はてなキーワード: サングラスとは
『マトリックス レザレクションズ』を観に行って、わたしが観たかったのはコレじゃない感があって、だったらどういうのが観たかったのかという妄想が膨らんだのだけれど、そういうのを書くと2次創作になるのかな。著作権侵害? ウォシャウスキーに怒られる? でも膨らんだ妄想は放出しておきたいのでここに。
わたしが好きなのは『MATRIX』。1999年3月全米公開。
*
ぜんぶ妄想です。
*
1998年の9月、モンタナ州ロッキー山脈のふもとに住む14歳のジョージは、遂にボンダイブルーのiMacを手に入れた。8月にAppleから発売された最新機種で、ディスプレイ一体型のパーソナルコンピュータは、長らく遅れのAmigaしか与えられていなかったジョージに狂気乱舞しても足りないほどのものであった。
インターネットに接続し、睡眠時間も惜しんでありとあらゆるものを検索した。様々な都市伝説、真偽不明の陰謀論、そしてハッカーという恐ろしくも魅力的なソフトウェアの魔術師たちの存在も知るようになった。
「裏山にトレッキングにでも行ってみては?」
父親も
と言う。ジョージはiMacを取り上げられる可能性があるとみて素直に両親の提言に従った。
その日、ジョージはリュックにサンドウィッチと飲料水を詰め込んだ。母親は父親を陸軍病院に車で連れて行くという。父は軍属だったが、数年前のハイチでの作戦に参加して負傷して車椅子生活になり、何よりも精神を病んで家族はこのモンタナ州に越して来たのだった。軍医は自然豊かな土地で療養することを父に勧めたらしい。
幾つかキノコでも採ってくれば両親は納得するだろう、そんな気持ちでジョージは出発したのだった。
家から少し離れた森の中でキノコを狩り、昼時にサンドウィッチをもそもそ食べて、もう帰ってもいい頃だろう、そんな風に思った時に遠くから人が近づいてくる気配がした。そして遠くから銃声。ジョージは素早く大きな木の根本の窪みに身を隠した。誰か、恐らく二人の人間が走り去る足音がする。
しばらくすると数人の足音がする。ジョージは好奇心を抑えられず音のする方向をそっと見ると黒のスーツにサングラス、耳には大統領の警護官のようなイヤフォンをした男たちがいた。先程の二人を追っているのだろうか。男たちはまた走り去ってしまった。
ジョージは走って山を降り、森を抜け出した。家に着いた時には助かったという気持ちでいっぱいだった。キッチンでコップに水を汲んでがぶがぶと飲んだ。その時、家の呼び鈴が鳴る。両親が帰ってきたのだと思ったが、玄関には見知らぬ男と女が立っていた。
白いスーツの短髪の女と黒いスーツに髪を後ろに撫でつけた男、女は男の腕を肩に抱えて男はうつむいている。女は言う。
電話を貸すだけなら別に構わない。隣家も離れているこんな田舎ではこういうことも仕方ない。最近普及している携帯電話を持っていない人たちなのだろう。父親のように分厚いモトローラの電話を持っている人はまだ少ないのだから。
家に二人を招き入れたが、男の方は腹部に血が滲んでいる。その時に気づいた。あの黒いスーツの男たちに追われていたのはこの二人なのではないのかと。
「私はスイッチ、彼はエイポックと言うの、ありがとうこれで助かるわ」
不安に思っているジョージを尻目に、部屋を見回したスイッチはiMacを見つけたのだろう。
ジョージは頷く。
「どんなものをインターネットで見つけたの?」スイッチは言う。エイポックは体の傷が痛むのか椅子に腰掛けうずくまっている。
ジョージは素直に陰謀論や都市伝説、そしてハッカーのことを調べたということを話した。スイッチは言う。
エイポックは素直に受話器を耳に押し付ける。すると驚くべきことに彼の姿は受話器に吸い込まれるように消えてしまった。
「今のを見たわよね?」スイッチは言う。ジョージは言葉を失ってうなずくしかなかった。
「あなたが見た都市伝説や陰謀論の中には真実が少しだけある、この世界がソフトウェアだという話を目にしたことは?」
ジョージは確かにそのような荒唐無稽な話をインターネットで読んだことがあった。
「それはマトリックスよ、トリニティを探しなさい、そうすればあなたも目覚めることができるわ」スイッチのその言葉の返事としてジョージは
「あなた達は何を探してるの?」と訊いた。
スイッチは少し逡巡して
そして電話機がまた鳴った。
「行くわね」スイッチが笑顔で受話器を取って耳に押し付けると彼女の姿も消えて、コードにぶら下がった受話器だけが残った。
マトリックスとは?
演歌歌手の氷川きよし(44)が2023年から活動を休止する。所属事務所が21日、公式サイトで発表した。22年12月31日まで歌手活動をする。
【写真】「the男って感じの歌も…」サングラス姿の氷川きよし
公式サイトでは「氷川きよしに関する大切なお知らせ」と題して「この度、氷川きよしは2022年12月31日をもちまして一旦歌手活動をお休みさせていただくことをご報告申し上げます。これまで氷川きよしを22年間応援してくださったファンの皆様、ご支援くださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます」と報告した。
また、活動休止の理由につても記した。「2000年2月2日にシングル『箱根八里の半次郎』でデビューして以来、22年間歌い続け、走り続けて参りました。ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」。活動休止期間は決まっていないという。
氷川は27日から「氷川きよしコンサートツアー2022~歩き続ける歌の道~」を東京公演からスタート。6月から「2022年 明治座 氷川きよし特別公演」を予定している。公式サイトでは「コンサートツアー、6月からの劇場公演等で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。今後とも氷川きよしへの温かいご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます」と結んだ。
きよしみたいな生き方はまさに令和にふさわしい
1998年2月14日、1998年度日本JC「地球市民づくり情報循環会議」、日本青年会議所建設部会、(社)旭川青年会議所(北海道、旭川JC)の幹部ら33人が、北海道旭川市駅前のホテル地下の居酒屋でハレンチな猥褻行為を目的とした「懇談会」を行なった。旭川JCメンバーと日本JC会議スタッフが「今日はバレンタインデーなので、旭川では女体盛りを用意しました」と幹部にコンパニオンを全裸にし刺身を盛り付けたパーティーを企画。その場にいた日本JC議長と副議長4人を含むメンバーらは、「一瞬「おおっ!」と驚きの声を上げ、次いで蜜にたかる蟻のように女体盛りに群がった」や「初め女の子はサングラスをかけていたが、乗ってくるとそれをはずし、脚も開いた。なかには刺身を股や乳首にくっつけてから食べる」JCメンバーもいたと週刊紙に書かれた。事件は6月になってコンパニオンしていた少女が補導され、パーティーを話したことで発覚。実はコンパニオンが未成年と判明したことで10月に議長らは旭川中央警察署で事情聴取を受けた。16歳の未成年に懇談会のために依頼した4人が逮捕された。そのうちの一人は不動産会社役員の東京JC会員(27)は売春防止法違反と北海道青少年保護育成条例違反で逮捕され、東京JCを除名処分となった。1998年11月3日と17日発売の写真週刊誌『FLASH』に「「女体盛り」逮捕犯」「あ!日本青年会議所(JC)議長のハシが乳首を!!刺身「女体盛り」ハレンチ写真」などの表紙見出しで、現場写真が2号連続で掲載された[5][6]。日本JCは「懇親会としては不適切で、反省すべきもの」という内容の見解表明をした。
1998年7月25日午後4時頃、日本青年会議所ファッション部会が神奈川県横浜市で開催された「日本JCサマーコンファレンス1998」会場で、客席100人ほどのステージにビキニ姿のコンパニオン2人が水着ショーの後、体にバスタオルを巻きつけてビキニを脱ぎオークションにかけていたとして市民団体などに苦情があった。神奈川人権センターはセクハラ問題として日本JCに対し事実調査と公表を求める申し入れ書を提出し、抗議した。後援した横浜市も事実関係の調査に乗り出し、日本JC側は事実を確認し、謝罪した[7]。
往年の國府田マリ子さんかヒュージャックマンさんか桃の天然水の華原朋美ちゃんしか言わないわよね昨今。
そんなわけで、
今日は2022のパーティーサングラスをご機嫌に掛けながらお送りするわ。
なんの歌を歌ってるのか当ててみてね!
いただいた年賀状にアンサーとしてお返事すれば
しれっと寅年決まったことを知らなかった人の体裁にならないからセーフって感じよね。
仕方ないから鶴と亀のイラストでも探してきて貼り付けようとしてみたけど、
とりあえず、
干支が何に決まってなかった人が無難に使える鶴と亀のイラストって便利じゃない?
今年は鶴でも亀でもない干支なのに
なんで鶴や亀なんだろう?って長年の謎が解けた瞬間でもあるし、
先手必勝方として鶴と亀のイラストを貼っておけばオーケーって風潮にしたいわ。
来年はね。
そいでさー、
0時になった瞬間スタートダッシュで福女を決め込もうと思って初詣に挑んだんだけど
近所の氏神様の小さなお社の神社はもう長い長蛇の行列の列ができていて
早々に新年早々に諦めたという
華々しいエピソードを引っさげて幕を切った2022年なんだけど、
ずっと毎年行ってる氏神様の初詣にこんなに人出がおおいの初めてだわ!
どうなってんの?
規模で言うと
ドラクエで言うとセーブは出来ないけど何かしらな祠的な規模の小ささなのよね。
じゃあ違うところの神社に行ってみましょう!ってなったのよ。
そこはちょっと歩いて30分弱のところだけど
言い換えてみたら30分の強めの弱ってところかしら、
結構朝一新年のウォーキングにしてはいい時間の距離あるけるのよね。
そこは毎年焚き火をしてあって暖が取れたり巫女さんが御神酒振る舞ってどんちゃんやってる賑やかな神社だから
そこは間違いない!って高を緊縛師括るレヴェルとまでは行かないものの若干の高を括って行ってみたわけ
そこもよ!そこも長蛇の長い列の行列が出来ていて、
飾る言葉も歌も花もない木の実ナナさんと五木ひろしさんが歌う居酒屋みたいな神社で
えー?今年はこぢんまりね!って
今年の神社の初詣はこぢんまりですかー?って言いたいところよ。
うー、ここもやっぱり長く列ができていたので、
早々にまた諦めた新年早々の諦めエピソードがまたもや出来てしまったのよ。
とほほだわ!
ここら辺周辺の銭湯で元旦から気合い入って営業しているところはここしかなくて
1年の疲れがすっかり取れるみたいよ!
でもさー
朝の初詣し損なった冷えた身体には十分染みわたる温かい銭湯のお湯が最高だったわ。
浴場に入場も一番のり!
ざっさーって飛び込み前転した着地したところが
ちょうど湯船に着水して思わずタイルの床で着地を失敗したら頭を打ちつけるところだったわ!
今日はもうパッとサッと温まって30分ほどで出て
ここももうまるで今年の幕開けの何何始めのタイムトライアル!って感じね。
私はBセット!を喫茶店に飛び込み前転で入店したのと同時に頼んで
今年の何何始めのタイムトライアルに挑戦中なのよ。
あと1種目今年の何何始めの競技が残っていて
今年の初餃子もキメ込もうかと思ったけど、
やっぱりここは最近街中に増えまくっている冷凍餃子の自動販売機を頼りにして
今年の何何始めタイムトライアルの全競技をクリアしなくてはならないワケで
街中に無人冷凍餃子の自動販売機が蔓延っている理由の一つでもあるわ。
夜中にお店が閉まっていて餃子を食べたくて食べたくて仕方ない人、
そういった切羽詰まった人を救済するための
いわば世の中のためになるための街中の冷凍餃子の自動販売機ってワケなのね。
合点がいったわ!
あと
猫ちゃんがコタツに入っていて長い時間入ってるなーって思ったら、
おもむろに表の涼しいところに出てきて
ぐてーってなって、
またしばらくしてコタツに入ったり出たりしたりしている様を見ていると
まるで銭湯の一連の流れを楽しんでいる人のようでもあるわ。
なかなかベテランみたいなサウナの入り方する猫ちゃんっているわよね。
でさ、
思ったんだけど
今年の何何始めを10種競技とするなら
いま私は3種目しか達成していなくて、
残りの7競技を慌てて考えて元旦のうちに達成しなくちゃいけない
タイムトライアルなのよね。
残りの7競技を考えてみたいと思うわ。
餅早飲み選手権を競技に持ち込むのは餅だけにもちろん危険よねって
だから餅の早飲みはやめておいた方がいいわ。
餅早飲みはやっぱりあれはプロがなせる技でもあるわ。
今年も無事2022年の火蓋が切って落とされたわけで
1年健康でありたいわね。
じゃあ
内容の年賀状でもアンサー書こうかしらって今から意気込んでいるところよ。
よいお正月を。
うふふ。
久しぶりに行けた喫茶店でBセット、
今年は寅年って知らなかったら
もはや毎年繰り広げられている干支レースってなによ?って思うわ。
初詣行き損なって寒くて寒くて飲んだ
うーほんと温かくすごしてね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
3月のライオン、ウシジマくん、アイアムアヒーロー、モテキ・・ いろいろいる気がするけどな
日本ではメガネキャラは「頭が良い」もしくは「コミュ障」のアイコンと思われているね。
実はそれ以外の「特に意味はない」メガネキャラもたくさんいるんだけど、そのようなキャラは目立たないんだよな
メガネキャラと聞いて血界戦線のクラウスさんやシュタゲの萌郁やハチクロの真山を思い浮かべる人はなかなかいないと思う
ステレオタイプから外れたメガネって人の意識に残らないんだよね
トライガン、ヘルシング、EAT-MAN とか好きなんだけど彼らは眼鏡というよりもサングラスかオシャレメガネかな。人外だし視力は良さそうだね
丸メガネかっこよくない?
昔は「イケメガネ駄メガネ」なるメガネキャラデータベースがあったんだけどね。今はどこかにないんだろうか。久々に探してみようか・・・
あるオフィスの一室で、サイヤ人スーツを着た口髭の男は泥団子を作っていた。
椅子に座った男は目の前の作業机の上に、ツルツルに光っている泥団子を乗せ、コロコロと転がしている。
「FBI!」
警察手帳のようなものを握ったサングラスの男が、銃を片手にオフィスに押し入ってきた。
サイヤ人スーツの男はたちまち驚くと、光泥団子を床に落としてしまう。
ツルツルの光沢を放っていた光泥団子は無惨にも、地面に落ちた衝撃で割れてしまった。
「うえーんうえーん」
サイヤ人スーツの男はその現実を受け入れることができなかった。声をあげての大泣き。男泣きである。
「これは失敬!この十四万でどうにかなりませんか?」
FBIを名乗るサングラスの男は懐から十四枚の一万円札を取り出し、サイヤ人スーツの男に差し出す。
サイヤ人スーツの男はそれを受け取ると、噛み締めるように胸元にかき抱いた。
「あったけぇ金。あったけぇ金……」
やがて涙も止まり、冷静さを取り戻したサイヤ人スーツの男は、目の前にいるFBIを見てハッとする。
「おや?その顔は……貴方はもしや」
FBIの顔に見覚えがあったのだ。それは彼が、つい先程まで見ていたテレビの中でのことだった。
『緊急速報です!あの世界的有名なハリウッドスター、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が来日しました!』
そう、彼はアメリカの超大物俳優アーノルド・シュワルツェネッガーだった。
「ええ、私はアーノルド・シュワルツェネッガーですよ」
「ええ、もちろん本物ですよ。ほらIDカードだって持っているでしょう?」
「本当に本物だ!なんでこんなところに?」
「いえね、日本のテレビ局の方々と、とある撮影をする予定だったのですが……。急遽それが中止になったものですから、暇になってしまいましてねぇ」
「そ、そうなんですか……。あ、それじゃあちょっと待ってください。俺、光泥団子の作り方知ってるんで教えてあげますよ」
「本当ですか?いやぁ助かります!」
こうして二人の仲は急速に縮まり、ついには友情すら芽生え始めるのであった。
「私達は友達ですね!」
「ええ、我々は友達ですとも!」
そして二人は固い握手を交わす。
「ああよかった!……ところでどうして私のことを知っていたんですか?」
「実は今朝方ニュースを見ておりましたら、たまたま貴方の名前が出てきて驚きました。まさか有名人と知り合いになれるとは思いませんでしたよ!」
「いやいやこちらこそ、映画以外で会うことができるなんて思ってもみなかったです!」
二人の会話は弾む。そしてそんな二人の元に、一人の警官が現れた。
「すみません。あなた方が話していた例の映像についてなのですが、あれはやはり合成映像ではなく、本当の出来事だったようです」
その言葉を聞いて、アーノルドとサイヤ人スーツの男の動きが止まる。
「……ということは、つまりどういうことですか?」
「はい。その映像に映っていた少年は実在します。そして現在行方不明となっております」
「なんということでしょう!それは大変じゃないですか!」
「はい。それで我々としては捜査のため、ぜひアーノルドさんのご協力をいただきたいと思っているのですが……」
「いえ、残念ながらそれはできません。なぜなら私は今仕事中だからです。この通り」
FBIの制服を着て、銃を手にした男が立っている光景こそが、まさに仕事中だったのだが、アーノルドはそれを気にも止めず断言した。
「いやでも……」
それでも食い下がろうとする警察官に、サイヤ人スーツの男は慌ててフォローに入る。
「まあまあ落ち着いてください!アーノルドさんの仕事が終わったら手伝うというのはどうでしょうか?」
「おお、なるほど。そういうことでしたら問題ありませんね」
そうして話がまとまりかけた時、また別の警官が現れ、耳打ちをした。
すると、今度はFBIの男は慌て始めた。
「申し訳ないアーノルドさん。急用ができてしまいました。また後日連絡させて頂きます」
それだけ言い残し、警官は部屋を出ていった。
「何かあったんですかね?」
「さあ、わかりませんね」
「そうだ!アーノルドさん!」
「何ですか?」
「あのですね!もしよろしかったら、俺と一緒に協力して、その少年を探してくれませんか!?」
「なんですって?」
「俺は光泥団子作りが得意なんですよ!」
こうしてサイヤ人スーツの男とアーノルド・シュワルツェネッガーによる、『ターザン捜索隊』が結成された。
彼らは早速情報交換を行うことにした。
まずはお互いの知っている情報を開示する。
「そうですか。そんなことがあったんですか……」
サイヤ人スーツの男の話を聞いたアーノルド・シュワルツェネッガーは、苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「ええ、そうなんです」
「……その件ですが私には荷が重いです。どうか他をあたってくれませんか?」
「そう言わずにアーノルドさん!これは世界的な大事件ですよ!?」
アーノルド・シュワルツェネッガーは頑として首を縦に振らない。
そこへ、再び一人の警官が現れる。
「失礼します。例の映像について新たな情報が入って参りました」
「ほう?どんな内容ですか?」
「はい。実は先程、ある人物から情報提供がありまして……。なんでも、その少年の名はタダノ・ヨウスケというらしいです」
「ふむ、それは一体どこの情報ですか?」
「ど、どうしました?」
だがアーノルドはお構いなしに続ける。
「……詳しく話を聞かせてください」
それからしばらくの間、二人の間で激しい舌戦が繰り広げられた。
そして一時間後。
二人の話し合いが終わる頃には、すでに日が暮れていた……。
----
時は少し遡り、アメリカ某所。
何年か前のカウコンでKinKi Kidsがタッキー&翼の夢物語をカバーしていた。原曲にあまり馴染みは無かったのだけれど、それがとっても好みだった。(特にジャニオタでもないのに、年に数回わざわざ検索して見ていたくらいには)
つまり私はKinKi Kidsの夢物語しか知らなかったのである。
先日カラオケに行った際、友人がジャニーズを歌っていた。私も夢物語のサビなら歌えるぞ!と曲を入れてみた。ジャニーズなのに本人映像だった。
するとモニターにはサングラスをかけ、毛皮コートのようなものを身につけている激チャラい男二人組が大勢の観客に囲まれている映像が流れてきた。しかもなんかオラオラしてる。
あまりにも私が「夢物語」へ抱いていたイメージと違ったことにショックを受け、サビしか知らないのにそのサビすらもろくに歌えなかった。