土の色を活かした陶器が美しいと思う。ある程度の素朴さがないと、親しみが持てない。台湾で見た、清代象牙を削って作った細工なども、優れてはいるが技巧をひけらかしすぎているように思われる。

 あとは、天然の石を削ってザクロ見立てていたものはよかった。故宮博物館にあった、翡翠だか瑪瑙だかを削って作ったのと同じ発想で、天然の石の色彩や質感を生かしながら表現しているものだ。あとは漆を刻んだものもよい。色がおとなしくて上品だ。

 もう一つ興味をひかれたのは、漢代画像石だ。学生時代古典教科書の表紙に出ていたので覚えていたのだが、実物を見たのは初めてである。宴の様子が見て取れるようで、ある者は楽器を弾き、またある者はボードゲームをしている。そのボードゲームの盤は真上から見たように正方形表現され、遠近法無視されている。エジプト絵画と同じで、何が書かれているかがわかりやすいことが、写実性よりも優先されたのだろう。十字軍時代チェスをする騎士を描いた絵画でも、似たようなことをしていた覚えがある。

 そうだ。途中のフロアでは「生誕550年記念 文徴明とその時代」という、また別の企画展をやっていた。自分は書に対しては無知なのだが、解説によれば、文徴明は科挙には合格しなかった人物だそうであるしかし、温厚な人柄と勤勉実直な性格で、やがて文章校閲に関する職に就いた。九十年の生涯のうち三年しか勤務しなかったが、一流の人々と交わることでその才能を開花させた、とのことだ。人生仕事だけじゃないよな、という気持ちをまた新たにした。

 自分にはそれこそ古代中国官僚のように、職を退き水墨画に描かれたような山奥に引っ込んで、時折訪れる友人と琴棋書画をたしなむ、みたいな生活にあこがれる傾向があるのだが、ほどほどに働きつつ、土日に友人とボドゲをしたり美術館に足を運んだりするのは、十分近いんじゃないか、って近頃は思っていて、そんな気分になれたのも、今日気分転換成功たかなのだろうな、という気がした。

 近々、同じ敷地内の法隆寺宝物館にも行こう、と帰りの電車で考えた。あそこのカフェは閉館間際になるとほとんど人がいない穴場なのだ


二月八日

 特別展出雲大和」にふらりと向かった。前回の「正倉院世界」がとてもよかったので、これも行くしかない、と思われたからだ。

 おおよそ弥生時代から奈良時代初期にかけての日本美術を楽しめる。特に銅鐸などは、教科書で見たものもたくさんあり、懐かしく思われた。国宝重要文化財ごろごろとある三角縁神獣鏡も大量に見ることができた。恥ずかしながら、これが中国神仙思想と深い関係にあることを知らなかったので(忘れていたので?)、そこに刻まれていたのが解説を読むまで西王母だとはわからなかった。しかし、こう考えると日本への道教的な要素の導入は、かなり早いのだな、と思われた。

 他にも多くの埴輪があり、細かく当時の祭祀の様子が説明されていた。これは知らなかったのだが、出雲の周囲では四隅突出型墳丘墓という、独特の形をした古墳が広く分布しているそうである。そういうまじめなことをしかつめらしい顔をしながら読んでいると、自分は振り向く鹿を表現した埴輪肛門があるのに気づいた。正確には肛門ではないかもしれない。埴輪を焼くうえで必要技術的な要請から開けられた穴なのかもしれない。しかし、尻に穴が開けられていたのは間違いない。

 下世話な話だが、自分動物彫刻を見るといつもその性別を確かめたくなる。別に馬の彫刻に陰茎と陰嚢があって何が面白いのかと問われればそれまでなのだが、生真面目な騎馬像にもそういうものがついているかと思うとどことなく愉快な気持ちになる。それから、先週観たような民俗学的なものであっても、素朴な男性像と女性像ではどんな風に性器表現しているかを確かめるのは、文化ごとの感受性が端的に表現されていてなかなかに面白い。

 脱線が続くが、本当に不思議なのは世界中の文化男性器と女性器を絵にしたり彫刻にしたりすることが普通に行われているし、中には神々として崇拝することだってあるのに、ギリシアローマに由来する彫刻絵画では、女性器も陰毛もすっかり省かれてしまっていることで、これは男性像の性器も小さいほうがよろしいとされたことと関係しているのだろうか、などと何かと勘ぐってしまうのである

 閑話休題。この特別展で私が一番見たかったのは、七支刀である。「日本書紀」を読んでからぜひ見てみたいと思っていたものだ。刻まれた金の文字はかすかにしか読み取れないが、専門家でも何でもない私が「月十六日丙午」とある部分を読み取れたので楽しかった。だいたい、こういう文字の刻まれものを見るのは楽しくて、ほんの二つか三つの変体仮名をしっているだけでも、巻物を見る楽しみ増えるというものだ。

 ほかにも、神社奉納された刀剣や武具などもあったが、私はそれらには、古代の品々ほどには心はひかれなかった。あとは、「出雲国風土記」が朗読されているコーナーがあったが、そこでは本当にハ行がファ行で発音されて、チやヅがティやドゥと読まれていた。

 帰りは東京駅田舎そばを食べて帰った。非常に歯ごたえのあるそばだが、定期的に食べたくなる味だ。いつもは昼に寄ることが多いので肉野菜そば天ぷらそばだけだが、夕飯なので野沢菜と肉味噌れんこんをつけた。ちょっと贅沢をしたので気持ちよく眠れた。

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