「既読」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 既読とは

2023-12-22

anond:20231221210717

あと、堺屋太一とか池井戸潤みたいにまさに求めているものが挙がっているのに、それには触れずダメ出ししかしていないところ。

有名すぎて既読なら感謝を述べつつ自分感想を書くのが普通対応

経済小説政治小説ってジャンルは元業界人ばかりだからその中で人気のものを選べばいいのに、人に聞くってことは脱線も含めて対話を楽しむべき。

2023-12-06

LINEメッセージ既読・未読

最近の子供達は返信する時間ができるまで「未読」にしておくのが多数派なのかもしれない。

自分メッセージが来たらすぐ読んで既読にする、というか既読・未読を意識していない。

時間があればすぐ返信するけど、既読にしたまま1〜2日後に送ることも多々ある。

若い子はずっと未読のにしておいて返信するときに初めて読むらしい。

未読の数字と先頭のサマリが読める状態でよく我慢できるよね。すごい。

ボクの愛しのカノジョちゃんに嫌われちゃったかもしれない

こないだクラスでなんか死刑制度について考えるみたいな授業あったのだ。そして、死刑に反対か賛成かの投票クラス15人ボク以外全員反対だったのだ。おかしくないかなのだ?そんなことあるかなのん理由だって「なんとなく」とか「関わる人がかわいそう「とかしょうもない理由しかみんな言わないし。でも一番落ち込んだのは

ボクのカノジョちゃんが反対に入れてくれなかったこなのだ〜(泣)

カノジョちゃん、もう付き合って二年もたつんからボクのこともうちょいわかってほしいのだ

だってえっちだってもうしてる関係なのだ生理が近づいたら無理をしないで会わない様に約束だってしてるのだ。プレゼントだって何度もしてるのだ。なのに何でわかってくれないのだ?!

そうだ、この間カノジョちゃんけが旅行に行った時も僕は何度もLINEいれたのに既読しか付かなかったのだ。寂しくて近所のお姉さん口説こうと思っちゃったぐらいなのだ。でも、カノジョちゃんはきっとボクのことを分かってるはずなのだ

だって前にクラスで好きな曲の話題になった時に

ボクが好きな曲は「JAY-ZEmpire State Of Mind」って言ったらみんなポカンとしてたけどカノジョちゃんだけは後からJAY-Z いいよね」って言ってくれたのだ

でも本当にこれは落ち込んだのだ…すぐにクラスでの僕のあだ名が「死刑囚」とか「クソ野郎」とか「サイコパス」とかになったのだ

きっとカノジョちゃんは優しいから守ってくれるんだろうけど(胸もふかふかもちもちだし)そしたらカノジョちゃんまで虐められちゃうのだ…

そしたら二人で不登校になろう。不登校になって世界を旅してオーロラライオンを見にいこう。

はぁ…カノジョちゃん(しゅき)すきだよなのだ

2023-11-26

昨日送ってまだ既読にならない

 

具合悪いのかな

忙しいのかな

待って。これって

欲張りになってないか

当初は

何日未読でも関係から甘受していた

 

 

初心忘れるべから

   

既読になったら、

それだけで幸せことなのですよ

2023-11-18

弟について相談

20前半の弟について相談があります

3兄弟末っ子で、3人全員家を出て自立しております

はいまだに天邪鬼なのか厨二病なのか、わざと場が白けるようなことを言ったりやったりします。

たとえばちょっと悲しい話をテレビで見た時に、フィクションしろノンフィクションしろお笑いを見ている時のように面白おかしく笑ったりはしないじゃないですか。でも弟はわざと笑ったり茶化したりするのです、フィクションならまだいいのですが、ノンフィクションでそれをやられると正直引くというか。たとえるなら、戦争の話でよくやった!お前らのおかげだ!とわざとらしく面白おかしく言われても周りも反応に困るじゃないですか。本気でそう思ってるのではなく冗談的なノリのようなんですが、毎度場がしらけています。つまんねーよ、と兄が言ったことがあるのですが、その時だけしおらしくなってまた同じことをやります

また構ってほしいのか、聞いていることに対してわざと返事をしない節があります。たとえば何時にここに集合するのでいいか?と聞いたとしたら、他の人はいいとか遅れるとかここの方がいいとか言うのに、弟だけは既読にはなるけど返事がありません。まあ返事がないけど既読になっているし来るのだろうと思ってみんなで待ってもなかなかこず、約束時間が過ぎてから今何駅(弟の最寄りから待ち合わせ場所への途中)です、とだけ送られてきます

これについても両親から注意したことがあるのですが、はいはい、みたいな感じであしらわれてこちらについても結局同じでした。

親戚の集まり食事会でイヤホンをしてVtuber動画を観ていて1人でくすくす笑っているので大変恥ずかしい思いをしました。親戚の集まりがつまらないのかもしれませんが、年に一回たかだか2時間ほどのものです、大人ならそれぐらい適当に話を合わせておけば良いのです。いやなら最初から都合が悪いと言って来なければいいのです、そのように言いましたが来ると言ったのは本人です。頭に来てマナーが悪いいい加減にしろと注意してやっと渋々やめる、人としての何かが欠けているのでしょうか。我々兄弟はだいたい同じように育てられており、私と兄の感覚も一緒にいると同じだなと思うのですが、弟だけは理解ができません。

別にいろんな家族行事に参加したくないとか興味ないとかではないようなのですが何を考えてこのようなことをしているのかさっぱりわかりません。

もう社会人のはずなのに、外で同じことしてないだろうかと考えるとゾッとするし、いくら家族とはいえもう大人でこのようなことを続けられると嫌になります。そのため私からは弟に連絡することはもうやめたのですが、連絡しないと拗ねてあとからぐちぐち言うので今は母親が連絡係になっています

皆さんの身の回りにも同じような人はいますか?またどのように対処していますでしょうか。

2023-11-15

人生で初めて家出をしている。

家出と言っても同棲中の彼氏の家から、だけど。

理由彼氏元カノハイスペで精神的にきつくなって逃げたくなったから。

仕事ができて彼氏より収入が高かったとか、3ヶ国語が話せたとか、毎年のように資格取ってたとか、家事も完ぺきだったとか、クリスマスに手編みのセータープレゼントしたとか良く手作りお菓子振る舞ったりお弁当作ってあげたりしてたとかピアノが弾けたとか着物着付けができたとか子供の頃バレエを習っていたため所作がいつも美しかっただとか、そんな持ち上げ話ばかり彼氏の親に会うたびに聞かされ、いつもただ謝る事しかできなかった。

恐らく彼氏の親はその元カノが気に入っていて、そっちと結婚して欲しかったのに別れた挙句そのあと付き合ったのがスペック低くて上で挙げたような事が何も出来ない私だったから、私の事が嫌いなのだと思う。

私もそれを聞くたびに何で彼氏が今わざわざスペック低い私と付き合ってくれているのか分からなくなっていったし、レベルが違いすぎて追いつこうとも思えなかった。見習って努力したところで元カノと同じになれる程の能力自分にないのは自分で分かっている。

それで何かにつけ比較されるのも、家事でも仕事でも何かで失敗するたびに「元カノはこんなミスはしなかったんだろうな」と考えてしまうのも全部全部しんどかった。

別に彼氏と直前に喧嘩をしたわけではないし、彼氏から元カノの話をされたり比較するような言葉をかけられた事は一度もなかったけど、一昨日仕事ミスをして先輩やチームの皆に迷惑をかけてしまった時に「やっぱり私は元カノと違って無能なんだな」と今までの気持ち全部溢れてきて、家帰ったら涙止まらなくなって、なにもかも無理になった。

こんな下位互換にも程があるのと付き合っている彼氏可哀想だし、私もしんどくて後先の事何も考えないまま逃げた。

今はとりあえず彼氏喧嘩したって嘘ついて実家に居る。

彼氏から何件も着信あったけど出たくない。

「別れるべきだと思います」と一言言えば済むのにその連絡すらしたくない。

ミス迷惑かけた分を取り返したいから」と言い訳をしながら、昨日今日仕事に没頭して意識から彼氏との事を無理やり無くそうとしてる。

本当にただ逃げているだけなのはわかってる、逃げ続けても解決しないのもわかってるし、既読つけていないけど出ないなら迎えに行くって彼からLINE入ってたから、このままだといずれは向き合って話をしないといけないのも知ってる。

事情を知らない親にも「なぜ喧嘩したのか知らないけど会って話し合ったら」とずっと急かされているけれど、その優秀で素晴らしい元カノと実際に付き合っていた彼氏相手に一人で元カノ劣等感こじらせて病んで逃げてきたなんてどう打ち明けたら良いかからなくて、結果こうして匿名ネットに逃げてる。

私以外誰も悪くないから、周り、特に彼氏に対して悲しかったと発信するのも筋が通らない。

逃げる事しか出来ない。

X(旧Twitter)はDMで貼られたリンク先を監視している?

ImgurにHiddenで投稿したやつをTwitterDMで貼ったらなぜか閲覧数が増えた

気持ち悪いことに既読になってないのに増えていく

相手すら見てないのに誰が見てるの??

いくつか検証したけど32とかまで増えることがある

DMに貼ってないやつは閲覧数が0のまま

Twitter監視している以外に理由が見当たらないのだけど教えてエロい

2023-11-13

ジェンヌの個人FC運営で鬱になった話

連日の報道で、忘れたい記憶がどんどんよみがえってくる。

劇団内部の人間ではないものの、その近くで数年携わり、生活精神も壊した身として、心当たりが多すぎる。

便乗ファンによる創作だと思ったら、どうか読んだら忘れてほしい。

固有名詞用語意味が分からない人は、そのまま一生分からずにいてほしい。

でも、どこかに、仲間がいると思うから自分以外にも壊れた人がいるはずだから

まとまりもないほどの書きなぐりになるだろうけど、腹を決めた今、匿名で言わせてほしい。

もう無視できないところまで来ていると、心当たりのある各位に気付いてほしい。

該当劇団には、公式ファンクラブ以外にもジェンヌ個人の私設ファンクラブ(以下「会」と呼ぶ)があることは有名だと思う。

いわゆる代表やお付きと呼ばれるマネージャー責任者と、スタッフやお手伝いといわれる他数名の小間使い組織運営している。

自分新人公演にも出演し、何度か主演も演じた人気ジェンヌの会運営スタッフを数年担当した。

明確な時期や個人名の明言は避けるが、当ジェンヌは現役在団中とだけ書き記しておく。

毎朝晩の入出待ち立ち会いかお茶会などイベント企画運営チケットの取次配席およびグッズ作成など...

所属経験のあるファンなら思いつくであろう業務、全部に携わった。会員数百人に対し、片手以下のスタッフで。

無給は当たり前、経費も持ち出し、24時間365日ジェンヌや関係者の呼び出しに応えながら平日フルタイム会社員

睡眠時間金も体力も心の余裕も何もかもなくなった。倒れて運ばれ、スタッフを辞めた。

業務をもう少し細かく説明すると、

・入出立ち会い

よく日比谷劇場前で見るようなスクワットでジェンヌのお迎え・お見送り。あれをやる時に暴走するファンが出ないか見張ったり、一般人クレームに頭を下げたりする。

毎朝7時前後、早いときは6時前に毎朝集合場所で立ち合いをして会社へ出勤。ジェンヌから翌朝の入り時刻連絡が来るのは平均深夜1-2時。

それを待ってファンクラブ会員へ見送り場所への集合時刻を配信、他ファンクラブ運営へ報告したりするので自分が寝られるのは3時を回るのもザラ。

毎日5時前には起床、始発の電車に飛び乗り現着から動き回ってフルタイム勤務で夜にはまた出待ちに立ち会う日々。

大体毎日何かしらの細かすぎる指導上級生会から入り、寝不足により回らない頭で必死謝罪文をしたためお送りしていた。しんどい

イベント企画運営

お茶会新人公演出待ち後のミニお礼グリーティング、季節や誕生日の入出イベントなどなどあらゆる企画運営

ただ企画すればいいだけでなく、上級生会に逐一お伺いを立て、実施許可を得、内容も重箱の隅を最早ぶっ壊れるまでつつかれまくる。

あらゆる方面の顔色を窺い、企画台本が出来上がるまで気が遠くなるほどの時間と神経を要する。

それでようやく実施まで漕ぎつけたと思ったらジェンヌ本人の機嫌ひとつで全部イチからやり直しになる。

三徹で必死に準備を間に合わせたお茶会を、本人会場到着までのタクシー内で「やっぱ嫌」の一言でひっくり返されたとき殺意が芽生えた。しんどい

チケット取次・配席

ファンクラブ会員はジェンヌ個人販売成績に結び付くよう、会からチケットを取り次ぐ。

が、限られた座席数、入団年数が長い上級生に多くのチケット劇団より宛がわれる、入団から5年くらいは1公演で2席しかチケットがないこともザラ。

それでも会員はもちろん贔屓の舞台姿をたくさん見たい、当たり前だ、たくさん申し込んでくださる、だがしかし席がご用意できない。

そんな限られたチケットと大量の申込データ(自会は全部エクセル手打ち管理)を照らし合わせ、ファンクラブへの貢献度諸々を加味し、どのお席にどなたへお座りいただくか決める。

こちらも最大限のチケット確保に奔走するものの、ご用意できなければ面と向かっての罵倒はまだ良し、掲示板に名指しで役立たずと晒される始末。

データ捌いて配席悩んで胃を痛めているところにジェンヌ本人や関係者からも配席や取次内容に文句を言われ身内用にチケットを攫われていく。しんどい

・グッズ作成

お茶会お土産、総見のおまけ、お茶会販売する小物や舞台写真、お礼状、グリーティングカード、挙げればキリがないほど準備物が多い。

ジェンヌ本人にイラスト手書き文字提供協力を頼みこむも多忙一言で切り捨てられ、こちらでロゴなど用意すれば会員やジェンヌ本人からすらもダサい文句を言われる。

しかも当たり前だがこれらすべて事前の商品発注で毎度結構金額必要とされる、が、ジェンヌの家族が会運営の経費用口座を管理していて前借も楽ではない。

結局毎回数万~場合によっては数十万円(お茶会会場費用など)も立て替える。そうじゃないと間に合わないほどすべてのスケジュールがカツカツなため。

しかも公演終わりの経費精算まで数か月待ったりする、携わっていた最後の公演では大卒初任給くらいの経費が返ってこなかった。

グッズの売り上げは全て会運営費としてジェンヌ家族が持っていくため、スタッフに一切の還元や儲けはない。公演期間中は飯が食えなかった。しんどい

・正直ここでしか言えないが人間関係が一番重労働

ファンクラブ会員、つまりジェンヌを愛し会活動に貢献してくださっている方々は熱量も並のものではない。そこは覚悟してスタッフ就任を引き受けた。

そのため会員からまれたり文句を言われたり、会の中での派閥争いや揉め事などは(楽ではなかったものの)捌くのもまあ堪えられた。

しかし何故か同じ運営という立場で苦楽を共にしている他会運営陣やジェンヌ家族関係者対応など、これが本当に一番きつかった。

ジェンヌたちが厳しい上下級生文化に生きているというのは既報の通りだが、ほぼその文化がそのまま会運営にも持ち込まれる。

朝は上級生会スタッフより早く出動・席および場所取り・雑用使いっ走り・全ての解散前には「ご指導」というクソ細かい姑のような小言...

劇場チケット出し前には劇場レストラン施設の一部(クリスタルルームでわかる人は仲間)を陣取り、謎の待機時間が発生する、もうこれが本当に耐えられなかった。

上級生会代表飲み物をお持ちし、その時通るルート差し出し方全てに厳格なルールがあり、数時間も使いっ走りに待機するのに作業および会話禁止という苦行。

2回公演の日ほど朝も早く夜が遅い、業務も溜まっていて限界なところにこの謎待機と小言で5-6時間は奪われる。

それもこれもすべて「上級生会の様子を見て学び、自分たちが将来は組の会全体を取り仕切れるように指導する」という、どこかで聞いたことのある理論

劇団への、ジェンヌへの、下級生会への愛があれば全ては指導という建前のもと許される。代表毎日きついいびりに泣いていた。本当に、本当に、しんどい

ジェンヌでもなく、会運営委託契約を結んだわけでもない、ただの一般人がこのザマである

会に所属したことがある人は、多少なりこの空気感をわかっていただけると思う。あの、「私たちも御贔屓の一部」と見做されるような感じが。

全ての言動根底には愛があり、清く正しく美しいジェンヌ像やファンダムイメージを求められていた、それにそぐわないものはすべて闇に葬られていたあの感じが。

運営陣は、ジェンヌを、劇団を愛しているから。

無給でいつ何時でも労力を捧げてくれる。常に最善最良の案を考え前向きに運用してくれる。寝る暇がなくてもそれだけ携われることが幸せ

妬み僻みも有難いご意見として真正から受け止める。上級生会から理不尽指導意味あるものとして理解昇華する。

仕事よりも私生活よりも会運営を何よりも最優先してくれる。どんな無茶ぶりや激務も手を取り乗り越え逞しくなってくれる。

そんなことがあるわけないだろ。

平日フルタイムで8時間仕事に会運営10時間以上を兼業し、公演期間中は1日1時間眠れたら御の字。仕事パフォーマンスはそれはそれは最悪だった。

盆や正月連休はもちろん全て会運営に求められ、ロクに身体を休めることも実家帰省することも友人と会うこともかなわなかった。

急いで来いと急な呼び出しがかかり、内容も知らされないが仕事を無理言って早退し駆けつけると「明日からの公演で必要ものを近所のドラッグストアで買ってきて」という内容だった。

社会人数年目で貯蓄もさほどなかった頃に無給の会運営で全国を飛び回り、立て替えの嵐、慢性的寝不足で眠気も止まらず、安価血糖値の上がらないもやしカット野菜しか食べられなかった。

周りのすべての人から「早く辞めろ」と言われ続けたが、もはや洗脳のように愛や貢献という言葉に縛られ何も自分判断できなくなっていた。

死にたいという気持ちが募り、毎朝駅で線路に飛び込もうか悩み始めた頃、千秋楽出待ち後に倒れ運ばれた。栄養失調だった、この現代社会で。

入院強制的劇団や会と離れられなければ、いずれ自ら命を絶っていたと思う。亡くなった彼女生活円グラフは、まさに会運営に携わっていた時の私のようだった。

鬱も発症精神的にも不安定になっていたことをやっと自覚し、ジェンヌ本人にスタッフを辞める旨申し出た。代表も鬱で会から去ったと聞き、LINEを送ったが既読がつくことはなかった。

もう一度繰り返す。ジェンヌじゃない一般人にすらこれほどまでに異常な文化がまかり通っている。劇団内部はいかほどばかりか、想像するだけで息苦しくなる。

携わっていたジェンヌ本人も、本当に寝る時間もないほど過酷環境に身を置き、公演前夜の3時に稽古から帰るところも目撃したことがある。

運営に携わるようになってからは度々言葉を失うような「指導」の様子を伺うようになり、いつの間にか自分は一切観劇する気力が湧かなくなっていた。

何が愛だ。何が清く正しく美しくだ。何も清くも正しくも美しくもない。ただのパワハラ過重労働異常上下関係いびりしごきいじめ

社会的な常識が一切通用しない、異常な文化形成され受け継がれ、異を唱えるものは全て排除され隠ぺいされてきた、ただそれだけである

亡くなった彼女のおかれていた環境報道事実関係は知り得ないため、それに関しては軽率発言はできないものの、でも、遂にこうなったかと思った。

その手前でぎりぎり退団していった人を、何人も知っていたから。

巨大企業ファンダム抗う力を持ち合わせていないがため、ただ黙って去っていった人たちを見てきたから。

自分も、声を上げられなかったひとりだから

彼女の死は、自分無関係じゃないと、毎日罪悪感に涙が止まらいから。

溢れ出る記憶も思いも止まらず、何が書きたいのか、どこまで書けそうか、もう分からなくなってしまった。

このあたりで切り上げることにする。いつか追記修正をするかもしれないし、しないかもしれない。もうこの編集画面に戻ってこないことが最良と分かりつつ。

自分は今後二度と件の劇団に関わらないと決めているが、報道の行く末はしっかりと追おうと思う。

もう誰もこんな目に遭わない未来を願って。同じ罪悪感を抱えることがないように。誰かに手を延ばし声を上げられるように。

けがえのないいのちを、薄っぺら言葉で葬ることがないように。

妹さんにはお世話になりました、心からのご冥福祈ります

助けてあげられなくて、ごめんなさい。

2023-11-02

なりきりの闇

昔、女子専用のなりきり募集サイト流行っていた頃の話

例外なく腐女子である私は二次創作を行うためキャラの口調を練習するためになりきりをしたく友人に話を持ちかけた

そんな時に教えてもらった場所こそ、例のサイトにある付き合う意思があるキャラ同士が集まる「合コンサークル」だった

その当時、私のやっていたジャンル世界をも驚愕させる大きなジャンルの一つ

もちろん合コンサークルもいっぱいあり私が向かったのは出来たばかりのサークルだった

参加してそうそう、私はとあるキャラと仲良くなった

彼はムードメーカーのような存在で、もう一人そんな彼と漫才する仲がいい相手がいた

それでも何故か彼は私のキャラ告白してくれて付き合うことになった

そして、合コンサークル規定によりサークルから脱退し、恋人と私専用のサークルに移動することになった

今までずーっと賑やかな空間にいたので寂しくてついそのことを口走ってしまった

その瞬間、付き合った相手からの返信は途絶えた

友達にそのことを相談すると何と「アンタと一緒に戻ってきてるけど、やっぱ別人だった?」と言われ驚愕した

何と、まだ別れていない(恋人音信不通になってからまだ一時間)のに、私達は別れたことになっていたのだった

しかも、出戻りした私らしき人物はやたらめったら色々な参加者暴言を吐くんだとか

友達は「絶対可笑しい」と思い、管理人に私達の「真実」を話した

そして、管理人から招待された私は恋人が待つ古巣に戻ったのだった

私は「全くの新人」を偽って参加することにした

と言うのも、戻ってそうそう元恋人と仲が良かったキャラが速攻付き合ったらしく、管理人必死に引き止めたんだとか

それもそのはず。サークルを抜ける前に被害者真実を話す必要があるから

もちろん、偽の私は追放済みだ

戻った私は即、元彼の新しい恋人既読すらつかない、二人だけの部屋のログを見せた

それから時間、常に公開ルームで喋り続けていた元恋人一言も会話をしなくなり、彼は一言も喋らずに一人で行ってしまった

それを見届けた私は元恋人の「話し合いたい」と言う言葉無視して二人の愛の巣から出ていった

その後、新しい恋人(と言ってもこっちも元)から内容を見せてもらうと、「連れてきた私は誰なのか」という内容について問い詰めていた内容だった

証拠も付き出してるのに何故か偽の私を「本人だ」の一点張り事実を認めようとせず、私本人がいると言っても「こっちが本物だ」と言い続けた

その結果、管理人から「これ以上の話し合いは無理」と宣言され、元恋人は新しい恋人に「話し合いたいから連絡先だけでも…」と縋ったにも関わらず管理人は有無を言わさずに追い出した

この後、元恋人の新しい恋人から「実は好きだった」と告白されたが揉め事ほとほと疲れたため、なりきりから足を洗うを宣言し友人と二人だけの空間に戻ったのであった

次回!!つい最近Twitterで仲良くなってなきりを薦めてきたフォロワーは、私を嵌めようとした元恋人!!乞うご期待!!

2023-10-31

好きな人から突然連絡が来なくなった

ので、頭の整理のためにも書いていく。

彼との出会い7月。私は風俗店で働いていた。

お客様として予約をもらい、会うまではHP経由でトークをした。

デリを使うのは初めてだからコースとか色々教えて欲しい」といった内容を丁寧な文章で送ってきてくれてとても好感が持てた。

他のおじ客はいきなり下ネタぶっ込んできたりするから

初めて会ったとき清潔感があって外見も私のタイプで、歳も近いしこんなお客さんに会えるなんて!ってテンションが上がった。

しかし、この日の出勤時に私はお店を辞めることを店長に伝えていたので、彼にも「せっかく会えて嬉しいけどお店辞めるんだ~」と伝えた。とても残念がってくれた。私もこの人は辞める子に入ることはないだろうな、と思っていた。

しかし、その後辞めるまでの2ヶ月はまめに会いに来てくれた。

私もほぼ一目惚れのような状態だったので、本当はいけないけど本番行為もした。

私が生理中のときも呼んでくれてテレビ見ながらホテルお酒を飲んだ。

辞める直前に来てくれたときLINEを交換したから、それからLINEでやりとりをしていた。

もう連絡する手段がないと思っていた、と彼はとても喜んでくれたように思う。

恥ずかしい話だが私には借金がある。

早く返したくて風俗店で働いていたのだけど、私には向いていなかったみたいでお茶で帰る日が立て続いてから辞めたのだ。

風俗を辞めてからは昼職しながら土日は派遣で働いていたからなかなか会える時間を作れなかった。

ただ、会えない中でもLINEで連絡は取り合っていた。

恋愛自体ご無沙汰で久しぶりに「私を好いてくれているお客さんではないかっこいい男性」と連絡が取れて舞い上がる私と、「きっと裏がある」と冷静な私がいてぐちゃぐちゃな感情だったのを覚えている。

そんな日々の中で突然彼から連絡があって、その日のうちに会うことになった。

なんてことは無い風を装っていたけど相当ドキドキした。

会うのは2ヶ月ぶりだった。

少し遅刻してきた彼と、会話盛り上がるかな、なんて心配している私。

その日は1件だけ飲んで帰った。

その2日後に遠出をした。1日一緒にいてこの人のことが好きだなぁと思った。

遠出をした次の日も普通にLINEをして、次会った時に好きだって伝えようと思っていた。

その週末に連絡をしたらLINE既読にならなかった。

ただ忙しいだけかな?と思ったけど2日後に連絡しても既読にならない。LINE通話をしても出ない。

スタンプは送れるからブロックはされてないみたい。

事件事故かな、なんて心配して県内ニュースを見てみたけれど彼らしき人は載っていなかった。

彼の家は知らないけど、会話の流れで聞いたので職場は知っている。

心配から見に行きたい気持ちはある。

でも私のことが嫌いになって連絡を絶たれているのなら職場に現れる私はストーカーだ。

ここ数日泣いて過ごしている。

酒の量も増えた。やけ食いもしている。

ただでさえ醜いのにどんどん醜くなる。

私は人に興味がなく、ほとんど恋愛経験がなく生きてきた。そんな私が久しぶりに恋愛をした。

から余計に忘れられないんだと思う。

もう会えないなら言って欲しかった。

好きだって気持ちがまだ残ってる。

どこかで幸せに、健康で過ごしてくれていますように。

2023-10-17

なんか急に醒めちゃったので

はてブアカウント消したんだけど

これブックマークアカウント消すと一回見た記事既読にならないから不便だな

閲覧用だけのアカウント作り直すかな

2023-10-12

anond:20231012144907

ワイは一括で既読表示にするを活用してるやで

なお、大事メールも見逃す模様

anond:20231012143836

メインの受信トレイがそんなになることはないかな……。

ただ、ろくに関わりのないプロジェクトMLとか、システムからの定期メールとかを振り分けてるフォルダはすぐ未読4桁とかになっちゃう。

たまに右クリックして「すべて開封済みにする」とかやってる。

 

「未読があるの気持ち悪いんですぅ」とか言って自分とろくに関係ないメールまでご丁寧にひとつひとつ開いて既読にしてる同僚もおるけど、そんなことしてるヒマあるなら仕事してくれと思う。

anond:20231012143836

特定フォルダに未読が溜まってる人はい

本質的には未読と既読の間にはフラグしか差はないわけで

全部既読にするという機能に手が届かないって人もたまに見かける

2023-10-08

職場ヒスってしまった

普段文章なんて書かないので読みづらかったらすまん。

私の職場は狭くて人口密度が高い。

休憩室はあるが、やはり狭い。

一年前にここに異動になってから毎日この休憩室で昼飯を食っている。

この休憩室は元は工事業者の溜まり場だった。

そこに自席で飯食いたくない私が「ここで昼食べていいですか?」と突撃し、了承を得られたのでここを使用していたんだが、どうやらあまり良い気はしていなかったようだった。

しかし何も言われないのをいい事に今日まで使用していた。

ちなみに私が使用していると女だからか席は空いているのに誰も来ない。

悪いなと思ったが好都合だった。

外食できる場所があれば毎日外食するのだが、僻地なのでコンビニしかない。

昼時休憩室占領野郎になってしばらくして最近営業陽キャが俺も使っていいすかと来て私の場所でもないし良いですよと答えたらそこから毎日陽キャ工事業者占領し始めた。

昼飯を食う場所がなくなった。

仕方ないので空いてるけど誰も使ってない応接で飯を食ってたら外から帰ってきた工事業者が休憩室を覗いて「今日いねーよラッキー」などと言っているのが聞こえてきた。私のことだ。

そして気づいたら休憩室にいる陽キャ工事業者に、次から応接で食べるので今まで使っててすみませんでしたと厭味ったらしく言いに行ってしまったのだ。

陽キャには、は?と言われたがそのまま仕事に戻った。

仲の良い嘱託のおばさんに相談したら、後悔してるなら謝りなと言われたので社内チャット謝罪

陽キャ営業にでていたので私が帰る時間になっても既読がつかなかった。そのまま休みに入った。

連休後の出勤が嫌すぎる。なんであんなこと言ってしまったんだろう。

2023-10-04

anond:20231004014038

好きな漫画が一致する人のおすすめ既読本を選べばいい

SNSでも良いし、5chとかでも良い

10年以上前だけど、当時の2chおすすめ小説相談する板があって、8割好みのやつに出会えたなあ

気に入った小説ジャンル、未完/完結、読了時間など埋められる所埋めて相談する感じ

漫画でもあるんじゃね

こんなSF好きだけどノンフィクションも読んでみたい。とかざっくりした相談もそれなりに答えてたなあ。例えば警察科学捜査本薦めるとかって感じ

2023-10-02

anond:20231002141446

クリックしなくても既読でわかってしまったw

はれあがってるやつねw

2023-09-14

anond:20230914145030

アニメもう見れない老害になったけど天国大魔境はここ数年で一番面白かった。ただディズニープラス独占配信なので話題にはなってなさそう。あとは響け!ユーフォニアムだな。京アニにハマったのはハルヒ以来だった。

既読ならスラムダンク映画お勧めする。もう公開終了したか円盤配信待って見てくれ。

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

2023-09-07

anond:20230907113408

俺は大学時代の後輩が小説家になったことで頭おかしくなってきてる。

よく漫画にある「一歩後ろをついてきてると思ってた相手が、自分の知らないところで滅茶苦茶鍛えていて実際には自分の知らない世界で大差をつけられていた」みたいなストーリーをな、自分の身で味わってる。

同じサークルの仲良しグループの一人だからLINETwitterブロックすることも出来ないし、ミュートしてるのがバレても気まずいから一応呟きは既読してるんだが、目が滑って半分ぐらいしか読めない。

結構売れっ子らしくてアニメにもなってる。

流石にアニメ化まで行ってれば平均年収と同程度しか貰ってない自分よりもずっとずっと金回りはいいんだろうな。

少なくとも毎日ブルシットジョブに苛つきながらキレ散らかしてる俺よりはずっと楽しく人生送ってると思う。

辛い。

マジで辛い。

嫉妬しかない。

多分一番辛いのは仲間内の中で「増田ってなんかこう意外と光るセンスがあったりするよな」って扱いをされても「でもアニメ作家様には劣るとお考えでしょう?」となってしまうようになったこと。

一芸があるわけでもないし仕事人生が上手くいってるわけでもない人間にとっては身内の「なんかこう、センスあるよな」はオアシスなわけ。

自分ほぼほぼ大きく変わらんであろう人生を歩んでた奴が作家先生様になったという事実はそれを完全に吹き飛ばす極大の砂嵐として今も心のなかで吹き荒れてる。

俺がゲームして無駄にしてた時間にコツコツ人生意味を積み上げて、俺が無意味仕事してる間にもドンドン差をつけて、もう絶対届かない所に逃げられてしまった。

俺、こっからどうしたらいいんだろう。

アイツに勝ちたいんだよね。

勝ち負けとかくだらないって自分でも思うんだけど、「アイツに負けてる自分」って幻影を取り払わないと自分肯定しきれないまま死にそうなんだよ。

こういう呪いって実在するんだな。

勘違いしないように自分に言い聞かせる意味でも言うんだが、アイツが憎いわけじゃないんだ。

アイツがアニメ作家なら俺は◯◯だって言える◯◯がないことが辛いんだよ。

勝ちたいっていうか、滅茶苦茶自分に有利な角度から切り込んだときだけでもいいか自分が勝てる角度が欲しいんだ。

もちろん「人生の負けっぷり」「何も持たなさ」とかで勝負したら今でも勝てるんだけどさ、そういうのは流石に意味がないって自分が判定してくるんだ。

俺、何したらいいんだろう。

少しでもクリエイティブ仕事についてたら、でも俺はこの仕事したぜぐらい言えたのか。

俺さ、とりあえず仕事にありつきたいのと仕事で楽したいのですげー創造性にかける仕事についちゃったんだよ。

ルーティンで区切られた毎日の中にせめて安らぎがあればいいんだけど、微妙にこの職場空気が悪くってさ。

それが安定と引き換えにした閉塞感のせいだってのは分かるんだ。

結局さ、俺は仕事選びに失敗したわけ。

じゃあやるべきは転職なんだろうな。

じゃあやれよって話だよな。

もうアイツ関係ねえじゃん。

なんなんだろうな。

2023-09-02

anond:20230901202633

お母さんの中では、間違った知識と正しい知識の2択になってしまって、『より有効だけれど、リスクゼロではない』は認められない状態なんだね。


ワクチンを打たずに体調悪化コロナではない!検査陽性?陰謀だ!

ワクチンを打って感染せず→コロナなど存在していなかった!陰謀だ!

ワクチンを打っても軽い感染してしまう→陰謀だ!

ワクチン副反応陰謀!!!


他の諸々も、自分が信じたいものだけを信じる認知バイアスが強固すぎて、理屈でなく感情で信じたいことを信仰してしまってる状況なのかなと想像した。

よくわから不安で、ワクチンを打っていいのか、打てば感染しないのか、副反応が出たらどうしよう、自分で打つ選択をしたのにそれが原因で死んでしまったら怖い、感染自分選択するわけでなく感染”してしまう”不可抗力から精神的な苦しさはワクチン接種副反応よりは苦しくない、でも接種しなかったせいで感染して重体になってしまったらどうしよう、打たなかった自分選択自己責任って言われてしまうのだろうか、打っても打たなくっても怖い、どちらの選択をしても正当化できる理屈が欲しい、そうだ陰謀論だ!!!!!!

感染症もワクチンもなにもかもインチキで、存在しなくって、騙されていて、体調悪化は他に原因があってetc....

それを信じて心の安定を得よう。

同意してくれる人は多い方が安心から人にも広めよう。不安から否定されたら否定してくる人を騙されている人なのだと考えよう。



この推測、或いは想像があたっているようだったら、理屈でなく感情共感してあげて、

(言っていることが正しいと認めるわけでなく、お母さんはそう考えているんだね、と聞いてあげる。『お母さんの間違いを正そう』という考えで接してしまうと、お母さんのプライドが傷つけられてかえって頑なになってしま可能性が高い)

お母さんの考えを聴かせてほしいという姿勢最後まで否定せずに聞いて、話し終わった後、

「そっか、お母さんは一生懸命に体を大切にしようとしているんだ、そのためにもたくさん情報を集めたんだ」

って認めてあげると、気が立っているのが和らぐんじゃないかな。

内心、自分の言っていることと世間の多数が言っていることが違うことに不安でいる可能性もあると思うし、「あれ、もしかして騙されているのは自分の方・・?」と思っても、今更間違いを認めるのは勇気がいるしバツが悪いしで苦しい思いをしているんじゃないかと、そこまで想像してしまう。


ともあれ、まずはお疲れさま。

言われるまでもなくもうすでに、トンデモ陰謀論に染まってしまった人への対応法とかは既読だろうと思う。

そしてかなりの苦痛だと想像する。

ゆっくりアイスティーでも飲んでほしい。

2023-08-24

ガルバの女に60万貸した。

当然、返ってこないし、LINE既読もつかない。

店もやめた。

けど、違う店で働いているのは知ってるんだよね。押しかけるか悩む。

今日会う予定のガルバ女の子からLINEが来ない。既読もつかない。

ドタキャンかな。

2回目。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん