はてなキーワード: 情弱とは
そう思う理由。
1.成功してるやつが一人もいない
はてブのヘビーユーザーって、これから成功したいと思う奴らが集う場所って感じだし
実際そんな人が多い。
卒業した人は成功者だという言い分もあるのかもしれないが、卒業なんかせずに
結局はてなのサービス見てるやつらって、手っ取り早くトレンドの情報にアクセスできたり
自分の知らない情報がどんどん入ってきて、俺情強とか思いがちになってしまうんだろうけど
見たこともすぐに忘れるだろうし、自分のものにできるようなやつなんかいない。
いたらあれだけ、仕事術やライフハックやら、ありとあらゆる情報が集ってるのに
実際のユーザー達はなんの成長も感じられない。
いつもいつも、同じようなネタに釣られるし、何も考えずに生きているクラゲと変わらない。
結局、駅の売店で売ってるスポーツ新聞とか、フライデーなどの週刊誌と同じように
ただの読み物と化してしまっている。
その時は読んで、なるほどと思うかもしれないが、その次の記事を読んだ段階で
前の記事は忘れている。
そう思う理由。
1.成功してるやつが一人もいない
はてブのヘビーユーザーって、これから成功したいと思う奴らが集う場所って感じだし
実際そんな人が多い。
卒業した人は成功者だという言い分もあるのかもしれないが、卒業なんかせずに
結局はてなのサービス見てるやつらって、手っ取り早くトレンドの情報にアクセスできたり
自分の知らない情報がどんどん入ってきて、俺情強とか思いがちになってしまうんだろうけど
見たこともすぐに忘れるだろうし、自分のものにできるようなやつなんかいない。
いたらあれだけ、仕事術やライフハックやら、ありとあらゆる情報が集ってるのに
実際のユーザー達はなんの成長も感じられない。
いつもいつも、同じようなネタに釣られるし、何も考えずに生きているクラゲと変わらない。
結局、駅の売店で売ってるスポーツ新聞とか、フライデーなどの週刊誌と同じように
ただの読み物と化してしまっている。
その時は読んで、なるほどと思うかもしれないが、その次の記事を読んだ段階で
前の記事は忘れている。
禿ファンだけど確かに放射能の箇所には「放射能?放射脳じゃなくて?」となった。
なんとかファンとして養護してみる。
hagex氏が嫌いなものは「風説の流布」とか「デマ」とかそういったもので、
あのブログは一貫してそういったものをテーマに扱ってると思う。
放射能の話題に対して、「放射能がー」の人たちは安易にデマを拡散してる向きがあるから、彼らを「放射脳」という言葉を使って蔑むということではないだろうか。
ねつ造を嫌う2ちゃんねらーによって生み出された「マスゴミ」は、いまやそれ自体が単なる風説の流布になってしまった向きがあるし、
乙武氏の件では飲食店が準「風説の流布」的な被害に遭ってたし。
「愛国」「池沼」「情弱」「スイーツ(笑)」「アフィカス」に関しては、ただ単に嫌いなだけだろう…。
今まで禿ブログ好きで、ファンというか心酔してるくらいだったんだけど、今回の件で結構冷静になったわ。
もちろんこれからも好きで読み続けるけど。
hagex氏の言うことに乗っかってばかりでなく、
何事もおどれのドタマで考えろっちゅうことがことが身に染みたでしかし。
ほななー
https://www.sourcenext.com/product/pc/oth/pc_oth_000938/
3000円もするんだぜ、これ…
情弱ブロガーどもが、それにくわえてf.luxっていうソフトをもてはやしてたが。
(本来f.luxは時間に合わせて輝度を自動調整するもの。どこかの馬鹿有名ブロガーが間違った使い方をして皆でライフハック()を始めたらしい。馬鹿が飛びつきやすい記事だからPVが取れるのだろう)
だがちょっと考えてみて欲しい。なぜディスプレイを作って大々的に売り出さないのだろうか?(探してみたらそれを簡単に出来る、ということを売りにしてるものがあるにはあったが)
いくら馬鹿でも、ソフトのインストールの手間まで考えたらディスプレイの説明書読んだほうが数段分かりやすいと思うんだが、
やっぱり世の中バカ相手の商売って儲かるんだろうな。
慰謝料「みたいな」ってなんだよ…具体的に言ってみろよ
慰謝料だとしたら結婚、または内縁状態・婚約関係にあることが証明され、
今言ってるみたいに「関係は合意ではなかった」と強姦や強要として告発→示談に持ち込むとしたって
それを客観的に証明するためにはたとえば医師の診断書、他人の証言、ラブホテル他の使用履歴
それらを揃えないでただ「女性からこういう訴えがある、示談にしてやる金払え」つうのは
百歩譲ってそんな脅迫やらかす弁護士がいたとして、それに怯えちゃう男は情弱過ぎる
で、それでもそんな手間かけてまで男に嫌がらせする「弁護士の娘もしくは金のある女」が「結構な数」いて、
そしてそれに屈しちゃう頭が弱いとしか思えない男も「結構な数」本当にいるんだとしたら
そりゃ美味しいかもだからまともな弁護士一人捕まえて相談所でも開いたらいいんじゃねえのって話だよw
ネットリテラシーの高い声ヲタの皆様に置きましては周知のことかと存じますが、声優・阿澄佳奈さん(以下、アスミス)は未婚女性であられます。
誤った報道に情弱が煽られ、局所的に阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されるという、先進国水準では考えられない事態が生じております。
今後の再発防止のため、事の経緯を整理してみましょう。
このように書きますと、「俺はイベントでアスミスを見たぞ!」と反論される方がいらっしゃるでしょう。
生身のアスミスと、ファンが憧憬の眼差しで愛でるアスミスを混同してはいけません。
正確さを期して言えば、前者(生身のアスミス)は「たぶんそういう女性がいるんだろうね」といった感じの、極めて輪郭が曖昧な存在です。
逆説的ですが、前者から湧き出た後者(声ヲタ脳内のアスミス)の方が、ファンにはハッキリとイメージされ、実体(前者)よりもリアルな存在として認識されています。
2. アスミスは心の中だけにいる
このように、虚像が実像よりもリアルに感じられる状態が続くと、いつしか実像の存在意義は薄れ、やがて実像は雲散霧消し、「認識上の存在だけがこの世に存在する」という独我論に行き着きます。
声ヲタ1軍の皆様なら独我論の境地に達していることでしょう。もしくは自己防衛本能が働き、無意識のうちにアスミスを抽象化・永遠の処女にし、心の傷を最小限に止めているはずです。
したがって、メディアがいくら『実像』のアスミスについて書き立てたところで、独我論的アスミスは永遠に不変であり、声ヲタの精神的ホメオスタシスは維持されます。
今回の結婚騒動で少しでも心を掻き乱されてしまったアスミストは、これを奇貨として精神鍛錬を始めてみてはいかがでしょうか?
初歩的な訓練プログラムですと、『井上喜久子17歳』といったテーゼが独我論入門としては易しい部類に入ります。
阿川佐和子ばりの独身芸がウリの松来先輩も、そろそろネタが笑えなくなるので、積極的な心のメンテナンスを強く薦めます。
例えば『寝起きにポテトチップス』で、乙女ゲーにハマっている話を延々とすれば、イマジナリーな伴侶を容易に獲得できるでしょう。心優しいファンも松来先輩の妄想もとい自己ケアをサポートしてくれるはずです。
育児中の妻に殺意を抱かれないために、夫が気をつけるべきこと。
http://houta.hatenablog.com/entry/2014/01/12/202418
とりあえずコレなんだが、まあこういう事なんていうのは、小さい子供のいる家によくある。そりゃ旦那としてはどうにかして奥さんには気分よく過ごしてほしいわけだけれども、上手くいかない時だってあるわけで、お互いに「死ね」みたいなことを言い合いながらもなんとか切り抜けていくしかないわけだ。このブログに書かれてるように、細部を細かく書かないと伝わらない一方、細かく書きすぎると、こんな事ありえないわ、みたいなことを言ってくるやつがいるから難しい。関係ないけど、はてなでコメントしたりブログを書いてる子育て中の女性っていうのは参考にならん。子育てとはてなは両立するはずがないのに、両立させている時点で特殊な能力に恵まれた存在であることが容易に想像がつくと思う。
そんなことはどうでもよくて、驚くべきはブコメ。「こんな事してたら奥さんも怒るわ」などという、俺ならもっと上手くやれるぜ的なコメント。あのな、こうすれば奥さんが心地良く過ごしてくれるなんていうのは、後から答えを明かされると、なるほどってなるけど、その時では気づかなかったり、こうすれば良いんだろうなと思ってもそうできない状況ってのもあるわけ。それをブコメで偉そうに「こうすれば良い」なんてことをドヤ顔で講釈たれるような連中は、たいてい奥さんにも同じようなこと言っちゃうんだよ。奥さんの失敗や思案している事に「じゃあ、こうすればいいじゃん。逆に聞くけど君はどうしたいの?」とか、「思ってる事があるなら、きちんと言ってくれないとわからないよね?」などとグイグイ追い詰めてしまうのが目に見えてる。それに淡々と答えられるのは、子育てとはてなを両立させてる女性だけだぞ。
たしかに仕事でも出来るヤツと出来ないヤツがいるように、上手く問題を起こさない旦那だっていることだろう。ただ、「産後クライシス」という言葉が醸し出しているように、「え? この素晴らしい俺様になんで奥さんは激おこなの?」というこの、努力しても好転しそうにない危機的状況にじわじわと気づいてくるんだよ。「あれ、コレやばくね?」っていう。だというのに何だって「はてなー」は全能感にあふれちゃってるんだ。俺ならもっとロバストなシステムを構築できるみたいな。だからそうやってブコメでどーでもいい「ベビーシッターがどうたら」みたいなチャチャを入れてくるんだよ。いや、それ以前に「もっと良い嫁を見つけておくべき」「結婚したり子供を産み育てるヤツは情弱」などとしたり顔でコメントして何が嬉しいんだ。
もしかすると、この全能の「はてなー」はまだ結婚したり子供を産み育てたりするよりは少し若い人たちなのかもしれない。慎重に相手を選んで、おかしなことをしなければ産後クライシスは確かに回避できるのかもしれないが、そんな能力があったら他に出来ないことないくらい難しい。みんな結婚して子供を産み育てるまでは、「俺ならぜんぜん余裕」くらいに思ってたほうが結婚、子作りに躊躇がなくて良いのかもしれないけど。
医学部の中でのセンター試験ともいえる、「CBT」というテストがある。
で、この試験、どういう位置づけかというと、大学によって違うが、ほぼセンター試験と考えていい。大学の学期末試験などが二次試験である。
では、このCBTどのくらい勉強するのか?
『CBT対策』http://www.gaksyu.com/cbt/
を引用すると、
『クエスチョンバンクは3,300問あるため、一日400~1,000問程度進めれば1ヶ月で2周することができる。その際は、前日の復習をしながら新たな範囲をこなしていくサイクルが効率が良いと思う。1,000問進めるのはかなりきついと思うが、前日の復習500問+新たな範囲500問ならばできないこともない。それでも10時間以上かかってしまうため、連日続けることはお勧めできない。』
信じられるだろうか? 3300問を2周する、1日10時間以上。
そして、これに加えて学期末試験もあるわけだ。
医学部の勉強量に疑問を持つ人は、自分で少しこのクエスチョンバンクをやってみてほしい、異常な量だとわかるから。
(本当のこと言うと、ある程度基礎知識ある+暗記慣れ+暗記をずっと続ける基礎体力+自分の性格にあった学習方法を身に着けている といった様々な要因で医学生はこなせるようになっているということがあるので普通の人が普通に勉強するのとでは効率に圧倒的な差がある)
まじめにやれる奴なら普通にできるだろうけど、まじめにできない奴にはかなり地獄である。6年+卒後数年、地獄をみることになる。(ソースは俺)
止まったら死ぬというような感じ。決して無理ではないが、マラソンを毎日毎日ひたすら続けるきつさがある。
最初のころ、自分は知能指数が高いから大丈夫だろうと思ってまったく勉強しなかった。がしかし、知能指数なんて関係ないのだ。無味乾燥な修行をやりこなすやりこなせないというのはそういうのを超えたレベルの話で、「メンタル管理」「学習計画をこなす体力」「体調管理」「優先順位を考えて行動する」といったどっちかというとビジネススキル的なものの総合力だった。自分ひとりでは勉強できないので友達と一緒にやることで危険を回避する(情弱はマジで死ねる)。頭を使うより時間を使うことが重要なので集中力は捨ててニコニコでも見ながらやる。とか。
そして、周りは本当にできる奴らばかりだ。センターで9割とれといわれたら学年の95%が取れるだろうくらい勉強してくる知的集団である。才能を圧倒的に凌駕する勉強量というのをこの眼で見て驚愕した。漫画ではよく聞く話だが、いざ自分の目の前で何度も何度もそれを見せられると本当にビックリする、ネタじゃなかったのかと。灘、開成、あたりの高校に居たのだが、彼らでもこれほど勉強などしていなかった。
※追記
医者としての自覚が~~とか、そういうもんだろ。と偉そうなことを言う人は、クエスチョンバンクを買って、やりとうしてみてくれw多分無理です。すぐに意味は分かると思いますw
ちなみに、普通の医者って、いわゆる専門書とか言われる厚い本を普通に読んで普通に理解するってのを、何十冊もずーっとやる。ってのをやってます。そのレベルですから、CBTは本当にセンターレベルって話です。
「医学知識は数年で数割のレベルで変わっていく、追いつくのは絶対無理。50代の医者<<<30代の医者 という最新知識、技術の差は覆らない。だから、衰えてしまうのをゆっくりにするには学び続けるしかない。そして学ぶ力は?試験勉強で身に着けるしかない」
ということです。
頭の良さや超絶技巧が必要なものって、いらないんですよ、医学には。そういうのって使える人が少ないしその人が救える患者少ないし。そういうのを凌駕するくらいガンガン医学は整備されてます。残ったのはひたすら努力で身に付く知識や技術ばかりです。
ある種の職業訓練です。医学部は暗記中心だからとか、他学部のほうがクリエイティブとかそういう話ではなく、単純に医学技術の最重要項目として医学には『勉強する技術が必要』って話です。
そして、勉強できるかどうか?ってのは、根性や自覚とかでは決まらない、人智を超えている話です。「まったくマラソンしたことない人が100キロマラソンできますか?」というのに答えなど出せないようなものです。それをいかに続けられるように工夫できるか?ってのがつまり勉強をし続ける技術です。
自分は、『ブラックジャックによろしく』で号泣するタイプではあるんですが、ああいうのは違うと思います。あの作品では「淡々と患者を治療する」ってのが情熱が無いとか言われてますけど、え?淡々と治療するってのには、淡々と技術や知識を身に着け続けて最良の医療を目指すってのも含まれているわけです。むしろあの漫画、研修医の主人公は「勉強しろよ」って思いますわ。唯一認められるのは腸閉塞の手術トレーニングしてたのくらいか。
情熱どうこうでなく、患者のために100キロマラソンし続ける的な。そういう無味乾燥な修行僧的なのが本物じゃねーかなってのは思う。もちろん患者さんに心から尽くすのはやんなきゃいけないんだけどさ。勉強おろそかにして患者中心もなにもねえじゃん。ニーズを理解するのは大切だけど。
自分の思想とか感情とかまともな感覚なんて荒廃するくらい学習し続ける、果てしなく無味乾燥に理性だけで動き続けるっていう、そういうのをないがしろにするようなあの漫画の主人公の気持ちとかって違うなって思いますわ。
「先生はウンコ食べろっていわれたら食べるんですか?」って主人公聞きますけど、「当たり前だろ、食うよ、自分の感情とか感覚とか思考とかどうでもいいよ、それが最良の医療につながるなら何も考えず食うよ」レベルで学習するって当たり前なんですよ。そこに情熱とか関係ないかと。
16才未満は1ヶ月5000円
16才〜19才は月20000円まで
20才以上は無制限
と表示されてタップするだけ年齢の認証が行われたことになっている。
これでは小学生の子どもが適当に20才以上をタップして無制限に購入出来る状態にする事も簡単だ。
さらに端末のペアレンタルコントロールの設定をしてない(情弱者はそんな設定知らない)場合は
iPhoneの初期の状態では一度app storeでパスワードを入力すれば15分間は入力が不要になっているので
親が子どもにインストールを頼まれてパスワードを入力してインストールした後に
子どもがアプリ内課金のボタンを押すと、課金が成立してしまう。
この問題を解決するには、アプリの運営者側で、ユーザーが20才以上かどうかの確認を行い、
確認済みのユーザーのみ無制限に課金できる方法にすればいい。そうすれば未成年の重課金の事故は防げるだろう。
また運営者サイドの、簡単なタップだけの認証をつけて、もし事故があったとしても、
「説明に書いてますよね?」でいくらでも言い逃れできる態度が気に入らない。これはアプリやOSの仕様の裏をついて、
情弱者や子どもの弱みにつけこんで売上をあげようとしているのかと思ってしまう。
それでなくてもそもそもインターネットは、だましたもの勝ちの、だまされる情弱者に問題がある風潮があるので
パスカル氏談:
ライプニッツ氏談:
参考:
よ、宝くじ、みんな買った?
三連休もクソもない割に今日は早起きしたから、算数の話するか。
そりゃそうさ。買おうぜ。
買い物に対価を払わないってのは、そりゃ業腹ってもんだ。
まあ、期待値の話をしようか。
四角い形したフツーのサイコロ振ると、期待値3.5とか言うな。
1x1/6 + 2x1/6 + 3x1/6 + 4x1/6 + 5x1/6 + 6x1/6 = 27/6 = 3.5
ってコトになってる。
これをひねると、例えばコインの表が出りゃ100円、裏ならゼロってゲームの期待値は、
さて、これをちょいとひねってな、裏が出たら終わりのゲームってのをしてみよう。
裏が出るまで、倍々で賞金が増えるとしてみようや。
○○○●なら、100円の倍の倍の倍で、800円。
100円x2の(表の出た回数)乗ってこったな。
さ、これの期待値っていくらになると思う?
10回連続表なら10万ぐらいだけど、11回なら20万、20回なら1億だ。
恐ろしく確率は低くても、バカみたいな金額になる。
つまり「期待値で判断するのが情強」って定義なら、このゲームにゃ全財産を賭けてもやるべきって結論になる。
こりゃあオカシイわな。
ちっと考えれば、50%で100円、25%で200円、0.1%で10万ってこた判るわけだ。
このゲームを数学屋はどう解決するかって言うと、実は解決できてねぇ。
例えば、100万が200万になる時と、1000万が1100万になる時の「嬉しさ」が違うって言ってみたりな。
詳細は省くが、対数的な値になるから発散せずに、まあ答えらしきものは出る。
ただなあ、定義する「嬉しさ」(ググるときは「効用」でググれ)を倍にするってゲームだと、結局解決はしねえ。
ま、結局のところ無限の資産を持つ胴元が、無限回数のコイン投げをするのがイカンとかなんとか言ってんだけどな、
さて、確率の話題をやると必ず出てくる、バラつきだ。
賢そうな中学生ぐらいだと「大数の法則ガー」とか言うんだけどな、ちっと待って欲しい。
まず、「コインの表が出る確率が1/2」ってのを「机上の確率」って言うな。
で、「オレが実際にコインを投げた時の、表が出た回数/投げた回数」を「やってみた結果」って言うな。
馬鹿みたいな回数コインを投げると「やってみた結果」が「机上の確率」に等しくなるってことは、無ぇ。
「やってみた結果」の数が増えれば増えるほど、「机上の確率」に対する乖離が小さくなる可能性が高いってダケだ。
判りにくいな。
逆向きに考えてみようか。
サイコロにオモリが仕込まれてなくて、1の目が1/6の確率で出るってのを判断するには、どうしたら良い?
36回ふったときに、ぴったり6回でたやつだけ取り出しても、あんまり意味はない。
例えば、100回ふりゃあ、本来なら1/6*100だからまあざっくり17回ぐらいになるハズだあな。
続けて10回、100回サイコロふるってのをやってみたら、、13,17,17,15,12,22,6,11,19だった。平均は15.2な。
100回振ったのに6回しか出なけりゃ、なんか疑うだろうし、22回でもまあ微妙かね。
でもな、こいつのバラツキ、つまり標準偏差は4.8になる。これは回数を繰り返せば繰り返すほど小さくなってく。
詳しく知りたきゃ信頼区間とかシグマでググれば良いが、まー、何が言いたいかって言うとだ。
サイコロを100回ふったときに、1が6回出ることもありゃ、22回出ることもある。コレはずっと変わらない。
でも、真に1/6の確率のサイコロなら、バラツキは正規分布に従うから、乖離は徐々に小さくなるハズだ。
つまり、バラツキがどれぐらいにおさまったらサイコロが1/6で1を出すって信頼するかを、自分で決める必要がある。
そして、幾ら大量にデータを取ったところで、次の瞬間のサイコロが1/6でふられるかを保障するわけじゃねえ。
結局のところ、自分で決めたバラツキ以内におさまってるかどうかの「信頼」とか「信念」の問題になる。
確率は、結構ばらつきがあって、正に運で変わるって話はしたな。
つまりだ、オマエさんの手元にあるサイコロが次に振った時に1/6の確率で1を出すかは、判んねえ。
ただ、何回か振ってもらえれば、ズルしてねえ、出るか出ないかのフィフティ・フィフティじゃねえってのを、ある程度信頼できる。
んで、効用ってのは、「嬉しさ」のこった。
ざっくりいや、小学生の1万円と、億万長者の1万円は、嬉しさの価値が違う。
前後賞合わせての7億円ってのは、凡人にとってみりゃ「当たれば人生変わる」金額だな。
これはな、計算したい数学屋にはこういってもイイ。「効用が無限」だと。
つまり効用の期待値を計算すりゃ、「∞x1/1000万=∞」なワケだ。
さらに言えばだ、「机上の確率」と「やってみた結果」にはズレがあるから、
「∞x(1/1000万xバラつきの程度)=∞」になるワケだ。
宝くじを買わねえ自称情強は、このバラつきを無視できるほど小さいと信頼してる。
宝くじは正しく販売されて、ユニット毎完全に理想的に配分されて全国で販売されるし、
抽選もパーフェクトに数学的な確率でランダムに選ばれているし、
手元の一枚の宝くじは、今年発売された全ての宝くじと全く同じだと「信頼」している。
逆に言えば、宝くじを買う夢追い人ってのは、
良くわからないけど当たりやすい販売所があるだろうと思ってるし、
テレビの前で祈りながら見ていれば、自分の番号に当たるかもしれないと思ってるし、
手元の一枚の宝くじは、今年の運勢や日頃の行いで、他の宝くじよりも当たりやすいと「思っている」。
これは単に、信念の問題だ。
少なくともこれを否定するには、十分にウラドリされたデータで持って、反論する必要がある。
期待値だのなんだの言うんだったら、事前確率分布で信頼水準95%程度が言えるくらいに、データを示してもらわにゃ。
こういう言い方しても良いな。
「宝くじ10枚買っても期待値が1400円だ情弱、3000円で本でも買えよ」って笑うときにゃ、
3000円で本を買って期待値が1400円以上だってコトを示さにゃいかんよな。
まー1等が当たる確率は、だいたい1000万分の1ってのは、間違いないだろうよ。
サイコロってのは、だいたい1/6ぐらいなもんだよ。麻雀やるときでもなけりゃな。
同じ言い方で、効用ってのが(近代経済学でも使われるぐらい)ありそうなことっても判るだろうよ。
つまりよ「計り知れない効用」ってのを定義するならば、300円の掛け金は安すぎるわけだ。
ほいでな、「人生の中でそれだけの効用の賭け事をするチャンス」ってのは、こりゃ無いわけだ。
7億当たるかもしれないギャンブルに参加する事なんて、そうそう無いぜ?
起業して成功して、身ぎれいなまま上場して売り抜けてやっと作れる資産が5億ってところだろ。
もちろん、そうやって人生を賭ける起業家はスゲエとは思うけどな、
ソコまでやんなくてもさ、当たりが出やすいっていう売り場に寒い中1時間並ぶだけで、
オンナジぐらいの金額手にするチャンスがあるんだぜ?
(あまりにも小さい確率を無いのと同じとみなすのであれば、この2つを同列にしても構うまい)
ただ、カネの代わりに効用って「嬉しさ」で計算する方法もある。
宝くじの1等が当たったときの「嬉しさ」は、「人生を変える無限の効用」と感じるヤツも居る。
それで計算すりゃ、宝くじの効用の期待値ってのは無限になる。情強的にいや、手持ちのカネを全部賭けてもイイ。
そして、確率推定の計算ってのは、どんなモデルをどれだけ「信頼」しているかに寄る。
ま、情強の言う「期待値140円」つってもよ、つまりは「対価は160円」という言い方も出来るわけだ。
10枚買っても期待値からすりゃ、夢を楽しむ対価が1600円なワケだ。
今の世の中で、なかなかないぜ?
人生を変えるかもしれないって夢を楽しむのに1600円でイイなんて。映画より安い。
都内じゃ昼寝するのに金払うヤツすら居るんだろ?
師走で忙しく、寒さも厳しくなってきたこの時期、
あんまイイこと無かった一年かもしんねえけどよ、
ちょっとした夢を楽しむのに最後に多少散財したって、まあバチは当たらねえよ。
あ、宝くじの方は当たると良いな。