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はてなキーワード: 悲壮とは

2023-10-20

anond:20231020141727

ホントは女の独身も同じくらい多いんだけど、目立たないんだよ。

女同士でキャッキャウフフしてるから悲壮感が無い。

2023-10-19

高収入は七難隠す

40over高齢独身でも年収1000万超だとあん悲壮感ねえな

とりあえず生活には困らねえもんな

これが年収300万とかだと一気に悲壮感出るけど

2023-10-01

(追記)中国がわりとやばい件について②

https://anond.hatelabo.jp/20230611231950

これを書いた者だけど。

↑書いたのは中国恒大集団の件が本格的になる前だったので、単にお気持ちだけではないことを信じてもらえたのではないだろうか。

最近の色々について追加で書きたいことがあるので投稿させてもらう。

愛国ホルホル動画アメリカやその他の国への批判の増化が半端ない

前も中国すごい動画が増えてて昔の日本みたいになってきてると書いたけど、この数か月でも加速した。

それに加えて、アメリカの失敗や痛ましい事件を喜ぶ動画が本当に増えた。bilibili等の中国コンテンツだけではなく

Youtubeにまでバイデンが泣いてプーキラキラしてるクソサムネ動画がアップされている。

ん?既視感がある?そうだね、中国をひたすらバカにしながら失われた30年やった日本だね。

しかし、日本とは違う点はスマホをみんなが持つ時代になったのとそれで稼げるようになったのでやばい

中国は人の数が多いので「金稼ぎ」にそれを利用する人が多く、もうハチャメチャに中国褒めたもん勝ちみたいになって

白人やら黒人やらが中国を絶賛してたりする。それをPV稼ぎだと思わず喜んでる人民が多い。

(しかPV稼ぎ外人が本当は興味がない中国のことをあまり理解しておらず地雷を踏んで炎上しているときもある)

これ今読んでる人で金に困ってる人がいたら「私は日本人ですが本当は中国人に生まれたかった」と顔をしわくちゃにしながら言いつつ中国国旗日本で掲げる動画とか出せばお小遣い稼ぎになると思うよ。

自分中国はもうだめかもと思ったのはこういう面もある。成長し続ける精神ではすでになくなっている。

【使えない+中共の脅威になりえる若者

中国若者失業率20%を超えたあたりから報道しなくなったというのは様々な理由があると思うが

本当は20%の時点で40%近くはあったと思う。貯金一定以上ある無職フリーランスとしてカウントされているとのうわさもある。

そして「専業子供」が増えている。つまり家事手伝いまり実家暮らしニート

彼らにはそこまで悲壮感はない。だって「今は」親がある程度金あるし「今は」問題ないし選ばなければ仕事はある。

しかし彼らがいざ本腰を入れて働こうと思ったときに、今後の中国の成長を支えられるような状態だろうか?

中国人をまるで全員が日本人より優秀であるかのようにいう人がいるがそれは良く見過ぎだ。

どちらかというと中国アメリカに近い。ごくわずかの天才がすべてどうにかし、まあまあい普通の人が天才サポートをし、トイレを汚しながらうんこしたり道にタンを吐くしか能がない大量のクソバカで中国構成されている。

自分の予想では、来年以降本格的に不景気を実感した人民が徐々に自国に不満を持ち出し、数年以内にはもうプーが笑ってられない状況になる。

このへんは詳しく書きたくないが、中共が一番怖いのは他国ではなく自国である自分は感じた。だから政府人民の不満を他国へ向けることに必死なのだと思う。

ちなみに若者バカなやつはマジでバカすぎて恐怖を覚えるレベル日本ののほほん鼻ほじバカとはレベルが違う。

先日は知人の子どもから米国株が今から50%下がると言われてるらしいんですが、それは日本の株を買わせようとする岸田首相対策(陰謀)ですか?」と真面目に聞かれた。

んなわけねえだろどんだけ岸田最強なんだよ。てかアメ株下がるなら日本株も死ぬわ。

自国を信じない人民が増えた】

これは確実にゼロコロナのせいだと思う。逆にあんなんされて国信じてたらやべえと思うしそれはそれで幸せだ思うけど。

あれで「もしかして国って守ってくれないの?」と思う人は確実に増えた。

日本人がいう「国は腐っている、国は守ってくれない」はまだマシなほう。文句言うけどなんだかんだ母さんの飯は食う中学生くらいのレベル

中国場合は親が手足を縛り蹴りまで入れてきたのでえ???となった人民が多かっただろう。

自分は〇〇年住んだ中国から日本へ本帰国することを中国人の同僚たちに伝えた時「うん、それがいいと思う」と言われた。

東京大阪でいい仕事があるなら紹介してほしい」とも。

これは昔の中国では絶対に考えられない。彼らにも思うことが色々あったんだろう。

ネットでも行き過ぎた外国批判に「これは自国自分たちをだまそうとしてるのになんで気づかない?」との書き込みも増えてきた。

中国日本人の想像を超えて愛国心が本当にやべえ国だったのにこれはまずい。

さっきも書いたけど、プー中共が一番恐れているのは人民だと思う。人民コントロールできなくなった中国など想像するだけで恐ろしい。

前も書いたけど、中国独裁こわーいと言っている人がいるが、中国独裁国家だからまだマシな状態なのだ

日本に処理水電凸してた暇人どもを見てみんなわかったと思うけど、行動力あって失うものまりないバカってやばいから本当に。

日本バブル崩壊との違い】

パンダハガーたちは喜々として「中国は強い!不動産バブル崩壊なんかでこの大国は傾かない!」「中国EV世界支配する」と壊れた機械のように何度も何度も言っているが

彼らは深セン北京上海のような巨大都市および中国の豊かな層しか見ていないだろう。

いつも思うんだけど、「中国好き」って言う人ほど偏ってて中国のすごさもやばさも本質的理解していないのってありがちだと思う。

日本バブル崩壊悲惨だったが、あれはある程度全員の暮らし底上げされてから(日本が全体的に豊かになってから)の崩壊だった。

中国がまるで最強のIT大国になったと思っている人もいると思うが、それは外国人が目を付けがちなだけで今でもクソド田舎はクソド田舎のままで農民が大量にいるわけで。そして少子高齢化も進むわけで。

国の経済に打撃が与えられるならどうなる?というのをもうちょっとイメージしたほうがいいと思う。

前も書いたが、昔の中国が好きだった(今も嫌いでは決してない)ので悲しさもあり批判的な文章になってしまったが

偏った意見ではないと思う。

あとどうでもいいけど、処理水の迷惑電話カウンターは「中国もっとやべえの垂れ流してるよ」ではなく

はいこちタイ人身売買センターです。お客様情報キャッチしました。」とかのほうがよかったと思う。

あん電話するようなアホはそれで漏らしたと思う。

(追記)

追記というか書きたかったけど色々つっこまれそうと思って書かなかったことやっぱり書く。ちょっとズレてるとは思うんだけどなんとなく言いたいことわかってもらえるとありがたい。

中国はすごいんだ!と言いたい人の気持ちわかるんだけど。実際すごいところは本当に日本とは比べ物にならないレベルですごいし。

でもプー立場になりたいかと言われると絶対なりたくないよね?

いつ出て行くかわからない天才たち、自分アイデンティティ不安を覚えるがゆえに間違った愛国心で暴走するorじわじわ自国への疑いを強くさせる普通の人たち、何か間違えたらすぐ暴れ始めそうなクソバカども。しかも昔みたいに無理やり鎮圧したらSNS時代隠しきれず国内外非難される。かといってバカを抑える有効手段が他にない。

こんな人民を抱えて国の経済成長が止まり始めた、そんな状態の習くんの気持ち考えたことありますか?しかももう70歳だし。

みなさんには習くんにもっと寄り添ってあげてほしい。

あと中国デフレ始まったら本当に終わりのサインだと思う。だからデフレなってないアピールし出した。日本10価格競争やばい日本人の10乞食精神やばいから「安く売らないなんて非国民だ」「安ければ安いほどいい」みたいな雰囲気になって落ちるとこまで落ちる。これよくある偽中国崩壊論じゃないから。疑うなら身近に中国に関わってる人いたら聞いてほしい。

2023-09-12

anond:20230912143956

興味深いね

かに脱退時の悲壮感は半端ない印象ある。

大の大人の扱いではない感じ。

異様だよ…

2023-09-09

anond:20230908201013

独身悲壮感漂うやつかと思ったら違ったのでよかった

2023-09-07

さっき駅に元気のない江頭2:50みたいな人がいた

痩せてて、禿げかけてて、うつむいてたので悲壮感がエグかった

江頭2:50って元気があるからいいのであって、元気がなかったら悲しいだけだな

幸あれ

2023-09-05

悲しいよぉ

朝起きてから謎の悲壮感にさいなまれている。

特に何があったわけでもないのにとても悲しい。

まりに悲しすぎるので当欠で有給使ってしまった。

本当に悲しい。

2023-09-04

ふと膝を見る。頭髪が数本張り付いている。さっき床に膝をついたからだな。

2つ、読み取れる。俺は床を掃除していない。俺の頭皮から床へと髪が亡命しまくっている。溜息が出るくらい。

終わってんだよな生活が。男としても終わってるよ。ゾッとするほど頭髪は間引かれて、額の左上も右上も拡張路線に入っており、悲壮だ。嫌味なことに刈り上げたはずのツーブロックの横側がやたらフサフサしている。

これが新中年予備軍の悲惨ご破算ハゲ文学かw

いや不毛か。

2023-08-28

anond:20230827234255

リア充」という言葉2005年発祥らしい。当時は小泉内閣

負け組勝ち組」という言葉加藤智大2008年

氷河期世代の不遇が認識されるのはこの頃で

働いたら負けかなと思ってる」という言葉流行った2004年ニートであることに悲壮感がなかった。

 

遡って90年代グランジとかバックパッカーなど持たざる者であることを肯定する文化だった。

小山田圭吾のような持って生まれた者も「リア充」と認識されてない。

当時は格差認識されてない。

 

から増田さんは何を言いたくて『90年代リア充』と言ってるのかよくわかりませんでした。

2023-08-17

平成代表するテレビアニメ10選(オタク編)

anond:20230817095200

便乗して

ふしぎの海のナディア平成2年

NHKアニメの皮を被ったSF者アニメガイナックス孫請けはいった。当時庵野さん30歳。マジで

魔法戦士レイアース(平成6年

同人グループから出生したclampが、ついに一般に名を轟かせた作品。そういえばまだ当時は百合なんて言葉はなかったな。

スレイヤーズ(平成7年

これを履修してないと言ったら、先輩オタクから全館貸し出されてすっころんだ。リナは永遠の悪友。

機動戦艦ナデシコ平成9年

実はエヴァンゲリオンに対するアンサーという面もあるかなと。ボクはるりるりになりたくてコンピュータサイエンスに進みました。

toHeart(平成11年

エロゲー原作アニメ金字塔。この成功から多数の企画が生まれて、2002年から爆発的に増え、AIR,Kannonで京都アニメーションtrue tearsP.A.Worksが出てくる。

あずまんが大王平成14年

日常系アニメの近年に繋がる流れを作った始祖。今見ても面白いし、見る度に発見がある。

ケロロ軍曹平成16年

いわゆる居候者の定番で裏と表の中間ぐらいに存在する。けどギリ裏かなと。

らき☆すた平成19年

表がハルヒなら、裏はこちら。超ポジティブに、美少女擬人化してオタクを描いたのはかなり大きかったのでは。父子家庭なのに悲壮感がないとか、ひたすら明るくてたのしい。ちょうどリーマンショックで○たくなってた人たちの命を救ったと思う。

この後、オタクポジティブな描き方が増えたように感じる。

ポプテピピック平成30年

ノーコメント

さて、貴方最後の1つは?

以下言い訳

2023-08-14

anond:20230813200011

私の努力否定されたくない

社会的規範に縛られてやりたくもない努力ばっかりやってるからそうなる。

自分がやりたいことはなんなのか少しは考える方に努力を割けばいいのにな。

誰もお前に「正しい人生を送れ」なんて要求してないんだわ。存在しない要求勝手に読み取って勝手悲壮感漂わせながら努力して「努力を認めて欲しい!」とか言っても、いやそんなの誰も頼んでないし…ってなる。

2023-08-08

anond:20230808194315

それ系で一番身動き取りづらそうなのは消費者金融借金してる系YouTuberだなぁ

お前の再生数、余裕で消費者金融の数十万の借金返せる額やろってなってもそれが売りなので借り入れと返済を繰り返して悲壮感溢れる演出を入れるやつ

2023-07-23

「これを叩けば賢ぶれるコンテンツ」というもの

「これを叩けば賢ぶれるコンテンツ」というものがあってな

一昔前なら、恋空とかのケータイ小説

猫も杓子も「スイーツ(笑)」と言いながら馬鹿にしてたし、恋空が好きなクラス陽キャを見下せる便利な道具だった。子供への悪影響を憂慮する親なんかも叩きに加担してた

批判側にはレイプ被害者や癌患者悲壮体験談なんかもあったから、叩いてもいい大義名分ができて益々ヒートアップした。

2chスレでは「恋空お勧めにしてる本屋クレーム入れた」なんて書き込みもあって、この時代に表自戦士はいなかったのかと。


数年前だと、けもフレ2がそのポジションだったな

ニコ動の無数のけもフレ2叩き動画製作陣やファンへの陰謀論とも言える誹謗中傷が飛び交い、猫も杓子もけもフレ2叩きブームに乗っかった。叩けば叩くほど人気者になれた



今、そのポジションに「ポリコレ作品全般」が来てると思う。アメコミとかディズニーとか。

youtubeツイッター空前絶後ポリコレ叩きブームポリコレ叩けば再生数稼げる。ポリコレ叩けばyoutuberの金になる。

2023-07-20

anond:20230720165709

フリーターってとこくらいかな…でも若そうだしあん悲壮感感じない

見た目も可愛く描いてあるし

この設定で40歳とかならまあちょっと…とは思うかも

2023-07-08

anond:20230708193002

元増田です。

創作されたキャラであるレイリの未来悲壮感なく終わる

まさにその通りですね。

切ないけど爽やかな読後感でした。

実は読み終わってすぐしたことは「レイリ その後」で検索することでした。我ながらとんでもなく無粋な行動だなあと思いつつ。蛇足まりない。笑

レイリなら強く前向きに生きたであろうことを確信しつつ、平三郎と再会したのだろうか、良い人と巡り合い家庭を築いたのだろうか、駿府城隠居生活を送る家康の背後に四度現れ楽しいイタズラを仕掛けたのだろうかなどと、陳腐想像をめぐらせています。それもまた楽しいものです。

素晴らしい作品オススメしてくれてありがとうございました!

ヒストリエの完結を楽しみに待ちましょう。

anond:20230705141310

レイリ』をおすすめしたものです。増田褒め言葉集が素敵だったのでトラバつけたくなったからこれ書いてます。「ヒストリエと似たアプローチ」ってのはまさにその通りで、岩明さんの丹念に資料にあたる創作の真髄のようなものを感じる作品だと思います史実にある事なのでたしかに主要登場人物の道行は切ないが、創作されたキャラであるレイリの未来悲壮感なく終わるじゃないですか。エウメネスもよくわかってない部分が大きい人物からヒストリエ悲壮感なく終わってくれそうな希望レイリの物語の作り方から持ってしまうんです。いや、その前に物語が完結するのか?という話なのですが…。とにかく読んでくれて気に入ってくれてうれしいです。読んだよ追記ありがとう!

2023-06-23

クリスマス宝くじ

クリスマスは娘の誕生日だ。僕はあの日から毎年クリスマス年末ジャンボを1枚だけ買うことにしている。大きな意味はないつもりだ。ただ、あの日から大きく変わってしまった僕の人生が変わらないかどうか、毎年運試しをしているだけ。でも、その運試しも外れてばかりいる。人生そんなもんだ。

「大きく当たりますようにー」

宝くじ売り場のお姉さんが言う決まり文句。その言葉に見送られて、僕は宝くじ売り場を後にした。今年も買った1枚300円の年末ジャンボ宝くじ。たった1枚それを買うだけでも、財布の中の小銭をかき集めなければならなかったし、今晩のご飯は抜きだ。この貧乏生活にも慣れてはきたが、安い家賃でなんとか借りられた今の部屋を「住めば都」だとは思えない。しかしそれでもそこ以外に帰る場所はないので、足は自然とそちらへ向いた。

世間クリスマスで浮き足立っている。華やかな街のイルミネーション。赤いサンタ服を着て呼び込みをする若者。楽しげにしているカップル。中でも見ていて一番辛いのが、幸せそうな家族だ。僕がもう無くしてしまったもの。それを持ってる人たちを見るのが辛いので、つい裏通りに入ってしまった。

「おっさーん、ちょっといかなー?」

そんな声が聞こえてきた。そちらの方を向くと、高校生くらいの青年たちがいた。見た目はどこにでもいそうな高校生たちに見えたが、ほんのりやさぐれ空気を纏っている。しまった、と思ったがもう遅い。

「おっさーん、俺たちお金欲しいの。言ってる意味わかるー?」

わかる。つまりこれはオヤジ狩りというやつだ。

「僕は大したお金は持ってないよ」

念の為一言言っておくが、そんなのを聞いてくれるわけがない。

「おい、やるぞ」

声をかけてきた青年が仲間にそう言った直後には殴られ、財布を盗られていた。

「うっわー、まじで大した金ないじゃん。札すら入ってないぜこの財布」

「え、超貧乏じゃんそれ」

「待て、なんか入ってた。なんだよ宝くじかよー」

青年たちがそう言って財布からあのたった1枚の宝くじを抜き出している。

「まぁいっか、宝くじだけもらっとこうぜ」

そう言って彼らは立ち去ろうとしている。大きな意味を持ってはいないはずの宝くじだったが、持っていかれようとしたこの瞬間、僕は自分が間違っていたことに気がついた。

あの宝くじは僕の希望象徴だった。

あの日からどん底生活に落ちて、それでも生きているのはこの年末に買うと決めた宝くじがあるからだった。だから、返してほしかったが、ボコボコに殴られたお腹が痛くて声が出ない。そして青年たちの声は遠ざかっていく。

悲しい。どうしようもなく悲しい。

そんな中で僕の意識も薄れようとしたとき、声が聞こえた。

ちょっとおじさん、大丈夫?」

若い女性の声だ。視界にもうっすら女性の人影が映る。

通報は、しないで…」

僕はそう言うのが限界で、意識が途切れた。

「あ、おじさん目が覚めた」

目を覚ますと、そこにはちょっと気の強そうな20歳くらいの若い女の子と、その背後に二人のXメンみたいなサングラススーツ姿の男が見えた。

「君は…?」

「おじさん、あんまり無理しない方がいいよ。とりあえず水飲みな」

そう言って女の子ペットボトルに入った水を渡してくれる。

僕はどうやらベンチに寝そべっているようで、ゆっくり体を起こしてからいただいた水を一口含んだ。

「おじさん運が悪かったね。大丈夫?」

ありがとう。助かったよ」

僕はまだお腹が痛かったけど、水のおかげでだいぶ楽になり、事態を把握できた。この女の子が助けてくれたのだ。ここは倒れたところからそう遠くない公園だった。きっと後ろのXメンみたいな見た目の男性が運んでくれたのだろう。

「おじさん、もしかして訳アリだった?通報はやめて欲しいって」

警察は嫌いなんだ。できる限り関わりたくない」

「そうなんだ。私も警察嫌いだから安心していいよ」

そう、警察は嫌いだ。

10年前、僕は痴漢嫌疑をかけられてしまった。警察の人はとても怖くて、僕はやってもいない痴漢をやったと言ってしまった。認めて示談に持ち込んだら、この地獄のような取り調べから逃げられると思ったからだ。

でもそれはどうしようもないほど悲しい浅知恵で、結果的に僕は家族仕事も失うこととなった。10年前のクリスマス最後に、娘には会っていない。今頃は18歳になっているはずだ。

しかし、この女の子警察が嫌いとは、どういう事情だろう?そこに疑問を覚えたが、踏み込むより先に女の子が言う。

「おじさんいくら盗られたの?」

1000円も盗られてないよ。財布には小銭しかなかったんだ」

「おじさん、やっぱり訳アリなんだ」

「訳アリというか、貧乏なだけだよ。ただ…」

「ただ、何?」

「毎年のクリスマスに1枚だけ年末ジャンボを買うんだけど、それを盗って行かれた」

「やっぱり訳アリじゃん!」

女の子がそう言う。

「訳ってほど大袈裟じゃないと思ってたけど、毎年の希望みたいなものだったよ」

僕も思わず素直にそう答えてしまった。

「じゃあ、それ取り返してあげるよ!」

女の子笑顔で僕に告げる。僕もとてもびっくりしたけど、彼女の後ろにいるXメン二人組も少し驚いたような顔をしていた。サングラスをかけているから正確な表情はわからないけど。

「取り返すってどうやって?」

尋ねる僕に、まーまーと言って彼女スマホを取り出す。そしてどこかへ電話をかけた。

「あ、お父さん?探して欲しい輩がいるんだけど。オヤジ狩りしてた輩で、宝くじ1枚だけしか収穫なかったのがいると思うんだ。そいつら探して東公園に寄越して欲しいの。うん、ありがと。待ってる」

この会話、そして彼女警察が嫌いというのがなんとなく繋がった。

「君、もしかしてヤクザさんのお嬢様?」

「口を慎め」

わずそう聞いてしまったが、サングラスXメンにそう言われてしまった。

「まぁまぁ、それは聞かないお約束ってことにしてちょうだいな」

彼女はそう言って僕に頬笑んだ。その笑顔で気がついたが、もしかしてこの女の子は娘と同い年くらいなのかも知れない。

それからしばらく世間話をしていて、僕の身の上はすっかり話してしまった。

「そんな中で買う年末ジャンボ、すごく大切じゃん」

彼女感想はそこだった。でも、そこを分かってもらえただけでも、まるでクリスマス奇跡が起きたような気分になった。

「さて、さっきの輩が来たよ」

彼女がそう言って立ち上がった。彼女が向いた方を見ると、いかにも強面なお兄さんたちに囲まれて、さっきの青年たちが縮こまってこちらへ向かってきているのが見えた。

「ね、姐さんすんませんしたー!!」

「私に謝まるんじゃない!おじさんに謝りなさい!」

「は、はいすんませんしたー!!」

青年たちはこちらに着くなりそう言って頭を下げてきた。僕はなんて答えていいかからず、しどろもどろしながら顔を上げていいよ、と言った。

あんたたち、このおじさんから宝くじ盗ったでしょ。それ、返して」

女の子(というか姐さん)がきっぱり言う。ところが、それを聞いて青年たちが青ざめた。

「あの、もうありません…」

「なんで?結果発表大晦日じゃん」

「あの…、女にあげちゃいました」

「えぇ〜!!」

なんと、あの宝くじはもうこの青年たちの手元にはないのか。

「あげたって誰に?」

女の子さらに追求する。

姐さんといつも一緒にいる、あの先輩です!」

青年はそう答える。

「え、あの子に?なんでまた」

「す、少しでも振り向いてほしかたからです!」

顔を赤らめながら答える青年だったが、姐さんキッパリ言う。

「ガメたもんだって気づかれてないな?」

「は、はい!」

「金輪際あの子には近づくんじゃない。あの子は何も知らないんだ」

はい!!」

青年の返事にはどこか悲壮感があったが、それ以上に女の子言葉には迫力があった。この程度の揉め事には慣れているのかも知れない。

そいつらはもういいや。おじさん、行こうか」

こちらを向いて笑顔になった彼女がそう言った。

「行こうって、どこに?」

「おじさんのくじを持ってる子のとこ。くじはおじさんの落とし物だったって話にしよう。ついてきて」

そう言われて僕は、彼女Xメン二人(多分ボディーガード)の後ろを歩き始めた。

チャットで聞いたらすぐそこのモールにいるって話だったから、そこで待ち合わせることにしたの」

女の子が言う。

「何から何までありがとう

そんな彼女に、僕は語彙の少ない、でも心から感謝を述べた。

「いいのいいの、私のことは。趣味みたいなもんだから

人助けが趣味なの?」

「てかね、時々こういうことしないとやってられなくてね…」

彼女はそう言って少し遠い目をした。が、それは一瞬で消えてこちらに言ってくる。

「これから会う子には、私は社長の娘ってことになってるの。裏のことは何も知らせてないから、おじさんもそのつもりでいてね。さっきの公園でのやりとりとか絶対言わないでね」

「分かった」

彼女要望に僕は答える。彼女友達から『落とし物の』宝くじを受け取る間程度ならボロも出ないだろう。

待ち合わせ場所モールに着いた。もちろん僕には誰と待ち合わせているのか分からない。女の子の方は相手を見つけただろうか?そう思って目をやってみると、ちょうど誰かを見つけたところだったらしく、手を挙げて小走りを始めていた。

「りーすー!」

彼女はそう声をあげた。日本語として意味を取りづらいが、状況からすると相手を呼んだと考えるのが妥当だ。

相手を呼んだ?リースまさか…?

そう思いながら彼女の向かった方に目をやると、彼女ともう一人、高校生くらいの女の子が立っていた。

「おじさん、紹介するよ。この子友達の…」

彼女はそう言うが、言葉は今の僕の耳には入ってこない。

僕は驚きながら、その子名前を呼んだ。

「理衣澄…」

クリスマスに生まれた子。だから、それにちなんだ名前をつけた。

「お父さん…!」

理衣澄が答える。手元に、年末ジャンボ宝くじを1枚握りしめながら。

今年の宝くじは、これ以上ないほどの大当たりだった。

2023-06-04

今までニートとか、派遣とか馬鹿にして笑い者にして、自己責任だの、甘えだの、

クズだのゴミだのと叩いて、

勝手に飢え死にさせとけとか残酷なことばかり吐き捨ててたけど、

それらの行為の報いは全部自国、ひいては自分企業自分生活に跳ね返ってくるんだよね。

それに国民はおろか、為政者すら気付いてない。

本来なら、「お願いしてでも」2040代なんて安定雇用で「全員」が働いて「頂いて」、

結婚してもらって子供最低2人以上、出来れば3人、4人と産んでもらわないと困るのに、

その現役世代が、最初就職ときですら悲壮感漂わせながら必死

求職活動しないといけなくて、つまずくような社会にしてしまった。

そして一度つまずいたら二度と戻れない社会を、弱者馬鹿にしてそのまま放置してきた。

現役世代に金の不安を与えたら、それが非婚化・少子化に直結するのは当たり前のこと。

本当にバカだよ。

社会全体でニート派遣だと弱い男性を笑い者にして、クズ扱いして、

「こんな人間誰が採るよw」とかいって余裕ぶっこいてた会社員様が、

少子高齢化人口減少による内需の縮小で

自分所属してる企業が大赤字で潰れる。そして年金破たんし国ごと崩壊

自分がこの日本と言う豊かな国で、豊かなインフラで、幸せ生活で来てるのは、

「どこかの他人子供を作ってくれて、その国力によって維持されてる」ものなのに。

昔の為政者はそれが分かってた。

「全員揃って豊かにならないと、国は決して繁栄しない」ことを知ってた。だから底辺を見捨てなかった。

自分だけ金持ちでいられる」なんてそんな虫のいい話はないんだよね。

金持ちになるには、庶民自分とこの商品を買ってもらってなんぼなんだから

その庶民をないがしろにして、子供産めないような状況になっても「自己責任」「努力不足」と吐き捨ててたら、

自分とこの商品買ってくれる人がいなくなるのは当たり前のこと。

それで今、超一流企業様の自動車産業すら危機に貧してるからね。

安泰と思ってた自分企業が、その報いを一身に受けて潰れる日が来るなんて夢にも思ってないんだろうね。

人を大事にしなかった国は滅びる。弱者馬鹿にして見捨てた報いは全て自分に返ってくる。

因果応報

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-06-03

anond:20230603075017

タクシードライバーは名作なんだけど、主人公はなんだかんだでイケメンだし、絵的な美しさも手伝って悲壮感は少ないからな。より現代現実に引き寄せるとアンチマンが仕上がるわけだ。

2023-05-04

[]5月3日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ目玉焼き

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○最悪なる災厄人間に捧ぐ

・はじめに

ウォーターフェニックスケムコが共同制作したADV

透明人間少女クロと、その彼女以外全て見えなくなった少年豹馬の出会いからまり、セカイを定義する理に挑む、ヒロイン主人公の命が世界の命運と直結してる系の恋愛もの

視点人物である主人公ヒロインのクロ以外の人間認識できないという突飛な状況で物語が展開する。

その都合上、20時間以上のプレイ時間の間、延々と二人っきりでストーリーが展開していく。

そんな強烈な縛りを設けながら、パラレルワールド時間移動やループなどのセカイを定義する色々な技法を使い、様々な展開が繰り広げられる。

なので二人っきりというのはある意味本当であり、ある意味大嘘なのが、すこし不思議系の味わいがある見所。

・辛いくて重い

最悪なる災厄人間である豹馬と、透明人間のクロにはひたすらに最初から最後までずっと辛い展開が続く。

衣食住と言った基本的な部分の不自由からまり精神と肉体の両面から削る悲壮的なシーンが多い。

進めば進む程、最初に手に入れたものがこぼれ落ちていく展開なことも苦しい。

最悪なる災厄人間という言葉に込められた呪詛の重みの凄まじさとその悪意に読み進めるのが苦しくなった。

かなり人を選ぶ描写が多く、特に児童虐待自殺方法がかなり具体的な文章で書かれていたのは、露悪的が過ぎたとも思う。

ただこの二つは物語の根幹でもあるので単純に削ればいいとも思わない、しかしそれにしたって残酷表現だった。

善意の空回りや、悪意のないシステム的な辛苦ではなく、妬み嫉みからくる悪意なのもシンドく、自分勝手な悪意に振り回される。

・クロは豹馬が大好き

登場人物は二人っきりだが、様々な事情多種多様なクロが登場する。

勉強好き、運動好き、いたずらっ子、寝るのが好き、キャリアウーマン、猫、お人形さん占い好き、ヤンデレなどなど、見た目も中身も違う沢山のクロが登場する。

しかし、どの彼女たちも基本的主人公の豹馬が大好きという共通点がある。

ここは疑う余地のない絶対の聖域になっており、上述した辛いストーリーを乗り越えていく中で支えになる。

数多の苦難を乗り越えていく中でほぼ唯一の絶対に信用していい箇所がココだ。

それだけに、二人の関係値に名前を付けれないとするシーンの重みは凄かった。

世界中に二人っきりだからこそ、その二人に名前がある関係は結べないというのは、すごくロジカルでありつつ、愛は究極の差別なのだなあとしみじみ思った。

・Bさん好き

そんなわけで徹底して二人のストーリーなんだけど、数少ないそれなりに出番があるモブキャラのBさんが僕は気になった。

というのも、成人女性でありながら小学生女児のクロを教祖のように崇めペコペコする態度が可愛いかった。

主人公、クロ、Bさんで女性同性愛を含んだ三角関係的なサイドストリーなんかがあったら面白そう。

まあ正直ただのミスリード要員で、あまり深掘りもされていない脇役なんだけど、妙な存在感がある。

・おわりに

人の悪意に振り回されながらも、二人っきりの世界で、客観的な善性を見出していく、ある種の道徳的ポリシーの高さが見所だった。

あくまで二人しかいないのは彼らの主観で、実際には周りには他人がいるという複雑な世界観にしたからこその、セカイ系に振り切らない良いバランス感だった。

セカイの存続と彼らの選択が密接な関係にある展開自体はらしいんだけど、その上で立ち絵も無い第三者達を意識した物言い、立ち居振る舞いを身につけていくのは、作者の真摯な態度のように見えて好きな展開。

面白いというよりは、情緒に訴えかけられる心に残る作品だった。

2023-05-02

底辺医療者の5類に移行するから吐いておこうっていう場所

不快になる事しか書いてないし、支離滅裂文章なので頭がおかしくなりそう!

コロナがついに5類になる。

良かったなぁと言う気持ち50%

もううんざりだ早く終われと言う気持ち50%

医療者側の渦中の人間だったので、正直世間の人たちの意見意図的に見ないようにしていた3年間だった。

なんでかと言うと、余りにも自分たちのしてる事が馬鹿馬鹿しく、そして虚しく感じてしまうんじゃないかと怖かったから。

渦中から外れた今、5類移行を前に様々口汚く罵る人々をアレコレ見られるようになって、「仕事してる時に見なくて本当に良かった〜」と心から安堵している。

ちょっと心は折れたけど、アル中にも借金まみれにも性病にもならず、何となく生き延びることができた。

関係ないけどいま梅毒やばいので、風俗行ったり知らん人とやりまくる人は一回検査してくれ。ウン10年後が怖いから。妊娠してると堕すことになるから。早めに治療したらちゃんと治るよ。

まぁ梅毒なんかはどうでも良い。

個人的には感染対策も、ワクチンも、各種支援も、このヤバめ未曾有の超災害に対してみんなわりとかなりけっこうずいぶん頑張ったように思う。

ズタボロの雑巾みたいになって働いた医療関係の人たち、私も含めて超お疲れ。

これからのんびりスローライフとまでは行かなくても、もう少し心穏やかに仕事ができるようになると良いよね。折れた人はもう休んでくれ。

でも多分こう言うふうに言えるのは私が医療者側だったからであって、コロナで散々苦しめられた学生観光飲食エンタメなどに関係する方々からすると、医療職ってもはや『敵』というか『自分達をコロナで苦しめた諸悪の根源』になってるんだなぁと、しみじみ思った。

医者がああだというから保健所がこうだというからという強制力のもとで散々抑圧された市政の方々からすると、それもそうかーと言う気持ち

ごめんねってここで謝ったところで、何の意味もないし、何に謝っているのかもわからないんだけど、辛かったろうなと言うことの傾聴はできる。

できるかな仕事だと言われるとやれると思う。悲痛な面持ちで頷きながら、手を握るくらいなんてことないぜ。

でもそうなるとむくむくともたげてくるのが「私たちがやった事ってわりと無駄だったな」「そこまで頑張らなくても良かったんだな」という考え。

アメリカは110万人くらい亡くなって、致死率が1%くらい。

日本は7万人くらい亡くなって、致死率0.2%くらい。

らしい。いまHP見てきた。

厳しめの感染対策日本人の潔癖さと村八分文化医療者の頑張りとあとなんか他にも色んなものが様々に絡み合って、出来た結果だと思う。

でもコロナ禍が過ぎて、こんなに医療職が馬鹿みたいに叩かれるなら、もっと対策は緩くして良かったんだなーとしみじみしてくる。

反吐を吐いて鬱になって発狂しながら働かなくても良かった

アメリカロシアも致死率1%以上あるから別に日本もその水準でなーんも問題なかった

単純計算すると5倍なんで、35万人くらいは亡くならないと他の国と釣り合いが取れない

あれこれと苦しい思いをして必死になったのがばかみたい

今私の頭を占めてるのはそんな考えばかり。

なんか今日胸糞悪い記事ニセ科学記事を血眼にして読み漁ったので、鬱屈とした気持ちが占めてるせいだとは分かってるんだけど。

こんな事は違いますよってのも、感謝してくれてる人もいるってのも知っておりますが。

でも酸素化が85%とかになって苦しいよ〜ってやってる人を、どうしようどうしようって思いながら治療する必要なんかなかったし、食べ物がないんです!と喚く人たちに、配食をあくせくしながら届ける必要もなかった。命ギリギリの人たちにごめん、もっと早くなんとかしとけばよかったよーって泣く必要もなかった。あれも、これもみーんな無駄

老若男女、等しく5倍の人が死んで良かったのだと思うとなんか全てがあほらしいなーと言う気持ちがいっぱいになるわけです。

でも多分死ぬのは主に金がない人たちに超偏るんだろうなというのも頭を掠める。それはなんだかな。めちゃくちゃ腹立つな。私も貧しい側だから死ぬし。

ももっとたくさんの人が悲壮たっぷり死ねば、いちいち強制的規制なんてしなくても、自発的に色んなものが少し自重ムードになって、こんなに憎悪の連鎖にはならなかったのかもしれない。

お得意の村八分文化感染者を自殺に追い込む事はできたじゃないですか。なのであんな感じの対策で良かったんのかもしれない。

イベントもそのままやれば良かったし、飲食店も閉めずにそのままでいたら良かった。

次亜塩素酸ナトリウム噴霧しながら、クレベリン舐めて塩のかかった⚫︎コー⚫︎飲んでおけば治るんですよ。はっ倒すぞ。

病院患者が押しかけて資源の奪い合いになって、多忙で鬱になる医療者がどんどんやめて医療崩壊するけど、医者はともかく看護師なんかウジみたいにいっぱいいるし、時がたてば何とかなるんじゃない?

ならねーよ。後輩みんな鬱と不眠抱えてんだぞふざけんなよ。転職できた子はめちゃくちゃ明るくなってたので、それはめちゃ良かった。健やかに生きてね。

今はそんな気持ちでいっぱいになってる。

市政の人たちは医療者の事、嫌いだろうと思うけど

少なくとも私も市政の人たちのこと大嫌いなので、安心して欲しい。

口汚く罵る人はもちろん地獄に堕ちろって思ってる。

あとは上っ面でブルーインパルス笑を飛ばしたり、テキトーイルミネーション点灯して「医療関係者にありがとう!」とかしてた奴らはもっと唾棄するレベルで嫌い。

本当にきつい時に、他人自己満足の餌にされたことは一生忘れない。

なおブルーインパルスを操縦した人は悪くない。

でもそれを企画立案したやつも、それに金出したやつも磔⚫︎斬⚫︎にしろと思う。血を流せ。畑を血でみたせみたせみたせ。フランス国歌もそう言ってるだろ。苔むしてる場合じゃないんだよ。

金と休暇以外に欲しいものはなかったけど、それは絶対にくれなかったし。

漠然とした上の連中が、この3年間で何を考えて、私たちに何をしたのかは忘れないでいようと思う。

具体的にいうと選挙に行く。あと有給を取る。手札が少なくて泣けてきちゃう転職がんばろ。

あとはネットでよく見かける「つよいくちょうのいしゃとかんごし」これも嫌い。

嫌いというか愛憎入り乱れてる。

しかに良いぞもっとやれって思う時もある。もっと無知蒙昧で下劣低俗市民ボコボコEBMがちがち正論で殴ってしまえと。スカッとするし。

でも結局センセーショナル文言で煽るようなことを言っても何も解決しないのと、結局他の善良で草の根ネットワークな医療関係者を背後から撃ってることになるし、なんなら私も攻撃受けて辛いので、マジでやめろやという気持ちに落ち着く。

頑張ってるのに患者市民リンチされてしまった結果、世間怨嗟を撒き散らすことになってしまった悲しい乙事主である事はわかるんだが。頼むから美味しいもの食べて、寝て、楽しいことをして、いかりをしずめてくれ。あなたたち、つかれてるのよ。

というか今ここで恨みつらみを書き連ねてる私も同位体なわけですけど。つらみー。

OMIさんがもうそれはそれは散々な罵倒をされてるが、あの人の凄いところはそれを絶ッッッッッ対に怒りで返さないところ。対話をしつづけるところ。まじですごい。

私みたいな底辺クソメディ野郎はもちろん、各方面の優秀なオイシャサンたちまでもが、感情むき出し祟りモンスターに成り果てていく中で、静かにわかりやすい形で啓発・説得を続けようとするの、これは本当にすごいことなわけですよ。

何なんあのメガネって思ってる人も多いと思うんだけど、まともなことを怒らずに淡々と言い続ける人はまじでとんでもねー人なんで、30年後とかにめちゃ余裕が出て慈悲の心が沸いたりしたらインタビュー記事とか読んでみてください。めっちゃ心を砕いてどうしたらいいか考えて、頑張ってるんだよ、分科会の人。政府はろくに聞きませんでしたけども。ナントカ医師会とかナントカゲカ学会の人なんかより5億倍くらい頑張ってるのは知って欲しい。

とりあえず5月8日が待ち遠しいような、でも別に私の職場何も関係ないような気もするような。

医療関係者なんか来世には絶対選ばねーよと思いながら、転職を頑張ろうと思う。

みんなおつかれ。


(※5月6日蛇足

なんか罵倒コメントもついてるかなという戦闘的な態度で見にきたら、普通にやさしいコメントついててびっくりした。ありがとね。

でもさ100のヨシヨシと1の膝蹴りだと膝蹴りの方が脳内を占めない?

世界が全て膝蹴りしてくる人に見えてこない?認知の歪みなんだけどさ。そんな時もあるんだよ。

そして市井の人ノイジーマイノリティね。

おぼえたよ、ありがとね。

啖呵切った部分で誤字ってるのは公衆恥部晒しているのに等しいが、覚えるために残しておくね。

Twitter怨嗟の部分だけ切り抜きされてて、それも羞恥心に駆られました。冷静になったら負けだ。

これは公衆便所の落書きと同じなんで、こんなもん真剣に読まんで寝てくれ。もし寝れないならKUTSUNA先生Yahooのやつを読むんだ。50億倍役にたつ。

そしてなんか凹んでる人達へ。こんなもん読んで罪悪感とか悲哀を感じないでくれ。職業選択の自由において大いなるハズレを引いてやがるざまぁ嘲笑うくらいでいいんだよ。私もそう思ってるから大丈夫だよ。

海外医療者の人へ。なんなら海外医療者のが本気で死ぬ思いで悲惨だったろうと思う。マジでマジでお疲れ様海外はたぶんワクチン文化政治が絡み合ってあの感染者だから、何かとてつもなく巨大なものに押し潰されるような恐怖と戦ってたのかもしれない。英国とかの病院廊下患者死ぬ話とかもはや戦時中だよ、考えただけで胃が捻転する。

医療職の何が大変なのか理解に苦しむ人へ。職業に貴賎はなく、どの職にもそれぞれの苦労やつらさはあると思う。現場で胸が苦しくなる場面が体験したければ、NHKエマージェンシーコールって番組見てみて。風呂場で血まみれで冷たくなってる妻を、夫が震えながら心臓マッサージする場面(だったと思う)が出てきます。例えるとそういう類のものです。

医療者の平時の態度が悪い、これは本当そう。

『接遇気をつけて♡』ってうちわ持って振りたいやついるよね。うちの職場の人にもぜひやってくれ。


WHOかい組織フグの毒みたいな名前の人が緊急事態宣言を解除したみたいで何よりです。

何がよかったのかといわれるとわかんないけど。

撲滅してないし、何かの感染症の流行り廃りは続くので、少年漫画打ち切りラストみたいな「私たちのたたかいはこれからだ…!」みたいなのを延々続ける羽目になるのだ。完。

2023-04-08

anond:20230408213953

そこまで悲壮努力をした覚えは無いけどな。ただself-motivatedではあった。まあ時代も違うので現代では俺がやったような粗雑な努力では旧帝大入るのは難しいのかもしれない。知らんけど。

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