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はてなキーワード: 北大とは

2021-06-08

anond:20210608150727

区切り方が逆。地方で、文化に敬意を払わない人がいっぱいいる。だが、文化人たる研究者本人がそれを内面化してどうする。ということ。

もうちょっとくだけたこというと地方男尊女卑にどっぷり浸ってる人独特の「文化とか学問とか象牙の塔には全く敬意を払わないし、娘は大学いかせるのはもったいない、というような態度」(+その人たち独特の言葉遣いやいいまわし)をそのまま内面化しちゃっててどうすんだ?何研究してんの?それで批判的になれるのか?ということ。

もしそれでいいとおもっているのなら、北大助手北大助手として敬意を払われ仕事をまかされているのは、ただたんに「北大からきた薄い給料袋に」であって、「北大助手としてなしとげた仕事に。また北大助手という人物文化水準のたかさに」ではまったくないですと自ら世間さらしあげてるわけですよ。毎晩場末キャバクラにいってフィリピーナ社長さんといわれているうちに自分社長と呼ばれるに値する人物なのだとおもいはじめちゃったような腐敗臭を感じる。

もちろん古くは文豪たちもそういうのを自嘲的に、ネタとしてやってたけど。これはツイッターで本気でいってるじゃん。通訳して働いてる人が「専業」主婦のわけないじゃん・・・万が一専業主婦自称したのだったら自嘲こみか、よほどひどい態度(「賃金500円でもいいですか」とか)をすでに北大助手側=雇用主がやっちゃってるからだよ。いわせんなだよな。

頭くさってそう。

anond:20210608141833

そうだな、よくかんがえたらおまえの嘘、デマだな

本人が北大助手時代の話を語ってるわけだから

https://togetter.com/li/1724936

anond:20210608120607

北大助手セレブバイト発言といい、このLO議員といい、北海道九州よりむしろ男尊女卑なんじゃないの説でてくるな

anond:20210608123702

北大助手は2,3年で慣例によって辞める形になってて、その後長万部理科大教養部で苦労して、そして東京の有名私大に映ってきたという経緯。

国立大学教員だったのは多分その2,3年だと思う。

anond:20210608123625

じゃあもう学会なんかなかったしすごい同時通訳者もきてなかったんやな、普通レベル同時通訳者だな

北大だろうが東大だろうが中国人女性偏見もちまくりクズポストにのうのうとついて無知に基づく差別発言連発。

そりゃ日本中国にまけますわね

anond:20210608123252

おれは普段からよんでないからしらんけど

そんなに他人にひがんで卑下する芸風なら北大やめて研鑽してフリーランスでくっていけばいいんじゃね

日本国立大学に在籍してみなさまの税金でくわせてもらっておいて研鑽しない勝てないごめんなさい女性怖い東京怖いってふ~んですわ

anond:20210608123251

専業主婦と名乗った」ので「セレブバイトだと判断した」これ全部北大がわの判断であって

実際には「フリーランスで働いてる既婚者」がたまたま女性だっただけだろ

間違いない事実部分だけよめよ

anond:20210608120010

そもそも北大記憶でしゃべってるので「私専業主婦でございましてほほほ」っていったかまでは記憶が定かでない

「ふだんはどちらでお仕事を?」「ええ、介護もあって家庭で」→「専業主婦だ(と勝手判断した)」くらいのことだろ

それで記憶をもとに「こんなの飼っとける男性すげえな」みたいな話したのも北大

そもそも妻は飼われるものでもないし「セレブバイト北大助手勝手判断した)」にでてるのも夫がトロフィーとして見せびらかしてるとかいうわけでもないやろ

女性という属性が一つついただけでフリーランスプロフェッショナル同時通訳者(専門語も予備勉強してくる)にたいする固定概念がひどすぎる

そういう人も日本学問を支える一部であるのに(しか常勤ポスト男性のためにあけてくれているわけで)恩知らずすぎね?

anond:20210608120140

お前のほうがおかしいと思うよ

その誤用を指摘するツイートの下をたどれば自己リプライで「こういうツイートの使い方」って2つともあげてるからみてりゃ多少は関連があるもの三者三様(Cはワーディングを問題にしてるだけ)だなってのは自然とわかる

ツイート発言者が明確なのにおまえの引用?要約には発言者がないから3者3様の主張だってことをまぜこぜに表現ちゃうんだな

おれは元増田だけみてれば最後まで「北大助手」の反論おかしかった・・みたいな元増田しか読めんとおもう

おまえ自身がそう誤解して書いたのか、そう誤解させるほど文章力がないかについてはオレは全く興味ないんだけどね

anond:20210608115752

まぁ、そもそも、誰がどんな意図で何を、トロフィーワイフと言ったのか、ほとんどの人が知らないんだよね

ただただ、北大の人は「女性をモノ化」する文脈と感じたとしか

それ以降の議論らしきものは、とっ散らかってて全然収束してない

anond:20210608115241

北大助手の人も「高学歴世界の民」の1人であるという話では?

それを前提とした論は沢山言われてたと思うけど。

anond:20210608114400

「ボクは「ジェンダーの話は別」って言ってまぁす、ばーかばーか」は北大助手

反論の内容には全く異論はないが用語トロフィーワイフ』の使い方がおかしい。金持ち男の後妻限定やろ」はまさに女性陣営女性翻訳者)のツイートだったよね

しかツイッターで言い合いしてるのにね

ネット炎上は全員はてなユーザーであり高学歴である説に固執するのやめなね

キチガイみたいにとりとめのない話にみえから

個人的にはトロフィーワイフというカタカナ英語を使いたい人がつかうべき代替語は「見栄っ張り夫から理不尽要求される妻」くらいでいいんじゃないかとおもう

2021-06-07

オッカムは嘘つきかもしれないし嘘つきだよ

オッカム擁護する人も批判する人も「オッカム個人の素朴な感想」が本当という点は疑ってなさそうだけど本当とは限らないか

対立煽りのためにやってる可能性が濃厚だと思うよ

嘘つきかもしれない点:通訳と話し込みすぎ

ツイートではあっさり触れられているが、

というまあまあの量の情報を、それも「皆さん」のぶん手に入れたらしい。

https://www.issjp.com/tsuyaku/system

多分3、4人いたのだろう。それを全員分である。(2人しかいないなら"皆さん、専業主婦だった"とは普通言わないと思う)

現代ならネットがあるから後で通訳名前検索してブログ見つければいろいろわかるかもしれないが、

オッカムhttps://twitter.com/oxomckoe/status/1397675703768731649 にあるとおり1971年まれなので北大助手時代通訳者の情報ネットで調べることは多分できなかっただろう。

通訳派遣業者通訳個人情報をホイホイ明かすわけはないから、オッカム通訳者と直に会話してこの情報を手に入れたはずである

研究者通訳とこんなに長時間会話するものだろうか?

せっかく世界中から同じ分野の人が集まっているのに、通訳とのおしゃべりに夢中になっている研究者など想像もできない。

通訳だって研究者自分の家の事情なんて話すだろうか。

通訳研究者はよく話すものだとすれば

通訳から似たような身の上話を聞いた研究者大勢いるはずである

もしいるならばオッカム嘘つきかもしれない説は完全に間違いなので取り下げて謝罪しようと思う。

通訳研究者ふつうまりさないがオッカムなど少数の研究者例外とすれば

オッカムが初対面の"高学歴語学力キャリア志向のない妻"と例外的に話を弾ませられる社交的な人ならば、"迎えることは想像もできな"いわけないだろう。

"一月に2〜3日しか太陽の出ない土地ガリ勉" "一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない"などといかにも内向的で暗い人間のように自己紹介するのはおかしい。

太陽が出ないことと暗い人間かどうかは関係ないと思うがオッカム自身はこれを自分の暗さ不器用さを表すために使っているようだ。まるで葬式シーンで雨を降らせるように)

それともオッカムはふだんは内気で女とまともに話せないのに通訳とだけは積極的に話せたのだろうか? 絶対ありえないとは言わないが考えにくい。

嘘つきな点:ジェンダーについて話しているのにジェンダーの話は置いておいているという

「A君は栄養バランスのとれた健康的な食事をとっていました。なおプロテインの話は置いておきます」とか言ってる人がいたら完全に嘘だし、

「細いベルトをつけている人が多かった。なおファッションの話は置いておきます」でも嘘だし

「なんと、全員主婦でした。彼女らの旦那。妻を迎えられない。なおジェンダーの話は置いておきます。」も嘘だ。置くどころか積極的に取り上げている。

これが仮に

「Bさんは女性だったので薬を処方する前に妊娠しているかどうか確かめ必要があった。なおジェンダーの話は置いておきます」なら生物学上の性にのみ着目しているんだろうとわかるが

主婦とか旦那とか妻とか社会的な性を出してきてジェンダー置いておくは無い。

おまけ:オッカム地方東京格差についてどれほど語っているのか

オッカム擁護する人は「オッカム地方東京格差について語っているんだ。ジェンダー格差の話はしてないんだ」と言ってるみたいだけど、

連続ツイートhttps://togetter.com/li/1724936 で地方東京の差について言及してるのは1,3,6ツイ目、ジェンダーについて言及してるのが2,3,4,5ツイ目だからジェンダーの方が重視されてるように見える。旦那だの妻だのは言うのに地方での学歴事情説明しないツイが東京地方格差に着目してるなどと言われても困る。

あとオッカムがどれだけ地方東京格差に注目してるかどうか怪しい。前半の"北北海道辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主"は確かに北北海道には高学歴が少ない、地方東京格差存在するんだという主張とわかるが

後半のまとめ部分に位置する"高学歴語学力キャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった"は東京(の男)と北海道(のオッカム)のどういう違いを指してるのか文章からでははっきりしない。北海道の平均的学歴はともかくオッカム個人北大から高学歴だし"研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかも"とも言っているので学業面を指しているのではないことは明らかだ。

それなら別の面での格差かもしれないが、学業面以外の地方東京格差にオッカム言及していない。だから"彼女らの旦那"とオッカムを隔てる"絶対に勝てない"壁が東京地方格差に由来すると主張しているとは読み取れないのだ。

地方東京格差関係ない敗北感を地方東京格差の話に混ぜ込んで水増ししてないか

オッカム先生階級格差トロフィーワイフ同時通訳

オッカム先生はもともと、北海道の裕福でない家庭で生まれ育った自分境遇と、階級格差地域格差への怨嗟をたびたびつぶやかれていました。たとえばこれとか。オッカム先生にとっては、その境遇から脱出するための唯一のキャリアパスが、大学研究職になることだったということで、「うちには資産がなく告げる(sic)仕事もなく、もう大学組織に雇われるしかない。それで業績や大学の規模やステイタスに拘りました」とか、「私はガリガリ亡者のように(大学教員)職を求めていました」みたいな話はよく書かれてました。今回消されたツイートの中にも「大学に職を得られないなら死ぬつもりでした」というのがありました。地元dis・ご実家disについてはやや自虐芸が過ぎるようにも思ってましたが、それは個人的境遇についての説明モチベーションにつながる話でもありますし、自分もこういう文化資本を含めた階級格差地域格差アカデミアでのキャリア形成に及ぼす影響(再生産)というのは、充分考察検討に値する問題だと思っています

そういった背景のうえでの、件の炎上について。オッカム先生は、国際会議同時通訳をやれるほどの能力を持ちながら、研究もしていなければ常勤でもない既婚の女性達を見て、

北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳派遣してもらいました。最初研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。

アカデミアの国際会議でしたか専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大ICU卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。

東大ICUや東外大ICUや東外大大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダー問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。

繰り返しますが、ジェンダー問題は専門外なのでおいておきます彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。

あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。

という感想を抱かれました。当時その体験から受けた階級格差地域格差の衝撃、圧倒的な語学力を持ちながら自分が切望する大学研究職というキャリアパスには興味を持たずに暮らしている(暮らせる)方々が存在することの衝撃をそのまま言葉にした結果、一連のツイートには、当時のオッカム先生がお持ちだったジェンダー観も交錯した形になり、そこが批判対象になりました。

旦那との勝負トロフィーワイフについて

この「格差の衝撃」が、最終的に「自分彼女達の旦那との勝負」(同時通訳者達の配偶者男性のことは、それまで話題に一度も登場していないし、そもそも研究職かどうかもわかりません)になり、しかもその彼らに自分は「絶対に勝てない」と勝手に敗北感を抱いてしまう…というくだりについては、多くの方が「もしかしてオッカム先生は、『男性価値は、配偶者属性能力や、その配偶者専業主婦として養えるかどうかによって決まる』という価値観をお持ちなのではないか?」という風に読まれたようです(自分も、素直に読んだらこの文章意味はそうなってしまうように感じます)。そこで「トロフィー・ワイフ」という言葉を出して批判する方々も出てきましたが、オッカム先生は、この言葉を使ってオッカム先生批判する方々に対して「女性はモノじゃないでしょう」「私、思いつきもしませんでした」と非常に憤られています

もうさ、「トロフィー・ワイフ」という言葉がふっと思いついた人が2桁いるんですよ、確認した範囲で。どんな人生送ってきたんだと思うし、女性はモノじゃないでしょう。私、思いつきもしませんでした。

そして、「思いつきもしなかった」理由として、

思いつきもしない理由を考えてみました。

・「自分性別他者差別しない」からです。

私の出身北大では、東大が偉かった。アメリカンスタディーズはたぶん半分以上女性。実力の世界

あともう一つ、アメリカ研究では、人種ジェンダー研究が盛んです。だから、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究死ぬほど聞きます。だからジェンダーのことは置く」としたのは、自分のような政治史ジェンダー研究から見たら子供レベルからです。でも他分野の人よりは知ってます

と言っています。オッカム先生は、ご自分が「自分性別他者差別しない」方だと考えられています。なぜならアメリカンスタディーズは半分以上女性の、実力の世界だし、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究死ぬほど聞いているからです。これに説得力を感じるかどうかは読者の皆さんによって異なると思いますが、自分ちょっと、皆さんから指摘されていることの肝心な部分が伝わっていないのかな、と思いました。

同時通訳について

もうひとつ同時通訳という仕事について。同時通訳というのは、通訳翻訳界のひとつの頂点で、その中でも国際会議などの同時通訳案件を請けられるのは本当のトップクラス人材です。同時通訳というのは、どこに専門性があるかが誤解されがちな仕事で、語学力があればできる仕事…たとえば「米国から帰国子女で、英語日本語どっちも十分な語学力があれば、同時通訳ができる」という風に思われる方も多いようですが、実はそうではないのです。

英語を話される方なら「英語脳と日本語脳を切り替える」みたいなイメージは割と湧きやすいと思いますが、同時通訳というのはいちいち脳を切り替えてはダメで、「2つの言語モードを、脳のなかで同時並行で走らせる」という特殊な訓練が必要です。これは2言語ネイティブであってもなくても、練習なしには極めて難しいことです。

自分同時通訳なんてとてもできませんが、一時期フリーランス書籍翻訳をしていました。翻訳業界では「米語ネイティブ日本語も達者な人なのに、英日翻訳をやってもらったら商用出版に耐えないクオリティだった」ということをよく耳にします。頭が英語モードのまま日本語翻訳をすると「単語日本語に置き換えた英語」になりがちで、日本語ネイティブが読んだときに不自然だったり意味が通らなかったりすることが多いのです。だから頭を日本語モードに変えて、自分英語原文を知らないというつもりで読み直して、それでも意味が通るかどうかを検証しています

同時通訳者というのは、これをリアルタイムでやる仕事です。頭をフル回転させて、耳から入力された言語Aの内容に意識を研ぎ澄ませつつ、語り手の立場、聴き手の立場、その場の文脈などを加味して、最も適切な言語Bでの表現を選び出して、言葉として淀みなく紡ぎ続けるわけです(個人的には、同時通訳者さんの脳内では将棋囲碁などの知的ゲームトッププロ並の情報処理が行われていると思っています。「アスリートに近い」という人もいます)。想像していただければわかると思いますが、同時通訳は脳にかかる負荷がものすごいので、長時間はできません。国際会議などのように尺が長い場合は、複数同時通訳者をアサインして、15分交代でやります。休憩中はしっかり糖分を取る人も多いようです。業界トップクラス年収千万レベルの方々でも、持ち時間の終盤にさしかかってくると、徐々に言葉が途切れたり、不本意な倒置などが増えたりしてくることがあります。それほどハードな高度技術職なのです。日本トップクラスフリーランス同時通訳者の田中慶子さんのお話 日本トップクラスの同時通訳者が明かす、英語で困ったときの切り抜け方 - ログミーBiz)など読むと、その内実が伝わりやすいかもしれません(ちなみに田中さんは帰国子女ではなく、高校まで愛知で育った方です)。

また、担当分野に関する深い知識も当日までに身に付けなければいけません。通訳業界ではしばしば「その場にいる人の中では、通訳が一番話題に疎い人物」みたいな言われ方をします。商談でも政治交渉でも学術会議でも、母語は違っても同じテーマについて語りたい人達が集まって話す場なので、通訳以外の参加者達はテーマ自体については深く理解しているのです。その2者の橋渡しをするのがその場で一番アウェイ通訳だと考えれば、どれほどの事前準備が必要か、というのは想像に難くないと思います

こうした仕事性質上、企業常勤正社員で、毎日同時通訳ばかりしている方はあまりいないと思います契約社員などでの社内通訳というポジションもあるにはありますが、数は多くなく、そういう方々の中にも将来的なキャリア形成として、より高収入仕事も選びやすフリーランス通訳者を目指す方は多いようです。オッカム先生がおっしゃられている状況を考えると、会議にいらしたのは、おそらく首都圏サイマルインターナショナルなどにエージェント登録されているクラスA以上のフリーランス通訳者だと思います。おそらく全員が、事前に当該分野・当該テーマについての予習をみっちりして、前日に首都圏から北海道飛行機で前乗り込みして、複数人の体制ブースに入って、アカデミックな話題について原稿なしの同時通訳をやられたのではないかと思いますトータルの拘束時間は3日ぐらいかかっているのではないでしょうか。そういうプロフェッショナルの同時通訳者の方々が、その時はみなさん既婚の女性だった、という状況なわけですが、自分はこれを「キャリアに興味がない専業主婦セレブバイト」と呼ぶのは無理があるし、そう言いたくもないなあと思います。この表現には「有閑階級時間がある主婦からこそできる、暇つぶし趣味的な仕事」というニュアンスがどうしても漂いますが、仕事実態はとてもそんな風に軽々しく言えるものではないし、だからこその高給でもありますし、将来につながる立派なキャリア職でもあるからです。

炎上ツイートの冒頭を読むと、同時通訳が「訓練なしには無理」のハード仕事だということはオッカム先生認識されていたようなのですが、そういう高度技術職に携わっている既婚女性達が、〈既婚〉で〈女性〉という手がかりだけから比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている」と推定して、「専業主婦セレブバイト」という評価に到ったのは、当時のオッカム先生同時通訳という業態についてそれほどお詳しくなかったこと、お話をされた同時通訳の方がご自分ステータスについて「専業主婦」と仰ったこと(どういう質問に対してこの答が出てきたのか、答えられた方がどういう思いでこの言葉を選んだのかはわかりませんが)、男女の性別役割に関して当時お持ちだった先入観が絡まり合っていたこと、の3つによるのではないか、と感じます

過去の物の見え方は物の見え方として、問題なのは帝京大学教授として後進指導にあたる立場になられたオッカム先生が、当時ご自分がお持ちになられたそうした印象をどう考えられているか…なのですが、今日までのつぶやきを拝見すると「当時の自分の物の見方には、今からしたら偏っていた部分もある」といった形でそれを相対化する振り返りは自分の見た限りではあまりなく、むしろ一部の批判に対しては訴訟をする決意を固められているようです。自分は正直、事態があまり好ましくない方向に向かっていると感じています

問題】 次の文章を読んで筆者の気持ちを100文字以内で述べよ(15点)

北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳派遣してもらいました。最初研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。

  アカデミアの国際会議でしたか専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大ICU卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。

  東大ICUや東外大ICUや東外大大学院駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダー問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。

  繰り返しますが、ジェンダー問題は専門外なのでおいておきます彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。

あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。

そもそも白人見たのが、大学に入ってからというのが私です。一月に2〜3日しか太陽の出ない土地ガリ勉して、浪人して北大に入った、それが私です。もう(誰かマシンガン持ってきてくれ、一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない)とまで思いなやみ懊悩しました。

2021-06-05

フェミの周りには田舎者などいないか地域格差なんか見えるはずもなく、ジェンダー問題よりも地域格差の方が深刻だからそちらも支援しましょうなんて思うわけないよな

北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳派遣してもらいました。最初研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。

アカデミアの国際会議でしたか専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大ICU卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。

東大ICUや東外大ICUや東外大大学院駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダー問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。

繰り返しますが、ジェンダー問題は専門外なのでおいておきます彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。

あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。

そもそも白人見たのが、大学に入ってからというのが私です。一月に2〜3日しか太陽の出ない土地ガリ勉して、浪人して北大に入った、それが私です。もう(誰かマシンガン持ってきてくれ、一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない)とまで思いなやみ懊悩しました。

2021-05-18

anond:20210518162832

軍事研究反対って事で、北大学長室に学者が反対しに乗り込んで予算潰ししたって怪文書出回ってたけど北大から否定された話無かったっけ

2021-04-29

北海道大学

少な過ぎね?

北大以外の国公立単科大学しかないし私立偏差値がロクなところがない

2021-03-29

anond:20210329043224

物はためしヘルスも赴任直後に何回か行ったけど、あんなことにいくらも金を使うのもアホらしい、自分には合わないなと思ってしまった。

そもそもコロナのご時世で風俗なんか行く気にもならない…

北大医大学生にとっては街全体がキャンパスのようで居心地が良いのかもしれないが、蚊帳の外余所者リーマンにとっては、ただただ人が少なく出会いもないだだっ広い退屈な街。

2021-01-22

anond:20210122112900

それでもこいつを欲しがるのは親会社名前だけ借りているような子会社会社ブラック企業だよ。

広告業につきたいですってイメージだけで言ってるバカを集めて労働力だけ搾取して用済みになったら捨てられるんだよ。

いつかは自分あんなことに携われる、って騙されて入ってくるカモを待ってるようなところだよ。

電通なんて高学歴陽キャが束になって入りたいって思ってもなかなか採用されない狭き門なのに

北海道大学生(決して北大ではない)」が入れるような可能性なんて微塵もないわ。

2020-12-09

anond:20201209203549

旭川には日本最北の医大があって、人口比で医者比率がすごく高いんだ

道北道東における勢力圏北大と二分しているので、旭川医療崩壊すると北海道の半分が崩壊するに近い

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