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はてなキーワード: 図書館情報学とは

2024-01-22

anond:20240122020253

図書館情報学博士情報工学)とかもいるし、裾野は広いよ。

というか、現代において情報を扱わない分野も珍しいので、応用ベースならほとんど全てが含まれることになるんじゃないかなぁ。

まぁ、博士号云々なら大学院コース設定次第だけど。

2023-08-06

anond:20230806152814

筑波とかでとれる図書館情報学修士、要するにmaster of library and information science

悲しいことに、今は筑波大でも「master of library and information science」は取れないんだよね。代わりに情報学修士「master of informatics」になった

まあ、名前が違うだけで中身はそこまで変わらないんだろうとは思うけど

ところで欧米図書館司書専門職位は修士課程相当って知ってた?

なんか定期的に「図書館司書待遇悪すぎ!」という記事はてな村はてさ民会でバズっては

左翼新自由主義連合に「そもそも図書館司書なんてなりたいやつ多すぎ、市場価値無い、図書館自体電子化など先進技術についていけない無駄ハコモノ」とぶっ叩かれるのを繰り返し観測する。

まあそれ自体はいいんだけど、気になるのは

どっちサイドも「欧米先進国ではどうなん?」という普段大好きな切り口に全く興味がないんだよね。なんでどうして。

個人的には欧米図書館司書専門職位は修士課程相当が基準だって話が気になる。

これは労働供給過剰、市場価値低い、技術力低いという問題への対応力の差になるだろうか。



欧米図書館司書正規職になろうとすると、日本で言うと筑波とかでとれる図書館情報学の修士、要するにmaster of library and information science相当のもの必須とされている。

専門職修士要求するというのはなかなかの高水準だろう。

図書館欧米アカデミアでは歴史的にかなり重要視されていた影響で、電子化時代もとくに大学図書館を中心にけっこう独立性や利権を保っている。

たとえば理系アカデミシャンが大好きなarXivロスアラモス国立研究所物理学者が始めたが、現在コーネル大学図書館管理運営している。

ちなみに日本ではミラーサーバ京大基礎物理研にあったけど予算不足で停止。まあこれ自体きついが、図書館管理しないで研究所がやるというのはやはり差だろう。

他にも欧米では「科学芸術文学情報オープン化・電子化」という図書館情報学の重要課題について、各地の図書館プロジェクトにおいて中心的な役割果たしている。

日本場合はどうか、というとかなりしょぼい。

ちゃん予算がついてやっているのは国立国会図書館ぐらいだろう。東大図書館ですらオープン化・電子化の取り組みはまばらだ。まあ予算がないんだろう。

逆に欧米ではそういう専門性必要とするプロジェクトの実行権やポストを各地の大学図書館が握っており、それを推進するために専門性を持った職員必要としていると。

こういうでかいプロジェクトに関わることができれば技術力はつきそうではある。


しかし、じゃあ欧米圏での図書館司書専門職位の経済的待遇がいいか。というとなかなか微妙だ。

よく米国話題になる「修士学位ごとの年収中央値」では下位常連である

登録がいるが下のサイト情報を見ると2021年修士学位のなかで下から五番の年収中央値で、約5万3千ドル

https://www.statista.com/statistics/226674/worst-masters-degrees-for-jobs-in-the-united-states/

学費が高く物価も高い米国では修士としては低い。

とはいえこの年の全米の年収中央値は5万1千ドルなので、一応上回っているし、労働時間や負荷も考えたらそこまで悪くない待遇ともいえるか。

まあ日本の「司書」の平均待遇に比べたら雲泥だろう。

修士課程を取った人間でそれ以上の条件(正規職に就職してるとか、公的機関に雇われてるとか)がないサンプルの中央値なので、学位の時点で市場価値自体がある程度保証されてるということになる。




では、直ちに欧米では図書館司書年収日本より高い!といえるかというとそうではない。

アメリカ図書館協会によると図書館職員全体の年収は2万ドル-3万ドルほとんど。

図書館司書専門職位をもって「司書」を名乗れるのは修士を持っている人間だけ。

当然それだけで業務は回らないので、窓口スタッフやら配架やら、日々の業務をやるのは結局パートタイマーって感じ。

日本では「司書」としてひとくくりにされてる層が末端までやってるわけだが、この層が単に「司書」を名乗れなくなるのが米国

比較対象となる、日本図書館司書年収中央値公的データで出てこなかったのだが、求人サイト中央値を出してるところを眺めるとおおむね300万円台みたいだ。

あと、米国での図書館司書専門職位のような専門性のある仕事を確実にやってるであろう数少ない日本組織国立国会図書館常勤職の年収を見てみると

だいたい中央値500万円ぐらいらしい。国家公務員行政職と同じ給料という扱いみたいだ。昇給もするし退職金他の福利厚生もしっかりある



なんか、日本米国年収の違いを差っ引くと、大体の仮説ができそうだ。

(1)日本欧米も一部の専門職は安定雇用で、全職業中央値と同じぐらいかそれ以上にもらえる。それ以外の業務パートタイマー年収は低い。

(2)この構造自体は変わらないうえで、専門性要求するプロジェクトポストの数が欧米のほうが多い。

(3)だから日本司書制度に高度な専門性を課した場合、(1)は変わらず(2)は変わる可能性がある。



飽きてきたので仮説を検証するための詳しい定量データを集めるのはやめる。

ただ、結局のところ欧米型にすると、「図書館司書」としてそれなりの待遇を受けられる人間は増えて

その層は技術力もあり、市場価値も最低限は保証され、需給のバランスもとれるが

現在の低待遇人材は「図書館司書」ですらなくなって

待遇はそこまで変わらないという事になりそうだな。

暇なはてな民もっと調べてみてくれ。

2022-10-30

anond:20221030172339

理系情報学として修士まで出ればバリバリITエンジニアになれる

欧米図書館情報学はそっちがメイン

日本でもカリキュラムは用意されてるけど、本好きさんたちのやりたいことではないみたい

anond:20221030171741

文学部日本文学とか出ても関係ない職に普通に就く人なんてたくさんいるのに

図書館情報学だと司書以外に道が無いものなん?

anond:20221030171219

図書館情報学ってのは筑波大にあったけどあれじゃだめ?

anond:20221029164928

図書目録は昔は紙のカードだった(図書分類コード知識がある司書さんがメンテしてた)けど、今は当然コンピュータ上のデータベース入力作業はあるかもだけどISBNがあるから誰でもできる単純作業

本来図書司書養成専門学科図書情報学と言って情報学の一分野だったりする

図書司書資格要件データベース管理スキル必須にすれば当然に給料は上がる

2022-09-01

非正規図書館員がバズったけどさ 2

非正規図書館員がバズったけどさ

  

上から目線、偉そう、お前のいる図書館には行きたくない、いきりオタクなど散々な言われようだった増田だよ!

せっかくなので司書資格の現状とその問題点について思うところをを書いてみるね。

いきりオタクがむきになってんじゃねーよwwwっていうのは百も承知なのでコメントあればそれ以外でどうぞ 。

#はてなから文章も変だし引用記述ちゃんとしてないし引用引用もしてるし数値は古いし用語の統制もしていないよ

#脚注はてな記法使えなくてめちゃんこ不便だし、URL件数規制あったのでごそっと削った

  

今回の件について、自分の主張は

非正規雇用非正規職員)の待遇改善には同意するが、司書専門性非正規職員待遇問題は切り分けて論じられるべき”

というもの

以下、図書館職員の現状および司書資格問題点について述べます

  

図書館職員の現状

司書資格者と図書館職員実態

平成27年度の社会教育調査より、全国の公共図書館専任職員数(館長除く)10,305名のうち、司書資格者は5,410名(52.5%)。

これに対し、非常勤職員(館長除く)19,177名のうち司書資格者は9,593名(50.0%)である指定管理者職員数も別途あるが、指定管理者内での正規雇用も含まれるため割愛)。

正規職員および非正規職員非常勤職員)それぞれの有資格者の割合はほぼ同じだ。

この数値から算出すると、単純計算だが、全国の図書館職員における非正規職員率は62.6%となった。

司書資格者に限定した非正規職員率は63.9%である

この数字は他の職業比較して飛びぬけて高いのだろうか?

  

他の職業との比較

同じ国家資格を有する職業として保育士がある。

平成24年保育士調査では保育士非正規割合の平均は全体で45.6%、公営では53.5%となっている。

( ttps://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/s.1_3.pdf 保育士等に関する関係資料 他)

保育士よりは図書館職員非正規職員率は高いが、司書には保育士のような必置規制がないなどの違いもある。

管理する対象など、図書館という公共サービス性質を考えると図書館職員特別に高いというようには思えない。

  

資格者の非正規職員賃金(時給)を比較すると、保育士は980円、幼稚園教諭は1,046円、福祉施設介護員は1,043円、ホームヘルパーは1,339円である

署名運動を提議した彼女の時給は最低賃金+40円らしいので、全国平均で算出すると1,001円。

図書館職員がとりわけ低いというよりかは、有資格者であっても非正規職員賃金は全体的に低いというのが現状である

       

非正規職員必要性

一方、専門能力を有する職員がその専門性を発揮して働くために、非正規職員必要性肯定される側面もある。

近年増える非正規雇用の保育士|正社員の仕事負担の軽減策

大事なのは専門業務と非専門業務分掌ではないだろうか。

  

事例のひとつとして、自館では非正規職員は職責のない単純業務正規職員はそれ以外と分けている。

自館の非正規職員には権限がないのでシステム管理的な業務はできず、単純業務として配架資料の整理、簡単な文献複写、来館者対応データ登録などを行っている。

  

図書館に限らず、あらゆる職務において非正規職員必要とされる。

問題なのは正規雇用収入必要としているのに非正規雇用で働かざるをえない人なのだろう。

   

なお、実態として、図書館員は、非専門業務従事する職員であっても有資格者が多く雇用されている。

その原因としては、司書資格の取得者数が多いこと、司書資格の有無により司書専門性担保されていないことが考えられる。

  

司書資格問題点

司書資格供給過多

司書資格を取得しても、図書館員として勤務できない。

その一因は、需要供給、つまり司書資格の取得者数と図書館職員求人数が乖離しており、市場需要よりも多くの人が司書資格を取得していることにある。

  

司書資格の取得者数の正確な数字不明だが、令和4年度の司書養成科目開講大学は193大学司書講習は5大学で減少傾向にあるという。

平成18年頃の数値では、年間、司書課程の履修により約1万人、司書講習で約1,500人が司書資格を取得したとされている。

司書資格者の専任職員公共図書館)が全国で約5,000人しかいないのに、毎年その倍の人数の学生司書資格を新たに取得していることになる。

そもそも論司書資格を取得したからといって図書館職員になれるわけがないのだ。

図書館職員資格取得及び研修に関する調査研究報告書 第2章 公立図書館及び司書図書館職員を取り巻く現状の把握 )

  

司書資格を取得する人数を減らせばいいのではないか、という指摘はもっともだが、それを阻む背景の一つに、国家資格を取得できることで学生を集めたい大学経営的なニーズと、研究者の雇用の場を保持したいアカデミア側のニーズ合致していることがある。

司書資格の取得者数を減らすことは両者にとってデメリットしかなく、だからなのか薬剤師資格のように取得者数を規制しようとする動きはない。

ちなみに、 司書課程の教員論文生産性を調べた研究では査読論文を年に0.07本執筆すれば大学教員になれる(日本の図書館情報学分野の教員の経歴と論文生産性 )そうで、他分野から見たら羨ましい限りである

  

さらに、司書資格の取得者数と求人数の大きなギャップについて、「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)」では以下のように述べられている。

一方で、図書館への就職は非常に厳しい状況が続いているが、司書資格取得者の就業の場としては、公立図書館以外にも、各種の図書館行政機関企業民間団体等の資料関係業務調査情報提供業務などが考えられることから、これ らに関する情報提供も望まれる。

司書資格取得者が図書館を利用する場合には良き利用者となることが期待され、また、図書館ボランティア図書館活動支援者となることも考えられる…

司書資格取得時に得る図書館情報学の知識は、図書館職員として働く以外にも、行政機関企業一般においても活用できる能力であることから資格を取得しても図書館職員として就職できないことは司書資格の取得を阻害するものとは考えられていないのだろう。

   

図書館職員専門性証明

司書資格は授業のみで取得でき、かつ取得者数も多いため、資格のみで図書館員専門性証明することは難しい。

この問題点に対して、業界側も長年解決策を模索してきた。

近年、その成果が表れており、日本図書館協会による認定司書日本医学図書館協会によるヘルスサイエンス情報専門員などの上級資格が創設されている。

図書館員性質を鑑み、一定経験年数や研修論文執筆などの成果を元に審査を行い交付されるため、高度な専門性を有することを証明できる。

図書館員としてステップアップしたい人は、ぜひ挑戦してほしい。

   

さいごに

もし例のあの人が専門性の高い司書であれば、具体的な職務の明示なく「図書館司書は時給2,000円貰って当然!!」なんて言葉は出てこないと思う。

非正規雇用の低待遇肯定するわけではない。日々を暮らしていくために、待遇改善を主張することは普通のことだ。

しかし、そこに、司書から図書館員からと付け加え、専門的職務や非専門的職務検討もされないまま

「この事態放置するのは知への怠慢」(http://twitter.com/sasakitoshinao/status/1563664160612909057?s=20&t=rdNKzrqSG7r6B7hqm9yqkQ)などの現状批判を始めると、本来検証されるべき司書専門性がないがしろにされ、単純労働非正規職員すら排斥する行為に繋がり、結果的図書館への悪影響となりかねない。

Yahoo!ニュースインタビューされてた先生にはせっかくなので資格制度とかの内容にも触れてほしかったな。

2022-08-26

anond:20220825153736

自分は昔図書館情報学をやってたから周りに司書の知り合いは多いんだけど、公立図書館とか学校図書館でやってる子たちはみんなしんどそう。(給料だけじゃなくてその他の条件等含めてね)

でも昔からの夢だから薄給に耐えるしかないっていう状況。

非正規図書館員けが悲劇のヒロインのように扱われることに不満かもしれないけど、司書って国家資格を持った人しかできない専門職なんだから、やっぱりそれなりの待遇で扱われて然るべきだと思うんだよね。一般企業事務非正規雇用やってますとか、派遣先作業所で流れ作業やってますとかとは話が違うんだし。

正直一般企業勤めの自分なんかより司書やってる子たちの方が面倒なことやってるよなーと思う。

非正規のくせにそんな条件が通るわけないって言いたいんだろうけど、司書っていう職業非正規雇用だらけの現状はおかしい。司書に限らず保育士とかもだけどね。

司書という仕事手取り20万の価値があるかはまず置いといて、声を上げることは良いことだと思うんだ。別にこの署名が通ったか絶対手取り20万になるわけではないでしょう。

司書待遇を考えるきっかけになるのであれば、この署名デメリットはない。これで司書待遇を見直そうっていう風潮になれば、20万とは言わずとも少しずつ良い方向に進むかもしれない。

かに財源の問題はある。でも、もしかしたら国や都道府県司書図書館価値を再検討してくれて、何かが変わるきっかけになるかもしれない。

しかしたら、司書に限らず、非正規雇用そのものを考えるきっかけにもなるかもしれない。

まずは声を上げなきゃ誰も動いてくれないんだから

努力して正規雇用の座を掴んだ増田からしたら「非正規の座に甘んじてる癖に偉そうなこと言うな、そんな内容が罷り通ってたまるか」っていう気持ちなのかもしれないけどさ、この署名の内容はあくま理想なんだから別に高望みしたって良いじゃない。

一般企業だって労働組合賃上げ要望やってんだから要望なんて出し得でしょうよ。

この署名による増田へのデメリットは財源問題くらいなんじゃない?

しろこのまま図書館司書地位が低下していって、正規雇用の数もどんどん減らしていきましょうってなったら困るのは増田のはず

正直自分も「その勤務時間でその給与ちょっと高いんじゃないか」と思ったけど、バズって多くの人が司書価値を再認識しようと動いていたことはすごく意味があることだったと思う。内容はちょっとぐちゃぐちゃではあったけど、あれによって司書マイナスイメージを持った人より「どうにかしてあげて!」っていう気持ちになった人の方が多い。

それはそれとして、司書になるには司書課程取ったり講習会に行ったりする必要があって手間がかかる割に、求人も少ないし非正規での求人ばかりだからコスパの悪い職業だよなあとは思う。なりたくても簡単にはなれない職って言うのは同意するなあ。

自分司書資格持ってるけど、生活のことを考えると司書になる覚悟は持てなかった。増田はすごいと思う。

2021-02-09

anond:20210209174814

申し訳ありませんが、我々の批判図書館情報学に則っているわけではないので…

anond:20210209101313

図書館情報学の初歩あたり受ければ当たり前に言われるが、公立図書館って郷土史等のその地方独自の文献の保存は最重要ミッションでそのための書庫は厳重にしなければならないけど、全国的に発行された図書の保存はさして重要じゃないんだよね(国会図書館にも他の図書館にも個人収蔵ででも残るので)。旬が過ぎたら捨てる覚悟住民ニーズ市町村文化のために本を貸し出すことの方が重要(そのためにニーズがあれば複数部購入するし)。人が集まってきて本を読まれるのが正解なんだけど、分かってないブクマカ多すぎるわ。

2019-09-24

素朴な疑問

なんではてなの人は図書館情報学がそんなに好きなの?

それはなにかここで特権的学問なの?

2019-09-03

はてな図書館情報学の謎

はてなブックマークトップページを眺めていると、図書館情報学という、大事なのだろうけど誰も興味がなさそうな分野のエントリがかなり頻繁に上がってくるのを見かける。

これは何かのプロパガンダなの?

図書館情報学の人はたまたまはてぶユーザー率が高いの?

2019-06-24

図書館司書、出来れば学校図書館大学図書館で働きてぇなと思うけど高望みし過ぎかな…なれたとしても給料低いし大学という場所未来が無いし

都会のビジネスマン向けの公立図書館とかどうなんやろな

どうせ図書館情報学を学んでるんだから将来もそれ関連の職に就いて人生に芯を持たせたい

2017-04-04

図書館情報学を齧った者です

大学時代、同じ学部内に司書を目指す子は沢山いました。

まあそういう学部なので当たり前なのですが。

興味があって専攻したものの、茨の道であると分かりきっていたので、私は一般企業就職しました。

どうしても司書になりたいという人は本当に多く、司書募集があれば、高学歴の人々が大挙すると教授が言っていたのを覚えています

高校時代図書館見学で案内をしてくれた司書の方が、あと1年しか働けないと言っていたり、ゼミ卒業生図書館パートとして働いていると言っていたり。

司書資格を取る人です。一般企業就職すれば、それなりの給与をもらえる確率は高いでしょう。それでも、司書になりたい人は後を絶ちません。

司書がどのような仕事をしているのか、知っている人はどれくらいいるでしょうか。司書必要性を感じる人は?

司書が窮状を訴えたところで、見向きもされません。ほとんどの人にとって、どうでもいいことなのです。

誰もかれも、関係者当事者でさえ、問題解決しようとしません。声高に主張せず、甘受してしまメンタリティが、この界隈にはあると思います

2016-04-24

司書が具体的に何の仕事をしているのか、その対価は適正なのか想像がつかない

学生の時に図書館情報学みたいな講義があったことを記憶している。

図書館はよく使うし、ネットで得られる情報とその利用法限界があるので重々理解しているのだが、働いている職員仕事ヌルさは見ていて目に余る時がある。

趣味性の高い仕事本屋店員も一緒だな)というか、何というか。

それを生業としている人に文句を言いたいわけではない。なぜなら彼らがそれを志すには社会がその道が必要だと示している訳で、彼らの選択の問題ではなく、最適化ができてない社会自体問題だと個人的には思う。

さて、本の購入と貸し借りのチェック以外に何の仕事をしているのだろうか気になるところである

2012-08-08

Web上の図書館存在感と図書館情報学用語の存在

例えばCiNii Articlesみたいに図書館系のDBGoogleが乗り入れるようになった結果、そのデータつーかメタデータレコード自体はWebで容易に目にできるようになったし、その先にあるフルテキストとか資料のアクセシビリティもある程度向上した。

んだけど、これって一方で、図書館情報学系の用語で探す時のノイズを爆発的に増加させたんですよね。

例えば"機関リポジトリ"+hoge検索すると、機関リポジトリとは関係ないCiNiiに収録されてる論文レコードがことごとく上位にヒットするようになってしまった。なんでかってとレコードのページにJAIRO(機関リポジトリポータル)へのリンクが必ず含まれてるから

普通図書館OPACレコードでも、Googleが拾ってくる館では同様の状況があって、「タイトル」とかの書誌的事項というか項目名が明示されている=OPACが返すHTML文字列として含まれてるせいで、"[書誌的事項]"+hogeとかで検索してもそうなる。

これって、site指定やinurl使っての除外検索すればなんとかならなくはないんだけど、それだと図書館DBリソース別に検索をしなきゃならないっつうね。

こういう図書館のもってるリソース存在感が増したせいで(語の)図書館情報学用語(として)の存在感が減ったのって、Web屋と図書館屋のどっちかが責をおうべきものなんですかね。負うならどっちがより重いんですかね。

2008-04-11

はてブの「成長の限界」とその処方箋

要旨:

はてブシステム成長の限界に達しつつある。「現状の方式では」もはやヒューマンな方法でコミュニティコントロールするしかないが、改善の道はある。

経緯

  1. はてブはよいシステムである。
  2. よいシステムであるがゆえに、人が集まった。
  3. 人が集まったがゆえに、管理が困難となった。

問題点

コミュニティが大きくなりすぎたこと。何事も適切な規模がある。例:40人学級はありうるが、400人学級はありえない。

「分割して統治せよ」。コミュニティを適正規模に分割し、問題を局所化し、摩擦を減らせ。

問題点の細部

  1. 現状では、事実上リンク数でしかブックマークのふるいわけができない。ゆえにコミュニティは細分化されず、ただひとつしか存在しない。
  2. カテゴリが適切に分類されていない。

一時的な策

  1. カテゴリを優先する。トップページから速やかにアクセスできるようにする。
  2. カテゴリを適切に分類する。cf.図書館情報学はてなタグ統計情報新聞各紙のジャンル分け
  3. トップページカテゴリ別に編成しなおす。

ニコニコ動画トップページ、「はてブニュース」が参考になりうる。

長期的な策

  1. タグカテゴリを統合し、重要な(=人気のある)タグカテゴリのように扱う。
  2. はてブのパーソナライズを検討する。タグ別にコミュニティができるようにする。誰しも見たくないものは見たくない。
  3. 検索システムを充実させる。
  4. ブックマークを「URLにメタデータを外部から付与できるシステム」と捕らえる。メタデータが蓄積されれば、おのずと検索が容易になる。

はてなの現時点での強みは、ネットリテラシーの高いユーザーベースにこそある。これを活用しない手はない。

注:

タグは(カテゴリと違い)複数付加できる。したがって、2chありがちな問題、「あるスレッドをどの板で建てるべきか」という問題は起きにくい。(cf.カモノハシのパラドックス」)。板は決してスレッドの上位概念ではなく、単なる分類(=メタデータ)に過ぎない。本質的に重要なのはデータつまりスレッドそのもののみである。板概念を破棄すれば、「過疎板」などという存在は生じ得ない。

参考

さいごに一言

もはやネットインスピレーションサービスを動かす段階ではない。各種の専門家の知見を取り入れ、学際的に綜合して適用すべきだろう。はてな京都にいるのだから、学校の力を活用するか、優秀なユーザーに聞くのもいいかもしれない。

2007-08-28

これ入ってるよね絶対、図書館に。

図書館情報学(Library and Information Science)という学問があるんだけどね、図書館情報学派と図書館情報学派があるんだ。

図書館情報学派にいわせると「・」に結構なこだわりがあるらしいんだけどね、図書館情報学派の大学から図書館情報学派の大学に移った先生がいったんだ。

「・」はandの訳語だって説。

で思ったわけ。

だったら図書館×情報学でもいいじゃんて。

でもさ、図書館誘い受けだよね。情報は年下攻めだよね。

だったら情報×図書館学じゃないの?

ある大学は最初から情報×図書館学派だったけど、わかってるよね。

図書館×情報学派の雄も情報×図書館学派になったし、このカプは国家公認だよね。

とか考えて眠れなかったからメモして寝たんだけど、朝起きたらホワイトボードに「図書館誘い受け→総受け」って書いてあった。

姉は一昨日、28になった。

 
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