はてなキーワード: CLIP STUDIOとは
株式会社Wacomは、高品質なペンタブレット類を筆頭に、クリエイター向けのデジタル製品を展開する埼玉県の企業だ。
超有名ペイントソフト『CLIP STUDIO』のセルシスと提携してイラスト情報サイトを運営したり、YouTubeにて著名作家による液晶ペンタブレットでのメイキング動画を配信するなど、顧客だけではなく、クリエイティブの世界全体に寄り添ってきた印象の強い企業だった。
そんなWacomが、言うまでもなく数多のクリエイターから侮蔑され、今に至るまで常に批判を浴び続けているAI生成画像を広告に使用した。
当然、界隈には激震が走り、すぐさまWacomは非難と誹謗中傷の雨あられにさらされることとなった。
全ての発端となったその画像は、Wacom米国支社が新春セールの告知バナーとして掲載した画像に使用されている龍のイラストだ。
それは昨今の精緻化しつつあるAI画像事情を考えればまったく稚拙と言っていいAI丸出しっぷりのカスみてえなクオリティのポンチ絵であり、切り抜きすらガバガバで、目にしたユーザーが正気を失うのも無理はない瘴気を放っている。
Wacomの弁明によればストックフォトサイトから購入した画像であり、説明には手描きですって書いてたらしい。信じるなよ。
ゆえに、
①ペンタブという、血と汗と涙を流してがんばるクリエイターの相棒となる機器を売っている会社が、クリエイターの成果物を無遠慮に搾取して作られたAI画像なんぞを広告に使いやがったことへの怒り
②たとえ本件が広告代理店単独のやらかしであってWacomは悪くないのだとしても、創作の現場と密接に関わってきたはずのトップ企業があんな分かりやすいAI画像を見抜けなかった、あるいはチェックさえせず素通りさせた可能性があることへの懐疑
③そもそもWacomとかいう超有名かつクリエイターと親密なはずの企業が、自社の広告に使うイラストを新たに発注せず、ストックサイトから拾って済ませたことへの落胆
④ユーザーの告発がバズったさいに、迅速な対応を見せることなく火元の投稿を無言で削除してしばらくだんまりだったうえ、ようやく出た謝罪文がどうも歯切れの悪い内容であることへの🤔
⑤Wacom製品の宿痾であるタブレット用ドライバの虚弱体質への不満が炎上ついでに大噴出
上記を主な理由として燃えに燃え、もはや消し炭すら残さないフェーズに入っている。
自分は生成AIをゴミだと思っている人間であり、Wacomのbambooに導かれて絵を描くようになったおえかきオタクであり、同じくWacomが展開する液晶ペンタブレットのフラグシップである"Cintiq pro"に憧れてきた一介のユーザーであるため、Wacomが燃えているのは我が事のように苦しく、歯痒い。
はじめはWacomに対する困惑と、とにかくは炎上を追わねばという気持ちだけがあり、なぜAI画像を使う羽目になってしまったのかさえ知れればよいと思っていた。
だが、炎上が際限なく広がり、どこまでも飛び火しまくっている現状を見るほどに、自分でもよく分からない様々なお気持ちや悪態が自分の内で噴き出しまくってないまぜになり、どう整理すればいいかさえ分からなくなってしまった。
非難にあわせて拡まった不買運動や、やおら他社製品の液晶ペンタブレットを持ち上げ始めるインフルエンサーの挙動にイラつく自分も情けない。
その代替として挙げられた製品だって過去にAIで広告作って燃えてるし、そもそもそいつらがCintiqに敵うものかよ。
一方で、そんな悪口が出てきてしまうのは、私が持ち合わせているある種の国粋主義的な、権威主義的な部分が強く認知を歪ませているせいであるという点を否定できない。私はWacom信者だ。恥ずかしながらこの目は曇っている。
なんにせよ、よく分からないお気持ちを抑え込むことさえできない自分があまりに馬鹿みたいでつらいのだ。
AI慎重派の筆頭論客でもある某イラストレーターが「XP-PEN(Wacom以外であれば真っ先に候補に上がる中国の優秀なメーカー)の液タブ買ったよ」というツイートをしただけで「Wacomへの当てつけかよ!!!?!!!!!!!?!」となってしまう自分の単細胞が恨めしい。
だから、彼がとてもとても理性的な筆致で書いてくださっていたnoteを読み、示されていたフラストレーションの殺し方のすすめに従って、こうして文章の形で消化しようとしている。私は絵でしめすより文章をしたためるほうが相対的に得意だから。うまくいくかな。
思いついた順に書く。くどいので今後は液晶ペンタブレットを「液タブ」と表記する。
本件を概観するうえで見落としてはいけない気がするファクトとして"Wacomの液タブ"という存在・概念が、デジ絵に親しむ者にとっては単なるハイエンド製品に留まらない、絵描きとしてのステータスシンボルでさえあった実情がある。
「Cintiq」という名は単なる製品の名前ではなく、それこそCHANELの「N°5」のような、ある種の象徴を背負ってきた。なぜなら長い長いあいだ、Cintiqこそが唯一の“本物の液タブ“だったからだ。
どういうことかといえば、Wacomの特許でもある電磁誘導方式(EMR)という動作形式で作動するの液タブは、長らく新生Cintiqシリーズしか存在していなかったのである。
EMR方式は、グラフィック用タブレットの動作方式として最も優れていると言っていい代物だ。飛び抜けて高度な筆圧感知と動作検知能力を持つため、まるで紙に線を引くかのように繊細な描画が可能であり、ペンの充電に煩わされることもない。
かつては板タブの専売特許であった強力な描画能力を、液タブだてらに誇示してみせたことでCintiqは伝説となった。
EMRの特許が切れた現在となっては、他社も盛んにEMR方式の液タブを発表しはじめているものの、依然としてそのクオリティの高さは変わらず、Wacomの歴史に根ざした信頼もあって、“Cintiqという名前“は永遠に“すんげーつよつよ液タブ“の比喩であり続けている。
趣味であれ生業であれ、デジタル創作に親しむ人々はみな、ショーウィンドウ越しのトランペットを見つめる黒人少年のごとく、Cintiq proに憧れながら絵を描いているのである(主語デカ案件)。
だからこそ、"あの"Wacomが!!?という衝撃は大きかった。よその企業がAIを使いやがったときのそれとは、話が違うのだ。
むろん、いくら創作にまつわる機器を扱う会社だからといって、告知に使う全てのイラストにコンペを設けたりできないことは、さすがに分かる。
それでも、だとしても、誰しもが「なんで社内イラストレーター使わねえんだよ」と失望するほどには、Wacomの名前は重かったのだ。
当のWacomにさえ抱え切れないほどに。
また、消費者による企業への信頼とはすなわち資本への信頼でもある。
ただ、ただ単純に「高え金払ってんだからしっかりしてくれよ頼むよ」という話だ。
「Cintiq pro27」とかでググっていただければ分かるとおり、Wacomのフラグシップ製品は、おしなべてアホみたいに高い。Apple製品とタメを張るくらい高い。ちなみに企業姿勢もどとこなく似ているところがある。
Wacomがどんだけ儲かってるかは知らんけど、あんな高いもの売ってるなら相応にお行儀よくあってくれたまえよという話なのだ。
これはカスタマーが企業に怒りを覚えるポイントとしてあまりに分かりやすく、またその気持ちを分からない消費者はいないだろう。
ちなみに、米WacomがAI画像をうっかり購入したフォトストックサイトが、よりにもよってAdobe Stockであるのも見逃せない点だ。
かのAdobeもまた、AI魑魅魍魎に占拠され AI汚染の震源地とすら揶揄されるようになったAdobe Stockの有様をユーザーに咎められ、「高えAdobe税払ってんのに自社のフォトストックすら守れねえのかよ」という失望を集めて絶賛失速中の身である。どうも示唆的なものを感じずにはいられない。
ただまぁ、個人的に上記の諸々は単なる背景情報であって私には正直どうでもよかったりする。ここまでクソ長々と書き綴ってきたうえでこんなことを言うと正気を疑われるかもしれないが。
私はただ、頭が固くて権威主義で旧弊なオタクであり、Wacomを埼玉の誇りだと思ってる埼玉県民ゆえ、ただただ、たった1回の過ちでWacom製品を投げ捨て、""有象無象"“の""中華""製品に手を伸ばせるみんなのフットワークが信じられないのだ。
そして今回の傷が重篤な致命傷なのは否定できないとはいえ、なにもWacomが主体的にAIを推進したわけでもないのにここまで炎上が広がっていることに引いているのだ。
なんかこう…例えばCintiqの次世代モデルにAI積みますとか言い出したわけでもなく、ただAI画像をなんとなく手にとってしまっただけなのに、叩かれすぎじゃないかと思うのだ。確かに迂闊で許される範囲じゃないとは思うけどさ。
とくに、まるでWacomが生成AIを大歓迎し、諸手を挙げてユーザーに押し付けようとしている企業であるかのように罵っている一部のAI慎重派の言動はあさましく思えて仕方がない。
むしろWacomは絵柄を署名のように扱える技術を研究し、「AIでAIをぶちのめす」道を探ろうとしている途上にあるというのに、というかその話題が出た当時はみんなしてさすワコしていたというのに……。
……長い長い冬を抜けて、ようやく著名なイラストレーターの方たちでさえ腹を括ってAIの被害を訴えてくださるようになり、ここ最近にきて生成AIに関する議論が持ち直したように感じられる場面が増えたように思う。
一方で、その暗い冬のあいだに摩耗した精神を顧みぬまま、あれもAIこれもAIAIAIと呪詛の言葉を撒き散らすようになってしまったインフルエンサーの方が何人か思い浮かぶ。
特に、最近になって「2023年8〜10月以降にいきなり生えてきためちゃうま絵師は基本AIだと思え」というド失礼な認識が自然発生し、ぽつぽつと苦言が出ることがあっても、とくに大きな反発もないままその認識が界隈に定着したのを見たとき、私は「底が抜けてしまった」と思った。
そこに畳み掛けるようにして、絵描きの最良の友であったWacomへの過剰な警戒がドバドバドバドバ噴出しているのだ。しっちゃかめっちゃかだよもう。
AIbroが吐き捨てていった「AI規制派はフェミ!」というお里が知れる鳴き声を、彼の意図した形ではないとはいえ、私は捨て置くことができない。
今の「AIカスどもVS絵師とかの連合」の泥沼バトルは、慄然とするほど「"フェミニズム"VS表現の自由」の界隈が辿った道筋に似すぎているのだ。
あの人たちはどうなった?
ギャグみてえな炎上の渦中にあっても気高く振る舞ってきた、"フェミ"と蔑称されるいわれなき本物のフェミニストたる女性達は、数回の炎上ですぐさまインターネッツ・レスバの無意味さを悟り、彼女らがまだ"まなざし村"という懐かしい名で呼ばれていた時代の終わりと共に雲隠れしてしまった。
こうして萌えコンテンツをひたすら理不尽に憎み、ダブルスタンダードな思想を振り回しながらLGBTに迷惑をかけまくる、だいぶ苛烈な女性だけが鼻息荒くリングに残ることとなった。
一方の"オタク"の側も、愛するコンテンツを守りたい一心で不器用にも声を張り上げていた層が、本当はそんなふうに怯えなくてもいいことを知り、安心して去った。オタクコンテンツを傷付けやがる連中の正体見たり枯れ尾花。好きなものを愛でる時間のほうがよほど大切なことに気づいたのだ。
そうして気持ち悪くて不謹慎な処女厨の童貞が一番カッコいいという化石じみた価値観のまま、アニメやゲームに言うほど思い入れがないにも関わらず、現実の女性を逆恨みする原動力として自分をオタクだと思い込まねばならない可哀想な男性だけがオタクのバトンを勝手に引き継いだ。
そんなこんなで、かの界隈は"炎上のための炎上"の火の手が毎日どこかしらで上がり続ける、オタク嫌いとミソジニストがこの世の終わりみたいなナワバリバトルをやるだけの地獄と化してしまった。
他人事とは思えない。
「絵が描けるだけで好きなだけイキれてvtuberにフォローしてもらえるキモオタどもが羨ましい」という凄惨な嫉妬が胸の内で渦巻いていることにさえ気づけないまま、自分は最先端技術を理解しているすてきなテックギークだと心から信じて、満たされることなく価値のない画像を貪り続ける“彼ら“の壮絶さを思えば、相対する我々はたしかに、さすがに、今のところは同じ場所まで堕ちてはいないと言っていいだろう。
今のところは。
だが、その尊い正気が首の皮一枚でつながっているに過ぎないことを、前線にいる多くのひとが忘れてしまっているように思う。
自分がすぐにでも怪物に成り果ててしまうほど疲れ切っていることに気づかず、このまま怒りと悲しみを免罪符にして諍うだけの日々を送っていれば、すぐにでも炎上の熱狂と、レスバのライブ感に飲まれてしまうことだろう。
これは自戒でもある。
この戦いはコップの中の嵐ではない。
議論の場としては最悪なインターネットが唯一のフィールドというのも逆風だが、それでも。
非常に緩慢なテンポで、ときに腹立たしい揺り戻しに見舞われながらも、世界は確実に、ゆっくりとまともな方向に舵を切ろうとしている。
それもこれも、生成AIという忌子の産声に迅速に反応し、大衆がことの重大さに気づく前から、狼少年のような扱いを受けながらも折れることなく声を上げ続けてくれた人々がいたおかげである。
あなたたちが戦ってくれたからこそ、ようやくたくさんの人々が目を覚ましはじめている。
だから、我々はその目を裏切ることなく戦い続けなければならない。
だから、少しでいいから、休んでほしいのだ。ふと立ち止まるだけでもいいから。
この局面にあって、些細なことから「やっぱ反AIって頭おかしいわ」と思われるような事態があってはならないのだ。
私は恥ずかしながら、かつて表現の自由戦士と揶揄される感じのあのへんの活動に片足を突っ込んでいた。
そしてその日々の中で、素晴らしく聡明で、洞察力があって、敵を糾弾する時も優しさを忘れない、人間としても尊敬を集めていたオピニオンリーダーがある日突然ぶっ壊れてよくわからないことを言い出し、クソほど炎上するのを何度か目にしてきた。敵にも味方にもそんな人が出ていた。彼らはそのまま、“炎上のための炎上”をやるためのゾンビと化していった。
思い返せば彼らはいつも最前線に立って、独りで戦っていた。“界隈の人間ではない“人間がそばにいて、エコーチェンバーの反響を適度に遠ざけることさえできていれば、ガス抜きさえできていれば、何かが変わっていたかもしれない。
怪物と戦うものが怪物にならない方法は、ひとつだけ。連帯することだけだ。
あなたたちの仕事は言うまでもなく私が、そしてなによりあなたたちが呼び覚ました無数のビジランテが引き継いでいく。
だから、少しでいいから息をついて、AIbroどもにもみくちゃにされる中で削ぎ落とされてしまった何かを取り戻してほしい。我々にとってあなたたちが必要だからこそ、壊れないでほしいからこそ、私はこんなことを言っているのだ。
Wacomを許せるなら我々はまだ引き返せるはずだ。
このエントリがあなたたちの目に入ったら、お前は手ぬるいだの悲惨な現実を理解できてないだのの有難いお言葉が飛び出してくることだろう。
確かに前半のWacom擁護は、贔屓にしている会社かわいさゆえの妄言ではあると思う。正直。
でも、後半で言っていることを取り下げるつもりは絶対にない。
現実がまじくそだとしても、だからこそ、意地汚くAIを押し付けてくる連中とこれからも戦っていくためにもここで少し立ち止まり、あたりを見回して我が身を振り返らねばならない時期にきていると私は強弁する。
商業漫画で糊塗を凌いでいて、日頃からCLIP STUDIOもIllustratorもモリモリ使ってる身としては、最近の『AI絵画』への違和感が不思議に思えてならない
例えばCLIP STUDIOには2DLTと言って写真をイラストのように加工する仕組みがあったりして超便利だし、パース定規を使ってパースを描く機能も備わっている。
ちょっとしたコツさえ教えれば「絵なんか描いたことがない」ような人でも「それなり」のパースを描けるようになる筈だ(まあ出来ない人は出来ないけれど)
その昔、「漫画にスクリーントーンを貼るなんて」と言われた時代があった。
手で描こうとトーンを貼ろうとCLIP STUDIOで描こうと「漫画は漫画」じゃないのかな。
君たちがCLIP STUDIOやIllustratorで引くベジェ曲線、多数のレイヤ、そうしたものと『AI絵画』は私の目から見れば技術という意味に置いてシームレスにしか見えない。
デジタルという恩恵を受けながら絵を「描いてる」人間がAI絵画に忌避感を持つのが良く分からない。というより滑稽ですらある。
Mi11 liteがつい最近のアップデートでゲーム処理もちゃんとできるようになったのに、この報道。
中国製の携帯電話に検閲機能、リトアニア政府が不買・処分を勧告
https://jp.reuters.com/article/lithuania-china-xiaomi-idJPKBN2GI0FG
で、度々ネトウヨから「売国奴」と罵られた時に「日本を愛しているからこそ苦言を呈している」と主張してきた我らが愛国者のはてなー諸氏諸君は、もちろん日本製で諸々を揃えているよな?
ワイはちゃんと揃えているぞ!! 以下その一覧。
- Wikipedia→コトバンク・ニコ百・pixiv大百科・@wiki
- クラウド→TeraCLOUD
- 机→オカムラ
- 服→UNITED TOKYO、NARU
- 布団→エアウィーヴ
こうやって書き出してみると、意外と日本製で揃えようと思えばできてしまう。たぶん、アメリカや中国を除いた他の国ではここまで揃えることは難しいと思う。韓国とかで揃えられる!っていう人はぜひ書き並べてほしい。
もちろん、愛国心を除いたコスパは確かに低いんだが、余剰コストはせいぜい100~200万程度。数百万で愛国心の証明が買えると思えば安くないか?
McAfeeのせいでwin10のシステム系が一切触れなくなり初期化寸前まで行った話。
寸前まで行っただけで
初期化直前にマカフィー削除に成功して全て戻ったので、すでに解決済みです。
win10のデスクトップPC、購入して1年半未満、マカフィーは購入時から入っていて2021年になるまで一度も誤作動はなかった。
クリックしても「アクセス許可がない可能性があります」の警告表示が出て何もできない。
最終的に起動できなかったアプリは以下。確認していたものだけ。
・マカフィーリブセーブ(マカフィー管理アプリ。有効無効切り替えや履歴等が見れる)
・GoogleChome(普段から使用中。ネットはつながっているがChomeが立ち上がらないのでネットができない)
・MicrosoftEdge(Chome同様)
・タスクマネージャー(ctrl+Alt+Deleteからタスクマネージャーをクリックしても起動しない)
・コマンドプロンプト(当然立ち上がらない)
・メモ帳(立ち上がらない)
・windowsの設定画面(青の真ん中に歯車のウインドウが出てすぐに消える)
いろいろ触ってみたけど警告表示のようなウインドウが一瞬出て消える、それの繰り返し。
コントロールパネルはタスクバーにピン留めしているのでそこから入ることはできるが、そこから管理者権限関係のメニューをクリックしても一切反応しない。
これは後で書くけどPCのカスタマサポートのお姉さんの指示に従うとスタートボタンは反応するようになったのでよかった。
それから、電源を落としても電源が落ち切らず、ハードのモーター音が永遠に聞こえていた。
朝8時ごろに電源を落として放置、仕事が終わってから様子を見ようと19時帰宅。モーターは動き続けていた。
無理やり強制終了しか手段がなかったので、セーフモードに行くことができなかった。
逆に操作可能だったのは「エクスプローラー」とお絵かきソフトの「CLIP STUDIO」。
CLIP STUDIO(以下クリスタ)はソフト内でネットに接続して素材をDLできるのだが
「ネット生きてんじゃん」「どうしてクリスタだけ生きている?」
上記の状態。PC電源を入れれば立ち上がるけどクリスタ以外何もできない状態。
システム系全てに触ることができない。
原因は何かと思い返して、心当たりがあったのがマカフィー。
ともかく、きっと原因であろうマカフィーを削除しようとマカフィーの削除用ツールMCPRを
管理者でログインし(といってもこのPCを使っているのは自分1人だけだが)管理者として実行しようとしても
勘弁してくれ…となった。
この現象、実は2回目。
画面右下に突然マカフィー通知が反応しだして、そこから気づけば上記の状態になった。
この時は再起動はちゃんとできた覚えがあるから、電源はちゃんと落ち切っていたような気がする。
そのまますぐにマカフィーのサポートに連絡してMCRPで削除が可能だったので削除に成功し、元に戻った。
そこからサポートの方に遠隔操作でマカフィーを新たにDLしてもらって解決したはずだった。
2回目はその削除ができなくなった。
これは困ると再びサポートに連絡して、管理者権限がないと言われるので
管理者権限がなくてもマカフィーを削除できるツールがあればください、と言った。
すると、向こうも原因が全くわからないようで、最終的には
「そのようなツールはない。マカフィーに管理者権限を操作する機能はないのであなたのPCがおかしいんじゃないですか」と言われた。
まあ言いたいことはわかる。管理者権限がなくても削除できるツールもないかもしれないとは思っていた。
ただのセキュリティーソフトがそんな管理者権限を操作できるわけがないのもわかる。
マカフィーさえ消えれば元に戻ると思うので削除ツールをくださいって言っても同じことしか言わないし
お前のPCが悪いのでPCの製造元に連絡しろと言われて本当にもうやり場のない怒りしかなかった。
前回マカフィー消したら戻ったからそう思うだけだけど、おんなじ状況なんだから…いや言っても無駄だな。
マカフィーのカスタマセンターへの電話は有料で電話代が無駄なのでさっさと切った。
そもそもマカフィーが原因だと思ったのは、毎秒なにかに反応している通知を確認したからだった。
アプリ等が完全に開けなくなる前にリブセーブで履歴を確認したが
「Microsoft Windows Search Protocol Host」に反応しているようだった。
履歴や通知のポップアップのスクショ本当にとっておけばよかった…
履歴欄を見ると本当に毎秒毎秒反応していてびっくりした。
この「Microsoft Windows Search Protocol Host」、windows内の検索してインデックスを作成する実行ファイルなんだね。
それが実行されてそれに過剰反応したマカフィーに弾かれたのか…?
今となってはもう確かめる術もないけど。
それにMicrosoft Windows Search Protocol Hostを停止すると不便なようなので停止は今もしていない。
そこからPC製造元に連絡をして言われるままに操作や確認をするがなにも変化なし。
上でも書いたが、この時点でスタートボタンも反応できなかったけど、
お姉さんの指示に従うとスタートボタンが反応するようになった。その他は変化なかったけど。
いろいろ確認と対応してもらったけど「第三者のツールがシステムを妨げていると思われます。これ以上操作できないのであれば初期化、それで戻らなければ修理対応となります」と言われた。
そんなこんなで初期化の案内の予約をしてその日は電話を切った。
突然アプリが開けなくなった自分のパソコンは初期化することが決まってしまった。
たぶん、なにも、悪いところはないと思うのに。
Microsoft Windows Search Protocol Hostが異常に動くと、マカフィーにシステムを制御されてしまうのか?
そもそもMicrosoft Windows Search Protocol Hostが悪い?
もう何もわからなくて泣きながら取れるだけバックアップを進めて初期化の準備を始めた。
バックアップの作成と復元ポイントの作成は設定画面が開かないので当然できなかった。
バックアップを取りながら、本当に突然思いついただけだけど
右クリックは生きていたので、MCPRをマカフィーでスキャンしてみた。
本当に、なんとなくやってみただけだけど。
すると脅威はありませんでした!詳しくはこちら!の通知が画面の右下に現れて
その指示のままクリックすると…
今までどうやっても開かなかったマカフィーリブセーブのアプリが開いた!
え!?ってびっくりしながらこれはこのままマカフィーを無効にできるのでは…!?と触ってみると
無効に…!できた…!
どういうこと?もう全然意味がわからないけど、正面からじゃ入れなくて裏口からひょっこり入れた?そんなイメージ?わからないけど。
ともかく、ずっとなにかを邪魔をしていただろうマカフィーを停止することができたので
まだ操作ができるうちに、急いでMCPRでマカフィーを削除した。
削除した後、再起動を促されてそのまま再起動へ。電源を落とした。
もう、本当に、めちゃくちゃ嬉しかった。
それから、本当に他も無事かを確認するために片っ端からアプリを開けまくった。
GoogleChome…開く!ちゃんとツイッターも開くことができた!
MicrosoftEdge…開いた!
コマンドプロンプト…開いた!こんなに黒い画面が恋しかったことはない。
メモ帳…開いた!メモ帳が開かなくなってもう本当にどうしようかと思った(メモ帳が開かないなんてどういうこと…という意味で)
windowsの設定画面…開いた!!!!!これが!開きたかったんだ!
初期化を免れた。初期化の案内の予約とったけど、案内のお姉さんごめんなさい、無事に治ったから初期化しなくて大丈夫ですと謝った。
本当に良かった。
結局、何がはっきりとした原因かが全くわからない。
困惑しながらネットでセキュリティーソフトにシステム系がブロックされてしまった場合のことや
アプリが開かなくなった場合の対処方法やいろいろ調べまくったし
自分の周りのPCに詳しい人のアドバイスも聞いて、いろいろやったけど
誰もなにもわからなかった。
ただ、マカフィーを抜いたら直ったので、やはりマカフィーが悪いんじゃないのかなと思った。
じゃあねマカフィー。もう二度と使わない。
あと、バックアップはまめに取ろうと思った
趣味で漫画を描いてるんだけど、いつもカメラワークと不慣れなポーズのデッサンに手間取ってしまい時間がかかりすぎて悩んでいた。素体を補助に使ってもうまく落とし込めなくて、素体の変な癖まで描いてしまい補正ができずしっくりこなかった。
デッサン練習すればいいんだけど練習するなら漫画を描いていたいし、でも練習しないと描けない。描けないので進まないというダメな時間の消費をしていたと思う。
そんなある時、知人がDAZ studioというフリーでも使える3Dソフトを教えてくれた。日本語版がなく本も古いものしかないので慣れるのに時間はかかったものの、ポーズとボディの調整のコツを掴んだら複雑なポーズやカメラワークの確認が容易になって前よりも格段に作業が捗り始めた。
自分が何度もデッサン直すよりポーズ作る方が早い。そして、全然悩まないのでストレスがない。そのままトレスしたって誰にも怒られない。苦手なカメラワークもぐるぐる回して構図を色々検討できる。
また、このソフトとても動作が軽いのだ。2人並べてもぐいぐい動かせるので使いやすい。
なんと素晴らしいソフトなんだろう。
CLIP STUDIOにも3Dキャラクターはあったが絵柄の問題もあってDAZ stidioの方が自分には合っている。作業が捗り始めたので漫画を描くのも楽しい。プロならいちいちポーズなんて確認してられるか!って感じだろうが趣味なので何も問題ない。ストレスないのが嬉しい。
ありがとう知人。