はてなキーワード: ネイティブ広告とは
はてな、広告単価の下落で売上減少 営業利益は前年比38%減の2億円 2020年7月期決算
https://otakuindustry.biz/archives/100802
「はてなブックマーク」や「はてなブログ」などのサービスを展開している。
上記の結果、売上高は5億2134万円(前期比10.3%減)となった。
BtoB向けストック型ビジネスとして、「はてなブログMedia」を活用したオウンドメディアの構築及び運用支援サービスや、「はてなブログ」などを活用したネイティブ広告、バナー広告、タイアップ広告を展開している。
上記の結果、売上高は8億939万円(前期比5.0%減)となった。
受託サービスとして、顧客独自のネットワークサービスに関する企画、開発、運用の受託と、ビッグデータサービスとして、BtoB向けストック型ビジネスであるサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」を展開している。
当期のWebマンガサービスに特化したマンガビューワ「GigaViewer」が、「MAGCOMI(サービス提供者:株式会社マッグガーデン)」「webアクション(サービス提供者:株式会社双葉社)」の2サービスに搭載された。
の続きである。
BuzzFeedは格好いいクールなオピニオンニュースメディアだ。きっと世界を変えるだろう。
ライフハックや、懐かしい話題、感動する話題、診断系やクイズで衆目を集め、そこに人の感情に訴える記事でキャンペーンを張って、世論や、社会や、政治までも動す。
そういった、社会を変えようという強い意志と積極的な姿勢に憧れる。
実際にアメリカでは、差別主義者に対して一定の抑止力を発するメディアとして確固たる立ち位置を築いている。
US版は、アパレルも展開していて、キャンペーンやBuzzFeedを支持する人たちの間で定番のお洒落アイテムだ。インスタグラム映えすることからファッショニスタにも浸透している。
ファッショニスタに浸透することで、社会運動は更に多くの人へ。と、なり社会に大きな影響を与える。
今回も日本でBuzzFeedを応援する人がアメリカほど増えていたら「はあちゅう #metoo」と描かれたT-シャツを支援者が身に着け、待ちへ繰り出し、キャンペーンを後押しするツイートをしていただろう。
などど、妄想しても仕方ないが。ただのネットメディアの枠を超えた立ち位置にいるメディアがBuzzFeedなのは伝わるだろうか。
BuzzFeedはアメリカでは、ポリティカル・コレクトネスを特に大事なものとしていて、政治的・社会的に公正・公平・中立的で、かつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語を用いるということを、大前提としている。そういう一貫とした姿勢が増田や支持者を惹き付ける。
セクシズムや一定の職業への蔑視なんて論外だ。これは、他のメディアでも本来駄目なものなんだろうけど。
ヤリマン!
のり @ajitsukenori115
ヤリマンの差し入れとか喜びますよ。 RT @ymmtbot: 東京に住んでたらヨッピーさんに差し入れ出来たのにな~!って思ったけど、iPhoneが喜ぶ差し入れって分かんないから東京に住んでても行ってなかったかもしれんね。
どうですかね。
比較的マシな物を取り上げてみたのだが、5年間絶える事なく続く、徹底的なセクシズムと、女性蔑視大好きなセクシスト目線、おまけに沖縄蔑視まで感じる。
更に土屋アンナさんを誹謗中傷するセクハラ社会運動迄、11万人のフォロワーに向けて呼びかけているではないか。
こういうのは本来受け取る側それぞれの視点でセクシスト認定がされるものなんだが、これは言い逃れようがないレベルでひどい。
これがセクシズムではないと言ってしまうと、全ての反差別運動が崩壊する。そういうレベルだ。
あと、気のせいだと思うのだが、いくつかの問題発言が消えている気もする。
結構ヨッピー氏、ツイート消すしね。増田の気のせいだと思うけど。
この様な発言を繰り返す人物が日本のポリティカル・コレクトネスを推進する立場のBuzzFeedに深く関わっていると見られる記事がいくつかある。
BuzzFeedの広告は記事広告ではありません│ステマでも記事広告でもないBuzzFeedのビジネスを、中の人が解説します。
https://www.buzzfeed.com/youkoseki/buzzfeed-sponsored-contents?utm_term=.oyr9D682x9#.gl9GDmyYxG
「おもしろい広告」ってどうやって作るの?人気ライターのヨッピーさんに聞く
ネイティブ広告事業を展開するBuzzFeed Japanが、ネイティブ広告をこれまでたくさん実践してきたヨッピーさんに話を聞きに行きました。
https://www.buzzfeed.com/jp/youkoseki/interview-with-yoppy-san?utm_term=.hg2oJW783o#.tszkqAyGzk
ライターのヨッピーさんに「会社員やりながら“生産する趣味”を持つのが最強」という話を聞いてきた│「いつでも辞めたるわ!」って言えるようにね。
https://www.buzzfeed.com/jp/narumi/yoppy-tsuribori?utm_term=.ph3Qv4yraQ#.jhgpvj619p
BuzzFeedが、自社の「広告」ではない「記事広告」の看板としてヨッピー氏を押し出し、新刊の宣伝(*1)を人気ブロガーを使って宣伝しているのが見て取れる。2番目のヨッピー氏をフューチャリングした記事は必見だ。どれだけBuzzFeedがヨッピー氏を信頼しているかわかるだろう。
播磨谷拓巳/TakumiHarimaya認証済みアカウント @takumiharimaya
元ノオト社員、元トゥギャッチ編集長として言えるのは「意に沿わない仕事は断る」です。/広告は悪なのか。少なくともヨッピーの記事広告は広告としては性能が低いのではないか - shi3zの長文日記 (id:shi3z / @shi3z)
2番目の記事を見ると、id:shi3z の時に元ノオト社員、元トゥギャッチ編集長として素晴らしい意見を述べてた彼は今はBuzzFeedの中核にいるんですね。
ヨッピー氏は数年に渡り継続しているセクシズム発言以外にも、職業についてもポリティカル・コレクトネスレスが目立つ。
BuzzFeedは素晴らしいオピニオンニュースメディアなのに、そこにセクシスト・差別主義者的発言が目立つ人を看板にし続けているのは非常に残念だ。
はあちゅう氏(以下、はあちゅう) じゃあ私が。ヨッピーさんの強みって何ですか?
ヨッピー (笑)。これさっき言ったとおりで、僕がプロ無職を名乗ってるのは、弱者を装うみたいな部分があって、皆さん、同志社大学とか立命館大学とかって、これ世間一般的には高学歴じゃないですか。
「同志社大学の誰々が何かして、わー! ひどいー!」とかって、すごいあるじゃないですか? こんなこと言うとあれですけど、そんなに有名ではない大学の人だったら割とスルーされるのに、同志社とか立命館だと「妬み」が影響しちゃうんですよね。
同志社愛と結構凄い、「そんなに有名じゃない大学」差別と、無職に対するポリティカル・コレクトネスに欠けた発言だ。
これに関してBuzzFeed はヨッピー氏に 対して強い警告を発するべきだ。
「BuzzFeed」は「ノオト」と仲が良いようだし、「BuzzFeed」には元「ノオト」の人もいるので、有名ライターで立ち位置の高いヨッピー氏に、謝罪し、ポリティカル・コレクトネスを遵守する様に要望できるのは「BuzzFeed」くらいだろう。
今回の発言が何故問題なのかは別の話で例えればもっとわかりやすい。例えばDV。
仮に、暴力振るわれて告発した人が、実は別の人に暴力を振るってたとする。
だが、そのDVに関して、異論を唱えている「メディア」側の人間が実は暴力を奮っていたとなったら別の話だ。
「加害当事者だって、被害を無くすキャンペーンをメディアで発信していい」とはこの場合はならない。
さいごにまとめ。
・「BuzzFeed」はにポリティカル・コレクトネス欠如についてヨッピーに注意をすべき*2
・過去のポリティカル・コレクトネスに配慮の足らなかった部分について「BuzzFeed 」上で謝罪発表の場を与えてあげ改心のきっかけを与えよう*3
・今回の事件をうけ、「BuzzFeed」はポリティカル・コレクトネス遵守宣言を改めて行って、日本のネット表現の中立性を確立してほしい*4
本人も新エントリーで、自戒すると言っているけど、よく読むと謝ってるわけでもないぞ。どういうことだ。
これ、申し訳ないけど、感謝おじさんがそのタイプなだけなのでは…?僕の「ヤリマン呼ばわり」については完全に筋金入りで、過去に「友達の嫁、彼女」「友達の姉」らへんも酔っ払った勢いでヤリマン呼ばわりして親友を三人くらい失いました。
って言っている位だから、もはや本人もセクシズム発言を止めれなくて困っているんじゃないか。治療の一貫だと思いBuzzFeedは #MeToo の為にヨッピー氏を断罪すべきである。
今回も登場し発言をした、津田大介さんも「おトイレですか? お手洗いですか?」「確かに、確かに。音と匂いを想像しながらね」と共演者にセクハラして、その場で相手にたしなめられた筈が、その後記憶にないと発言をする位には、セクハラに関しての自覚が #youtoo だから、ついでに一緒に謝ると良い。
(*1)人気ブロガーに新刊の宣伝をしてもらって、商品名を明記しない隠しリンクでAmazonの販売ページに誘導って、随分リスク犯してまで協力してもらえるんですね?って勘ぐる人も出てくる。BuzzFeedのアフィリエイトリンクを貼っている記事末のリンクの貼り方はAmazonアソシエイトの規約的にNGです。
(*2):あたりまえのことだけど、ポリティカル・コレクトネスは日本どころか世界にとって必要な考えで、その啓蒙活動は身内からしていかなければならない。
(*3):改心するとこで、がポリティカル・コレクトネスの必要性を訴えれば、加害当事者出身で改心者という強い説得力を持つ。なにより彼はコンテンツ力があるし。
(*4):日本のメディアで、ポリティカル・コレクトネス遵守を宣言している初のメディアになれることを誇って、最低限これはやるべきだ。
自分のブログにほぼ同じ内容を書いたけど、そっちは多分誰も読まないと思うのでこっちにも投稿する。
まあそういうことだよね。
普通の広告は「広告→商品」だけど、ネイティブ広告は「タイトル→コンテンツ→商品」という二段構造で
「コンテンツ→商品」の部分が優良誤認しなかったとしても、「タイトル→コンテンツ」の部分で
つまり、はてブとかのランキングで勝ち抜いてきた優良な文章、編集部の厳しいチェックに合格した優良な記事
が読めるかと思ったら、金でシード権を買ったような広告記事だったってことで構造的に内容の質が保証されない。
その辺ヨッピーなんかは騙されてクリックした人も楽しめるような、通常の記事よりももっと面白いコンテンツを
作るために必死にやってるのもわかるけど、それはそれこれはこれ。騙された事実は変わらない。
広告主は「コンテンツ→商品」のところでは騙してないからダメージは少ない。
ただCTRが騙され読者もカウントしちゃってるので実態に合っておらず、むしろ広告主は怒るべき。
ライターは面白ければ評価が上がるし、つまらなければ評価がさがるだけ、普通。
つまり媒体(はてなとか)が少しずつ確実に読者からの信頼を失っていってひとり損している状態。
ここを読む人はみんな知っているかもしれないけどWeb企業の闇を書いておくね。
Web企業が運営するサイトは基本的に広告収入で成り立っている。
広告収入を増やすためにはPV, UUをあの手この手で増やす必要がある。
基本的にはこれ。
PV、UUを増やしお金にするために一番コスパが良い手段を選ぶのが資本主義。
何かを実現したくてWebサービスを開始したはずなのに、気付いたらSEO対策を行っている。
タグなどの調整はまだしもおすすめというリンク集を作ってグーグルのクローラーにとって都合の良いものを作っていく。他にも盛り沢山。
そうなってくると特定のワードでの検索順位を気にするよういなり、メインのコンテンツを増やすことよりもSEOにリソースが割り当てられるようになってくる。
バナー広告は良い。
ネイティブ広告が厄介。ほとんどユーザーを騙しているに近い。気付いたら広告読んでいた経験とかあるでしょ。
一般ユーザーは気付かないからね。ここまでくると行動操られている感じにならない?
みなさんご存知のキュレーション。本当に闇。
上記をまとめて出来上がったサイトといっても過言ではない。
キュレーションサイトを運営している人たちは運営しているサイトのコンテンツには詳しくない。
それなのに金をかけてそれっぽく見せているのがたちが悪い。
安いライターにSEO対策マニュアルなどを読ませてSEO対策バッチリな記事を書かせる。
記事といっても他のWebサイトから「引用」という自己主張のもと記事の内容や写真を「引用」して、それっぽく記事を見せている。
これで集まった人をカネに変える。アプリへ誘導してネイティブ広告への誘導も忘れない。
DeNAの問題があったけど他のサイトはしれっと運営継続しているからね。
キュレーションについてはユーザーがこの事を知っているのであろうか。
ユーザーのリテラシーの低さを狙ってSEO対策を行うことでユーザーの流入に繋げることで、本当に良質なコンテンツが発見されにくくなっているのではないか。
Googleさんにはキュレーションサイトは一括で一気に評価を落としてもらいたい。
インターネットでの広告がお金になると分かってからインターネットは変わった。
昔のインターネットを返して欲しい。
毎日欠かさずチェックしているくらい個人的にツボにハマっている。
https://www.buzzfeed.com/youkoseki/buzzfeed-sponsored-contents?utm_term=.xyOP5a6mV#.ipJm5Epw7
内容をかいつまむと、
・ただし、企業の言いたいことだけを盛り込んだ記事広告ではありません。
・企業の言いたいこと×読者が求めていることをかけ合わせた、読まれるネイティブ広告です。
といった内容だ。
言っていることは至極まっとうだし、よく分かる。
実際、昨今のウェブメディアでは、
「うわ〜なんでこんなタイアップやってるんだろう。。。」
ところが昨日こんな記事があがっていた。
https://www.buzzfeed.com/riceforce/kurorekishi-shindan?utm_term=.ruV6k2xBY#.iyeNpy5Ok
いくつか突っ込みどころはあるが、ついついスキマ時間に見てしまう。
最初に使ったSNSやガラケー時代のメールアドレスのタイプなどいくつかの設問に答えると
そこから年齢を推測されて表示される内容になっている。
そして、年齢とともに以下のメッセージが。
黒歴史なんて消してしまいたい…残したいのは、当時の肌くらい? RICE FORCEは、持って生まれた美肌に導くスキンケア商品です。
これを見た時、
一瞬、頭に疑問符が浮かび、その後「ああ、なるほどね。」となった。
だけど、商品と関連性があるか、このコンテンツによって商品を買いたくなるか、そもそも商品のターゲットが好むコンテンツなのか?
いくつかの疑問が残る。
すごく残念な気持ちになった。
だからBuzzFeedを見ないとか、どうにかしてほしいとか、
そんなことは全然思っていないけど、
最近は普通の記事にみせかけた広告記事が増えているなーと感じる。
どのサイトを見ても商品やサービスの紹介記事が出ていて、広告まみれ感が以前よりもさらに増幅している気がする。
ディスプレイ広告が嫌われてブロッカーを使う人が増えてきているので、ネイティブ広告と呼ばれるスタイルにシフトしていってるんだろう。
それでも記事に「広告」とか「PR」とか入っているのはまだいいのだけど、広告記事っぽいのに入れてないサイトも多くてなんだかもにょる。
WEB見るのが楽しくないなーという感覚は年を追うごとに増幅されていくようだ。
自分でもサイトを運営して広告を貼ったりはしているのだけど、こういうもやもやから抜け出すには、それ自体で売り物になるようなコンテンツを作らないといかんのだろうな、とか考え始めている。
うんそうだね、2-3年前ですら新聞記事になるくらいさんざん言われてるよね
それも踏まえてどうあるべきか、このハンドブックに書いてあるよ
でもそれを、時間をかけて模索して「広告だけど面白いから好き」
というコンテンツのありかたを、今年くらいになってようやく
ヨッピーでもしおたんでも他の有名なwebライター誰でもいいけど、
彼らは自身のメディア化に成功したライターのトッププレイヤーであって、ネイティブ広告の代表ではないからね
一般に広く受け入れられたネイティブ広告はこの辺りのwebライター以前から山ほどあるよ
今年になって確立はワロタ
このハンドブックはハウツー本じゃないし、こうすればいいって書いていないんだよ
これまでの経緯と現状とアメリカの先行事例を学び、内容を分類分けしただけ
ここまで書いたけど議論がかみ合う気が1つもしない
そもそもこのハンドブック読んでないっしょ
こんな奴らばっかりがヨッピーに乗っかってるんだとしたらヨッピーも大変だなぁ
なお、マルクーハンは読んでない
ヨッピーの尻馬に乗ってるだけの雑音が多すぎ
ヨッピー「分かりづらいという意見にはもっと耳をかたむけるべき!」(謎の義憤)
結局ハンドブックの内容はさておき、お前の言い方態度が気に入らねえってなってるだけじゃん
ヨッピーの唯一の長所はああいう小難しいものを茶化しつつ分かりやすく説明させるところだろうが
初めに断っておくと、僕は広告業界の端っこの方で生きていて、そしてよっぴー氏の大ファンです。
http://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2016/11/10/111014
の件について、ファンの僕にしては珍しくよっぴー氏の主張に全然合意できない、というか氏の主張に明確な誤りがある、と感じたのでまとめてみました。
広告業界のエラい人たち、よっぴー氏の言葉を借りれば蹴鞠おじさん、たちにとって「ライター」が「公共の場」でつぶやいた<「ネイティブ広告ハンドブック2017」が取扱説明書レベルに読解大変で涙です>というツイートは、「もっと読みやすくしろよボケ」というクレームとして捉えられた可能性が高いです。よっぴー氏はその後の藤代氏とのやりとりに付記して<「素人でいい」なんて誰も一言も言ってないし、「わかりやすく説明しろ」も誰も一言も言ってない。>と語ってますが、彼らにはそうとしか読み取れないのです。
なぜならばこの人達は世代的にも階層(広告業界における商流上位のレイヤー、あるいは研究者という意味です)的にも、「仕事上の愚痴をカジュアルにツイートする&万人の目に触れさせる」文化に生きていないからです。たぶん彼らは、「は?じゃ、わざわざ公然とツイートしないで日記帳にでも書いとけよ。分かりやすくしろって強制したいから公開してんだろ?」と捉えていると思われます。
どちらが正しいとかではなく、両者に間に横たわっているのは、おそらくデジタルデバイドでしかありません。よっぴー氏はこの誤解に対して「書いてもないことを勝手に解釈してケンカ売ってくんじゃねえ」と憤ってますが、一人さみしくつぶやいたならともかく、公衆の場でさらす、というアクションを経ている以上、読み手の曲解にも相応の理由があると考えるべきではないかと思います。あと、蹴鞠おじさん達が「ライターともあろうものが、自分の読解力不足を晒すとは何事だ」文化に生きている点もあるでしょうね。これもどちらが正しいとかではなく、文化圏が異なるとしかいいようがない。
要するに、この点においては双方に優劣も正誤もなく、互いに差異を認識すべきだけ、のように思うのです。先に殴ったのはおじさんたちなので、その点は擁護しようもないのですが、殴り返しちゃったら同じじゃないですかね。
高広氏がよっぴー氏に投げかけた一連の内容を、単純な「いやらしいおっさんのマウンティング」と捉えているのも事実誤認です。
なぜなら、この振る舞いは、優越感ゲームの手段ではなく、むしろ彼らの「メシのタネそのものだからです」。デザインや文章といったアウトプットに対して、属人的価値を付与して、単価と受注率を上げ、競合を蹴り落とす戦略的な行為です。ちなみに、自分も広告業界の隅っこで生きているので蹴鞠おじさんにはよく遭遇するのですが、彼らはあまりにもこの行為を自然にこなすので、自分が優越感を搾取し相手に不快を強いている自覚が、実は無いんじゃないかなと感じることがあります。
もちろん、これらの行為は批判されるべきではあるのですが、少なくとも「蹴鞠」ではないと思うんですよね。広告人としての生存をかけた削り合いです。蹴鞠おじさん、という語感が良さすぎるので引き続き使いますけど。
また、おじさんたちの蹴鞠的な振る舞いが広告業界をダメにした、というよっぴー氏の批判も乱暴に感じます。
蹴鞠おじさんたちが、彼らなりに意識を高く持ち、マクルーハンを学んだりしながら、一定以上のクオリティをアウトプットしてきたのは事実です。一方で、あまりにも参入障壁が下がり、ゴミのような広告を撒き散らし、単価を下げ、まさに悪貨が良貨を駆逐するようなネット広告の現状を鑑みるに、正直「マクルーハン読んでない奴が広告作るなよ」といった視点は必要悪のようなものではとも思います。参入障壁はむしろ上げるべき、というスタンス自体は悪いものではないはずで、業界全体がその方向に舵を切らないのであれば、個々の業界人としては高広氏のような振る舞いを取らざるをえないのではないかと思います。
ま、とはいえ蹴鞠であってはやはりいけない。貴族的な内輪遊びではなく、きちんと資格化でもすべきです。マクルーハンも「ネイティヴ〜」も体系化して資格試験を設置し、ステマや優良誤認に加担した広告人からは資格を剥奪する、とかの方が、少なくともネット上はキレイになるかと思います。
僕個人としては、よっぴー氏は今、日本で最も力のあるライターだと思っています。あれだけ尖った面白さを担保しつつ、誰も傷つけずに商品価値を高めるコンテンツを作れる能力は、まさに余人をもって代えがたい。旧態然とした広告業界からは、彼のような素晴らしいライターは出てこず、僕たちは未だに蹴鞠おじさんたちのキャッキャウフフを見せられてるかもしれない。
しかしどうなんでしょう。よっぴー氏や彼に比肩するライターが何人いようとも、「障壁が下がったから参入してきたネット系ライター」とくくってみれば、そのクオリティはあまりにもひどい。「売れればよい」「注目を集めれば良い」「検索に強ければ良い」といった、ゴミのようなコンテンツが多すぎる。独善的とはいえ職業的矜持を持つおじさんたちが作るものの方が、どれほどマシか知れません。
ゴミ溜めの中から燦めく才能が発掘される様は痛快であっても、撒き散らされたゴミは臭いのです。まして、ゴミを撒き散らかしている人たちが、それで食べていけてるならガマンもしますけど。
http://b.hatena.ne.jp/entry/yoppymodel.hatenablog.com/entry/2016/11/10/111014
はてなブックマーク - テクノロジー - ネイティブ広告ハンドブックと広告業界の「蹴鞠おじさん」について - ヨッピーのブログ
マーシャルマクルーハンは「メディアはメッセージである」「人間の拡張」「メディアの法則」といった今日に至るメディア論の基礎となる理論を提唱した批評家、そして英文学者である。
彼の著作である「人間拡張の原理」「メディアの法則」は、ヴァルターベンヤミンの「複製技術時代の芸術」やウォルターリップマンの「世論」とならぶメディア論の重要文献であり、彼らはメディア研究に関する学部に所属する学生がまず初めに名前を拝見することとなる人物である。
知らずにメディアを語るのは恥ずかしいが知っていても決して自慢にはならない、マクルーハンはそんな存在である。
メディアというと僕らはついマスメディアを連想してしまうが、ここでいうメディアは「媒体」である。
マクルーハンのメディア論は媒体、つまり直接関係のない複数の事物を繋いで作用させるもの全般に関する論理なのだ。
それまでメディアは運送用ダンボールのようなものでそれ自体に意味はないとされていた。
メディアという容れ物に収められた内容にばかり注目していたのである。
しかしマクルーハンはメディアそのものから人は情報を読み取ることを指摘した。
中に入っているものが同じでもAmazonのダンボールかみかん箱かで印象が変わるように、
同じメッセージでも発信元が違えば意味合いが変わってきたりするということだ。
ざっくりいうと人間の五感や認知や運動の能力がメディアの力によって拡張されるということ。
例えば新幹線という交通媒体を使えば3時間半で東京から大阪まで移動できるし、
こうしてwebや増田を使えば駄文をとてつもない数の人々に晒すことができる。
それもこれも生身の人間だけでは不可能なことであり、メディアによって拡張されているからこそ為せる技なのだ。
しかし拡張をすれば元々使っていた身体機能が活動に関与する度合いが低くなり終いには身体機能を切断(抑圧)つまり麻痺させてしまうという所までがマクルーハンの持論。
拡充
そのメディアは、社会や人間の生活のどの側面を促進したり拡充するのか。
衰退
そのメディアの出現前に支持されていた(あるいは傑出していた)どの側面をかげらしたり衰退させたりするのか。
回復
そのメディアは何を衰退の影から回復させたり再び脚光を当てたりするのか。
逆転
http://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2016/11/10/111014
老害高広とか自称ジャーナリスト気取りの藤代とか老害レベルがドヤってるけど、はっきり言って彼らは終わってる人間。
玉川っつーじいさんに至ってはまったく無名、あんた誰状態。老害がガタガタ言ってんなって感じ。
あ、ちなみに自分はJIAA加盟社の人間で広告PF関係者だけど、あのハンドブックが読みにくい文章なのは事実だろ。
あと現役のWeb広告屋でマクルーハンがーとかいう馬鹿はいない。この業界長い方だけど、正直聞いたことねーし。
保身のためなのか既得権を守りたいのか知らんけど、古いってだけで上から目線で語る老害は消えろ。
「広告・マーケティング業界って、どんどんレベルが低くなってきてる感じがするわ。」
って高広が言ってるけど、正直お前には言われたく無えよ。
ネイティブ広告ハンドブックと広告業界の「蹴鞠おじさん」について
http://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2016/11/10/111014
WEB広告業界ネタの論争で1000ブクマつくってやっぱはてブはWEBの人間だらけんんだろなー。
人気ライターのヨッピーさんだけあって、議論と直接関係ない話を持ち出し相手が知らないことを突いてマウンティングしてくるおじさんに
ちなみに、過去にも蹴鞠おじさんはtwitterにてくだらない論争を起こしている。
http://megalodon.jp/2013-0729-1537-14/blog.chakuriki.net/archives/51403887.html
>> 「高広さんは、Twitterで人のあげ足をとって罵倒するという「パフォーマンス」を行っている事がわかった。 <<
http://www.jiaa.org/download/JIAA_nativead_handbook.pdf
話題なので読んでみた。単純に悪文だと思う。
よくあるできの悪い教科書と同じ。内容自体はまともなんだけど、文章が読みにくい。
まず構成がおかしくて、肝心の「ネイティブ広告」の定義が17ページめまで出てこない。
「Ⅰ. 「ネイティブ広告」とは何か? なぜ注目されるのだろうか? 」
が続く。でも定義が書いてないから何のことかさっぱり伝わらない。
それでようやく17ページめに
がある。ふつうに考えたらそんな構成で文章はつくらないでしょう。
なので、
「文章が悪文で読みづらい」という指摘に対して、
すれ違ってる。
・電通はデジタル広告を扱う代理店の中では最も先進的な取り組みをやっている
これは一面が正しくて、一面が間違っている。
まず、いわゆる現在主流のWEB広告の分野においては、電通は遅れている。なにしろ本格参入が遅かった。トップクラスの運用能力を持っていたオプトも切り離してしまったこともあり、サイバーエージェントやそのオプトに対して運用分野ではスピード感もクオリティも負けている。そもそも、電通でデジタル広告回してるのは、大量に出稿してきている子会社や提携会社の人。つまり丸投げってことだ。(聞くところによると、トヨタ問題の発端も出向社員だとか。)
ただ、電通が進んでいるのは、プラットフォーム側、つまりGoogleやFacebook、Twitterなど、WEBのメガプラットフォーマーと組んで様々な取り組みや、専売商品を次々作っていること。あるいは、データ分析の分野ではその分野に強い会社と提携してサービスをどんどんリリースしている(電通のニュースリリースを見るといい)。そういった、「次のWEB広告」あるいは「マーケティングのデジタル化」については、サイバーエージェントやオプトよりかなり先を行っている。
これからの電通はWEB広告でもマス広告同様の勝者となる準備が整ってきた。事実、デジタルコンサルを中心業務とする電通デジタルができたばかり。そこにこの問題。電通のエラい人はさぞかし頭を抱えているだろう。(競合としてはざまあみろだ)
マスの広告はカンタンだった。なにしろ効果が明確に測定できない。なので調査をして効果を報告するとか、あるいはそもそも調査なんてしないことだって多かったそうだ。その一方でデジタルは結果が明確に出てしまう。さらにスピード感も圧倒的に早い。にも関わらず、リーチの問題によって金額は圧倒的にマスよりも安い。もちろんデジタル管理して出しているので、マス広告よりも楽に出せる側面はあるけれど、大量に出稿する場合はとんでもない作業量になってしまう。
今までより圧倒的にシビアに結果が出て、さらに毎日トラッキングして、必要があれば文章や画像を差し替えて、それを多種多様なメディアを選んでPDCAを回しながら調整しなければならない。これだけ大変なのに給料は安い。これは電通が悪いとかそういう問題じゃなくて、インターネット広告の値付けの問題だ。俺は毎日思ってる。誰がこの広告枠の値段決めたんだ?って。マス広告に比べてあまりに枠が安すぎる。この問題に大きく関わっているのは、ネット広告に遅れる弱い総合代理店をしり目に価格で勝利してきた、サイバーエージェント、オプトなどのWEB広告代理店。
彼らの安売りにより、給料は安くなり、しかしタスクは減らないので毎日深夜までビルは明るい。てっぺん超えるんなんて当たり前だ。しかも結果がシビアに出てるので、クライアントからのプレッシャーも厳しく精神的にも苦しい。数年で転職、退職する人も多いので、穴埋めのための人事異動が激しく、プロフェッショナルが育ちにくいのも問題だ。
はっきり言おう。同じような問題がポロポロ出てくるだろう(博報堂や、WEB広告代理店がまともなら)。
内部監査をすれば絶対に見つかることは断言する。ネット広告の現場にいれば、ヒューマンエラーが起きないなんて誰も言えないはずだ。なぜ今まで明るみに出なかったか?それは、ネット広告は掲載確認が難しいから。例えば新聞広告なら、その日の新聞を見れば一発で載ってるか載ってないかわかる。しかしネット広告はわからない。アドネットワーク(皆さんが普段何気なく見ているWEBサイトに載っているバナーなどがそれ)はどこに出てるか分かりにくいし、さらにネット広告は年齢や性別、あるいは趣味嗜好までターゲティングするので、自分がそのターゲットに入ってなければそもそも「出ない」。
そりゃみんなちょっと間違っても隠す。何しろバレにくいんだからね。
元増田が書くようにクライアントがデジタルに明るくない場合も多いことが拍車をかけている。ネット広告の世界はマス広告より圧倒的に複雑なので、リテラシーがなかなか育たないのだ。もちろん、電通の今回の問題は、ただ間違ってただけでなく、間違いを理解した上で不正に請求してるのでただの詐欺。論外。とはいえ、多くのWEB広告代理店の数字に関するプレッシャーを見ていたら、自分の会社がやっていないとは正直言えない。忙しすぎて朦朧としている人、あまりのプレッシャーにクライアントを憎んでいる人、上司におびえている人。様々な人がいて、みんな疲弊してる。そんな同僚がミスを隠して不正請求していないと言えるか・・・俺は言えない。
デジタル広告がこんなに不健全なのは、おそらくマス広告も不健全で、不透明だった名残なのだろう。業界の特性だ。皆さんも覚えている通り、運用型広告ではなく、記事広告(ネイティブ広告)の世界ではサイバーエージェントを筆頭に不正が大々的にまかり通っていたこともあった。はてなでは話題になってないが、つい昨日はFacebookが動画視聴時間について多く見積もって報告していたことが分かった。(Facebookの動画広告を売る際に、Facebookでの動画視聴時間の長さが他のSNSに比べて多いと言って打った俺は詐欺師となったわけだ)
業界全体が腐っている。
しかしこうなったからには、業界全体がしっかりと監査していく仕組みを作らなきゃだめだ。
電通さん、デカいんだからさ。旗振りぐらいやってなんとかしてくれよ。
俺は正直、このニュースを見て安心した。やっとこの業界がオカシイことが世に出た。早くなんとかしてくれないと、ほんとにみんなが潰れてしまう。
長くなってすんません。
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追記
続きを書きました。
●動画広告が流行ってるらしい。これからは動画広告だとか、効果が高いとか
Googleが検索結果に動画広告を検討している噂なんかも出てきたし、ここはてなでも動画広告が出てくる。
私は動画広告が嫌いだ。音がうるさいし、音のないものでも動くと目について目障りで、
こんなものに時間を、PCの処理性能を、通信速度を、自分の思考能力の一部をとられることに腹が立つ。
そしてブロックする。通常の広告であれば内容によってブロックしないけど、動画は100%有無をいわさずブロックしている。
はてなのみなさんはどうだろうか
私は動画広告はインターネットの広告業界にとってトドメの一撃になると考えている。
広告ブロックが加速し、インターネットとの接触時間を減らすトドメの一撃に。
そうなればそれは広告効果が高いどころか、未来の広告業界の需要の先食いじゃないか?
●TVはCMがどんどんうざくなって、内容が糞になって、そこでポッと出てきたインターネットに潰されたけど、
インターネットはどうなるんだろうか。有望な代替がなさそうだから問題ないのかな?
海外では広告を出す側が自制をすべきではないかという動きが起こってきている。
CMの音圧を上げて目立つことを優先し、このあとすぐ!を連発し、
そしてCMカット機能付きのレコーダーを潰し、デジタル化で今までのTVで見れなくなって客離れは決定的になった。
広告を守ろうと、広告を見せようとすればするほど人はTVから離れていった。
もちろんTVの内容が広告重視になりすぎて見るに耐えない内容になったのもあるだろう。
でも、音圧を上げる、この後すぐ!で引き延ばす行動も、当時は広告効果が高いとか言われてたんじゃないのだろうか?
広告効果が高い、でユーザーを軽視していった結果潰れていった業界の見本にならないだろうか?
インターネットで広告がこのまま増え続けるとどうなるだろうか。
広告はどんどん派手に、邪魔になっていったが、動画広告黎明期の今ですら、広告ブロック問題が火を吹き始めている。
動画広告がそれほど普及していないにもかかわらずこれらの現象は起こっている。
そして動画広告というのは多くのユーザーの堪忍袋の緒を切るラインだと私は考える。
A、殻を作って閉じこもる
ユーザーは頻繁な追跡広告や、邪魔な動画広告、場違いなエロ広告などに嫌気が差し、
それらを行うサイトに行かず、安心できるサイトに引きこもってしまう
これらABCの複合型が生まれると思っている。これらの複合型とはどういう人間か。
同じサイトばかり見るために、新規遭遇の広告が少ないため、徹底的に広告をブロックできる。
そのうえ、ネットを見る時間が少ないために、ただでさえブロックされる広告の視聴頻度が更に下がる。
広告ブロックが普及すればネイティブ広告が増えるだけであり、インターネットはつまらなくなる。だからブロックはだめだという声を聞くが、
それはTVショッピングと広告番組に嫌気をさされ視聴者離れを起こしたTVと同じ自滅の道だ。ネットとユーザーの接触時間が減ってしまう。
広告があるからインターネットは面白い、という話は一理あるが詭弁でもある。
広告がなかった時代や広告が少なかった時代のネットはつまらなかったか?そんなことはない。私の体感では今より面白かった。
広告があるから存在できる面白いWEBもあれば、広告を見せることが目的のつまらないWEBもとんでもなく増えた。
私は、後者の害のほうが大きかったのではないかと思う。
●上述したABCの行動に見覚えはないだろうか?すでにTVもこのような道を辿っているのだ。
垂れ流しをやめ、同じ番組しか見なくなり、CMをカットして視聴する。それと同じ行動だ。
過剰な広告でポストにチラシ禁止を貼る家庭が増えたように、一定ラインを超えると、人は防御行動を起こしてしまう。
不要な情報の洪水に対し、殻を作ってしまう。得るものより、ゴミが多ければその傾向は一気に進むだろう。
どうでもいいチラシの束や、「重要」と「工事のお知らせ」とか書いてある光インターネット勧誘とか、
検索に引っかかってユーザーに踏ませることだけが目的の中身の無いサイトとかだ。
買い物でも何でも得るものより損が多ければまたやろうとは思わないはずだ。
駅前チラシは貰いたくないけど、ティッシュならもらってもいい気分になるでしょ?要はリターンが釣り合うかどうか。
過去のメディアの自滅例や今のメディアの考え方を見ていると無理だろう。
おそらく「広告ブロックを使うやつは結局使う。そういうことをしない人にどんどん広告を見てもらえばいい」と判断してそのまま進むだろう。
それは、いままで広告を許容していた人、インターネットとの接触時間が多かった人、を徐々に減らしていく道だ。
TVのようにどうしようもなくなるまで進むのか、引き返すか。今が分岐点でありメディアの方には考えて欲しいところだが、
日本のWEB広告は無法地帯であり、一人がやめても影響は薄く、全体に意見を波及できるようなリーダーもいない
どうしようもないのが現実だろう。
●人々はインターネットをやめるか
やめないだろう。ほかに変わるメディアがない。
ただし、上述したようにインターネットとのつきあい方が変わり、娯楽から道具に位置づけを変える人が増えるだろう。
道具になり、インターネットとの接触時間が減れば、それは広告との接触の現象を意味する。
結果広告業界には衰退が訪れる。
●オマケ:インターネットに取って代わる、というほどではないが、将来的に本が少し見直される時代が来る可能性がある。
ここ10年、本というのはゴミのような扱いだ。なにしろネットで調べたほうが速くて、タダだ。
雑誌もどんどん死んでいる。
でもラジオが見直されたように、本も良い特性を持ったメディアであり、息を吹き返すに足る素晴らしさを持っている。
これには電子書籍も含まれる。のでインターネットの範疇とも言える。
本というのは素晴らしい情報がわかりやすく集約されたもので、インターネットのようにいちいち検索する必要が無い。
広告があってもすぐ飛ばせる。純粋に中身を楽しめる。雑誌は広告が多すぎて有益な情報は少なかったりするのだけど。
なにより本は、専門的な用語を知らなくても、情報を教えてくれる。
今のインターネットは検索が大変で、専門的な、少範囲を意味する用語で絞り込まないと答えにたどり着けない。
たどり着いても水で思い切り薄めたカルピスのような中身しかない事が増えた。
以前なら検索だけですぐに芋づる式に情報を引き出せたが、今はそうは行かないのだ。
なにより、目に優しいので寝る前にピッタリだ。電子ペーパー以外のタブレットで見る場合には当てはまらないが。
ネットの情報検索の利便性は本に取って代わられることはないが、より深く知りたい、新しい分野を知りたい、
ゆっくりと自分の時間を楽しみたい人にとってはネットは本より劣るのだ。
ネットがどんどん不便になればなるほど、不便だったはずの本と一部で逆転することになる。