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はてなキーワード: 皇太子とは

2016-08-08

今回の報道

崩御の際の社会停滞への懸念皇室葬儀即位負担がすごい

皇位継承権 次期皇太子がいない

摂政を置く事に否定的

公務軽減に否定的

元号改正とか

一番の問題は次期皇太子がいないって事なのかな?

イギリスウィリアム王子結婚して

すぐ男の子ができましたよね?

なんで秋篠宮様皇太子様もお子様は女子が多いんでしょうか

最近悠仁様が生まれましたけど、だいぶ佳子様とは歳も離れてる

何故女性がこんなに多く生まれるんですかね?

陰謀って思っちゃいます

2016-07-19

想像力の足りないバカ

憶測で語る人が嫌い。

たかだか二十年ちょっとしか生きていないけど、大抵の物事には理由があるってことは分かった。

例え話をした方が分かりやすいな。例えば天皇生前退位を考えよう。

Twitterとか見てると「80越えても辞められないで働き続けなきゃならないとは…まさにブラック企業の“象徴”じゃん」みたいな天皇陛下への気遣いから生前退位を認めようよって話がやたら多い。(しか象徴とかそういう単語を使って上手く言ってやった気になってる感じが透けて見えてマジでキモい

なんで誰も宮内庁生前退位否定的なのか考えないんだ。まるで宮内庁が悪意を持って天皇陛下に働かせてるみたいにして。

こう考えられる。生前退位を認めるように皇室典範だか何かを変えたとしよう。そしたらそれ以降の天皇生前退位出来るようになる。そうなるとどうなる?もし皇太子即位してすぐに退位したら?そしてその次に即位した天皇もすぐに退位したら?もしそうやって皆が天皇になってもすぐに退位したらどうなる?天皇制度が崩壊するんじゃないか

しかに80越えた今の天皇陛下国事行為をさせ続けるのは酷だと俺も思うし、何か手を打たないといけないと思う。でも天皇に一番近い宮内庁がそれに難色を示しているとしたら、せめてなぜかは考えるべきだろ。なのにそれを抜きに天皇の老弱を心配して「天皇の退位を認めろ!宮内庁天皇を働かせるな!」としか考えていない人間が多すぎる。なんで想像しないんだよ。こういう想像力もないバカが単なる感情的意見社会批判してるのを見ると本当に日本はクソだと思う。自分の考えが及ばない存在は悪みたいな扱いして。

自分の考えと違う行動してると思うならそいつの行動の理由を考えろ。相手を悪と決めつけて都合よく補完するんじゃねえよ。

ワイドショーの「うーん、、、○○するってわけにはいかないんですかねえ?」みたいなコメントする人間もそうだよ。なんでそれが出来ないのか理由考えろ。

ちゃんと想像しろ。世の中バカばっかじゃないんだよ。よくネット企業とかマスコミとか政治家バカにした意見を見るけど、何か理由があるってどうして考えないの?そいつらをバカ扱いして気持ち良くなってんじゃねえよ気持ち悪い。お前の方がバカなんだよ。



ってとこまで書いて自分大衆バカ扱いしていることに気がついた。

なので、今からなんで大衆がこんなバカ意見ばかり持つのか、想像力が足りていないのかを考えてみようと思います

2016-07-13

次は皇太子さまなんだろうけどその次は誰なの?

2016-04-30

天皇制反対だから叩く、ならともかく

天皇シンパこそが皇太子一家積極的に叩いてるって何とも変な国

2016-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20160316203848

いや、今の皇太子雅子ちゃんゲッツするまでかなーーーーーり非モテで空回りしてたの知ってたから、

親父さんが口説き落としたって意外だなっていう。

秋篠宮学生時代から紀子さまと付き合えたんだから、きっと次男は親父譲りなんだな。

2016-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20160127055803

うっわぁ……日本語絶望的にできないだけ?それとも何かの精神病

 

日常の会話で○○殿下と呼ばなかった人間が"法を犯してる"って発想逆にすげーな

 

トラバ先の日記のどこに「日常の会話で○○殿下と呼ばなかった人間が"法を犯してる"」なんて書いてるの……?

いったい何が見えてるの? 怖っ……てか「発想が逆にすごい」ってなに? 何が逆? え、何の逆なの?w

 

皇太子が「雅子」呼びするのも、愛子様が「お母さん」と呼んだとしても

>法を犯してることになるのか。笑える。

 

斜め上すぎて笑っちゃったよ、いくらなんでもさ……

あのね、「雅子」は敬称ではなくて「名前(固有名詞)」だよね? 「お母さん」は敬称ではなくて「呼び名(二人称代名詞)」だよね? わかるかな?

 

トラバ先の日記あくまで「敬称」に対する言及だよ?

陛下」「殿下」のどちらかと法律で決まってるんだから、それ以外の敬称(例えば「様」)を付すのは間違ってるの、法律違反なのね、それは揺るがない事実からね?いい?

別に皇太子殿下に対して敬称殿下をつけず皇太子と呼んでも、そのほかの呼び方名前代名詞)をしても「法を犯してる」ことにはならないよ?そんなことはね、ドコにも書いてないよ?

発想がすごいね:)

http://anond.hatelabo.jp/20160127031301

どう考えてもその法律公式称号規定しているのであって、

日常の会話で○○殿下と呼ばなかった人間が"法を犯してる"って発想逆にすげーな

北朝鮮将軍様かよ

皇太子が「雅子」呼びするのも、愛子様が「お母さん」と呼んだとしても

法を犯してることになるのか。笑える。

http://anond.hatelabo.jp/20160127032918

一般的皇太子には「皇太子さま」というように「さま」をつけるが,なぜ天皇陛下には「さま」をつけないのか。

また,雅子さまについては,「皇太子妃」ではなく「雅子さま」と呼ぶのはなぜか。

 

マスコミ使用されている皇族敬称について

資料2 共同通信社 編著『記者ハンドブック』共同通信社, 2010【816.07/10X/R】pp.602-603「皇室用語について」

「(前略)2 皇室に対する敬称として皇室典範では天皇皇后皇太后太皇太后は「陛下」、それ以外の皇族は「殿下」とすると定めているが、記事上、「陛下」は天皇だけに使う。天皇皇后併記する際は「両陛下」とする。「殿下」はできるだけ使用せず、皇后皇太子など皇族は「さま」を使う。(中略)[例]天皇陛下 天皇皇后陛下 皇后さま 秋篠宮さま 雅子さま 皇太子ご夫妻 秋篠宮一家(後略)」』

リファレンス共同データベース http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000184144

 

日本マスコミおかしなところは、他国皇族王室には「さま」呼びしないということです。

イギリス王妃をキャサリン妃と呼び、カンボジア王族にはシハモ殿下、ラナリット殿下と呼び、ブータン王室にはワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃と呼びます

しかし、日本皇族には「さま」です。特に皇后陛下にまで「美智子さま」と呼ぶのです。

これを「親しみをもって」と言っていますが、日本皇族だけに「さま」呼びしていることに悪意を感じます。』

http://ameblo.jp/sikihanana156/entry-12093235041.html

 

『謀社に抗議したところ、昔はどの新聞にもきちんと「殿下」をつけて書いてあったのですが、マスコミ各社が「開かれた皇室」ということで例の左翼系の謀新聞社音頭をとって「殿下」という言い方をやめようと言う話になり、それがマスコミ各社の基準になった、と言うことでした。ところで宮内庁が「開かれた皇室」というスローガンを打ち出したのですか、という問いには、謀新聞社リードして打ち出したので宮内庁関係ない、と言うことでした。』

http://turumi-jinjya.blog.so-net.ne.jp/2012-07-08

 

『「雅子様」とは見出しにとっていない事実だ。「雅子さま」なんです。なんで、「様」でなくて「さま」なんだろう?平仮名の方が柔らかいってのがあるでしょうね。それに「様」というと、マスコミ標榜している「開かれた皇室」というのと、イメージが違ってくる。「さま」だと国民ちょっと近づいた感じを与える。』

鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」http://www.1101.com/torigoe/archive/2000-01-01.html

 

『「さま」とする敬称マスコミ勝手基準を設けているだけで、敬称皇室典範で決まっていますマスコミは親しみやすく、わかりやすく、と言っているようですが、反面、伝統を壊し、皇室皇族権威を下げることに繋がっています。おそらくイデオロギー的なものが入っているのでしょう。一種トリックです。ちゃんと子供の頃から本来敬称を教えて、マスコミもちゃんと報道していれば誰でも自然に正しい敬称が使えるはずで、解りにくいとか、窮屈とか、親しみがどうとかそんな話ではないはずです。私自身、偏向マスコミ日教組洗脳されて育った人間であり、スラスラでてこないため、文献で確認しながらこう書いている始末です。』

http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20100221/1266717963

 

共同通信皇太子殿下から皇族方を「殿下」という言葉を退け、「様」呼ばわりするようになってから、各マスコミが右に倣えして、正しい敬称を使わなくなった状態の中、ついに天皇陛下尊称である陛下と言う言葉までNHK製作者は、秘かに削り、省略するような工作をし始めていたのである。』

http://www.ch-sakura.jp/mizushima/1071.html

2015-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20151105114232

赤穂浪士逆恨み殺人強盗集団)→『忠臣蔵』というジャンルに近い物語を仕立てあげられたせいで時代劇好きは大概知ってる。

安重根テロリスト暗殺には成功)→日本にはこいつを中心にした物語はなく、ただの歴史上の暗殺者としてしか扱われていない。韓国だとたぶん英雄にしてる物語があるんじゃないかな?

あと他の例で、

新撰組殺人右翼団体のちに幕府お抱えの特攻隊)→『新撰組ジャンルがあるくらいに、名前を知らない日本人はあまりいない。

津田三蔵(テロリストロシア皇太子暗殺失敗)→ただのテロリスト扱い。

水戸藩の浪士とか(殺人右翼団体井伊直弼暗殺成功)→ただのテロリスト扱い。

2015-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20150812011539

封建的だけどそこそこ有能な王が納めている国で、

皇太子誘拐して国外逃亡を試みた将軍

皇太子を取り戻そうと追ってきた元部下や国王をことごとく抹殺し、

特に実現したい理想とかないけどなりゆきで新たな王になってしまった。

 

中世とかの王国を想定するとフュリオサのやったこと最悪だな。

2015-08-09

池田 理代子の女帝エカテリーナというマンガに、

主人公エカテリーナが夫のピョートルに対して

「こんなにも頭の弱そうな人だったかしら」と狼狽する場面があるんだけど。

今そういう気持ち

その台詞に続くのは

ロシア皇太子からと、私は夫を盲目理想化していたのかもしれない」というような台詞

今、そういう気持ち

2015-06-10

GACKTってそもそも何者なの

なんかドバイ皇太子に招待されたとかサーキット貸し切りとかちょっくらドバイ株買ってくるレベルのことをやってるんだけど、何者?

2015-04-22

中国十大奸臣

慶父

春秋時代の魯国の公子

兄の荘公の夫人と密通し、その兄が死んだ後に自分差し置いて魯公となった甥を殺した。

代わりに立てた閔公が、慶父の弟である季友を信頼する姿勢を見せると、これも殺してしまう。

自らが魯公とならんとするも、周囲の支持を失い追放され、後に送還されて季友から弾劾され、自害した。

趙高

秦の始皇帝に愛された宦官

始皇帝が亡くなると、丞相の李斯を唆して遺言を書き換え、本来の後継であった扶蘇自害に追い込み、その弟である胡亥即位させる。

功臣を殺し、圧政を敷き、それによって反乱を招くと、李斯胡亥を弑して劉邦に内通しようとしたが、扶蘇の息子と言われる子嬰に殺された。

梁冀

後漢大将軍で、皇帝外戚として権勢を振るった。

傀儡として立てた幼い皇帝に「跋扈将軍」と揶揄され、その聡明さを恐れて毒殺した。

桓帝の代になってようやく梁冀は粛清され、一族も悉く処刑された。

没収された私財は国家租税の半分ほどもあったという。

董卓

三国志演義においても有名な暴君

武力によって専横を極め、悪政暴虐の限りを尽くした。

少帝に退位を迫って献帝を立てた。

董卓討伐の連合軍が起こったが、それを破った。

しか養子呂布に裏切られて殺された。

来俊臣

密告を奨励した唐の則天武后の下、来俊臣は犯罪者を取り調べる役に抜擢された。

凄惨拷問を編み出して、次々に無実の者を死刑台へと追いやった。

ついに来俊臣は、これまで自分がやってきたように密告され、斬罪に処された。

街に晒された死体は恨みに燃える民衆によってバラバラにされたという。

李林甫

唐の玄宗の信頼を受けて十九年も宰相を務めた。

玄宗が気に入った者や、皇太子の周囲にいる者、自分地位を脅かすような人物を次々に陥れて殺した。

死後に庶民に落とされ財産没収された。

温和な顔をして政敵を追い落とす様は「口に蜜あり腹に剣あり」「真綿に針を包むごとし」と評された。

秦檜

南宋において宰相を務め、圧力を増す金との講和を唱えると共に、反対派を弾圧した。

名将・岳飛冤罪を着せて謀殺した。

後世、岳飛が忠臣の象徴とされると、秦檜の名は売国奴代名詞となった。

岳飛廟の前には、秦檜夫婦が縄で繋がれた像が立てられ、訪れる者はそれに唾を吐きかけたという。

厳嵩

明の嘉靖帝は政治を顧みず道教に熱中し、道教祭文に通じていた厳嵩は気に入られて高位に就いた。

そのため「青詞宰相」と渾名された。

賄賂が横行する悪政を二十年に渡って行ったが、やがて勢いを失った。

同じく権勢を振るった息子が処刑されると、家財没収され、庶民に落とされた。

清廉潔白で有名な海瑞の敵役として知られる。

魏忠賢

明の宦官

皇太子乳母愛人となって後宮で影響力を持った。

東林派と反東林派の争いに乗じて権力を握り、大々的に東林派を弾圧した。

全国に間諜を放ち、自分批判するものは全て投獄して処刑した。

周囲には「九千歳」と唱和させ、自らは「尭天舜徳至聖至神」とまで名乗った。

しかし崇禎帝が即位すると罪を糾弾され、絶望して自殺した。

和珅

清の絶頂期を築いた乾隆帝も老いては耄碌し、和珅はその寵臣として長年に渡り政治壟断した。

乾隆帝が亡くなり、嘉慶帝親政を開始すると、すぐさま和珅は死を賜った。

史上最悪の貪官と呼ばれ、当時世界最大の富豪でもあった。

死後に没収された私財は国家歳入の十数年分に達したという。

2015-01-12

シャルリー・エブド自称中立ネトウヨ

今の皇太子即位したころには天皇在日批判するから俺はレイシストじゃないとか言う中立を気取る排外主義者が激増しそうな予感

2014-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20141110135154

彼女に限らず、「本人のせいじゃなくても悪い所がああれば叩かれる」ってのは当たり前の事じゃないの?(良いこととは思わないけど)

彼女場合立場が公も公だからいろいろいわれるんだと思う。

紀子様という比較対象がいるのも原因の一つかも。


本来、誰かのお嫁さんになるタイプじゃないと思うんだよね、雅子様

皇太子様のプロポーズの「全力でお守りします」だっけ。あれ、ものすごい責任感が込められた言葉だと思う。

2014-08-09

ルイ16世無能だったか劉禅は暗愚だったか今川義元はかませだったか

誰かしらの前座に必ずこういうピエロを据えるのは伝統的だったのだろうか。

ルイ16世貧困時、小麦やパンの価格レートを下げたりして、少なくとも国民を労わってた。

ロベスピエール失策を見れば明らかだった。その点ルイ16世錠前作りの達人程度にしか見て来なかった同国の元大統領サルコジなんかは真性の阿呆だと思った。

また塔に幽閉して、処刑の前日までにはシャルル皇太子近親相姦を行ったという根も葉もない虚構記事で不当裁判を起こした時、

母親マリー・アントワネットが否定した時の声明は様々な子を持つ母親共感を抱かれたという。

これを見るとマリー・アントワネット悪女だったというのも後世の作り話だろう。

劉禅は暗愚だったか?暗愚なら50年以上も国は続かなかったと思う。

よく人の意見を容れていたから、国は安定していた。どっかの軍事馬鹿が年々国費を費やさなければ100年は安定してたはずである

今川義元信長の野望プレイしたり歴史書を読めば大体の人が信長が起つための典型的かませ役だったのは明らかだ。

東海の弓取りという異名もあったし、三河を安寧させた政治手腕も高く評価されている。それなのに酷い所は麻呂だから泣ける。

しろ狡猾だったのは信長と後に同盟した松平元康こと徳川家康とか武田信玄とかだと言える。

この三名は後世の人達勝手に色付けした結果であって、事実ではない。

かのかませ犬としてのみ異彩を放っていたのは皮肉なのかどうか。

2014-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20140721035404

死刑が嫌なら宮刑、というくらい重い刑罰ではあった。

ただ宦官は、皇帝以外の男性としては後宮に出入りできる唯一の男性だった事が、絶大な権力に繋がった。

皇帝後宮に出入りするのに、タマタマ付いてたらお国の一大事になる可能性があったからね。

それに、中国人一族の繋がりが物凄く強いから、高位高官を一族郎党で固められてしまうのは非常に危険だった。

その点、子孫を作って一族を形成する可能性がない宦官は多少権力を持たせても安心、という考え方もできた。

妃の世話する役目なら、幼少時の皇太子の世話もワンセット。

表向きの権限はともかく、実質的権力は物凄く強かったらしい。

2014-07-19

朝日のクソ記事

http://www.asahi.com/articles/DA3S11251769.html

ワールドカップはおろか、サッカーに関する記事のなかでこれほどまでに無知蒙昧、盲目的外れのくせに上から目線な記事は初めて読んだ。

全文を読む為には登録しなきゃいけないところをみると炎上商法か?

以下、興味ある方向けに全文をコピペします。こんなクソ記事読むために登録なんて誰がするか、誰がさせるかクソ朝日

=====

サッカーワールドカップW杯ブラジル大会が終了した。熱戦続きだったが、「なぜ、開催国ブラジルドイツに7点も奪われたのか」「なぜ、日本代表はまったく精彩を欠いていたのか」など、さまざまな謎も残った。映画評論と共に、斬新な視点からスポーツ評論でも知られる蓮實重彦さんに、謎解きをお願いした。

 ――今回のW杯特に決勝トーナメントに入ってからは、一部の試合を除き、なかなか点の入らない展開が目立ちました。素人が見てもワクワクするような試合もっとやって欲しかった、という思いもあります

 「国民や国の期待を背負うと、どれほどスポーツスポーツ以外のものに変化していくか。それを見せつけられた何とも陰惨なW杯でした。サッカーとは本来ゲーム』であり、運動することの爽快感や驚きが原点のはずですが、W杯は命懸けの『真剣勝負』に見えてしまう。お互いもう少しリラックスしなければ、やっている選手おもしろいはずがないし、見ている側も楽しめない」

 ――なぜ、真剣勝負だとつまらない試合になるのですか。

 「『ゲーム』ではなくなるからです。ましてや負けないための真剣勝負など、見ていて興奮するはずもない。前回2010年の南アフリカW杯で、日本代表岡田武史監督大会直前、徹底的に防御を重視した『負けないサッカー』へと泥縄的に方針転換しました。確かにそれで1次リーグ突破できましたが、『1点でも奪おう』というサッカー本来精神からは、ほど遠いコンセプトだった。今回3位になったオランダ代表は、まあ前線ファンペルシーやロッベンいるからでしょうが、5バックというさらに防御重視の戦術で、まるで『岡田ジャパンのなれの果て』のようにさえ見えました」

 「勝ち上がるのを最優先すれば、どうしても『岡田化』が進む。今後はさらに防御重視の傾向が強まるでしょう。しかし、サッカーはどちらかが防御に徹すると、ゲーム自体が成立しなくなる。日本ギリシャ戦はその典型です。運動の快さを放棄してまで、国が期待する勝利にこだわる。そんな『スポーツの死』には付き合いたくない。W杯はそろそろ限界だ、とつくづく思いました」

 「国を背負うとどこか血生臭さも出てきます。その一例が、コロンビア選手ブラジルネイマール背中にひざを入れ、骨折させた場面です。故意かどうかという問題ではなく、国のために死にものぐるいでプレーすると、ああいうことが起きてしまう。他にもずいぶん負傷して血を流している選手がいました。観客の皆さんは、あの血生臭さにもう慣れてしまったのでしょうが

――日本代表はどうでしたか

 「ザッケローニ監督は、日本サッカーのためにある程度までうまくやったと思います岡田監督とは違い、前々代表監督イビチャ・オシムが作った流れを壊さなかった。私はオシムが率いていた時代ジェフ市原(現・千葉)の、攻守にわたり選手たちがダイナミックに動くプレーを見て、日本でもサッカーが見られるんだという喜びを感じました。ザッケローニにも『みんなが走り、気持ちよくサッカーをしないと意味がない』という姿勢があった」

 「問題はそれを十分に実現できなかった選手の方です。私は前回の日本代表について、岡田監督の急な戦術変更にもかかわらず、選手たちの『運動する知性』が想像以上に高かった、と評しました。選手たちが無言のうちに素晴らしい連係を達成したり、味方をも欺くようなはっとさせる動きを発想したりする知性のことです。前回は、松井大輔からそういうトリッキーな動き方を感じたのですが、今回はみんながまじめすぎた。少なくとも大久保は、もっと不まじめでもよかったのではないか。市原オシムに鍛えられた前代表阿部勇樹のように、『失点のリスクをつぶす責任はオレが負うから、君たちは好きにやれ』という人もいなかった。知的な面では退化していた、と言わざるを得ない。それでも、岡田サッカーで勝つよりも、ああいう負け方の方が日本未来にはよいことだと思います

 ――本田の「目標は優勝」という言葉とは、かけ離れた結果でした。

 「本田の発言の真意は分かりませんが、多分『そうでも言わなければやってられない』という思いがあったのではないか。『オレたちはどこまで伸びられるのか』ということを意識的に試そうとしている選手が、彼以外にはあまり見あたらなかった。そんな仲間たちを鼓舞しなくてはいけない、と思ったのでしょう。ただ、本田自身も、勝利へのこだわりが動きの柔軟さを奪っていたような気がします。それでも1点を取り、1点をアシストした。彼が日本代表の最低限の名誉を守りました」

 ――誰もが国を背負い、勝利にこだわりすぎたW杯だった、と。

 「サッカーの魅力は『うそのように思いがけないことが、ピッチで起こる瞬間を目撃すること』ですが、今回それを味わわせてくれたのは、オランダスペイン戦におけるファンペルシーのヘディングシュートだけでした。決勝戦でのドイツゲッツェシュートは確かにみごとでしたが、ああいう場面で輝くのは真のスターでなくてはならず、まだスター予備軍のゲッツェが決めても、私たちを驚かせることはできません」

 「1カ月も大会を続けていれば、その間に必ず愉快でおちゃめな選手が出てくるものですが、今回はそれも不在でした。唯一、相手選手にかみついたウルグアイスアレスには一種のかわいげを感じましたが、おちゃめと言えるかどうか。02年の日韓W杯で、ブラジルロナウドが前髪だけ三角形にそり残した奇抜な髪形でプレーし、優勝トロフィーさらってしまった。そういう『変な人がおちゃめをしながら勝つ』という楽しさもなく、みんなが必要以上に本気になってしまった」

 「一方で『見たことを一刻も早く忘れたい』という瞬間が多すぎました。世界最高GKの1人、スペインカシリャスオランダ戦で5失点した。彼があんなによれよれで崩れてしまう、という場面は決して見たくなかった。ポルトガルの対ドイツ戦での惨敗にも目を背けたくなりましたが、極め付きはやはり準決勝ドイツブラジル戦です」

――ブラジルが7失点。目を疑いました。

 「あれはもうサッカーではない。ドイツが7点も取ってしまったことは、果たして成功なのか。もちろん、勝利したという点では成功なのですが、『サッカーサッカーではないものにしてしまった』という点においては、醜い失敗だったとしか思えません。誰かがドイツ代表精神分析をやらなくてはいけない。どこまで点が取れるのか、面白いからやってみよう、というぐらいの気持ちになっていたと思うのですが、どう見ても7点も取ってはいけない。何かが壊れるし、人の道から外れているとしか思えない」

 「サッカーから運動の喜びを奪うW杯という枠組みが、選手たちの精神ゲームのものを、いかに異様なものにしてしまっているか。それを象徴する試合でした。サッカーは死んだ、と思いました。前回のW杯でも、国を背負うことの問題は至る所に現れていましたが、それでも決勝、準決勝は緊張感のあるいい試合でした。それが今回のW杯では、なくなった。次回のW杯まで私が生きているかどうか分かりませんが、確実なのは『もう、徹夜をしてまでは絶対に見ない』ということです」

    ■     ■

 ――W杯サッカーの喜びを取り戻すことは可能でしょうか。

 「実は今回のW杯では、二十数年ぶりに心から応援するチームがありました。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表です。1914年に同国の首都サラエボで起きたオーストリア皇太子暗殺事件が、第1次世界大戦の引き金になった。それから100年。20年近く前まで殺し合っていた三つの民族が、オシムの尽力で一つのチームを作り、W杯に参加した。これはもう、応援するしかない」

 「最初の対アルゼンチン戦で、敗れはしましたが、イビシェビッチがチーム初得点を決めた時には、わがことのように泣きましたね。最後イラン戦で初勝利した時にはまさに『オシムサッカー』という感じの躍動感にあふれた闘いぶりで、その華々しさにまたも涙しました。この年になって真夜中に何をやっているんだろう、とも思いましたが」

 ――蓮實さんは、スポーツ世界に、スポーツ外の浪花節的な物語を持ち込むことを嫌っていたのではなかったですか。

 「いや、これは私個人ではなく、人類問題なのです。サラエボ事件100年ですよ! そこから来ている代表民族対立を乗り越え、W杯で初勝利した。その奇跡を、日本関係の深いオシムが実現させたことを、心から祝福するべきなのです。そしてボスニア・ヘルツェゴビナオシム流のサッカーさら継承し、将来のW杯で魅力あふれる運動感をピッチに行き渡らせる。これは私のロマンチックな願望です。そうなれば、W杯をまた熱心に見ることになるかもしれませんね」

 (聞き手・太田啓之、金重秀幸)

    *

 はすみしげひこ 1936年生まれ。東京大教授教養学部長、総長歴任。著書「『ボヴァリー夫人』論」「表層批評宣言」「スポーツ批評宣言」など多数。

2014-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20140422144258

じゃあ今皇太子雅子様離婚して、桐谷美玲ローラ剛力と指原を側室にしてはらませればいいのでは?

その中で生まれた一番の美男国民人気投票やって、次にまた最高の美女を選んで(ミス日本ミス学習院ミス慶應でもいいわ)

子供生ませれば、いまのDNAが4分の1になるからある程度は美形になるだろ。

早めに遺伝子を組み替えないと、50年後の日本に住む人間に恥をかかせることになる。

2014-03-03

もし、総理大臣は参拝しても天皇陛下が参拝しないことを責められるとき、どのように論理的に返すことができるんだろうか。

仮に責められたとして、陛下が参拝しない事に、右派は不平を述べるのかな。

最近皇太子殿下がやんわりと現行憲法の維持をおっしゃられた時、一部のネットでは皇族政治への介入だとして安倍首相支持派が非難していたけれど、個人的に不思議感覚をもった。

安倍首相支持派は保守かつ愛国的なイメージがあったので、まさか皇族批判をするとは思わ

なかった。

既存保守派とは少し毛色の違う方向が醸成されている気がしてやまない。

なぜ、昭和天皇がそれまでご参拝されていた靖国におゆきなさることができなくなったのか。

ここら辺を日本人が解消しない限り、対外的正当性を誇示することは難しくなっていくんじゃないかな。

靖国神社の件は、日本人にとっても繊細で複雑なものだと思う。

からこそ、政治的に注目を浴びて、ごちゃごちゃとひっかきまわされるのではなく、ひっそりと厳かにただ英霊をしのぶ場所であってほしいと思う。

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