はてなキーワード: 数字とは
Mリーグは1チーム4人。必ず男女一名以上入れなければいけないルールだ。
しかし、女流でトッププロ並の実力を持ったプロはほぼいない。単に実力で上から選んだ時にMリーガー32名の枠に入れる女流は、いて1~2人といったところだろう。
なので各チーム、勝利を考えるなら、できるだけ女流は入れたくない。8チーム中5チームは、女流は一人しかいない。
もちろんプロとして求められるものは勝利だけではない(実力的に完全に格下の、萩原聖人が入っていることでもわかる通り)。
それに麻雀は長らく男性中心の娯楽だったので、実力者が育たないのも仕方がない。
だが、Eスポーツでも、クイズでも、頭脳や反射神経を競うものには女性のトップランカーはいない、か、ごく少数だ。
スポーツや格闘技は身体能力に差があるので、男性優位だ。それはわかる。
麻雀やEスポーツは男性中心の文化だから……まあわかる。将棋や囲碁もそうか。
(なんとなく追記)
東京82人で20代が20人、30代が16人、65歳以上の高齢者は12人。
免疫力の弱い高齢者の方がかかってない理由はまあワクチン接種率が高いからだろうし実際もうワクチン打ってる人はまず感染しない病気になってるわな。
数字が語ってる。
東洋経済の「住みよさランキング2021」関東&北海道・東北編、色々思うところはあるが
最も納得行かなかったのが、水戸が全国35位(茨城では3位)と、妙に高い数字だったこと。
だってこれ、他の北関東2県で栃木の1位である宇都宮(54位)、群馬1位の太田(125位)を上回るのはもちろん、
まず水戸は宇都宮とともに関東の県庁所在都市の中では、ダントツに冬が寒い(≒朝晩の冷え込みが非常に厳しい)。
何しろほぼ同じ緯度の金沢はおろか、北に位置する福島や仙台よりも寒いんだぞ?
町としての規模は面積・人口とも宇都宮のほうが圧倒的に大きいし、新幹線が通っているぶんだけ東京にも近い。
宇都宮に勝っているのは、せいぜい海が近いことくらいだろう。
そもそも水戸のある県中央部は、県の他の地域と比べても唯我独尊で我が道を行くノリな上に、
天狗党に発する幕末の血みどろにも通じる、水戸人の3ぽい(理屈っぽい・怒りっぽい・骨っぽい)はよそ者にはめんどくさいだけ。
(ちなみに土浦・つくばのある南部は東京志向、日立・高萩のある北部は福島志向、鹿嶋・鉾田のある東南部は千葉志向、古河・筑西のある西部は埼玉・栃木志向)
あと茨城弁はイントネーション的に、他県からするとかなり喧嘩腰に聞こえる方言。
で、何が住みやすいって?
ジャンル応援アカウント(変な言い方)はどうでもいいメアドで作っててっきとーに押して押してテンション上げるといいよ
文章つきのコメントやブックマークさえしなければおかしなことにはならんしモブ度も高いし、数字だけでも増えたら嬉しいと感じる人もいるだろう
・国勢調査だってマークシートなんだし、マークシートが使えない有権者なんて居ないはず。
・海外ではマークシートを使うことが多い。そもそも、外国から来た方は、日本語を書かないマークシートの方が記入しやすいはず。
・障害のある方も、長くペンを動かさなくていいマークシートの方が記入しやすいはず。
・候補者順マークシートには問題もあるようだが、せっかく候補者「番号」があるんだから、番号をマークさせればいい。数字(0~9)2桁記載のマークシートを使えば、選挙ごとにマークシートを変更しなくてよいし、リスト順で候補者の有利不利が出る問題も解決できる。
有名VTuberとコラボしやすいから毎回数万PV稼いでる人いる。
なにをどうやっても失敗しようがない。
数字を持ってるVTuberとコラボできるってだけでもう勝ち確だし
その人に嫌われたくない、あわよくばコラボしたいっていう零細VTuberたちが
気持ち悪いって思う。
でも本人はめちゃくちゃ幸せそうだし
自分にはそれだけの魅力があると思ってそうな感じだ。
そして、政治家ってこの100倍、1000倍よいしょされてるんだろうなというのもわかる。
だって、ただのPVじゃないお金を、この数万倍の規模で差配できるんだぜ。
政治家を目指すべきだった。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/japan_2021/
高齢者では2回接種率が9割に迫り、国民全体でも1回接種は7割を超えたようだ。
反ワク勢がびびり散らかしてる間に国内9千万人が少なくとも1度はワクチンを打ち、そのことじたいが大規模な治験データとなって「ワクチン打っても大丈夫そう」というエビデンスを積み上げ続けている状況だ。
この期に及んでいまだに反ワクチンを唱えたり副反応デマを吹聴する救いようのない医師や地方議員がいるが、上の数字を見ると彼らの活動にどれだけの影響力があったのか疑問だ。
日本人なんて馬鹿ばっかだからおかしなデマにコロッと引っかかって接種率が伸びないんじゃないか、そう心配していたけれど、みんな冷静に判断してくれたみたいでそこはちょっと意外だった。
今回はマスコミが表立って(子宮頸がんワクチンの時のような)不穏なムーヴを見せなかったというのも要因としては大きいのかもしれない。
元増田では短文ブクマカの定義を4月から6月の間、日毎の人気エントリに付けたコメントの文字数の平均が20文字以下という条件にしたのだけど、この条件に合うブクマカは生粋の短文ブクマカらしく、9月に入ってからもクマを使ってコメントを水増ししたブクマカは一人もいなかった。
9月に入ってもクマを使い続けている人はAPI導入以前どれくらいの長さのブコメをしていたかというと30〜40文字くらいだった人が一番多いようだ。元から長文ブクマカだった人も割と手を出している。
APIが導入されて1,2週間は結構多くのブクマカがクマをコメントに入れて遊んでいたが、その後は激減した。9月に入ってもクマを使い続けている人たちがどれくらいいるかというと、人気エントリで確認できる人数は95人だった。7月下旬には293人が試していた。
大抵のクマユーザーはクマを常用しているわけではなく、どうしてもこのブコメは人気コメントに入れたいという欲が出たときにクマの手を借りてしまうらしい。クマを常用している方は1人だけいた。
4月から6月の平均ブコメ文字数 | 度数 |
---|---|
〜10 | 0 |
〜20 | 0 |
〜30 | 17 |
〜40 | 21 |
〜50 | 17 |
〜60 | 16 |
〜70 | 13 |
〜80 | 7 |
〜90 | 2 |
〜100 | 0 |
それ以上 | 1 |
ブコメ無し | 1 |
平均100文字以上の人がいるのはブコメは英数字だと300文字くらい書けるため
9月のクマ使用回数 | 度数 |
---|---|
1 | 65 |
2 | 12 |
〜5 | 9 |
〜10 | 5 |
〜20 | 2 |
〜50 | 1 |
〜100 | 0 |
〜200 | 0 |
それ以上 | 1 |
使用回数最大の人は231回
年月 | 平均ブコメ文字数 | ブコメ数 | ブコメしたユニークブクマカ数 |
---|---|---|---|
2020-01 | 48.0 | 191,629 | 11,331 |
2020-02 | 49.3 | 196,762 | 10,694 |
2020-03 | 47.0 | 215,551 | 10,861 |
2020-04 | 47.1 | 235,061 | 10,895 |
2020-05 | 48.7 | 223,771 | 11,022 |
2020-06 | 48.5 | 200,556 | 11,152 |
2020-07 | 47.7 | 209,830 | 11,425 |
2020-08 | 49.0 | 202,721 | 11,150 |
2020-09 | 48.9 | 188,969 | 10,598 |
2020-10 | 49.5 | 192,019 | 10,563 |
2020-11 | 50.0 | 188,758 | 10,642 |
2020-12 | 48.6 | 204,826 | 10,892 |
2021-01 | 49.4 | 220,496 | 11,161 |
2021-02 | 49.0 | 186,134 | 10,424 |
2021-03 | 49.6 | 185,724 | 10,541 |
2021-04 | 48.6 | 197,641 | 10,369 |
2021-05 | 49.1 | 211,303 | 10,387 |
2021-06 | 49.0 | 208,630 | 10,321 |
2021-07 | 50.4 | 230,787 | 10,348 |
2021-08 | 52.3 | 227,224 | 10,382 |
2021-09 | 53.6 | 191,831 | 10,058 |
4文字半くらいは長くなったらしい
ブクマカごとの平均ブコメ文字数 | 2021年4月〜6月 | 2021年9月 |
---|---|---|
〜10 | 6.8% | 5.2% |
〜20 | 9.3% | 7.1% |
〜30 | 12.7% | 10.4% |
〜40 | 15.5% | 13.8% |
〜50 | 15.7% | 15.3% |
〜60 | 13.3% | 14.6% |
〜70 | 10.2% | 11.9% |
〜80 | 6.6% | 8.4% |
〜90 | 4.0% | 6.1% |
〜100 | 4.1% | 5.0% |
〜110 | 1.1% | 1.4% |
〜120 | 0.3% | 0.3% |
〜130 | 0.1% | 0.2% |
〜140 | 0.1% | 0.1% |
〜150 | 0.1% | 0.1% |
〜160 | 0.0% | 0.1% |
〜170 | 0.0% | 0.0% |
〜180 | 0.0% | 0.0% |
〜190 | 0.0% | 0.0% |
〜200 | 0.0% | 0.0% |
それ以上 | 0.0% | 0.0% |
youtubeとかですら悪意を扇動して数字稼ぐ人が目立ってるのヤバい時代だと思うわ。
そのくせ親世代はリテラシー皆無だから学校教育に頼るしかないのに
その親世代が学校を攻撃するから子供の学校への信頼は失われてそういう教育が機能しない。
うーんこの世の終わりって感じ。
上の続き
いやー「ゲハの亜種」なんて書いてたときにはまさかここまで元増田が伸びるとは思ってもみなかったよ。
コロナ政治フェミ表現の自由JAXA以外では今期一番の伸びっぷりじゃないかな。
はてなに利用登録してる人が何人いるかは知らないけどここからは出来るかぎりの人にブクマ登録してもらって、まあ7000とか8000とか以上のブクマを一致団結して稼がせたいところだね。一万人もブクマ使える人いないと聞いたことあるからここらへん適当な数字なんだけど。
とにかく増田でこんなことあるかってぐらいに担ぎ上げられれば、はてなも無視するわけにはいかなくなり何かしら反応せざるをえなくなると思うんだよね。
んで増田の記事にはてなが公式にホームページ内などで言及することよって、その時点ではてなは何かしら言質をとられたことになる。
あとはいくらでも粗探ししてはてなを証拠に基づき叩ける構図が完成する。はてなを批判に晒される場に引きずり出してやりたいんだよね。
「ワクチンが重症化を防ぐっていうけど」、そのメカニズムがわからない、という疑問ですね。こうして疑問を書いてくださると助かります。ワクチン接種会場で質問してもらっていいんですが、対応に時間をかけると他の方を待たせることになります。でも匿名ダイアリーなら大丈夫。
増田の疑問はどちらかという珍しいです。ファイザー/モデルナのmRNAワクチンは、承認当初は発症予防効果、重症化予防効果が明確で、感染予防効果ははっきりしませんでした。厚生労働省のサイトにも「現時点では感染予防効果は十分には明らかになっていません」と書いてあって、反ワクチン勢が気勢を上げていました。
重症化予防効果が明確というのは、ランダム化比較試験で、ワクチンを接種した人と接種しない人をランダムにわけて追跡すると重症化した人がワクチン群に少なかったからです。ワクチンの重症化予防効果は後の観察研究でも何度も確認されて頑健なエビデンスです。一方、無症状感染を含めた感染予防効果を証明するには対象者全員に検査をし続けないといけないので、数万人規模のランダム化比較試験では検証困難です。ただし、その後の観察研究では感染予防効果も証明されています。
さて、増田は感染予防効果のメカニズムはご理解しています。重症化予防効果のメカニズムは二通り考えられます。
(1)は、いったん感染してしまった患者が重症化する確率(重症化率)がワクチン接種者と非接種者で変わらないとしても、そもそも感染する人がワクチンで減るんだから重症化する人も減る、ということです。雑に仮定の数字で説明すると、ワクチンなしだと10000人が感染し100人が重症化するところ、ワクチンありだと1000人が感染し10人が重症化する、という感じです。この数字ではワクチン有効率は90%、ワクチン接種に関わらず重症化率は1%。
実際には、(2)のワクチンによる重症化率の低下も見込めます。「増える前のウィルスには効果を発揮しないのに増えた後のウィルスに効果があるってどういうことよ?」とのことですが、増える前のウィルスにも効果は発揮しています。ただし、100%防ぐわけではありません。
「気道粘膜細胞にめちゃめちゃ大量のウィルスが接触する」と、ワクチンを接種していても感染することがある、つまり感染予防効果はあるけれどもワクチンが効かない人もいることは、増田は理解しています(これがわかっている人には説明しやすい!ありがとう)。
やはり雑に数字で説明すると、ワクチンなしだと100万個のウイルスがそのまま感染するところを、ワクチンのおかげで1万個に減らせるようなものです。ウイルスが感染すると免疫系がウイルス排除のために働きはじめますが、スタート時点での戦力が違うと重症化率に影響します。最初から100万個のウイルスが感染すると免疫系が競り負けて重症化する一方で、1万個のウイルスだち感染は防げず発症はしますがウイルスがもっと増えて重症化する前に免疫系が勝つ、という感じです。後述するように感染当初のウイルス量だけでなく、感染してからの免疫系の働きもワクチン接種で改善できます。
実際のところ、mRNAワクチンの重症化予防効果は「(2)感染しても重症化に移行する確率も減るだろ」が主だと考えられています。ワクチンによる抗体は時間が経つと減りますが、細胞性免疫はわりと残ります(mRNAワクチンのすごいところがこれ)。ワクチンなしだと迎撃まで時間がかかりますが、ワクチン接種で細胞性免疫に記憶があると、ウイルスの侵入を許してもすばやく迎撃し重症化や死亡に至りません。実際に最近の観察研究では、感染予防効果の有効率は落ちていますが重症化予防効果の有効率はわりと高いままです。
と確かに報告書にも書かれているけど、文脈的にミスリード誘っているだろ
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20191115.pdf
少なくとも
の回答には全くなっていないし、誤解を誘導しているだけ。ありえない。
女性が履くパンプスについて、ヒールの高さに決まりはあるか [単一回答形式]
回答結果(%)
回答 | 全体 | 男性 | 女性 |
1~3cm未満 | 3.5 | 3.4 | 3.6 |
3~5cm未満 | 3.0 | 1.4 | 4.7 |
5~7cm未満 | 1.4 | 1.7 | 1.1 |
7~9cm未満 | 0.4 | 0.3 | 0.4 |
9cm以上でもよい | 0.4 | 0.7 | 0.0 |
決まりはあるが、高さはわからない | 10.9 | 12.6 | 9.0 |
決まりはない/決まりがあるかわからない | 80.6 | 79.9 | 81.3 |
分母がミスリード誘っている
なので、
の回答者の、全体(57.1%)、男性(58.6%)、女性(55.6%)が分母。
これをきちんと書かないで19.4%の数字だけ書くのはあり得ない。
結果見ても分かるように、むしろヒールが高い靴を履くことを禁止されている。
なので、Kutooの文脈で「パンプスのヒールの高さに決まりがある」の数字だけを出してくるのは、明らかにミスリードを誘っている。逆じゃん。
しかもデータを見てみれば、服装規定があるうちの上位は金融、保険を別として宿泊、飲食サービス、卸売り、小売り、運輸、保険といった「よく動く制服がある仕事」が該当する。
「パンプスは履いてもいいけど高くしすぎるな」が服装規定になっていることは明らか。
なのに「パンプスのヒールの高さに決まりがある」が19.4%って数字持ってきちゃダメでしょ。
この設問の前提条件として、「強要されるならパンプス」という前提があるけど、パンプス以外の靴を許容されているケースも含んでしまっている。
実際、この設問の自由回答でも
という回答がある。
なので「スニーカーでもいいけど、パンプスを履く場合は規定がある」ケースも含んでしまっている。
自分ならこの設問の前に「パンプスのみを履く規定があるか?」という設問を設定するが、それが抜けてしまっているせいで回答から何も言えない。
少なくとも「パンプスの規定があって、ヒールの高い靴を履かなければならない」は遠すぎる。
「ヒールの高い靴を強要されている人はいない」が言いたいことではない。むしろ、保険のお姉さんとかは多少規定されている人いるんじゃない。可能性があるならそこ。
言いたかったことは、「ヒールの高いパンプスを強要されている人が19.4%ってのは悪質なミスリード」です。
アンケート調査でもアンケートの解釈でもやっちゃいけないことの典型的なことのオンパレードだったのでドン引きしたため。
どうも、以前こんなの書かせていただきました。
突然、紹介されるAndroidアプリ集を書いた増田のガジェット
ガジェットマニアとしての自己紹介みたいなものなので趣味の傾向を知りたい場合は以前のエントリを読んで貰えれば何となくわかるでしょう。
長々と出囃子をやっても仕方ないので早速本題に入りましょうか。
題して【今のiPhoneは優れているのか?】
「iPhoneは優れている」と主張されれば100人中99人はこの主張を肯定すると思います。実際に筆者自身がこの主張を耳にしたら筆者も肯定しますし、流行に敏感な高校生の姪っ子もおそらくは肯定してくれることでしょう。
しかし「iPhoneは優れているってことで結論ね」で終えてしまうのは芸がない。そもそもエントリを描く意味すら無い。
わざわざ書き始めたということは目的があって書いているわけです。
ここまでの書き出しでこれに気付いた人は非常に賢いか、筆者のように物事を斜に構えてみているかのどちらかだ。
一言で「iPhoneは優れている」と表現しても評価できるパラメータは膨大にあり「iPhoneは優れている」との主張へ多くの人が肯定を示していても「iPhoneは○○が優れている」の○○は人によって違う可能性が高いのだ。
そしてその個々人の価値観は話題となった下記のエントリへ寄せられる声で知ることが出来る。
個々人が各々にiPhoneへ優れている点を見出しており、ある意味でiPhoneの評価は一様ではないとわかる。
しかし、筆者と趣味を同じくするガジェットマニアの皆さんはこの程度のことで感心してはくれないので、もう少し踏み込んだ話をしよう。
「iPhoneは○○が優れている」の中でもかなりポピュラーな主張である「iPhoneは“性能”が優れている」だが、実はこれAppleは結構雰囲気でこのイメージを押し通そうとしているフシが最近ある。
まずiPhone 13無印とiPhone 13 miniを発表した際「率直に言って去年どころか2年前の私達のチップに追いつこうとしているところです」と主張した後に搭載するSoCであるA15 Bionicを指して「(A15 Bionicを使ってもっと)差を広げる」と主張した。
更に「主要な他社製品より最大で50%も高速です」「グラフィックスは主要な他社製品より最大で30%も高速です」と付け加えた。
もうおわかりだろう。主要な他社製品とは?最大で50%や最大で30%とはどういう演算能力のどういうシチュエーションで高速なのだろうか?実際のところAppleの発表を見てもよくわからないのだ。
ガジェットマニア、そしてコンピュータの性能を測ることを生業としているベンチマーカーはコンピュータの性能を比較するためのポピュラーな演算方式と単位系を持っている。浮動小数点演算とその単位であるFLOPSだ。
浮動小数点演算と言っても単精度や倍精度とかまぁ細かく言えば色々あるけれど、わざわざn%とかいう相対値など使わずnFLOPSのような絶対値を使ったほうがわかりやすいに決まっている。
しかし何故か最近のAppleは相対値が非常に大好きで、何なら比較先のチップすら「主要な他社製品」とボカしてしまう有様だ。
もしかしたらAppleフリークは「一般人へのわかりやすさを重視したんだ」と言うかも知れないけれど「アナタのペーパーテストは他の人より50%上です」と言われてわかりやすいだろうか?普通は「50%はわかったから自分は一体何点だったんだ?」と思わないか?
いやそれでもAppleフリークは「絶対値あるじゃん!16-core Neural Engineは15.8兆回も演算が可能ですって言ってるぞ!」とAppleの出す数字を信じるのかも知れない。
いや、その機械学習モデルは何なの?どういう機械学習モデルが15.8兆回演算できるの?知ってるなら逆に教えて欲しいとガジェットマニアやベンチマーカーたちは思うのだ。
オマケとしてもう1つ付け加えよう。
元記事の増田はどうやら「iPhoneは“ゲーム性能”が優れている」と評価しているようだが、ゲーム性能が良いからと言ってイマドキのスマホゲームで有利になるとは限らないのがイマドキのスマホゲームなのだ。
言ってしまえばイマドキのスマホゲームはPay to Win、つまり課金すりゃ勝てるゲームシステムを採用していることが多くあり、実は課金を考えた場合はiPhoneよりAndroidのほうが投資額が少なくて済むのだ!
まず前提としてGoogle Play Storeは事実上のキャッシュバックがある。更にキャッシュバックキャンペーンもあり、特定のゲームタイトルへ課金した場合に通常よりも多くキャッシュバックが得られることがあるのだ。
そしてAndroidにはGoogle公式のお小遣い稼ぎアプリたる「Googleアンケートモニター」の存在が強すぎる。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.paidtasks
Googleアンケートモニターはアンケートに答えるだけで少額ではあるがGoogle Playポイントを貰うことが可能。まぁつまり個人情報を売ってポイントを得られるだけなんだが、貰えることに意味があるユーザは少なくないだろう。お小遣いに限りある学生とか。
つまり、iPhoneユーザの10,000円課金とAndroidユーザの10,000円課金は意味が違う。Google Play Storeの実質キャッシュバックは100円につき1円キャッシュバック、キャンペーン時は3円キャッシュバックなのでAndroidユーザは10,000円課金すると実質10,100円を課金することが可能なのだ。
そしてそこへGoogleアンケートモニターを加えると、真面目にアンケートに答え続ければ1ヶ月で500ポイント前後は貯まるのでAndroidユーザの1ヶ月10,000円課金は実質的に10,500円課金になっていると考えたら良い。Pay to Winでこの差はデカイ!
というような感じで、一般的な目線からわざとズレて変な角度からiPhoneを評価してみたけれどもどうでしたか?
iPhoneには優れた面が沢山あるけれども、わざと面白おかしく評価することも可能であることを見せてみたかった。
ちなみに筆者がiPhoneを使っていない最大の理由が「ハードウェアQWERTYキーボードが搭載されていないから」なので、いつか搭載してくれることを心待ちにしてエントリを終えようと思います。