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2017-04-26

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/katarenakaltutatoukyoudaikuusyuunosinjitu.html

戦後は飢餓状態になり、区を通じて米軍支給品のコンビーフなどを配給した。“犬と同じ餌付けだ”と感じたが、食べなければ死んでしまうからみんな列をつくって並んだ。アメリカ日本人など虫けらぐらいにしか思っていないのに、日本の偉い連中はアメリカのために死ねという法案を通す。私たちには今も怨念がある。どんどん暴いてくれ。銀座のど真ん中でやってほしい」と訴えていた。

 C 原爆投下後の広島、長崎に匹敵するような悲惨さだった。米軍は春風の強く吹く3月という時期、民家を効率よく焼き払うための油脂焼夷弾の開発、空襲の手順も含めて用意周到に準備し、一般市民の民家が密集する下町地域をとり囲むように爆弾を投下している。火の壁で逃げ場をふさいで集中砲火を浴びせ、火の海を逃げ惑う人人に機銃掃射までやっている。

 「機銃掃射で狙い撃ちしてくるパイロットが笑っていた顔が忘れられない」と何人もの人が語っていた。黒焦げの死体だけでなく、窒息死してピンク色をした遺体が蝋人形のように散乱し、それらが公園や学校などで山積みにされて焼かれたという。墨田区錦糸町では、錦糸公園で約1万4000体が焼かれて仮埋葬されたというが、それを伝える看板一つない。あまりの多さで処理できない遺体は何日もかけて川や海に捨てられていたという。

 隅田川にかかる橋の欄干や、総武線ガード下などには今でも積み重なって焼き殺された人間の油がそのままの形で染みついて、何度ペンキを塗っても浮き出てくるのだと語られていた。5月の品川での空襲でも「真夜中にガソリンを撒いて焼夷弾をばらまいた」といわれていたが、「あれが戦争犯罪でなくてなんなのか!」と、7、80代の年配者が語っていた。とても昔話という雰囲気ではない。本当に語る場所がなかったからこその鬱積した思いがある。公園などに仮埋葬された11万体といわれる遺骨は、関東大震災の慰霊堂(墨田区横網)に一緒に入れられている。

  東京空襲を弔う単独の慰霊施設はいまだにない。なぜそんなことになっているのかだ。

 「戦争を忘れさせよ」 慰霊碑許可せぬGHQ

 D 大空襲で壊滅した江東区森下5丁目町会では今年3月、町内の空襲犠牲者789人の名前を刻んだ墓誌を建立した。町会役員によれば、当時の町会長が戦後すぐに空襲による町内の犠牲者を調べ、焼失を免れた戦時国債購入者名簿を頼りに『戦災死没者過去帳』という約10㍍にもなる巻物をつくって保管していたから建立できたという。遺族の「この地域に住んでいた人人の証となる供養の場所がほしい」という願いが70年をへてやっと実現した。

 E 墓誌をつくるための調査で、1家12人が全滅した家もあったことなど、地元の人も初めて知る事実が明らかになっているが、都にも当時の犠牲者名簿などの資料があるにも関わらず遺族が申請しても公開されないのだといわれていた。

 地蔵や碑の建立についても「宗教的なものは受け付けない」とかの理由で許可は下りず、「黙認する」程度だという。行政から助成も受けられないため、発起人を中心に町内外に呼びかけたら、続続と寄付が寄せられてつくることができたといっていた。

 終戦直後にも数千人が空襲で亡くなった墨田区の菊川橋のたもとに慰霊碑を建てようとしたが、区役所から拒否されている。河畔を改装するたびに白骨がたくさん出てきたので「これ以上放っておくわけにはいかない」と住民が独自に地蔵を建立して毎年法要している。

 D ある遺族から、1947(昭和22)年に東京都長官官房渉外部長から通達された行政文書コピーを見せてもらった。当時、遺族によって計画された隅田公園への戦災慰霊塔建設計画に対して、官房各課長、支所長や局長、区長など都の行政担当者に宛てた通達だ。

 「一、日本国民に戦争を忘れさせたいのである。二、戦災慰霊塔を見て再び戦争を思い出させることがあってはならない。だから慰霊塔の建立は許可しない」と米占領軍の指導方針が明記され、これに協力するため「この方針を徹底的に守るようにしなさい」と記されている。

 70年たっていながらこの占領下のプレスコードがいまだに続いていることに驚いた。

 A 25万人もの都民を殺戮しながら意図的攻撃対象から外したものもある。ここからアメリカの東京空襲の狙いが見てとれる。

 C 代表格は皇居だ。東京のど真ん中に広大な面積を持つ皇居について、米軍ははじめから「攻撃対象にしない」という指令を徹底していたし、天皇側もそれを知っていた。皇居北側の近衛師団司令部、東部軍司令部などの軍中枢部や、市ヶ谷陸軍省参謀本部(現・防衛省)など、本来狙われるべき軍中枢が無傷だった。赤坂離宮(現・迎賓館)、青山御所、新宿御苑浜離宮上野公園などの皇室所有地や、官僚機構の一端を担っていた皇族住居はことごとく攻撃の対象外だ。

 東京駅は焼失したが、皇居に挟まれた丸の内の金融ビル街も残った。三菱本社、三菱銀行三菱商事日本興業銀行横浜正金銀行東京銀行第一銀行、勧業銀行、関東配電(東京電力)などの財閥のビルが林立している。朝日、毎日などの新聞各社、放送会館(NHK)も残った。八重洲では日銀、三井本館。永田町霞ヶ関でも、内閣府国会議事堂警視庁、内務省、大蔵省などが残された。ちなみに上野公園に隣接する三菱財閥統帥の岩崎久弥邸も攻撃を受けていない。広島、長崎、下関空襲でも三菱の主要工場は無傷であり、政財界アメリカの盟友関係を裏付けている。

 軍施設がほとんど残されているのが特徴で、陸軍の心臓部といえる赤羽の陸軍造兵廠、陸軍火薬庫、工兵大隊、陸軍被服本廠、兵器支廠、東京第一、第二兵器補給廠も周囲が焦土になるなかでわざわざ残されている。代々木の近衛輜重大隊、陸軍輜重連隊官舎、広大な駒場練兵場や野砲隊の官舎群もみな無傷だ。

 E 工業施設でも、東芝本社のある芝浦工業団地から品川駅付近の港湾施設も攻撃されなかった。全滅した深川区に隣接する石川島造船所、佃島、月島など東京湾に面した工業施設、南部工業地帯の蒲田でも中心市街地が徹底的に焼き尽くされたが、羽田飛行場などの軍需施設はほとんど攻撃されていない。「米軍作戦任務報告書」に記された工業的目標はわずか22カ所に過ぎないが、そのうち破壊したのは18%だと記されている。実は無差別爆撃ではない。絨毯爆撃ではあるが、アメリカの対日支配に役立つものは残し、その邪魔になる庶民は殺すと極めて明確に選別している。

 B 「暗闇のなかであれほど緻密な爆撃がどうしてできたのか?」という疑問も多く語られていた。「目標から外す目印のために誰かが下から光を当てていた」と証言する人もいた。原爆投下と同じく「戦争を終わらせるためにやむをえぬ」というものではなく、日本を単独占領するために国民の抵抗力を摘むための大量殺戮だった。

 米軍の皆殺し作戦 殺すに任せた支配機構

 A 東京空襲にも不可解な点がいくつもある。例えば、空襲直前に警戒警報を解除している。広島、長崎での原爆投下も直前になって警戒警報を解除し、みんなが安心して表に出てきたときに投下されている。あれは軍中枢が協力しなければできないことだ。300機をこえるB29の接近に気づかないわけがないが、物量で太刀打ちできないとはいえ、まともな反撃すらせずに米軍のやりたい放題を開けて通している。

 F 広島、長崎への原爆投下でも、軍はB29に対してレーダー照射をして来襲を事前につかんでいた。大本営は原爆投下機の接近を信号を受信して知っていた。長崎では、B29を迎撃する部隊が大村航空隊で待機して出撃命令を待っていたが、結局、命令は下りなかった。NHKも当時のパイロットが怒って証言する場面を放映していた。

 A 終戦末期になると特高警察マークしたのは青年将校だった。敗戦が濃厚になるなかでこれらが反乱を起こすことを恐れた。左翼は早くに壊滅しているが、青年将校らは戦斗経験もあり、速やかにアメリカの占領下に誘導しようとしていた軍上層部にとっては脅威だった。敗戦が決定的になっても国民には「一億総玉砕」を叫んで、若者には特攻作戦をやらせ、本土を死守させる体制をとりながら、上層部が終戦工作にいそしむことに彼らの反発はすごかった。

 天皇の「終戦の詔勅」の放送を前に、陸軍の青年将校近衛師団長を殺害し、録音盤を奪おうとした事件もそうだが、マッカーサーが厚木に降り立つときにも迎え撃つという騒動があり、青年将校に影響力をもつ高松宮が必死になって抑えて回ったというのは有名な話だ。

 B 敗戦直後、内地では軍を通じて直ちに武装解除させた。あれは天皇の命令だけでは動かない。軍司令部指揮系統が動かなければできない。それを米軍上陸前にやらせるためには軍中枢を残しておかなければいけない。もともと海軍をはじめ軍中枢部分には親米派が多かった。陸軍も中国大陸で行き詰まって南進作戦に切り替え、南方の島島に兵隊を放り込んで食料も弾薬も送らない。ニューギニア戦線の体験者も「毎日イモばっかりつくっていた」という。南方はほとんどが餓死と病死だ。

 D 敗戦を迎えるにあたって、あのドサクサのなかで米軍上陸、単独占領に誰が荷担したのか。東京大空襲で無傷だった施設を見ただけでも歴然としている。戦後は「財閥解体」といったが、財閥はしっかりと温存された。戦争に国民を投げ込んだ天皇はじめ、官僚機構も丸ごと温存された。開戦時の商工大臣をしていた岸信介が、その後CIAのエージェントとして力を与えられたのが象徴的だが、政界、官僚世界などが叩きつぶされることもなく、対日占領の協力者としてせっせとアメリカに媚びて戦後も機能していった。メディアでも大本営の中枢にいた読売新聞正力松太郎朝日新聞緒方竹虎などがCIAのエージェントとして活躍する始末だ。

 イラクでもアフガンでも、他国を占領しようと思えば必ず抵抗があるし、何年かかってでも肉弾戦で侵略者を叩き出そうとするものだ。日本の場合、なぜ無抵抗に近い形で単独占領することができたのか。それは支配機構が丸ごと占領の協力者になり、国を売り飛ばしたからだ。支配機構が軍事支配を受けながらアメリカの道具になって戦後は機能していった。それが今日まで続いている。

 E 空襲で生き残った下町の人たちは、戦後は食べ物がなくて生活できないのでみんな市外に出て行ったという。国民を抵抗できないようにバラバラにさせている。抵抗力を削ぐために徹底的に空襲を加えたし、首都圏の人人はとにかくその日を生きるのが精一杯の状況になった。首都圏制圧のためにあれほどの空襲をやって、まさにショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)で占領していった。

 C 食料を意図的に統制したので、戦後の方が食料難がひどかった。当時の調達係の人が証言していたが、米軍が国内の食料倉庫を統制して食料危機に追い込んだ。米軍は関門海峡などの機雷封鎖も「スターべーション(飢餓作戦)」と名付けていた。国内から戦地へ食料を送らせない、大陸から送られてくる食料を遮断するための飢餓作戦だった。

 都市部はとにかく食べるものがない。配給でもらった大豆をポケットに入れて、それを食べて水を飲んで膨らませて空腹をしのいでいたという。飢え死にが出るような飢餓状態に追い込んでおいて、ララ物資などのアメリカからの、それこそ家畜の餌になる食料が入れられた。そんな屈辱に国会で感謝決議したこともあった。

 E 戦後の上野や浅草には、空襲で親を失った戦災孤児浮浪者があふれかえり、餓死寸前の子どもたちは生きるために窃盗や売春をせざるを得なかった。GHQは「治安対策」を名目にして浮浪児を見つけ次第捕らえる「狩り込み」をやり、米軍の要請によって、脱走ができない水上の台場につくられた収容施設強制的に送致し、檻(おり)に入れて監視・収容することまでやった。

 B すでに武装解除しているのに進駐軍は必ず銃を携行して、電車も絶対に米兵専用車両に乗るし、接収した建物も日本人立ち入り禁止にした。「彼らは日本人の反撃を恐れていた」と語られていた。

 A 例えば、日本軍が満州を占領統治するのに100万人の軍隊がいったといわれる。日本を占領するには本来100万では足りない。それを日本の支配階級が従って代理政治をすることで米軍の負担を軽くできた。イラクやシリアを見ても、むき出しの占領支配になれば人民の抵抗を抑えることは難しい。それを天皇以下支配階級全面的に協力し、それによって地位を守るという関係があったから占領できたということだ。

 F 同じ敗戦国でも、ドイツではナチス関係者は戦後はみんな追放された。新聞社などもみな解散させられた。連合国による全面講和を結び一国に縛られなかったから、独立の自由性がある。アメリカが単独占領した日本との違いだ。

 90年代の米ソ二極構造が終わったときもドイツは独立の方に行き、日本は対米隷属の方に行くので、ドイツ首相から「慌てるな」となだめられたほどだ。その従属路線が現在までエスカレートして、安保法制まできている。

 A 現在でも官僚機構も含めて各省庁ごとにアメリカ直結だ。財務省経産省防衛省もだ。政策についてもアメリカ大使館の指示の方が強い。

 米財務長官サマーズが何度も日本の財務省に直接怒鳴り込んできたし、原発事故のときもアメリカ政府関係者首相官邸に乗り込んでいって菅直人を怒鳴りつけて指示を出す。アメリカの圧力なしに、民主党の鳩山、菅から野田までの変遷ぶりというのは理解ができない。現在の安倍の突っ走りにいたるまで対米従属の系譜だ。

 財閥やメディアも米軍占領下で地位守る

 C 原爆展キャラバンのなかで、戦時中赤坂見附に住んでいて親族がアメリカ大使館に出入りしていたという婦人が、「アメリカ大使館の外側は私服警察の警備で物物しかったが、中にいる在日米国人戦時中にもかかわらず中庭でゴルフをしていたり、まるで勝ち戦の後のような余裕ある生活をしていた」と疑問を語っていた。

 F 当時の駐日大使ジョセフ・グルーがアメリカ本国に帰国するのは真珠湾攻撃の半年後だった。グルーは日本では天皇を中心とする「宮廷外交」を基本にし、軍部の反米派と対立傾向にあった天皇側近の木戸幸一重光葵吉田茂近衛文麿などを「自由主義者穏健派」と見なして親交を深めていた。開戦後の半年間で終戦までのプログラムをつくる工作をやっていた。

 グルーは秩父宮に「安心しろ」といって帰国したが、アメリカ本国では「皇居は攻撃してはならない」、天皇は「軍国主義崇拝に役立ったと同様に象徴として役立つ」と説いて回り、吉田茂とも直接手紙をやりとりしていた。

 のちの駐日大使ライシャワーは当時諜報部員だったが、この方向で「天皇を傀儡にして間接統治する」という占領プログラムをつくった。そこでは、戦争中も「短波放送の聴取が許される500人ぐらいの日本のエリートに常に知的な情報を粘り強く伝達せよ」と米陸軍に提案している。実際、1945年5月から「ザカリアス放送」という日本の上層のごく限られた者しか聞くことができない短波の日本向け放送をやり、いつどこを空襲するとか、広島、長崎への原爆投下をいつやるかも全て伝達していた。

 これら米軍からの情報を集中しながら六月段階で、米軍の攻撃を全部開けて通して、「アメリカに敗北することで自分たちの地位は保証されることが約束されている」と側近の木戸幸一が天皇に提言している。

 A 2月には、アメリカから情報を得ていた吉田茂近衛文麿に天皇上奏文を書かせた。「米英は国体(天皇制)の変更までは要求していない。最も憂うべきは、敗戦よりも、敗戦に伴っておこる共産革命だ」というものだ。彼らの関心は戦争の勝敗などではなく、いかに国民を押さえつけてアメリカの占領下で地位を守ってもらうかだった。そのためなら原爆を落とされることも甘受するし、東京を焼き払って人民大衆をへとへとに疲れさせることはむしろ好都合という関係だった。

 F 財界も最初から通じていた。三菱財閥統帥の岩崎小弥太は、開戦にあたっては「アメリカとは友人だから心配するな」と訓示し、敗戦時は「これから愉快に仕事ができる」と発言している。また、戦争末期には、日本商工会議所会頭の藤山愛一郎、日産コンツェルン鮎川義介浅野財閥の浅野良三などの財界代表が内閣の顧問会議を形成していた。藤山によれば、終戦6日前の閣議でアメリカとの経済関係をただちに回復させる計画を発表し、「自分たちの時代がやってきた」と喜び、軽井沢の別荘でシャンパンコルクを抜き、新時代到来を祝して乾杯したという。はじめからアメリカ自分たちを大事に扱うことを確信していた。グルー自身が三菱とつながりの深いモルガン財閥の代理人で、戦前から投資していた権益、金融資産を含めてどう守るかというのが主任務だった。日本の財界人との関係ではアメリカ留学組が多く、鮎川とフォード、浅野とルーズベルトなど、人脈もできあがっていた。

 A 天皇をはじめとする支配中枢も財界も、中国への侵略戦争で行き詰まり、負けることはわかりきっているが、中国に負けることになれば日本における支配的地位が失われる。だから日米開戦に突っ込んでいき、アメリカに降伏することで地位を守ってもらう。そのためには国民を犠牲にしなければいけないという意図が貫かれている。

 C 東京はすべての政治勢力の本部があるところだが、東京空襲の慰霊碑問題をみても、都民の切実な要求をすくい上げるところがなかった。そこには、第一に米軍による抑圧、宣伝がある。いかにもアメリカが平和と民主主義の味方であり、日本を解放するための戦争をやり、原爆も空襲も戦争を終結させるためにはやむをえなかったかのように徹底的に宣伝したし、戦前以上の言論統制と弾圧をやり、反米につながる原爆や東京空襲についての言論を封殺した。

 もう一つは、人民の側に立つべき共産党の指導部が「アメリカは解放軍」と規定して、旧軍部を批判するが、原爆にしても東京空襲にしてもアメリカの犯罪を問わずに来たことが大きい。都民はアメリカ共産党指導部の両方から抑圧され、ものがいえなくなる関係だ。

 B 大衆のなかでは東京空襲への鬱積した怒りがあるが、東京で生まれた戦後世代でもほとんどその全貌を知らずにきた。そこでは革新勢力進歩的な装いで「日本軍が重慶を先に空襲したから、それを反省すべきだ」「日本がひき起こした戦争だから仕方がない」という論調をふりまいてきたことが大きい。原爆投下を「日本の軍部から解放するために必要だった」というのと共通している。

 F 共産党は戦前、天皇制の弾圧もあるが、大衆と結びつけず自然消滅をたどった。そのことの反省もなく「獄中18年」を威張り、アメリカを解放してくれた友と見なす一方で、庶民を戦争に協力したと蔑視してきた。特攻隊経験者や戦地に駆り出された者も、「予科練崩れ」「戦争加害者」などといって攻撃し、敵と友を転倒させてしまった。

 徳田球一ら指導部中枢は、米軍に釈放されてすぐの人民大会でGHQまでデモ行進し、「解放軍万歳」を3唱した。「民主主義革命の端緒を開いた」といってマッカーサーに感謝し、GHQに入り浸り反米の情報を提供していた。東京空襲も原爆についてもそのような感謝が根底にあるから、正面から批判させない。知識人のなかでも対米従属問題についてなかなか触れることができないということも独特の抑圧構図を象徴している。

 A アメリカプレスコードをかけて行政機構が協力したし、東京空襲についても語らせなかった。そして共産党はあれほどひどい目にあった都民のことを無視して、アメリカを平和と民主主義の友と見なした。敵と友を転倒させて、むしろ大衆を敵扱いしていった。だからいまもって東京空襲について無関心できている。都民の苦労というものにまったく思いがなかったということだ。

 C アメリカ民主主義がよかったというが、70年たってみてどうか。日本の富はみな吸い上げられて散散な状況になっている。遠慮知らずのアメリカが、終いには米軍の身代わりで自衛隊を戦地に引っ張り出すところまできた。それで安倍晋三がせっせと協力している。売国政治の根っこは何もかわっていない。左翼の戦後出発について先ほども触れていたが、都民の苦難に足場を置かずに抽象的な全国政治か何かを主張しても話にならない。大衆的というのは地方的で具体的だ。そこに足場を置かなければ全国の普遍性は見えない。東京にはあれだけ政党の本部があって、学者も日本一いながら東京大空襲の惨劇について怒りをもってアメリカを糾弾する勢力がいない。

 A 東京大空襲の経験は語れないできた。意図的に抹殺されて、慰霊碑も何もない。これは原爆を投下された広島と比べたら明確な違いがある。広島には平和公園も資料館も供養塔もある。八月六日になるとみなが早朝からお参りに足を運んでいる。十数万人の命日だからだ。そして町のいたるところに町内会、学校、職場などいろんな単位の慰霊碑がある。何が違うのかだ。広島はたたかってきたからだ。戦後は広島でもプレスコードがかかっていて原爆のことを語らせない力が働いていた。「終戦のためにやむを得ぬ手段だった」というので原爆投下への怒りをかき消し、徹底的にとり締まっていた。

 しかし当時、風呂屋に行くとみながケロイドを見せながら延延と語っていたという。それを当時の広島では「アメリカの人類に対する犯罪だ!」と真っ向から暴露して斗争がはじまった。占領下の50年8月6日の斗争が端緒を切り開いた。そして5年後には世界大会まで発展した。

 この運動を指導したのが福田正義主幹(本紙)をはじめとした共産党中国地方委員会だったが、当時も東京の共産党中枢が「アメリカ解放軍」規定で中国地方におけるたたかいを弾圧していた。これと同じ構造が東京では現在でも生きている。日本人民の苦難の側から敵を暴露するのでなく、友と見なす。戦後出発に大きな違いがあった。

 分かれ道は敵は誰か、友は誰かが鮮明でないといけない。あれほど殺されているのにアメリカ民主主義インチキに幻想をもったら大変なことだ。アメリカが日本を侵略した敵だ。日本人民は戦中も戦後も大変な目にあってきた。人民の敵に対する憎しみと人民への愛情が統一されていないといけない。その人民を代表して敵を暴露する立場でないといけない。東京でもそれが問われている。

 A 東京をはじめ首都圏は、沖縄に次いで米軍基地が多い。東京都だけでも総面積は約1603㌶(東京ドーム約340個分の広さ)に及ぶ。空襲で攻撃対象から外された軍事施設は、ほぼ例外なく米軍基地自衛隊施設へ変わった。横田基地在日米軍司令部であり、すべての在日米軍自衛隊を統括する指揮所だ。神奈川県には、原子力空母を擁する米海軍第七艦隊の拠点である横須賀基地が盤踞し、在日米陸軍司令部、第一軍団前方司令部など米陸軍司令塔であるキャンプ座間をはじめ、爆発事故をおこした相模総合補給廠、通信施設、燃料貯蔵施設、住宅地、演習場などがひしめいている。

 とくに横田基地は3350㍍の巨大滑走路を持ち、米軍人数は約3400人、国防総省文官200人、米軍家族含め約1万4000人もおり、米軍のアジア戦略における最重要拠点だ。その影響力から「横田幕府」とさえいわれる。米本土やハワイグアムなどから運んできた兵器や軍事物資を相模総合補給廠に備蓄し、戦時になると横浜ノースドックから搬出し、横田基地から空輸する体制で、西太平洋東アジアを管轄する兵站補給基地だ。

 東京都港区六本木ヒルズがある都心にも赤坂プレスセンターといわれる米軍基地がある。その中身は、陸軍研究事務所、海軍アジア室、米軍の機関紙「星条旗新聞社」、保全連絡分遣隊、座間基地第78航空隊、独身将校宿舎、麻布米軍ヘリ基地だ。横田基地を経由して日本に侵入する基点として提供され、入国審査や税関などの規制は一切なく、ここから入国する人物については情報公開義務がない。地図上でも「白地」にするほどの機密扱いだ。

 そのほかにも府中、由木、大和田硫黄島の通信施設、日米合同委員会をおこなうニューサンノー米軍センター(港区)、米軍家族専用の娯楽施設である多摩サービス補助施設がある。敗戦直後208カ所あった米軍施設は住民の頑強なたたかいで「返還」されたが、実質どの施設もいつでも使える体制にある。朝鮮戦争の出撃基地となった立川飛行場は基地拡張が砂川斗争で頓挫し「返還」されたが航空自衛隊基地は米軍との共同使用であり、広大な国営公園、広域防災基地、道路、運動場として当時の施設はそっくりそのまま残されている。

 地元でも「道路はいつでも滑走路に転用できるように周辺には高い建物や民家の建築規制がある。ひとたび戦争になれば街全体が一気に軍事基地に様変わりする」といわれていた。

 B さらに首都圏の上空には、「横田ラプコン」と呼ばれる1都8県(東京都、栃木県、群馬県埼玉県神奈川県新潟県山梨県長野県静岡県)にまたがる、広大な米軍専用空域がある。この空域の高度約7000㍍以下には米軍の許可なしには日本の民間機はいっさい進入できない。

 羽田空港成田空港を離着陸する航空機は、通常の離陸はできないため急激に高く上昇してラプコンを飛び越えるか、大回りしなければならない。それが離着陸時の事故、ニアミス事故の頻発につながっている。首都上空を飛行するのに米軍の許可が必要な国など他にはない。

 A 沖縄が前線基地なのに対して、司令部が集中しているのが首都圏だ。日本の支配中枢を軍事で抑えつけることで日本全国を占領下に置く。その目的のために、大空襲であれほど殺し、戦後も軍事力を配置しているのだ。沖縄の問題はよそ事ではない。真珠湾でもフィリピンでも、ベトナム戦争でも、いったん攻撃をさせて「報復」を掲げて参戦するのがアメリカのやり方であり、司令部が集中する東京こそミサイルの標的にされる可能性は高い。

 B 本所の東京空襲体験者の男性が、「アメリカが問題なのははっきりしているが、どの政治家や政党がこれとたたかえるのか! 結局、自分の地位を守るために裏切る政治屋ばっかりだ」と吐き捨てるようにいっていた。空襲後に軍隊に志願入隊して整備士として厚木飛行場に配置されたが、地下壕を掘らされるばかりでその地下施設を今は米軍が使っている。「戦後は焼け跡から町工場を営んできたが、TPPに参入すればこの仕事が奪われていく。全部アメリカのためだ。そういうことをもっと暴いてくれ」と切実に語っていた。昔から自民党支持基盤であってもみんな上を信じていないし、内に秘めた思いは少少ではない。

 F 東京大空襲は広島、長崎、沖縄に匹敵する大量殺戮だった。その真実をおおいに語り継がなければいけないし、それは日本を再びアメリカの戦争に引きずり込むことを許さない全国的な世論を発展させていく大きな力になる。そのためには、私心なく大衆のなかから意見を集中し、それを代表して導いていく政治勢力が必要だ。そこでは、自己主張ではなく、大衆的であると同時に敵を鮮明にして人民に奉仕する思想でやり抜くかどうかが問われる。

 司会 今回の安保法制まできて、対米従属構造こそ日本の平和を脅かす根幹であり、これとの対決なしには再び日本は戦場にされる

2017-04-15

戦争前夜

そういえば昔戦争の直前の日本エリート層の世論みたいな物を読んだことがある。

日本は大東亞共栄圏を掲げてはいたが結局のところアジアの国を侵略していた。

エリート層はそれを認識アジアの國にたいして罪悪感のようなものがあったらしく。

日清戦争等では指揮が上がらなかったらしい。

ところが日米開戦になると侵略者から國や亜細亜地域を守る!我が大和魂を見よ!という感じで燃え燃えたそうだ。

最近北朝鮮会戦話題になってるがみんなはどう思うかね。

2017-02-06

公人精神疾患アウティングについて

為政者精神疾患暴露されねばならない

為政者精神疾患については一般に、公益に重大な関わりがあるから、指摘されねばならない。暴露すること(アウティング)が必要である

それに対して一般に、私人プライバシーについては暴露されてはならない。「この人は境界性人格障害だ」とか「アル中だ」とかどころか、精神疾患に関わることですらない普通のこと、例えば「ゲイかもしれない」とか「親は生活保護受けている」とかも、あるいは「親は外国人だ」とか「ムスリムだ」とかも、暴露されてはならないのである。ちなみに、それをやっても憚らぬところに日本社会の異常と横暴がある。ついには国会にまで呼び出して「親は生活保護受けている」イジメをしたりする。吊るして見せしめにすることで「綱紀を引き締め」、民衆ストレス解消を解消し、腐敗し壊れた社会体制を維持するのであろう。

往々にして過去にも現在にも、侵略者暴君精神疾患をもっている。いまは既に殺されているカダフィにせよPTSD統合失調だろうということは指摘されてしかるべきであったし、カエサルシーザー)やチンギス・ハンやナポレオンにせよ精神的におかしいところがあったから飽き足らぬ侵略を行ったのである。たとえ既成権力構造を打破するという名分があったとはいえ、織田信長によるジェノサイドもいささか精神疾患じみている。ましてやアドルフ・ヒトラーについては言うまでもなくアタマがイカれている。

なぜそうしたイカれた侵略行為が野放しどころかむしろ支持されるのか、そのことにも反省必要である。たとえばナチズムにせよ十字軍にせよ、主導者の精神疾患性ということのみならず、支持者や社会精神疾患状態にあるのであるイスラミック・ステイトによる、統治におけるファシズムと、テロリズムも、同様に、壊れている。

アベ晋三にせよドナルド・トランプにせよ、狂信的であることは言うまでもないが、そもそも言動からして精神疾患をもっていることが明らかに見て取れる。ちなみに、その精神疾患性がゆえに狂信に至り、狂信がさら精神疾患を高めるという悪循環である

信仰宗教)と政治は同根であった

なお、その狂信も信仰であるにはあろうが、信仰政治に持ちこんではならない。そもそもは信仰シューキョー)というのが統治のための手段であったのだから歴史的にみていわゆる「政教一致」は当然のことであった。なにせ信仰というのは、現実関係がなく、「ダメなもんはダメ」が通用し、社会の既成構造を堅持することが容易い。そして、政治意味不明になって腐敗してしまう。民は信仰により隷従させされ、国家家畜になる。その闇(病み)を打破したのが西洋近代革命である

ちなみに、その信仰政治への持ち込み(政教分離違反)についても、日本人には自覚反省がない。信仰シューキョー)を信条だと強弁したり、儒教教義道徳だと強弁したりして、平然と政教一致社会体制を堅持している。滑稽であるが、迷惑だ。実害がある。

為政者精神疾患に気がつけないことの危険

話が逸れたので戻すが、首相大統領のような為政者精神疾患をもっているのに指摘されないのは危険なのである。「精神的にかなりおかしい人だけど政治家にする」という、判っていて敢えてやるのならばまだしも。首相大統領だけではなく凡そ公権力行使者について同様で、公費でたびたび県の反対側にまで温泉旅行に行ってそれを批判されたら泣いて自転車で逃げる県議とか、SNS中高生言動が気に食わないからって脅す議員とか、精神的にどこか来している。

精神疾患をもった為政者の多くはおそらく、首でもくくったり、飛び降りたり、アル中になって失職して孤独死したり、形態はさまざまあれど、可哀想な終わりになってしまう。だから放置しているのは当人のためにもならない。しかし稀にそうした結末にならずに祀り上げられて横暴のかぎりを尽くすことがあるから、先述の通りの暴君が出る。いずれも、ためにならない。

思うに香山リカとか和田秀樹だとかだって、アベやトランプ精神疾患なんだってことは手にとるように判っているだろう。けれども、判っていてもそのことを公言しない。それは、一般アウティングを避けるべきだということが医師にせよ社会人にせよ必要であるからだろうし、真実暴露してしまえば社会から狩られるからかもしれない。大概の人は、狩られるのが怖い。勇気をもって人生と命を懸けて行動しないのは、エゴイズムなんだけど、残念ながら可哀想もので、怖いのだろう。

だがそうして「王様は裸だ」(自尊心が高いだけのアホの気狂いだ)ということを「ロバの耳」の如く人知れぬ山林の穴に叫んで埋めてくるようなことをしていていいのか。もしかするとそうしているうちに、王様は裸だということすら、誰にも判らなくなるかもしれない。そのとき国家社会も、自分自身のことすらも、自ら制御不可能になり暴走するのである。誰にも止められない

2017-02-04

[]増田英雄伝説

 増田アースにおける最初知的生命は高緯度地帯に生まれた。

それが悲劇の始まりであった。

 サケ類似生物)漁により富を蓄え貧富の差が拡大した文明の中から

複数国家があらわれ、そのうちの一つが禁断の挙に出たのだ。

 薬物の使用による冬眠打破である

 隣国が寝静まっている間に、襲いかかった侵略者は内分泌系の異常により

凶暴化しており、下痢に苦しみながら暴れ回った。

 あわれな隣国はまどろみの中で滅亡した。

そんな事態がまたたく間に繰り返され、最初世界帝国「モレツ」が誕生する。

 だが、知的生命本来の生態をうらぎる生き方をよしとしない人々は、

レツ帝国奴隷労働を課されながらも、氷と木屑から船を建造。

知的生物ではじめて赤道突破することに成功した。

 こうして誕生した増田アース南半球側の「テイジー同盟」と北半球側の「モレツ帝国」は、

非常に毛深い知的生命たちの活動が困難な赤道を挟んで対峙

 数少ない通過点となりえる大陸西側増田アース地球と同じ方向周りである)の

寒流帯を焦点として永劫にも思われる角逐を開始した。

2017-01-24

特報

Long ago (遠い昔⏤⏤)

In this Land of Masuda (このマスダの地に⏤⏤)

There was a bloodiest battle nobody's ever seen (かつてない血みどろの戦いがあった)

And they expelled the Intruders (侵略者は追い払われ⏤⏤)

They recovered peace (平和がよみがえった)

They enjoyed lives (彼らは暮らしを楽しみ⏤⏤)

The heroes became history (英雄の名は歴史となり⏤⏤)

The battle went into oblivion (戦いの記憶は失われた)

Until the Intruders are back... (侵入者が⏤⏤)

with more power, more evil, more toughness. (より凶悪となって再来するまで)

And they remembered (奴らは決して⏤⏤)

that the Intruders were alive... (死に絶えてはいなかったのだ)

"Boom!!!"

"Wosho Wosho!!!" (を書を書)
"Kiwo Kiwo!!!" (記を記を)

"Gosh, they're faster than record!" (前より速くなってるぞ!)

"Twenty pages full occupied!" (もう20ページ全滅だ!)

"Tena Kiho Ga" (てな記法が)

"Scroll...scroll...scroll...Shit! Drop it!" (クルクルクル…くそっここもダメだ!)

"Emasu" (えます)

"Mayday, mayday, they're still coming!" (メーデーメーデー、敵が止まらない!)

"Noooooooooo!!!!!"




S P A M


C O M I N G  S O O N

2016-10-05

スーパーマンみたいな超能力があれば地球安全を見守りたい。

地獄耳で地球の裏側の悪事を聞きつけて、一瞬で移動し、完膚なきまでやっつける。

世界同時に地球危機があっても大丈夫、一件あたり0.0001秒で解決するからなにも問題ない。

迅速に、完璧に、安全に全てを解決する。

未知の宇宙人異次元侵略者は少し手強そうだけど、俺なら守り抜く。

守り抜ける自信がある。

普段は名もなき普通の48歳のパソコンオタクだけど、いざとなればいつでもスーパーマンになる。

お金名誉のためじゃない。俺だって世界に対してちゃんと意味のある人間だって自己満足したいだけ。

確かにスーパーマンにはなれないかもしれない。でももしなれたら、俺はそうする。

宝くじが当たったら、俺は全額を寄付する。

俺はそういう人間だってこと。

2016-09-09

人類殺す

ふははは・・・恐怖せよ・・・我は破滅支配を司る外宇宙から侵略者、マダスーン星人だ!

人類・・・お前らを支配し、皆殺しにしてやろう!

どうだ~~、怖いだろう~~

2016-08-17

ドラえもん映画に出てくる悪役

だいたい分類すると、犯罪者侵略者簒奪者に分類されると思うんだ。

例外自動機械ポセイドンと、地上げ屋くらいか

盆なので子供と『アニマル惑星』を見たんだけどさ、最後まで見てて、最後最後、悪役のニムゲのボスちょっと全部持って行かれちゃった。

ニムゲ同盟はさ、大別すると侵略者になるんだろうけど・・・

一種思想テロ団体だよね。

防護服がないと生きていけない過酷な暗黒の世界で、おそらく病気も多く平均寿命も短いだろう状況で、文明破壊されてスクラップをあさる生き方

清浄環境や、文明的な社会が一番近くの天体にあることが解れば、行きたくなるだろう。

だってそうしないと、自分の子だって死産奇形が起こるんだぜ。それも1,000年も前の先祖の行動で。

僕なら、やっぱり侵略をすると思う。

でも彼らは、同族にすら理解を得られずに、強引に戦端を開いて、仲間の乗った宇宙船はどんどん撃沈されて、後ろから同族に追いかけられて。

せめて、最後アニマル星の空気を吸って、それで満足げにあきらめる。格好いいじゃない。ジョーカーみたいだ。

と言うわけで、ニムゲ同盟視点SFをどこかで書こう。

ドラえもんの話しをそのまま持ってくると怒られるので、動物うんぬんはぼやかして。

2016-06-28

アーサー王が救うのはケルト人なのでは

アーサー王ってケルト系神話だろ。

で、今ピンチなのは主にイングランド人なわけだ。要するに侵略者なわけ。

ブリテンケルトといえばスコットランド。それにウェールズか。

そうすると全然アーサー王的にはピンチじゃないんじゃないの。

今こそ全欧州ケルト人よ立ち上がれ。


http://anond.hatelabo.jp/20160628210559

2016-06-23

[]23(完):増田の眺望

 北方異民族を追い払ったことで増田島に泰平の世が訪れる。

共通の敵と戦ったことで各家にくすぶっていた敵愾心は冷却された。

それ以上に効果的だったのは増田家(八)が他の三家に送った軍目付の存在だ。

いざとなれば暗殺されるだけの存在みえて、彼らには赴任先の軍を「まじめに訓練する権限」が与えられていた。

増田家(五)の強硬な反対を押し切って付与されたこの権限によって、各家の軍隊雑魚ナメクジ化した。

 戦争を起こそうとしても雑魚ナメクジ同士のにゅるにゅるしたナメクジ試合になると悟って、

次世代当主たちは軍事面での野望を抱かなくなった。一方で海外から侵略者増田家(八)の戦略を洗練させた戦い方で、にゅるにゅると迎撃される事になった。

 最終的に増田島は以下の形に落ち着いた。

アルファマスダ家当主領国石高
増田家(八)大便公方(八)(六)半国(七)(九)560万石

 増田島の統一に中心的な役割を果たした増田家(八)は、石高にして全体の半分近くを領する。

増田島の中央位置するのをいいことに島中から名産品をかき集め、みやこの人間を飽食させる島最大の人肛を誇るうんこ生産国でもある。

 旧増田領(九)に運河建設して南と北の交流活性化平和の中でのさらなる発展を目指している。

 当主意向公衆便所の整備が熱心に進められ、多数抱える人口密集地が衛生的なことは海外商人にも感心されている。

 増田匿兵衛は自分戦争向きの人材だとして引退し、増田家(四)から預けられた増田五郎などの育成にあたっている。

 増田騎馬軍団は馬の機動力を活かして各地をむすぶ伝馬に新しい役目を発見した。

ベータマスダ家当主軍目付領国石高
増田家(四)鎮寇将軍(鎮北将軍あらため)増田出羽守(四)(一)(二)北半国(三)290万石

 増田家(四)は連合軍から制圧した旧増田領(一)を預けられる代わりに、(二)南半国を増田家(五)に、(六)半国を増田家(八)に割譲した。

ただし、海上の交易利権はより広く得ており、増田家(四)の廻船は大洋側でも盛んに活動している。

 当主北方異民族の来寇にそなえる意味公式に鎮寇将軍の名をたまわった。

狄人には和戦両様で対応し、彼らとの交易や旧増田領(三)を中心とする金山銀山の開発で豪華絢爛な文化を興した。

金製の馬糞ウニ模型など「出来は素晴らしいけど、なんで作ったの?」と言われる日々である

 増田家(八)はこの芸術品への対抗に金の雲細工を作らせた。後の金のうんこである

ガンママスダ家当主軍目付領国石高
増田家(五)東上管領増田金吾(五)(二)南半国(六)半国290万石

 まったく動かずに北と西から半国ずつ奪った増田家(五)は増田島全体の穀倉となった。

収穫期が訪れるたびに大量の穀物が北や西に送られ、ここでの穀物の出来が相場に大きな影響をあたえた。

 穀物の形で西に流出する栄養素を補うため、漁業によって得た魚を肥料にする方法が開発された。

その魚の栄養増田家(五)の穀物を食べた人々のうんこの形で海に流出し、潮に乗ったものであり、

ここに穀物うんこと魚(とプランクトン)を媒体とした元素の循環が完成した。

 また、受け入れたカラトラヴァ騎士団との交流増田家(五)を海の果ての国々との取り次ぎ役にした。

彼らは居住制限されながらも、布教と皮膚病を治す薬草の探査にあたっている。

 緯度が異なる旧増田領(二)の半分を手に入れたことは増田家を気象変動に強くして、飢饉の防止に貢献した。

なお、石高増田家(四)と互角ながら、鉱山商業収入では大差があり、文化的には他からゆっくりと遅れて行った。

デルタマスダ家当主軍目付領国石高
増田家(十)西国大宰相増田大学(十)(士)210万石

 増田家(十)は他の増田家に比べて独立性が低く、増田家(八)から干渉を強く受けている。

しかし、増田家(四)(五)の思惑もあって、第四の増田家として存在できている。

二位から四位の三家を足せば、石高では増田家(八)を上回るのである

 増田家(八)も西の外様大名を削るよりも、強い藩屏に育てる選択をした。

また、大陸との取り次ぎ役には歴史的増田家(十)が適任であった。

 歴代当主は気性のあらい増田家(士)の武士制御するのに苦労する。連中の雑魚ナメクジ化が増田大学最大の功績であろう。

その他
大名格の増田旗本格の増田商家になった増田消滅(吸収された)増田
(三)(九)(二)(士)(七)(一)(六)


 役目を終えた忍者たちは、走狗として煮られない自衛のために、集まって一つの村を作った。

文化背景の異なる彼らを結びつける手段として、俳句が盛んに利用された。

俳句でなくても「決まりきった単語」を用いて100文字以内で伝えるのが作法であった。

 より荒っぽい忍者コミュニケーション手裏剣を投げつけあった。

帰農した忍者が増えてから野良仕事に使う手斧活躍することもあったという。

 また、村内の政治的対立回避するためカラトラヴァ騎士団からもらった異国の犬が名目的な村長に推戴された。

村民独身おっさんばっかりだったので、将来性には乏しかった。

 ひとつの戦乱の果てに増田家は以上のように整理されたが、勝ち残った増田家が次々と分家増田家をつくったことは言うまでもない。世に増田の種は尽きまじ。

 なぜならこの世界未来のマースだ。

 そじゃーな!

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160622000404

2016-06-22

[]22:増田の人望

最後まで負け戦とは締まらぬ結果じゃ……」

大事の前の小事にござりますぞ」

「うるさい、余は初陣であったのだぞ」

はいはい

はいは一回にせぬか。だいたい左翼に比べて右翼がふがいないのが――」

「まあまあ、そのあたりで……」

 地味な増田家(五)の当主最高司令官軍師の言い争いを止めた。

彼がいたことに驚いて、二人は口をつぐむ。増田家(五)の当主は汁をおかわりした。

 増田連合軍は敵味方あわせて三十五万の大合戦に敗れたが、そこからしぶとく反撃を開始した。

気がつけば、北の増峠は増田騎馬軍団に封鎖され、西は増田軍の本隊が、南は後衛部隊が何とか押さえている。

にゆいいつ残された東は増田島の脊梁山脈とその麓にうずまく樹海であった。

増田騎馬軍団は愛馬を屠って生肉を食べる状態になっても戦い抜き、北方異民族の連絡や離脱を阻止した。

南の後衛部隊も同様であり、彼らは補給線に繋がっているだけ抵抗が容易かった。

 いわば増田連合軍は「常山の蛇」となり、増田騎馬軍団が叩かれれば本隊と後衛部隊が、

後衛部隊が叩かれれば本隊が、本隊が叩かれれば後衛部隊が味方を援護した。

増田騎馬軍団には出撃するだけの余力は流石になかった)

 そして、異民族軍が入り込んだ樹海の中には緒戦で追い散らされた武熊たちが巣くっていた。

蛮族は獰猛な熊たちに急襲され、眠れない夜をいくつも過ごした。

「やっぱり武熊は頼りになるのう」と手のひらを返す増田もいたが、

合戦の内容はやはり増田の武熊への不信感を残した。

 増田の誇る忍者たちもこの「狩り」に投入された。増田家(四)の軒猿たちもおり、オールスター状態である

 ある日、薄暗い森の中、武熊さん出会った侵略者恐ろしい恐ろしい勢いでしとめられていく。

「を書くを書く」

デマの流布はゆるさん!原液を飲め。正しいソースはこれだ」

 発泡する元ソースにはバミューダトライアングルにおける魔の海水のごとく浮力がない。溺れる蛮族は沈んでいった。

 その隣では蛮族が熱湯落ちして煮られていた。

 野営地を小さなかわいい影が走り回っていた。気がつくと、蛮族は寝首を掛かれ額に「うんこ」と札を付けられていた。

「ウェーイ(先生、お願いします)」

 瞳を閉じた忍びが突撃してくる蛮族の前に立ち、至近距離で不気味な目をかっと見開いた。

目が合った敵の動きは硬直し、忍びが呪文を唱えると、一枚の何事か書かれた紙切れに化けてしまった。

 ブチの忍犬は茂みに武熊たちを集めて語った。

「この円い鳥たちはな、みなワシが描いたのじゃ(手裏剣ください)」

 興奮した武熊たちは習合すると合体して熱い鳥になり、羽ばたき一つで異民族を吹き飛ばした。

 七連手裏剣と山彦手裏剣から逃げる蛮族の前に全裸小僧があらわれた。

「けいお、しっこうする!!」

 その忍者の姿は見るたびに次々と変わり、本性を確かめるすべがなかったが、忍者としては普通だった。

 ある場所では夏なのに完全凍結した蛮族の死体が大量に発生した。

後に現場確認した増田出羽守は首をひねった。

「うーむ、ふーむ」

「にゃにゃにゃにゃなーん(ご主人様の顔なんてもう忘れたのにゃーん)」

 武熊の猫はすなわち熊猫(パンダである

探検隊をも壊滅させる力をもった熊猫部隊は、その熊猫の一匹に数えられただけでも二百匹を超えた。

彼らは第六指で異民族をつかんでは投げつかんでは投げしていった。

 その忍者増田忍者には珍しく五方手裏剣ではなく、四方手裏剣を用いた。

いや、よく見るとそれは十字の切れ込みが入った乾物であった。

「たべものをしいたげるな!」

 メガネをかけた好青年が木の陰から蛮族をみつめていた。みつめ続けていた。

「20162016!」

 好青年がどこまでも追いかけてくるので、蛮族の世界はいしかモノクロに染まった。

「~~」

 大脳が壊れた蛮族に忍びは何か気の利いた大喜利をささやいた。

忍者検非違使です。本来忍者呼称が現れるのは近世になってからです。軒猿も同時代資料では言われていません」

 戸惑う間に異民族ドナドナされた。

 森から延々と引き出される北方異民族死体をみて、床几に腰掛け当主のひとりがつぶやく

「これではまるで虐殺ではないか……」

 匿兵衛が答えた。

増田島におけるいくさとは本来このようなもの。それでも上様方はもっと御覧になりたいと仰せられるか?」

 アルファマスダたちは揃って首を横に振った。

 別の場所では女神?が現れていた。彼女は低音から高音までノイズのない深みのある声で言った。

「ぼいんは必要ないのです」

 パァアアアアと光が異民族たちに突き刺さり、ヒンニュー教に改心した彼らは増田軍に降伏した。

「神だ!神が降臨された!!」とカラトラヴァ騎士団は大騒ぎした。

 よく知らない宗教気持ち悪い。

 正規兵の部隊も掃討戦に参加している。

その時、増田左混はめずらしく言葉の通じる蛮族と対峙していた。

「俺は降伏しないぞ」

 傲然と胸を張る敵を左混は一喝した。

「武装をつけようとする者は、武装を解く者のように誇ってはならない」

 大人対応に話の通じる異民族は恥じ入った。

 合戦から六日目に、晴れ時々鯖が降った。傀儡使いのまじかる系軍師はそれを吉兆と占った。

 事実北方異民族完膚なきまでに壊滅したのだった。増田領(一)の奪還がなされるのは、一月後のことである

 自意識過剰金髪縦ロール忍者は化粧に二年五ヶ月、自画像角度とかの調整に一年が掛かってしまったため、参戦が間に合わなかった。

 みやこで同時代史料遊戯日記」を書き続けている公家は、伝え聞いた密林での戦いを以上のごとく記した。

前回

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次回

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2016-06-18

[]18:増田の野望

 増田家(八)の領土は史上最大となり、そして史上最大の危機にあった。

増田家(士)との戦争本貫地を荒らされ、一度は決戦に敗れ、極限までの動員を強いられた。

金食い虫である艦隊増田島の南北両岸に整備してもいる。

増田(七)領に避難してきた「宮」への手当も必要だった。

 なにより深刻なのは、かつての本拠地継続している一揆存在だ。

増田家(士)の横暴をうけて決起した彼らは独力で侵略者を追い払ったのだと過信し、

独立や自治の大幅な拡大を求めていた。

増田家は外敵から彼らを守る義務を一時放棄したわけで、しかたのない面はある。

 だが、巨大な領主に戦功以上のものを認めるつもりは、さらさらなく、官僚たちにねばり強い交渉を継続させていた。

 内憂に対して外患である増田家(四)も増河決戦後の無理が祟って活力を大幅に減じている。

それでも、増田島に一対一の存在になった事実は重く、早期の統一による平和を求める世間圧力もあって、

戦機の果実は無理矢理エチレンを塗りたくられた状態にあった。

 最悪の場合増田領(八)の内部で増田島の群雄割拠再現されるだけなのだが、

相手意識なき増田島の統合意思ではそれを指摘しても説得しようがない。

 両者は神経と国力をすり減らしながら共に戦備を整える状況だった。

 そんな中、キャスティングボートを握ることになったのが、西の祖国を取り戻した増田家(十)当主である

彼は「主君から再三の出兵を求められながら、言を左右にして逃げていた。

 実際に旧増田領(士)の平定に手を焼いていることや、船団が嵐に遭い兵力の六割を失った事情があって、

兵の抽出は困難だった。

 しかし、それだけではない。彼には増田家同士が消耗した状態中央に打って出れば、

漁夫の利によって天下を得られるのでは?という野心が確かにある。

 お家を再興できただけでも恵まれているのに天下を望んでしまう。

人の欲望には限りがない。あるいは傭兵となって天下を見てきたからこそ、

それを手に入れる夢を見てしまうのかもしれなかった。

 少なくとも出兵の見返りに増田(九)領くらいは手に入れたいものだ。

甘い考えに溺れていた当主鼻歌交じりに寝室に入ったところで、その鼻をひくつかせた。

(わ、私のじゃない脱糞臭いがする!?……こ、こわ~っ)

「タレカアル!?

 不審を通り越して恐怖を覚えた当主ふすまを開けて人を呼んだ。

「ここに」とやってきた一人の男に安堵するも、よく見るとまったく知らない顔だ。

プライベート空間の深部で、それはありえない。

「お主は誰じゃ!?

 そいつは鍋が煮立つように笑う。

「拙者は増田。誰でもあり、誰でもない。時にはお主自身でもある……こぉんな風に!」

 男の顔は当主の顔と、うり二つに豹変した。それでいて、まがまがしい瞳の奥は底が見えない。

当主の写し身は大口を開いて笑う。

「ぬぉおおおおっ!」じょばばばばば

 当主は失禁しながら刀を振り上げた。――その動きが布団をはねのけて、彼は目覚めた。

「……夢か」

 しんと静まりかえった寝室を見回す。そして気付く。

(私のじゃない脱糞臭いがする!?

 増田家(十)当主大脳が壊れるよりも出兵を選んだ。

増田家(士)と同じように、忍びいくさでは「主家」に敵わないと判断したのだ。

もっとも忍びの働きも本人の解釈にすぎず、彼が来て見て嗅いだモノの正体は後世に至るも謎のままである

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次回

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2016-05-30

なんなんだろうな

マイノリティからしたらマジョリティ迫害を仕掛けてくる絶対的強者である

マジョリティからしたら自分たちの共有財産である普遍的価値観や社会常識転覆させかねない赤い羊がマイノリティなんだよな

そのパワーバランス状態によりマイノリティ侵略者になるしマジョリティ集団圧力を加える迫害者になる

ある意味異質であればあるほどマイノリティマジョリティ側に与える影響は大きくなり、それは個体数が関係なく波及される

例えば凶悪殺人者などもそれがマジョリティから圧倒的に受け入れられない個性なため排除されるし大きな社会騒動になる

なんなんだろうな

 

結局、どっち転んでも価値観浸食をしてるだけなんじゃなかろうか

2016-05-29

[]0:増田ののぼう

 増田島。モンスーン気候に含まれ大陸東岸位置するその諸島では多くの家が覇を競い、謀略と決戦による離散と集合を繰り返したあげく、十一の家が生き残っていた。

一つ目は増田家。

 増田島の北端部に位置するこの家は北方の豊かな資源を中継する立場にあり、回船によるすいすい水上交易で莫大な財産を築いていた。威信財を重視する家風がもたらす物欲のせいか増田家では内乱が起こりやすく、せっかくの資金力を安定して外征に投じることができなかった。厳しい冬の気候遠征障壁となっている。しかし、大量動員されたとき傭兵軍団の力は本物であり、革新的当主にひきいられて都へ上ったことも何度かある。

 本拠は増湊。

二つ目増田家。

 前述の増田家の南東に位置する増田家では、婚姻外交が盛んであり、周辺諸国や有力家臣のほとんどと血縁関係を有している。送り込んだ夫人とその侍女団によるもはやスパムめいた文通による諜報活動増田家の地位を巧みに保ってきた。反面、他家の内輪もめに巻き込まれることも多く、いまいち地域の主導権を掌握できないでいる。

 結婚はそろそろ分家に任せておけ。戦争せよ。が、新当主モットーである本拠は増谷。

三つ目は増田家。

 増田家の南西、そして増田家の西に位置する増田家は、古代先住部族の血が濃く、やや異質な存在である増田家内部でもその意識が強いため、かえって先進文化を取り入れることに熱心であり、増田海を利用した通商が盛んに行われている。北の増田家とは海上交易権をめぐるライバルでもあり、自分たち土地よりも交易先の港で激しく干戈を交えている。ぶっちゃけ非常に迷惑である。両家の争いは都の外港である増瀬を炎上させたことがあり、そろって出入り禁止を言い渡された。

 前代当主は大の鯖好きであり、そのために港を手に入れた。

 本拠は増浜。

四つ目は増田家。

 入港禁止を言い渡された増田海側北方の二家の縄張りに横から失礼する形で頭角を現してきたのが増田島の背側にある増田である。もともと繊維の有名な産地であったが、一般には無骨武人と思われながら実はトップセールスに優れた一面をもつ当主によって、繊維の染色から加工、納入までもこなす重商国家へ変貌を遂げつつある。

 植物性繊維の染色に欠かせない明礬鉱山帰属を巡って、二つ目増田家の南にある増田家と激しく争っている。

 本拠は増館。

五つ目は増田家。

 増田島最大の平野部を領有する増田南東部増田家は比較的あたらしい家であり、この時代象徴する存在である。高度にシステム化された統治機構と徹底的な遠交近攻策によって平野部を平らげて来た。

 しかし、近年は領土拡大に伸び悩みはじめており、また農業以外の産業育成にも苦戦している。四つ目の増田家と泥沼の戦乱状態にあるが、敵の求めているものいまいち理解できていない( ・ิω・ิ)。

 本拠増戸

六つ目は増田家。

 古くからの名門である増田家は、いわいる主語が大きくなった例としてよく知られる。きわめて機会主義的で行き当たりばったりの外交政策をとって来たため周囲に味方がまったくなく、いままでのツケを払わされつつある。それでも、他家の当主低能とやたら罵倒する。

 増田家が攻め込んできた時だけは、普段はいがみ合う増田家も同盟を結んで侵略者撃退したという。そして撤退する増田軍の背中に塩をまく。敵に塩を送るの由来である

 本拠は増台。

七つ目は増田家。

 商業結節点である増津をおさえる増田家は財政的に非常に豊かであり、宗教と結びつく禁断の政策によってますます富を集積している。本来宗教施設しか使用できない角度とかにうるさい石垣技術をもちいた国境城塞群は難攻不落であり、増田家の富に垂涎する敵の侵攻をにべもなく、はねのけ続けている。女装癖の当主は勤勉で、年中むきゅうで働いている。しかし、増田島を統一する意欲には乏しい。

 長く続く戦乱が武器産業利益をもたらし、彼らが共依存する宗教にも信者獲得の機会を与えているかである

 本拠は増津。

八つ目は増田家。

 都の周辺を押さえる増田はいちおうは天下の号令者の立場にある。だが、前代未聞の宮中脱糞事件を含む不祥事続きで尊敬を完全に失っており、洛書にあざけられない日はない。結果、「都の地方勢力」に堕している。

 支配する人口は非常に多いが文化的な反面、戦争に向かない人材割合が多く、暴力による意志強制にも成功していない雑魚ナメクジである

 本拠は増居。

九つ目は増田家。

 増田島の長く狭い陸橋部を支配する増田家は律令制時代駅長にはじまる豪族の出であり、社禝を守りじわじわ支配地をひろげていった結果、豪族からの二段JUMPで西増田島一の勢力と謳われるまでに成長した。

 彼らが都の増田家を制圧してしまわないことは長年の謎とされている。下手に関わっても火中の栗を拾うだけであり、遷都などすれば柔弱な気質に染まると中興の祖が言い残したことが影響しているらしい。西方には年々攻勢を強めており、完全制覇がなれば都を抑えにでるとの観測もある。

 本拠は増州。

十番目は増田家。

 古代から大陸に対して開かれた湾港都市、増屋を支配する増田家は渡来人の血が濃く、一族の中には毛の色が増田島人一般とは異なる者までいる。大陸から導入した兵器を大量運用することで戦術武勇の不足をおぎない周囲の弱小勢力を打倒した増田であるが、より大規模な九つ目の増田家と十一番目の増田家との戦争では、文明力の差を軍事技術で埋められ、苦戦している。最後の三家の争いを特別増田三国志と呼ぶこともある。

 当主は新来の言葉をすぐに使いたがり家臣に疎まれている。

 本拠は増屋。

十一番目は増田家。

 増田南端位置する増田家は武勇の誉れ高く、それ以上に攻勢を一方向に集中できる利点を駆使して、勢力を拡大してきた。なお、家中新参者に限らず犠牲になる粛清の嵐であり、酒の席はいつもピリピリしていたと言う。大喜利に滑った人間には容赦がない――が大喜利強要する。

 歴代当主の口癖は「舐められたらおしまいだ」である

 本拠は増林。

 さあ以上、十一家の中で増田島の支配権を握るのは、どの家だ!?きみも当ててみよう。

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160530121038

2016-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20160414113625

読ませる文章写経することから始める。

一言一句間違えることなく書き写す。

ひたすら繰り返すことで、頻出語句文章リズム自分のものになるので似たような文章が書けるようになる。

 店主の妹が”それ”を呼ぶと、厨房裏の深淵から染み出るように、その異形の物体が姿を現した。

 それは一見人間のようでありながら、頭頂部を十腕形上目の胴体にも似た冒涜的な角度を持つ

 白い帽子のものが覆い、付け根から狂気じみた青色触手10本生え、それ以外は-いさ

 さか小柄ではあるものの-人間酷似していた。

 触手は不規則に蠢いていたが、私が恐怖に駆られ後退した瞬間、 鏃状の狂った先端部分が

 空中で私に向けられピクリとも動かなくなり、加えて地獄めいた丸さの顔面に不釣合いな大きさの

 瞳が、錯乱状態の私に逃避の隙を与えまいと睨め付けてきた。

 ”それ”は腰に手を当て、どこか厭らしくニヤついた表情を見せながら、脳髄に響くような甲高い声で

 自らの目的がこの地上の制圧にあることを語って聞かせた。

 その内容は、我々人類が今絶望に満ちた終焉を迎えようとしているという慄然たる事実を、私に完全

 なまでに理解させるのに十分すぎるものだったのである

 ──斉藤渚著『侵略者』より抜粋

2016-03-31

初心者にも超易しい! Girls forM掲載作品十選

LO十選希望みたいなエントリあったけど、LO読んでないから独断偏見で増刊のGirls forM(ガールフォーム。以下G4M)の十選書くね。需要は知らない。

初心者向けを念頭に置いたけど、そもそもこの雑誌自体初心者向けじゃないから、選ぶのキツかった。ただの騎乗漫画なんか選んでもしょうがないし。かと言って、極太ベニバンでレイプされる漫画とかBDSM・職業女王様系なんか選んでもドン引きだろうし。好きなんだけど。

ちなみにVol.01-03は読んでないからあしからず。あと脚フェチ飲尿趣味もないから自動的大嘘が選外になったよごめん。

とりあえずG4Mが玉潰しだけの雑誌じゃないことは分かってほしい。というか玉潰しは被虐の極地って意図が明確だからまだマシな部類だよ。何がしたいのかも分かんない駄作の方が遥かに多いもん、この雑誌

こうして選んでみると、ほぼVol.09とVol.11だけに偏ったけど、それは最近ヌルめのプレイを増やして初心者が入り易くなっていることと、10個人的にコンセプトがハッキリしない駄作ばかりの号だったからのように思う。でもヌルくなってきているのは確かだから、興味あるけど玉潰しは……って人も是非買ってほしい(ダイレクトマーケティング)。編集部さんも女子高生ロリババアもいいけどG4Mもお願いしますよマジで。季刊化希望

タイトル:作者(掲載号)」と表記

ダブルエスサイズ:豆(Vol.04-07)

全4話。G4Mでは唯一の明確な連載(読切が連作になってるのは他にもあるが、話数が付いてるのはこれだけ)。G4Mによくある、玉潰しや去勢のような瞬間的な痛みと性の終わりを明示する作品とは、対極にある作品だと思う。

1話では前提となる世界設定の説明に終始した上に、キャラクター必要以上に出してしまったため、オムニバスストーリーのようなイメージを持つ(もしかすると路線変更があったのかもしれない)が、実際の作品は一つのカップル恋愛模様を描いた純愛ものだ。

主人公の春一がヒロイン麻奈に惹かれ、Mに目覚めていく話。優等生だが女尊男卑社会に馴染めない変人だったはずの春一が、精神的にすごくビッチな麻奈の求めるMになっていく姿と、麻奈が春一の求める理想の女であり続ける姿が美しいし抜ける。G4M史上最高傑作と言っても過言ではない。G4M唯一の連載作品なだけはある。

エロシーンも非常に分かりやすい。本番が無かったりアナル責めだったりすることが多いG4M掲載作の中で、明確に本番行為が何度も登場するのは、初心者向けと言っていいはずだ。

これっきり豆先生エロから姿を消してしまったらしいのが残念。ボルダリング……?

ボディがガラ空き:clover(Vol.09)

良作の多いclover作品の中でも初心者向けなのがこれ。本番があって逆アナルスカトロ要素も無いのってこれくらいだったような。

スポーツジムに通っている主人公が、同じく会員のおばさんたちのオモチャにされて、トレーナーや年下の女の子全裸スパーリングしてボコボコにされる。本当にそれだけが詰まってる28ページ。

殴る蹴るもあるが、関節を極めたり、抑えつけられた状態性器をいじられたりするプレイも多く、さらに本番まであるという充実っぷり。格闘エロ好きは読むべし。

Thoroughbred-サラブレッド-:ぴりりねぎ(Vol.09)

こちらもVol.09から普通に本番があるよ!

ヒーローものパロディで、ヒーローが女しかいない侵略者に負けて、種馬にされる話。

ヒロインの目の前でピッチリスーツの上からイブ当てられたり、無理矢理犯されて童貞喪失したり、更に種馬として肉バイブ扱いされたり、ツボを押えながらも易しめで抜きやすシチュ選びがなされているのが高得点

特に本番シーンの多さは初心者にも自信を持ってオススメできる。

ぴりりねぎはそろそろ本格的にふたなりを描いてもいいと思う。やっぱり商業だと忌避されるのかなぁふたなり

無償の愛:clover(Vol.11

またもやclover作品。本番あり。

童貞の性欲を処理するボランティアという発想がいい。着衣ゴム手コキというヌルめのプレイにも「ボランティアでやるのはここまで」感があってものすごくいい。

難点を挙げるとするなら、ヒロインの智鳥さんが巨乳グロマン黒髪美少女なのはいいのだが、もう一人のボランティア部員小花ちゃんもギャルっぽい見た目がすごくいいので、そちらの描写が最低限しかないのがもったいなく感じてしまうことか。

ヤリマンに辱めを受けたい需要はとてもあるので、clover先生とG4M編集部考慮願いたい。

"先輩"シリーズ紅唯まと(Vol.02・03・05・07・09・11

本番は無いが、あえて選んだ。射精管理連作シリーズ(02・03掲載作は未読)。

射精管理もの。後輩が大好きな先輩(低身長童顔巨乳)に貞操帯を着けられて、射精禁止されてる話。しかもただ我慢させられてるんじゃなく、定期的に手コキで射精ギリギリで我慢させられたりしてる。

基本的ハードプレイはなく、相思相愛のイチャラブもの。初期は暴力振るっておけばM向けだろ?と言わんばかりの雑な作品も多かった同誌の中で、一貫して甘々なプレイをしているのが特徴。

抜ける抜けないはおいといて、すごく心が癒やされる作品。素晴らしい。

今年予定されてる単行本リストに入ってるといいなぁ。

胡蝶の毒蜜:AHOBAKA(Vol.09)

AHOBAKAの一連の人外ものの中で、外見が人間に近くて本番があるものを選んでみた。

タイトルから分かるように、蝶女である。ただそれらしい特徴は触覚や羽くらいで、他はほぼ人間だ。

蝶女の奴隷になって、椅子になったり強制オナニーさせられたりする話。

ラストちょっとハードなので十選に入れるか迷ったが、他のスキュラとか食人植物とかケンタウロスとかダークマターと比べればまだ普通だと思う。

本当は怖い友達のお母さん:酒呑童子(Vol.11

作者はシュテン名義でドラゴンボール人造人間18号本などを出している人らしい。

ショタ母親命令で、友達のお母さん相手売春させられる話。

うそれだけ。ショタがひたすらアラフォー経産婦に貪られる。

プレイとしてはヌルいかもしれないが、だからこそ抜きには適している。

元鞘へ収まる:すたーきー(Vol.09)

本当ならもっとこの十選にバシバシ入っていいはずなのに、初心者向けとは言い難いので入れないのがすたーきー

なんたって男のアヌスを責める話しかない。女子高生M性感売春(?)ものとか自分の精液詰まったペニバンで犯されて腸内射精されるのとか。

これは比較的甘い方。普通に幼馴染にペニバンで犯されるだけのイチャラブもの

すたーきー他所出版社へ行ったとかそういう話聞くけど、もうG4Mでは描かないのだろうか。

きたいのしんじん:丸居まる(Vol.11

毎回あまりヌルすぎて、ただの甘々おねショタやイチャラブ騎乗位してるだけな漫画が多かった丸居まるが、ようやく実用的な漫画を描いたことに感動した。

本来は他の丸居作品がいっぱいこの初心者向け十選に入ってくるべきなのかもしれないけど、G4Mっぽくはない(一般的雑誌に載るようなやつで、こういうニッチ性癖特化誌の漫画ではない)からあえて外した。けどこれはまあセーフかも。

とは言っても、やってることは騎乗位+顔面騎乗+ペニバン逆アナルなので、そこまでハードではない。

本当に初心者向け。

おねえちゃん:あかざわRED(Vol.11

王道おねショタもの。好きな同級生お姉ちゃんに篭絡されて、お尻を調教される話。

あかざわRED作品なのに、珍しいくらいに普通漫画。玉潰しも精子無駄死にも捕食も無いなんて。

からこそ万人に薦められる作品になっている。

でもあかざわ節というか、オスとしてどうこうみたいなのはしっかり入ってるあたり、ここがこだわりポイントなのかなぁと。

2016-02-10

マックスむらい氏を擁護してるキッズたちの精神構造

まともな大人からすれば、マックスむらい氏に限らず、Youtuber全般が取るに足らない変人カテゴリ往き間違いなしなのだが、彼らのファンは端から見ると狂気じみて見えるほど彼らに夢中だ。


これは昨今話題ジャニヲタにも共通しているのだが、こうした熱狂的ファンの精神構造は、精神病理学的に典型的ものである辛口無慈悲な某シロクマ氏が登場するほどのこともない。ようするに、熱狂的ファンは「自分は(世界で一番)スゴい」という幼少期特有の全能感、あるいは思春期特有誇大妄想をこじらせ、それを自己の外側にいて目立って活躍している(と本人たちが認定する)人物に投影することで、その非現実的自己評価を抑圧しているのだ。


誤解してはならないのは、実のところ、熱狂的ファンたちは自らが取るに足らない(どちらかと言えば劣った)一般人に過ぎない、と理解はしている。他方、その「私はダメだ」という自己認識と、「私はスゴい」という誇大な自己像との間に極端な乖離が生じているため、この落差の現実的な落としどころとして、社会活躍する他者芸能人スポーツ選手カリスマ経営者宗教指導者など)と自己を同一視することで、そうした他者自己像の「鏡」として扱うわけだ。


例えば、女性アイドル好きな男性ならば、その女性の人気が一定閾値を超えた段階で、女性ファンが増えることを経験的に知っているだろう。現実世界キラキラと大活躍している(ように見える)女性自分を同一視することで、自分の惨めさを覆い隠すことができるためであり、男性ファンのような性的な関心がベースにあるわけでは全くない。先ほど述べたように彼らは基本的自己評価が低く、一方で持てあました誇大的な自己像を支えてくれる唯一の救いが「鏡」としての他者である


やや話は脱線するが、熱烈なアイドルファンの女性(たとえばジャニヲタ)には風俗嬢が多い。全国各地に赴かなければならない物理必然性もあるが、何より応援するアイドル活躍している限りにおいて現実自分は(極論をいえば)どうでもいいからだ。現実にはタバコ臭い激安ラブホで汗臭い中年男性ペニスを口にくわえておきながら、本人が生活で最もリアルに感じられるものは、その同じ口で声援を送るアイドルの輝きなのであるジャニヲタならば「ヲタ界隈で有名な(=湯水のように金を使って応援している)女性ファンが(風俗店ブログ写真から風俗バレしてm9(^Д^)プギャー」という事件が年間何件も起きていることは否定しようもないだろう。


(誰って? まあ、秋○ス仙○の「の○か」とかな。。ファンの妬みは恐ろしい。あの子は元々は手コキ店だったが系列イメクラ店に沈められた。昔はバレーボールに熱中するスポーツ少女で、20歳過ぎまで軽い天パーの黒髪を染めたことすらなかった真面目っ子だったらしいが、嵐にハマったのが運の尽きよ。うーん、おっさん養分にする風俗嬢養分にするアイドル養分にする芸能事務所社長養分にする暴力団の偉い人。ああ、醜い食物連鎖だ。。そしてマックスむらい養分だったのか)


さて、以上を鑑みて、今般の事件における山本一郎実業家ブロガー)のように、こうした「鏡」(この場合マックスむらい)を攻撃すると、どうなるだろうか?クレイジーキッズたちは、自らが攻撃されたように感じる。いや、自らが攻撃されたとき 以上 の怒りと苦しみを感じる。彼らの理想現実バランスシートが崩れた不安定な自己イメージは、「鏡」としての他者社会的活躍し続ける間のみ安定的に維持されるからだ。よって、マックスむらい氏が社会的に許されない行為をしていたとすれば、それは彼らの価値暴落することに等しい。だからこそ、彼らは氏の汚点を否定拒否、拒絶する。そして自己イメージ侵略者攻撃する。


マックスむらい氏は、そのことを肌感覚理解しているらしい。だからこそ、Youtubeに自らの潔白さだけを主張する動画アップロードし、彼を信奉するキッズたちに潜在的メッセージを送った。「俺を守るために大暴れしてくれ!」と。無論、これは追いつめられた人間断末魔である。そんなことは社会的に何の肯定的効果をもたらさない。だが、防衛大に受かる地頭はあるものの、ひたすら叩き上げのし上がってきた男に何か分別らしいものを期待する方が間違いなのかもしれない。果たせるかな。キッズたちは大暴れし、山本氏ビール片手に彼らの口撃をことごとく撃墜し、その残骸が氏のTwitterタイムラインを埋め尽くすたびに、マックスむらい氏の信頼も地に落ちるのである

2016-01-22

ソマリア--西側諸国海賊を追い払うと、密漁船が現れた

(出典:http://www.theguardian.com/world/2015/oct/31/somalia-fishing-flotillas-pirates-comeback

イエメンイラン韓国漁船団が国際条約違反して、ソマリアの豊かな漁場を略奪している

5年前、エイル(Eyl)の町外れにある砦が、ソマリアもっと悪名高い海賊根城になっていた。

インド洋から素晴らしい波が打ち寄せる朽ちかけた町では、拿捕された船が浅瀬に抑留され、大物海賊達が権謀術数を巡らし、彼らの乗り回す大型のSUVが連なっていた。

エイルはソマリア存在したあらゆる悪徳の見本市だった。内戦20年に及ぶ戦いがもたらした無政府状態国家もっと基本的制度すら破壊し、銃と身代金がすべてを支配する場所となった。

無法状態と命の危険を伴う混沌状態は、2012年映画「A Hijacking」(訳注原題はKapringen。邦題は『シージャック』)で見ることができる。この映画ではデンマーク貨物船海賊によって拿捕され(訳注以下ネタバレにつき削除)

遅ればせながら、西側諸国海賊退治のために軍艦派遣を行い、NATO合衆国EU軍事力が、海賊を無力化し、乗っ取り人質時代を終わらせ、戦いに勝利したかに見えた。

5年後、エイルは大いに変わった。海賊は去り、根城となっていた砦だけが残された。ソマリアの各地で見られるように、この歴史的建物も長い間整備されなかったため、荒廃している。海岸に立つ小さな砦は、エイルが以前は何で名を知られていたかを思い起こさせる。サイイドムハンマド・アブドゥラーハッサン19世紀ジハード主義者民族主義者の詩人にして、20世紀初期にはイギリスと戦い「狂気のムッラー」と呼ばれていた人物のことを。

地元民にとって不幸なことに、海賊が去るとともに、別の侵略者が帰ってきた。

世界の関心は別の場所に移ったが、イエメンイラン韓国のような国々からやってきた漁船団が、国際条約無視して、ソマリアの豊かな漁場を略奪しはじめた。町の経済を支える地元漁師達は壊滅的な打撃を受けたこの乱獲こそが10年前、沿岸の村々の生活のすべを破壊し、最初海賊行為を生み出したとされている。

ソマリアの3000kmに及ぶ海岸線は、世界でも最も豊かな漁場に面しており、サメマグロやイワシやエビロブスターに満ちている。不法操業する漁船団は、便宜置籍船制度訳注船舶登録料を軽減するために、リベリアパナマのような安い国に船籍を置くこと。漁業資源管理においては、他国漁船になりすますことで、本来の国別の漁獲高割り当てを無視した操業を行うこの種の行為問題視されている)を隠れ蓑にしている。彼らは他の地域からやってきたソマリア人の武装船によって守られており、近づいてきた地元漁民の船に体当たりを行ったり、銃で撃ったり、漁具を破壊したりする。これらの恐ろしい戦いの大部分は外部の目の届かない場所で行われ、報道もされていない。


エイルの漁師達の間では、外国漁船団を苦々しく思う気持ちが広がっている。

多くのソマリア人は、無力なソマリア政府に代わって、NATOEU軍艦がより多くの密漁船を取り締まるように求めている。

湾岸諸国から資金援助を受けたプントランド訳注ソマリア内の半独立地域実質的国家内国家となっており、独自政府地域内の司法行政担当)の海洋警察はボサソの港に拠点を置き、紅海不法操業する船の取り締まりで多少の成功を収めているが、エイルまではなかなか手が回らない。

海賊行為があったかNATOが来た。しかし、海賊行為の原因は、密漁だ」とエイルの職員ファイサルワイスは言う。

NATO海賊を追い払えるなら、密漁船を追い払わない道理なんてないでしょう」

このことは、プントランド海賊取り締まり担当大臣であるアブドゥラー・ジャマ・サレフも指摘している。西側先進国は「こそ泥を捕まえることはあっても、大物はそのままだ」と。

55歳の精悍な漁師ムーサー・ムハンマド最近受けた攻撃被害洋上で切断された彼の漁網を示した。

彼にとって、このことは海賊のための武器を手配し、かつてやっていた生活に戻るための小さな一歩に過ぎない。

NATOEUの両方が2016年の終わりに派遣期間を終える。西側諸国監視任務に当たっている艦船を、地中海やその他の必要とされている場所に移したがっている。

NATOが去れば、おれ達は奴らを攻撃する」ムハンマドは言う。彼の目に写る西側軍艦とは、密漁船を守っている存在に過ぎない。

「おれ達は殺る。覚悟はできている」

困窮した漁師たちが、その原因である外国密漁から金品を強奪したことが、現代ソマリア海賊行為の始まりだった。

韓国の大型原油タンカーサンドリーム(Samho Dream)の解放のために950万ドル身代金が支払われたことで、それは何百万ドル単位の金が動く組織犯罪へと成長した。

2011年の初めに、海賊は700人を超える人質を拘束していた。

エイルの海岸線で小さなホテル経営する女性、アシャー・アブデカリムは言う。

「あのときは本当にめちゃくちゃでした」

彼女は、少なくとも、海賊がいなくなったことについては感謝している

「みんな武器を山ほど持っていたし、しょっちゅうそれを撃っていた。チャット(qat。カートとも。嗜好品もしくは弱い麻薬)も使いすぎてましたし。平穏とはほど遠い状態でしたね」と彼女は回顧する。

一方、エイルの職員、ファイサルワイルは苛立ちと共に「何も変わっていない」と言っている。

「振り出しに戻っただけだ。密漁船は戻ってきた。こうなってしまうと…私は海賊も復活するのではないかと恐れている」

密猟が、立ち直ろうとしているソマリア経済の貴重な財源を強奪しているのです。本来収入があれば、たとえば不可欠なインフラを整備したり、医療改善したり、教育を再建したり、荒廃した牧草地を復活させたりといったことができたはずなのに」ソマリア沿岸地域の援助に携わっているNGO、Adeso(African Development Solutions)の代表、Degan Aliは言う。

しかし、ソマリア沿岸地域で多くの雇用を生み出せるはずの水産業を育成しようという国際援助の試みのうち、この地で行われたものは、無数の既得権益の網に絡み取られてあえなく沈没してしまった。エイルに国連の援助で建設された冷凍設備は、完成から1年以上経っても稼働していません。これを使えば漁師達は水産物を輸出することが可能になるのですが、誰がそれを仕切るのかということでの論争が続いている

海賊は依然として、ソマリアでは広く共感対象となっている。外国逮捕され、2年から24年の刑を言い渡された海賊達が刑期を努めるためにソマリア送還されて来るが、プントランドのボソサとガローウェの刑務所に投獄されているのは、言わば将棋の「歩」に過ぎない。海賊首領たちは依然として逮捕されていない。「取引」で得た莫大な資産があれば、弱体な警察当局からの追跡から逃れることな造作もないだろう。

3月海賊イランダウ船2隻を中部ソマリアで捕らえた。うち1隻は後に脱出した。一月後、国連報告書では、悪名高い海賊ムハンマドオスマンムハンマド「Gafanje」がこの攻撃を企てたとされた。

海賊時代がいまだ終わったわけではない、ということが見落とされています。依然として50人ほどの人質が捕らえられています。その大部分は密漁船の乗組員です」海賊問題を扱うNPOOceans Beyond Piracy (OBP) のジョン・スティードは指摘する。

「以前と同じく、彼らは易々と船を捕獲しました」

しかし、現状が、西側諸国インド洋に引きつづき海軍力を展開するコスト負担し続けるほどかは、はっきりしていない。彼らが急にいなくなれば、情況悪化するかもしれない。

プントランド海賊取り締まり担当大臣であるサレフは、ソマリア人は厳罰化が進められたことを知っていると言う。

死刑を含める厳罰化がなされた。みな、海賊行為が容赦されなくなったことを知っている。以前は金の問題だったが、今回は海賊自身の命の問題になった。やるなら死ぬ覚悟必要だ」

2015-12-19

夫婦別姓に関して、リベラルが無邪気すぎ

夫婦別姓のような難しい問題は、正解がないのだから議論は、相手の主張の最もいいところを取り出してするのではないと、深まっていかないと信じている。そういう意味では、世のリベラルの人たちの主張は全く納得できない。

例:夫婦別姓婚は別にウィルスでもなく、侵略者でもないんですよね。

こういう発言をする人たちは、選択肢存在することの影響について無邪気すぎると思う。一見正しそうだから政治的主張を通すための戦略としてなら考えられるが、そこまで考えての発言でもなさそう。いくつか選択肢の弊害についての例を見よう。

1)アル中の人の治療にあたって、「アルコールがあっても飲まない精神力をつくるためにアルコールをそばに置く」などの方法は間違っている。そもそも患者アルコールを飲むかどうか選べる環境にしことが重要

2)日本語二人称単数(あなた、君、そちら、お前、あんた、貴様貴殿おたく、など)が多く、どれを選んでもある特定意味がついてくるため、二人称単数は使いづらい。日常生活では二人称単数を避け、名前で呼ぶか、お客様部長等の肩書で呼ぶか、省略するかのどれかが一般的英語Youの幅広い利用と全く違う。

3)子供難病にかかって残り半年の命と宣告されたとする。治療方法がなければ、残り半年時間をできるだけよいものにすることに心血を注ぎ、そのあとの夫婦はそのあとの人生を進むだろう。その際に、「一億円かければ一年寿命が伸ばせます」と言われたらどうだろうか。普通の家庭は一年のために一億円準備できないだろうから、その治療は断ることになるだろうけど、そのあと、断ったことを、一生苦しまないだろうか。

これらの例から分かることは、選択肢存在は人を不幸にしたり、問題を複雑にすることもある、ということ。

日本では普通に考えれば男性の姓になるので、そこに特別意味を持たせる人はいない。ああ、結婚したんだね、と思うだけだろう。でも、夫婦別姓が許されて、そこで男性の姓を選ぶのは、保守的価値観を尊ぶとか、家庭を大事にするとか、社会生活はあまり重要ではないとか、何らかのメッセージを周りの人全員に送ることになる。

その結果、おそらく選択的別姓制度がなければ同性になることに何の抵抗もなかった女性は、同性になるべきか悩み、ある程度の数は別姓を選ぶことになるだろう。そこで別姓を選んだときに「嫁に入る」という概念が根強く残る日本社会で、家庭の一体性とか、家庭内での介護の度合いに影響をある程度与える、というのは自然な推論に見える。

id:topyshu さんですら「姓を同じにするぐらいで姑が嫁に優しくなるなら、どれだけ楽か」みたいな乱暴な話をしている。もちろん、嫁と姑の関係においては、姓の他にも影響を及ぼす要因は多数あるから、姓だけで決まるわけはない。ただ、姓というのは重要な要因の一つなのではないか、というのが福島記者の指摘で、田舎の親戚達の価値観を見ている限り、私はそちらの方にある程度の信憑性を置く。

個人的には、それを踏まえた上で、夫婦別姓に賛成だ。理由は2つある。

一つ目の理由としては、今の話は初婚で離婚しない、みたいな話を暗黙のうちに想定していて、子供がいるとき再婚、みたいなのはまったく想定の枠外なこと。でも、離婚再婚は増えてきているし、これからも増えるだろうと思う。そういう社会で姓、特に子供の姓を親の離婚で変えて、再婚さらに変える、というのは子供の人権問題が大きいと考える。女性だって離婚で変わって再婚でまた変わるというのはつらい。

もう一つの理由は、夫婦同姓制度と、それによって暗黙的に求められているイエ制度特にイエ制度のうち子供専業主婦が育てることや介護負担を妻が担うこと、というのはマイナス点が大きいと考えるから、そこまでイエ制度を守ることの価値見出していないこと。現在のイエ制度の主なマイナス点は2つ。一つは、一方的女性負担をかけることを社会として仮定するのは、男女平等をうたう憲法違反すること。憲法改正話題だけど、さすがに男女平等は変えないだろうと思う。あとは、現代日本の最大の問題である少子高齢化と、その背景にある女性の晩婚化は、イエ制度により女性の30代以降の社会的キャリアが閉ざされていることが大きいこと。

2015-09-19

英語

英語圏イギリス以外全部イギリス植民地だぞ。

WW2以前のクソみたいな体制未だに引きずってんだぞ。

植民地支配象徴みたいなもんだぞ。

今すぐにでも英語をやめさせるべきだ。こんな侵略者言語デファクトスタンダードになってる現実はまちがっている。

エスペラントを話せ。

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