はてなキーワード: コスプレとは
これはフィクションです。
愚痴です。長文です。
もう半年以上前のことなのに、自分のことが嫌いな私はたまに思い出しては自分を傷つけてしまう。
だから、気持ちを言語化して人目に晒すことで過去の出来事なんだと実感させて、あわよくばすっきりしたいという目的です。
もう数年の付き合いになるはず。
私はAさんの創作物が好きだった。
Aさん自体も良い人で、他人の悪口や相手が好きなものを下げるようなことは言わない人だった。
私たちはジャンルが同じでも好みが全く違うことが多かったが不思議と話が弾んだ。
Aさんは活動を止めてしまったけど、ジャンルが変わったらお互いに布教したりして付き合いが続いていた。
Aさんは公式だけでは満足できなくなり、pixivを探し尽くし、ついに他人の感想を求めてTwitterでパブサをするようになった。
そして玉を引ける確率はとても低い。
どうしようもない石に多く触れて、しかも自分ではキャラクターの話をしなくなったAさんは、私の目からは少しずつ変わってしまったように思えた。
私が好きなキャラクター(Bとする)について、「B好きの人がTwitterで見当違いの感想を言っていた。これだからBのファンは頭が悪い。パブサする人のために配慮して発言するべき」と言ったり。
ただ内容はどうあれリプライでもない純粋な「感想」のつぶやきに対して、こういう人もいるのかとか、腹立つ!ブロック!とか自己処理できないのならそもそもパブサしない方がいい)
Aさんが好きなキャラクター(Cとする)の話とBの話が、 公式から同時期に動きがあった時に「Bの話どうだった?私はCの話で胸がいっぱいだったから読んでないけど」と言ったり。
(後半は言わなくても良かった)
「Bは何考えてるのかよく分からない」と言うので、私はこう考えてると思うなぁと説明しようとすると「そんなことないよ!だってBは相手のこと全然考えてなくて~」ともはや悪口のような発言をしたり。
(それは苦手ではなくてかなり嫌いの域では)
一番堪えたのは「2.5のこと私はコスプレだと思ってるから」だ。
私の「この前の2.5のBがすごく良くて!」という感想を受けての返答だ。
ある意味では正しい。
コスプレとは、「漫画・アニメ・ゲームなどのキャラクターに扮装すること」だから。
だが2.5が好きな人への発言としては、あまりポジティブな意味合いはないように思える。
そもそもコスプレをしている方にも、2.5の方にも失礼な言葉だ。
そっか、としか返事が出来なかった。
もしかしたら。
見当違いのことを言うB好きがいると他のB好きに迷惑かかるよね、という気遣いだったのかもしれない。
公式からのBの供給に対する私の感想を単純に聞きたかったのかもしれない。
キャラクターへのマイナスの感想って他人には言いづらいから、誰でもいいから吐き出したかったのかもしれない。
2.5じゃなくて原作の話してくれ、という気持ちが爆発したのかもしれない。
なんて前向きにこねくり回してはみたもののやっぱりそうは思えない。
人間関係は必ずどちらかが我慢している、というのを以前見かけたが全くその通りだと私は思っている。
そんなことないと思っている人は、相手が我慢してくれているか、小さな鬱憤を処理するのがお互い上手なのだと思う。
別の個体である以上、摩擦を生まずに付き合うのは到底不可能な話だ。
そして別の人間だからこそ、自分の好きなものが相手の嫌いなものということも多々ある。
逆もまた然りだ。
それ自体はどうしようもないことだし、理解を示すよう心掛けている。
だけど「あなたの好きなものが私は嫌いです」と直接伝える時、求めているのは理解ではなく許容なのではないかと思う。
私は許容できなかった。
今回の出来事は複数の要因があったと思うが、大きく分けると二つの問題があった。
一つは、私が自分が傷付いたことについてAさんにその場で言わなかったこと。
そして、AさんがTwitterの透明な悪意に恐らく傷付いて発言の勢いが激しくなってしまったことだ。
前者は私の問題だ。
冒頭にも書いた通り私は私が嫌いなので、私が傷付いていることにひどく鈍感だ。
なのでその場では愛想笑いで流すものの数日間くらい相手の発言を反芻してもやもやし、数週間後にもしかして自分は傷ついていたのかと思いつく。
その場で怒りを発生させることができない。
随分前のできごとなので、これはもう私が飲み込むしかない。
後者は、私ももう大人なので相手を変えることはできないと知っている。
根本は好きなキャラクターの供給不足から発生している問題なので、
Twitterの感想以上の何かを私がAさんに与えることはできないし、する義理もない。
パブサを止めたらどうか、と言うことは簡単だが実現させるのは難しいと思う。
石は不味いかもしれないが空腹は凌げる。
まあ結局は、積もり積もった鬱憤が爆発するきっかけだったにすぎない。
Aさんは良い人だったけど摩擦を生まない人間関係はないので、私もAさんを傷付けてきたしAさんも私を傷付けてきたのだと思う。
知らない内に小さな傷が無数についていて、たまたま今回の出来事が最後の一撃になってしまっただけ。
ただ一つ、私の好きなものを嫌いだという言葉で、私を傷つけていないとAさんが思っているのなら悲しい。
相手に配慮のできていたかつてのAさんとはこれからも仲良くできたら嬉しかった。
これは愚痴であり、清算のための振り返りなのでどうすれば良かったかなんてことは、あったかもしれないけど既にない。
もう二度と会うことはないだろう。
大昔の話だよ。お気持ち思い出話注意。
断ったんだけど、どうしても!とお願いされて
若干ワクワクした。
友人の友人をBとでもしておこう。
2人が登場。すごい!コスプレイヤーだ!
き、緊張する!!!
キメ顔の2人をパシャパシャ撮る。
ある程度撮って別の部屋に移ることになったが、
Bが「この部屋でコレ(違う小物)まいたら絶対
良いよね〜!」と何か思いついたらしく、
友人も「いいね!」と盛り上がっている。
でもどちらかが「一旦片付けないと...」と呟く。
と言い残し、2人は別の部屋へと向かった。
増田はポツンとした。
一瞬考えたが、ああ2人で撮りっこしてる間に
増田がここを片付けて、さっきBが言ってた
小物を用意しておけば良いのね、と理解した。
遠くで2人のはしゃぐ明るい声が聞こえる。
片付けと準備が終わって2人がいる部屋に行くと、
2人は別の部屋で小物をばら撒き、写真を撮る。
片付けが終わったら2人のもとへ走り、
終わったら片付ける...。ずっとそんな感じだった。
前述の通り貸切の家っぽいスタジオなので、
2人は「メイク落としと着替え終わったら
おっけー。
そう言い残した2人だったが出て行く時間までに
本当に加勢してくれたのは友人だけだった。
玄関で待ってたら「お待たせ〜」と出てきた。
ありがとーとは言ってくれた。
その後は打ち上げに行って、
散々な1日だった。とは言えない。小心者。
3人で割って○○円、あとでお願いね!」
衝撃過ぎた。え、タダ働きどころか有料働き?
さすがに友人がヤバいと思ったのか
とか何とか言ってくれてその場は収まった。
多分3人で使ったんだから3人で割らないと!
と単純に思っただけだと思う。
だから悪意があるとかではないと思う。
ことに見えてたのかということに驚いた。
場所代払うとかならまだ分かるけどね、
性欲もわかないしね......。
ハマってたんだけどスーッと冷めてしまって
いう点では良かったのかもしれない。
あと、コスプレイヤーが苦手になった。
この後も友人に何回かカメラマンを......と
言われたが曖昧に笑って濁すようになった。
察してもらえたのか今はお声はかからない。
友人にせよBにせよ、本当に悪意はない。
喜び!」と思ってるだけだと思う。
偉いよ。ピュアで偉い、素敵なこと。
コスプレじゃないけどなりきりという点では、
ツイッターの女装がどうたらネチネチツイートしてるオタクに誘いをかけた
前段階として飯を食いに行った
まんざらでもない感じだった
メッセージのやり取りを重ねた
突然一緒に住みたいと言い出した
肉体は繋がりたいが精神は繋がりたいと思ってない
訳の分からない時間に無意味にツイートをいいねしてくるようになった
まあいいんじゃねって言った
突然朝の6時に8時にこの駅この電車に乗るって言い出した
無理やねん
肉体のつながりは出来ないけど精神のつながりは執拗に欲しがった
面倒なのでブロックした
これと似たようなことを3人3回くらい繰り返した
傾向としていつホテル行くの話になるとビビって逃げようとする割に行為には興味がある
総じて童貞で友人が少ない
欲望はニューハーフヘルスに島風のコスプレ持ち込んでどうにかした
女が一番だね
PVといえば俺たちのGLORYHAMMERを紹介しないわけにはいかないだろうて!!
まずは1作目のアルバム『Tales from the Kingdom of Fife』のPV「Angus McFife」
まあ、この内容だったらコスプレ下オッサンが森で演奏してるという良くある凡百のメタルのPVという感じなのだが、
(余談だが、何故かメタルのバンドは森でPVを撮影する場合が多い。体感で6割)
それが2作目のアルバム『Space 1992: Rise of the Chaos Wizards』のPVで大きな飛躍を遂げる訳だ!!!!
とにかく、この「Rise Of The Chaos Wizards」を見てほしい!そしてGLORYHAMMERを感じてほしい!!
タートルズとアイアンマンを足して3で割ったようなダサいコスプレのボーカル
常に半透明のギターに、しょぼいかめはめ波みたいな攻撃で戦うベースと空中浮遊してるドラム。
そして、間奏部分の語りで突如悪役として蘇る悪役キーボードと、どこか見たことあるような雑魚キャラ!などなど
そして、世界がGLORYHAMMERの新作を待ち焦がれる中、満を持して制作された3作目のアルバム
『Legends from Beyond the Galactic Terrorvortex』で製作されたPVがこの「Hootsforce」だ!!
前作以上に金がかかってそうなPVになったのと反比例するかのように、ボーカルの鎧はシュッとしたフォルムになり、
ギターは半透明じゃなくなり、ベースに至っては存在感すらなくなってきたという各々のアクの強さがなくなっていく中で、
一人、潜水艦の館長的なコスプレでキャラが立ってきたドラムよ!!今回はお前が優勝だ!!
もちろん大昔ほど厳然と分かれているわけでもないけど。
「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル……」と列挙するだけでも「概ね」合意が取れるレベルにはなるでしょ。
「概ね合意」を誰が取るんだよ、「概ね」じゃ「定義」にはならんだろ
すべて列挙することが現実的じゃないし、その上でその列挙したものをだれがどう合意するんだよ、馬鹿すぎ
分類学なんかは学問として厳密さを重視してるからきっちり学会をつくってやってるだけで、
結局は動物の定義だろうがオタクの定義だろうがSFの定義だろうが大枠のプロセスは同じだよね。
つまりお前の言ってる定義ってのは「人によっていろんな考え方があるよね」って話でしかなくて、定義とは言い難いものだってこと
何も代表してないぞ。「俺はこういう合意が形成されていると思う」と表明しているだけ。
その「合意」の傍証としてピクシブ百科事典の記述を提示しているだけ。
もちろん社会的に「いや高度な知識を持ってないとオタクじゃないよな」とか、
あるいは「オタクって気持ち悪い存在のことだよな」といった合意が支配的になれば、
俺の主張は無視されるだろうし、ピクシブ百科事典の記述も書き換えられるだろう。
それだけの話だよね。
あー、じゃああれか「俺の常識は〇〇だ」って言ってるだけの人ってことね
ピクシブ百科だろうとなんだろうと、定義がコミュニティによって違うんだから、一般的に定義として成り立ってないって話してんだよw
「社会を上下に分けて上位/下位のグループが持つ文化」って自分で説明できてるじゃん。
クラシック音楽や純文学が「なんとなく高級な趣味」と思われてるのは事実だよね。
もちろん大昔ほど厳然と分かれているわけでもないけど。
「全部羅列しない限り定義として成立しない」
「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル……」と列挙するだけでも「概ね」合意が取れるレベルにはなるでしょ。
それと「すべて列挙できるかどうか」と「列挙したものが妥当かどうか」は切り分けたほうがいいと思うよ。
分類学なんかは学問として厳密さを重視してるからきっちり学会をつくってやってるだけで、
結局は動物の定義だろうがオタクの定義だろうがSFの定義だろうが大枠のプロセスは同じだよね。
社会のあちこちでみんながやってる議論を通して「合意」が形成されていくんじゃん。
俺たちのこの議論もその合意形成にごくごくごくごくわずかに寄与しているぞ。よかったな。
何も代表してないぞ。「俺はこういう合意が形成されていると思う」と表明しているだけ。
その「合意」の傍証としてピクシブ百科事典の記述を提示しているだけ。
もちろん社会的に「いや高度な知識を持ってないとオタクじゃないよな」とか、
あるいは「オタクって気持ち悪い存在のことだよな」といった合意が支配的になれば、
俺の主張は無視されるだろうし、ピクシブ百科事典の記述も書き換えられるだろう。
それだけの話だよね。
オタクとして例に上がるであろう鉄道趣味は大衆文化じゃないだろ
つまりこの文章はそもそも「大衆文化に限定した話」ではなくて「様々な趣味」という程度でしか使っていないことがわかるんで、その理屈は通りませんねw
実際に「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル」のファンだけでも合計して「一般人の大半」になるかどうか語ってみなよ。
お前の挙げたものを合計して一般人の大半になる可能性はあるが、それをカテゴライズする言葉がないんだから定義として成立しないだろ
定義ってのは「ある概念内容・語義や処理手続をはっきりと定めること」だぞw
様々な大衆文化って入ってるのがなんでか考えろよw
しかし大衆文化なら何でもいいというわけではないから、わざわざ「オタク的」と目される大衆文化が列挙されているんだろ。
「定義として成立しない」か「定義として成立させようとカテゴリを定義したら一般人の大半が当てはまらなくなる」かでどっちにしても成立しないってことよ
実際に「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル」のファンだけでも合計して「一般人の大半」になるかどうか語ってみなよ。
前述の特定の趣味に限定するなら「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル等の特定の文化」で文章と成立するんだから、「様々な大衆文化」って入れる必要が無いだろ
様々な大衆文化って入ってるのがなんでか考えろよw
「どうとでも取れすぎて定義として成立しない」と「一般人の大半が当てはまるような趣味カテゴリが存在しない」はまったく別の意味だが。
「定義として成立しない」か「定義として成立させようとカテゴリを定義したら一般人の大半が当てはまらなくなる」かでどっちにしても成立しないってことよ
「そのような特定の趣味」が指し示すのはその直前に例示されている「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル……」だろ。文盲か。
「アニメ、漫画、玩具、映画、コスプレ、ゲーム、アイドル……といった特定の大衆文化の愛好者」という趣旨だろ。
単一の趣味と入ってないだろ、「特定の趣味」に当てはまる分類が無いなら「特定の趣味を持つ人」なんてどうとでも取れすぎて定義として成立しないってのw
「どうとでも取れすぎて定義として成立しない」と「一般人の大半が当てはまるような趣味カテゴリが存在しない」はまったく別の意味だが。
「様々な大衆文化を広く愛好していなくても、大衆文化のうち1つでもファンであればオタク」って書き方なんだがわからんのか?w
単一の趣味と入ってないだろ、「特定の趣味」に当てはまる分類が無いなら「特定の趣味を持つ人」なんてどうとでも取れすぎて定義として成立しないってのw
青山のカフェの店主がラブライバーに苦言を呈し、それが炎上している。(変なコスプレ・人形持ち込まないようにドレスコードを設定しようかなという旨)
オタク差別だとか、棲み分けが大事だとか言ってる奴馬鹿じゃねえの
マジで正直言ってオタクがキモいとかキモくないとかじゃないんよ。店主が嫌って言ってんだからやめろよ。お前の家にアメリカ人が土足で上がったら嫌やろ。アメリカの文化ですとか言われても知ったこっちゃないやろ。一緒やねんそれと。お邪魔してる方がデカい顔すんなやマジ
オタク差別だって言ってる奴も棲み分けどうのとか言ってる奴も見当違いのお門違いやねん。多様性がどうのじゃなくて、店主が嫌なことすんなって言ってんの。この店主は人形持ち込んだり、変なコスプレする客が来るのが嫌ですって言ってるわけやろ。人が嫌がってることはやらない、幼稚園と保育園で習ったよな?人のテリトリーで人の嫌がることしたら追い出されるに決まってんだろ。そんなんだから嫌われんだよ。
別に相手を非難するわけでもなんでもなくただ吐き出したかったので書いてます。
私の最推しはマイナージャンルだ。ソシャゲのように毎月新しいイラストやストーリーがバンバン投下されるわけでもなく、数行ほどのコメントが追加される程度のコンテンツ。公式のツイートですら、3桁いくといい方だ。
当然付いているオタクは少なく、相互でなくともこのジャンルにいる人達は大体顔見知りか、フォロワーのフォロワー、みたいなレベルの規模のジャンル。そんな界隈で私はコスプレイヤーとして活動している。
公式の更新が少なくても、いやむしろ少ないおかげで自分達が想像できる余地は多く、二次創作の自由度が高いジャンルだとすら思っていたし、界隈では更新のたびにワイワイ盛り上がってるので、これはこれで居心地が良くて、私はそんな自ジャンルが今でも大好きだ。
そんなジャンルに、私は友人と共にどっぷりハマっていた。彼女とは最推しのカップリングこそ別々だったが、お互いの推しキャラへの理解はあったし、こんなマイナージャンルともなるともはや全員愛しくて箱推し状態だったので、当時は毎週のように一緒にコスプレをしていた。同じくらいの情熱を注いで存分に萌え語りをしたし、毎日狂ったように作品に愛を注いでいた。業者製の衣装なんてもちろんないので全部自作していた。推しに限らずジャンル内のマイナーキャラまで色んなコスプレをした。周りから見ても明らかにニコイチだっただろう。もはや私達は他の人との予定はほぼ入れてなかった。時には辛いなと思うことすらあるくらい予定を詰め込みまくって毎週二人でコスプレをしていた。死ぬほど充実していた。彼女は私にとってこれ以上ないほど最高のパートナーだった。でも、そうこうしている間にコロナで自粛期間が始まり、私達はやむを得ず活動を停止した。
最初の頃はリモ飲みとかもしていたが、それもすぐに飽きた。ジャンルへの想いは冷めてなかったが、会う機会はほぼなくなり、コミュニケーションを取るのはツイッター上が殆どになっていった。
そしてある日、彼女は別の友人に布教されてとある某有名ソシャゲジャンルにどハマりした。
それはもう見事なハマりっぷりで、当時自ジャンルに注いでた情熱をそのまま某有名ソシャゲに注ぎ出した。宅コスで初出ししている写メがあがり、衣装を作っているツイートも上がるようになった。彼女の推しカプは、ハマってない私でも知ってるくらい人気のカプだった。毎日そのソシャゲの二次創作絵がバンバンリツイートされるようになった。まさに水を得た魚である。
気持ちはわかる。
今までのジャンルと、供給の量とスピード、周りの賑わい、共感できる人の数、全てにおいて比べ物にならなかったんだろう。そりゃ私も同じ立場だったら楽し過ぎて毎日赤飯炊いて踊り狂ってしまうと思う。
かく言う私は、これまで2人でずっと一緒に活動していただけに寂しい気持ちもあったが、何にハマるのも彼女の自由だし、こればっかりは仕方のないこと…、そう思って草葉の陰から見守っていた。
ある時、自ジャンルの更新があって私や他の友人達がツイッターで盛り上がっていた時、ツイッター上に浮上していたにも関わらず、会話に加わることのない彼女を見て、私はとてつもない喪失感に襲われた。彼女は完全にジャンルを移ってしまったのだ。片足突っ込むとかではなく、完全に抜けてしまった。そう思った瞬間だった。でも、何度も言うようにこれは私が強制できるものでもないし、気持ちが冷めてしまったものに無理に反応することほど辛いことはないのだ。
人気ジャンルはレイヤーもたくさんいるだろうから併せの人にも困らなそうだ。繋がりたいタグでもやればすぐにフォロワーも増えるだろう。そう思うと彼女が羨ましくもあった。
幸か不幸か、緊急事態宣言のせいでコスプレをする機会がないので、今はそんなに気にならないが、今後また再開しようと思っても私は完全に一人になってしまった。こんなドマイナージャンルに今から同じテンションでコスプレに付き合ってくれる稀有な存在が現れるとは到底思えない。
作品は知らずとも撮影してくれるカメラマンさんはいるかもしれないけれど、もう彼女と併せをすることはないのだと思うと私は本当に悲しいし寂しい。
でもそんなことを彼女に言っても困らせるだけだし、言われて戻ってこられてもそれは彼女の本意ではないだろうし、メンヘラになりたいわけでもないので言わない。むしろもう作品を追いかけていない彼女に無理やりコスプレさせるのは申し訳ないし、こっちもなんだか虚しい。自発的に好きだからやりたいと思ってもらいたいんだよ。もう無理なんだが。
なんなら、これは私の被害妄想かもしれないが、私が自ジャンルの話で盛り上がっていると、彼女が投稿を控えているようにすら感じる時がある。居づらいのかな?と思うが、それに私が配慮して呟くのをやめるのもまた変な話だと思うので、これに関しては私はスタンスは変えていない。たまたまなのかもしれないし、私が気にしすぎなのかもしれないが。
他ジャンルに移ったことを恨んだりはしていないし、それはそれで彼女の人生なので、いっそ思う存分ツイッターでも萌え語りして、バンバンコスプレ写真もあげたらいいと思う。その方が変に気を遣われてなくていい。むしろそれはそれでいいと思うし、彼女と縁を切りたいと思っているわけではない。
そりゃもちろん本音を言えば、彼女に対して未練タラタラなので昔みたいにまた戻ってきて欲しい。でも、作品に対して全力で向き合うタイプの何一つ取りこぼしたくない系のオタクに、このブランクを埋めるのはもう無理だ。一度違えてしまった道はもう交わらないだろう。
私は大事な友人を失った。正確には失っていないし彼女は引き続き私の大切な友達の一人だけど、もうあの頃の関係には戻れないんだろう。でも誰も悪くない。誰かが何か間違えたわけでもない。だから余計に悲しくて切なくて、あの頃が恋しくて仕方ない。