はてなキーワード: 脂身とは
涼しくなって肉を湯がいても汗をかかなくなったので今日の夕飯は薄切り肉で茹で豚。
時短を重視したてきとうなやつ。
豚肩小間切れを茹でたやつ+タレ
茹で汁利用のスープ
鍋に湯を沸かす。
沸騰を待つ間に豚肉のパックを開けて酒を振り入れておく。肉がほぐれやすくなり、臭み消しにもなる。
冷凍してあったネギの青みと生姜の皮を鍋に入れ、肉を数回に分けて茹でる。アク取りはしない。
合間にボウルにタレを作る。
酢と醤油と砂糖、ネギの千切りと生姜のみじん切り、ラー油とごま油少々。
茹であがった肉はどんどんボウルに入れて、タレを混ぜ絡める。
肉を全部茹でてしまったら茹で汁を小鍋に取り、具材と酒を入れて加熱。
具は乾燥ワカメ、冷凍してあった大根薄銀杏切りとエノキ、残ってた玉ねぎの切れ端、賞味期限昨日の豆腐。塩コショウしてごま油とゴマ入れてスープ完成。
生野菜は今日は冷蔵庫にレタスとキュウリとプチトマトがあったのでそれらを適当に。
これを料理名「サラダ」って言うと失笑する人もいる。見た目と内容がデパ地下サラダレベルじゃないと自作料理を「サラダ」とは呼ばないことにしている。「生野菜」なら嘘じゃない。
肩小間切れとして売ってたけどバラ肉も混じってるようで、ソコソコ脂身もあり筋っぽくはなかった。タレの生姜とネギは倍量でもよかった。茗荷とか紫蘇も合う。
不眠から職場での居眠りが目立つようになり、注意されては凹む、を繰り返しているうちに驚くほどさっくりと鬱になった。
家からとにかく出られず、家から徒歩三分の場所にある心療内科に行けるまでに一ヶ月もかかった。意を決して家から出ても、病院までの三分の道のりは号泣するくらいに怖かった。
病院に何とかかかったものの、これといった薬は出されなかった。カウンセリングでもなく、こちらから一方的な話をするだけの診療だった。
結局、睡眠導入剤だけを渡された。
薬で何とか眠れるようにした。悪夢と付き合いながら眠れるように努力し、体と心はガタガタのまま、束の間の休職の後になんとか復帰した。
同僚たちは優しかった。ずっとこの会社で働きたいとすら思うほどに暖かかったが、上層部は休職した私を暖かく迎えてはくれなかった。
社長から休職前の限界ギリギリだった頃の行いを掘り起こし、イヤミをネチネチ言われ、人事考課の評価を下げられた。昇給は二度見送られた。
やってられるかよ、と会社を辞めたのが昨年夏。
会社を辞めた日に運悪く伝染病にかかり、重症化を引き起こした。
そこから数ヶ月、後遺症が引くまでは特に何もできずに過ごした。
体調も回復してきた。貯金も無くなってきた。そろそろ就活を再開するか…、と思った年明け。
私のメンタルはなぜかズタボロになった。
一日中ベッドに転がり、トイレ以外にどこにも行けないという程に悪化していた。
頭の中は冷えていて何もなく、空っぽなのにうるさく感じた。
耳鳴りやめまいは止まず、寝返りを打つのにも酷く体力を持っていかれた。
頭皮と頭蓋骨の間が痒くなるような、脳みそをぐにゃぐにゃ触られているような気持ちの悪い感覚が常に付きまとっていた。
家事もできず、風呂や着替えすらままならなかった。会社を辞めた頃に実家へと帰っていたため、家族からの言葉や視線が恐ろしくてたまらなかった。家族は私を咎めるようなことは何一つしなかったというのに。
そのうちに「働いてもいないのにご飯を食べていいわけが無い」と思いこみ、ご飯をほとんど受け付けなくなった。
そんなある日、首を吊った。紐を部屋のドアノブにかけて、座った状態で吊ろうとした。
普通に失敗した。
何も考えていなかった。発作的に死のうとしたため、ドアノブに紐を上手く括ることが出来ないまま体重をかけた。
ドアノブが動き紐は外れ、私は無様に床に落ちた。
あまりに情けなさすぎて死にたさが増した。
こんな簡単なことすら失敗するのかと、誰も見ていないのに恥ずかしくなった。
紐を巻き直す力もなく、布団に潜り込んで泣いてるうちに眠っていた。
貯金は既に数百円だった。
何とか手もみマッサージのバイトに滑り込んだ。歩合制だったので日給で数千円をたまに稼ぐことができた。それだけでどうにか生きる気力が戻ってくるようだった。
新人に客がつくわけもない。リピーターだってコロナで自粛して来なくなった。店に行く交通費だけが出ていくようになった。
私はバイトを辞めた。完全歩合制はクソと言いながら、今度はちゃんと求職者と企業を繋ぐ斡旋会社に世話になり、スーツを着て就活に挑んだ。
全て落ちた。
面接にこぎつけても落とされた。
今は仕方ないと皆が口を揃えたが、仕方がないわけがなかった。
段々と時間をかけて「お前はいらない」「必要ない」と社会全体から否定されている気分になって、夜になると毎日泣いていた。
給付金がなければもう一度死を選んでいたと思う。
再び一日布団に埋もれる生活が戻ってきた。
気がつけば朝、気がつけば夜を繰り返した。
人の視線が恐ろしくてたまらず、家の敷地から出られなくなった。
外に出るとどいつもこいつも私を指さして嘲笑っているように感じた。人と目が合わせられない。落ち着かない。消えたい。車道に飛び込みたくなる。希死念慮が払拭できず、動けなくなった。
スーパーに行けば過呼吸を起こし、電車に乗ることを考えるだけで胃が痛んだ。
そんな生活が続いた長雨のある日、缶が開けられなくなったことに気がついた。プルタブを起こすことが出来ない。ペットボトルの蓋も同じだった。
体にとにかく力が入らない。入れているのに、ものを持てない。フライパンすら片手で持てなくなっていた。
階段を挙がるだけで息が切れた。
開けたばかりの牛乳パックを片手で長く持っていられず、あまりの非力さに自分で引いた。
ゾッとして、腹筋をしてみようと考えた。
1度も出来なかった。体が重くて持ち上がらない。
その時の私のBMIの数値は20。私は数値だけを見れば決して肥満ではなかった。痩せてもいなかった。しかし、体脂肪が高く、体のほとんどを脂肪が占めており、とにかく筋肉がなくなっていた。
最低限日常を生きてくための筋肉すらないことは恐ろしくて、何よりも情けなかった。
鏡に映った自分は、生きる気力を失っている豚だった。
豚ですら体脂肪率は15%前後だ。そんなものと比べたら私は脂身そのものだ。豚に失礼だった。
筋肉をつけるための筋肉すらないのなら、今の体すらも重すぎると考えて、まずは体脂肪を減らすダイエットをしようと考えた。
結果が出なかったら今度こそ死のうと考えていたので、勉強は割と真面目にやったと思う。
動画サイトを巡回し、ダイエットブログや本を読み、栄養学に手を出した。痩せるためのノウハウを頭に叩き込んだ。
本当に特別なことは何も無いダイエット方法だ。よく動き、必要なものを摂取し、余計なものは食べない。それだけだ。
まずは白米と別れを告げた。
あとはなんてことは無い。ただ動いた。
最初に有酸素運動を始めた。最初はとにかく家から出られなかったので、雑誌を重ねて養生テープでぐるぐる巻きにした台を作り、ひたすらに昇っては降りた。
踏み台昇降はYouTubeやTwitterを見ながら、たまにゲームをしながらだらだらと、しかし確実に成果を積むようにした。
とにかく体を動かす癖をつけることを重視した。
動いている実感が欲しくて、筋トレ動画にも手を出した。高負荷はかけられなかったので、エクササイズレベルの軽いものを、毎日動画1本分はやると決めた。最初は筋肉痛で眠れなくなった。
効率も、筋肉に効いているかすらも無視し、とにかく習慣になることだけを考えた。
YouTuberの丁寧な編集の動画のおかげで、やる気は折れず、どうにか毎日続いた。
一ヶ月になる頃には確信に変わった。
体重も体脂肪は少し落ちただけだ。ダイエットが成功したとは言わない。
まず、朝が怖くなくなった。食べることへの罪悪感もなくなった。ちゃんと腹が減ることに感謝した。
そのうちに筋トレの質も気にし始めた。ジム通いはできなくても、水を入れたペットボトルは用意できたし、チューブは意外にも安価だった。
車庫に放置していたローラー台を駆使して自転車に乗るようになり、しっかりと栄養バランスを考えたご飯を食べた。
筋肉をつけるためにプロテインを飲み、体内の水分の循環のために水を多く取るようになった。
ふと気がつけば自分から進んで家族の使いとして買い物に出るようになり、プロテインやダンベル欲しさにいつの間にか就活も再開していた。
汗をかくことに気持ちよさを感じ、体の軽さと心の軽さに感動する自分がいた。
「出来ることない無能、早く死にたい」から「こんなゴミでも出来ることあったんだ」へ変化し、そのうちに「少しでも頑張れてる。えらい」になっていった。
ダイエットを初めてから1ヶ月で体重3キロと体脂肪率を約3%落とした。
自転車を漕いだ距離はもう少しで北方領土から東京までぐらいの距離に届きそうだ。
運動後にかいた汗を流すシャワーが何よりも気持ちが良く、夜には健全な眠気が訪れるようになった。
ペットボトルも開けられる。外にも出られる。
人はもうそんなに怖くない。
ここから筋肉を育てていく。ダイエットとしては始まったばかりで、正直ここからが本番だ。
私はまだ豚だ。だが、首を吊ろうとして失敗した頃とは180度違った自分が鏡に映っている。
私は君を長年にわたって裏切ってきたのに、君だけは私を裏切らなかった。
それから普通に裏切る関節や内臓はいたわっていく。あいつらは消耗品だ。
アラサーはもう決して若くねーのだ。
でも遅くはなかった。絶対に。
誰かに私のやり方を真似しろとは言わない。この文章も忘れないために書き散らしたものだ。
医者いらずとは言わないし、万人の鬱が筋肉で全てが良くなるとは思っていない。
ただ、私にとって、メンタルの回復のために、筋肉がとても頑張ってくれたという話だ。
筋肉という名の相棒よ、メンタルは君に預けた。これからも一緒にクソ鬱をぶっ飛ばしていこうな。
【追記】
沢山の反応ありがとう。
かなりフェイク入れてたし文下手だからちょっと矛盾もある。読みにくくて申し訳ない。こんなに反応があると思わなかった。
おめでとうって言葉はすごく嬉しかった。自分で結果出して自分で褒めてたけど人からの反応は全く違うね。
本当にありがとう。死ななくてよかったよ。
【補足とかコメントへの反応】
躁鬱じゃね?病院すすめる
→心配ありがとう。当初はあまりの回復の速さに自分でもそう思った。
なんかあった時の頓服として、私にあう病院が見つかればいいんだけどなあ。難しそうだ。
「言うほど捩じ伏せてない」
→そりすぎてソリになったわね……
バルク全く足りないよ。題名負けしてるからこれからつけてしっかり捩じ伏せていくよ。許してくれ。
→それはあなたの運動中のフォームがしっかりとしていて、負荷もきっちりかかってるからだと思う。
踏み台やってた時は携帯いじりながらダラダラ惰性みたいに昇り降りしてた。汗だくにはなったけど負荷は軽かった。
そもそも1時間の有酸素運動は筋肉の分解が進むから余程の脂身を背負ってる人以外にはオススメはしない。
ダイエットやトレーニングも医者とおなじ。自分の今の体型やなりたい体型に合わせて自分で調べて勉強して試行錯誤をしてほしい。
○○は危ないとか色んな意見について
→先にも書いたけどこれが私にあってただけという話。自分でいいと思った方法を信じるのが一番。餅は餅屋。だがセカンドオピニオンも大事。最後に決めるのは自分。
あなたはその話を信じる。私は自分の導き出した話を信じる。そんでよい。
ただ、つらい人たちをトンデモ療法で騙して金むしり取るアホは許さん。
身も蓋もないし題名と矛盾するけど、筋肉そのものが鬱を治したわけじゃない。
しんどさの根源、壊れた自尊心の修復のために、トレーニングをして成功体験を詰んだというのが真理。
あとは家族。ただ単純にものすごく恵まれてた。ギリギリ金を借りるにはいたらなかったがかなり甘えて頼った。恩はこれから返すよ。
これにて終わり。
読んでくれてほんとにありがとう。
臭い以外は。
それでも4月頃は「コイツちょっと変わった香水でも使ってんのか?それとも一人暮らしになれてなくて石鹸の使いすぎか?」って臭いがする程度だった。
そんで5月~6月のあいだしばらくはコロナで皆引きこもってたからその新人に合うことはなかった。
テレワーク中にシコシコ勉強していたのか、久しぶりにあったらタイピングも早くなってたしEXCELについて初歩的な質問をすることも減ってまあそこそこ良いじゃんと。
臭いを除けばね。
臭いがとにかくキツくなった。
夏という季節柄、職場にいる他の人も徹夜明けとかは結構臭くなってるのは分かるんだが、その新人は職場のワースト2のデブより更に2周りキツい。
デブはなんだかんだいって臭いがキツくなると「俺、キツくね?」とトイレに行ってさっきと違うシャツで戻ってくるからまだマシなのだが、新人は多分自分がそのデブよりキツいことに気づいてない。
下手に伝えるとパワハラになるからと皆口にこそ出していないが、新人が近くを通ると露骨に顔をしかめたりするのでどうやらこの臭いは俺だけが感じる特別なものではないようだ。
さっきも言ったがうちには少し前まで職場でダントツに臭かったデブがいて、そのデブは人間の体から脂が滴り落ちることを人類に啓蒙するためにいるような臭いを常に漂わせていた。
新人の臭いは、その脂身に火が通って空気中に気化したような臭いとは全く違う。
近いような気もするが、それ一色ではない。
それとは別に、体内に入れることに肉体が警戒反応を示すような危険ななにかがある。
ビネガーとシンナーの中間のような、カビ臭さと柑橘臭を足したような、とにかく単体では自然界にも香料業界にも存在しない何らかの個性的な臭いが斑にミックスされたような表現し得ぬ香りがある。
分かるのは、夏になってそれが加速したことだ。
実際、暑い日の外回りでこそその臭いはキツくなり、冷房が効きまくった場所では収まってくる。
なんなんだろう……あの臭いは。
そして我々はそれをどうすればいいのだろうか……。
デブの臭いならあのデブのように着替えるようにするか、ないしは洗濯をもう少し頑張ってもらえばいい。
ワキガや水虫やタバコの臭いであることがハッキリしてるならばそれようの対策をストレートに促すというのもありだろう(パワハラになるかどうかで賭けになるが)
正体不明の謎の臭いではとにかく何の対策も出来ないし、新人に「〇〇さんって不思議な臭いがしますよね……精神的なものじゃなく物理的に……それも表現のしようもなくて正体不明な意味不明だけどツンとくる悪臭であることはハッキリした何かが……」なんて言ってる所を録音されたら半年以内に民事裁判の当事者になっているのは間違いないだろう。
どうすればいんだろうか。
豚肉のブロック(脂身が好きなら豚バラ・肉を味わいたいならロースや肩ロース)にフォークで穴を開け、タコ糸でくくり(両端をぐいっとやって丸めると断面がそれっぽい形になる)、表面全体に焼き色をつける。
炊飯器に肉、調味料(酒・しょうゆ・さとう・みりんとか、分量はレシピググれ)、水、香味野菜(ネギの青いところ、薄切りにしたしょうがあたり、好みでにんにく、あれば玉ねぎや人参の余りを入れてもいい)をぶち込んで炊飯ボタンを押す
炊けたら野菜取り除いて保温のまま1〜2時間程度放置すれば完成。
野菜取り除くタイミングでゆで卵入れて30分くらい放置すれば味玉もできる。こちらは長く入れすぎるとしょっぱくなりすぎるので注意
・材料に塩が書いてない(追加用だけでなく)
コンソメだけで味をつけようとするといつも同じ味に感じるしくどくなってしまう(にんにくもいつか急に飽きる)
塩は野菜+水の重量の0.7%~1%。600cc+野菜たっぷり200gなら1%で8gだが、
小さじ1の5gでよい。小さじ1って結構多い。手のひらで小山になる量だ、つまんでいれると人によるが10往復くらいかかる
今までコンソメだけでやれていたのならコンソメ+ウィンナーベーコン類の塩分、酒が料理酒で塩入り、有塩バターでなんとかなっていたのでは
ごくごく飲める程度のスープはダイエットにはいいが夏はあっという間に痛む
それでもあまり薄い味につくってちょうどいいころまで煮詰めるのも大変だから、
・セロリと牛乳のスープ、トマトとベーコンのスープ、カレーとじゃがいものスープなどいろいろアレンジを試すといいが
どれにせよ油分は少しいれなければいけない
カレーじゃがいもだとサラダ油かオリーブ油かベーコンの脂身かなんかを小さじ1は足す(具材を煮込み始めた液面にタラタラっと適当に流し入れるおまじない程度でよい)
さもないと野菜からツンとしたチオイソシアネートやエグミが抜けない。味が丸くならない。
味噌汁も同じことで、具材が油揚げだったり豚汁のごま油を使うときとてもまろやかに感じる。
アクをまとめる役割もあるので、アクすくいをするのならカロリーはさほど気にしなくて良いと思う。
そもそも野菜スープ自体、食物繊維で油分を包み込んで出してしまう役割が期待できるものだから
鍋に小さじ1程度なら入れてないのとおなじだ。人参のカロチンの利用率も高くなる。入れないと損するレベル。
美味しくつくって飽きずに長く食べよう。