はてなキーワード: 被差別民とは
中華版アークナイツで靖国神社に参拝した日本人声優のボイスが削除されたからだ。
靖国や台湾の話題に触れて中国で日本のアニメが発禁になったり声優が叩かれることは最近よく聞くことだと言える。
アークナイツの世界ではとある不治の病の感染者(被差別民)とそれを差別する非感染者の大衆が争っている。
プレーヤーである主人公が属する勢力は、暴力でもって差別に抵抗する感染者のグループにも、感染者を差別し排除する大衆(国家)のグループにも属していない。
その世界で生きる全ての人のために、両陣営の感情的な対立を諌める第三の勢力に属している。
物語の中で主人公グループは、相手を尊重する大切さや思想の異なる相手との対話や寛容になることの重要性を語る、所謂"綺麗事"を主張する集団だ。
彼らはその綺麗事をすんなりと受け入れられるとは考えていない。
だが、確固たる信念を持って差別する側と差別される側、両者の不寛容さを非難する主人公らの熱い思いを読むことができることがゲームの一つの売りだ。
しかしながら、今回の騒動でそのゲームを制作したゲーム会社の対応は一体どういうことだろうか?
靖国神社を参拝したことについて、その声優は中国人に対して謝罪をし、和解のアプローチをしている。
しかしその謝罪を受け入れず、飽くまで対立と憎悪を叫ぶ大陸のユーザーの声に対してゲーム会社が行った行動は、
ゲームで色々と理想を語っておいて、現実では対話の拒否と排除の肯定。
今後ゲームの中で主人公らがいくら理想を熱く語ろうと、もうシラケることしかできない。
中国共産党の思想に共感を覚えているのでもなければ中華ゲームはやらない方が良いかもしれない。
アーティストが感じるリスクじゃなくて、アーティストの作品に感動するリスクのことを言ってるんだよね。読解力ないのかな。
例えばあいトリのアーティストが作品で非暴力主義を謳ってたけど裏では暴力肯定していたら、作品に感動した思いを返してくれって言いたいじゃん?
リソースの話言い出すと最終的に「じゃあマジョリティのために予算使いたいので被差別民にはなしで〜す」ってなりません?いやまあなってるんですけど
女性の権利云々とかだってリソース消費するけどなんだかんだ法律できるくらいじゃん
LGBTも他の差別されている人たちも救われるためにリソース消費してくれ……そんくらい許してくれよマジョリティの皆さん……
被差別民を作って不満の矛先をそらすまでがセットかな
おたくは引きこもりが苦にならない。ただしそれはみたいアニメはオンデマでとどきみたい同人誌が通販で届く限りにおいてだ。
足りなければ出先では豊富な無料wifi、家には必ずサービスエリア内のケーブルテレビを頼むことで好きに暮らせていた
もちろん同人誌は東京都内でイベントをやるので本の頒布代と山手線代(通勤定期からはみ出る部分だけ)払えばよかった
まずウイルスを他の都道府県できっちり絶滅させかけてたのに嬉しそうに夜の街に通って生き延びさせ広めたのはお前ら都民
「通販同人誌が買えないのはなぜか」ってアンケートしてた 高いからだってさ 笑止
俺たち田舎民が今までイベントに出るのに何を犠牲にしていたのかしらないのか
被差別民たる田舎者はずっと前に自力で解消しているのでこの状況でも通販告知がよほどわかりにくくなければどんどん買っている
田舎でもオンデマ配信ケーブルの届くところに住んでいる たりなければディスクを買っている
田舎でも通販35%の手数料+送料を快く払ってきたから高いなんていうわけがない
(それでも新幹線代払って新幹線代より安い新刊もって帰るよりはずっとマシなんだ)
子供、貧乏人も無分別なまま「おたく」を自称して楽しめていた都民がおかしいだけ
どうしても同人誌を今までみたいに売りたければ二次の電子書籍化を自粛する風潮やめろ
「紙ならお目溢しされる」という考え方がおかしい
だれもそんなこといってねえよ 著作権法総務省サイトで読んでみろ
https://twitter.com/dash_yariyumi/status/1289873560836534272
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/takuramix/status/1271929413844627456を見て。ブコメが的はずれなのはいつものこととして、このツイート主の「わかってなさ」もひどい。今アメリカで問題になっている黒人差別の問題は、「バカにされた」「不快な思いをした」とかそういう次元の話ではない。もっと言ってしまえば、「劣等人種と思われている」「コロナとか言われていじめられた/暴力を受けた」ということですらない。現在のアメリカにおける黒人差別の問題は、そのステージにすら達していない。
では何が問題なのか?貧困とその再生産が問題なのである。例えばSTEM進学率の統計を見てみよう。https://nces.ed.gov/programs/digest/d18/tables/dt18_318.45.asp
現在のアメリカでは高所得者になるためにはSTEMと呼ばれる理系分野の学位を持ち就職することが一番の近道とされている。それがどうだろう、この黒人率の少なさは。アメリカの人口ではだいたい15%くらいが黒人なのだが、明らかに少ない。そもそも大学へ行けるような中流黒人家庭が少なく、貧困層から大学へ行ける道筋も限られているからである。奨学金をもらうにも最低限の教育が必要なのである。
もちろん、意識の高い皆さんはご存知だろうがアファーマティブアクションはこれを解決するかと思われていた。しかし、例えばカリフォルニア州ではアファーマティブアクションは違憲であるとの判決が出され、アファーマティブアクションをやめたのにもかかわらず黒人の学位取得者の数はほぼ変わらなかったという(出典:wikipedia アファーマティブアクション)。アメリカの大学は入ることより出ることのほうが難しい。そもそもアファーマティブアクションのようないびつなやり方で教育の機会の均等を確保しようとしても、「地頭」の時点で違いすぎてドロップアウトする学生が多かったということである。これは例えば幼少時の教育だとか、家庭の文化程度だとかそういう根深い問題があるということを示唆している。
そして、このような貧困とその再生産が問題になっているからこそ、「黒人はだいたい犯罪者で凶暴」という偏見が生じ、射殺・絞殺事件になってしまう。というか、悪いことに実際黒人の犯罪者は人口比で多いので、100%間違いと言えないところがたちが悪い。しかしもちろん、これは「黒人はそもそも凶暴」なわけではない。貧困が問題なのである。もちろん、こういう問題は貧しい白人にも当てはまることであろう。しかし、見た目からくるステロタイプは存在せず、問題の深刻度はかなり異なる。例えば警官に捕まって即射殺!とはなりづらいであろう。
この問題を日本で例えると、増田は東京出身なので正直あまり馴染みがないが、在日韓国・朝鮮人問題や被差別民問題が一番近いのではないだろうか。在日韓国・朝鮮人や被差別民として生まれただけで、進学や就職で不利益を蒙り貧困が再生産される。そして一部は犯罪者集団・ヤクザへ加わっていき、これが彼らの「残忍で凶暴」というイメージを固定化していく。異なるのは黒人の場合、見た目が違うのである。在日韓国・朝鮮人問題や被差別民問題は「通名」や、数世代を経て風化させることで(少なくとも東京圏では)ほぼなくなった(とか書くと怒られそうだが、地図で人権センターの場所でも探さない限り23区ではわからない、というのが東京出身の20代である増田の素直な感想である)が、肌の色はそうも行かない。タブーにしてみんなで忘れましょうね、ということができない以上根本的解決を目指さざるを得ないのである(こういうことを書くと韓国人は吊り目でとかいうバカが絶対来るだろうが…)。
で、だ。最初のツイートに戻ってみよう。このツイート主は黒人に「差別」をされたらしいが、どういう差別だったのだろうか。具体的なことが書いてないのでよくわからないが、細い目をして"Chinese?"とかいわれるとかだろうか。あるいはカツアゲにあったとかだろうか(なぜこれがアジア人差別なのかはわからないが)。ここまで読んでもらえればわかるだろうけど、黒人差別はそういう問題ではない。教育・就職で制度的に「差別」されている、貧困層から抜け出せない構造ができてしまっているということが問題なのである。だからこそ黒人支援に予算をつけようとかそういう話になっているのだ。「サヨクは日本人男性がサベツされても助けてくれないんだ〜〜〜先生に言っちゃお〜〜〜」というような小学生レベルの議論とも言えないシロモノを持ち込んで混ぜっ返してみるのもいいが、単なるバカだと思われるのが関の山である。
乙武さんが、日本に人種差別が存在する実例として、実際に日本に住む外国人を連れてきて
「外国人はアパートが借りにくい。貸さない大家が多い。これは差別だ」というような論旨を展開した。
差別屋さんにとってみればこれはれっきとした差別なのだろうが、僕は大家がいにしえの黒人差別主義者のように外国人に対して特別な差別意識を持っているとは思えない。
大家さんは、おそらく、実際に外国人は騒音などで隣人トラブルを起こす率が高いし、退去時にきれいに退去してくれるとも限らない。そういったリスクを考えて、外国人に貸すのは気が進まなかったのだろうと思う。
(たとえば、それがまったくデータも経験則もなく、「なんとなく嫌いだから」貸そうとしないのであれば、これは立派な差別だろう。その可能性もある)
ただ、差別主義是正に熱心な人たちは、そういった「正しく恐れる」こともやめろと言う。
大家さんの経営者の観点からすれば「リスクを背負わせるのだから補填があって然るべきだ。利益の補填がないのであれば、貸したくない」と思うだろう。
だが、相手が外国人だから家賃を高くする。(直接に利益を補填する)というのは、これもまた差別になる。
結局、差別撤廃運動の人たちは、「外国人は隣人トラブルが多い」「黒人は犯罪率が実際に高い」「白人の黒人に対する傷害事件より、黒人の白人に対する傷害事件のほうが5倍以上多い」といったデータには関心を払わない。
「正しく恐れようとする差別意識のない人」に対しては「それは差別だ。損害については気にするな。意識を高くしていけ」と言うだけ。
もちろん、なんの罪も犯していない、ただ産まれて生きているだけの人が差別され、努力が報われない、理由なく罪を被せられ苦痛を与えられる。という状況は不条理である。
だが、被差別民でない人びともまた、必死に競争社会を生きている。犯罪率が高いのであれば、街ですれ違ったとき、白人より黒人のほうをより警戒するのは当たり前の判断だし、それは警察にとってもそうだろう。
僕は現在アメリカで行われている黒人差別撤廃運動はまったく上手く行かないと思っている。
SNSやメディアで発言をすると、よってたかって叩きまくる。黙らせる。そのやり方では、他人を無理やりにやり込めているだけで、説得できたわけではない。
そして、現在進行系で行われている暴動では、現実に迷惑を受けている人がたくさんいる。
その被害者たちは、黒人に対して良い心象を持たないだろう。肌の黒い人に対して、通常よりリスクの高い人々、という判断を抱えるはずだ。
伝え聞く話では昭和初期あたりまでの部落差別は必ずしも偏見によるものというわけではなかったようだ。
その手の情報は正確な記録がなく口頭伝承によるので主観も大いにあるだろうという前提は置いていただきたい。
いわゆる被差別民たちは徒党を組んで暴力行為や脅迫などを日常的にやっていたので遠ざける必要があった。
(私自身は被差別民の問題行動もそれに対する差別的な扱いも見たことは一度もない。)
彼らがそういう生き方しか知らない、出来ないところまで追い込まれたのは差別故だからだ。
負のスパイラルというやつだ。
ここには間違いなく差別はあったのだが、その行動は同時に当然の防衛でもあった。
当事者の誰も悪くないという状況でも差別は存在しうるのである。
誰かの悪意によって起こるとは限らない。
個人の良識に訴えてどうにかなるような差別はそれほどないと思う。
社会構造として定着した差別は大きな力が必要で、少しづつしか変えられない。
でも、きっと少しづつは良くなるだろうと私は信じてもいる。