はてなキーワード: 凄惨とは
「もっと良い案を出せないのに何が教授だ」「代替案出せなかったんだから教授の負けだろ」と言いたい人の気持はわかる。
でもそうじゃないんだよね。少なくとも、そういう返答を真剣に求めているなら、
橋下さんはあのテレビ番組じゃなく別の場を要求すべきだった。いや、どうせわかっててやってるんだろうけど。
いやいやいやw
学者側が「市長、市政について私から献策があります!聞いていただきたい!」って市庁舎にやって来たのを
テレビ番組に引きずり出して叩きのめしたっていうなら
それは「橋下酷い奴だ」ってことでいいけどさ。
そうじゃないじゃん。
橋下が相手としてる学者達って
彼等自身もメディア使って橋下を叩いてきたよね。
凄惨な惨敗という結果になっただけじゃん。
それをああいう結果になった途端
学者側こそ「真剣な答」や「代替案」なんて用意する気なかったじゃん。
あの人達は「ハシズム」とか「子供市長」とかアホみたいなこと一杯言ってきてるんだよ。
(本当にメディアプロレスがいかんと思ってるなら、橋下を非難するのと同じぐらいに
今回ボロクズになってる学者達にも批判を加えているべきだよ、あなたがたは。)
http://anond.hatelabo.jp/20120116194259
そういうやり方したことがなくて、真剣に市政についての代替案を持ってて具申してきた、っていう学者がいるの?
…って言ったら、いっぱいいるだろうね世の中には。そっちの方が多数派だ。
それを橋下がテレビプロレスに連行してボコボコにしたなら、それは凄く酷い話だと思うよ?
でもそうじゃないんだもん。
志が高潔なゆえに、敵の邪悪な戦法にやられたみたいな言い方は
今まで橋下プロレスにやられた学者は高潔でも真面目でもなんでもない、
純粋に弱かっただけ、ただの敗者だよ。
学者の中で一番プロレスが得意かつ人格が俗悪ゆえにメディアに出てきたという
学者の中でもマジメでマトモな学識で一目置かれてる、
今回は相手がずっと格上のプロレスラーでギッタンギッタンにされたというだけ。
こんなの少しも同情する必要なんか無いし、
勝負は全く公正公平だった。
アンフェアな勝負だったって言ってる人は
要するに「橋下が勝ったからアンフェアだ」と言ってるだけでしょ。
今回ボロクズになった学者プロレスラー達こそこれまでの仕事の中で、
プロレスラーでもなんでもない相手に一方的に好き放題なこと言ったりやったり
そういう”アンフェア”な実績がたくさんある筈だよ。
彼等が有名になるまでに。
イメージ的な攻撃やレッテルや変なあだ名をどれほどやってきてる?
自分達はあらゆる反則殺法をやっていいけど
市長が得意技の弁舌やテレビ慣れを使うのは許されない卑劣なの?
そんなアホな。
あなた達の中の「真面目な議論」「建設的な議論」を求める資格がある人の割合はどれぐらいだろうか。
番組を見てて、
個人的には橋下の露骨な嘲笑とかワンサイドゲームとかに嫌な感じがしたけど
あれは「橋下の方がが卑劣だった」んじゃなくて「橋下の方が同じ道の熟達者だった」だけ。
本当にまともで真面目な議論なんてものを望むならまず
あなた達にそれが出来るかな。
声豚くんが死んだ。
なんでも、好きだった声優に彼氏がいる事が判明して発狂してしまった声豚くんは、持っていた写真集をビリビリに破いて、CDを全て叩き割ったあと、頭が爆発してしまったらしい。
声豚くんが亡くなった部屋は、CDの破片や、カピカピに乾いた黄色いティッシュ、声豚くんの脳みそなんかがそこらじゅうに飛び散っていて、それはもう凄惨な光景だったと、声豚くんのお母さんがTwitterでつぶやいていた。
「家畜が死んですっきりしたなう」とつぶやいていた声豚くんのお母さんも、式場では泣いていた。
声豚くんの遺影に使われていた写真はずいぶん昔のもので、制服を着て笑っていた。
僕は、声豚くんが大好きだった声優が声をあてているアニメキャラクターのうちわを、棺の中に入れてあげた。
***********
「2.5次元なんて無いんだ」
帰りに寄った喫茶店で、しばらくの沈黙の後、メイド喫茶くんが口を開いた。
「声豚くんは騙されてたんだ。きれいで楽しい上辺だけの夢を見せられて、裏切られたんだ。だいたい、年頃のかわいい女の子に彼氏が居ないなんて、おかしな話だったんだよ」
「彼氏がいるならいるって、最初から言ったらいいじゃないか! そしたら声豚くんだって、きっとこんな事にはならなかったんだ……」
たしかにそうだ。
清純な女の子が好きという男が一定層いて、そういう人はアイドルにお金をかけてくれることが多い。だからアイドルは清純を偽装する。彼氏がいても、いない事にする。その方がみんなからチヤホヤされるし、お金になる。
そして僕たちは、アイドルに恋をしてしまう。付き合うのは無理だとわかっていても、好きになってしまう。
そういう事だろうか。
「きっとクルミちゃんにも彼氏が居て、仕事が終わったらイケメン彼氏とイチャついてるに決まってるんだ……」
メイド喫茶君が通っている喫茶店でナンバーワンの売り上げを誇るクルミちゃんは、学校のクラスで換算すると上から3番目くらいに可愛くて、その上愛嬌もあるので、きっと彼氏だって居るだろう。
仮に今現在、彼氏が居なかったとしても、絶対処女じゃないだろうし、ましてやメイド喫茶くんが付き合える可能性は限りなくゼロに近い。
二人が並んで街中を歩く姿が想像出来なかった。
「ああ、もう嫌だ。全部まやかしなんだ。こんなの……」
メイド喫茶くんは、財布からメイド喫茶のスタンプを取りだして、ビリビリに破ろうとした。
でも、出来なかった。
「ナ、ナンパでもしたら? ほら、奥の席で可愛い女の人が一人で本を読んでいるよ。話しかけてみようよ……。」
僕は言った。
「そんなの無理に決まってるよ! 冷たい顔で無視されるか、怯えて警察を呼ばれるに決まってるんだ! そんなの無理だってわかってるから、メイド喫茶に通ってるんだ……」
メイド喫茶くんの顔は真っ赤になっていた。
これ以上興奮したら、メイド喫茶くんも頭が爆発してしまうかもしれない。
それからしばらく、二人とも何も言わなかった。
でも、と僕は思った。
それはきっと、難しいだろう。
本当の意味で2次元に恋をするのは、ある種の悟りを開くようなものだ。
「俺の嫁」はコミュニケーションの手段でしかないって、メイド喫茶くんもきっとわかってる。
僕は首を横に振った。
「そっか……。じゃあ、俺はそろそろ行くよ」
メイド喫茶くんは、力なく立ち上がると、トボドボと歩き始めた。
スタンプカードを握りしめているメイド喫茶くんは、ひょっとしたらこの後、メイド喫茶に行くのかもしれない。
とある有名はてな民・ブロガー・ツイッタラー(注:1)を見てきた。はてなとツイッターで彼をフォローし、ブログも欠かさず読んできた。
そして、いつの間にか、わたしは彼にいくらかのシンパシーを見出していた。
どこにも言えずに抱えている性嫌悪と性欲を、そして自分を汚れた存在と思ってしまうことを、包み隠さずに話しているからだ。
だが、わたしの性嫌悪は、彼のそれとは起点が大きく異なっている。
そのため、彼からしたら、わたしのシンパシーなど、邪魔なものに過ぎないのではないか、とも思う。
以下に、かい摘んで書いても長文になってしまうが、性嫌悪と性欲の間でもがくことになった経緯を記していこうと思う。
わたしは女性であり、直接の原因は元交際相手からのDVであったからだ。
詳細は諸々の理由(注2)から省くが、それなりに凄惨であった。
家庭にも学校にも居場所がなく、自分の存在価値を見出せない思春期を送っていたわたしは、高校生になった際に携帯電話を所有したことで存在価値を見出した。
当時、わたしの住んでいた地域では、J-PHONEを当たり前に所有しており、わたしのような人間にもスカイメール(注3)でメル友の誘いが来ていた。
そこで女子高生であることを明かし、食いついてきた相手と会うことになった。そして、「体さえあれば、射精するまでの間だけだとしても、必要とされる」ということを覚えてしまった。元々性欲が強かったこともあり、抵抗なくその誤った考えを受け入れてしまった。
スカイメール、出会い系、ナンパ。不思議なことに、淋しいとき、自暴自棄なとき、希死念慮手前のときほど、男はわたしを誘った。決して美人でもなく、醜く太ったわたしを。一瞬の充足感のためだけに、自分を粗末にしていた。
その安っぽい充足感は更に強烈な虚しさと淋しさを呼ぶだけだと知っていても、やめられなかった。
どういった喘ぎ声やフェラチオが相手を興奮させるのかも覚えた。何も感じていなくても物理的刺激さえあれば潮を吹くことも覚えた。男に組み敷かれる自分を、斜め上から俯瞰で見ていた。一度も快感を感じたことはなかった。
セックスは愛情表現、究極のスキンシップ、生殖行為。それは当時のわたしにとっては絵空事で、実際は自傷行為に他ならなかった。後にうつと人格障害でかかったカウンセラーから、「見境のないセックスは、女の子にとっては身も心もぐさっと貫かれる自傷行為なんだよ」と聞かされた。
そのような日々を送っていた中、前述の元交際相手と出会い、DVを受けたことにより、自分自身に、今まで依存してきたセックスに、男性に、つまり広く性というものに強い嫌悪感を持つようになったのである。
それから4年近く経つ今でも、嫌悪感からセックスはおろか恋愛さえ遠ざけて生きており、セクハラ(注5)により心因性失声を起こす程度には立ち直れていない。
性嫌悪だけで済んでいれば、どれほど問題はシンプルだっただろう。
ただ、わたしはさらりと書いたが元来性欲が強いほうであり、ほぼ毎日自慰行為をするような人間でもあるのである。あれほど嫌悪している性に対する欲望は尽きず、手で自分を慰めた後、自分を消し去りたいほどの感情に駆られるのである。嫌悪している自分を、それにも関わらず自分を慰める自分を。
DV以前から、妄想によって自分を慰めていた。しかし、DV後は、SMプレイで責め立てられている自分を妄想し、時にはSMものの動画をネットで探しておかずにすることも増えた。性嫌悪の引き金になった行為(注4)にも関わらず、である。
SMで責め立てられている妄想で自分を慰めて達する、そして絶望的嫌悪感に突き落とされる。その繰り返しの日々である。
最近、母になる友人が増えた。彼女たちの夫と顔を合わせていればいるほど(注6)、彼女たちを汚らわしく気持ち悪く思ってしまう。
同様の理由で、妻と子を携帯の待受に設定している会社の人間も、芸能人夫婦も、汚らわしく気持ち悪い存在に見えてしまうのだ。
どのようなセックスをし、どのようなプレイの後に子を授かったのか。無意識のうちに想像し、そして祝福する感情と嫌悪感との間で押し潰されそうになるのだ。
わたしはこんな自分を赦せないし、肯定することができない。
「いつか全てを愛してくれる人が現れる、そうしたらそんな感情からも解放される」と言われたことがあった。しかしどうして、わたしのような人間を愛することができるのだろう。
全てを愛してくれる人など、その場しのぎの慰めであって、幻想の押し付けとしか受け取れないのである。
おそらく今夜も自分を慰め、圧倒的嫌悪感の中安定剤を飲んで眠るのだろう。
こんな自分を肯定する術は、どこかにあるのだろうか。
性嫌悪と性欲の間、拭えない自己否定と自分を肯定されたい気持ちの間でもがいているからこそ、わたしは勝手にid:y_arimにシンパシーを感じてしまうのである。
注1:id:y_arim
注2:検閲、被DV経験者へのフラッシュバック喚起、自分でも目を背けたくなるなど
注3:1通3円で半角128文字まで送信できるSMS。携帯番号同士でやり取りできたため、適当な番号にメールを送ることで容易にメル友を作ることができた
注4:本義のSMには愛情があるらしいが、愛情がまったくない時点では虐げられるAV嬢と似たようなものかも知れない
傘の端から滴り落ちる雨粒を見やりながら、ぼんやりとAのことを思い出していた。ぼってりとした雨雲が犇めき合う季節になると、彼は眉間に深い渓谷を刻んでしきりに舌を打ち鳴らしていた。
至る所で蛙が鳴き声を上げている。あの日も同じだった。夥しいほどの蛙が、姿も見せずあちこちで喉を震わせていた。
あの日、Aはいつにもまして苛立っていた。いつになく舌打ちの回数が多かったし、形相までもが歪み始めていたのだ。
家路を共にしていたわたしは気が気ではなかった。狂おしいほどの不快感というものを、生まれて初めて目の当たりにしていたのだ。両目が釣り上がり、眉間はもちろんのこと鼻筋にまでしわを寄せたAの容貌は、この世のものではない黒々とした悪意に乗っ取られてしまったかのようだった。
なんとかしなければならない。少し後ろを歩きながらわたしはそう考えていた。早急にAの不快感を発散させなければならない。いつその矛先がわたしに向くかわからなかったのだ。
梅雨空の下、わたしは沈黙したまま歩き続けた。つかず離れずAとの間に一定の距離を保ったまま進み続けて、不意に先生の話を思い出したのだった。
それは先生が子供の頃に行っていたという遊びのことだった。パン、と弾けるのだという。ひどいことをしていたものだと、先生は苦笑交じりに語っていた。
わたしは先をゆくAにおずおずと話しかけてみた。ねえ、蛙に爆竹を仕込んでみない。
声を聞きピタリと立ち止まったAは、しばらくの間前を向いたまま立ち尽くしていた。やがてゆっくりと振り返ると、わたしが口にした言葉の意味が掴めないといったような表情で虚ろな視線を寄越し始めた。わたしはそのとき、意味もなく愛想笑いを返した。だけに留まらず、沈黙に耐えられなくなった末、その背中を押し出してしまった。
よくわからないけどさ、イライラしているんでしょう。だったらやってみようよ。嫌いな蛙を懲らしめてやろうよ。
本当に、その程度の思いつきだったのに。
わたしはAの眼の色が変わっていく様をまじまじと見つめてしまった。
それも、そうだな。
ぞっとするほど酷薄な表情を浮かべたAがそう言った。彼のものとは思えないほどに冷え切った声色だった。わたしは思わず鳥肌の立った二の腕を抱いていた。ねっとりとした暗黒色の感情が、形をなしてAの背後に立ち込めているかのようだった。
わたしは今すぐにでもその場から立ち去りたくて堪らなかった。とてつもなく嫌な予感がした。「絶対を破ってしまった後ろめたさ」のような感情が、怒涛のごとく押し寄せてきていて呼吸をするのが苦しかった。
今なら当時わたしが呑み込まれた感情が何であるかがはっきりとわかる。あれは呆れるほどに純度の高い恐怖だったのだ。生理的本能的な原始の恐怖。それが驚くべきほどの奔流となってわたしに流れこんだのだ。お陰でわたしはその場からぴくりとも動き出すことができなかった。Aと向き合ったまま、両足が地面に縫い付けられてしまっていた。
にっ、とAが笑った。
何も言わずに再び前を向いたAは、歩き出しながらわたしに指示を出した。ありったけの蛙を捕まえて公園まで待ってきてくれ。口調は穏やかそのもので頼みを聞いてもらうときのそれに近かったものの、内実その根底には逆らいようのない高圧的な意図が宿っていた。反故にすることなど、できるわけがない。恐怖に支配されたわたしの首はほとんど自動的に頷いていて、わかったと端的な服従の誓いまで口にしてしまっていた。
絶対だぞ。
念を押されたわたしは、帰宅するや否やプラスティック製の小さな水槽を抱えて再び雨の町へと飛び出した。
蛙を捕まえなければならなかった。一匹や二匹では足りない。胸に抱えた水槽から溢れんばかりに捕まえなければならなかった。そうでなければ、どうなるかわからない。どこかたがが外れてしまったような様子のAが、何をしでかすともわからない。
かえるかえるかえる。わたしは死に物狂いで蛙を探し続けていた。大きいものから小さなものまで、見つけたら片っぱしから水槽に突っ込んでいった。かえるかえるかえるかえる。まだ足りない。まだ足りない。全然足りない。
ただ、恐慌状態にあったわたしは少しだけ運が良かった。Aが指定した公園には小さな溜池とそこに向かって流れる側溝があって、そのため草むらや生垣の中から途切れることなく蛙を見つけることができたのだった。加えて、その年は例年になく蛙が以上発生していた。わたしの右手は次から次へと蛙を捕まえていった。
十五分くらいで水槽の半分ぐらいが蛙で埋まった。随分な量だった。抱える左手が重たくて辛かったことを覚えている。しかしながら、それでもまだ蛙が足りなかった。こんな量じゃ満足してもらえないと思い込んでいた。
狂おしいほどの強迫観念だった。ストレスからくる吐き気まで催していたと思う。Aという圧倒的な恐怖に苛まれていたわたしは、グロテスクな体を所狭しと寄せ合った蛙たちの上に、捕まえていたのと同等かそれ以上の蛙を詰め込んでいった。
それからもう二十分ほど探し続けて、わたしはようやく水槽の蓋を閉じた。見れば、限界まで詰め込まれた蛙が壁面に抑えつけられながらもぞもぞと動いている。腹を向けていたり、背を向けていたり。ある蛙は押し付けた眼球が潰れかかっていたし、最初の方に捉えた蛙にいたっては、底のほうで身動きも取れないまま胃袋を吐き出しているようだった。
わたしは右手に傘を左手に水槽を抱えたままAが来るのを待っていた。早く公園に来て全てを終わらせてほしいと願う一方で、どうかこのまま絶対に来ないでくださいと望まないわけにはいかなかった。
雨は途切れることなく傘を叩き続けていた。根こそぎ集めたつもりだったのに、依然として蛙の鳴き声は四方八方から鳴り響き、傘に反射して頭上からも降り注いでいた。
どれほどの時間立ち尽くしていたのだろう。じっと足元に落としていた視線を持ち上げたわたしは、雨にくすんだ公園の入り口に現れたAの姿を目にすることになった。ドクンと心臓が脈打つ。血流が速くなって、外気が急に寒くなったように感じられた。
Aはゆっくりとわたしの方へ歩み寄ってきた。手には買い物袋。大きな大人用の傘を差して、これから行う行為にふさわしい服装であるかのような暗い色の服に着替えていた。ただ一点、スカイブルーの長靴だけが場違いに目立っていた。そこだけが異質なまでに邪気がなく、わたしは急にぞっとしなくなった。
たくさん集めたな。Aはわたしが抱えた水槽を見下ろして満足そうに言った。十分過ぎるくらいだ。思う存分楽しめる。にやりと歪んだ笑みが目の前に広がった。喜んでもらえたから、取り敢えずはほっとすることができたから、わたしも笑顔を返そうと思った。けれど、こちこちに強張った表情筋はぎこちなく伸縮することしかできなくて、声さえ口に出せなかった。
やるか。Aは素っ気なく口にした。わたしは命令を受け取ったロボットのように水槽の蓋を開ける。蛙を一匹取り出すと、彼の右手に手渡した。洗練された無駄のない無機質な動作だったと思う。蛙を受け取った彼は、買い物袋の中から小さなダイナマイトを取り出し、無理やりこじ開けた蛙の口に詰め込んだ。
がそごそと左手に持った薄いビニール袋を騒がせて、取り出したライターをわたしに差し出す。
点けてくれ。両手が塞がってて、何も出来やしない。
わたしはこくんと頷いて彼に従う。ライターを受け取り、石火をジャリジャリならして、揺らめく小さな炎を作り出した。
やろうか。そう、彼が言った。わたしはまたこくんと頷いて、そっと導火線に火を近づけた。
シュッと小気味いい音が聞こえて、細かな火花が飛び散った。Aはすぐさま蛙を放り投げた。
口の中に爆弾を放りこまれた蛙は、降り注ぐ雨の中、カタパルトみたいに宙空へ飛び出して、緩やかに下降していきながら、途中で、唐突に、弾けた。
乾いた音だった。蛙は空中で四散した。緑色の体から、予想もしていないほどの赤をまき散らして、四肢と臓腑をズタズタに引き裂かれた生命は、何の理由もなしに爆散したのだった。
べちゃり、と砕け散った血肉が地面を穿つ音が聞こえた。前にも増して雨は強く振り続いているのに、その音だけはしっかりと耳まで届いた。
べちゃり。
わたしは隣に佇むAに眼を向けた。
彼は声を上げず、身動ぎもせずに、じっと散り散りになった蛙の残骸を見つめていた。異様なまでに見開かれた瞳孔は、直前まで意思を持っていたはずの残骸を網膜にさんさんと焼き付けているようだった。
ぽっかりと半開きになった口に微かな笑みを浮かばせていたような気がする。その口元にだけ笑みを浮かべて、Aは食い入るように死体を眺めていた。自らの行為に心から耽溺した怪物のようだった。
ゆらりとこちらに向き直ったAは、もう一回やろうぜ、と言ってきた。わたしはこくんと頷くと、再び蛙をAに手渡した。それ以外に選択肢がなかったのだ。ライターに火をつけて導火線に近づけた。
蛙が弾けた。何匹も何匹も爆ぜて死んでいった。殺されたのだ。Aとわたしは殺戮を繰り返していた。雨降る公園が血肉に染まり、地表を覆う水たまりまでもが真っ赤になり始めても、わたしたちは蛙を殺し続けていた。
途中から爆竹を使うのが面倒になったらしいAは、おもむろに残りが半分前後になった水槽に手を突っ込んだ。そのまま躊躇いもなく手を握る。ぐーぱーぐーぱーと、ハンバーグをこねるかのように蛙たちを握りつぶしていった。
惨劇にわたしは小さな悲鳴を上げた。抱え込んだ水槽の中で生々しく蠢く蛙たちがいとも簡単に圧死していくのである。Aが右手を開閉するたびに、ぐちゃぐちゃと凄惨な音が鳴り響いた。ぷちぷちと気泡が潰れるような、密に詰まった組織が圧迫されて破裂していく音が断続的に聞こえてきていた。
わたしは水槽の中の地獄をじっと見下ろしていた。眼を閉じることができなかった。背けることも。かと言って、Aと視線を合わせることも怖かった。Aが目の前にいたから、ただじっと耐え忍ぶことしかできなかったのだ。目撃者として、共犯者として、わたしは蛙が死にゆく様子をありありと見せつけられなければなからかった。
水槽からは生温かい臭気がねっとりと立ち上ってきていた。時折血肉が勢いよく噴き上げて、わたしの服に付着していった。胃が痙攣を繰り返す。喉の奥から逆流してきた酸っぱいにおいが生臭さと入り交じって、如何ともしがたい臭気を醸しだす。滲んだ涙でわたしの視界は霞み始めていた。鼓膜には、依然としてミンチをこねる水っぽい怪音がこびりついている。
とうとう堪らなくなって、わたしは水槽を手放してしまった。地面にぶつかって、どろどろに潰された真っ赤な流動物が地面に広がっていく。中にはなんとか生き残っていた蛙が数匹残っていた。彼らは変わり果てた同胞の海から這い出すと、懸命に逃げ延びようと地面を跳ね始めた。
その一匹一匹を、Aは踏みつぶして回った。何度も何度も足を振りあげて、全体重を掛けて踏み躙った。ぐりぐりと擦りつけられた蛙は、すり鉢にかけられたかのごとく原型を留めない。それが蛙であったという事実さえ蔑ろにしながら、Aはわたしが捕まえた全ての蛙を、一匹残らず殺し尽くしてしまった。
わたしは公園から逃げ出した。Aのいないところへ行きたかった。走って、走って、全力で走って、全身水浸しになりながら家に帰った。しばらくしていから傘を忘れてきてしまったことを思い出したが、取りに戻ろうなんてことは考えられなかった。
その日わたしはほとんど一睡もできなかった。雨はなおも振り続いていて、蛙の鳴き声はそこかしこから聞こえてきていた。
翌日。Aはどこにもいなくなっていた。
あの日の出来事は、いまでもわたしを縛り付けている。蛙が苦手で仕方が無くなってしまったし、雨が振るたびにあの水槽から沸き立っていたにおいを思い出すようになってしまった。
けれど、それも当然の報いなのかもしれない。結果としてAに加担し、わたしの蛙を殺しまくったのだから。恨まれて当然なのかもしれない。
梅雨になるたびに、意味なく奪われる命のことを考える。供養し、謝り続けようと、心に決めている。
・夏への扉
この作品は言わずと知れた海外SF小説の名作だねー。最近自分の中でSFがブームなんだけど、読んでみてすごく良かったと思った。
はっきり言って始めは退屈だったけど、中盤以降の盛り返しがすごい。最後は爽快な気分に慣れたから、エンターテイメントとして高得点だった。
ピートは可愛い。リッキィも素敵な人だ。ただ主人公の精神的というか、即物的なロリコンへの耐性はどうなのよって思うなあ。
兼ねてよりそう見ていなかったとしても、やっぱりねえ。ダニィさん、そこんところどうなのよ、ねえ。
・隣の家の少女
かわってこちら。イギリスの絞首刑執行人が書いた、悪夢のような一冊だねー。まとめブログで欝になるとか後悔するとかの一冊としてよく上がってる。本当にそのとおりだと思った。
正直言って、この本のレーティングはR18クラスなんじゃないかな。ホラー小説というよりも、もっとグロテスクで内蔵抉るような嫌悪感に満ちていたよ。
始めの方こそ牧歌的な青春ものって感じの内容なんだけど、臆面も無く表現された凄惨への伏線がいい意味で嫌な感じだったなあ。
実際嫌な後味が残ったし。
でも、一度は読んでみるといいと思う。邪悪を具現化したようなかの女子高生コンクリート詰め殺人事件の捉え方も、ちょっとだけ変わるかもしれないね。
最後はこれ。完璧な趣味で選んでみた。川上弘美の文章はときどきすごく読みたくなる。あの空気感が素敵なのです。
まあホラーとSFとラノベとを読んで、少し文学っぽい物語に触れたかっただけってのもあるんだけど。
落ち着いたレディースコミックって感じで、安心して読めるよー。唐草模様の物語って感じなんだな、これが。
うん。すごく伝わりづらい。なんていうかね、綺麗な水がひたひたと満ちていくような読後感があるんだー。
この他にも小川一水とか貴志祐介とか恒川光太郎とか中村航とかの著書もいいよー。
黒野伸一とか五十嵐貴久とか有川浩とか梨木香歩とか加納朋子なんかも素敵だと思うなあ。
雨の休日は読書に最適だよ。湿っぽい匂いと紙をめくる音とが心地いいだねー。
さて、次は漫画の紹介だよー。手軽に楽しめるのが漫画のいいところだと思うんだけど、どうなんだろう。
まだ一巻しか出てないクイズ漫画だよー。ゴールデンタイムにやってるような奴じゃなく、競技としてのクイズをテーマに据えた作品だよ。
この作品の面白いところは、その焦点もさることながら漫画としての構成にもあると思うんだ。
王道的なストーリーテリングを無理なく無駄なく簡潔に描ききってるからすごく読みやすいんだよねー。この上手さは夢喰いメリーにも通ずるところがあると思うよ。
続刊に期待が持てる、熱いクイズ漫画になんだよねー。この作者のもえタイも一巻完結ものでおすすめだよ。
昨日二巻が出たみたいで、なんか完結してた漫画。なんとなく目についたから一巻と合わせて買ったんだけど、すごく良かったよー。
はっきりいって表紙を見て安易な萌えものかと思っちゃったんだけど、どっこいかなりシリアスで温かな作品だった。
独特な世界観はもとより、その絵柄もいい味出してるからいろんな人に読んでみてほしいなあ。
作者はイラストレーターさんみたいだけど、内容も骨太でしっかりしてた。
・繕い裁つ人
本との出会いって不思議だねー。ぱっと手が伸びてしまうんだから。この作品もそんな一冊だった。続き物で、こちらもまだ一巻しか発刊されてないけど、すごいんだよねー。
正直なところ、絵柄はすごく人を選ぶと思う。人物の顔なんて下手だって表する人がいるかも知れない。加えて余白の多さを指摘する人もいると思う。手抜きだとなんとか、無粋なことをさ。
でもねー、この作品はそう言った朴訥としたところとか簡素なところが最大の魅力だと思うんだよね。
読み取りにくい表情や、何も描かれていない空間に、とてもたくさんの情報が詰まってる。読んでるとね、だんだんその距離感とか漂ってる空気みたいなものが、濃密に溢れてくるんだー。
こいつはすごい作品ですぜぃ。静謐で穏やかな読書感に浸れると思うよー。
・午前3時の危険地帯
現在三巻まで発刊されてる。恋に仕事にって感じのレディースコミックで、でもどろどろした絡みだとか鬱々とした展開のない、変にカラッと乾いた漫画になってるよー。
この人、表紙が素敵なんだよねー。もちろん内容もいいけど、髪の毛とかすごい好きな描き方してる。
なんていうか、働きマンみたいにちょっと元気をもらえる作品になってると思うんだー。まあ結構毛色は違うんだけど、本質的に力をもらえるって言うか。
コミカルな描写も多くて、読んでて楽しいのもグッド。同作者の少年少女っていう短編集もおすすめだねー。
この漫画も元気になれるよー。よつばとみたいな感じだけど、また違った良さがあるんだよねー。よつばは元気を発散する中心だけど、先生は元気を周囲と分かち合ってる。
のどかな田舎暮らし、なんて内容じゃないんだけど、すっごく懐かしくて、もう帰れない夏休みのことを思い出さずにはいられない、かと言って切なくもならない、そんな作品なんだなー。
ぼくのなつやすみってゲームを、思いっきり濃口にしたような内容って言えばいいのかな。ぼくのなつやすみやったことないからわからんけども。
すっごく胸が軽くなる作品なんだねー。いや、すっごくってのは言いすぎかもしれんけども。なんとなく笑えてしまう楽しい漫画なんだなー、きっと。
なんかいっぱい挙げたら疲れてしまった。アホだなー。でもまあ自己満足にはなったからよしといたしましょうや。うん、そうしよう。
世の中にはたくさんの本があって、面白い物語が隠れていて、到底全てを網羅することなんてできなくて、そもそも本意外にも呆れてしまうほどにたくさんの娯楽があるんだけれども、そういったことを考えるといつもスゲェって圧倒されてしまう。本屋とか行くだけで、すごくワクワクする。
もうね、どうなってるのこの島は、状態ですよまったく。
他にもいろんな本を知りたいなあ(チラッチラッ
そんなことよりミスドに行きたい。
「(タバコを吸っても)直ちに健康に影響はありません」「(発がん性食品を食べても)直ちに健康に影響はありません」
はてなブックマーク - 「直ちに健康には影響しない。冷静に対処してほしい」の意味 - 愚かな馬鹿の壁 - Yahoo!ブログ
「政府発表を鵜呑みにせず自分の身は自分で守れ」 チェルノブイリ事故処理班の生存者が語る 凄惨な過去と放射能汚染への正しい危機感|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
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94年ピューリッツァー賞受賞作品 マンハッタン計画―プルトニウム人体実験: アルバカーキー トリビューン
米の放射能人体実験 次々崩れた機密の壁 地方紙記者が追跡6年
My Eye Ball : day 57-1 ガイガーカウンター、これほどの差があるのか!
ページが見つかりません - SankeiBiz(サンケイビズ):総合経済情報サイト
普段から自然に浴びる量から致死量まで、わかりやすくまとめられた放射線量グラフ : ギズモード・ジャパン
労災認定を年間5ミリシーベルトで認めた事例もあるし、チェルノブイリでは、大人は5ミリシーベルト、18歳以下は3ミリシーベルトとの基準を設けていたのだ。
チェルノブイリ事故では年間5ミリシーベルトの被ばくを居住禁止の基準とした。
フランスで原子力事故時の公衆の安全基準となっている年間10ミリシーベルト
放射線の政府指針 50ミリ・シーベルトなら「避難」 10~50で「屋内退避」
●放射線被ばく : 放射性物質が(重力や、雨と雪によって)地面に次第に降下し、地表に蓄積されることでも被ばくする。
NEWSポストセブン|母乳から放射性物質検出 基準値以下だが「それ自体が問題」
ノーベル賞受賞の国際的医師団体「日本政府が設定した子供の許容被ばく線量高すぎる」
年間20ミリ・シーベルトという小学校の校庭の利用基準などを挙げ、「この数値を小学生などに求めることは許し難い」と指摘した。 - 小豆納言 - Yahoo!ブログ
米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。
低線量被曝でも発がんリスク―米科学アカデミーが「放射線に、安全な量はない」
Blog vs. Media 時評 | 反例:低線量でガン増加確認のスウェーデン
北スウェーデン地域でのガン発生率増加はチェルノブイリ事故が原因か?
「低線量率放射線は問題ない」説、2005年に否定されていた RIDE THE WAVE 2ch
Vol.100 公衆の放射線防護レベルの緩和についての国際放射線防護委員会ICRPの忠告(3月21日)について - MRIC by 医療ガバナンス学会
「放射能予防薬」続々と到着…米国、最悪事態を想定か? - 政治・社会 - ZAKZAK
オンライン書店ビーケーワン:放射線の衝撃 低線量放射線の人間への影響 被曝者医療の手引き アヒンサー
Amazon.co.jp: 内部被曝の脅威 ちくま新書(541): 肥田 舜太郎, 鎌仲 ひとみ: 本
低線量放射線被爆(内部被爆)の方が影響が大きい - るいネット
『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』(文字おこし)(3)……400キロ離れた地で小児甲状腺がん・白血病増加:ざまあみやがれい!
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はてなブックマーク - 調べた全員の尿からセシウム - 中国新聞
飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る - 47NEWS(よんななニュース)
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My Eye Ball : day 60-1 この差が現実の差
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はてなブックマーク - 2011/5/12 高濃度の放射性物質を海藻類から検出 グリーンピースの海洋調査で、政府に緊急調査を要請 | 国際環境保護NGOグリーンピース
淡水魚、全部ダメ 鮎、ワカサギ、ヤマメ、ウグイなどから基準を超えるセシウム検出
なんで原発から140キロ離れた宮城県のわらからもセシウムでてるんだよwwwwwwwww
岩手の牧草、基準値超える 福島以北で初めて - 47NEWS(よんななニュース)
はてなブックマーク - 岩手県でも牧草から規制値上回るセシウム : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
海産物が続々終了 茨城産アワビ290ベクレル、ウニ370ベクレル ワカメ44ベクレル スズキ67 ネタ的なニュースちゃんねる
茨城の牧草また基準値超え 3市町で放射線セシウム - 47NEWS(よんななニュース)
asahi.com : 那須塩原・日光の牧草からもセシウム 基準値の10倍超 - マイタウン栃木
時事ドットコム:群馬の牧草からも放射性物質=セシウム最大2.5倍−県調査
ヘッドライン | 医療・健康 | 栃木、埼玉の牧草から放射性物質 一部で農水省の基準値超 - 47NEWS(よんななニュース)
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牧草から放射性物質 全国初、許容値超す 八街と市原の千葉県施設|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ
asahi.com(朝日新聞社):牧草の禁止地域設定へ 農水省、16都県に調査依頼 - 社会
茶摘み体験事業で製茶された茶葉の放射性セシウムについて | 板橋区
はてなブックマーク - 【原発問題】 東京都大田区の下水処理施設内の空気、避難区域レベルの高放射線量…東京都、「誤解招く」と公表せず
【福島原発】東京都杉並区の屋上に死の灰が溜まってる?? - YouTube
20110311μSv/h : 東京、一部で高濃度 土壌セシウム、茨城超す
核の米権威が警告!福島より高濃度…都内にある“危険エリア” - 政治・社会 - ZAKZAK
【東日本大震災】都内でも汚泥焼却灰から放射性物質 - MSN産経ニュース
東京新聞:甲状腺から微量ヨウ素 イスラエル駐日大使:社会(TOKYO Web)
環境放射能に関しては当センターの建物の屋上(地上18m)に設置されたモニタリングポストで計測を行なっております。
県内の水産物から微量の放射性物質検出、県「健康に影響ない」/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
ヘッドライン | 主要 | 医療・健康 | 「足柄茶」に基準値超のセシウム 神奈川の農産物で初 - 47NEWS(よんななニュース)
神奈川「足柄茶」から放射性セシウム-300キロ離れてなぜここだけ? (1/2) : J-CASTテレビウォッチ
asahi.com(朝日新聞社):小田原産などの茶葉からも基準超す放射性セシウム - 社会
はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):仏で基準超は静岡・清水の緑茶 県、出荷自粛を要請 - 社会
静岡製茶で初の放射性物質規制値超え 「らでぃっしゅぼーや」自主検査で発覚 (1/2) : J-CASTニュース
はてなブックマーク - asahi.com : 「食えなくなる」放射性セシウム検出、静岡の茶農家 - マイタウン静岡
はてなブックマーク - 荒茶の検査しない…静岡知事、政府方針従わず : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
静岡茶葉からセシウム…健康影響ないレベル : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
【放射能漏れ】茶葉などから通常を上回る放射性物質 静岡 - MSN産経ニュース
静岡の「製茶」は基準値以下 放射性物質検査で - 47NEWS(よんななニュース)
チェルノブイリ原発事故その10年後 ベラルーシの子供は1kg当たり37べクレル以上のものは食べてはいけない
子供は1キロあたり、37ベクレル以上のものは食べちゃいけません : ほりこ
ベラルーシにおけるチェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺ガンの現状
福島よりショボかったスリーマイル事故後の周辺の動植物達 : 2のまとめR
はてなブックマーク - おはようございます。何故か... - 写真共有サイト「フォト蔵」
乳ガンと肺ガンの発生率が3倍、甲状腺と白血病が10倍に増加していることが判りました。「ハンフォード死の一マイル(the Hanford Death Mile)」と呼ばれる地域
微量放射能による被害は10年後にやってくる…鎌仲ひとみ監督、「東京も汚染地域」放射能の恐ろしさを訴える - シネマトゥデイ
NHKスペシャル|NHK総合|2011/01/25(火)00:15 | TVでた蔵
3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃん授かったのですが、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。
樋口健二・原発労働者ドキュメンタリー文字おこし(1)「隠された被曝労働〜日本の被曝労働者〜」:ざまあみやがれい!
[チェルノブイリ][スリーマイル島][セラフィールド][ハンフォード]福島(7) - 増田まとめ
共に首都圏民。宮城で震度7、23区内で5強を観測したあの日、彼氏は即座に電話をくれた。
天井が落ちてくるから机の下に居ろ、ガラス片が落ちてくるからまだ外を歩くなと言われた。
徒歩で帰宅すると家に来てくれた。カロリーメイトとウイダーインのまとめ買いをくれた。
お金払うよといったらいらないと言われた。浴槽に水を貯めておくようアドバイスを受けた。
親元を離れて首都圏で一人暮らしをしている私にとって、彼の存在はとてもありがたいのだろうと思う。
でも私の部屋にあがり、テレビで津波映像を観ては盛り上がり、ノートPCでYouTubeの津波映像を観ては盛り上がり、
私に被害がどれだけ凄惨かを異様なテンションで報告してくるのに閉口してしまった。
正直、ハリウッド映画を観るような彼の態度に嫌悪感すら覚えていた。
それからも原発がまた爆発らしい!とか、数百人の遺体が発見されたってよ!みたいな内容を
メールでいちいち報告され、
彼のテンションの高さと反して私の気分はどんどん落ち込んで行った。
気分が上がるような音楽を選んで聴いても、津波映像や瓦礫の写真ばかりがよぎり、何も感じなかった。
復活してきているバラエティ番組も、うるさいだけで何も頭に入ってこなかった。
人と話すのが億劫になり外出も減った。放射線がどうのでなく、外に出る気が起きなかった。
被災者でもないのに震災関連ニュースを見ているだけで被災者気分になる人間が増えているらしいと解説された。
また伝聞。不幸な伝聞。
黙っていたら笑われた。
彼氏も不安があって、その不安が変な現れ方をしているだけかもしれない。
でも彼の冗談を、笑い声を、説明を聞くたびにスポイルされている自分が居る。
家に来られたら応じるが、着信とメールに返事をしないようになってきた。
親が避難しなさいと何度も言ってくるので、避難しようかと思っている。
3年前にえがちゃんが本格的に暴れだした時にオレは相当頑張って周囲に警告を発していて、まあはてな界隈ではそこそこの共感は得られたのだけども、一方で「ベンチャー(?)の芽を潰すな」とか「私怨乙」とか「黙ってコードを書け」などと言われてショックを受けたのを覚えている。脅迫めいたメッセージが殺到した事もあってアカウント自体を閉じてしまった。オレは匿名の書き手だったのでアカウントを閉じれば被害は収まったが、実名でえがちゃんを批判していた人(HolyGrailさんなど)はそれなりに辛い時期を過ごしたんじゃないか。
世の中とは不思議なもので、凄惨な犯罪を起こした人間にも一定のファンがつくような仕組みになっている。例えば池田小を襲って8人を殺害した宅間守は犯行後に刑務所にファンを名乗る女が押し掛けてその中の一人と結婚しているし、秋葉原通り魔事件の加藤智大はいまだに2chのスレで神格化されている。
残念な事だがえがちゃんにも一定の支持者が存在する。3年前にはてな界隈でえがちゃん擁護の筆頭格だったamachang、昔からえがちゃんと親交があるロケットスタートのけんすう、「〜〜.in」系のサービスを実質的に作っていたやのさとる、ペパボ創業者で現ホットココアの相談役の家入一真などである。
特に家入氏は相当えがちゃんに惚れ込んでいるようで、今回の騒動を受けてすらもこのように発言している
なんで下がるの?意味不明。 RT @uratch: 出資じゃないと思いますが、顧問(@hbkr )は株が下がるのでしょうか。興味津々。 RT @yositosi 非モテに出資している人、自分の株下げることに気が付かないのかな~ 会社情報|株式会社ホットココア
そもそも自分の評価が下がるとか上がるとかで出資とか顧問とか受けてないよ。純粋に応援したいから、経営者に惚れ込んだからやってる訳であって。
で? RT @gtk: @hbkr 他人に惚れ込むのは構いませんが、その相手が一般市民に対し組織だって誹謗中傷をやるわ現状を認識しないわ詫びも入れないわ、という非常に反社会的な行為であって、あなたはそういう反社会的な事業者に惚れ込む反社会的な凍死家なんだ
このような金や人脈を持っている周囲の「大人の支援者」がえがちゃんやメガネ王の醜悪な行為を助長させているんだけども、今回の件でそれを指摘している人は驚くほど少ない。ホットココアの活動を支援して、メディアやポータルサイトへの露出に尽力している周囲の支援者が手を引かない限りはホットココアの被害者は居なくならないよ。何度でも同じ手法を繰り返し、徐々に成長し、そして被害者はさらに増えていく。誰かが死なない限りこの悪い流れは収まらない。
これはもう冗談でもなんでもなく、誰か死なない限り終わらんよ。死人が出てようやく支援者は自らの愚かさに気がつくのだろう。
9話までのネタバレ。
| 勢力 | 狙い | 動機 | 解決 |
|---|---|---|---|
| まどか | 誰かの役に立ちたい | 自分の存在意義が分からない | 魔法少女になり街を守る |
| ほむら | まどかの魔女化阻止 | まどか厨 | ワルプルギスの夜を単独で撃破(不可能) |
| QB | まどかを燃料にしたい | 宇宙の熱的死回避 | まどかを魔法少女にさせるために他の魔法少女を脱落させ追い込む(達成) |
| ワル夜 | 街の破壊 | ? | ほむら単独では勝ち目がないのでこのままだと実現 |
ほむらのやることがあまりにも裏目出ていると思うけど、魔法少女の願いというのは全て皮肉な結果に終わるのかもしれない。
魔法少女の仕組みとして、奇跡を起こした引き換えに常に祈りとは裏目な結果がでるのではないだろうか。
そしてまどか街を救うために契約したとしても、自分が役に立ちたいという祈りが裏目に出て、いずれは街を破壊する呪いに変わるわけで…。
「そこのリンクに写ってる画像はただのマーブル模様」なんて言葉には何の意味もないわけよ。当たり前すぎる。
ただの模様って、そりゃ模様だよ。そんなの誰にでもわかるって。
これは言い換えるとね、例えば友達が彼女の写真を見せてくれたとして、
「これはただのインクの集合だ」と言ってるのと同じなわけよ。
もっと言うと、友達の恋人を指差して、「こいつはただのタンパク質だ」と言ってるのと同じなわけよ。
別に間違ってないよ。フィギュアの着色料はパステルカラーだし、人間はタンパク質だ。でもそれがなんだっての?
着色料だから感情を抱くのは間違いだ、タンパク質だから好きになるのは間違いだ、とでも言うの?
それはちょっとバカすぎるね。バカすぎる。「リンク先の画像はただのマーブル模様」ってのはそういうのと同じなんだよ。
グロいと思ってしまうのは、人格としての、存在としての彼女らの凄惨な姿だからだろうが。物理的構造なんてどうだっていいんだよ。
横
裸見られて嫌がるしずかちゃん、それを見てすぐにごめん!!って出ていくならOKだけど、うっはーと興奮する主人公って場合は讃美になるからアウトでいいかな
覗き&興奮する行為自体を肯定してないからセーフじゃね。
みっともなく描かれてるだろ?
覗き→興奮自体を否定しているわけじゃなく、
それを「やって良い事」ってしてはいけないって事では?
品性下劣だろうが、いじめられっこだろうが、イケメンだろうが、やっていけない事に差異はない。
覗きに来た男達に幸せパンチってはらっと前をはだける女はアウト?
露骨に裸を描いたらアウトだろうが、ギャグ&全然見えないならセーフだろ。
別の女が即やめて、って言ってるから尚更セーフ。
レイプの場合は、凄惨にレイプされる女性、レイプする悪逆非道な男性達、救いのない悲惨な状況みたいなブラッドハーレーの馬車的描写ならOKで
デートDVとか凄惨じゃなくてもレイプはレイプだ!ってのもありだと思う。
これは基本アウトだろうな。
多分増田があげているのはエロゲ的な短絡的な物だと思うのでアウトだと思う。
出版社はレイプされた女性が立ち直って強くなった、といった描写は許されるのかどうかってとこから疑問を持ってるみたいだけど、その場合はどうなるんかな
別にいいんじゃね?
ってならなきゃ。
裸見られて嫌がるしずかちゃん、それを見てすぐにごめん!!って出ていくならOKだけど、うっはーと興奮する主人公って場合は讃美になるからアウトでいいかな
バスタードみたいにある程度その男が品性下劣で反社会的人間だって描写があれば許されるのかな
覗きに来た男達に幸せパンチってはらっと前をはだける女はアウト?
レイプの場合は、凄惨にレイプされる女性、レイプする悪逆非道な男性達、救いのない悲惨な状況みたいなブラッドハーレーの馬車的描写ならOKで
レイプから始まる恋的な軽い描写はアウトって事でいいんだろうか?
出版社はレイプされた女性が立ち直って強くなった、といった描写は許されるのかどうかってとこから疑問を持ってるみたいだけど、その場合はどうなるんかな
ひどいネーミングだなあと思う。
産経の「衝撃事件の核心」を読んでると。
事件の凄惨さ、被害者の受けた仕打ち(=ストーキングされてる間の恐怖や殺され方)を考えると、
「耳かき殺人」というネーミングのあまりの軽さにもやもやする。
耳かき店って行った事ないからよくわからないんだけど、被告人のように自分を客観視することができずに、接客スタッフに固執する客が生まれてもしかたがない環境のように思える。
そりゃ勘違いもするだろ。女慣れしてないやつがいきなり膝枕してもらっちゃうんだよ。そりゃ、もうね。
もちろん対価としてのお金を払って。
接客スタッフにしても、高収入がかかっているからギリギリの「営業」する…のも、日常生活においては理解できる。
あくまで日常生活においては。
そんな「営業」してるとき、死んでしまった彼女はまさか自分が殺されるとは思っていなかったはずなんだ。
裁判ではその辺について検察がある程度つっこんでいて、なんだかやるせない。死者が気の毒な気がした。
それが裁判ってもんだから仕方ないけど。
裁判の内容を伝える記事に現れる彼女の画像(勤務していた店のサイトに掲載されていたらしい)。
かわいいコだなーと思う。
いろいろ考える。
あー秋葉原でモテそうだ…とか、アルバイトで月収65万って!…とか。
でも見るたびに確実に思うのは、そっか彼女はもういないんだ、殺されちゃったんだ、ということ。
なんか、うまく言えないけど。
トラウマ体験の責任を自分にあると考えたり(※ex.「自分が悪い」)、瑣細な状況でも安全性の判断ができなくなってパニックを起こす、
結果的に日常生活が困難になる、というのは典型的なPTSDの症状。「あなたは悪くない」と自分に向かって繰り返したり、
「他人が自分と同じような事件・事故・被害などに遭遇したら、被害者にどのような言葉をかけるか」をシミュレートする治療法は実際にある。
だからなんでそんなにトラウマになるの?という話で。
児童虐待は分かる。家庭、親というある意味子供の判断基準の指標となる存在がまっとうでないというのは、認識の根底にかかわることだから。
ちゃんとした判断もできない子供だもの、そりゃ自分が悪くないのに「いや、自分が悪いはず」と混乱もするだろう。
災害体験も、まあ、分かる。自分の生活する環境そのものが大きな被害を受けたり、下手をすれば大量の死人がでたり、ひどく凄惨な状況(重傷者とかね)を目の当たりにしたり。
そんな状況に立たされて平静を保てないのは分からない話じゃない。たとえ大人でも。
でも、例えば列車事故に巻き込まれた人が「自分は悪くない」と自責の念を回避しないといけないのは、「事故を起こすような列車にまんまと乗ったから」じゃなく、
「一緒に事故列車に乗った人間の中で大勢が死んだのに自分が生き残ってしまった、本当にいいのだろうか?」ってことでしょ。
少なくとも、事故を起こした鉄道会社に対して「いや、自分が悪いはず」と思ったりはしない。
恐喝もそうでしょ。ゲーセンの道すがら不良に絡まれて、殴られたうえに金をとられた経験がいくら恐怖と屈辱に満ちていたからって、普通は「自分が悪いんだ」なんて思わない。
じゃあなんで、こと性にまつわる事例だとそういうトラウマになるの?というと、「性にまつわる被害を受けると、他の被害とは異なる『決定的な状況』になるから」って価値観があるからじゃない?と。
まるっきり一緒だとはもちろん言わないよ。ただ、通底はしてるんじゃないのか、というだけ。
性被害も基本的には他の被害と変わらない、という概念こそがいきわたらないと、「性被害者への特有の視線」はなくならないんじゃないの?と思うんだが。
俺、大学生なんだけど夏休み中にレポートを書いてきたら成績に加味するって講義があるのよ。
提出しないと減点されるわけじゃないから別に書かなくてもいいんだけどさ。
ただ最近ちょっと体調崩して実家で静養してるような状態だったから、時間はあるしちょうどいいやって思って少し前から日本の戦争のこと調べ始めたんだよね。
もう俺も大人だし、特に近代の日本という国について自分の意見を持たなければいけないという思いも(かっこつけ)前からあったんだ。
物事を多角的に捉えることでそのものの本質が浮かび上がる。
っていうのが先生の持論だったから近所の図書館行って文献を借りたり、戦争体験者の話を聞いたり、もちろんネットでも調べて。
正直、凄惨過ぎて病み上がりにするようなことじゃなかったわ。
一応自分なりにまとめることはできたんだけど、もともと感受性が強い?というかネガティブな空気に侵されやすいのもあってここんところ気分が晴れなかったのよ。
俺は泣いた。
この記事を見て。
平和ということの素晴らしさについて。
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52356665.html
これ以上の平和があるだろうか。
生産的であろうと非生産的であろうと好きなものについて好き放題言い合って好きなだけ楽しむ。
全体主義で言いたいこともいえない、ひとたび前線に出たら生きて帰ってくるなという状況に陥った日本にとってまさに平和の象徴じゃないか。
俺はオタクじゃないから参加できないのが悔しい。
そのぶん靖国神社に参拝して日本はこんなに平和になりました、日本を護って下さりありがとうございます。と伝えてこよう。
未来をみている人は、一定のひどい母親がいることは確率論として起き得る。しかし、それは放置できない。では、
そういうひどい母親が発生したときに、育児放棄が起きないようにするには、どうしたらいいか?と話している。
前者と後者は相容れないんだが。(後者は母親に責任を追わせず、システムとして子供を救うことを目的としている)
母親ひどいよね?という人は、どういう再発防止策を考えているのか、ぜひあわせて書いて欲しい。
書いてあることちゃんと読んでる?
「ひどい母親が発生したときに、育児放棄が起きないようにするには、どうしたらいいか?」はそれはそれでいくらでも話せばいい。
でも、金はある/子育てに友好的態度の人間は何人もいる/働き口はひとまずある、そして単なる「うまくいかなかった」レベルではなしに凄惨きわまる殺人をした、という今回のケースについて、貧困がどうの/友好的人間がいればどうの/働き口がなければどうの、という分析をしたって何の意味もない。再発防止策うんぬんをいうなら現実を把握しないでそれができるわけもない。認識しろ、という話だ。
で、ヒトラーの独裁を生んだ原因は、当然社会にもあるだろう。ヒトラーを生んだ社会状況を繰り返さない、という対応はもちろん必要だ。そして「ヒトラーの独裁は駄目だ。なぜか?」「ヒトラーという政治家は駄目だ。なぜか?」という認識も必要に決まっている。
駄目な親のイメージがみんなに理解されれば、明らかに不適な人間が親を目指すケースはある程度減るだろう。隣の家を見て「これは駄目だ」と理解して通報もできるだろう。
認識は防止に繋がっている。体罰が減ったのは体罰を生む状況が省みられたからであり、同時に、体罰が駄目で体罰を行なう人間が駄目だ、という認識が広まったからだ。
「どういう再発防止策を考えているのか、ぜひあわせて書いて欲しい」というか、このくらいのことは例えば「なぜこの親は駄目なのか?」を自分できちんと考えたりできる人間にとっては当然に判っているものだと思うんだが。
イデオンと∀は節々似通ってるけど(というか企画段階でもそういうノリだから)どうしてここまで真逆なんだろうなあ
禿の心境が変わっただけじゃないと思うんだよな。初期段階ではもっと凄惨な落ちになる予定だったらしいし・・・
俺の場合、人間が死体を見たときの反応って絶対的なものじゃないんだなって思うようになったよ。
つまり、ものすごくグロくて凄惨で目も当てられない、みたいなのって、所詮刷り込まれたもの、もしくは何か知識として頑なに抱え込んでいるものなんじゃないかって。
そう思ったら、結構死体写真とか平気で観れるようになった。まぁさすがに意識しないとうわって思う時はあるけど。別に地がドピューって噴き出してても、胴体真っ二つでも、見れないことはないんだなーと。
実際普通の顔して観てる人達がいるわけだからね。その人たちに、人でなしとか言うのは間違いだと。人間の死体なんてそもそもただの肉塊なんだから。何をね、そんなシリアスに考えてるんだと、思うようになった。
最近になって彼女との電話が口論になることが多くなった。不安定というか、やつあたりというか、はげしい口調でなにもかもを否定的に言う。
「あんな上司の下じゃ、きっと、いつかつぶされる、私のこと嫌ってるし」
「子どもなんて考えられない、こんな世の中で産めるわけない」
ぼくはそれをなだめながら聞き、いやでもさ、と口を挟む。
「それすごく先のはなしだし、今から心配しても仕方ないし、第一まだ」
「ちがうよ、でも、それ今決めなければいけないの?」
電話口の彼女の声はエスカレートしつめ寄るように鋭くなって、徐々に矛先がぼくにむかうようになると、口論になるのはほぼ間違いなくなる。いや、それよりも前に、あまりに否定的な見解にお説教じみた言葉を投げかけ始めてしまうこともある。彼女よりぼくの方がだいぶ年長だから、その言いようが子どもじみていて、甘い考えに見えるからだろう。
「そんなこと言っていたら、ほんとに首になるよ。そんな甘くないよ、会社」
ぼくの脳裏には、凄惨に会社にやめるように圧力を掛けられた記憶が蘇り、ぼくがみた社会の冷酷さの一面を彼女は理解していないのだと思ってしまう。
「そうなったら、せいせいだね。漫画読んで、テレビ見て、映画見て、ずっと楽しくすごす。あの会社入りたかった会社じゃないし、仕事も楽しくないし。あなたはいいよね、楽しいんでしょ、会社?」
「楽しいときもあるってだけだ」
「じゃあ、いいじゃない、私ぜんぜん楽しくも何ともないもん」
こうなると両耳で非常ベルがジリジリジリジリと鳴る錯覚まで覚え、危ない、このままでは彼女は落伍者になってしまうと、そんな危機感だけが脳内を旋回するようになり、それが超大型の爆撃機となって、鋭いクラスター爆弾の雨あられを投下してしまう。
あぶない、あぶない、あぶない、止めなきゃ。
その一心で、彼女の心が焦土になる危険さえ冒して、鋭い言葉を投げてしまう。
そんなことをしたら彼女を傷つけるだけなのに。
もっとひどいのは彼女の矛先が自分に向かったときだ。それはさながら決闘のようで、お互いの価値観をぶつけ合って、はげしいつばぜり合いになる。
「だって、あなた給料安いし、そんなんで生活できるわけないし」
「なにいってんだ。この業界では高い方だし、これはこれで」
「あーあ、これで彼が弁護士かなんかだったらな」
「弁護士だって、一流二流以外はたいして変わらないよ、今は。それにそんなつまらない仕事しても、面白くも何ともなくない? クリエイティブじゃないし。人のもめ事に首突っ込んで、解決料をもらう仕事だよ?」
「あなたの仕事もたいして変わらないんじゃない?」
まるで、剣を撃ち合わせるように、キンキンキンキン、と鋼と鋼を撃ち合わせるようで、お互いが意地っ張りで、プライドが高いという事もあって、泥沼と言うよりもつかれるまでする、決着の着かない果たし合いのよう。
キンキンキン。
最近どうも、果たし合いばかりしている。
彼女が一番鋭いところを出してきたときに、ぼくの中に対処できるところが鋭いところしかなくて、それで、剣を出される、剣で受けてしまう。
それでも、ぼくが彼女が好きなのはそんなところで、プライドが高いと言うよりは高潔で、一種の高貴さみたいなものがある。ふざけたり、馬鹿にしてみたり、いじわるをしてみたりする事もあるけれど、それは手管の一種で、ふしぎと俗悪な感じはしない。ぼくも似たもの同士で、彼女が手管を使う代わりに、どちらかというと間合いをとって相手をなだめることが多い気がする。
それが、こんな年下の彼女と真剣で、抜き身の刃で撃ち合えるなんてと、驚きはするのだけど、何か違うのだと、何か自分が間違っているのだと、最近になって思うようになった。
喧嘩はもちろんストレスフルだけど、それでも、ぼくに真っ向から立ち向かえない人を好きにはなれない。一対一で真剣勝負も辞さないぐらいでなければ、対等になれないのは当然で、ふしぎと彼女は対等の喧嘩ができる。
彼女がどう思っているかは分からないけど、ぼくには、ぼくと彼女のやり合いは対等だと思うのだ。
嫁と夫がささいな事で言い争いになり、どっちが正しいかを突き詰め合わずにはいられなくて、それで喧嘩になる。それが、知的プライドに根ざしている事が暗喩されていて、その話を聞いた友人が、深刻ではあるのだけど、平和的だなとか言うような小説。
それを読んで、うわ、これだ、これ、理解していないんだ、ぼく、そう思った。
もう彼女の理不尽な反応を受けるたびに、どんだけ、女性心理を書いた本を(漫画&小説)読みまくったかと自慢しても仕方ないのだけど、その短編を読んでまたショックを受ける。
その中で、嫁の、ちょっと至らないんじゃないかと思われる部分を指摘する嫌な(笑)夫が出てくる。その指摘は至極まっとうなのだけど、主人公は主人公なりに事情を抱えていて、その辺が交錯している。結局の所、夫も嫁も、まあそれって愛している&憎む部分もある=愛憎だよね! であいまいに終わるので、結論は出しにくいのだけど、その心理が乖離していく様子を見て、ああ、これだ、これか、と思ってしまった。
敵対に敵対で受けるのだろう。
そう思ったときが衝撃で、というか、彼女の剣、自分の身体に突き刺さったコレクションにすればいいんじゃない? 剣を剣で受ける必要なくない? 彼女が刺したいだけ刺させてあげればいいじゃん。そんぐらいではびくともしない、かもしれない、力があるんだから。
と思った。
つばぜり合いはいい。
でも、彼女が発している鋭さは受けよう。
この身で受け止めよう。
ここに刺さるのを甘受しよう。
そして、彼女が十分に戦ったと満足したなら、その痛みをこの身に受けよう。
刺されようと、そう思った。
それでも、びくともしないぐらいの強さを渇望している。
つよくなりたい。
彼女がいつ刺してもいいように。
それで、びくともせずに、抱きしめられるように。
3年前まで六本木のとあるクラブ(昔でいえばディスコね。キャバクラの方のクラブじゃないよ)で働いていた。
最初は営業後の掃除、そのうち酒作るようになって、最終的にはエントランスにて客の入場管理やった。
顔パス野郎の顔覚えるのマジ大変だったw
常時50人ぐらいの顔パス有名人がいるんだが全員の顔と名前と職業を覚えさせられた。
それから出入り禁止の客を弾くのも大変だった。
まあとにかく神経と脳みそをすり減らす大変な仕事だったがそのぶん金はいい。
大学生なのに時給2500円確保、月30万稼いでた。
兄弟3人いて俺が長男で家は貧乏だったのに20で大学入って、しかも国立落ちちゃったから申し訳なくて学費は全部自分で捻出してオカンの負担をできるだけ減らすために高額バイトやらなくちゃいけなかったんだけど、まあそんな俺の身の上話はどうでもいいや。
俺の先輩で時給7000円の人がいた。
そんだけ。
すげー楽。
店に頼み込んで俺もVIPウェイターやらせてもらいたかったけど、色々と実情を聞いてから、俺にはとても勤まらんと思って諦めた。後述するが学歴も足りなかったw
まず、クラブっていうのはドラッグ・SEX当たり前の人間の欲望丸出しの社交場なんだが、VIPは個室なのでさらにひどい。営業中のVIPルームは見たことないんだけどね。新人の頃に営業後のルーム掃除やってて、まあひどい。ヨーグルト入ったゴム、スマイルシートw、手錠ww、サプリメントらしき何かwww、あーいくら草生やしても足りないぐらい今思い起こすとひどい。あ、草もそういえば落ちてたw
グループ店のスタッフ飲み会で知り合った新宿の人は指が落ちてたことあったらしい。
本当かよwさすがに信じなかったが。
話それたから表題に戻す。
VIPルームに営業中に出入りできるのは、店でたったの2人しかいない。
オーナーと、専属ウェイター。雇われ店長です入れない。異常だよね。
何でそこまで厳しくするかっていうと、VIPルームは芸能人・政治家・スポーツ選手やらが中でお戯れてるから。ヨーグルトぶちまけたり涎たらしてキメてたり。そういう痴態を一般の従業員が見ちゃうと、すぐ話が外に漏れるので、なるべく人を入れないようにしてる。
で、VIP専属ウェイターになるには誓約書を書かされる。中で見たこと聞いたことはオーナー以外には一切他言無用。もし破ったら大変なことになりますよ、みたいな。で、親兄弟の居場所と彼女いる男はそいつの居場所まで店に預けないといけない。そこまでやる。さらに保険書かパスポートのどっちかを預けさせられる。怖えw
さらに、高学歴の大学生しか雇われない。東京だったらなんと東大・一ツ橋・有名医大オンリーw早慶ですらお呼びでない。なんでかっていうと東大ぐらいの学生ならくだらないことをマスコミやら余所に流して小銭で人生を棒に振ることがないからだと。マーチなおれ涙目wwww
でも下手すると命がナッシングー。ナッシングーwwwwそんな芸人さんいたよねそういえば。
この前捕まった何とかピー。よく来てた。でもVIPルームの中で何してるかは従業員誰も知らない。専属ウェイター以外はね。まあいろいろと卑猥で凄惨な現場だったことは容易に想像できる。もっと若い芸能人・有名人はうちのクラブよりもっとやばいところでヤバいことやってたんでしょう。六本木のMとか2chでもよく名前にあがってるけど、あれって全部推測だよね。VIP専属だったらもっと色んなこと知ってるはずだし、あんな所に書き込むメリットないし。
まあそういう職業の人もいるってこと。
そんだけ。
平日は会社で、時折リーダーに褒められることはあれど特に怒鳴られることもなく、俺は平穏にプログラマーとして業務をこなしている。プログラマーと言っても、世間で言うほどの薄給だが激務というほどでもない。夜九時にはだいたい帰途につけているし、都心で独り暮らししていけるだけの給金はもらえている。
ハケンで三ヶ月ごとに、早ければ一ヶ月半で職場を転々とする俺は、飲み会に付き合う必要もないため、ジャンプを立ち読みする日以外はほぼまっすぐ帰宅する。夕食も、最寄り駅の松屋で牛めしを食べ、大量の紅しょうがと七味唐辛子、たまに玉子も乗せて食べるくらいで、あとは部屋に帰るだけ。
ハケンと言っても、いわゆる「派遣社員」ではなく、ちゃんと正社員という肩書きを持っている。だから、無職よりもフリーターよりも、契約社員よりも派遣社員よりも格上。一部デイトレで稼いでいるようなニートよりは格落ちするものの、世間に顔向けできる立派な人間だと自負している。ちゃんと自活しているし。
さて、アパートの一室のドアを開けると、特に帰りを待っている人や猫がいるわけもなく、真っ暗闇が広がっている。だが、まったくの静寂というわけではない。P2Pソフトを起動しっぱなしのパソコンが俺を出迎える。
「さて、何がダウンロードできてるかな」
パソコンデスクの上にあるモニタの電源をつけ、iTuneから控えめな音量でニコソンを流しながら、ダウンロードの状況を確認する。今日は、タイトルだけで目を奪われるようなモノはダウンロードできていないようだ。
スーツを脱いでシャツだけになり、デスク前のイスに座る。下半身がパンツのみなのは、「もよおした時」にいつでも行為に及べるためだ。2ちゃんねるの専用ブラウザを立ち上げ、お気に入りのスレッドを巡回する。今日も「お前ら」のいつも通りのレスを、上から目線で楽しませてもらうとするよ。
「はいはい、ばぐ犬おつ……、と」
ひとしきり+板で信憑性の乏しいコピペを貼りながらネトウヨを演じた後、冷蔵庫を開けると缶ビールが残り一本になっていることに気付く。
「しまったな、明日は土曜日だから出かけたくないんだけど……」
迷った末に、冷蔵庫の開けっぱなしは電気代がもったいないので、思い切って手を伸ばす。片手に缶ビール、もう片方の手にはHDレコーダーのリモコン。プシュッという音をたてて、昨日の夜に放送されたアニメの録画を再生する。
次のシーズンから何のアニメが始まる、という情報が溢れる時期だけが楽しい。楽しみな作品もいざ見てみると興を殺がれることが多く、ついつい「つまらない」とか「作画崩壊」とか「声優が棒すぎ」とネットに書き込んでしまうが、制作側が悪いので仕方がないことだろう。今日もアニメ板の本スレに「あのシーンを挟む意味がわからねぇwww」ってレスしたんだけれど、信者に叩かれた。あのアニメの原作厨は本当に救えない。
「さて、まとめブログを巡回した後は、馬鹿なゆとりのレスを見て煽る遊びでもするかな……」
+板では、今日もゆとりが我々サラリーマンをバカにするようなレスをしている。+板に書くような奴は、近い未来は俺と同じく職場を転々とし、人間関係も希薄で、唯一、親よりも先に死ねないという理由だけで生きるようになるだろうよ。
「ゆとりの雑魚ども乙www 学生のうちにほざいとけwwwww お前らが働き出すころには、もっと絶望的な社会になってるぜ、ざまあ……、と」
希望の見えない世界の中での、せめてもの暇潰しと慰みがアニメや漫画、そしてエロゲなのだよ。夢ばかり見ているワナビのゆとり+民は、そうと知らずに大人を煽る。十年後の俺のほうが、お前なんかよりも地位も名誉もあるんだと。
「学生のうちは、根拠のない万能感ばっかり持ててうらやましいぜwww 今に思い知るよ……、と」
何気なく巡回している掲示板を眺めていると、またゆとりエンジン全開のバカが書き込みをしている。割れなんかやってるほうがよほど情弱、だと?
サラリーマンは庶民で景気が悪いから節約しないといけないのに、そいつは無料で手に入るものを金を出して買うという。お前が今まで購入品に使った金を考えてみろよ。その金があれば割る事ができない物を沢山買えたなとか考えないのか?
ほら、ゆとりども、お前が割らずに買った金で買えたはずの、俺の嫁たちをうpしてやるから、存分に悔しがるといいよ。
「なになに、でもグッズは買うんだね、だと? グッズは割れないから仕方なく買ってるんだよ……、と」
俺の嫁たちに嫉妬し、悔しがってゆとりどもが発狂しだした。俺のやってることが犯罪だとか言掛りをつけてきたり、顔真っ赤だぞというテンプレのような煽り方をする奴までいる。インターネットは衆愚だ、本当にバカしか集まらない。オマケに、まるで俺が働いていないかのようなレスも出てきた。
「仕事してるよ、準備は明日すれば間に合う……、と」
割られたくないなら割られないような物を作ればいいのに。それに、俺だって割れザーで割れる物でも金を出して買いたくなる物は買っている。
「これ社会人の証拠な……、と」
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絶望しかない浮世に一石を投じるための一枚は、俺に本物の絶望と消えることのない心の闇をもたらした。
面倒くさい職場の人間関係、恐怖と苦痛の満員電車、将来の不安を煽るだけの政治・経済。
そんな、些末な問題が絶望だと思っていた。
そんな、気の持ちようでどうとでもなることを、絶望だと思っていた。