はてなキーワード: 不利益とは
最近のネットでは、差別という言葉があまりにも使われすぎて、本当に問題視されるべき差別がどんなものなのか、どんどんあいまいになっているように見える。
差別というものを考えるときに重要な要素は、「代えが効くかどうか」だ。
簡単な例で言うなら、トイレが男女で分かれている場合、男性は女性用トイレに入ることは許されないが、男性用トイレを使用するという代替手段があるため、差別とは言えない。
同様に、通勤電車の車両が女性専用車両とそれ以外に分かれている場合も、(障害のない)男性が女性専用車両に入ることはできないが、それ以外の車両に入るという代替手段により、電車に乗って移動するというサービスは問題なく受けられるため、差別ではない。
(ただし、例えば女性専用電車のようなものが現れて、男女で到着時間に差が生じるようなことがあれば、これは男女で受けられるサービスに差異が生じることとなり、差別となる可能性が高い)
ところで、ゲームセンターをよく利用する人ならご存じのことと思うが、ゲームセンターやデパートなどにあるプリクラコーナーには入り口にたいていこんな警告文が書かれている。
つまり、女性が含まれるグループであればプリクラコーナーを利用することができるが、男性しかいない場合は利用できない。
プリクラで遊ぶというサービスを受けるための、代替手段はあるだろうか?
女性を呼ぶというのは、代替手段にはならない。それができる人は限られているし、できたとしてもすぐに呼べるわけではない。
男性も利用できるコーナーがあれば代替手段となりうるが、そのようなものは見たことがない。
つまり、男性のみのグループにとって、今プリクラコーナーを利用するための代替手段はなく、これは明確に差別となる。
しかし、SNSなどを見てみても、あまりこれを問題視している人は見られない。
おそらくプリクラに興味のない、または女性と一緒に遊ぶものと考えている男性が多いのと、女性が安全にプリクラを楽しむためには必要なことだと考えている人が多いためだろう。
だが、こういった影響範囲の小さな差別こそ、見逃すべきではないと思う。
なぜなら、これが「弱者を守るため」という名目で行われており、そのために多くの人に受け入れられているためだ。
近年は、「弱者を守るため」という名目で行われる差別は見逃され、差別としての扱いすら受けないことが一般になっているため、放置していると今後このような差別はどんどん増えていってもおかしくない。
TwitterなどのSNSを見ると、女性が多く使う場所に男性がいるだけでも気持ち悪いだの、犯罪者扱いだの、排除してほしいだの、そういった扱いをした書き込みが増えている。
これに反発すれば、「そういう場所に行きたいなんて、下心があるに違いない」と返されて、差別を正当化されるだけだ。
なぜなら、「弱者を守るため」に必要と判断された差別は正当化されているためだ。
言い方を変えれば、「弱者を守るため」という名目さえあれば、差別し放題な世の中になってしまっている。
更に悪いことに近年は自分はこれが嫌だ、傷つく、被害者だと主張したとき、主張した側が「弱者」であり、同情されるべき存在であれば、その主張が受け入れられてしまうことが多い。
逆に、「強者」の嫌だ、傷つく、という主張は受け入れられない。
有名な例だと、最近女性用のトイレに男性が入って利用していることが主にTwitterなどで大きく問題視されているが、
逆に男性用トイレに女性が入って利用する例は昔から多くあり、それを嫌がる人もかなり大勢いたのに、何年もまったく問題視されてこなかったという話がある。
(男性用トイレを利用して通報なり逮捕なりされた女性の例はついぞ聞いたことがない)
そして、「弱者」の主張をもとに行われる差別は正当化されてしまう。
コナミが先出ししてサイゲがかぶせてきた奴だからまぁつぶしあえ~~って感じだったのが最初の感想だったし、
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2305/17/news189.html
ゲームを楽しんでいるユーザーから遊びを奪うことが目的ではございません。判決が出るまでにユーザーの不利益にならない形で対応をしていただけることを期待しています。
https://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/CaoZ/PPcZ/R319.pdf
「ウマ娘 プリティーダービー」の特許権侵害に基づく損害賠償等請求
場合によってはゲームだけじゃなくてメディアミックス含み全たたみの可能性あるでこれは。
裁判で多少の減罰?とかはありそうだけど、アプリ提供が止められたらプラットフォームからの課金ができなくなるし、
サーバや回線が差し止められると今やってるユーザーが遊べなくなるし、
「生産、使用」が止められるとなると新しいコンテンツは作れないし今まで作った画像や音楽などのリソースも使えないのでアニメもマンガもグッズ展開で食いつなぐ道も途絶えるで。
Cygamesはまぁ他のゲームあるからなんとかなりはするだろうけど、親のサイバーエージェントは収入源がパタッと止まるのでキレ散らかしそう。
ちなみにコナミが悪印象持つような事由はないって言う奴も出てくるだろうけど、悪印象を払拭する必要がないか、払拭する力がないとも言えるで。
版権元の社員も作者も中立オタクも著作権オタクも表現の自由戦士オタクも二次創作アンチオタクもスポンサーの社員もプラットフォームの社員も業界の経営陣もみんなみんな裏では二次創作のエロ漫画でシコって精子出してる訳じゃん
みんな二次創作が無くなったら困るんだよ
だって自分の大好きなアニメのキャラでオナニー出来なくなるから
オタクと版権元の自分勝手な考えから起こってるのがネットの二次創作議論だよ
自分達がキモチヨク精子ピュッピュする為の二次創作は無いと困る!でも自分達に都合の悪い二次創作はやめてね!
サブカル業界って生産者側も消費者側もまともな社会に馴染めないゴミの社会不適合者が多いからこういうこと平気で言うんだよ
だからネットの二次創作議論は全部茶番だから参加しないことをオススメする
俺はそんな不毛な争いはせず橘ありすのエロ同人で過酷なオナニーをするんだ
みんなの好きなエロ同人は何だい?
よかったやんお前ら
ウマ娘訴訟の争点はどこ? コナミに聞いた 回答全文 「遊びを奪うのが目的ではない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69b501166865123ec506a6e072c48c4ad8bc7a4e
コナミデジタルエンタテインメント 訴訟内容に関する詳細につきまして、回答を控えさせて頂きます。
特許は、クリエイターの開発の歴史であり会社の財産です。これが守られることで全ての会社のサービスは成り立っています。当社としてはクリエイターの努力を尊重し今後も革新的なサービスの開発をしていくために、守るべきものはしっかりと対応していきます。話し合いや取組みの中で解決できればよいと考え協議を続けてきましたが、見解の一致に至ることができず非常に残念です。
ゲームを楽しんでいるユーザーから遊びを奪うことが目的ではございません。判決が出るまでにユーザーの不利益にならない形で対応をしていただけることを期待しています。(原文ママ)
チケット名義と実際に入場・着席した人物が一致しているかを劇場スタッフが確認し、着席の可否がその場で判定されることを本人確認と呼ぶ。
本人確認は所謂、高額転売にへの対策の一つでチケット申込みの際に『本人確認をする場合がある』と注意書きされる場合、または公演日が近づいた時点で公式が実施すると言えば、入場者は容易に拒否出来るものではない。
そもそも、なぜ観客は入場チケットの入手経路の如何を問われなければならないのか。
偽造したチケットでは無ければ、
高額転売だろうが定価以下で購入したチケットだろうが一枚のチケットを買っている事には変わらない。
しかも昨今のチケット販売の形態の多くが座る席を選ぶことが出来ず、抽選によりランダムに座席が決定される。
最前列のど真ん中だろうが、一席隣は見切れ席だろうが、2階席だろうが同じ金額で販売されることは少なくない。
末席でも最前列でも同じだというなら、積極的に後ろに行ってくれ。なんなら当日末席の人間に声を掛けて『私はどこでもいいのでこの最前に座ってください』と声を掛ければ二つ返事で席を変わってくれる人間は必ずいる。
そもそも観客の大半は金額に見合った席を選んで購入しているわけではないのだ。
公式が金額に納得できる席を選んで買わせてくれないとなれば、個人間取引により席の価値に見合う売買の市場が生まれてしまうのも必然ではないだろうか。
高額転売というと昨今、2.5次元作品舞台・若手俳優多数出演舞台ではやたらと目の敵にされやすい。
そもそもの売り方がアコギだから、観客同士が価値を決め取引をする市場が発生しているというのに、何故か客が客を目の敵にする事態も多く見られる。
席により価値が異なることを理解し、資本主義に則り価値に見合う金額で取引をしようという客がいる一方で、兎にも角にも『公式プレイガイドでの購入・定価(+手数料)』に強く拘る客というのもまた存在しているのだ。
そしてこの定価に拘る客というのは何故か高額で取引されていることを強く非難する。自分がその取引市場を利用し、不利益を被るわけでもないのにだ。
この層が信仰している説の一つが『転売ヤーが購入しなければ自分が買えていたはず』という説だ。
これは全く論理的ではなく、根拠もない説なのだが根強い支持を受けている。
自分が落選・購入出来なかった事と別の人間が当選・購入出来ることは別だ。
チケットに当選・購入を果たした人間がその後 チケットをどうするかは当選・落選とは更に全く別問題であるはずだ。
しかしなぜか、『転売ヤーが当選するから自分たちが購入出来なかった。高額転売する者からチケットを購入するものも悪である』と飛躍した論理で価値に見合った個人間取引を行おうとする者たちを激しくバッシングする。
参加しないのであれば無関係を決め込み、関わらなければ良いだけなのに。
ここで掲題の『本人確認』に戻る。
個人間取引によりプレイガイドから購入した人間とその人間から購入した人間が存在することで『実際に入場する人間が購入者ではない』という事態になる。
これを問題としていない(というか、問題にはおもっていても特に手を打っていない)2.5次元作品舞台・若手俳優多数出演舞台は多く、チケットもぎりの際にその名義を確認しない作品の方が主流だろう。
当然だ。
チケットが正規のものである以上、入場を拒む理由は本来は無いだろう。
チケットの高額転売自体は裁かれるべき罪である。しかし、『それは罪だ』と司法の場に出して始めてお裁きとなるのだ。
興行のチケットを入場時に提示することが出来れば、入場させた方がスムーズだ、興行に変なストレスが発生することもない。
入場時に本人確認を行うとなれば、本来は1秒で終わる入場の為のチケットもぎりにじっくり時間をかけますということになる。当然、開場から開演までにそのような時間を十分に取るのは現実的にほぼ不可能だ。
本人確認に十分な時間はとれなかったとしてもチケットを持っている観客は『チケットを持っている』ので入場の権利及び開演時間までに着席する権利がある。
その権利を脅かすことはチケット代金の価値を削ることになり、不利益と与えたとされる可能性をとしてはリスクが高いだろう。
そんな要らぬリスクを負いたがる運営の方が珍しいのは必然である。
しかし全員は無理でもランダムに人数を絞って行うということは可能だろう。
そしてたまたた該当の『購入者と入場者が異なる』観客を排除することに成功すれば、見せしめとしての効果も高い。
これをやたらと喜ぶのは前述の『転売ヤーが購入しなければ自分が買えていたはず』論者に多い。
よくぞやってくれた!と運営を褒め称える。
全く解せない。
なぜ入手経路の如何により公式の販売した『正規のチケット』を提示しているのに入場を拒否されなければならないのか。
本人確認という命題のもと、個人情報を見ず知らずの他人に見せなければならないのか。
転売ヤー許すまじという正義感を満たす以上の何を為しているというのか証明をして貰いたい。
悪を断罪しているというなら入場を拒否したチケット保持者を裁判所へしょっ引くだけの責任は果たしているのか?何も為していないなら、その幼稚で雑な行為は改めて貰いたい。
入場時の本人確認による入場拒否は高額転売を無くすことはできない。
チケットの価値が適正でない以上、売る者は売り、必要な者は買う。
高額転売において劇場キャパシティと需要の不一致による入手困難による転売価格の高騰もまた問題ではあるが、これも結局のところ必要としている者と購入者が異なり、チケット代金以上の価値が生まれてしまうという点では同じなので割愛する
2.5次元作品・若手俳優多数出演舞台作品において、今後中売りという行為が先に主流になるか、本人確認リスクを負うことを運営が現状維持となるか今後が楽しみではある。
果たしてその炎上に見合うだけの作品なのだろうか、甚だ疑問である。
これは個人の主張であるが、座席ごとチケットの価格、販売方法を設定して欲しい。
先ずは納得できる商品を納得して買うという当たり前のことを整備して欲しい。
その上で入場者が『納得して購入した人間』であることを確認して欲しい。
また別の問題ではあるが、入場を拒否されてもチケット代が2、3,000円ならまだ溜飲が下がるかもしれない。
この一億総貧困社会で、一万円はシンプルに大きな金額だ。火を灯して灯りにするには勿体ないというのが一般的な価値観だろう。
更に、そもそも果たして本当にその作品に一万円以上の価値はあるだろうか。
価値を見出す、という意味では観客本人の満足度である程度はチケット代金分をペイすることが出来るだろう。
しかし、パフォーマンスレベルだけで推し量った時、この世に数多溢れるようになった2.5次元舞台はそのいくつが一万円の価値がある作品だろうか。
パフォーマンスレベルが水準を満たさない場合ほど、推しに少しでも近い席や見やすい席、ここに座って推しを見たいという拘りが生まれ、チケット定価では量ることが出来ない『価値』は生まれてしまうのだ。そこでやっとペイすることが出来るのだ。
「そのモノサシを用いるのは適切ではない」
というのが、この手の話の要点なんだと思うけど、これを説明しようとすると
「お前のモノサシはこういう形をしていて、お前はそれをこのように使っていて、それはこんな理由でお前に不利益をもたらす。この結果はお前の現状ではどう転んでも意味を生まないし、碌な価値をもたらさない。従って、この件ではたとえばこんなモノサシで図ってみるとうまくいくものであり、そうすればこういう所見を得ることができ、お前にこんなメリットとデメリットをもたらす」
となるのだが、これをイチイチ説明するのは骨が折れるので、要約して
「比較するな」
ということになる。
モラルのないAIの使い方、AIの学習のための大量スクレイピングに対策を取らないPixiv運営への不信感がもとに、数多くのイラストレーターがPixivで公開していた作品を非公開にする流れが生まれている。
「pixivのイラストを非公開にしました」 フォロワー数十万の“有名絵師”から発表相次ぐ AI巡る対応に不信感
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2305/08/news068.html
これに対して少しモヤついていた。と思ったら、正しくそのモヤつきを説明できるような記事があった。
画像生成AIはクリエーターの権利を脅かすと規制訴えた団体の理事、禁止の二次創作イラストで批判され謝罪
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20230429-00347590
AIに対して批判的な態度を取る団体の理事が、二次創作が禁止されている作品のイラストなどで呼びかけを行い、後謝罪したという記事。
まさしくこれ。
自分は平気で他人の作品の二次創作を行っているにもかかわらず、知財権の侵害だなんだと訴えている人がいるように思えた。
実際、今回の非公開騒動の中では、艦これのTS(性転換)イラストを多数描いている人が、「Pixiv運営への不信感をもとに~」といった文言で作品を非公開にしている者もいた。
会社の温情でクリエイティブと承認欲求を満たせている分際で、クリエイターの人権だのどうだの良く言えたものだと思う。
完全にオリジナルのイラストを制作している人に対しても思うところはある。
AIが自分の絵を学習するのに忌避感を抱く人たち、そういった人たちには、今まで自分の好きなクリエイターの絵柄や色や構図を真似したことがないとは言わせない。
もちろん、真似する側のモラルが問題ということはわかる。画像生成AIに作品を提供しない理由のアンケートで、半数以上は「現状の画像生成AIの悪い利用方法を見て」と答えた。
https://twitter.com/you629/status/1641799881164738567
最もな理由だと思う。ただ、作品を公開する限り、誰かが自分の絵を学習する可能性はあるということは念頭に置いてほしい。AIの学習と人間の学習は原理がほぼ同じというか、AIの学習の構造は人間の学習をモデルにしている。スケールが違うだけで、同じことは今までみんな半ば容認していたということ。
そして問題はここからで、41%の他の奴ら。こいつらは現実を正しく認識できているのか不安だ。
「絵柄などの優位性が失われるから」
トレンドというものは常に存在するし、AIのトレンドが生まれたならそれに埋もれない創意工夫は、クリエイターにとっては半ば義務だと思う。
それを理由にAIからの学習を拒むのは怠惰だと思う。現代の最先端を走る技術に、面と向かって批判を発する資格が無いと思う。
それを言い出したらキリがない。AIにかぎらずあらゆる界隈に通ずるものだ。
最も時代から取り残された理由だと思う。今後一切のテクノロジーを利用しないことを条件にその意見は発してほしい。
長々と話したが、今回の騒動で最も気に入らないのは、単に流行りに乗っかって作品を非公開にしている(ようにしか見えない)層。
なんとなく、自分の絵がAIに学習されるのは嫌だから非公開にする。
なんとなく、みんなが非公開にしてるから非公開にする。
そういった奴ら。過去の絵を見てみたら、一切の個性を感じさせない、判で押したようなテンプレ絵。二次創作。
そんな奴らが良くも、人生をかけてオリジナリティを生み出す一流のクリエイターたちの横で抗議活動なんて行えるな?
ちゃんと、なぜこのままモラルのないAIの利用が増えたらまずいかを考えろ。
ちゃんと、自分の絵が説得力を持っているか考えてから主張しろ。
あと最後に、
この世の大半の消費者は、自分の利用する製品がどのように作られたなんて気にしないと思う。
自分が読んでいる漫画の、どこまでが作者の作画で、どこまでがアシスタントの作画なのか、気にする人は少数だと思う。
機能に不具合がなく、不自然さもなければ、たとえ猿が作ったものでも価値が生まれる。
このままAIが発達して、イラストレーターたちに何らかの不利益が生じるのは確かそうだ。
AIの作ったイラストをスマホの壁紙にする人はいるだろうし、それがどのように著作権を侵害したかなんて気にしないだろう。
この世の大多数を占める消費者に、直接的にしろ間接的にしろ害が生じる、ということを納得させないと、論に力は宿りづらいと思う。