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はてなキーワード: ゾンビとは

2020-09-24

コロナ潔癖症がなおった

学生時代から長いこと潔癖症だったんだがコロナのおかげでなおった。

例えば図書館で本をよく借りるんだけど、その本が汚く思えて、読んだ後は必ず手を洗う。

まあ実際にいろんな人がベタベタ触るものからある程度汚いのは事実だと思う。

でもコロナがある今だと、そういった普段のばい菌よりコロナウイルスが付着してたりする方が問題じゃん?

なので借りてきたら数日手を触れずに置いておいて、3日くらいしてから読む。

コロナは物の表面でも数日間生き残るという記事があるのでそうしてる。

数日たった後は普通に手に取るんだが、「この本の表面のコロナはもう死滅したはずなのでそれ以外のばい菌なんて雑魚」と思えるんだなこれが。

より大きなコロナという敵が現れたことでそれまでのばい菌が大したことないと思えるようになったわけ。

バイオハザードでいうところの、最後の方の脱出の段階だとあまりゾンビたちが怖くないみたいな状態

2020-09-21

anond:20200920213231

コロナ実態経済ヤバイんだけど

金融危機って実態経済と完全にはリンクしてないからね

体が死んでてても気づかなければゾンビみたいに生き続けられたりする

まあ、ある日突然「あ、俺死んでたわ」と気づいて血を吐いて倒れるけど

2020-09-20

文科省解体して地方分権しろ

文科省軍国主義ゾンビ文部省の生き残り。ghq解体しとくべきだった。ファシズム教育しかなってない。地方分権予算の完全なブロックグラント化、権限委任コミュニティ重視の教育政策を推進し、日本民主化に役立てるべき。

2020-09-19

anond:20200919095741

自殺願望があるけど思い切れない人って、お前の周りには少ないかもしれないけど、沢山いるんだよ。

なんのために金を稼いでいるのかも分からないまま、ゾンビみたいに毎日働いてるんだ。

2020-09-18

anond:20200918233226

ポイント制で日刊ランキングに載るのでタイミングじゃないんだなぁこれが

ランキング小説を読むというゾンビ読者がいるせいで如何にランキングに載るかの世界になってる

ポイントしか見てない出版社書籍化を誘うせいで8万ポイント以上で書籍化ルート確定でプロ作家になれるし

それが売れればアニメ化とかのルートに乗れるわけで

まり如何にランキングに載るかが大事で内容なんてテンプレ使ってればいいんよ

2020-09-17

ヒグマスズメバチ相手に説得を試みることは、寛容でも慈愛でもなく蛮勇という

思う存分人を選べばいい

思う存分関わってはいけない人種距離をおけばいい

そもそもそのように距離を置かれる生き方をしているのは当人課題であって私が慮ることではない

路上に転がる犬の糞のように、誰から距離を置かれて死んでいくのなら、所詮その人間はその程度の器であったということに過ぎない

無論、それが自己責任かといえばそれは違う

環境がそうさせたのであろう

しかし、ゾンビ映画生前人物像や感染経緯が情状酌量されることはなく、ゾンビゾンビとして駆逐対象になるだけなのと同じであり、

どんな経緯であれ、関わってはいけない人間は関わってはいけない人間に過ぎず、

関わってはいけない人間に関わらざるを得ないのであれば、そのような生き方しかできない私にも責任があるのではとも思う

関わってはいけない人間自身人生から排斥するためにも自己研鑽必要なのである

anond:20200917064332

パチンコゾンビのように集うおじさんはパチンコを愛しているのか?

違うだろう。大半はお金を愛しているだけだ。大当たりした体験に囚われ、そういう心理を植え付けるパチ屋に騙されているだけ。

けれどソシャゲ課金する若者は、ほとんどがコンテンツキャラを愛し、開発運営を労いつつ期待をかけ、その世界の「次」を見たくてお布施している。

ガチャで爆死しちゃったとか自嘲するのは、だいたい照れ隠しだ。お布施にはなっているんだから、彼らはそれほど後悔も反省もしてない。

そして多くの人が遊んでいる作品では、それに報いるような素晴らしいアップデートを重ねてくれる。そうして愛着が深まる。そういう循環。

とはいえガチャ爆死は辛いから、それに耐えられん人は課金してガチャを回す前にグッズの類を買っている。

それでも愛が溢れてしまうからそれを金に変えてガチャを回すのだ。

マインドが、魂の次元が違うわけ。わかる? ソシャゲは遊びじゃないんだよ。パチンコは遊ばれているだけだが。

2020-09-14

anond:20200913161454

かくよむ

ゾンビもの

あった気がする。途中しか読んでないが

anond:20200912183059

例えば地球上の99%の人間ゾンビになってしまったらゾンビは70億体近く居る訳でほぼ無限と言ってしまっても過言ではない

生き残った人間達が組織的抵抗をしようにも武器も食料も心許なく今ある物が無くなってしまえば新たに作る目処も立ちそうにない

絶望的な事に今ゾンビでない人間戦闘で負傷すればやがてゾンビになるし、死んだ人間は全てゾンビになってしま作品もある

ゾンビが非常に俊敏で頭の良い場合もあり、人間が何とか拠点を作ってもそれは結局一時凌ぎでしかないのではないだろうか…

2020-09-13

anond:20200912183059

人間にも一部おバカな人がいて、そういう人が原因でいさかいが起こり、ゾンビが増え、人々が追い詰められていくような展開があって

今の新型コロナウイルスと状況がよく似ていると思う

2020-09-12

anond:20200912183059

どういう想定してんのかさっぱりわからん

たいてい人間は小集落規模の範囲に立てこもってる感じで

ゾンビの物量に対して資源が足りてなくない?

高慢と偏見とゾンビみたいにゾンビが一地域しかいなくて基本的に閉鎖されてるっていうタイプでは

そのとおり外側からチクチク削っていけばいずれ行けると思うし

高慢と偏見とゾンビもそうしてたよ

ゾンビものの疑問点

人口に限りがある以上、ゾンビの数もたかが知れてるはずだが、

なんで無限湧きする前提で行動するんだろ。

相手馬鹿だし鈍いし数に限りもあるんだから

強固な拠点を作って地道に狩っていけば、基本的人間側が勝つはずだぞ。

anond:20200910093008

哲学ゾンビ以前に脳に対する捉え方が違うだけです

(いまは局在論ではなく全体論だと思います。また脳腸相関など単一でどうこうではないです。とりあえずヤクルト飲もう)

 

とりあえず脳に自我があるという人は指し示してみて?って気持ちになります

(単純にどこにあると考えているのか知りたい)

 

> いろいろ学べて楽しい

楽しい学問だよ。

 

ここは超同意しま

2020-09-06

今月、仕事をやめる。

今月、4年半続けた仕事をやめる。

どうしても感情の整理がしたかったのでここに場所をお借りして書き連ねる。

退職理由は「職場雰囲気が悪いことと、未来が見えなかったから」。

今、私は一般的事務仕事職場で働いている。

つらつらとこれまでの足跡を紡いでみたい。

1年目、配属された時はとても良い職場だった。

年代若い先輩が多く、職場は明るい雑談で盛り上がり、コミュニケーションを多く取りながら仕事が出来る職場だった。

若手の研修・育成もそれなりにしっかり行える環境で、仕事必要知識半年程度で学ばせてもらった。

先輩達は私を明るく迎え入れてくれ、飲み会や遊びも沢山連れていってくれた。とても楽しく過ごしていた。

1年目の秋から、その年度に新しく移動してきた支店長が、組織改革に乗り出した。その支店長は、別の支社から来た人間で、完全にパワハラ気質だった。

部下の部長課長を怒鳴り上げ、萎縮させて無理な目標仕事をどんどんさせていった。

その頃から少しずつ組織歯車が狂っていった。

支店長が掲げた組織改革は、俯瞰的な目で見れば確かに組織のタメになるものだった。ただし、余りに急なスケジュールで、組織仕事リストラに近いものであったために、現場社員士気はどんどん下がっていった。

私の係から組織改革担当を2人抜かれて残った私はわからないながらも先輩1人と四苦八苦しながらなんとか仕事をこなしていった。

2年目になると私の仕事は徐々に増えて、単純に業務量に押し潰されるようになり、残業も増えていった。

私は元々要領が悪く、コミュニケーション力に乏しいため、「何でそんなに残っているの?」と係長から度々言われる度に更にどんどん自分仕事の報告が出来なくなっていった。また、隣の出来る先輩にどんどん仕事が集まっていき、私はどんどん職場で信頼を失っていった。

それと同時に、職場組織改革に反対する人達毎日文句を言うようになり、少しずつ職場雰囲気が悪くなった。人材育成や新たな投資に対する予算も付かなくなり、前向きな仕事は無くなっていった。

2年目の夏頃から、私は「何でこんなに仕事が出来ないのだろう」と悩み続けて、休日も引きこもることが多くなった。それは思い込み言葉にならない抽象的な不安であることも多く、友達や同僚に相談することは出来なかった。いや、それすらもわかってもらえないだろうと諦めていたのかもしれない。

いつからか、すっかり自分に自信をなくしてしまい、何とか仕事に向かっては、負の感情が延々とループして、思考力をすっかり失った脳を酷使しては、何とも言えない成果を残して春を迎えた。

3年目に、運良く子会社出向の打診を受けて、プラント現場技術員として3年間限定で出向となった。この職場自分にぴったりで、プラント故障対応や、効率的運転を考えたりと、誰かに相談することな自分の考えたことが目に見える成果として出ることに喜びを感じるようになっていた。去年抱えていた悩みが嘘のように、毎日ストレス無く過ごせていたと思う。

出向2年目になった4年目は、プラント設備に熟知したことで、仕事マンネリ感を感じ始めていた。

新しい仕事に取り組みたい気持ちが強かったが、出向先が「3年間で帰る人間に新しい仕事をさせても」といった感じで、私の仕事は、日々同じことを淡々と行うだけになっていった。自社のプロパー社員を多く育成する時期でもあったため、また私から仕事が減っていくことになった。

4年目頃から転職について本気で考え始めた。

マンネリ感を打破しなければならない強い危機感を感じていた。しかし、怠惰な私は日々の淡々とした仕事に流され、何となく仕事をこなし4年目が終わろうとしていた。

そんな時に、出向元から契約を1年残したまま支店に戻るように通達があった。私は強烈に反発した。

合わない仕事を何故させるのか、契約は1年残っていたのではないか、どういう人材育成プラン評価で戻すのか…たくさん疑問はぶつけたが、回答はなかった。

そして今年4月支店に戻ってきた。

かつてのパワハラ支店長は別の支店に異動となっていたが、組織はもはや陰鬱とした状態となっていた。

組織改革は未だに続いており、組織改革チームの人間も当初から入れ替えられ、若手も組み込まれていた。

組織改革は、組織の目指すべき目標としては浸透しておらず、全員がただ、「やることだけが決まったこと」だけに対してゾンビのように働いている。

組織改革チーム以外の係にも、依然として前向きな仕事はなく、毎日全員が異動したいだの無意味仕事だの呟くような有様だ。

僕は4月からこの職場でやっていけるかがそもそも不安で、自信もなかったため、転職について本気で動き始めていた。さらに、陰鬱職場雰囲気が私の心理にも作用し始めて、2年目のようにどんどん自信は失われ思考力は日々低下していき、6月頃になると社内ニートのような状態になった。でも、もう辞めるし良いかなと開き直り始めていた時期でもあった。

ひそかに進めていた転職活動が身を結び、8月終わりに10月から転職が決まった。

職場に報告すると、全員驚いていたが引き止められはしなかった。君がいなくなると困る、と言ってくれる人もいないのが、逆に胸をスッとさせた。

私は、来週を終わりに有給消化に入る。

転職と同時に、実家のある大都市に帰ることになる。

退職日までのモチベーションは無い。

本当はずっと休みたい。

ただ、社内的にまだオープンに出来ないらしく、このタイミングでの有給取得は不自然からやめてくれと言われて、渋々出社する。特に引き継ぐこともない。

この半年は、何も得られなかった。

何も得ようとしなかったのかもしれない。

とても空虚ストレスにまみれていた。

自分感情を押し殺して、ただ何となく存在していた。

仲の良い友達には、ささやか送別会をしてもらった。

友達と離れ離れになることは寂しいけれど、このままだと自分ダメになるから、仕方がない。

何が得られたのだろうか、この4年半、本当にしたい仕事は出来たのだろうか。何かの目標に向かって進めたことはあっただろうか。

私は元々、内向的で夢見がちで傷つきやすい、いわゆる「生きづらい」タイプ性格をしている。

この転職も「青い鳥」探しにならないだろうか。

次の転職をまたすぐに考えやしないだろうか。

私の感情思考はどこに向かうのだろうか。

何を目標に生きていくのだろうか。

とにかく、自分の信念に従って進んでいけば

きっと何かが見えてくるのだろうか。

からいから、今日は寝ることにする。

2020-09-03

anond:20200902213816

総括してるだろ

金融緩和は良かった

公共事業が2年目以降緊縮だったのは良くなかった

・2回の消費税増税は大失敗

リフレ派の理論は概ね正しかったが、実際の運用には思い切りが足りず失速した

・緊縮派、財政再建派は大間違い、既にとどめをさされたことに気づかず動いているゾンビ

・次期政権がやるべきことはアベノミクスの強化。出口戦略とか言ってる奴はキチガイ

2020-09-02

寝るときの夢

見ないほうがいいんだっけ

毎日荒唐無稽の夢を見るんだよね

今日はくまゾンビがいる世界で逃げてた

実家屋根を登ったら大きなトイレットペーパーがたくさんあるドラッグストア駐車場に出たよ

2020-09-01

anond:20200901132146

オタクとはゾンビーのようなもの青春時代に得られなかったもの(あるいは得られたはずのもの)に執着して彷徨い続ける。

オタクの好む絵柄がみんな同じなのは青春時代に見かけた絵柄だからゾンビーが生前の思い出に反応を示すようなもの

オタク過激コンテンツの読み過ぎで感性麻痺しているが、ゾンビさながらに「欲しい」という欲求だけは失われていない。

青春時代に叶えられなかった欲」という呪縛が、オタクゾンビーにする。

2020-08-28

anond:20200828032849

幾つか疑問を呈したい表現がある。

まず"ありがち"な話かどうかだが、俺はそうは思わん。考えるだけでなく実際に動いて挑戦した訳で、webで具体的な失敗の体験談を見た記憶殆どいからだ。

次に"社会不適合者"とあるが、これは視野狭窄の故ではないのか。叙述されている限りで適合しなかったのは部活(と顧問との関係)のみであり、学業は届を出して休学し、親との対話も済ませており、且つ又バイト継続とある。何を以てして社会とし、適合と見做すかは主観に依るところが大きく難しいが、プロテストを他のスポーツ職業に置き換えれば、全く不適合には当たらないのではないか

そして最も気になった"全ては終わった"の叙述であるが、プロ認定を各種資格試験で例えれば人生経験の少なさからくる過剰な悲観に過ぎぬようにしか思えない。

 ……まぁなんだ? それだけ賭けてて意気込んでたのは分かるが、もっとジジィババァの話でも聞けよって言う。

4,50過ぎて黒潮リーグだとかJPBAテスト受けてる奴なんざ、オマエの人生が終わってたらゾンビ通り過ぎてグールとかレヴァナントとかかよって話だ。雀士とかもゲーマーだけどどうすんだ?

あとほら、芸能関係なんざ言うまでもねぇし、もっと分かりやすく例えると、オマエ転職の為にダーマ神殿入り損ねただけじゃん。ちょっと途中で中断したイベントはあったかしれねーけど。

そしたらこれ、どんだけ序盤で終わる気だよって話だろ?


 んで敢えて言うが、"どうなるんだろうな"っつわれたって「知らねーよw」としか言えないんだよ。だって決めるのオマエだし。

この先プロゲーマーがどうなっていくかは、ぶっちゃけ誰にも分らん。そんなもん作ろうって盛り上がってた時代あったなぁー、で終わるかもしれんし、世界を変えるくらい盛り上がる可能だってある。

 だが取り敢えずオマエは自分で考えて行動したんだし、立派に挑戦も成し遂げた。

それを伝えたって行為はこれだけの反応を呼んで色々な人間の考える契機になっているし、オマエより若い奴の標にもなってるかもしれんってのを考えてみろ。

 中々に快感だと思わないか

オマエのプレイではなくオマエの人生の一部分が、今は注目されてるんだ。

 期待してる奴もいるかもしれねーんだから、つまんねー舐めプだの回線落ちだのはするんじゃねーぞ?(笑)

2020-08-26

anond:20200826204330

それだ!(哲学的ゾンビの方をイメージしてたけど中国語の部屋も聞いたことあるなあ)ありがとう

しか意識なんて自分思考随伴する感情言語化モニタリング機能、またそれらの連続性の認識機能程度のものだろうから哲学的ゾンビ自分意識の在り方について質問すれば(哲学的ゾンビが非ゾンビ擬態しようとしない限り)容易に判別可能な気がするなあ。

2020-08-24

近所でコロナがでたっていうんで、おちのジジババビクビクしてる。

外には、マスクもしないでぜえぜえいいながら狭い道をランニングしてるおっさんがいる。

マスクなんて知らんって感じの子供が大声で叫んで駆け回り、いろんなものベタベタと触っている。

こいつらは、コロナ自覚症状なんてないだろう。

でも、老人にとってはゾンビのものだ。

いつ感染させられて死ぬわからん状態で街で暮らさなきゃいけない。

いいのかこれで?

2020-08-23

朽ちていく 2

anond:20200822033803

ホテルエントランスに戻り、濡れた傘を折りたたんだ。

一泊二千円台の安宿に部屋を借りている。安宿ではあるが、値段の割にサービスも質も悪くないのだ。しかし、どうやらこのホテルは霊がいるらしいと、Google検索ボックスが教えてくれた。確かに、このホテルは何かうら悲しい感じがしないでもない。礼儀正しいフロント従業員から鍵を受け取り、エレベータに乗り3階で降りると、真っ暗でソファの置かれた空間にでる。そこの奥には普段は使われていない宴会場があるようで、いつも消灯されているのだった。そして、数段だけの小さな階段を降りて、私の部屋のある棟へ歩く。私の部屋の前にもソファがあって、壁に時計がかかっている。その時計は一分ごとに、「ギイ」という錆びた螺子の音をさせて、心霊ホテル演出している。

ハムスターが餌をとって自分の巣へ戻るように、私も外から戻るときはいつもなぜか足早に部屋へ急ぐ。いつも通り駆け足でエレベータから私の部屋に向かって、鍵を開け、私の部屋につくと、濡れたパーカーを脱ぎ、帽子をとった。靴下にも雨水浸食して気持ちが悪い。「Do not disturb」の札を下げて何日も封印している私のもので散らかった部屋に帰ってくると、少し安堵した気持ちになった。

この日は確か、目的もなく、見知らぬ駅の周りを歩いた日だった。駅には隣接するビルがいくつかあったが、私が出歩いた時には、商業施設も、映画館営業してなかった。

飲み屋街を歩いてみた。老夫婦が、腕を組んで歩いていた。若者グループテントの下で何か民族的楽器を鳴らしながら歓談していた。スーツを着た3人の男たちが、「じゃあ、また!」とご機嫌に挨拶していた。私は、なんだか自分お化けになった気持ちになって、ゲームセンターに向かってみた。ゲームセンターはもうすぐ閉店するようだった。湿っぽい雨の夜に、真っ白な蛍光灯で照らされて冷たく乾燥した空間は、とても無機質だった。カラフルな景品たちがガラスの中に入っていて、それが無数に繰り返されていた。私は、暇だったので、景品の一つ一つを見て、欲しいか、欲しくないか、考えてみることにした。愛らしい丸みを帯びたデザイン動物モチーフぬいぐるみ、あどけないの顔つきの成熟した身体の女のフィギュア原色で彩られた小包装のお菓子。どれも夢のようであったが、今欲しいものは、そのどれでもなかった。

スロットアーケードゲームのコーナーをうろつくことにした。そちらのコーナーは少し薄暗く、音も大きかった。広くて新しい店内ではあったが、時間時間なので、人はほとんどいなかった。仕事帰りの若いサラリーマン風の男が何かロボット系のアーケードゲームをやっていた。レーシングゲームのコーナーには、若いカップルがいて、二人ともマクドナルドの青い飲み物を飲んでいた。音楽ゲームのコーナーには、もう一人、メガネをかけたサラリーマン風の男が、グローブをしてゲームに熱中していた。

私は、何回も彼らの横を通り過ぎながら、どのゲームをしようか考えていた。でも、うろうろと歩きすぎていいかげん不審者に思われているかもしれない、そう思って、考えるのはやめて個室風に覆われたシューティングゲームをやることにした。そのシューティングゲームでは、ゾンビが次から次へとやってきて、それを銃で撃ち殺していくゲームだった。何かゲームについての説明があったが、その説明の画面が流れるのが早すぎて、理解する前にゾンビが襲ってきた。とりあえず照準を合わせトリガーを引くと、簡単ゾンビたちが死んでいった。ゾンビたちで埋まったパーティ会場から脱出するべく、次から次へと撃っていった。「いけてるかも」普段ゲームをしない私であったが、私がトリガーを引くたびに死んでいくゾンビたちをみて、そう思った。そして、救出しにきたヘリコプターに群がるゾンビにも、乱射をお見舞いした。しかし、次の画面で、何やら今までとは体格の違うゾンビが出てきたと気がついたときには、「Incert coin to continue」と表示されていて、しばらく経って、ようやくゲームが終わって現実に戻ったのだと気がついた。

私が遠回りをして、ゲームセンターからホテルの部屋へ帰る頃には、頭にこびりついたゲームセンター騒音は消えかけていた。

ふと、私は、黄色が嫌いなことを思い出した。黄色、というのは何か溌剌としたエネルギーを感じる色である。けれど、気狂いっぽいそんな雰囲気も私は感じ取ってしまう。ところで、「ち」というひらがなを見ると、私は、黄色をなぜか連想する。

霊(ち)、地、血、乳。

ち、という言葉には、生生しい印象をうける。

ぴちぴち、みちみち、ぱちぱち、かちかち。

ち、という音は、何か瞬時に飛び出していく感じがするのだ。

私が、黄色を好きになれないのは、私に生気が足りないことを叱られているような気持ちになったから、というのもあるのかもしれない。

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