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2009-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20090307005726

他の返答にもありましたが、病院には行かれましたか?


私は女性なのですが、「4ヶ月間生理が来ない」というのは、

仮に妊娠でなかったとしても、

何かしらのストレスや負担で女性の機能が乱れてしまっている状態と言えると思います。

これは、「妊娠がなかった」場合の仮定ですが、

彼女自身「できちゃったかも」という不安が強くて、

それがストレスになって生理の周期を余計遅らせている可能性もあります。

(所謂、想像妊娠とかではなくて、

女性生理周期というのは機械じゃないので、ちょっとしたことでずれたりしてしまうのです)



あと、妊娠検査薬に関しては、

「いつ判定すれば正確に結果が出るか」に、前の生理からの日数などが絡んでくるので、

もともと生理不順な女性の場合、ちょっと使いにくい部分もあります。

私は、検査薬の結果(陰性でした)がどうしても信用ならなくて、

結局病院で確定してもらったことがあります。

また、最後に検査薬を使った後で、セックスをしていれば、

当然、その後に妊娠している可能性は残ります。


やはり、素人には判別できませんし、どちらにしろ彼女には診察が必要だと思います。

(極端な話、この後生理が自然に来たとしても、不順と言うことで病院に行った方がよいかもしれません。

確率は低いので脅かすつもりはないですが、なにかしら病気になっていることもありえます)


産婦人科って、気分的に敷居が高いのは否めないので、

彼女もなんとなく行けないでいるんじゃないかな…

あなたの方から、「やっぱり、身体の具合が心配だから」といって、

病院に誘ってあげることは出来ませんでしょうか?

病院の待合室は女子ばっかりで浮いちゃうでしょうから、

途中まで送ってあげて、帰りは外で落ち合うとか…)

いままで私が診てもらってきた産婦人科先生は、若干いかめしい人が多めですが、

すごく誠実で、時間をかけて診察してくれたので、全体の印象は良いです。

それからどうするか?」は、その後で決める時間がありますから。

いまは、「次かんがえる」フォルダー仕舞っておきましょう。


個人的には、あなたはなかなか誠実に避妊をしていたと思うのですが、

どうしても100パーセント大丈夫!って訳にはゆかないんですよね、残念ながら。


あと、

この機会に、女性排卵周期のこととか、

他の避妊方法について色々知っておくのも良いかもしれませんね。

なにか予定外のことが起きたときに、

ただ不安になるよりは、何かしら知識がある方が圧倒的に有利ですから。

生理だの妊娠ののことについては、

女性自身も、あんまりよくわからないし、モヤモヤと悩んでいたりします。

それとなく、彼女の様子を見て、気遣ってあげるといいかもしれません

2009-03-06

元増田

http://anond.hatelabo.jp/20090305233925

他人に興味がないということかな?

出会いも無いってこと?

出会いが無いってのは間違いなくそうだろう。

ただどちらかというと、他人に興味を持てない方が問題だと思う。

人それぞれだとは思うんだけど、他人と積極的に交流することを苦手とする気質みたいなものは間違いなくある。

スポーツジムに行っても、仲間との交流を楽しむタイプと黙々とひたすら身体を鍛えるタイプの違い、みたいな

典型的オタク気質とも言えるかも知れないが、それでも同好のサークルを見つけて所属できればまだ良いが、そういう対人交流の場に所属し損ねた人間って割りと多いんじゃないかなあと、自分も含めて。

http://anond.hatelabo.jp/20090305235143

恋愛はおいといて、もっと友達を増やすようなことをしてみたらどうかな。

性格的にしろ、趣味とか外的要因にしろ、対人関係障害みたいなものを抱える人間にとって、友達を増やすってこと自体大変なんだよね。いきなり冬の八甲田山かい!みたいな

2009-03-05

寂しくないわけじゃないんだ

元増田

http://anond.hatelabo.jp/20090304082537

好きって感情が沸かないならそれでいいんじゃないの、問題が存在しないってことで解決ってことだ

http://anond.hatelabo.jp/20090304095319

なんでわざわざ人を好きになりたいのかわからん。

本当に寂しくないんなら、それでいいじゃん。

おそらく寂しいに違いない。

恋人が欲しい、家庭が欲しい、子供が欲しいという欲求は間違いなくあるんだけど、問題は恋愛感情が沸かないという点に尽きるんだと思う。

イメージとしては、空腹でありながら食欲の概念を失った状態ともいえるだろうか。身体栄養を欲しているのに食欲が存在しないので食事を取るモチベーションが沸かないという状態。

昔であれば、とりあえず見合いでもさせておけ(=点滴で栄養を入れとけ)みたいな荒療治も可能だったんだろうね。

2009-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20090304012613

対人スキル不足のほうの非コミュの話という前提で進めるが、

こっちはちょっと

のあとに何が言いたいんだ?

先天的な性質や障害だというのなら診断書でも出して貰えばいい。

身体的な障害で非コミュの特性を得るとも思えんが、アスペルガーその他の人格障害なら確かにありえんこともない。

その場合は非コミュと分類されるものとは変わってくるだろうけどな。


不治のものだというのならこの世に「元非コミュ」の人間はいないわけだが、言い切れるか?

また自己責任論か、と言われるやもしれんが、非コミュがその特性を持ち続けるのは間違いなく自己責任の範疇だ。

抜け出せない、治らない、ではなく、受け入れるつもりもないくせに抜け出す努力を費やしたがらないか、費やすことを放棄して甘んじてるだけの人間だろう。

プライドだけは人一倍高く、自分の対人スキル不足を分かっていても、それを人前で認めて足りない部分を勉強させて欲しいと願い出る真似はしない。

他の人間と同じ場に乗り込んでいき、いきなり仲間の一人として混じってその場の人間を練習台にしようとする。

バーやラウンジなんかの「出費は必要だが練習に付き合ってくれる、場合によってはノウハウを学べる」ところへ行くこともしない。

この全部が当て嵌まるとは言わんが、少なくとも自らのマイナスを解消する努力を放棄し、自己弁護に走る者が多いのに変わりはないわな。

弁護の余地のある類の人間では到底ない。

ただの甘ったれだ。

2009-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20090303193048

最初の相談の時点では

上司からちゃんと言ってくれればいいか。そこまで事を荒立てなくても」

と思ってたんじゃないかな。

で、上司の反応が予想外だったと。

んでもって元増田氏へ。

もう一度相談員に相談して一段階上の人に「自分と直属の上司も同席して」言ってもらうのはどうかな。

それでも同じ反応だったらもう裁判しかないでしょ。

身体と心壊す前に動いた方がいいよきっと。

エッチ、大変だった!!

直前になって言うより良いだろうと思って「エッチしたことない」って童貞宣言したら

Mさんの方から「いつしたい?」「どこでしたい?」って色々聞かれた。

えーっ!今決めるの?ゆっくり少しずつって考えてたのにーって思ったんだけど

Mさんに押されて、じゃ、じゃあMさんの家でしたいって場所だけ答えた。

それがMさんの中でいつの間にか次の日曜に自分の家でするって脳内変換されてた。

その日が来て、Mさんの家に着いたけど、いきなり寝室?それともシャワー?

どうすれば良いのかわかんなくてとりあえず居間のソファーに座った。

Mさんが流れを作ってくれるのを期待して。何故か無言・・・。

とりあえず何か喋ろうと思って「緊張してるよー」って言ったら

Mさんが「じゃあ気分盛り上げるためにAVでも見る?」って・・・オイ!余計緊張するよ!

みんなどうやってんだろう・・・って考えてたらMさんが横に座ってきてハグしてきた。

ハグは何回かしてるから抱きしめ返したらMさんが耳元で「じゃあベッド行こっか」。えー?そんなもん?

で、寝室行ったら「ちょっと待ってて」って「じゃーん」って香り付き?キャンドル出してきた。

「雰囲気出るよー」って、普通に昼間だから窓から日光入ってくるんだけど・・・。

とりあえずベッドに座ったら緊張して動けなくなった。緊張しすぎて頭が痛くなった。

Mさんが身体や頭を撫でながら何度もチューしてきて、そしたらだんだん緊張が解けてきた。

「何で何もしないの?好きなところ触っていいんだよ?」ってMさんが言うから、とりあえずおっぱい触った。

そしたら感触がどうよりも、ブラジャー付けてなくてそれにビックリした。

Mさんが服を脱がし始めてきて、え?え?え?ってまた緊張がマックスに。恥ずかしいし・・・。

頭が沸騰しちゃって、もう全部まかせますって感じにMさんのするがままにする。

そしたらおちん×んが立たない。緊張して?Mさんの裸見れて嬉しいのに立たない。ガーン・・・。

Mさんも「私のおっぱいが小さいからかなぁ」とか言い出して胸が痛くなる。

でもMさんがFチオしたら立った。Fチオ気持ちいい・・・なんか上手く表現できないけど・・・バターなっちゃいそう。

コンドーム付けるのも大変だった!一度もつけたことなかった。結局Mさんに付けてもらった。

でも付けてからMさんが「あ!生で入れなきゃ童貞喪失にならないんじゃない?」って言い出して、外した。

マ×コの位置とか全然わかんなくて入れるのに苦労した(というか、今もわからない。穴二つあるの?)。

こうやってするんだよ」って教えてもらって「ちょっと動かしてごらん」ってやってみたら

なんか体中ビリビリしたような感じで思わず声が漏れる。

入れたままの状態でMさんが腕回してギュッとしてきて「気持ちいいでしょー」って言ってなんか感動

でも、正常位、バックってしてみたけどどっちも上手く動かせなくて、抜けちゃうし、疲れるしで大変。

そしたらMさんが騎乗位になってくれた。すごい・・・ヘブン状態!何もしなくていいのに超気持ちいいよー!!

Mさんが「気持ちいいなら声だして。出してくれなきゃわかんない」って言うからあんあん言ってみる。

でもイキそうになったから言ったら抜いて手でしながらイッた・・・中でイキたかったなぁ・・・。

終わってタオルで汗とかの拭きあいをした。

「もう一回する?」って聞かれたけど疲れたからやめておいた。まだまだ時間はあるんだし・・・。

ちなみに自分20歳で遅め?、Mさん34歳です。さん付けなのはリアルでも。終わってからはゲームしました!

http://anond.hatelabo.jp/20090303025404

本当に、大変ですね。

身体の調子にまで障っているようなので、心配です。

私自身、セクハラ脅迫の境目みたいな仕打ちに合いまして、

上司に訴えたりもしたんですが、結局退社に(まあ、他のストレスも色々あってですが)

追い込まれてしまった経験があります。

上司は私の訴えに耳を貸してくれましたし、

加害者との関係もほぼ同等というか、私の方が上の立場だったので、

元増田さんの事例とはだいぶ違いますが。

(私の事例はこちら:http://anond.hatelabo.jp/20080302023350

ただ、まったくご参考にはならないと思います)


まず、元増田さんに加害者が行ったことは明白なセクハラです。

ほかのレスにも「裁判」って言葉がチラチラ出ていますが、

いざとなったら、裁判に訴えることも充分可能なレベルだと思われます。

大変、お辛い作業になるとは思いますが、

大体いつ頃、どのような仕打ちを受けたのかを、

記録(録音まで行かなくても手帳などに)されることをお勧めします。

その気になれば、相手を退社に追い込むことも可能かとおもいます。

しかし、そうするためには元増田さん自身にも、

それなりの負担がかかってしまうことは避けられないでしょうし、

悩ましいところですよね。

(私自身、そこまではできなかったので)



まず、一番に優先すべきは、

元増田さんが安心して働けるように、とにかく加害者から離れられるようにすることでしょうね。

(相手の野郎に対しては、

とりあえず私が、脳内フライングボディアタック100回の刑に処しておきます。)

今回の文章の限りでは、直属の上司交渉相手として、まったくアテにならないですね。

もう一度、セクハラ委員会に(もちろん、上司の対応を含めて)相談をして、

セクハラ委員会の方から、上司交渉していただくのが、

とりあえず、現実的な手段だと思います。

加害者の行動は、他の社員女性に限らず、男性社員にとっても、そうとう嫌な感じだと思われ)

にも不快感を与えてはいないでしょうか?

例の先輩以外にも、話しやすい人達から少しづつ相談してみませんか?

元増田さん一人の問題」であるよりも「社内で沢山の人が不快に感じている問題」であるほうが、

会社側としても対処がしやすいと思いますし、

なにより、身近に自分と同じ思いを共有している人がいると、

少しは心強いですから。


あと、お友達とか家族とか会社外にも相談できる人がいれば、

どんどん愚痴っちゃいましょう。

厳しい反応をしてくる人も多いけど、

元増田さんの心に寄り添ってくれる人も見つかるかもしれません。

(私の場合、ビックリするくらいみんな理解を示してくれて、

だいぶん助けられました)

病院先生にも、折に触れて話してゆくという手もありますし、

なんだったら増田に書きまくってもいいし

とにかく、心に溜め込まず、できるだけ発散する方が、楽になれることが多いです。



私はid:south-NewWellと申します。

労働問題セクハラ問題に関しては素人ではありますが、

なにかお力になれそうでしたらidコールしてください。

これだけは、大文字で言わせてください。

元増田さんは、全く全く全く悪くないです。

あと、できれば、専門知識をお持ちの方も、この件にレスをしていただけると助かります。

2009-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20090301034255

そんなのわかりきったことだ。

でも無意味だからってやっぱりホイホイ死にに行くわけにもいかん事情はそれぞれあるだろうし、しょうがないから生きてるわけですよ。

いいじゃん、DNAとか化学反応が乗っかって通り過ぎていくだけのところにいるんだって、それで自分価値が上向くことも沈むこともない。

価値とか意味とかそういうのはだいたい後付けだから。

いろんな化学反応のひとつの総体として自分身体がここにある、意味があろうあなかろうがとにかくここに自分身体があることだけはたぶん事実なんだから、事実をただ見ることができればそれでいいんじゃないの。

祖父がアルツハイマー痴呆症になった

 春の日射しが穏やかな日は、祖父がにこにこ笑っている顔が目にちらついて、私は少し辛くなる。祖父はアルツハイマー痴呆症になり、特別養護老人ホームにいる。もう二年くらいになると思う。祖父が施設でにこにこと笑うようになってから、父も母も笑えるようになった。私も弟妹も笑えるようになった。

 それまでの日々は、家族にとって、特に父と母にとって、地獄のような日々だった。

 祖父は、元々厳しくて頑固なところのある人だった。成人する前に両親を亡くし、大人に混じって農家を切り盛りしていたから、気が強くなってしまったのだろう。祖母と結婚して、父の姉と、父が生まれた。その後、警備員農家兼業するようになった。祖父も祖母も厳しい人で、昔の農家気質だったから、母は嫁入りした当初から辛い思いをすることもあったようだ。ただ、祖父も祖母も、孫である私たちには多少甘い部分をみせていた記憶がある。

 祖父が定年になる前、私がまだ小学生だった頃、祖母が亡くなった。五十代後半の死は、あまりにも早かった。母には、祖母の役目と母の役目、両方がのしかかった。今から約二十年前で、家事は女の仕事、女は男を立てるもの、という価値観はまだまだ当たり前にあった時代の話。祖母が亡くなってから、祖父の母に対する当たりがきつくなったと父は言う。また、この頃から酒量が増えた、とも。


 それから一年経って、私や弟とは歳の離れた妹が生まれた。母は仕事をやめた。祖父は歳の離れた末の孫を溺愛した。しょっちゅうかまうものだから、母は機嫌を悪くして、時々父や私に愚痴を言った。

 祖父と母の関係が決定的に悪化したのは、私が高校生になり、妹にある程度手がかからなくなって、母が再び働きに出るようになった後だ。祖父はとっくに定年になっていて、ずっと家にいるようになった。趣味の合う友人と連れだって遊びに出かけたことも時々はあったけれど、家にいることがほとんどで、昼間は自室に籠もっているか、畑で仕事をしているかだった。祖父には、母が五時過ぎに仕事から帰ると同時に台所の自分の席に座ってお酒を飲み始める習慣があった。母が夕食の支度をしている後ろ姿の、その後ろで二時間くらい、じっと座っているのだ。六時になる頃には私も弟妹も家にいたけれど、居間でテレビに釘付けだったから、その状態には気づけなかった。七時も過ぎて父が仕事から帰ってくると、夕食。六人で食卓を囲む。私と弟妹は思い思いにおしゃべりをする。ひとしきり話し終わった頃、祖父が口を開く。ときどき意味の分からないことを言う。話が通じないことに、私たちはイライラし始めて黙ってしまう。父が間に入って話すけれど、お酒の入っている祖父は興奮しやすく、時々興奮しすぎて母に当たった。祖父が母に当たると父も頭に血が上って、怒鳴り合いになる。しまいには祖父が「そんなに邪魔なら殺せ!包丁で刺せ!」などと叫んで、部屋に籠もってしまう。こんな日々が続いた。

 今思い出すと、この頃にはまだらボケが始まっていたのかもしれない。それで執拗にいろいろと尋ねたのかもしれない。私も弟妹も、学校がお昼頃で終わった日は居間でテレビを見たり、宿題をしたりしていた。そのとき、祖父がいつも居間にあらわれて話をしようとするのをうっとおしがっていた。なにも分かってない子供なんてワガママなもので、無視して自室に籠もることもあった。食卓を囲んでいるとき、怒鳴って気分をめちゃくちゃにする祖父の理不尽さも大嫌いだった。

 学校でもいろいろあるというのに、「殺せ!」と怒号の響く家は気が休まらなくて大嫌いだった。弟は、高校生になると、わざと夜遅く帰ってくるようになった。父が叱ったが聞く耳を持たなかったし、男の子だと言うこともあり、いつしか容認されていった。私にはそんな要領のよさはなかったし、妹はまだ小学生だったから、毎晩のように繰り返される怒鳴り合いをそばで聞いているしかなかった。

 私が大学への進学を考えた頃、両親は地元大学を勧めたけれど、私は県外の大学に願書を出した。願書を出す直前までは、後期試験地元を受けると言っていたくせに、結局後期試験の願書も県外の大学に出した。今思えばふざけた話だが、初めての反抗らしい反抗だった。県外の大学に進学した後は、部活バイト等、わざと忙しくして下宿にいないようにしていた。家からの電話憂鬱だったからだ。下宿に居ないのを両親に詮索されるのも嫌だったし、なにより、家族の誰かが別の誰かを殺したという電話がいつか入ることを本気で心配していたのだ。講義がない時期には帰省憂鬱だった。夏も冬も理由をつけて、一週間くらいしか家に帰らなかった。家に帰るとおなじみの怒鳴り合いの日々だった。帰って一、二日は静かだが、三日目を過ぎると怒鳴り合いが始まる。家から下宿に戻った後はますます電話が怖くなった。酷いときは電話線を抜いた。

 一歳下の弟も大学に進学して、家を離れた。家は、祖父と両親と妹だけになった。私たちは両親と妹を犠牲にしたのだと思う。

 大学三年の夏、父から電話がかかってきた。この時は不思議電話を取る気になった。電話の内容は中学生の妹のことだった。食事を全く取らなくなったという。父は毎晩のように妹の訴えを聞いていたけれど、最後には「頑張れ」と言うしかなく、なにもできないまま悪くなったという。妹に対しては罪悪感があった。夏休みはほとんどを家で過ごした。

 家に帰ってすぐに父と話した。母にはもう無理だからと言われ、母のお薬手帳を見せられた。そこに並んでいる処方薬の名前を調べると、抗精神病薬ばかりだった。母は頻繁に被害妄想を訴えるようになっていた。最初は、家に祖父と二人でいる間、いつも祖父が後にいるから怖いという訴えだった。それがいつの間にか、家の中で誰かに監視されている、家の中に盗聴器がある、近所ぐるみで監視している、警察に狙われている、と徐々に変化していった。祖父の行動ひとつひとつが、何者かによる母への攻撃であるかのように見えていたようだ。父は祖父に、母を刺激しないように何度も言ったが、祖父はその場では返事をするものの、すぐに忘れてしまうらしく、全く変わらなかった。

 その日会った妹はどこか異様だった。何を聞いても無表情で「うん……」と、けだるそうに返事をするだけ。本当に食事を取らなくなっていた。一口食べて箸を置き、体がだるいのかすぐ居間で横になる。重症だと思った。その日の晩、私が自室でうとうとしかけている頃、妹が枕を抱えて部屋に来て「一緒に寝ていい?」と言った。招き入れると、妹はしばらく黙っていたが、突然堰を切ったように話し始め、もう無理だと訴えた。妹は、いつか家の中で殺し合いが起こるといって怯えていた。母の被害妄想が始まってから、夕方の台所で母と祖父の言い争いが起こるようになった。妹はなるべく早く学校から帰り、食事の準備をしている母のそばにずっといた。妹がいる間は、母は穏やかで、祖父の機嫌もそう悪くはならないから。妹は毎日のように母の愚痴を聞いた。しかし状況は変わらず、母は夜中に突然飛び起きて、怖いと言って泣くようになっていった。妹の部屋は両親の寝室のすぐ隣だったから、母の泣く声で眠れないこともしばしばあったという。学校人間関係は、妹にとってあまりよくない状態で、妹の気が休まる時間はどこにもなかった。妹は、父には何かしてくれるようには言えないという。父は毎晩のように祖父と戦っていたし、母をなだめるのでいっぱいいっぱいだから、これ以上無理はさせられないと。

 父に遠慮している妹には悪いと思ったが、現状を父に伝えた。その上で、父にはしばらく黙っていてもらうことにした。妹の体調があまりよくないこともあり、病院に連れて行った。妹は検査採血をされ、胃カメラを飲み、点滴を打たれて「病人みたい」と笑った。「検査に異常はないから精神的なものだと思う、食べられないのが続くようなら精神科を紹介するから様子を見て」と言われた。その日からしばらく、妹は私にべったりと甘えていた。何をするにも一緒だった。帰省してきた弟は、帰ってくると真っ先に「おい大丈夫か?」と言った。進学して家を出てから、これだけ長い間弟妹と一緒にいたのは初めてだった。三人でくだらない話ばかりした。「この家、超不幸だ」と言いながら笑った。妹は、プリンゼリーから始めて、普通の食事も少しずつ摂るようになった。妹が笑うようになった頃、大学講義が始まって時間切れ。私はわざと忙しくするのを止め、電話を取るようになった。

 その後もしばらく膠着状態だった。祖父も母もあいかわらずの調子で、間に立つ父は本当にたいへんな思いをしただろう。

 私が大学卒業した頃、状況がますます悪い方に動きはじめた。昼間のうちに家のあちこちに水たまりができ、家族がしばしばそれを踏んづけるようになった。水たまりの犯人は祖父。時々失禁をするようになったのだ。何度注意しても改善せず、おむつを勧めても頑として受け入れない。以前は熱心に畑に出ていたのに部屋に籠もることが多くなり、同時に食事や入浴を忘れるようになった。部屋に籠もる一方で、ふらっといなくなることもあり、連絡をもらった父が慌てて迎えに行って頭を下げるのだ。時々真夜中に近所の家を訪ねることまであり、消耗した父は何度も祖父に「勘弁してくれ」と土下座したが、状況はまったく変わらなかった。祖父は自分の状況が分かっていなかったか、分かっていてもどうしようもなかったのだろう。他にも、庭先に祖父がどこからか拾ってきた妙なガラクタが増えたりもした。捨てようとすると祖父が怒るので、だんだん量が増えた。祖父は車の免許を持っていたけど、ちょうどこの頃に庭先で車をぶつけたこともあり、危ないので免許証を取り上げて車の鍵を隠した。祖父が車の鍵に執着して家じゅうを探しまわるので、母が影響されて荒れることもあった。

 さすがに近所にも親戚にも隠し通せなくなり、父は、隣県に住む伯母に相談した。伯母はその何年か前にヘルパー資格を取っており、福祉関係仕事も長いのでしばらく預かることを父に提案した。父も母も限界だったから、一ヶ月程度ということで祖父を伯母に預けた。庭先のガラクタを片づけ、荒れ放題になっていた祖父の部屋を片づけ、少し落ち着いたところで事件が起こった。伯母に預けた後、二週間も経っていないうちの出来事だ。伯母はその日も祖父に声をかけ、パートタイム仕事に出かけた。伯母が帰ると、祖父がなにも持たずにいなくなっていた。すぐに探しに出かけたが、祖父は見つからなかった。警察やご近所に連絡し、数日経って、祖父が警察保護されていると連絡があった。伯母宅からはずいぶん離れていた。祖父は警察に、家に帰せと主張していたそうだ。

 父はこの時、もう自宅で見るのは無理だと思ったそうだ。病院検査を受けるように祖父に勧めたが、祖父は昔から親は子よりえらいと思っている人で、このときも言うことを聞かなかった。父は、祖父が唯一頭の上がらない祖父の友人に状況を話し、祖父を説得してもらうことにした。祖父の友人は「もうずっと前からボケておかしくなっていることが分かっていたけど、言われるまで言えなかった」と、父に頭を下げた。祖父は友人の説得でしぶしぶ承諾し、父と友人に付き添われて病院検査を受けた。

 診断、アルツハイマー痴呆症

 アルツハイマー痴呆症には、根本的な治療薬がない。当時あったのは進行を抑えるだけの薬で、祖父を「治す」ことはできなかった。介護施設を探すことを医者から提案されたが、老人病院にも介護施設にも空きがなく、どこも順番待ちの状態で、診断がついても状況は変わらなかった。祖父の友人の協力を取りつけられたおかげで、祖父を説得しなければならないときにその人から強く言ってもらうこともできるようになったのはよかったが、祖父が内容を忘れてしまうことが何度もあったため、どれくらい効果があったのかは分からない。

 注意して祖父を観察するようになると、物事をしっかり認識できているときと、そうでないときがあることが分かった。普通に過ごしていても、時々どこを見ているのか分からないような様子でいることが、しばらくの間続くのだ。その直後の祖父は決まって難しい顔をした。どこか悲しそうで、戸惑っているような表情。話しているときも、前後の文脈が分からなくなっている様子があった。つい一瞬前に話した内容を忘れてしまうのだ。そして何度も直前の話を聞き返す。説明しなおして話が繋がるときもあれば、辻褄が合わないままのときもある。その時の祖父の表情は、やっぱりどこか悲しそうで、戸惑っているようだった。いわゆるまだらボケと呼ばれる症状だ。頭がしっかりしているときは、その直前まで自分が呆けていたことを分かっていたのかもしれない。

 診断がついてから何ヶ月も経って、家からそれなりに近い場所に介護施設が見つかったので、祖父を入居させる手続きをした。これで一件落着のはずだった。ところが、一週間後には「無理なので引き取ってください」と連絡が入った。何度も頼んだが、手に負えないから無理だと断られた。手に負えない原因は、主に精神的な症状だ。場所や状況を認識する能力が低下しているので、そこがどこなのか、なぜそこにいるのか理解できない。家にいたはずがいつの間にか知らない場所に連れてこられたと思いこみ、何度も脱走しようとした。止めようとしても、自分被害者だと思っているから暴れる。祖父は身体も大きく、農作業で身体を動かしていたこともあり、暴れると抑えるのは難しかった。収集癖の悪化も災いした。他の入居者の部屋に入りこみ、物を自分の場所に持ち帰るのだ。職員が返すように言っても、自分のものだと言い張って返さない。そして他の入居者とトラブルになる。こんなことが入居直後から繰り返されたので、ついには断られたのだ。

 それからは施設探し。祖父の身体疾患のこともあり、施設からは精神的に安定するまでは介護施設よりは病院に入った方がいいと言われた。受け入れてくれる病院などそうそうないから、しばらくは再び悪夢の日々。次の病院が見つかるまでに数ヶ月かかった。

 鍵のかかった病院に入ってから、祖父はぼうっとしていることが増えた。薬の影響もあったのだろう。週に一度、一時間かけて病院に行き、洗濯物を預かり、祖父と少し話した。最初の頃は、よく歩いていると職員に聞かされた。その後、車いすに座ってぼうっとしていることがだんだんと増え、歩くことも減った。話しかけると「よく来たなあ」と笑った。祖父から話しをすることはあまりなく、もっぱら私たちの話を聞いた。しっかり話を聞いていると思うと、急にぼうっとしてしまうこともあった。もう慣れていたから、そんなものだと思うようになった。祖父の顔は、だんだん穏やかになっていった。

 入院から半年ぐらい後のことだと思うが、祖父の状態が落ち着き、特別養護老人ホームに空きが出た。すぐに祖父をそちらに移すことになった。ホームには病院と同じように鍵がついており、入居者が自由になれるエリアは鍵の内側だけだったが、病院に比べると明るく開放的で、入居者が昼間に集まっているロビーの雰囲気も、なんとなく暖かみを感じるものだった。祖父をそちらに移してからも、週に一度、洗濯物を取りに行っている。施設に全部まかせることもできたが、父がその程度の面倒は見たいと言って譲らなかった。祖父は他の入居者とは少し離れた場所、ロビーのそばにある職員詰め所の入り口に、椅子を置いて座っている。職員は「いつもあそこに座ってますよ。よく分かりませんけどお気に入りみたいです」と言う。昔、警備をしていた名残だろうか。守衛として座っている時間も長かっただろうから。祖父に声をかけると「よく来たな」と私の名前を呼んで、にこにこ笑う。私が久々に祖父を見舞ったのは、ちょうどこの時期、少し暖かくなってきた頃だ。

 その後も現在まで、父は週に一度は祖父を見舞い、祖父の洗濯愚痴もこぼさず楽しそうにやっている。母は「お母さん、ノータッチだから楽でいいわ」と、のほほんとお茶をすする。一時期の被害妄想は、ほとんどなくなり、よく笑うようになった。家に寄りつかなかった弟は、遠方で就職したくせに「家の方が落ち着く」と、長期休暇のたびにぎりぎりまで長居する。妹は地元大学に進み、家の中ではよい意味ワガママな振る舞いをするようになった。弟妹はときどき、父について祖父のところに行く。以前とは違う意味で家の中がやかましくなった。みんな、笑えるようになった。

 私は結婚して家を出た。ときどき、父と一緒に祖父のところに出かける。このごろ祖父は私のことがわからなくなった。祖父は私を、祖父の娘の名前で呼び、話しかけてくる。私はにこにこしている祖父のために、にこにこながら受け答えをする。内心はかなり複雑だが、もしそれを表に出せば、また祖父を難しい顔にさせてしまうかもしれないから。同じ時間と場所を共有していても、祖父が見ている景色と、私が見ている景色多分違う。それを共有できることももうないかもしれないが、いつも難しい顔をしていた祖父がにこにこと笑っているのだから、これでよかったのだと思いたい。

 そういえば、祖父が楽しみにしていた花嫁姿を、祖父に見せてなかったことを思い出した。

警察自殺と断定、または事件性が無いと判断したもの

  • 証拠品の銃を奪い取って別の袋から再装填しわざわざ離して自分の胸に発射、ただちに飛び散った血をふき取って取調室を掃除、この間5秒。
  • 逆立ちしてマンションの窓際まで、指でひきずった跡をつけながら歩行、足から逆エルードして手すりにぶら下がり、空中で方向転換して50cmの隙間に向けて飛行した市議会議員
  • わざわざ動脈と反対側の手や腕の甲を切って自殺しようとするも未遂、自分自分の背中に針金でおもりを結びつけて川にうつぶせになり死亡
  • 火の気のない玄関で人体発火現象を起こして、燃え尽きるまで気管に煤が入らないようじっと息を止めて待ってた審査委員長
  • 口の中に靴下を入れたまガムテープで口を塞ぎ、両手を後ろで手錠により拘束し左手には手錠の鍵を持ち玄関内で衣服の乱れもなく窒息死した記者

2009-02-28

さよなら これからを生きる


http://anond.hatelabo.jp/20080814041810


彼女のことはすぐに見つけた。

思えば何事につけても自信のない俺にもある、数少ない得意なことの一つが、彼女を見つけることだった。

人が何かに秀でる時、理由はだいたい二つしかない。

天分か。

あるいは努力か。

この場合の俺は前者ではあり得ない。「ある一人がいつでも自然に目に入った」なんて言ったら、まるで運命の二人みたいじゃないか。


そんなわけはない。俺は後者だった。自然に目に入るなんてことはなかった。

けれど、自然と目は彼女を追っていたから、いつでも彼女を探していたから。教室でも。移動教室の間の廊下でも。遠足目的地に着いてからの自由時間でも。彼女の家にパンを買いに行っても。俺ん家の前は彼女が通うエレクトーン教室への通り道だった(でも彼女の家と教室の場所を結ぶと、この道はどう考えても遠回りになることが、俺の当時の幸せの一つだった)から、彼女の教室がある日は家の前で素振りをして待ってた。グラウンドで体育をやる時にはなかなかチームが一緒にならなくて大変だった(これがまた、本当に一緒にならない)。彼女を探すだけじゃなくて、自分のカッコいいとこも見せなきゃならないから男は辛い。

目の届くところにいるのなら、好きな人がいるのなら。近くにいる可能性があるのなら。他のものを映す余裕なんて、このただでさえちっぽけな二つの目のどこにもないだろ?


だから確信を持てた。最初は、彼女を見つけた瞬間は信じられなかったけど。でも、どんなにたくさんの人がいたって、どれだけ予想してない時だったとしても、彼女を見つけ出すことだけは外さない自信があったから、あれが彼女だと確信を持つことができた。そうでなければ、俺はその時見つけた子を彼女だとは思わず、見つからない何かを探していたかもしれない。

それでもまだ信じきれなかったのは、今までの人生で一番ブランクを空けて見た今の彼女が、俺の想像とはかけ離れてしまっていたから。


久しぶりに会った親愛なる馬鹿たちも、目にする友人たちも、その多くは五年前から、あるいは八年前から変わっていなかった。

彼女は違った。当時のままではいてくれなかった。

よく言うだろ?

変わらないか。

あるいは、失望するか。

彼女は変わっていた。

なら失望したのか。


違うよ。


きれいになってたよ。すごく。


この(その、でも、あの、でもなく、この、だ)感動は、とても俺には言い表せない。

悔しいことに、ああ、そうだ、よく最近ライトノベルなんかでヒロインを形容する時に、ハナっから「その少女は俺の語彙じゃ表現しきれないほどの美少女だった」とか描写しといて後はイラストに丸投げ、なんて物書きとしてどうかと思ってたけど。

どうしようもないくらい、きれいだった。その時俺が見た彼女を表現するのには、あまりに言葉が足りなすぎる。いいさ、この体験は俺だけのもんだ。誰にだって分けてやるもんか。それでいい。


彼女を見つけたのは式が始まる前。旧い友人と受付を終えた後、会場で空いている座席を探していた時だったから、近付く事はできた。

はずだった。

はずだった、けれど。

逡巡が生まれた。生まれてしまった。

気づくことがあった。あ、と思った。こりゃダメだ、と感じたんだ。


どうしようもなくきれいになった彼女は、どうしようもなく遠かった。

それは彼女の周りの席がもう埋まっていたからかもしれない。それは彼女に至るまでに立ちふさがるであろう人垣かもしれない。段差を上り詰めて、声をかけるだけという行為に留まることへの躊躇だったのかもしれない。それまでにずっと考えていた、話すべきだと思っていた言葉なんて、いざ本人を目の前にした時にはどれほど無力になるものかなんて、わかっていたはずなのに。

足をとどめさせたものは、なんだったんだろう。

それは彼女との純粋な距離、障害、段差、そういった、あまりにつまらなく、くだらなく、馬鹿げていた状況が積み重なっただけのものなのに。不思議と、俺の心臓だった、時間の重みをふっと軽くしてしまった。

近付こうとした。けれど、近付けなかった。はっきりとは、今でもまだわからない。


それでも。まだだ、と思った。


式次第は滞りなく進んだ。中学時代の担任からのビデオレターは、恩師らしい言葉だった。くたびれたポロシャツ姿で、だるそうに喋るのが恩師の喋り方だった。記憶と違わず、首もとの緩んだポロシャツ姿は、授業を受けたことのある元生徒達の笑いを誘った。


「『井の中の蛙、大海を知らず』という諺があります」


簡単な挨拶の後は、国語の教科担任らしく、諺をひとつ、贈ってくれた。


「あまり知られていないのですが、この諺には続きがあります。

それは、

『されど、空の青さを知る』

という続きです。

今の皆さんは、まだまだ世間を知らない。知らないことはとても多い。厳しさや、辛いことをこれから知っていくことになるでしょう。

けれど、今の皆さんは、空の青さを知っている。空の青さは、夢とか、希望のことです。

井戸の外に出ることになっても、その空の青さは忘れないでください。それは、失わないでください」


懐かしい声と調子を耳にしたせいもあるかもしれない。式の間は、くり返しくり返し思い出していたせいで、忘れようとしても記憶の根っこに刻み込まれてしまったことを、またくり返し思い出していた。中学時代のこと。

俺の中学は、まぁ、荒れてた。染め上げた髪にキャップサトシ被りにして、原色Tシャツを中に着込んだ学ランの前は当然のように全開で、下げたズボンの裾を引きずり引きずり、下げた分だけ尻を丸出しにしたファッション連中が、学年で両手足の数くらい。先生方の車はよくボコボコになっていたし、近場の店に行くと「△△中学の」という目線をこちらに配る店員が離れることはない。万引きし過ぎなんだよあいつら。盗みすぎでゲームショップが潰れたとかいう噂があったけどホントなんだろうか。俺たちの学年の階のトイレの窓ガラスは張り替えるたびに割られるので、遂に通り抜けフープになった。中で煙草を吸う連中がいたので、中が見えた方がいいということもあったのかもしれない。好意的に考えればだけど。


そんなよくある中学校廊下の突き当たりの壁に寄り掛かって、俺は友人二人としょうもないことを話していた。なんの話をしていたのかは覚えてないけど、あの頃の俺とあいつらが話すことなんて、大体守護月天パワプロの話だろ。

守護月天パワプロの話をいつも通りしていたであろう俺たちの前に、のそり、のそりと近寄ってくる三人がいた。ガラの悪い連中の幹部(笑)と、その取り巻きの三人組だった。廊下をたむろして歩くのがルーティンというか、そういうのがかっこいいらしい。構わず話している俺たち三人に、「おい」と幹部が声をかけてきた。

邪魔、どけよ」


ウチの中学が荒れ始めたのは、どうも俺の学年の一つ上くらいかららしい。三つ上の姉が「ウチの頃は全然荒れてなかったけどね」と言ってたからなんだけど。

で、俺は、その一つ上の学年のガラが悪い人たちには、まぁ、ヘコヘコしてた。小学校の時の野球部の先輩がその中にいたからってのもあるけど、タイイクカイケーなところのある俺には、年長にヘコヘコすることは身体に染み付いていたことでもあったし。

で、問題は、「増田はヘコヘコする野郎だ」と思い込んでる、タメのガラが悪いヤツら。


邪魔、どけよ」

とか声をかけてくるヤツら。こちらが座っているのは廊下の突き当たりだ。その先に道はないのだから邪魔も何もない。構わず友人二人と話を続ける。

「おい、聞こえてんのか」

仲間に直前までその威力を自慢していたローキックを俺にガッシボカと浴びせてくる。俺をサンドバッグに見立てて、膝を立てて座ってるせいで一蹴りに付き脛腿脇の3Hit! 俺がのっそり立ち上がっても蹴りは続く。

タメに頭を下げる理由はなかったし、部活をやってる人間(俺)と部活をやらずにヤニ吸ってるだけの人間(ガラの悪いタメ)の体力差はいかんともしがたかった。


関係ない部分が長くなった。何が言いたいかというと、式の後にも彼女に会うチャンスがあって、それは中学の学年全体で開かれる同窓会だった。

が、その幹事として取り仕切ってたのが、そういうガラノワルカッタ連中なんだよ。しかも中心はあの日俺がのしちまったヤツじゃねえか。ああ、顔も合わせたくない。登校するたびに上履きの紐が焼かれて短くなってたせいで蝶々結びがうまくなったとか椅子で殴られた後に机を投げ返したとかどんな黒歴史だよ。


今ひとつ行くことに踏ん切りがつかない理由はもう一つあった。

この成人式、会いたいのは彼女だけじゃなかったんだ。

この成人式で二人の友人に、そう、あの日守護月天パワプロの話をしていた二人の友人に、許されるならば、一方的にだけれどこう呼びたい――二人の親友に、会いたかった。会って、話をしたかった。

けれど、会えなかった。一人は夢のために国を離れた。もう一人は、あまりにも俺が馬鹿だったせいで、離れていった。

俺から離れていった友人に、許しを請いたかった。でも、友人は来なかった。心残りだった。来て欲しかった。許してくれなくてもいい、話す機会を与えて欲しかった。それがたとえ自己満足だと自覚していても。


友人は来なかった。残ったのは単純な選択だった。


同窓会に行くことのプラスは、彼女と話す機会を得られるかもしれないこと。

同窓会に行かないことのプラスは、あいつらと会わなくて済むこと。そしてそれが、自分への言い訳になること。


秤にかけたら簡単だった、とは、なかなかいかない。

それでも、俺は行くことができた。その時には前に書いたもののタイトル元ネタhttp://kittttttan.web.fc2.com/ez/light/died.htmも頭に浮かんではいた。それはとてもとても魅力的だった。ああ、ホント、それもいいよな……。

でも、行った。


ただ、行ってさえみれば、楽しいものだった。受付はあれらの中でも関係の薄いヤツがやっていたし、最初のルネッサンスさえ済ませてしまえば、後は気の合う連中と話をしていられた。昔から不思議と頭のおかしな……良いのが周りにいたもんだから、そいつらとこの歳になって話をしてみるとまた違った面白さがあった。


でも、意識はそこにほとんどなかった。

視界の端にちらちらと映る白。彼女はいた。来ていた。会場の中の端で見知った顔ぶれと花を咲かせていた。こちらの場所は、その反対側の端で入口とトイレにほど近いところだった。友人の肩越しに「ああ、いるなぁ」なんて思う自分をこうして思い返すと、やってることが一緒にいた頃と全く変わってない。人間、そう簡単に成長しないもんだ……。

そういうのもいいかもしれない。嫌いじゃない。だけど、ここに来たのはそうじゃない。そんなことで満足するためじゃない。

彼女が席を立ったのに合わせて、用を足すことを周りに告げ、立ち上がった。


「久しぶり」

一瞬目を一回り大きくしてから、柔らかい顔を作った――そういう感情が移り変わる過程がはっきり分かるところも好きなところの一つだった――彼女挨拶を返してくれた。

「久しぶりだね」

鈴の鳴るような……あぁ、まぁ、いいや。久しぶりに聞くことになった俺の大好きな声は、どんな音楽よりも声優よりも優しく綺麗に俺の耳に響いた。すごいな。ああ、すごいよ。好きな人って、本当にすごいよ。

それぞれの席に戻りながら、短く言葉を交わす。俺のことわかる? わかるよ。増田こそどうなの。覚えてるから声かけたんだよ。そうだよね。そうだよ。どの辺りにいたの。……ここ。ああ、馬鹿、なんで俺の席はこんなに近いんだ。そもそもこんな離れたところに座るんじゃねぇよ。いや、来た時にはここしか空いてなかったんだっけ。なんで他の皆はあんなに早く来て席を取ってるんだ。うん……違うな……俺がうだうだしてたせいか……。

二言三言のやり取りの後、それじゃ、と別れた。まぁ、最初はこんなもんか。というか、それでもう、満足しかけていた。どんだけ好きなんだよ、俺。


それから二度、彼女は席を立った。さすがにその度同時に顔を合わせていたらおかしいので、「たまたま同時に席を立った」風を装うことができたのは最初の一回だけだった。彼女が席を立った二度の機会はうまく活かせなかった。慣れたヤツなら、こういう時にもっとうまく立ち回れるんだろうな……。だらだら酒とパサパサしたサンドイッチやらサラダやらに箸を伸ばす。なのはは常識だからとしきりに薦めてくる誰でも名前を知っているような大学に行った友人の話に適当に突っ込む。おまえCLAMPに一生付いていくって言ってなかったっけか。ツバサってまだ完結してないのかな。横ではこれまた誰でも名前を知っ(ry医学部理学部がぱんつじゃないから恥ずかしくないらしいアニメ首都圏でホットだとか新房の記号論だとかに熱くなっていた。TrueTearsを今晩コメンタリーすることに決まったようだった。それはちょっと……いや、正直参加したい……。で、お前はどうなんだと問われて、いくつか好きな作品を挙げた。作品を口にだしながら、ふと思うことがあった。前々から感じていたことではあったけど。

Astral。秒速5センチグレンラガン御影作品。大好きなある作家さんの作品(本当に好きな、いや、大事なものって、決して誰かにそのことを言ったりしないものだよな)。挙げた時には言わなかったものもあるけど、そういうもの。終わってしまっている物語


俺たちが関係のないことを話していても、時間は変わらず同じ間隔で歩を進める。ただ、人にとっては同じ間隔に感じられないなんてことは科学者が証明するまでもなく当然のことだった。彼女と同じ空間にいるだけで、時間はあまりに早く過ぎすぎる。彼女がいる。視界に彼女が収まっているだけで、どんなに楽しいゲームをしている時より、どんなに面白い本を読んでいる時より、どんなに書きたかった記事を書いている時より、時計はあっという間にぐるぐると音が聞こえそうなほどに早く回る。時折視線が重なって、手を振るでもなく、合図をするでもなく、笑顔を送るでもなく、ただ、そのそれだけの一瞬の交叉がたまらなく、どうしようもなく愛おしく感じられた。

死ぬならこの時だった。紛れもなく、この時だった。男って本当に馬鹿だよな。好きな女の子が、どんなものにも代えがたいんだよ。


時間は変わらず同じ間隔で歩を進める。その会が始まって終わるまでの2時間という時間は、これまでと同じように地球が12分の1回転する間だったのだろうけど。

それだけの時間が経って。会場から、人が吐き出される。俺は入口で、彼女を待った。

彼女が出てきたのは、本当に最後の方だった。声はあっけないほど普通に出たと思う。

「なぁ、○○」

「うん」

写真撮ろう」

「うん」

俺の携帯をその場で一緒に待っていてくれた友人に託す。おい、ちゃんと撮れよ。頼むからちゃんと撮ってくれよ。それ、俺の宝物になるんだからな。一生ものになるんだからな。

隣で彼女が笑う。そのあまりに近い笑顔を見て、思いが、気持ちが溢れそうになった。なあ、○○。俺、お前に告白したよな。お前はもう忘れてるかもしれないけど。知ってるか。俺、まだお前のこと好きなんだぜ。笑っちゃうよな。馬鹿みたいだよな。告白したの小学校だぞ、小学校中学校も一緒だったのにな。それなのに今、お前の横でドキドキしてるんだよ。嬉しいよ。つらいよ。幸せだよ。胸が苦しくて苦しくてたまらないよ。笑っちゃうよな。本当に馬鹿みたいだよな。でも、それでいいんだ。いいんだよ。

彼女の肩は俺よりも低くて、俺の二の腕彼女の肩が一番近く、少しだけ触れるような間隔。お互いに近い腕で作るピースサインは中指同士がほんの少し重なるように。知らない名前香水が僅かに漂ってきてて。互いの方へと傾けられた小首は、この上ない至福で。

友人の声と一際強い光を伴って、俺の携帯に、俺の人生で最も幸せな瞬間が、永遠に切り取られた。


「ねぇ、私のでもお願い」

「あいよー」

彼女カメラを俺の友人に渡す。ごめん。嬉しかった。なんか知らんかったけど嬉しかった。それってつまり、俺の写真彼女がこれから持ってくれる、ってことだろ? いいんだよ、どんなに小さかろうとキモかろうと。嬉しいんだからさ。

なんだこれフィルム巻いてないじゃん、とフィルムを巻き始める友人を尻目に、彼女が話しかけてくる。

「ねぇ、今、何やってるの」

田舎大学生やってるよ。卒業文集に書いたこと、相変わらず学校先生目指してる」

「え? ××先生?」

「そうそう、俺大好きだったからさ」

「知ってるよ。私も好きだったし、実は今も年賀状やり取りしてるんだ」

「え、本当?」

ちょっと嫉妬。

「ほんとほんと」

聞かれたから、聞き返しただけだったけど。

「○○はさ」


「○○は、まだ、    を目指してるの?」


間があった。

「やだ、知ってたの」

「聞いたんだよ、お母さんから」

よく実家のパン屋行ってたし。

「で、どうなの」

「えっとね」「撮るよー」

気づけば、もう友人が今にもシャッターを切ろうとしていた。

「○○」

「ほら、笑顔


パシャッ。


「ありがと」「あいよー」

「○○」

その時、写真に写った彼女は、どんな顔をしていたのだろう。

フィルム彼女のもとで、今の俺にはわからない。


つまらないかもしれないけど、これが話の続き。俺のすべて。そう、これはきっと、終わってしまっていた物語

どうしようもないほど俺は彼女のことが好きで、聞きたかったことも、どんなに重ねた想いも、伝わればと思った願いも、彼女がそこに、確かにいてくれることを実感した時には、大した意味を持たなくなった。

彼女さえ、幸せに生きてくれれば、もう、それでいい。

男って、本当に馬鹿だ。そして、幸せだ。

ありがとうと言って、俺は死んだ。たぶん、死んだ。彼女自分のために生きようとした俺が死んで、すべてなくして、死んだような俺が、さよならと言って、これからを生きていく。すべてを失って、なにもかもなくしたのなら。0がたった0.1を為すだけでも十分じゃないか。それならこんな俺でも、少しでも、わずかばかりでも、彼女が生きるこの世界を綺麗にしたくて、それだけでも――十分じゃないか。ただそれだけのために生きる人間がいることを許されるぐらいには、きっと世界はまだ広い。


ひょっとしたら、俺が彼女以外の誰かを好きになることもあるのかもしれない。ないのかもしれない。自分が終わってしまったと思っていても、生きるのなら、今いる井戸よりも深い穴の中に落ちてしまうこともあるんだろう。そこから抜け出そうともがくかもしれない。それは無駄なあがきかもしれないし、あと少しのところでまた下に落ちてしまうかもしれない。這い上がったところを突き落とされるかもしれない。その穴から井戸から出てこられたとしても、また同じような暗闇に落ち込んでしまうことがあるのかもしれない。

それでも、空の青さを知った俺は、そうして穴に落ちたとしても、何度でもまた起き上がって、汚くなっても、生きていく。

それさえあるのなら。

たった一枚の写真を、胸に抱いて。


http://www.youtube.com/watch?v=2RPGcncoHC0







続きを書くつもりはなかったけれど、本文のような価値観を立たせたことと、「続き書け」と言って下さった方(id:tegi、id:yarukimedesu、id:gohki、id:chnpk、敬称略)や、文章自体に好意的な感情を向けて下さったと私が一方的にでも感じた方(id:mike_n、id:Lhankor_Mhy、id:neko73、id:hati-bit_punk、id:shAso、id:m-birdid:hotch_botch、id:napsucks、id:makeplex、id:tyru、id:mimimu8、id:ukabu、id:MarHear、id:mae-9、id:yas-toro、敬称略)がいらっしゃったので、何、一人の人間のちっぽけな物語なぞ、あってもなくてもよかろうもん、と開き直って、ちまちまと書き進めました。そうか、半年経つのか。

idコールは気楽に使ってもいい(スルーされるのが当然くらいな勢い)みたいなので、少しでも何かを気にかけてくださっていたと私が勝手に感じた方にはidコールをお送りしました。どうぞスルーしてください。でも、あなたたちがかけてくださった言葉タグで、私が嬉しく感じたことを、この場で伝えさせてください。

줫ʹϤɤäƤǤ͡ - ɺήΡ

これらの政策の中で、今んとこ、日本政府が出来ているのは投資教育位だろうか。低成長も年金医療保険も、殆どのややこしい問題は人口減少に起因しているのに、少子化問題の解決が一向に最優先課題にならないのは何故だろうか。伝聞だが、日本G7で唯一、税金社会保障という所得再配分を経ると、子持ち家庭の貧困率が上昇する国だそうである。

http://anond.hatelabo.jp/20090225232015

若年有権者は老人から権利を剥奪する手段をいい加減考えないと

2009-02-27

スポーツが少しだけ上手くなるためのちょっとしたヒント

小学校時代、運動音痴だったのだけど先生に教えてもらったちょっとしたヒントでかなり良くなったのを思い出した。


こちら側から動き出すとき(例えばボールを投げるときやラケットボールを打つとき)は、体を横にするよう意識する。手が右利きなら、左足を一歩前に出すようにして左肩を前にする。逆に対象物の動きを待つとき(例えばボールキャッチするとき)は身体を横にして足を広げて重心を落とす。


もちろんこれだけでは駄目だけど、これをベースに体の動かし方を応用していけば結構うまくいく。

特に女の子で、スポーツ経験無くて、絶望的に運動が嫌いな人には効果があると思う。

2008-09-07

嫁に来ないか 身体一つで

枠 2つめ 

http://anond.hatelabo.jp/20080907205529

嫁に来ないか

身体一つで

セルフプロデュースまたはナルシシズムに苦悩する松井冬子

だいぶ前にあるテレビ番組で取り上げられていた女性画家について思ったことを書いてみる。

以前民放でも取材されており、それを見たときは、「暗い絵だな。」「タイトルが思わせぶりだな。」という程度であった。たださらに前に、週刊誌で注目の美女とかいうテーマの各界で活躍している若い女性を取り上げている中に、女優然とした雰囲気でたたずむ女性がひときわ印象的で名前は知っていた。

一般に容姿重要視される職業以外に就く女性が、通常レベルと思われているものよりやや上だと途端に「美人何々」と評されることがよくある。これは、褒め言葉というより、女性を貶めているように感じるのだが、それはひとまずおいておく。

この「美人画家」は、そこそこ売れているらしい。女性画家といえば、片岡珠子、小倉遊亀、マリー・ローランサンなどが浮かぶし、彫刻家ではカミーユ・クロディーユが浮かぶのだから、まあ絶対的な数は少ないが存在しないわけではない。特に絵画、彫刻について学んだことがあるわけでもないごくごく素人なので、今回取り上げられていた画家の作品についての良し悪しについて語る資格はない。

驚いたのは、彼女の衣装である。

どれもファッション誌から抜け出たようなのである。上背もある方らしく、着こなせるということもあるのだろうが、どれもが一枚の写真に収められることを考えていることが見て取れる。ああ、洋服とは身体で着るものなのだと思わせるにはあまりある。

番組全般で見られることを完全に前提とした洋服選びと言っても過言ではないだろう。生活感を感じさせない。当然、テレビカメラが入っているのだから、万人に見られるという意識はあるだろうから、当然と言えば当然だ。

最初にのトリエでの姿は、ヴォリュームのある濃いグレーのローゲージニットに黒のハイソックスに黒のミニスカート。髪はポニーテール?というのだろうか、トップでまとめている。

自分について語るときは、長い髪をおろし、巻いているのだろうか、タレントとして活動している某姉妹の姉のように、ゴージャスでアイメイクが強い。

教授研究室を訪れる際は、髪はまとめているが、くっきりと濃いメイクに、黒いミニスカート

この時、気になったのは、入室にあたり、随分とへりくだるのだなということ。何度も小さくお辞儀をするのはエレガントには見えない。緊張していたのだろうか。

またアトリエでは、チャコールグレーとベージュの中間のようなミニスカートに太めの網タイツシルバーのパーカ。

彼女学生時代から感銘を受けているという絵を観にいくときは、訪問着。とても素敵でよく似合っているのだが、勿論、年齢もあるのだろうが迫力がある。お嬢さんという雰囲気でも若奥様という雰囲気でもなく、銀座クラブ(行ったことないけど)のママのような貫禄がある。

またアトリエでは、ロイヤルブルーを薄くした色の膝上ワンピースに黒いタイツ

髪は緩く巻いている。しかし、なんというか体格がでかい。決して太ってはいないが、肉感的にみえるのはテレビだからだろうか。

またアトリエ教授が来訪した際に身につけているのはドレス・・・・・?ワンピース・・・?ラベンダー色のノースリーブ。昼だか夜だかはわからないが、何故またネグリジェみたいな服なんだろうと思った。大変失礼ながら、それでは高級娼婦に見えてしまわないだろうか。しかも何故アトリエで・・・。緩く巻いた髪に、濃いメイク。お顔立ちがくっきりした方。

またアトリエでは黒のニットジーンズ。髪は上げている。

最後は、某大学院教授との対談。白いワンピースに黒いベルト。髪はストレート、昼間の外だからかメイクは若干薄め。この教授の話し方は、さすが対話慣れしており聞きやすいスピードと明確な言葉を用いており、なるほど頭の良い方なのだろうと伝わってきた。著作を何冊か読んだことがあるが、いつも『強者の理論』の方。教授は、昼間の外には、残念ながら不釣り合いな光沢のあるジャケット。夜に演奏会にでも出かけるのだろうか。もう少し軽めのニットなどにしておけば洗練さをアピールできたのに。

画家にはちょっとがっかりした。自分の言葉で語るには充分な年齢のはずなのに上っ面をなぞっているかのようで、響いてこない。使う言葉が、下品にもとられるものだから、どうなんだろう。

画家なのだから、センスが悪かったりすればファンをがっかりさせるのだろうし、存在アートにしたいのだろうか、番組全体を通して、いつでも寸分の隙も見せてはいけないかのような印象を受けた。

一枚の絵があって、それが世に出るには様々な方法があるのだろう。

絵はそれを鑑賞する者に言葉以上の力で迫ってくることが出来る。

しかしそれを生み出す側にどのような苦悩があるのかは鑑賞者には関係のないことだ。

なので、生み出す側が自らの作品について語る姿を見ると、私は少々げんなりしてしまう。

言葉を介在しない表現方法を以て世に出ているのだから、必要ないのではないだろうかと思うのだ。

けれど、ファンならば私生活が垣間見られるような語り口に興味を持つだろうし、より人気がある人ならば番組も作られるだろう。大衆の欲望には限りがない。

おそろしいのは、話し方や身のこなし、仕草すべてがカメラを通して、見られてしまうことだ。

人間とは、こうも無防備に己をさらしてしまうのだ。

低い声と落ち着きがなさそうな口調。カメラを前にして平静を保つことは難しいだろうが、何か少し腺病質なのかなと思わせる。また暴力的な体験もあるらしく、平坦な生活ではなかったのかもしれない。

この番組を観て、彼女個展に行ってみようとは皮肉なことに思わなくなった。書店画集で良いかなと。

それより彼女が影響を受けたと公言していた作品群を今後は観ていきたい。

ひとりの人間が世に出るにはさまざまな方法があるのだろう。凡人ですら日々のあれこれに思い悩みまどうのだから才あって生きる人の苦悩たるやいかに。

高岡信者が非達人の彼女に極意の世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数の高岡信者がそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「達人ではまったくないんだが、しかし自分の極意趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らない極意の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、信者の都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、極意のことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に極意を布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、金銭的に過大な負担を伴う高岡英夫直接指導の講座は避けたい。

できれば専門指導員の講座にとどめたい。

あと、いくら極意的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

映画好きが『カリガリ博士』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

極意知識はいわゆる「ラジオ体操」的なものを除けば、フィットネスピラティス程度は体験している

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

基礎ゆる

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「スティフルクラム解体」を濃縮しきっていて、「フリーフルクラム世界」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。長さも自由だし。

ただ、ここで極意トーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、信者側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

センター、下丹田

アレって典型的な「信者が考える一般人に受け入れられそうな極意(そう信者が思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

高岡信者としてはこの二つは普遍的な極意だと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

アウトサイドジンブレイド

ある種の武術系極意の達人が持ってる体捌きへの憧憬と、高岡英夫バイオメカニクス的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも高岡英夫

「手技」による身体意識形成

意識操作」による身体操作

の二つをはじめとして、信者好きのするネタをメソッドにちりばめているのが、紹介してみたい理由。

基本態功

たぶんこれを見た彼女は「中国武術タントウ功だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の鍛錬がその後続いていないこと、これが日本では大人気になったこと、

日本なら太気拳になって、それが中国に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、

日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非達人彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

ウォール

「やっぱり極意は武術のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「ベスト

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、このメソッドにかける高岡の思いが好きだから。

断腸の思いで削りに削って裏側だけにして、それでも天地の果てに達する、っていうストラクチャーのスケールが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにも極意的だなあと思えてしまうから。

ウォールの大きさを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

ベスト丹田だったらきっちり身体内に収まってしまうだろうとも思う。

なのに、意識操作で脳疲労を起こしながら巨大な身体意識を作ってしまう、というあたり、どうしても

「自分の身体意識を形作ってきたものが捨てられない達人」としては、たとえ高岡英夫がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。メソッド自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

総合呼吸法

今の若年層で呼吸法をやったことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

ゆるよりも前の段階で、高岡カリキュラムとか身体操作技法とかはこのメソッドで頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティのメソッドが高岡英夫直接指導でこの時代にかかっていたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく極意好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆるゆる体操でしか高岡英夫を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

質重量体操

身体の「ゆるみ」あるいは「重みづくり」を達人として教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

意識操作が他人の感覚を巻き込む」的な感覚が達人には共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそ極意第一教程最終講座は質重量体操法以外ではあり得なかったとも思う。

「巻き込まれた」という達人の感覚今日さらに強まっているとするなら、その「達人の気分」の

源は質重量体操法にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

カバンの持ち方

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう戦前の携行術をこういうかたちで講座化して、それが非達人に受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

ゆる体操

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にゆる体操を選んだ。

基礎ゆるから始まってゆる体操で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、ゆる教会以降のゆるゆる棒時代の先駆けと

なったメソッドでもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいいメソッドがありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

いぇい

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

2008-09-03

オタクはなぜモテないのかということに対する整体考察

最近生理痛軽減と健康増進のために整体師・寺門琢己の本を読みあさっていたのですが、

読み進めていくうちにどうやら整体というのは奥が深い世界だと言うことがわかってきて、

いろいろと体を大事にすることについて考えさせられてしまいました。

そのうちの一つがモテエネルギーと運動の関連性についてです。


エネルギーを脳でだけ消費するか、身体でも消費するか

私たち生物は食物を取り込んでそれをエネルギーにして動いています。

そして人間は頭を使う生き物なのですが、脳というのは人間の器官の中でもエネルギーをたくさん消費するところです。


ところが一日の大半を座った状態で頭(と指先)ばかり使っていると、エネルギーは頭にばかり回ってしまい身体には回ってきません。

頭にばかりエネルギーが回っている。

身体エネルギーが回っていない人というのは、頭は良いのかもしれませんが生物としてはイケてない状態なのだそうです。


なので異性が見ても本能的なところで心が惹かれない。

オスとして獲物を捕ってくる能力があるかどうかや、メスとしていい子供を産んでくれるかどうかという価値判断からすると

とても合格とは言えないのです。


イケてるようになるためにはどうしたらいいのか

ここまで読めばおわかりになると思いますが、身体を動かしてエネルギー身体に回すようにするといいのです。

別にいきなりリア充の輪の中に入ってフットサルバスケをしてこいとは言いません。

歩くだけでも違ってくるのです。


下半身筋肉というのは一つ一つが大きいので運動効果が高い。

また脚は第二の心臓とも呼ばれ心臓から遠く離れていて、歩くだけで全身の血行が良くなるのであります。


しかも歩くという行為は、座ったままで頭脳労働をするより頭の回転も良くしてくれるのです。


古今東西を問わず有名な哲学者の中には、散歩趣味だったり歩きながら議論をする人が見られます。

哲学者ではなく作家ですが、村上春樹もいい小説を書くためにランニング水泳を習慣にしていますね。

これは彼らが足を使うことで頭の回転が良くなることを知っているのだと思います。


また足を使い全身の血行をよくすることは、思考が極端にネガティヴになるのを防ぐ働きがあるのだそうです。

アメリカであんなにカウンセリング文化が発達した原因の一つは、車文化であまり歩かないからなのではないかと寺門氏は分析していました。


おすすめの本

以上のことは寺門琢己氏の著作群に書かれていることなのですが、

もしもっと詳しく知りたい場合、彼の著作はいわゆる「スイーツ」向けのものが多いので皆さん取っつきにくいのではないかと思います。

『恋するからだ』『愛とからだとこころとしっぽ』という本は装丁タイトルこそあれですが、

以上のことについてもっと詳しく筋道立てて述べられていて、

『恋するからだ』に至っては男性も想定された内容になっていますので比較的オススメです。


つぶやき

まぁこの考察がすべてのモテたいオタクを救えるとは思いませんが、

(運動好きな非コミュにはまったく通じないでしょうしね・・・)

一理ある内容だとは思います。


私はサカヲタなのですが、国内厨で週末はスタジアムに通うようなサカヲタも、

ほかのヲタと変わらずモテからほど遠い人も少なくないのですが、

フットサル自転車など身体を動かす趣味もある人には不思議キモヲタは多くない印象なので、

身体を動かすのがいいというのはあながち間違いではないのかもなーと思いました。


(このはてなキーワードサカヲタの項は間違ってると思う・・・

Jリーグ好きないわゆる国内厨もサカヲタの部類に入るよ!

ネット上では目立つかもしれないがリアルではサカヲタ野球嫌いな人って少ないよ!

野球を貶めるサカヲタはサカ豚というカテゴリーに属するよ!多分!)

女の子を傷つけるのは簡単

釣りじゃなくて、割と実用的で汎用性の高いこと。

当たり前だけど、身体的なことに言及するというのは非常識だし、それを後で聞いた第三者から自分の人格が疑われる恐れがあるということからも回避したい。また相手がコンプレックスと思っていることは、おそらく言われたときの対処法や過去に言われたことによって耐性が少なからずできているだろうから、あまりこたえない可能性もある。

女の子なら誰でも傷つくフレーズはずばり「意外と普通の女じゃん」、である。

モテ非モテを問わず、女は男よりも「被承認欲」というものが強い。それってつまり、「あたしは他の人と違う!」と思いたい欲求のことだ。

オタク女子だって腐女子だってみんなそう。

アニメに詳しい自分に自虐的になったり、美少年同士の絡みに興奮する自分をあざけるような仕草の裏には、絶対的にこの「あたしは他の人と違う!」という、醜い自意識が張り付いてるから。

そんな女には容赦なく言ってやればいいんですよ。「意外と普通の女じゃん」って。

僕はこのフレーズをこの先の人生で、僕をフッた女、僕から離れていった女(僕の周りの女性は割とオタクが多い)が

他の誰かと結婚するときに、何度も使うことになるだろう。

そうしてわからせてやればいいんだ、お前の人生は結局普通結婚して普通子どもを産んで、っていう具合にずっと「普通」が続くんだなって。

日本文学が好きだという人にひいきの作家を訊くとなぜか谷崎潤一郎の名前ばかり挙がる。さもなくば三島か鏡花だ。多分その凄さがわかりやすく取っつきやすいためだと思うが、自分にはあれはゲテモノにしか思えない。

確かに谷崎の筆力は並大抵のものではない。読んでいると思わず本の中に吸い込まれそうになる。しかし自分にはその感覚が不気味でしょうがない。作品の中に入り込み、酔いが回り始めると、次第に自分が自分でなくなるような不安が首をもたげ始め、読み終えるまでそれと戦い続けなければならなくなる。自分の身体が何か得体の知れないものに侵食されているような感覚だ。一気に読み通すのは危険なので、休憩を取りながら少しづつ進めていく。すると本を閉じる頃にはすっかり疲れてしまい、化け物にねぶられた感触がまだ続いているような不快感が残る。しかもこの人の小説栄養のない砂糖菓子みたいなものだから、読んだからといって特に思想的な感銘を受けられるわけでもない。ただ悪夢から目覚めた時のような心地のまま、また時間無駄にしてしまったという感慨にふけることになるだけだ。これではいい印象など残るはずもない。

思うにこれはよほどの変態暇人でなければ楽しめないものであって、普通人間が手を出すものじゃない。だから人を選ばず谷崎を勧めて回るのはやめてくれ。

2008-09-02

彼女いないときは、発狂しそうなくらいセックスがやりたくてやりたくてしょうかなかったのに…

いざ彼女が出来てみると、実は俺よりもっと精力絶倫でエロエロだった。毎晩俺の身体を求めてくる。

そして、毎日いつでもエロエロが可能になると、逆に安心して急にエロに淡白になってしまった自分がいる。

こんなのをうなされるように望んでいたのかと思うと、なんだか儚いものだよな。

あの番組を好きになれない

先月末に放送された、某局の毎年恒例日がな一日テレビが遠回しに言って嫌いである。

面白くないとかマラソン意味ねえとか偽善的だとか、そういった理由はよく挙げられるが、

友人との会話の中で「なぜ嫌いか」の答えにたどり着いた。

先日の放送では、遺伝的要因による皮膚の疾患をもつ子どもたちが取り上げられていて、

当人や家族の苦しみとそれに負けずに明るく生きる子どもの姿が多くの反響を呼んだようだ。

内側で外側で奮闘している人がいることも、

いわゆるテレビの力弱者救済に一定の成果をあげることも頭では分っていたのだ。

だが映像を見て、彼らの素顔をみて、チャンネル変えようかと思うくらい衝撃を受けた。


彼らを「きもちわるい」と感じるのは許されないと思っているし、

ましてや口に出す人が居たらそいつの良識を疑い「最低」「不謹慎タグで固定するだろう。

だが実際自分は内心おおいに衝撃を受け、恐怖を感じ、

彼らに寄り添い共に歩む気にはとてもなれなかった。


自分が小学生の時、11歳にもなる同級生たちが図書館にあった被爆者の写真集を見ながら

爆笑していたのを目撃した。

どこが面白いのか訊くと表情だという答えが返ってきたが、

同意できず、その輪には入らなかった。

高校に入学すると、

他校出身の同級生たちが「しんしょ」という単語を

「バカ」と同様のニュアンスでごく普通に用いていた。

最初どういう意味か分らず尋ねると、身体障害者の略だという。

どちらの場面も彼らにとって、何の気なしの悪意なき言動だったかも知れない。

だが自分の中での彼らの評価は大いに下がり、心底嫌悪した。

だからこの番組を見てると

「結局お前は障害者きめぇとふれまわる奴らと同レベルの最低人間だ」、

そう言われた気にさせられる。

過去の同級生たちのように

表出させないだけ余計に姑息で陰湿で偽善なんじゃないかとさえ感じてしまう。

似たような方向性で、毎年毎年

「どこか恵まれない人が周囲の協力と愛情の中で懸命に生きる」を繰り返す。

その度自分への「最低」タグ固定を強いられる。

自分を嫌いにさせられる。

自分内評価の下落を強いる番組なんぞ好きになれるものか。

それが答えだ。






じゃあ見なきゃいいだろ糞がと言われるだろうけど。

あぁ、また新しい事に興味が出てきた。

困った。好きな本もどんどん出てくる、

多分、あのジャンルには恐ろしくて手をつけてないけど、きっと俺の好きなジャンルだと思う。読んだらハマるだろうと思う。だからこそ読まない。

どれもこれも楽しそうだから困る、

これは逆説的な物言いをしてるんじゃなくて本当に困る、

どいつも楽しそうだけど、死ぬまでに全て体験できるわけがない、

そう考えるといつも暗澹たる気持ちになる、

なんて人生は短いのか、

身体が足りない、

もっと何通りもの人生を送りたい、

一つのことに没頭する俺という人生を没頭の対象それぞれに対して何本も欲しい、

医者になったとしたら、音楽家にはなれないし、

美術の道に進むとしたら、会計士にはなれないだろう、

そういうのが、嫌なんだ、嫌なんだっつっても、それが人生畜生氏ね

あれもこれも削らなくちゃいけないなら、いっそ全部消したくなる、

面白いことから目を瞑って気付かないふりして、ただただ暮らす、そうしたくなる、逆に

本屋図書館へ行ったときのあの高揚感と絶望感といったらない、

楽しそうな本がある一方ほとんどを読めないという悲しさに胸がぐにゃぐにゃになる、

人生が短すぎるし若い時も短すぎる、

もういやになる

逆に全てをなげたくなる

ねこになる

2008-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20080831190610

他人が静謐に読書を楽しんでいる場所なのですから、他人に迷惑をかけない・不快感を与えないようにそれなりに配慮してください。それが公共空間というものです。((ホームレス風呂にも入れないほど悲惨な生活を(ry というのは別のレイヤーで語られるべき事柄です。生活保護やら何やらの問題と結び付けて語っている人もいるようですが、それは別の問題です。

公共空間を語ってしまった以上は、もう別のレイヤーでは語れないと思います。

社会があるから公共空間があるわけで、社会規範となっているのは日本の場合憲法であり、

その憲法の前提として自然権があるのですから。


人として生きる場合、お風呂に入り身体を洗えるのは自然権的には当然だと思うのです。

が、それが現実問題できない人がいるわけで。

たとえ身体は綺麗になったとしても、洗濯するお金は残っていなかったり。


そうなるとあなたのいう公共空間に、現状のホームレス存在できないということです。

公共空間でない場所で、かつホームレス存在できる場所は、日本のどこにあるのでしょうか。

ネックレス女をどうにかしてくれ

週末に日帰り温泉に行ってきた。前々から思っていたことだが、心から腹立たしかったので書く。

女湯に金属製のネックレスつけて入る奴、多すぎ。なんなのあれ。本当に頭に来る。それでオシャレ度を上げたつもりか?

束ねてない髪の毛がお湯に浸かってたりするのと同じく、みんなで入る浴槽に金属付けて入られるのは不潔でいやだヨ

というのがまず最初にある。(私は腕輪式のロッカー鍵も湯船の縁に置く)

そう思って彼女たちを観察してると、化粧おとさずに大浴槽に入ってくる率も高い。

一応、身体や頭は洗ってるみたい。でもマスカラがダマのまま残ってんだよ!剥げかけのアブラを顔にくっつけたままこっちくんな!

ラグラ怒ってのぼせかけながら彼女たちの心理を分析してみたのだが、

「女同士で全裸になる場所でもアタシだけのアドバンテージが欲しい」なのね。

「アタシ20代、胸普通(2点)、顔十人並み(0点)、彼氏と来た(3点)。

 あなた20代、胸でかい(5点)、顔そこそこ(2点)、友達と来た(0点)。

 だけどアタシ、彼氏からもらった18金アクセ(3点)に、フルメイク(2点)。

 よって総合得点で、この『かわいい勝負』はアタシの勝ちー、やったーwwww」

……みたいなことでしょ?要するに。ふざけんなよと。

合コンとか男の前で服を着てする勝負なら好きにすれば良いよ。せいいっぱい自分を売って、いくらでもコビればいい。

でもここは女湯だ。同性同士が気遣い合って共有する公共の場だ。てめーの自意識過剰はさておき、そのカナモノを湯からあげろ。

ほんとのマッパならワタシのスペックのが勝つのにー、とかで怒ってるんじゃない。

こんな場所でまで「女同士のバトル」をしようとしてる女性たちに腹が立つのだ。

睨んでたせいかもしれないけど、ネックレス女とはとても目が合う。一瞬で全身チェックして「なんだただのデブじゃん」て顔して目そらす。

自分よりブサイクネックレス女は頭来るし、自分より美人でもはげしく幻滅する。

あと、子供連れのお母さんが安物のピアスネックレスしてたりとかして、そんなんで躾がどうこう言えるのかって!?色気は置いてこい色気は。

中には、ネックレスとお揃いの模造真珠をちりばめたでかいバレッタしてる女も。ぜんぶ錆びろ。首から胸から湿疹できろ。アホか。氏ね

装飾品が「魅力を+するもの」と思ってる連中根本的に愚かだなと思う。

欠けてる何かを補ってるつもりだったんだろうが、むしろ「−」ですよと。

いやもちろん貴金属きれいだし贈られたらうれしいよ。肌身離さず付けるよ。

でも女しかいない大浴場にまで何付けてきてんのアホらし、としか思えない。大事なものならなおさら更衣室に置いてこい。

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