はてなキーワード: 金縛りとは
今まではそれなりにやってきたと思うしやる気はあるのにやれない自分に自己嫌悪しにた〜〜みたいな感じだったのにこの冬休み気持ちがぷっつり切れた。
というか今までぎりぎり均衡を保っていた色々なものがぜんぶおかしくなった。
余計なことをたくさん考えるから。
基本装備としてはちゃめちゃに根暗で自分嫌いな性分なので思考する隙を与えてはならない。
この冬はそんな隙がたくさんあったから
不眠症BBA炸裂して5時寝13時起きみたいなゴミ生活送ってますそんな今ももう3時半です
社会生活を営む上で重大な欠陥ですね。
わりと色んな経験してうつにもなった割にむかしのわたしは擦れてなくて、イイ奴だったと思うんだ。自分で言うのも何だけど。まあそりゃ絵に描いたような不幸は経験したことないからだろうけど。
わたし、イイ奴だったんだよ。
でも気づいたらめちゃめちゃに暗くてめんどくさくて他人の気持ちを推し量れなくて冷たい難儀な性格の女になってた。こじらせの限界突破。
本当に自分でもこんな女嫌だだから喪女なんだって思う。それな。
たぶんわたしがそうなったのは
受験に失敗したからなのか高校選びに失敗したからなのか何が明確なきっかけってわけではないけどわたしはあの高校に入ってから坂道を転げ落ちるようにやたらとめんどくさくて暗い女になった。
やらなきゃいけないのに身体が金縛りみたいに動かなくなる日も増えた。
絶対にやらなきゃいけないことがあるのに、動けない。涙が出るくらいそんな自分がキライなのに、やっぱり動けない。
おまえのそれはただの怠け病だっていわれるけど、自分がいちばん様子がおかしいってわかってるんだ。言い訳じゃなくて。
色んなことが噛み合わなくなっておかしい。身体も心もしにかけなのに、やっぱりその異様さが自分にしかわからない。
こんなにがんばれない私だけど
わたしはそこで変わる
この性格も
冴えない顔も
圧倒的に欠如したコミュニケーション能力も
ぜんぶぜんぶ、わたしは変える
私がいるべき場所はここじゃない
だから心が浮いてるんだ、馴染めないんだ
だって私の好きなアイドルがいじめられた時に言ってた、「自分のアイデンティティが中学に収まりきらなくなった」って。
だからわたしは馴染めないまま曖昧に笑ってこれでいいのかよって思いながらぼんやり生きてるんだ。
わたしはこの時を待ってたはずだ
わたしをかえてくれたあのひとに
わたしのともだちでいてくれるひとに
しあわせになるという、復讐を。
そのためにわたしは死ぬほど勉強しなければならないし性格も顔も生まれ変わるための準備も死ぬ気でしなければならない
まず手始めに、じぶんに自信をつけるためにわたしはひとつでも自分で頑張ったと言えることをつくろうと思って
という目標を立てた。
地下鉄内で貧血になってヘロヘロでも、這ってでも学校に行っている。
それがわたしのスーパーヒーローとの約束だから。(べつに約束はしてない)
全部辞めないし休まないよ
やりたいことは全部やってやるよ
やりたいことを我慢して生まれた"余裕"は怠けるための余裕にしかならないのが経験則なので好きなことを全部こなすためにどう動くかを考えて私はこれからしぬほど勉強する。
だけどいつからか私は当たり障りのないことばしか綴れなくなった。頭に言葉が浮かんでこなくなった。
早稲田に行きたい
なんて叶えられなかったらこっ恥ずかしいことを
ばか恥ずかしいよ今。
学校の人にだって何一つ言ったことのない話だから。もちろん親にも。
アイツ誰だっけ?って言われるくらい
わたしは強くなりたい。
自分で決めてる細かい目標はたくさんあるけど、わたしの今の目標は
学びたいことを学んでひとになにかを伝えられる人になること
櫻井くんみたいになること
だ。わたしのスーパーヒーローさくらいしょうくんの背中、追い越すくらいわたし、がんばるから
先僕をみて、最近がんばるわたしのだいすきなキラキラアイドルたちを見て
ひさしぶりに心をからっぽにしてたくさんの本を読んで
やっと決意表明できそうなメンタルまで持ってこれたので増田投稿しました。
やってやろうじゃん2018
学校でひとりでもおうちに帰ったら
アイドルがいる
ずっとずっとおっきいしあわせがある
まってろ、早稲田大学!
金縛りにあうと近くに何かがいる様な幻覚?夢?を見るけど、今どき金縛りが心霊現象だとは思ってない。
オカルトかどうかの話はどうでもよろしい。
それより今年の夏に金縛りにあった時に例に漏れず枕元に白っぽい人が立っていた。白装束だとかなり怖いだろうけど僧侶っぽい人だった。
たぶんうちの壁の色が白いからその印象が幻覚の形に現れたんだろう。
当時の自分は精神状態があまり良くなかったのか、すがれるなら幻覚でもお化けでも何でもいいとその白い人に掴みかかった。
白い人の服を掴んだ所までしか覚えていないけど、相手が何であっても側に誰かがいてほっとした。
まずは Wikipedia より
幽体離脱とは、生きている人間の肉体から、霊魂(魂や意識)が、その霊体と肉体との中間に位置する幽体(アストラル・ボディー)を伴って抜け出すという、心霊主義での現象であるとされ、または、その概念や考え方をも含むもの。
抜け出した非物質(または、半物質)でできた「幽体」(または「霊魂」「霊体」など)は、機能の仕方によっては、生霊(いきりょう)とも呼ばれたりする。
霊的なものは医学的に証明されるのは難しく解明されていないが、経験者の体験談はほぼ一致するとされている。
基本的に金縛りを経て幽体離脱をする。 離脱したときに行動できる距離は限られているケースが多く、本体から一定の距離まで離れると視界が悪くなることがある。
また目を閉じていても景色が見える。魂で見ていると考えるものもいる。(体験談より)
もう少しで入眠できそうっていうタイミングで「ジワーー」って感じの音(頭や耳の中で鳴っているイメージ)がしてきて
つぶった目の中ではテレビの砂嵐みたいなジャワジャワしたものがグニョグニョと見えて、眠るどころか身体が硬直してくる
「身体は寝ているが頭は働いてて云々」みたいな金縛り・睡眠麻痺的なものだということは分かっているので
無理やり目を開けたり、エイヤと身体を横に向けたりしてリセットする
けどまた同じようにグワングワンいいながらジワジワして寝かせてくれない
そのうちオバケではないけど、気味の悪いものが湧いてきたり、騒がしくて全然眠れない
疲れやストレスが原因だったりするんだろうけど、こういう現象が起きた時に
サクッと眠れる方法はないでしょうか?
朝方、起きなきゃ起きなきゃと強く念じていると
普通に起きて着替えて、朝食を食べて歯磨きをするかなりリアルな夢を見る
私自身それが夢と気づかないから実際に起きると、何故今自分はベッドにいる?
かなり混乱する
そこから起きようとして頑張って目を開けるが、目玉が降りてこない
白目になる
目がちゃんと前を見るまでかなり時間がかかるし
体も金縛りで動かない
昼間、薬を飲んでるけどやっぱり全く眠くならない と言うわけじゃない
眠気を必死に耐えていると、立ったまま目も開いたままジャーキングが起こりそれにびっくりして目がさめる
そしてその間の記憶がない
あれ、自分何してたんだっけ
さっきまでやってた作業ちゃんとやってた?覚えてなくてミスしてないか怖くなる
またやってしまったと思う
ただ、自由自在に明晰夢見れないからいつでもできないのがつらいところ
明晰夢っていうのかもよくわかんないし、半金縛りに近い状態なのかもしれないけど
体だけ寝ちゃって動かないけど頭ははっきりしてる(と感じている)状態から、少しだけ体を動かせる(動かす感覚はあるけど、実際は動いてない)ようになったらあとはやりたい放題できる。ここで我慢できずに無理に動くと本当に体が動いて起きちゃうので失敗。
1人でオナニーするだけでもびっくりするほど気持ちいいし、頭はっきりしてるつもりでも夢なので「イケメンが私を犯してる」と自己暗示するとほんとにイケメンとセックスできる。夢なので都合の悪いこととか汚いこととかなんにもない。生中出しでも全く問題なし。最高。
最高すぎて、少しでも明晰夢に入りそうな状態になるとすぐにエッチなことを考えるようになってしまった。
あとは声を出せるかどうかがネックで、出したら起きちゃうんじゃないかとか、あと現実でも寝言みたいに声出してたら恥ずかしいというのがある。
本読んだりスマホ弄ったりしながら布団に横になって、ウトウトしはじめてそのまま寝に入る。
ここで自分の意識は起きてるんだけど、身体は金縛り状態に入る。
すると、ものすごい耳鳴りというかノイズというか高音のノイズが鳴り出して、自分の思考が暴走し始める。
思考が進んでいくに従って、目の前の光景にも影響してきて、例えば怖い想像をすると間違いなく怖いイメージが現れてしまう。
自分はここでエロい女が出てきてくれないかと思考を上書きしようとするんだけど、そういう時は大抵ダメだ。
さっきは「最先端ロボットが完成したから、お披露目をしよう」という事になって目の前に二足歩行の小さい身軽な身のこなしをするロボットが現れて歩いたりしていた。
何が言いたいかというと、その思考が勝手に加速していく感覚がすごく好き。
大抵覚えてないけど
とりあえずWindowsから培ってきたマルチタスク癖で精神的に死ぬというものの恨み節は置いておくとして、10年ぶり2回目の体験である金縛りの詳細は軽躁状態であるうちに記載しておこう。
10年前はあんまり公にしたくないオイタをしでかしてしまい非常に頭がハイテンションになりすぎ脳が疲弊してしまったあとに金縛りが起きたわけです。ベッドで目が覚めると全く体が動かない、そうすると凶器を持った人間が玄関側からのっそりとやってくる。おれは動けない。恐怖が絶頂に達したときにわっと起き上がる。部屋にはは何もない、誰もいない。ただのマンションの一室がある。
研究で解明されているようなのだが、金縛りというのは非常にリアリティのある夢を見ている状態らしい。自分の部屋で寝ており、そこで動けないという現実を脳が作り出しているに過ぎないということ。だから実際は起きて動けていないわけではなく、浅く眠り続けたまま現実をトレースした夢を見ているだけらしい。そんなのは当人にとって知ったことではないけど。
今年起きた理由は、普段やっている仕事の範疇とは大きくかけ離れたテンションを上げざるを得ない作業に従事を命じられたためだった。別に嫌ではなかったが、仕事を終えたあとは憔悴しきっていたものの、それとは別の企画書を一気に作るくらいのテンションで作業をしてしまった。
今回はそれほど大きなクライシスが起こったわけではないのだが、10年もの年令を重ねたこともあり自分の限界を超えたテンションに身を包まれ眠れなくなり、無理やりアルコールで寝たことが最大の原因だと思われる。また、朝の起き抜けに神経痛を穏やかにする鎮痛剤を飲んでふわふわしたことも大きい。
朝6時半頃起床。家を出るのは8時半頃。7時までにシャワーを浴びて換気のために窓を開ける。胃の調子が悪いので野菜ジュースのみの朝食。その後、頚椎ヘルニアの痛みを抑える神経痛の薬を飲む。出勤まで時間が少しあるので布団で横になりながらスマートフォンでネットニュースを読む。痛み止めのせいでぼんやりとしており眠るか眠らないかの浅い睡眠状態でいきなり幻聴が始まる。
NHKのラジオを想像してもらえればいいのだけど、あの淡々としたニュースの語りが突然頭の後ろから聞こえ始める。もちろんラジオなんてつけていないから、それは幻聴だとすぐに分かる。しかも、日本語であると認識できているにも関わらず内容の理解は全くできない。何かしらの言語を喋る、聞き覚えのある声が頭の後ろからAMラジオの音質で聞こえてくる。あーこれは幻聴だ。体も動かないし完全に金縛りだ。一度経験はあるのでそれはわかる。どうせ大したことはないし目が覚めればそれまでだろうと思っていたのだが、突然首や胸に見覚えの痛みが走る。シェアハウスに住んでいたとき、猫に噛まれた同様の痛みがチクッとする。見えない猫がおれを襲っている。大した痛みはない。大したことはないがそれはそれで。あれ。
その直後に誰かが体をまさぐり始める。腹を、胸を、手のひらが性欲を掻き立てるように優しくなでつける。気持ち悪い。はじめは交際相手かとも思ったが、こういうことをする人間ではない。痛みは何もないが見えない人間と見えない猫がおれを噛み、まさぐっている。
感じたことのない恐怖が浮かび上がる。おれの体を犯そうとするやつが居る。
10年前の金縛りも、殺人への恐怖が布団をはねのける動力源だった。
体をまさぐられながら吐息のような唸り声を聞いた瞬間、布団をめくり上げて初めて金縛りから解き放たれる。
金縛りに合いながら同時に聞こえていた音が聞こえる。道を走る車の音、冷蔵庫の駆動音。布団の感触がする。毛玉でざらついたシーツの感触。自分の臭がする枕。
明確に死をもたらしに来た殺人鬼の妄想から10年、何故か反抗するペットやいやらしく体をまさぐる何かの手が脳に宿っていた。わかりやすくおれは快楽を求めているのか、それとも人間に対する意識が変容しているのかはわからないんだけど、とりあえず知らない人間に体をベタベタ触られるのは怖いよ! 痴漢も痴女もだめ! マジで気持ち悪いからやめろ! 男だって怖いからな、変な人間にベタベタ触られるの!
そんなことを今回の金縛りで思いました。
http://anond.hatelabo.jp/20170609163945
人生で一度だけ、あれが本当の殺気を感じたんだろうな、という経験がある。
学生の頃、深夜に家に帰ろうとして、人気のない公園内で、ちょっとした坂道を歩いてた。
金縛りにあったように、顔を上げることができなくなった。
歩き続けてはいるけど。
で、「坂道の向こうから、何かが来る」ってことだけはひしひしと伝わってきた。
顔が上げられないから、見ることはできないけど。
こちらは顔を上げることができないまま、その男に近づいていく。
その男も、歩みを止めずに近づいてくる。
相変わらず、全身の鳥肌は止まらない。顔を上げることがなぜかできない。
ちなみに、当時は剣道二段、大学に入って別の格闘技を始めてた時代。
そこそこ修羅場はくぐってると思ってた。
なのに、顔を上げることすらできない。
そして、歩みを止めることもできない。
そして、その男とすれ違った。
何事もなくすれ違って、ほっとした。
が、その男はすれ違った後、3歩歩いたところで歩みを止め、
こちらを振り返った。
見ることもできなかったが、そいつがこちらを凝視していたことだけははっきりとわかった。
心底ビビって、そのまま歩き続けた。
で、5~6歩歩いたところで、
男の興味がこちらからそれたのか、そいつも歩き始め、去って行った。
その直後、金縛りが解け、顔を上げることができた。
だが、振り返ろうとはつゆほども思わなかった。
もう二十年ぐらい前の出来事だが、未だに忘れることができない。
奴が歩みを止めたとき、振り返ることができたなら、
確実に殺されていたと思う。
ここまではっきりとしたかなしばりになったのも久々だったので意気揚々とまとめたい。
ふと一人になった寂しさからなかなか寝付けず、遅くまでお酒を飲んでしまったことも関係しているのだろう。
何となく不安な気持ちが消えないまま、居間のソファに掛け布団だけを持ってきてテレビを付けたまま眠ることにした。
古い友人と対戦ゲームをしている夢を見ていたと思う。
勝負に集中する局面で、急に3歳の娘がドタドタと走り回り集中力が途切れて苛立ちを憶えた。
娘をたしなめてゲームに戻ろうとするも、相変わらず頭の上ではドタドタと娘が走り回っている。
そこで意識が戻り始め、それが夢であることを思い出し始めるも、頭上で走り回る娘は相変わらずドタドタと走り続けていた。
しかし、今日が一人の留守番だと気付いたと同時に、身体から一切の自由が奪われていることを自覚した。
久しぶりのかなしばりだ。これほどまでに身体がうごかないものはこの家に来てからははじめてだろう。
不思議なことに、過去幾度かのかなしばりになったときも目だけは開くことができた。
そして、大抵の場合は身体に力を入れれば少しずつであれば動くこともできた。
相変わらず頭上で何かがドタドタと走っている中で、まずは目だけを開こうとする。
早朝のニュース番組でアナウンサーが喋っているのが目に入った。
次に身体を動かそうとする。しかし今日に限っては身体を動かすことが全くできなかった。
画面に映るアナウンサーが話し続けるのを眺めながら、なんとかして身体を動かそうといろいろ試してみようとする。
すると足音が去っていくのがわかった。
こうなれば解けるのも早いはずだ。
そう思った時、上半身が少しずつ、しかしかなりの重量を感じさせながら起き上がって行くのがわかった。
足先にはこどもたちのおもちゃが散乱しているのが見える。
金縛りが解けたら最初にすることはおもちゃの掃除だ。そう思った時、両肩を何者かに掴まれ再びソファーにばたりと倒されてしまった。
見開いた目に、再びテレビの中で話し続けるアナウンサーだけが映る。
かなしばりが解けたのだ。
慌てて足元に目をやると、そこにおもちゃなんてものはなかった。
眠る直前まで飲んでいたお酒の入ったグラスと、メガネとスマートフォンがテーブルの上においてあるが分かった。
最初に目に入ってきたアナウンサーと同一人物だし、格好も同じだ。
だから、始めに目を開いた時は確かに目から周囲の情報が正しく入ってきていたはずだ。
寝ぼけた頭でしばらく考えてみたが、結局はっきりとはわからなかった。
暗いニュースばかりを重たい口調で読み続けるニュースに辟易し、できるだけ明るい雰囲気の番組にチャンネルを変える。
まだ2時間は眠れるだろうと再びソファーに横になるが、結局30分刻みで夢を見ては目が覚めるを繰り返しながら身支度の時間が来てしまった。
こんな言い方はおかしいが、かなしばりのキャリアはなかなかに長い。
幼くは幼稚園の頃からだし、それから思春期の間はかなりの数、かなりのバリエーションで遭遇した。
しかし、覚醒している間にはほとんどと言っていいほど何も起こらなかった。
たまに何かの存在を感じるようなことがなかったわけではないが、それを感じたところで何かが起こったこともなかった。
結局、かなしばりなんてものは疲れなどが原因で偶発的に運動系統の異常が発生して、意識と命令が不具合を起こす程度のものなのだろう。
しかし、知覚において存在しない物の実在を感じられることはとても興味深い。
これも恐らく動物が捕食者から逃れるための本能なのだろう。能力は臆病であったほうが生存につながるというものだ。
そんな話を帰ってきた嫁さんにしてみたところ、いつもは軽く聞き流すくせに急に青い顔をしはじめた。
聞くと、今朝目が覚めた時に娘が泣いて泣いて仕方なかったらしい。
理由を聞くと、パパが寝ている横でおもちゃで遊んでいたら、うるさいことと散らかしてしまったこととでこっぴどく怒られて、その瞬間に身体が動かなくなる夢を見たとのことだった。
そういえば娘が生まれてからかなしばりにあったのは初めてかもしれない。
2008年、僕はその世界に恋をした。
そう、あれは今から8年も前のことで、僕はまだ大学生だった。軽い気持ちで入ったオタサーに所属しており、新作アニメで目についたものを、取り敢えず視聴するのを習慣にしていた。それらの内容について、サークルメンバーとうだうだ語るのが日課だった。とはいえ、ぬるま湯めいたモラトリアム生活にそろそろだれ始めたまさにその時、破格のアニメ、既存の枠組みをぶちこわすような、エポックで世界観をもったアニメシリーズが放映され始めて、僕は瞬く間に虜になった。アニメ一期の遥か前からOVAや企画などの展開があって、物語の背後にとてつもない情報量を含んだ異世界が広がっているのを知って、沼にはまり込むようにその世界へ沈んでいった。DVDを買い、マンガを買い、小説を買い、ゲームを買い、記事の載っている雑誌を買い、ドラマCDを買い、同人誌を買い、SSを読み、ラジオを聞き、イベントに足を運んだ。絶叫上映会で吠えた。自分がこんなに深く、何かに夢中になれると初めて知った。
就職活動をして、社会人になり、いつの間にか新作アニメを追う習慣が失われていっても、そのアニメに対する想いは失われなかった。劇場版やライブイベントに、欠かさず足を運んだ。声優イベントや歌手のライブやアニメ会社のイベントもだ。補給が何度か途切れそうになっても信じて待ち続けていた。だからイベントで、テレビアニメの第3期制作が発表された時には狂喜乱舞して、夜、サイゼで仲間と祝杯をあげた。
1期、2期、劇場版、OVAと違って、今回からは新キャラたちの物語になるのだけれど、大した問題ではなかった。もう一度あの世界がテレビで観れる、と考えるだけで多幸感に満たされた。 第3期の第1話はまず先行上映会で観た。少し引っ掛かる部分はあるにはあったけれど、その場の興奮や、長い時間を経てようやく新作を観れた感激が、不安を押し流した。先行上映会の帰りに、アニメショップで即座にBDを予約した。第1巻にはイベント参加チケットも付属していて、早めに予約しないと参加券が無くなるという危惧もあった。 その後、第1話をとうとうTV画面で観ることになり、少し引っ掛かっていた、違和感めいたところが更に目立つようにはなっていたけれど、それでもまだ、この世界をもう一度TVで観れたという喜びが上回った。録画を何度も視聴し、次回を待つのは幸福な時間だった。
その1週間後、第2話が放映され、地獄に叩き落とされるまでは。
第2話の大半を占め、物語全体でも重要な転機となる戦闘シーンが、正視に耐えない代物だったのだ。いまや流行りのアニメを多少追うくらいの超ライトオタクに過ぎない自分が、耐えられないほどの惨状だった。1期、2期、劇場版、OVAと、8年続いてきた映像の魔法が、一夜にして解けたようだった。海面は水色の板になり、艦船は書き割りになり、航空機は張り子になり、キャラクターは棒人形になった。画面を覆っていたのは、僕を釘付けにした踊るようなキャラの動きではなく、素人でも稚拙と分かるCGの人形遊び、ハリボテの継ぎはぎだった。これがいわゆる「作画崩壊」ならまだ救いはあった。円盤での修正に望みを繋げばいいのだから。でも、そこには欠片の希望も残されていなかった。CGでボロを出さないようにするためだろう、一定の距離を置き続けた、単調で臨場感皆無のカメラワーク、物語や世界観や戦いのリアリティを根こそぎ崩壊させるコンテがそこにあったからだ。万一円盤に修正が入ったとして、コンテから切り直されることはないだろう。
そこからの1週間は、うってかわって、処刑を待つような気分で過ごした。まともな第2話が放映される夢を2回見て、2回とも、目覚めた後、激しい悲しみに襲われた。そうして迎えた3話は、ストーリーに集中することさえできなかった。前話のことは何かの間違いだったのでは、と、祈るような気持ちで画面を見つめ、もう一度裏切られた。戦闘シーンに移るたび魂が削られ、どうかもう日常だけ映していてくれ、と思った瞬間に、突然、反射的にテレビを消した。そしてもう一度電源をつけることも、続きを見ることもできなかった。電源を落として真っ黒になったテレビ画面の前で、リモコンを握り締めたまましばらく金縛りにあったように動けなかった。激しい動揺が自分の中で荒れ狂っていた。
たかがCGが壊滅していたくらいで、自分が、もうこの世界の実在を信じていないのだ、と、気づいてしまって、もはや、続きを見ることはできなかった。
驚いたのは、自分の中にこんな逆鱗があったと気付いたことだ。自分のようなライトオタクとしては、キャラの絆や誇りさえ美しければ良いとまで思っていたし、このアニメについて他人に紹介するときも、世界設定や関係性の話ばかりしていて、戦闘シーンがカッコいいから観て、と言ったことはなかった。そんな自分の不見識を心より恥じたい。あまりにも当然のように実現されていて意識にのぼっていなかったが、この世界や、キャラの喜怒哀楽といったものは、戦闘シーンを含む特殊な動きのリアリティによって説得力をもたされていたのだ。それに以前は、一般論として「作画に比べてCGはダメ」と言われているのを見ても、老害の迷信に過ぎないと考えていた。あの戦車アニメのCGは凄いし、あの劇場アニメのCGは格好いいじゃないか、などと思っていた。今なら分かる。CGは、舐めて使う連中、省エネを考えて安易に利用する者たちの手にかかれば、作品を抹殺する、世界を絶命させる力さえあるのだ。
円盤をキャンセルすると決めた理由は、最初は怒りだった。この世界をこんな風にした連中に、一文たりとも落としてやりたくない。あり得たはずの3期を奪った奴らに、免罪を与えてはならない、と。アニメが壊れていても、まだ小説やマンガは次々出る予定がある、そう考えて、自分を慰めようとした。これまで集めた小説やマンガを読んで、心を鎮めようとした。 しかし、駄目だった。かつて僕の心を満たした幸福も興奮も甦ることはなく、ページをめくるたびに、奪われたものの大きさが実感され、胸を絞られるような痛みが襲った。もうこの世界は壊れてしまったのだ。いま僕の本棚に収まっている無数の物語は、かつて確かに存在した、けれど既に潰えてしまった世界の残骸でしかなく、僕の心は、死者の生前の姿を眺めて安息を得られるような、鈍感な構造をしていなかった。やはり耐え切れなくなって本を閉じた時、怒りよりもずっと深い悲しみが僕を包んで、ああ、きっと僕はもう、この物語の円盤どころか漫画も小説も何もかも楽しむことはできないのだろうと悟った。
僕より度量の広いファンは、「この程度で円盤を買わないというのなら、お前はファン失格だ」と言うかも知れない。だが僕にとっては、円盤を買ってこの作品を認めてしまったら、その時こそ僕は、ファンとして死ぬのだ。
今シリーズも、爆発的にではないだろうが、そこそこ売れるはずだ。昔からの視聴者でも僕より大らかな人間は、作品に満足し、あるいは満足しなくてもお布施として、ソフトを買うだろう。当初目標とされた売上からは大きく落ちつつも、まだ戦える、と、制作側は思い込む。既に戦争は最悪の形で終わってしまったことにも気づかずに。 そして4期なのか劇場版なのかOVAなのかが既定路線的に作られ、しかし売り上げはジリ貧となり、遠からず作品を閉じることになるだろう。そうなったら、なぜコンテンツが死んだのか犯人探しが始まり、新しいキャラや新声優やシナリオが濡れ衣を着せられ、いわれなき誹謗中傷を受けるかもしれない。その時のために、だから、僕は、宣言しておく。
CGだ。あのCGを作った連中が、翼を折り、魔法を潰し、少女たちと世界の息の根を止めた下手人なのだ。
今考えれば、電話などで済ませられたのかも知れないが、円盤のキャンセルなどしたことのない僕は、予約したアニメショップまでもう一度赴いた。ここまで辿り着いたのに踏ん切りがつかず、広くて階層もあるアニメショップをうろついて、このシリーズの小説新刊が目立つように並べられているのが目に入ってしまって、出し抜けに嘔吐しそうになった。声優の結婚が発覚して吐いた、みたいな、よくある都市伝説が、自分の身に起きかけると思わなかった。すっぱいものが、何の前触れもなしに体の奥、心臓のあたりから、とがった感じでせりあがってくるのだ。それを無理やり押しとどめなくてはいけなかった。ほとんど破れかぶれでレジに向かった。キャンセルをしたいという僕の説明が下手で、BD予約に来たと勘違いしたらしい店員が、一旦は、新たな予約申し込み書とイベント参加券を渡そうとしてくれた。ああ、急いで予約したのに、まだ余っているんだな、とぼんやり思った。あまりにも、精神の均衡が狂っていた僕の説明が要領を得ず、店員さんにキャンセルの旨を伝え、イベント参加券を返却して、前金を返してもらうだけの行為に、20分もかかってしまった。
すべてが終わって、地下鉄に揺られている間、これまでの8年間で堪えていたたくさんの悲しみが、走馬灯のように蘇って、一挙に僕に襲い掛かってきた。イベントでアニメの発表がされなかったとき。トラブルでコミカライズの終了が決まったとき。小説を書いてくれた作家が亡くなったとき。世界が壊され、死んでいくのを看取ったとき。週末の夕刻、都営新宿線の座席で、ぶざまに泣きじゃくっていた三十歳近いキモいオタクを目撃した人がいれば、それは僕である。
さようなら、僕の愛した世界。8年間、たくさんの楽しい時間をくれて本当にありがとう。そして、あなたが死んでいったときに、何もしてあげられなくて、本当にごめんなさい。
法務省は25日、大阪市で1985~94年に9歳の女児ら女性5人が殺害された「警察庁広域指定122号事件」で殺人罪などに問われ、死刑が確定した鎌田安利死刑囚(75)ら2人の刑を、同日午前に大阪、福岡両拘置所で執行したと発表した。
死刑執行は昨年12月18日以来で、現安倍政権下では9度目(計16人)。未執行の死刑確定者は125人となった。
他に執行されたのは、福岡県で98~99年に起きた連続保険金殺人事件などで殺人罪などに問われ、死刑が確定した吉田純子死刑囚(56)。
確定判決によると、鎌田死刑囚は87年1月、大阪市住吉区の路上で、小学3年生だった女児(当時9歳)を車に乗せ、自宅でいたずらしようとしたが、泣き叫ばれたため首を絞めて殺害。85年5月~94年3月には、金銭トラブルなどから主婦や飲食店員ら19~45歳の女性4人を殺害した。
1審・大阪地裁は99年に死刑を言い渡し、2審・大阪高裁も2001年に死刑を維持。最高裁が05年に上告を棄却し、確定した。
死刑制度の是非はともかく。こういうことがあった、という記録に。
ちょうど、このニュースが流れた時、私は本当にたまたま某刑務所の作業技官の詰め所(事務所?)にいた。
昼休みに入ったところだったので、事務所には10人ほどの技官がいて、お弁当を出したりしながら談笑をしていたのだが、ニュースが流れた瞬間なごやかだった雰囲気が凍り付くのを感じた。
全員がテレビの画面に見入り、誰も何も言わない。身動きすらしない。
誰かが「あぁ」とこぼしたのが聞こえた。それで金縛りが解けたように全員がテレビから視線をはずした。疲れたようにいすに座る人もいた。
全員の表情を見ることは出来なかったが、見えた人はそれぞれ苦い顔をしていた。
犯罪を犯した人の更正に当たる仕事をしている人からすれば、たとえそれが(一般から見て)死刑になって当然という風に見られる人間であっても、辛いことなのだろうか。そこを本人たちに聞くほどの度胸は私にはなかったが。
にょきにょきと真っ白い人間見たいの出てきて、俺の首根っこ掴んで引きずりだそうとし出したのよ
そこでおいおいって慌てたらぱっと目が覚めたんだけど
昨夜、金縛りにあった。
意識はあって、ああ、金縛りだなーと思うのと同時に、何かが聴こえるのを認識した。
それは紛れもなく亡くなった友人の声で、「おーい」「早くこいよー」と言っていた。
しかし次第に、そこに友人が居るんじゃないかという考えに陥るようになった。
これはまずいと思って、金縛りを解こうと目いっぱい(なぜか)右腕をあげようとした。その間にも「早くこーい」と言ってくる。
右腕がぐっと上がった瞬間に金縛りは解け、眠ってしまった。起きてみても身体に異常はなかったが、恐ろしいという気持ちはあった。
金縛りって全身の筋肉が硬直した状態であって、オカルトとか関係ないでしょ、と考えていたが、あれだけの怖い思いをしたら、幽霊が居るってのも信じたくなった。
最初はふと1羽が止まっているのが目に入ってぞっとしたんだ。それで鳴き声につられて見回したら全部で4羽もいたんだよ。
それなのに、誰も気にも留めないし、twittEr見ても全く話題にもなってないんだ。
いつもなら1羽でもいようものなら大騒ぎで、東日本大震災の時なんて3羽同時に目撃されたって、一瞬でサーバーがダウンするほどだったよな。
ところが、そう思ってキーワード検索したらそんなtwEet全然見つからないし、おれのtwEet自体も全然書いた記憶のないものばかりで、現在進行形で真っ青なんだが。
そいうえば今朝、とある有名ブクメイトの記事を読んでいたら変な感覚があったのは確かだ。
これからの未来に対するサバイバル方法についての内容だったと思う。
「笑顔で周りの人に声をかけて生きよう」って書かれた、ハイライトされた文字が画面に表示された時にその文字が直接頭に入ってくるような感覚があったんだ。
その瞬間金縛りみたいに動けなくなって、視界がどんどん狭くなってきたから「あれ?貧血か、もしかするとちょっとやばいやつか?」って結構焦ったのは確かだ。
そしたら急に周囲の世界が一回ドクンと波打ったように感じて、その直後には身体の自由も戻った。
少し鼓動が早かったから深呼吸で落ち着かせて、頭や首を振ったりしてみても異常はなさそうだったから、その時は、朝から貧血で混乱したかなくらいに思っていた。
ところが、今さっきその記事のタイトルを探してみたけど見つからないんだよ。
その代わりに、おなじブクメイトが書いた記事を開いてみたら、確かにハイライトされたその文字列はあったのだけどそれ以外の内容がガラッと変わってしまってるんだよな。
今時期ってカラスは餌を求めて太平洋を南下しているはずだよな?
未だに残ってるってことはいわゆるシュレディンガーのカラスなのだから、それってつまり、カラスの持つ量子力学的予知能力によって、この近くに彼らが処理しなくてはいけないものが大量に発生するってことだろ?
それが4羽もいたってことは、近い未来に少なくとも人間で言えば1000人規模で被害者のいる事故が発生するってことだ。
あの震災の時だって、1~2ヶ月前くらいから各地で点々と目撃情報が集まってきて大騒ぎだったじゃないか。
それなのにどうしてみんなそんなにも平然としているんだ?
二度寝するとき、金縛りにあっているとき、眠いが眠れないときに思考の爆発を感じる。
何かを考えると全く関係のない別の何かが連想されてまたそこから別の何かが連想されて・・・と永遠に続いていって気持ちがいい。
突拍子もない連想なのでとても面白い。起きた時全く覚えていないので例を挙げることはできない。
音楽、文学、芸術のアーティストは素でこの状態になれてそれを覚えていられるのだろうか。
それって脳のどこの部分を鍛えればいいのだろうか。
あとエロいことも考え放題。
まあ乳首のことだけど。
最近は「今ぐらいの眠さならできる」と入っていくのをコントロールできるようになった。
金縛りはなると自動的に入ってしまうのでコントロールも何もない。
近頃金縛りになってないので何とも言えないが。
リアルでこんな話すると危険人物だしTwitterのフォロワーなんて44人でまともに読んでくれる人間なんて8人ほどなので匿名ダイアリーに。
http://anond.hatelabo.jp/20151223021454
http://anond.hatelabo.jp/20151223201827
すみません、御二方に便乗する形になりますが、少し思うところがあったので。
未知なる快楽に挑戦するといった観点からは、たしかにアナニーもサイニーも有効なアプローチですし、そういった活動に真摯に取り組まれる方を心から尊敬しています。
ですが、もしも本当に《快楽の彼岸》へ辿り着こうとするならば、私たちは現実を捨てなければならない。私は長年の自慰研究において、そう確信したのです。ややマイナーな部類ではありますが、ここではユメニーをご紹介いたします。
ユメニ―というのは、その名の通り「夢」のなかでオルガスムスに到達する方法です。
前提条件として
1.夢の内容を記憶していること
2.夢を自由自在に操れること
の3点が必要です。そう、つまりは明晰夢によって極地に達するわけですね。
ユメニーの場合、男性は大変ですね。男性は性的な夢を見ると、無意識的に射精をしてしまう性質(夢精)があります。これがユメニ―修行の大きな難関として立ち塞がります。
男性はこれまでの経験から、「射精の瞬間」を悦楽のクライマックスだと誤認している。まずはこの認知のエラーを修正する必要があります。(手始めにアナルを開発すると良いです)
夢のなかで満たされる快楽と、精液を放つ快楽とでは、まさに「月とスッポン」です。たかだかスッポンの快楽に溺れて愚かな行為に走ってしまう人が後を絶たないことを、私は悲しく感じますし、憐れみさえ覚えるものです。
私たち人間は、理性ある動物として、肉体的な快楽と決別すべきです。さらなる高み、上位の快楽次元を追求し《超人》を目指すのです。
快楽上位次元への到達が唯一可能なのは、ユメニーだけであると私は考えます。
いいですか? 夢のなかでは、時間も、空間も、すべて私が支配する。《空間と時間》というアプリオリな概念を夢によって塗り替えるのです。
私たちユメニストは、日頃から「夢日記」「アクティブイマジネーション」「瞑想」「補色残像を用いたイメージ拡大訓練」「体外離脱」「自律訓練法」「意図的に金縛りを引き起こす」などの血の滲むような修行を積んでいます。明晰夢の完全会得には、私も4年の歳月を要しました。
初心者の方には「夢日記」をおすすめします。夢の内容を忘れてしまうのではユメニ―など夢のまた夢ですので、まずは夢を忘れない能力を身につけてください。
夢日記を1年間も続ければ、かなり鮮明に夢の内容を記憶しておくことができます。
夢日記は、枕元にノートとペンを置いておくか、もしも初期投資を惜しまないのであればポメラを買って活用するのが良いです。
私はすべての夢をポメラで記録していますが、あれはとても楽です。Wordに移して確認してみたら、夢日記の総文字数が300万文字に達していました。小説を書くわけではないので、文体はめちゃくちゃで、箇条書きや単語の羅列でも構いません。とにかく「継続すること」が大切です。
夢を記憶できるようになったら、次は明晰夢(夢のコントロール)を会得します。詳しい訓練法と書くとこのスペースではとても書ききれないので、ググってください。
『最近幽体離脱にはまった』というタイトルの2chウィキがおすすめです。
幽体離脱と聞くとオカルトな印象がありますが、言ってみれば身も蓋もない「明晰夢」のことです。したがって「幽体離脱を会得する=明晰夢を会得する」と考えて頂いて大丈夫です。
幽体離脱ができるようになったら、いきなりエッチなことをするのではなく、まずは「夢の滞在時間を伸ばす」訓練に努めてください。私の場合は「夢世界でカップラーメンを作る」という修行を積みました。これで最低でも3分間は夢世界に滞在できるのです。
自称「明晰夢者――クリアドリーマー」には、たった10秒間くらいしか明晰状態を維持できないのに「俺はできる」と思い込んでいる人がいます。私もかつてはそうでした。
しかしそこで満足していては成長がありません。明晰夢ができるようになっても、現状に甘んじてはいけません。人間はいつだって成長できる。精神的に向上心のないものは、馬鹿です。
熟練のプロともなれば、夢世界で3年近くを過ごせる人もいます。(3年というのはあくまで体感時間であって、現実時間ではありません)
年レベルでダイブするにはコツがあって、それは「夢のなかで眠り、もうひとつの夢を見ること」(夢中夢を意図的に作り出すこと)です。夢中夢をある程度コントロールできるようになれば、目が覚めてもそこは現実世界ではなく夢の世界になりますので、理論的には半永久的に夢のなかに留まり続けることができます。(理論通りにいかないのは、人間の肉体としての限界が必ずどこかで生じるからです)
ユメニ―の素晴らしさを知らない人が「たかだか夢のためにどうしてそこまで努力するんだ?」と疑問に思われるのは仕方のないことです。しかしよく考えてみてください。もしも夢のなかで、なんでも自分の思い通りにできて、しかもそのリアリティが現実を上回るのだとすれば、それに優る幸福がこの世界のどこにあるというのでしょうか。
私は夢のなかではすでに、恋人と5年以上付き合っています。夢のなかでは友人にも恵まれ、永遠の青春を満喫しています。現実世界のことで悩んでいる人たちを見ると私は「まだ現実で消耗してるの?」と声をかけたくなるのです。
まずは夢日記、それから明晰夢です。高度に情報化された世界では、夢の操縦法なんてものは検索すればいとも簡単に情報が手に入ります。最初の第一歩を踏み出すのは、これを読んでいる方々です。
えーっとどこまで話しましたっけ。というか今私は文章を書いていますが、ここって本当に現実世界なのでしょうか。
多分書いたと思いますが、今ここにいる彼女が、5年間付き合っている私の恋人なのです。
近いうちに結婚する予定で、ええ、幸せな家庭を築けるように頑張らなきゃですね。イブに増田なんてよしてよ、とアヤコが笑っています。あ、そんなとこ触ったらくすぐったいって。あ、アハハハ。
http://anond.hatelabo.jp/20151223021454
上記の増田を拝見した。我々サイニスト(催眠オナニーニスト)としても、アナニストたちに遅れを取るわけにはいかない。私は世界に催眠オナニーの危険性を広く知らしめる者である。
催眠オナニーとは、主として催眠音声によってマスターベーションを行うことである。催眠音声は無償や有償で広く配布されており、近年では音声だけでなく映像を伴ったものもある。多くはMP3の形式でダウンロードできる。音楽プレイヤーに入れて、イヤホンで聞くのが一般的だ。催眠音声では、男性向けのものは女性の声優さんが、女性向けのものは男性の声優さんが(催眠スクリプトを)読み上げるものが多い。一部ボイスロイドなどの合成音声も用いられていたりする(機械姦催眠の場合)。
催眠オナニーは最悪の場合(社会的に)死に至るので、決して興味を持ったからといってダウンロードしてはいけない。名称が長いので以下催眠オナニーを「サイニー」と呼ぶ。
「セルフ」では、催眠音声で『行動支配』の状態となり、催眠術師の言いなりになってオナニーを強制される。自分の意思でオナニーするのではなく、他者の意思でオナニーさせられてしまうわけだ。(いわゆる身体が自分の意思とは関係なく勝手に動いてしまう状態)とくに射精を伴うものは「ウェット」と呼ばれる。乳首のみでエクスタシーに達する催眠チクニーも「セルフ」の一種である。
催眠誘導のなかでも『行動支配』はもっともかかりやすい。具体的には、強制オナニーの他、金縛りにあったかのように体が動かなくなったり、腕が勝手に持ち上がったり、そういったものが含まれる。行動支配タイプのものは初心者でも比較的簡単にかかってしまい、危ないのでおすすめできない。
「ドライ」では、身体に一切触れることなくエクスタシーを迎えることを目的とする。上級者向けではあるものの、ドライこそがサイニーの醍醐味である。
ドライのなかでポピュラーなのが「音に犯される」といったもので、特定の音を効くだけで大脳に快楽が刺激として伝わり、複数回は軽く絶頂してしまう。射精を伴わないので「ドライ」と呼ばれる。
「女体化して触手プレイ」や「機械姦」「言葉責めだけでイク」などもドライに含まれる。ドライでは『感覚支配』と『感情支配』という、比較的高度な催眠誘導が行われる。ある程度の催眠深度がなければ、なかなかドライで果てることは難しい。
以上は概略であるが、これだけではサイニーの危険性について今ひとつ理解しがたい。そこでここからはより具体的なサイニーの話に移っていく。「催眠オナニーは最悪の場合死ぬ」と掲示板でまことしやかに囁かれる理由が、本稿を最後まで読めばよくわかると思う。
もはや我々にとっては常識だが、M系サイニーといえば「マゾ化」「イヌ化」「奴隷化」の三大ジャンルが存在する。
イヌ化催眠では、文字通り「人間からイヌへ」と意識を作り変えられる。催眠状態に移行すると、被催眠者は全裸で四つん這いになって「ワン」「ワン」「ワオーン」と鳴き声をあげるプレイをさせられる。ワンと鳴くだけで脳に甘い電流が走り、犬のように鳴き叫ぶのがやめられなくなる。
イヌのように尻尾(性的な意味の)を振って、ワンワンと鳴きながら絶頂することとなる。このワンワン系の催眠はどちらかと言えば初心者向けで、かかりやすいと思う。こんな姿を家族に見られたら死ぬので、くれぐれも「完全にひとりでなれる場所」で行うこと。時間は一時間半はかかる。催眠ワンワン状態になってしまうと、解除音声を聞くまでは人間に戻れない。注意されたし。
マゾ化催眠と奴隷化催眠は、おおむね同じものだと考えて差し支えない。術師の声を聞いているだけで全身に快楽が迸ったり、言葉責めだけでイカされてしまう、といったプレイができる。最近流行したサイニーでは「街頭アンケート」の形式で進められる催眠で、術師の質問に答えていくだけで頭を真っ白にされて絶頂させられるといったタイプのものがある。
「ありがとうございます。ご主人様」と何度も口に出して言わされ、そのなかでエクスタシーに達する。一度味わってしまえばもう二度と日常生活には戻れない。すべてがMになる。
操り人形のように、自動的に動かされてオナニープレイをさせられてしまう。ちなみに普段は片手オンリーの人も、催眠時には両手を使うこととなる。催眠状態下では、ティッシュに出したりと機転を働かせるのは不可能だ。理性や思考が吹っ飛んでしまっているのだから。そもそも行動支配下で自分の身体を思い通りにできると考えるのは愚の骨頂。
ゆえに、セルフタイプのサイニーではあらかじめコンドームを着用しておかないと、部屋中がそれはもう悲惨な状態に……。
なお、特殊プレイのサイニーとしては、お漏らし催眠と呼ばれるものが存在する。お漏らし催眠ではリアルなお漏らしを体験できる。
女体化タイプのものはドライが多い。射精を伴わずに絶頂する必要があるため、中級者向けといえよう。乳首の感度を上げる「感覚支配」では、乳首に一切触れることなく乳首だけでイクことができる。息をするたびに呼吸で胸が上下し、服と乳首がこすれる。その僅かな刺激で頭のなかが真っ白になり、全身がガクガクと震えだす。甘い吐息を抑えることができず、最後には(身体を一切動かせぬままに)よがり狂って果ててしまう。
女体化の場合は、胸部の感覚支配のほかに、架空の女性器を作り出しその「イメージ誘導」のみで絶頂するといった手法もある。
サイニーのなかで最も恐ろしく高破壊力なのが「感情支配」を伴うものである。これは本当に怖いので、絶対に興味本位にでも試してみてはいけない。やめておいた方が賢明だ。あなたの人生を変えてしまう恐れがある。
感情支配は具体的に言うと「恋愛感情」を操作するものである。よくアニメや漫画で描かれる催眠術で「あなたは私のことが好きになる。私を愛するようになる」みたいに五円玉をぶらぶらさせるシーンがある。あんなの嘘だと思われるかもしれない。ところが「恋愛感情を催眠で支配すること」は本当に可能なのだ。冗談抜きで。(思えば「恋に落ちる」という現象そのものが、ある種の催眠状態なのだ。自然に恋に落ちるのに、人工的に恋に落とせないわけがなかろう。ましてや変性意識状態にある人間の感情などいとも容易く……)
催眠誘導により感情支配をされると、かかった人は術者の『声』に恋愛感情を抱くようになる。「好きかも」だなんて甘っちょろいものでなく「愛してる」「心の底から愛している」「君のためなら死ねる」とまで思わせる。心の底から恋するようになる。
感情だけではない。心臓はドクンドクンと脈打つし、頭は熱に浮かされたようにボーっとするし、全身が火照ってくるし、顔が真っ赤になる。そして術者の声(催眠音声)を聞くだけでとても幸せな気持ちになれる。
初恋や一目惚れをしたときに劣らない、いやそれ以上の激しい恋愛感情が灯るのだ。そして自分の愛する人の声を聞きながら絶頂させられる。この恋は、虚構なのだろうか? いや、虚構ではない。幻術でもないし幻覚でもない。現実としての恋愛感情が催眠音声によって喚起され、そして強制的な絶頂状態へと導かれる。
解除音声を聞いたとき、暗示の効果はすべて解けるが「誰かを愛した」という事実は記憶から決して消えない。だからまた、一週間か一ヶ月後かに同じ催眠音声を必ず聞いてしまう。
もしかしたら女性の読者もいらっしゃるかもしれない。催眠音声は今ではアダルトコンテンツとして普及しており、女性向けの催眠音声も広く出回っている。
また被暗示性については個人差があるものの、男女差は一切ないので老若男女問わず聞くことができる。といってもR18のものを未成年が聞くのはご法度である。もしも18歳未満の読者さんがいらっしゃれば、こんな増田を読んでいないで勉学に励んでよく食べよく寝てよく運動をして健全にリアルの恋人を作って欲しい。今ならまだ間に合う。引き返すなら今しかない。試験勉強がんばってください。
話が逸れた。催眠音声は、最初の数回はうまく催眠に入れず、肩透かしを食らうかもしれない。けれども10回も聞けば確実に被暗示性が高まり、すんなりとトランス状態に入れるようになる。(そう、被暗示性は訓練によって高めることができる。訓練といってもただ音声を聞くだけでいい)
だから、もしも10回も催眠音声を聞いたならばそれはもう一人前のサイニストになってしまうわけで、くれぐれも催眠音声の虜にならないよう気をつけて欲しい。私はもう100本以上催眠音声を聞いているが、ここまで来るともはや普通の恋愛ができない。言葉と声だけで私を導ける人でなければ、恋すらできないのだ。
文章が長くなってしまって恐縮である。以上、サイニストとして催眠オナニーの恐ろしさを説き、世界平和のために警鐘を鳴らせたなら幸いだ。