はてなキーワード: テニュアとは
いや,本当に.
当初の契約は3年任期+2年更新,その間に業績ノルマをクリアすれば職階アップ(任期なしへ)という
いわゆる「テニュアトラック制度」ということで着任.
※テニュアトラック:《tenure track system》大学が若手研究者を、任期を定めて採用し、自立した研究環境で経験を積ませた後、実績を審査し、適格であれば専任教員として終身雇用する制度。
と,いうことで着任したものの.
2年目:業績は満たしているけど,業績確認なんかしてないよ!
3年目:業績は満たしているけど,自動車免許がないから任期なしにしないよ!!
4年目:業績は満たしているけど,職場の業績がよくないから(定員割れ),任期なしにしないよ!!!
5年目:業績は満たしているけど,職場の業績がよくないから(定員割れ),契約通りに任期なしにしないよ!!!!
研究業績を評価するからね!でも,研究だけじゃダメだからね!!ということで学内行政も含めて,人並み+αはやってきたはず.
なんだけどなぁ.
自動車免許は,高校訪問ができないから自動車免許持っていないとだめ!とか.
だから,自動車免許とってやって,自動車も買って「ほれ!早く高校訪問行かせれ!!ほれほれ!!!」と内心ブチ切れていたら,
「助教は任期が付いているから,高校訪問などしないでよろしい!」だと.
高校訪問やらされずに,ただその他の教員が高校訪問して「ダメだった(よかった...なんてあるのか?)」,その結果に自身のクビを預けているような状況.
そんなアホらしいことやってられっか.
母子家庭だし,家族の急病もあって人一倍奨学金を借りて今まで来たから(諭吉さんを1k人以上),そのツケをどうにか支払わないと.
月5.5万円の返済が基本,今年は訳あって+月9万円くらい.
どうやって暮らしていけば良いんだろうか....
ひどいのは,「テニュアトラックです!だから頑張ってね!!」ってアメを見せるだけ見せておいて,結局取り上げる.
人を馬車馬のように使うには非常に良い作戦です.
4年目には,一瞬任期なしへの話も出てて.
ほんとはおよそからも声はいただいていたけど,嫌いじゃないから全部断った後にやっぱなーしよ!!なんていう始末.
准教授の先生はテニュアだと思います…たぶん。テニュアですか?と伺ったことはないですが、もう、5年以上在籍されていらっしゃるはずなので…。
でもこれ理系の共著という慣習がなかったらM1が1人で袋叩きだったわけで、それよりはまだ准教授が叩かれる方がマシなのかなぁ
まさにこれがポイントで、問題起こったときに、学生ではなく先生に責任を取らせるために教員が共著に入る文化が形成されたんじゃないかなぁ、と個人的には予想します。
今回の件とは直接関係ないですが、例えば、万一、研究不正とかあった時も、先生の名前の共著に入っていないと、先生側の責任を有耶無耶にされる可能性ありますよね。
後は、学生の発表でも、旅費は先生の研究費から出ているので、先生が共著に入っていないと学生が自費で発表する事になったりしてかわいそう…という面もあります。
わわわ、ますます丁寧な応答ありがとうございます。わたしも「理系」と一括りにしてよく知らないままに済ませていたんだなぁ、と思うとお恥ずかしいです。門外漢に詳しく教えてくださって本当に感謝です。
なるほど、それはもう完全に文化の違いですね。文系でも経済学とかはかなり国際化進んでるっぽいのでどうなのかわかりませんが、いわゆる人文系では
で業績になるところがほとんどだと思うので、国内学会の使い方がその2つに二極化しているのは面白いです(もちろん人文系でも、外国で報告したり出版したりした内容を国内で報告、とかもありますけど、主流は上のルートなんじゃないかなぁと)。ちなみに論文はたいていWordです。
単著・共著の扱いは分野毎に違ってて、異分野の人の話を聞くのは勉強になります。文系が単著にこだわる、という認識は興味深かったです。自分で書いたものだから自分しか挙げてないだけのつもりだったのですが(※)、なるほど共著が当たり前の分野から見ると「こだわり」に見えるのか……という(悪いってんじゃなくてそう見えるのが新鮮という話です)。
(※)読めない外国語を読むのを手伝ってくれたとか、必要な資料を貸してくれたとか、事前に読んで鋭い指摘をたくさんくれたとか、そういう場合は謝辞の欄に書きます。
指導者が学生のケツを持つ意味で実質的に執筆を担当してはいないけど共著に名を連ねる、というのは、もしも人文系でやったらギフトオーサーシップすれすれだと思います(理系の慣習を批判しているわけではありません)。その辺の機微を研究者同士ならわかっていたとしても、今回の炎上ではわかっていなかった人が多く「准教授」が主語で語られてしまったのはモヤモヤする思いがありました。
モヤモヤ、というのは、実際にはこの准教授がメインの執筆者じゃないんだろうなぁ、あんまり准教授が書いたものみたいにして叩かれるのは気の毒だなぁ、というのと、でもこれ理系の共著という慣習がなかったらM1が1人で袋叩きだったわけで、それよりはまだ准教授が叩かれる方がマシなのかなぁ(これでテニュアじゃなかったら本当にお気の毒としか言いようがないですが)、文系の単著でやる原則ってそう考えると怖いなぁ……ということです。ひどい研究をした院生がいた場合に立場の弱い院生ばかりが叩かれるのと自分で書いたわけでもない教員も叩かれるの、どっちがいい制度か、と言われると悩ましいですが、そういう視点で単著/共著を考えたことがなかったので。
最近,自分のプライドが邪魔をしているせいで何かしらうまくいかないと思うことが多々ある.
自分の専門やその関連分野についてはかなりの知識があるということは
しかし,今のご時世においては国際化や連携といったことが強く求められ,
必ずしも自分の得意ではない分野においても,さも得意であるかのように振る舞うことを求められることが多い.
# 分からないのに装えというわけではなく,一から勉強してその分野にも強くなれということ
特に30代前後の研究者はテニュアと呼ばれる生涯が保証されるポストを
得るためには,とにかく様々な業績を上げる必要があり,そのためには仕事を選ぶことなどできない.
修士から博士の5年間によって,一般的な問題解決能力は鍛えられたとは思う.
その恩恵として,同じことを一から始める場合でも,ある程度ものになるまでの
時間は短いという感じはしている.
早く仕上げるということを考えると誰かに非常に初歩的な質問をしなければならない.
頭ではそうすればいいというのはわかっているのだが,
どうしてもそれをすることが出来ない.あるいは妙な葛藤があり結果として時間を浪費する.
おそらくこれは自分のプライドが高いことが原因だと分析しているのだが,
どうすればこの高いプライドと折り合いをつけて,
海外に行けば、投資家から金あつめてテニュアトラック受けて5年とかやるんだけど、成果でないと毎年研究室が徐々に小さくなるw
ハーバードとか、UCLAとかの海外で人生かけて留学しにきてるインド人とか、そういう奴らには死ぬほどコンプ感じる。
でも、医者なら人生かけなくても同じような勝負の舞台に立てる(医者で留学は制度として確立してる)から、そこまででも無いけど。
逆に、東大で博士まで行って研究職以外ってのは興味すら湧かない。
日本でヌクヌクやってるのも別に悪いとは思わないけど、そういうの相手にコンプもクソも無い自分と変わらないし。
逆に、テニュアトラックとかそっからが勝負でまだまだ人生かかった勝負が控えてるのに適当に大学生活送ってる東大生とかアホと思う。まあでもそれも一つの生き方かもしれないけど。
まず、「テニュア」って考え方自体がこれまでの日本の大学には無い。
ただ助手(助教)以上の大学のポストに入ると基本的には中に残っていられる、と言う感じは数年前まではあったし、
逆に数年前から5年以上の雇で自動的に「テニュア」と言わずとも大学が解雇出来ない状態になったわけで。
そういう縛りは別として、「講師」ってのは場合によっては研究室持ってることもあるし、
准教授とやってることは大差ないことも在る(教授会とかその辺の敷居はあるが)
定年まで助手で終わってく人も居ないわけではないので、それ程最悪な立場、ってことでもないでしょう。
教授とかのポストなんてある意味空きが出るか出ないかだけの話だったりすることもあるわけで。
その辺で騒いでる文系非常勤講師とかとは全く別次元だと考えて良いと思うよ、情報系の研究者みたいだし。
まあ、「優秀」といえるかというとそこまでではないんだろうけど、やっぱり。
そう?上の10個くらいに絞って、で十分だと思うけど。
てか、まともな研究してるのそれくらいだし。
後は、ほんとに必要なら東大的に研究所をいくつも作れば良いだけで。
そういうふうに、一つにまとめたほうが、もしかしたら、ひとつの場所なので、テニュアトラックじゃないけど、
中で移動しながら安定して行けるようなものも作りやすいかもしないし(その方が良いか悪いかはよくわからんけど)
裾野なんて実際のところ存在しない。そもそも、山型な序列なんてそれほど無い。
大学入試のレベルは東大と地方国立とかで全然違うかもしれないけど、
研究者のレベルになれば、別に東大に残ってるのが賢いわけでもないし、
研究所のレベルとしては各大学ほとんど関係ない。(てか、実際の所、地方国立の先生とかも東大京大出身とかが占めてたりするわけで。。。)
ただ、研究にはどうしても学生も関わってくるのでそこで差が出てるにすぎなかったりする。
後、やっぱり予算配分でどうしても辛い所がある。
そういうところも、上を一元化することでもっとやりやすくなるんじゃないか、という点もある。(これも弊害も大きそうだけど。)
しかし、生命科学に携わる者が多すぎるし、研究者って頭おかしすぎるやつも多いわけで、
完全に知らないやつをとるのはたいてい躊躇するようだ
だから、一応知ってる人だったり、知ってる人の強いプッシュがあったほうが安心して採用しやすいという面はある
しかし、有力者の強い推薦があるからと言って、業績のないものや能力のないものは、機関のメンツにかけても絶対に取れない
ちなみに助教クラスはポスドクの上位みたいなもんって考えられてるので、助教の選定には受け入れ先のボスが取ると言えば取れる
講師、准教授以上は、そういうわけにいかずに学科の考えが大事なので、ひとりの一存では取れない
オボカタの場合、年齢的にも、業績的にも、助教クラスに就任して恥ずかしくはまったくない
しかし、理研のユニットリーダーってのが、PI なわけで、他の人と比べても助教クラスのポジションに見えないのが悩ましいところだわ
PI でも、テニュアトラック助教と思えば、まあそうなのかなという感じだけど
業績がないないって言われてるが、オボカタ助教クラスとしては十分だと思うよ俺は
俺もオボカタ以下の業績だけど一応助教やってるしなあ
自分は営業とか無理そうだし、そういう風に働きたくなかったんだ。
親しい友達も「お前は普通に働くの向いてないよ〜」って言ってた。
学部の時にやったプレ卒論とか卒論が面白くて「研究したいな」と思った。
そこで「普通に働きたくねぇなぁ。自分の性格的にも研究の方が向いてる気がする。」と考えて研究職を目指そうと思った。
そういう感じで消去法的に研究職に目指すことを選んだ。
なんか知らないけど、↑みたいに書くと
「そういう風に消極的に研究者目指すじゃねーよ!お前に与えてる研究費もったいないわ!」って感じで前に叩かれた。
そうなのかなぁ…。そんなことないと思うんだけど…。
叩かれるのは、一方を否定することで一方を消極的に選んだと伝わるから?
それとも、俺はお前が否定した仕事してんだぞ?ふざけんな?ってこと?
もしくは、研究者は熱意を持って目指す尊い職業であるべきだ!というイメージ?
多分、数字の見せ方が馬鹿なんだと思う。(経済学者ですのにね...)
そもそも正確に見せるとこのおっちゃんの主張もおかしいことになるので
敢えてわかりづらくしてるのかもしれないけど、
やっぱりただの馬鹿なんだと。
もしこれが全体だとすれば、それはそれで日本の方がブラックになるけど、それも違くて
これは
教授:
アメリカ:デニュア:6割
日本 :テニュア:10割(数字はないけどほぼ全てが、とこの人は思ってると見える)
大学全体:
アメリカ:数字なし(だけど4割より低い、准教授でさえ12%なので。ただ、なのにハーバードの教員の870/2700がテニュアってのがよく分からんが...これだと日本とほぼいっしょじゃん...それとも准教授で12%なのに講師以下がもっと高いの???)
->アメリカでは教授でさえ4割がテニュアでなく日々精進しないと切られる
->教授以外に関しては日本もアメリカもテニュア率は低いので同じとみなす。
とのことだと。
実際、アメリカでの"低い"の中での差を見るとさらに酷い話になってくると思うんだけどね。
途中、数字が理解できない部分が出てきたけど...
このおっちゃんは自分が今非常勤講師やってるのと、ちょっと前に非常勤の人が騒いでたことがあるので、
大学全体でなく、非常勤講師に対する扱いがひどいじゃないか、と言いたいんでしょう。
それをぐちゃぐちゃ言って問題点を見えにくくして。何がしたいのか知らんが、ただ記事書きたかっただけでしょう。
このおっちゃん自身がもうお偉いさんだからだれも検閲しないんだろうけど、
新人記者なら速攻書き直しのレベルでしょうね。NHKじゃこんな内容でニュース流せないだろう(や、テレビってNHKでさえそんなレベルかな..)
一方、アメリカは教授や准教授でも人気無しなんて殆どいない。講師以下なんてもっと少ないが、教授や准教授も少ないんだから差はないだろう、と。
いや、ここがさ、彼の記事の中で矛盾しちゃってるわけさ。
いや、正確でないな。
言いたいことはわかるけど、出している数字が主張をサポートするものと真逆になってしまっている、とだけ言ったほうがいいのかも。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130731-00010000-newsweek-bus_all#
4月から改正された労働契約法では、非正規労働者が5年を超えて勤めると、本人が希望すれば期間の定めのない「正社員」に転換しなければならないため、多くの企業で契約社員などを5年で雇い止めする動きが広がっている。大学の場合は今まで事実上無期限に勤務してきた非常勤講師が多く、早大の場合は教員の6割、4000人が非常勤だというから、雇い止めの影響は大きい。
こんなひどい差別があるのは、日本の大学だけである。文部科学省の調べによれば、アメリカの大学教員のうちテニュアをもつのは62%で、助教授では12%しかいない。一流大学ほど要件はきびしく、ハーバード大学では2300人の教員のうちテニュアは870人しかいない。それなのに日本では、准教授になったら1本も論文を書かなくても昇進し、早大の場合は70歳まで雇用が保証される。
だから日本の大学の競争力を上げるのに、100億円の予算なんか必要ない。世界の大学がどこもやっているように、教授・准教授を含むすべての教員を任期制にし、テニュア審査に合格できない教員は契約を打ち切ればいいのだ。これによって非常勤講師も優秀な研究者は教授になれ、論文を書かない教授はクビになる。それが世界の常識である。
なにが言いたいんだ?
日本の非常勤 6 割とアメリカのテニュア 6 割じゃ、日本のほうが競争激しいんじゃ?
早稲田大学が、今年度から非常勤講師の契約の上限を5年と決めたことに対して、非常勤講師15人が大学を刑事告訴した。これは直接には新しい就業規則が労基法違反だという訴えだが、根本的な問題は「契約社員は5年雇ったら正社員にしなければならない」という労働契約法の規定である。
常識で考えれば、非常勤講師を5年雇ったら終身雇用にしろと規制したら、4年11ヶ月で契約を解除するのは大学経営としては当然だ。この労働契約法改正については、私を含めて多くの経済学者が反対したが、厚労省の官僚と労働政策審議会の圧倒的多数を占める労働法学者には、この程度の論理的な推論もできないのだろうか。
私も非常勤講師をしているが、同じような仕事をしながら大学ほどひどい差別をしている職場はないだろう。授業が90分で、1コマ7000円だ。往復2時間の通勤や準備や試験監督なども考えると、時給はコンビニのアルバイトと大して変わらない。他方、准教授になれば無条件にテニュア(終身在職権)が与えられ、年収は1000万円以上になる。年間200コマとしても、1コマ5万円だ。
日本のサラリーマンは非競争的にみえるが、仕事のできない社員はクビにできなくても左遷され、定年まで窓際ポストで恥をかくので、長期雇用は「恥の文化」では強いインセンティブになっている。それは彼らがどこにでも配置転換できる汎用サラリーマンだからであり、外資では配置転換できないので、使えない労働者は解雇するしかない。
これに対して大学教師は「専門バカ」なので、配置転換という競争が機能しない。しかも准教授になったら全員がテニュアを得るので、授業のノルマさえこなしていれば研究する義務もなく、職階がないので出世競争もない。要するに競争原理がまったく働かないので、日本の大学が先進国で最低レベルになるのは当然だ。
文科省のデータによれば、アメリカの大学教員のうちテニュアをもつのは62%で、助教授では12%しかいない。一流大学ほど要件はきびしく、ハーバード大学では2300人の教員のうちテニュアは870人しかいない。東大が世界と競争するなら、秋入学などより、非常勤も含めてすべての教員をテニュア審査してはどうだろうか。
共産党は以下の政策を掲げている
経済分野
・最低賃金を1000円程度に上げ、中小企業に不足分を助成する
・為替取引税の新設
・住宅リフォーム助成、トライアル発注、官公需など、中小企業に仕事を増やす施策を実施します
・地域経済を支える中小企業を支援し、雇用を確保し、くらしをまもります
・「日本の宝」―町工場を守るため、固定費補助などの緊急・直接支援をおこないます
・中小企業金融円滑化法を延長し、中小企業への資金繰りを確保する
・年金の最低額を5万円程度に設定
・大学職員を増員し、教育・研究・診療への支援体制を充実させる
・国立大学や独法研究機関への運営費交付金を大幅に増額し、若手教員・研究者の採用を大きくひろげる
・介護保険料の値下げ
・待機児童の解消
確保できる財源
大型公共事業の削減:3.6兆円
軍事費:1兆円
証券優遇税制・所得税・法人税・相続税の最高税率引き上げ・富裕税の創設:4.9兆円
為替取引税の創設:0.6兆円
合計:13.93兆円
必要な財源
窓口負担の軽減:2.5兆円
介護保険料の値下げ:1.5兆円
待機児童の解消:0.6兆円
最低賃金値上げに伴う助成(http://anond.hatelabo.jp/20121209190603):2.2兆
合計:11.2兆円
http://www.jcp.or.jp/web_policy/data/20120207_syouhizei_teigen_graf.pdfより抜粋