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はてなキーワード: 植林とは

2023-02-19

anond:20230218141908

花粉症に苦しみながら植林計画を練ってる役人とかどういう気持ちなんだろうな

anond:20230218141908

いやもう無花粉スギというのがあって今の植林はソレ

でも樹齢35以上のもけっこう残ってるから

2023-02-18

スギ花粉被害は明白なのに林野庁植林を辞めないんだよね

国家による犯罪でしょ。

今はまだ世論コントロール出来ているだけで100年後には「スギという麻薬」みたいな本が出されて「KAFUN ~黄色悪魔~」みたいな名前公害ドキュメンタリーが作られるよ。

そしてスギ花粉植林に関わった一族はその汚名から学校で虐められるし、当時の政治家の墓には毎晩のように人糞が塗りたくられるようになる。

2023-02-02

月に植林だ!

月の地表に植えたって、と、意味のなさそうなことでもエコっぽければいいんだよ

2022-09-21

台風が過ぎたら花粉症が少し良くなってきた気がするぞ

ブタクサ明治初期に渡来、杉やヒノキ戦後植林、今は無花粉杉もあるがな

(山主たちはどうしてかよく亡くなり素人遺族が伐採したりする)

2022-06-12

静岡間伐間伐じゃない件

これ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/3a1987d18442c5c94ba14e29c6ea166fab1bc42b

報道も含めて適当批判が多いので素人解説する。

今回の作業目的

まず第一に多分多くの人がイメージする間伐目的とした事業じゃない。

先行するこの記事によると、これは静岡県の「森の力再生事業」によって実施されている。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1053943.html

事業はこのようなものだ。

http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/mirai-index.html

要綱から事業の内容を見てみると、

第5 事業内容には次のようにある。

(1) 人工林再生整備事業

第7(1)に定める対象森林のうち荒廃した森林について、針葉樹広葉樹との混交林へ誘導するための森林の整備であって、伊豆地域森林計画富士地域森林計画静岡地域森林計画及び天竜地域森林計画(以下「地域森林計画」という。)に定める「特に針広混交林化を推進すべき森林」の整備・保全の方向に即した整備並びに簡易な道及び構造物の設置等を実施する。

とある。((2)は竹藪の話。)

 「間伐」という言葉でよくイメージされる、質の悪い木を選んで切っていい木をよく生育させるとか、間引き的に切って林床を明るくするとかそういう話ではない。報道でも触れられたように「森林公共的な責任が果たせていない」植林地を広葉樹林混じりの山にすることで、山の機能回復させようという事業だ。

 間伐をしないと木の下が裸地化したりして山の水源涵養機能が落ちたり生息する生物が減ったりといいことがないのだが、補助があっても経済的に見合わず間伐できないところが今問題になっている。そういう山をもう植林を減らしてしまって広葉樹混じりの状態にすることで、山の機能を低コスト回復させようという考え方だ。静岡県も他県と同様に間伐補助がある(http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-630/zorin/hojo.html)が、その事業では間伐ができなかったのだろう。私の県でも、少々の補助をもらって間伐しても割に合わないという声は聞こえる。

 国の森林総合研究所が研究結果からまとめた「広葉樹林化ハンドブック」を出しているように、この方向性全国的ものだ。

http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/bl_pro_1/

 なので「間伐」じゃないという批判についてはそりゃ間伐事業じゃないよ、という話になる。しかし、報道の感じでは権利者の人は以前やった間伐事業イメージを今回の事業にも持っている。

 報道に写っている書類は「森の力再生事業実施に関する協定書」だと思われるが、その最初にはこのように書いてある。(R3年版様式)

http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/documents/jisshiyoukou_youshiki.pdf

第1条 静岡県 農林事務所長 (以下「甲」という。)、権利者 (以下「乙」という。)及び整備者 (団体名称及び代表者名)(以下「丙」という。) は、第3条に掲げる森林針葉樹及び広葉樹の混交林又は多様性のある広葉樹林等へ誘導することにより、土砂災害の防止、水源の涵養など森林が発揮すべき公益機能回復させるため、その事業の速やかな実施事業実施後の適正な管理三者が協力して確保することを目的に、次の条項により協定を締結する。

また、協定書の2枚目にはこのように書いてある。

2 前項の丙が実施する整備の内容は、次に掲げる整備であって、要綱等に定める整備計画書に基づくものとする。

(1) 環境伐(広葉樹自然発生目的に、対象森林のおおむね40%にあたる本数のスギヒノキの人工林を伐採するものをいう)

(2) 整理伐(適正な立木密度への誘導や樹種の転換を図るために、竹林広葉樹林等を伐採するものをいう)

(3) 倒木又は倒木の恐れのある立木の処理

(4) 伐採木竹等の林地外への流出を防止するための集積、破砕、搬出等の林内の整理

(5) 広葉樹の植栽

(6) 土砂の流出や土壌の侵食を防止するための簡易な木竹製構造物の設置

(7) 整備作業安全性効率性を確保するための簡易な作業路の設置

(8) その他、知事必要と認めるもの

混交林または広葉樹林に誘導するための事業ですよと最初にきっちり書いてあり、作業内容としても間伐ではなく40%伐採して広葉樹自然発生を目指すことが書いてあるわけだが、書いてあってもご理解いただくのは森林組合の役割だろう。

実際、その後の調査でも説明不足が問題視されている。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1073631.html

権利者の人は間伐でないと主張しているので報道もその論調だ。荒らし放置するくらいならいっそ山での針葉樹生産を縮小しませんか、という重要な転換の話なので、丁寧な説明がとても重要だろう。

(なお、今回のような手法を帯状間伐と主張する事例もあるようで、その場合はこんなもの間伐じゃない、という議論になる。)

手法の適切性

さて、事業としてこの実施手法は適切だろうか。

 報道にあるように、県は15m幅の伐採提案している。帯状の伐採自体は全面の皆伐を避けつつ搬出を容易にするために、次にまた針葉樹植林する場合でも使われている手法だ。帯状伐採とか帯状皆伐とか言う。形状に注目しなければ小面積皆伐一種と言えるだろう。また、目的によって誘導伐、複層林化を目指す複層伐とか、言い方はいろいろある。私の行動範囲内でも50m幅で皆伐し50m幅に植林を残した縞々の斜面が見えるところがある(Googleマップ航空写真で見るとよく目立つ。)

森の力再生事業の要領にも、このように記載されている。

(ア)環境

広葉樹自然発生目的に行う、対象森林のおおむね 40%にあたる本数のスギ

ヒノキ伐採をいう。(略) 伐採手法は、全伐採本数の8割以上を列状又は群状に伐採するものとし、それらを補完するために単木的な伐採施工することができるものとする。 列状伐採場合の1列当たりの伐採幅(伐採区域の短方向の両端に位置する残 存立木列の樹幹間の最短距離)の基準は、おおむね5m以上かつ残存林分の平均

樹高のおおむね2倍未満を原則とする。(後略)

なお、樹高の2倍未満というのは帯状の伐採に関する資料でよく見られる。広すぎると全面的皆伐に近くなるが、狭すぎると日当たりが悪く次の木が育ちにくくなる。

 今回の件について、50m幅のところは事業基準を満たしていないと言える。しかし「ゴルフ場のような」帯状の伐採自体計画通りだ。

 今回の伐採手法に対する批判は、混交林化という目的に対して、列状間伐などによる強度間伐などと比較されるべきものだ。県の判断には動物被害が大きいことを挙げており伐採後をシカネットで囲っていたが、それらの対策やすさなども考慮に入れる必要があるだろう。

木を多く切ったこ自体に対する批判はあたらないと思う。広葉樹林化を目指すならどこかで切らなければならない。災害発生リスクとしては確かに帯状伐採でも表層水が増え災害リスクが多少なりとも上がることがわかっているが、じゃあいつ切るんだ、間伐もできない山を放置しておくのか、それとも個人財産を育てるための間伐さらなる補助をしていくのか、などの論点があろう。

(素人考えだが伐採部分より残った植林の幅の狭さが気にかかる。50m幅の問題といい、区画取りがちゃんとできていたのだろうか。)

さら技術的な論点

 今回の報道で多く見かけた批判はこのように的外れだが、もう1つ重要論点がある。それはこれで本当に広葉樹への更新ができるのかという技術的な疑問だ。(そもそも広葉樹林化で本来目的を達成するのかというさらに難しい論点もある。)

 ここまでは資料を読めばわかる話だが、この先は議論がある部分に分け入るので、2つのことをご了承いただきたい。まず私は林業に関して門前小僧どころか出入りの三河屋程度の知識しかない。もう1つは、このように強引にでも広葉樹林化を目指している背景には既存の補助で間伐できず、ただでさえ貧弱な下層植生が今度は鹿に食われて裸地化するような山がたくさんあって、とにかくなんとかしないといけない状況があるということだ。

 帯状に伐採して跡地に再び木を植える場合は、幅に応じて明るさの問題はあるものの、皆伐跡地に植えるのと同じように考えることができる。これまでの林業のサイクルに近い。全面的皆伐してしまうよりは山としての機能もましだろう。広葉樹林化を目指す場合でも、適切な種類の木を植えるとその木が育ってくる。問題は何も栽植せず自然に任せる場合だ。今回の写真を見ても、これで事業完了後とすれば新たな栽植はせず鹿ネットで覆うことで終了のようだ。

 スギヒノキに覆われている期間が長くなるほど埋没していたタネの発芽は期待できなくなる。風で飛んだり鳥に運ばれたりするタネ供給源との距離問題もある。ササなどが地表を覆って高木が育たなくなってしまうこともある。また、これは栽植する場合も同じなのだが、まだ弱い木を鹿がかじってだめにしてしまうことはとてもよくある。先ほどの広葉樹林化ハンドブックでも、条件の見極めについて記述されているし、他の混交林化、広葉樹林化の資料でも、人工的な植栽前提、あるいは十分な量のタネ供給源となる木や稚樹の存在を前提にしたものが多い。

 しか静岡県による皆伐後の天然更新についての調査結果では、かなり楽観的だ。再造放棄地(植林を収穫して全て伐採した後に何も植えていないところ)を調査した結果、県内の多くの場所で天然更新が順調に進むと結論づけている。

https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-850/ar613.pdf

静岡県のR4年度の森林計画書では「天然力を活用した」混交林への誘導が整備保全方向性として挙げられている。難しそうなところは別途「植栽によらなければ適確な更新が困難な森林」として指定するようだ。

 天然更新のできるできないについて、素人が今回ざっと資料を読んだ限りでは可能な条件はかなり限られるように思えたが、しかしこの静岡調査に基づくと、鹿ネットだけで天然更新を目指すなんて無謀だとも言い切れない。歯切れの悪い終わり方で申し訳ないが、この文章目的は、説明不足の報道に対してより詳しく状況を説明することだ。正直今回導入された手法の良し悪しは現地を見た専門家でないとわからないだろうと思う。

 自分は6/8の記事でこの件を知ったが、県が獣害状況などから15m幅の伐採手法として提案し、それ自体は間違いではないような対応であることからこれは「間伐事業ではないのでは、と疑問を持った。一次産業に関しては誤解や考え方の違いによる非難が発生しがちなので、素人自分にも誤解とわかる部分は書いた。そして検索して分かったのだが、プロ解説しても考え方の違いが発生するだろうなとも感じた。混交林化の是非そのものにも様々な考え方の違いがある。

 また、感情面では、植林あくま経営主の持ち物なので、本来きちんと管理する責任は持ち主にあるんだという気持ちと、そんな不利益があるから山なんか絶対相続したくないんだという相反する気持ちも、田舎者なので持っている。

 これは公共機能があるもの個人が所有することの問題とも繋がっている。

 話が広がってしまったが、ともかく、「これは間伐ではない」という単純な話ではないのだ、ということを理解してほしい。

2022-05-14

森林火災が起こっても森林面積は減少しない?

自然林なら芽吹くだろうし、人工林なら植林されるはず。

森林面積が減少しないということはCO2の増減には影響しないということか。

だいたい大規模な森林火災といっても、森林の総面積に比べれば微々たるものから影響ないのかな。

2022-04-27

花粉症が増えた話

戦中戦後に杉の植林ブームがあって花粉症が増えたという話。

自分先祖は高祖父林業家で、祖母は小さい森林相続していたので、やはり伐採と杉植林をしていた。でも60年以上伐採してない。1ヘクタール未満では補助金も出ないので手が付けられない。今や花粉症の元だ。

ところが2015年国交省が再測量した結果、面積は2ヘクタール近くだったことが分かった。幸い土地評価額は30万円以下で固定資産税がかからないギリギリの面積だったので税金問題は生じなかった。

しかし誤差程度の数字ではない。祖母もその次世代補助金が出ないと勘違いしてて伐採しなかったことになる。

測量の錯誤が戦前戦後のいつに行われたか知りたいが、これが閉鎖登記簿も見つからない(小作制度廃止時代土地接収はおおむね閉鎖登記簿に記録されているのだが)。こうして面積を「錯誤」されていたために杉や檜を伐採しなかった山林所有者は他にもいるはずだ。

まりかつての法務局国交省、あるいは農林省は、花粉症源の植林を推進したうえ、あちこち土地面積を補助金対象以下に錯誤することで伐採妨害し、花粉症源を維持したのだろうか?

いずれにせよ彼らは地積情報を仕切っている。霞が関裁判所土地譲渡を受けたときは面積は「大きめに錯誤」されている。売り主はさぞ税金を得たことだろう。

2022-02-06

anond:20220206092149

炭素税が重くなっていくと灯油3000円で薪500円みたいな世界になる可能性はあるよ。薪は切った分植林すればOKみたいな考え方

2022-01-07

[]メガソーラー開発は自然破壊するので、メガソーラーは棄てて代わりに杉を植林する方がエコであるってマ?

本気でそう思うか? 本気か?

2021-11-07

山は自然じゃないだろ。植林で人工的に作った木々

anond:20211107195612

江戸時代は禿山ばっかりだったって本に書いてあったぞ

2021-10-08

anond:20211008133511

もう帰る森はない。樹木伐採され、小さな木が植林され、動物たちはいなくなった。

2021-09-27

もっと紙を使おう

どうやら紙の使用は(二酸化炭素排出規制計算上)二酸化炭素排出しないようだ。

これは天然林を伐採してもその後植林をすると植林した木が二酸化炭素を吸収して成長するという理屈からである

樹齢100年の木を伐採して、新しく苗(一本ではなく間伐する分も含めて何本か)を植えてもプラマイゼロという計算からである。新しく植えた木が成長するのに何十年かかるとしても関係ない。特に寒冷地帯では成長が遅いはずだが最終的には大きな木になるので何年かかるとか気にしなくても良い。

なお、日本の木は山地に生えているので、下草刈り間伐の手間を含めると、紙の原料どころか、建材としても割りに合わないようだ。まあ、盗めばば別だが。

キッチンペーパーは油の処理とかでも便利だぞ。

2021-08-27

わりばしパッケージに「このわりばし計画的植林された資材用の木材から作られています」とか書かれてたんだけど無計画に木を植えるとかが林業ではあるの?

2021-07-07

anond:20210707123228

植林概念政策ができたのは江戸の末期らしいで

京都府南部治水に絡んだ植林政策を題材にしたマンガがありまっさ

2021-04-15

anond:20210415095110

いやバイオマス発電は、微生物バイオ

をつかうから

炭酸ガスは出ると思うし

原子力にしても

監視員警備員いるか

二酸化炭素を吐き出すから炭酸ガスは出るし

炭酸ガスを出すなというのは、人間死ねと言っている。

おまえ、二酸化炭素ガスだすな。

 

それに二酸化炭素ガスがまったくない環境では、

植物が枯れると思うが?

 

基本的温室効果ガスの話は

排出する量=人間二酸化炭素排出

などに応じて

植林しましょうという話だぞ

息をするなとはいってない

2020-06-09

自分利益を受け取れないことなんてよくあるじゃん

大規模公共工事なんて、それが特に前近代であれば有るほど、利益自分が受け取れないものだよね。

治水なんて結果が出るのは十年二十年後が当たり前だ。植林なんてのもそうで、利益(というか意味)が出るのは孫の世代っていわれる。じゃあやらないでいいのかって言えばそんなことねぇわけで。

時間軸方向じゃなくて距離方向でいえば、北海道北方インフラに、それ以外の地方の人が自分リソース(例えば税金)を割くのは無駄かもしれんしそれでえられる利益は微々たるものかもしれんけれど、しか共同体のためにはそれをやるのが有益だと判断されるから投資が行われる。

属性方向で言えば、弱者への保護福祉なんて利益を受けられる人は少ないかもしれんけれど、それでも全体が薄く身銭を切ってやるもんだ。それを否定ちゃうと、自分セーフティネットから落ちる。

そんなの、改めて考えたり腹を立てたりするようなことじゃないと思うんだけどな。俺ら人類歴史と、その歴史の中における個人寿命を考えたら、相対的スケールの差でそうならざるをえないでしょ。何らかの結果や結論は、俺らは見ることが出来ないって、そんなの当たり前過ぎてことさら喚くようなことじゃない。

俺が生きてるうちにはたぶん火星有人基地できないし、地球連邦も出来ないし、常温核融合発電も出来ないし、量子通信ネットもできないし、それどころか海底超特急マリンエクスプレスすらできないだろうけど、別にそれでもええやろ。昨日よりマシなら、明日もっとマシだろうし。

2020-02-16

【2/18追記アムウェイの人、小学生道徳を説く

私の友人の配偶者は、アムウェイ生活の中心になっている自営業男性である。一応、本職は詩人(!)らしいので、ここでは彼をポエットと呼ぶことにする。

私とポエットは「友人の配偶者」以上の関わりは一切ないのだが、それにしては私はポエットのことを実によく知っている。というか知らされている、SNSを通して。ポエットはSNSに非常に熱心なのだが、これはポエットに限らず、おそらくマルチ商法系の人たちの特徴ではないかとおもう。(いか自分が良い仲間に囲まれて、良い生活をしているかをカモにアピールする必要があるのだろう)

そんなポエットのSNSを怖いもの見たさ半分、ひそかにヲチしている私なのだが、先日の投稿はさすがにモヤモヤキャパを越えたのでここに吐き出したい。

簡潔に書くと、ふだん詐欺のような商売コミットしてゴミみたいな詩を売りつけているポエットが、小学校道徳の授業にゲストとして登壇し、あろうことか子供たちに人生を説いていた。そして、それはおおむね成功だったようで、ぜひ他の小学校にも自分を呼んで欲しいとアピールしていたのである

まず本題の前提として、このポエットは詩人詩人でも、路上詩人であった。路上詩人。すでに若干の懐かしさをともなう響きだが(まだいるんですかね?)、彼は路上相田みつをのような詩を、相田みつをのような字で書いて売っていた。一枚1000縁とかで。

ちなみにこの「路上詩人」という全国で同時多発的に発生したかに見えるムーブメントには仕掛け人がきちんといて、月亭方正の元相方てんつくマン軌保博光である

話が少しそれるが、現在このてんつくマンという男はありとあらゆるマルチ商法に関わっていることで有名な反社会的人物マルチジャンキーとも言うらしい)である。このてんつくマン相田みつを風の応援歌のような詩を路上で描くスタイルをつくりあげ、路上詩人スクールを開講し、その生徒達が全国の路上に座った。ポエットもそのひとりであった。

ここまでの説明で、ポエットがどんな詩を描くのかはだいたい察しがついていることと思う。

「君の目が輝いているのは、君には自分のやることが見えているから。君が歩いた先に道は続いていく」

う~ん、ゴミ

まあどれをとっても、だいたいこんな感じである(これは私の創作です)

冗長になってきたので、ここからはポエット(アムウェイ)が教育の場に立つことについて、率直に思ったことを箇条書きにする

・なんだこの授業。なにが悲しくてアムウェイディストリビューターから人生を学ばなきゃならないんだよ、アホか。(もちろんアムウェイということは伏せて、詩人という扱いで登壇しているのだが、その詩もクソだろ)

教員裁量が大きいのも考え物だ(どうやら教員独自判断でポエットを招待した模様)。教員トンデモだと、拡散力がやばい。決められたことだけ教えていたほうが、教員にとっても生徒にとってもラクだし安心ではないか

・つか、こんな「生きるについて考える」といったふんわりしたテーマの授業しかできないなら道徳いらない。その時間算数でもやらせよう。

ちなみに教員がその道徳時間中に、生徒たちに「生きるってなんだとおもう?」と聞いたら、「神様から宿題かな?」という返答があって、その教員は痛く感動したそうです。オエーーーーーーー

おわり

追記:ちな大阪小学校。見てきたように書けるのは教員とポエットの双方がそれぞれ詳細をSNSにアップしているため。

この授業、ただの道徳の授業ではなかったようでその後、他校の教員たちの前で研究発表する機会もあったらしく、それも本人談によると大好評だったらしい。外ヅラだけなら日本一百戦錬磨アムウェイディストリビューターに、ピュア教員たちが丸めまれる様が目に浮かぶようである

というわけで、小学校に経歴が謎の胡散臭い詩人がやってきたらそいつからヨロシク。

さら追記】みなさんブコメありがとうございます。かねがね→おおむねに修正しました(恥

リーから。ほんとに。今後このポエットは「教育現場からお墨付きをもらってます」つって活動していくんだろうなあ、と思うとイライラしてくる。

ちなみにこのポエットは相当やり手なようで、芸能人(Jpop系。武道館ライブできるレベルの)にもツテがかなりあるっぽい。よくある下っ端のディストリビューターが「芸能人と一緒に写真撮っただけで友人面」というレベルではなく、公式コラボグッズを作ったりするレベル。まあそのタレントアムウェイなんでしょうけどね。

ポエットが特に親しくしているタレントなかにRIZEJESSEがいて、彼の投稿記事にも頻繁に登場していたんだけど、逮捕されてから一切言及がなくなってたのは少し笑った。

ブコメから。「"ガッカリ感が一線を越えた" ってのがよくわからなかったんだけど」

文章がうまくないから、伝わりづらくて申し訳ない。

いままでの、このポエットの投稿記事において、モヤモヤしたりガッカリさせられるものはいくらでもあって(というか基本的には詐欺師とカモの観察記みたいな様相なのでそんなのばかりだが)、そのガッカリ感を味わうこと自体ヲチ醍醐味でもあった。

だけど学校の授業という子供にとって選択余地のない場所にポエット(アムウェイ)が進出してしまった&これからもどんどん進出したいという意思表示をしていることが自分にとっては一線を越えて、増田を書くに至ったという感じです。

【2/18追記

ブコメから。「アムウェイ売りつけて生活してるって事は話術はプロレベルなんだし講演が好評だったなら詩人の素質ある気がするけどな。」

詩人の素質は?だが、話術がプロレベルなのは確か。ポエットには数回しか会ったことないけど、会うたびに話術だけでなく「こんなに気がきく男性はなかなかいない」と行動の全てに驚かされる。人当たりは最高で、世間的にはイケメンの部類。アムウェイ以外の、なにか営業職をやらせても成功していただろうな、と思わせられる。アムウェイ成功する人ってこんな人なんですね。

それに対比するかのように、ポエットを囲んでいる信者は「アムウェイしか場所がないんだろうなあ」みたいな冴えなさである

ブコメから。「てんつくマンか。漫画家山田玲司が一時期心酔してて、てんつくマンマルチ商法宣伝に関わってたりしたな。懐かしい」

てんつくマンの最盛期ってもう10年くらい前になるのかな。たしかこのポエットがてんつくマン出会って、路上詩人スクールに通ったり、てんつくマンアフリカ植林したり、てんつくマンカンボジア井戸掘ったりしてたのも約10年前の出来事だったきがする。てんつくマン10年前に全国に蒔いた種がいま、こういう形で花開いてるわけですね。オエーーーーーー

ブコメから。「詐欺ネズミ講認定されない限り断罪されないのでネットリンチ我慢しな。あんまり正義が勝たないのが現実さ。」

これは本当にそう。ツリーにもあったけど、アムウェイ違法ではない以上、これらの活動についての批判は「なんか気に入らない」というお気持ち以上の正当性はないんだよね。

2020-02-12

自分陰キャだと思い込んでいる陽キャ

ぼく「実は今日一人でこの話題検索してたんだが、そのネット民陽キャオタクで、友達いるのは当たり前、って本気で思っていて衝撃を受けた。」

2020-01-10

anond:20200110114457

食物連鎖の頂点にいるものをじゃんじゃん獲ってたのをいきなりやめたもんだから、大喰らい個体数が一時的に増えてエサのプランクトンとか小魚が激減してるという植林杉林みたいな問題があるにはある

クジラ個体数ばかり話題に上がって、クジラが増えたらどうなるかまでは議題にならなかったのだ

奴ら魚食わねーしな

から捕鯨やめてもいいけど、緩やかにやめる必要がある

2019-12-12

anond:20191212114522

そう、もともと垂れ流しの国とか、昔森林伐採しまくって今植林している国とかは達成しやすい。

一年中温暖なマリネラ王国とかは難しいだろう。

農業国は達成しやすく、工業国は難しい。

2019-11-02

グレタさんが移動できなくて困ってる件って

飛行機で発生する1人分のCO2を、後日相当の再エネだけで生活するとか、植林のための寄付を募るとか、カーボンオフセットで埋め合わせじゃダメなの?

そんな欺瞞は認められないぐらいの原理主義って事なの?

2019-10-02

ハゲ山は環境破壊の最たるものだった。

こんな醜い自然破壊は許されないと言って、みんなで植林したんだよ。

杉の木を。

2019-09-26

anond:20190926183250

グレタに対する中国の反応を中国系のサイトで見たけど、

「怒ってる暇があったら、植林しようぜw」

みたいな冷静な反応が多くて噴いた

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