はてなキーワード: 学費とは
徳島文理からスタンフォード行った子が結局親金じゃないかと言われてることに関してツイッターを眺めていた。そしたらこういうツイート(メモ画像なので検索しても出ない)を見つけた。
『人口1000人の村の子の「四国からスタンフォード行った人テレビで見て僕も交換留学行ってみようと思って!」という言葉を聞いたことがある身としては、彼女を持ち上げていた社会はきっと間違いじゃなかったと思っています。』
これを見てうっかり過去の記憶が開いてしまったので、思い出し自分語りをする。先に言っておくがオチはない。
小学生の時に、私は親の都合で地方都市から学年人数1桁の小さな集落の小学校に転入して、1年で元の街に戻った。計画的な滞在であり、長いキャンプのような経験だった。私は自閉傾向があり対人関係に失敗していることにも気づかない有様だったが、勉強で苦労したことはなかった。1桁人数の同級生の中で、私は「街から来た頭のいい変な子」であったのだろう。
記憶にはないが、私は当時既に進学のイメージを持っていたはずだ。街の家から自転車通学範囲に父の通っていた中学、高校があり、大学も近くにあった。
一方で転入した集落は中学校がある村の中心部から遠く、村には高校がないため隣の市にある高校に通うことになる。そこの大学進学率は高くない。県庁所在地の進学校は遠い。長時間通学か下宿になるだろう。
このような条件のため、村の多くの親にとって進学先は隣市の高校で、そのまま就職するか、専門学校に行くか、頭が良ければそこから地元国立に進学する、場合によってはより上位国立を狙い県外に行く子もいるだろう、というイメージだった。
さて私の同級生には集落育ちで頭のいい子がいた。Aくんとしよう。Aくんは街から来た子と話しているうちに、中学から受験をして勉強する人たちの存在を知ってしまった。受験をする気がなかった私がなぜそんな話をしたかは記憶にない。
ここからは私が親から聞いた話で、聞いたのは街に帰る季節だった。そのできごとがいつ発生したのかは不明だ。
Aくんは街にしかない中高一貫校に行きたいと言い出した。Aくんの親は困ってしまった。この希望にかかる経費はA家の計画より大きすぎたのだ。私の親は進学の難しさは勉強の問題だけでないことを私に説明した。責めるニュアンスがあったかどうかは記憶にないが、私の情報が原因であったことは指摘された。少なくとも、街に住める私と生活基盤が集落にしかないAくんの間には格差があること、私のもたらした情報がAくんと家族を苦しめたことは理解できた。私の家とAくんの家の経済状況はあまり変わらなかっただろうと思う。住むところが違うだけで選択肢が狭まるのだ。
知らない方が幸せだったとは思わないが、しかしこの挫折はAくんにどう影響しただろうか。わからずじまいだった。
街に戻った私はそれなりの治安の公立中から、今話題の徳島文理のようないわゆる地方内名門私立の一貫校に高校編入した。私立優位の地域であり、かつてAくんが希望した学校とは別だ。
校則では原付の運転が禁止されていたが、私が滞在した村を含む、公共交通の貧弱な地域に住んでいる生徒は駅までの利用が許可されていた。仮にあの集落からなら、20kmほどの道のりを原付で通い、JRで1時間、さらに乗り換えて学校に着く。私は自転車で30分だ。同級生の中にはさらに遠い地域出身で中学の頃から親と一緒に部屋を借りている子もいた。Aくんが選べず、私には選ぶ必要がなかったルートだ。
高校まではそのように地理条件に恵まれていた私だが、大学進学という全国での比較では、一転恵まれていない方になった。
ここから大阪までは高速バスで5時間強かかる。東京は夜行か飛行機だ。隣県や都市に出てから乗り継がないと行けない地域も多い。地元国立大学はあまり偏差値が高くないので、高校ではもう少し上を目指す子がほとんどだった。メジャー分野なのに県内にない、あっても国公立ではない学部志望者も多かった。
しかし県外進学には多額の費用がかかる。私は幸いにも県外進学ができたが、優秀でも地元国立に進学するケースも多かった。
そういう地域格差はまあ、ネット上でよく語られるとおりである。
私は中学生あたりから持病を発症し、勉強も含め様々なことを人並みにこなすことが難しくなったが、身体が許す範囲で学び、大学に入り就職氷河期の終わりに正社員の職に滑り込むことができた。薬でQOLが改善したのは就職してだいぶ後、ここ数年の話だ。もし就活、大学生、高校生の頃にこの薬があればと思うことがやはりある。
私が下層からの成り上がりをブランディングしたければネタに使えそうな人生を送った中学の同級生もいるが、そんなことに他人の苦労を使うものではない。ただそういう公立中から高校に進学して感じた格差は大きかったし、大学に入ってからの友人は様々な出身地から来ていて、親との関係も健康状態も経済状況も様々だった。観察さえすれば、多様性はいつでも目の前にある。
間違いなく居住地条件でAくんより恵まれていた。これは格差問題を考える時の私のスタート地点だ。一方で都市に住む同い年の子と比べたら、この県にいることは逆境だった。予備校に行く資力はなかったが、私学には通えた。家に借金取りは来なかった。病は珍しい逆境だろう。しかしごまかしながらやっていける知能を持てたことは間違いなく運がよかった。実力も運のうち、全くその通りだ。こんな絡みまくった要素から実力や努力を拾い出すなんて不可能だ。
私の卒業した高校は、経済的な事情で寄付金を原資とした学費減免措置を受ける生徒が多い。私のところにも時々寄付催促の振込用紙が来る。出せるのは雀の涙だ。
後輩達はその高校に入れるだけで十分恵まれていて、彼らへの支援はメリトクラシーに基づいているとも言える。しかし多くの卒業生が何らかの形で都会で得たものを還流する行動は間違いなく県域の底上げに役立っている。いや私は個人主義者なので彼らが共同体を離れ外に行くこと自体を歓迎すべきだ。いや普段の寄付対象であるフードバンクの方がもっと意義がある支援だ、とか、まあいろんなことを考える。
みんなそれぞれの逆境を生きている、と言ってしまうのは安易な相対主義だ。しかしどの逆境にも支援が必要だ。
1つの回答として、私はここ数年、ある種の逆境にある人に対する金銭と時間の集中的な支援をしている。
ノブレスオブリージュは階層社会を気持ちよく生きるためのごまかしにすぎないとも思う。自主的にやらせていては十分な再分配はできない。それでも自分には他人の逆境に対してできることがある。どのような経過を辿ったにせよ、今動く身体があり、さらに職まであることは、今この瞬間そうでない人より恵まれている部分だ。
私がAくんに希望を持たせて傷つけてしまったことに関する身勝手な自己保身の欲求があり、1000人の村の子が希望を持ったという話に勝手に重ねている。
あれからもうずっと少子化傾向を続けた結果、彼らには私達の頃より多くの社会的リソースが割かれるようになっているだろうと信じたい。
女性ってなんで最初から食えないと分かってる進路に進んでしまうんだろうね。
保母さんとかアパレルとか、学費払って学校行ってまで学ぶほどのリターン無いよね?
調理師とか美容師とかパティシエとかも、自分の店持つところまでいかないとリターンは望めないし、そして、そこまで到達するのって、結局、男ばっかりだよね。店を持つときになんか男女差別あるの?
IT業界とか、比較的男女差別ないし、報酬もそこそこいいのに、女性ってすっごく少ないよね。
何で?
医学部女子差別のとき、たわわや宇崎ちゃんのときに元気だった匿名のツイフェミ層は比較的おとなしく、実名で活動している識者たちがより問題視していた(男性も含めて)。「差別措置はあって当然だ」と擁護した西川史子もあわや大炎上して吉野家みたいになるかと思われたが、謎にツイフェミからは許されて炎上を回避。
何千万と学費のかかる私立医学部での出来事は、たとえ直球の女性差別であっても「当事者性」というものをツイフェミ層は感じることができなかったんだろうなと思う。格差だよねえ。貧困だよ……
コロナでしばらく会っていないので、少しは恋しいとか心配とか思えるかなと思ったがやっぱり嫌いだ。電話だけでも心が荒れる。
今度親が遊びに来るらしい。用事があるからと断ろうとしたが、本当ならお前がこなくちゃいけないところをわざわざ私たちが訪ねてくるのだから無理してでも出て来いとのことだった(ちなみに別に大した用事があるわけではない)。
昨日は親のこと考えててイライラしてしまって全然寝れなかった。
別にDVとかされたわけではないが、言動・行動・考え方に常にイライラさせられる。
私は割と温厚と自負しており、昔から「もっと怒った方がいい」と友人に言われるような性格だが、親に対しては怒りで頭がカッとなって捲し立ててしまうことすらある。
配偶者に対しては毎日一緒にいてもそう思わないので、身内に甘えているというだけでもないと思う。(結婚するまでは配偶者にも同じようにイライラしてしまうのではと割と不安だった)
昔親に言われたこと、されたことを思い出すと眠れないほど腹が立つ。1秒たりとも親のために時間を使いたくない。できればお金も払いたくないが、大学までの学費は出してもらったのでそれで縁が切れるならその分くらいは返してもいい。
きっとみんな親子関係の中で大なり小なり嫌な思いをしたエピソードはあるだろうし、そんな中でも折り合いをつけて親に敬意を持っているのだろうに。
俺の母校の学費は1400万円。俺の頃はもう少し安かったかもしれんが同レベル。不惑を数年超えてやっと年収1200万円。子供いるのに平日しか休めない。高給っていうか長時間労働なだけ。残業代がしっかり出るだけマシなんだろうけど、残業代が出るのは当たり前だからな。
子供は2人。妻は専業主婦。離婚なんてする気はないが、離婚した場合の養育費の目安って自分の最終学歴らしい。子供たちには俺が受けた教育投資をしてやる義務があるわけよ。
大学の学費だけで2800万円。そこに行き着くためには当然塾とか、高校も私立かもとか、浪人するかもとかあるのですよ。
だからうちは家は建売だし、車は10年落ちなのに買い替えられる気がしない。
サラリーマンのままでは辛すぎるので、もうやめて起業するけど、辛いってのはそういうことだ。
自分の子どもへの教育に金をかけたいわけだから、それは低所得者から見ればわがままに見えるのかもしれない。
ただ、年収が高くても生活レベルは低い場合もあるんだよ。お前らの方が良い生活しているんじゃないの。
幸せって何なんだろうな。
でも使える金はないし、体力ないのに忙しすぎて余暇の楽しみというか趣味というかそういうのは何もない。働いて働いて、休みの日は子供の習い事の送り迎えとか、持ち帰り残業とかで潰れる。
子供を大学に行かせたくない家庭に育った僕を卒業させてくれたのは感謝してる。うちは所得制限に引っかかって(1000万以上の収入があった)二種しか借りられず、年に60万借りてあとはバイトで穴埋めするスタイルだった。無事卒業して今は毎月1万ちょいを返す生活だ。
院を出て返済免除になった人もいるが、大抵は莫大な借金を抱えて社会に放り出される。普通に働いていれば返せるらしいけれど、諸々引き落としされてからの奨学金は地味に効くんです。中には院を出て抱えた奨学金を返すべく、外資コンサルへ行って繰上げ返済を繰り返し、最終的に鬱病になって働けなくなった奴もいる。就職先は個人の勝手とはいえ、在学中から借金が返せる会社で働かないと、と半ば強迫観念に駆られていた彼を思い出す(彼は地方公立校から東大まで出たのに希望を無くして親元で暮らしている)。
なんとかして欲しい、奨学金。国公立でも学費は高いし、国立落ちて私立に進学した僕みたいな落ちこぼれも助けて欲しい。先日結婚を考えている彼女に奨学金のことを伝えたら振られて、今日は会社を休みました。
子供を大学に行かせたくない家庭に育った僕を卒業させてくれたのは感謝してる。うちは所得制限に引っかかって(1000万以上の収入があった)二種しか借りられず、年に60万借りてあとはバイトで穴埋めするスタイルだった。無事卒業して今は毎月1万ちょいを返す生活だ。
院を出て返済免除になった人もいるが、大抵は莫大な借金を抱えて社会に放り出される。普通に働いていれば返せるらしいけれど、諸々引き落としされてからの奨学金は地味に効くんです。中には院を出て抱えた奨学金を返すべく、外資コンサルへ行って繰上げ返済を繰り返し、最終的に鬱病になって働けなくなった奴もいる。就職先は個人の勝手とはいえ、在学中から借金が返せる会社で働かないと、と半ば強迫観念に駆られていた彼を思い出す(彼は地方公立校から東大まで出たのに希望を無くして親元で暮らしている)。
なんとかして欲しい、奨学金。国公立でも学費は高いし、国立落ちて私立に進学した僕みたいな落ちこぼれも助けて欲しい。先日結婚を考えている彼女に奨学金のことを伝えたら振られて、今日は会社を休みました。
それは貧乏家庭でも「男の子は何がんなでも大学に行かせなきゃ」
といってパートで学費や生活費を稼いだり、コツコツ貯金する親がいるからだな。
貧困家庭+女の子だとモチベーション駄々下がりの親がいるってこと。
大学通うための4年間すら労働に充てないと家計保たんとか普通やろ
ほんとに周りに居なかったんだな、家の為に大学諦めるような人が…(あるいは居たのに努力が足りないとかなんとか言い張る自己責任主義の人なのかもしらんが)
大学行ってた時の友達はみんなどこかで各自成功してるっぽい(今更連絡取れない)。新卒で正社員で入った会社は辞めるつもりで入ったから2年で辞めて、そこからずっと自営業か非正規雇用。会社で経験積んだ後フリーランスで働きたかったからこれでいいんだけど、その時目指してたものも結局挫折して時給1250円のアルバイトを経て今は全然違うことやってる。それも特にパッとしない。売れてるよ〜いつも忙しそうだよ〜って言ってくれる人いるけど、時間の使い方が下手くそだから忙しく見えるだけだしもっと売れてる人が無限にいる。あと結果的にオールドルーキーだから、20歳とかで始めたもっと若くてもっとできるみたいなやつが他にいっぱいいる。
周りの友達(だと思ってる人たち)はみんな結婚してて、子供がいて、家があって、犬飼ってる。そうでなくてもそのうち結婚するんだろうなみたいなパートナーがいるし、そうでなくてもそのうち付き合うんだろうなみたいな恋人っぽい人が何人かいる。こういう他人との関係性をしっかり満たした上で、更に自分自身のスキルも経歴もしっかり持ってて、みたいな人たちがたくさんいる。
親と連絡取らなくなってから大体5年が経つ。ゴミクズ人間だったから親のお金で私立の美大に行って卒業した後5年くらいかけて行方をくらました。なんかいろんなことがあったり無かったりした結果、学費だけ出させて親をメンヘラ毒親呼ばわりして捨てる親不孝のゴミクズ人間になるか、自分の人生も夢も何もかも全部諦めてお母さんと一緒にお母さんの気持ちのためだけに生きていくかを自分で選んだ。まじでゴミクズofゴミクズだけど、まじで生きる資格の無いゴミクズだけど、それでいいよ。
親がそういう感じだったからなのか自分のせいなのかはちょっとわからないフリをしたいけど、生きてるだけでオッケーだったことが無い。仲のいい親がいる人はきっと親が、生きてるだけでいいと思ってくれるんだろうな。パートナーがいる人とかは、誰かに選ばれた上でその人が、生きてるだけでオッケーだよって言ってくれるんだろうな。特にそういうのが無いから常に社会に対して何かの価値を生み出し続けないと生きる価値が無い。資格も無い。でも他の同世代の人間に比べると何一つ成し遂げてないし、成功してないし、なんなら下の世代の人たちの方がどんどん成功してるし、良いもの生み出してる。自分より下の世代がメインになっちゃったら、上に戻ってくることってもう無いじゃん。価値のある人間には二度となれないから、二度と生きる資格も得られない。生きてるだけでいいよって事態にならない。命に価値が無いから命以外の価値をどこかから生み出さなきゃいけない。でももう価値のある人間にはなれない。無限ループって怖くね?これが人生手遅れってやつだなあと思った。
こういうこと言うと、大丈夫自分なんかこうでこうでこうだから、って全然関係無い自分の人生の話してくる人がいるけど全然関係無い人がどうであろうと何も大丈夫じゃないのに何が大丈夫なんだろうな。人の人生に乗っかって自分の話したいだけに見えちゃう。別に頼んでないよ。匿名ダイアリーの登録すげー簡単だったよ。人に乗っからないで各自でやったらいいと思うよ。そういうのをうんうんそうだね、って聞いてあげられたり傷を舐め合えるような人間だったら誰かに選んでもらえて生きてるだけでオッケーになっていけるんだろうか。