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はてなキーワード: 安室とは

2020-10-30

anond:20201030122924

これこそ「普通の読者」(サンデーを読んでいないライト層)が知らないことだけどスピンオフは梓さんとのラブコメ漫画ではないよ

作中の一般人から見れば安室アラサーなのに金髪フリーターゆるふわ生活してる変な男だから彼女は良くも悪くも一般人代表として安室に対して無邪気に偏見をぶつけてる

友達が生きている間は安室偏見めいた発言をする人がいれば友達が怒ってくれたけど(実際過去編でそういう回がある)今はみんな亡くなってるから誰も安室を庇わない

安室一般人として潜入してる立場からニコニコしてスルーするだけ

今の安室ぼっちであることを強調するためだけに梓さんが舞台装置として使われている

梓さんはあのスピンオフに出演することによって得するどころか相当損な役回りを引き受けてるんだよ

あんな無神経キャラじゃなかったはずなのに

安室とのカップリング赤井や梓さんや夢女子以外にも部下や幼馴染の男や、あとコナンなんかもあるんだけど

もう全方位誰も得してないから正直早くスピンオフ畳んでほしい

anond:20201029184329

「あむあずアンチから辛い」まで読んだ。

原作者が監修してるんだから原作者感性と合わないんだろ。読むのやめたら苦しまずに済むよ。

お前にとっての安室さんは幻想だったんだよ。普通の男で残念だったね。

anond:20201029184329

ただの腐女子の夢女叩きで草

安室オタク自分たち推し価値を下げてるのにまだ気づかないのか

anond:20201030111237

あ、やっぱ安室なんだ

はぁそりゃ特殊すぎる表記だわその界隈しかわからん用語だな

anond:20201030110740

大元増田が指しているキャラクター(A)は安室のことだと思う

黒の組織所属していてバーボンと名乗っている時の安室便宜上A'と表記している

anond:20201029184329

安室さん、100億の男に届かせようとしたあたりが最初最後ピークだったな。

アイドルってのは”応援される職業だ”」ってのは名言とあるマンガで読んだセリフだけど、プロデュース側がそれをわかっていないと「3年で絞り尽くす」結果になるね。

anond:20201029142932

推し公式に殺された増田にも通じるけどスピンオフのせいで安室と降谷の価値が下がってバーボン需要じわじわ高まってるんじゃない?

2020-10-29

anond:20201029184329

安室透は29歳、梓さんは23歳で

安室と実は幼馴染だった」エピソードは既に灰原哀の姉・宮野明美でやってるから

実は小さい頃は同級生で~みたいな展開は梓さんとは来ないことを原作読者は知っているんだけど

腐女子や夢女子人気に逆らって安室透が何の特殊スペックもない喫茶店バイト女子特別関係になってファンが泣くっていうのがいかにも正しそうで面白そうな展開だから

原作未読の人は「実は梓さんと幼馴染なんて展開がきっと来るよ」っていうコメントに飛び付いて同意する


プログラミングだとか専門分野の初心者は「完全に理解した」中級者は「なにもわからない」上級者は「チョットデキル」と言いがちみたいなのを以前見たことがあるけど

コナンゴールデンタイムアニメやってたことや金ローの影響でこの「完全に理解した」の立場の人が物凄く多いんだよね

辛いけどこういう人たちが面白半分で囃し立てるような展開が来ないことはこっちは分かってるんだから気長に付き合っていくしかない

2020-10-21

anond:20201021161456

腐女子とそれ以外を分断して考えてるみたいだけど

実際は腐女子って中高生多い(特に鬼滅は鬼滅キッズとか言われて低年齢層が多い)し

元々特に腐向け限定でも女子向け限定でもない内容だし

ソシャゲみたいに金かかるものならともかく、アニメなら今時皆アマプラかネトフリくらい入ってるだろうから気軽に見れるし

漫画だって貸し借りするだろうしで

中高生腐女子流行れば腐ってない同世代女子男子にも広まる

んで中高生の間で大々的に流行れば、それを兄姉に持つ小学生や親の間にも自動的に広まる

コナンなんかもそうだっただろ、安室ブームは腐ではない中高生女子間にも広まったし

安室はともかく)コナンのものもあれで盛り上がって小学生にも波及した

おそ松も深夜アニメだけど小学生にも広がってた

2020-10-20

anond:20201020160606

コナンスノードームはすべての安室フィギュア眉毛の色を塗り間違えて眉無しヤンキーみたいになってる、台座下部のロゴ位置がずれているという明確なミスがある上に

どのキャラも見本と違って全体的に雑で(不細工・指がくっついて鍋掴みみたいになってる・タバコ太すぎ・ビル群がイモムシベージュ系のはずのズボンがやたら黄色い・メガネフレーム太すぎ・肌がボコボコ・寄り目など)

ほとんどの商品ドーム部分が傷まみれ、人によってはラメが少ないor舞わない、中にはフィギュアが台座から取れて遊泳してるものもあったけど

ヘタリアの方のフィギュアはおおむね見本通りキャラクターの顔や衣装、周りの小物も塗りや造形が歪んでいる様子はない

イタリアのくるんは溶けたりしてないしイギリスの隣の妖精さんの小さなだってちゃんと描かれている

こっちでもドームはかなり傷ついてる物が多いみたいだけど全品対応しますってほどではない

もし増田が気になるならメーカー相談して返品してもらえばいいけど

たぶん当事者ではないんだろうな……(違ったらごめんね)

当事者自分で問い合わせてメーカーとのやりとりを済ませ商品を返品して

迅速に対応してもらえてよかった、今回は残念だったね、ショックだったけど今後は頑張って欲しいね、で終わってる

そういう手続きを踏んで区切りをつけることができない未購入者、下手するとコナンヘタリアも知らないような人たちこそモヤモヤや怒りを募らせてるような気がする

2020-10-05

anond:20201004134526

そんなに詳しくないけどコナン安室とかのあたりって絵柄も婆絵多くて声優も70歳近いけどツイで積極的オタクアピールしててババアに優しいジャンルなんだろうなと思ってた

2020-09-19

ライブ行きたかった

アラフォー子供の頃から安室奈美恵さんが好きだった。

初めて買った安室さんのCDダンシングジャンクだ、忍たま乱太郎主題歌

世代だったこともあり安室さんのCDは買い続けたが小室時代よりもR&Bに傾き始めてからより熱狂にのめり込んでいった。

引退で終了するまで14年間ファンクラブにも入ってライブに行ったりCDやグッズを買ったり楽しい日々だった。

そして迎えた25周年、引退発表。

安室さんからメールを読んでも驚きはなかった、自分が思っていたより5年早い引退決断だった。

最後の1年を楽しんで明るく送り出そう、心からそう思った。

けれど最後ツアーチケット全滅だった。

行ける範囲ライブは全部申し込んだがダメだった。

今まで違反行為チケット転売行為の類はしたことがない。

行ける範囲お金を払える分のチケットしか申込まないで楽しんできた、後ろ暗いことは一切ない。

運が悪かった、ただそれだけだ、しかたない。

正直、引退から2年経ってもまだツライ。

安室さんが引退したことがツライわけじゃない、寂しいけど安室さんは幸せになる為に引退したのだから

最後を見届けられなかった、その事実がただキツイんだ。

私も最後ツアー行きたかった、25年の集大成とも言えるライブをこの目に焼き付けたかった。

WOWOWで観てもBlu-rayで観ても映画館で観ても素晴らしかった、会場で観たらどんなに素晴らしかたかからない。

きっと比べ物にならない、映像作品になったライブと生のライブは別物なんだ。

何よりキツイのはずっと楽しませてくれてありがとうって気持ちを私も会場で伝えたかったのに叶わなかったこと。

私もみんなと一緒にさよならたかった、声援を送りたかった、あの空間でみんなと一緒に区切りを付けたかったんだと思う。

かといって毎日メソメソ生きてるわけではない。

別のアーティストファンクラブ入ってみたりもしてるし、仕事も頑張ってる、安室さんに使ってたお金が浮いたのでちょっと宝石にハマってみたりとそれなりに楽しく生きてる。

だけどやっぱり埋まらない、心にぽっかり穴があるみたい。

最後に1公演だけでも参加できてたら違ったのかな?って考えてもしかたないことを考えてしまう。不毛だ。

水曜日特番観てからまた少し心がザワザワしてるので吐き出したかった。それだけ。

2020-09-15

anond:20200915140857

コナンも連載5年で終わっておけば赤井安室もいなくて腐女子おもちゃにされなかったのに

2020-08-02

文化盗用問題=ウェイ系がオタクコンテンツをでたらめな理解で弄るのが許せない問題

ウェイ系「オタク君が好きなガンダム見たよ。

安室ロボットに乗ってシャーと戦う話だよね。

エバンゲリオンに似せて作ったって感じで、面白かったよ。

これで俺もオタク仲間ってやつ?」

とか言ってたら大抵のオタクはブチ切れるだろう?

それと同じなのではないだろうか。

嫌いな人間が、自分の好きな文化に関する浅い理解やでたらめな知識を広めるのが許せない、

でたらめな知識を広められるくらいなら文化に関わらないでほしいとすら思う、

それらを上品言葉で包んだのが文化盗用問題なのではないだろうか。

完全な個人的想像しかないが。

2020-07-26

anond:20200726152343

安室みたいな路線が今は韓国に取られてるよな

「女の憧れとなる実力に基づいた高レベルパフォーマンスが出来る女アイドル」って日本からはいなくなった

その路線だと韓国の方がずっとレベル高いんだもの、当たり前

2020-07-24

anond:20200724110222

伝説ヤマンバGAL “あぢゃ”、銀座の夜の蝶に変身「日傘をさして歩いてます

 

1か月半、公園野宿

小学校とき安室ブームが始まったんですよ。中学では『egg』に憧れた。地元横浜ヤンキー色が強かったけど、

 渋谷経由で高校に通うことになって憧れのギャルデビュー負けず嫌いが高じて、どんどん派手になりましたね」

 気づけば、ヤマンバギャルと呼ばれるように。

 

「ちょうどそのころ、友達と何人かでセンター街暮らしていたんです。正確にいうと、宮下公園で寝て、

 起きたらセンター街に行って(日焼けサロンで肌を)焼く、みたいな」

 

 1か月半の間、友達とローテーションを組んで見張りを立て、公園野宿ホームレス男性からおでんを分けてもらったことも。

 

「完全に無収入だけど、肌は焼きたいから日サロのチラシを100枚配って20分焼かせてもらう。

 お風呂がわりに公園蛇口で陰部とワキを洗う。ガッツリ生活してましたね(笑)

  

 そんな集団テレビ業界の目にとまり、街頭インタビューにたびたび登場。ギャラとして渡されたハンバーガーを仲間と食べた。

 が、ある日、「帰るか!」と突然の解散。自宅に帰ると、ヤマンバ度が増したあぢゃに気づかぬ祖母が「ハロー」と挨拶してきたという。

 

 雑誌Popteen』に登場したのは、そんなころだ。

 

https://www.jprime.jp/articles/-/14783 

https://ameblo.jp/aja-blog/

2020-07-17

anond:20200717100403

元増田がどうなのかは知らないけど

女性アイドル好きの女って、あくま赤の他人として愛でてるだけで自分はああはなりたくない、ってのが多いと思う

まさしく名誉男性というか

韓流とか、昔の安室とかあゆとかみたいに、女性ファンが大多数の女性アイドルなら

自分もそうなりたくて真似するような女性ファンが沢山いるけど

2020-07-09

好き嫌いサイトコナンの蘭と原作者のところやばい。たぶん赤井のところもやばいコナンや灰原、安室警察学校組なんかのオタク受けするキャラファンが書き込んでんだろうコメントが見受けられるけど、だからコナンや灰原、安室警察学校組のキャラはともかくオタクが嫌いになるんだよと言いたくなる。キャラ自体も悪いところに目がいくようになるし、嫌いなキャラの嫌いなところ言うのなら好きなキャラ醸し出さない方がいいと思う。

2020-06-26

なろうの有名作で主人公がイキってない(イキリオタクが好きなタイプの持ち上げをされてない)、作者がイキってない(拘りが嫌な意味で強そう、主人公寵愛のために書いてそうな感じがある)、主人公がやること全部うまくいくし主人公や読者にとって都合よく物語が進みすぎない、変なファンがついてない…あたりの条件を満たすのはあるんだろうか?

読んでないしネット上の噂だけの偏見

Sao・お兄様→イキリトさん(お兄様)チーッス

はめふら→オリキャラ寵愛乙。ディズニーヘラクレスみたいな個人的な気に入らなさが強い

本好き→作者の拘りやばそうだしヘイト二次創作出会ったたことあるし変なファンがいそう

異世界スマホ・○○太郎主人公に都合が良すぎる印象

ゼロ・オバロ・アクア様?→ファンがやばそう

追記:お兄様もイキリトさんも主人公はイキったりはしてないだろうけど、オタクおもちゃ扱いや主人公のやることなすこと全部いい方向に評価される偏見あった。ちょっと気になったか魔法科?調べてみる。

あとどこにでもやばいファンはいるだろうけど、カゲプロfgo安室の女・鬼滅みたいな好きなタイプに多いのがキョロ充やイキリみたいなのだと新しく手を出したくなくなるみたいなお気持ちになる。

2020-06-09

anond:20200609144318

ネットミームとしての「〇〇の女」って二次元限定だと思ってたので(「安室の女」が最初?)

実在人物に使う人がいるとは思わなかったし

実在人物に使うのは普通に気持ち悪い

2020-06-08

エルドランの声、安室のものまねする人のこえににてたか安室かなと思ったら地方

2020-05-12

今更ながらコナンゼロ執行人(金ロー版)見た感想

名作傑作と言われている割には響かなかったなあという駄文

アニメにおけるCG描写が苦手

青山作品はかつてハマってコナンは50巻近く、まじ快は3巻まで、YAIBAは全8巻のうちの真ん中の一部以外は集めた。

劇場版コナンは全部見たわけではないが、こだま作品、銀翼、紺青が好き。確か水平線上、鎮魂歌、純黒は見た。

相棒科捜研の女は多分見たこと一度はあるとは思うけど、よく見てて好きだったシリーズとしては記憶してない。100の資格を持つ女や紅蓮次郎法曹系の女主人公のが好きだった。

警察組織については詳しくない。司法組織も詳しくない。

~~

 正直これコナンでやる必要あるかなと思った。ベイカー街の亡霊と同じくやりたい題材のために、名探偵コナンを利用した匂いがした。問題は、ベイカーはコナンファンホームズファンの中でも賛否わかれるところはあっても一般受けは良く対象あくま子供であるのに対し、執行人は対象大人で一応コナン推定ファンの年齢層だろう子供を捨て去っている節があった。正直良い意味で心動かされたのが、①毛利家(園子緑さんも含む)の描写、②少年探偵団がストーリー意味があって足手まといではない、③ポアロのお姉さんの変なジェスチャー、④カーアクション電車の側面を走るところ、⑤博士が有能(クイズだけや場所や道具提供だけではない)……くらいしか思い出せない。あと車のCG結構目に入った。

~~ベイカーは「現実ゲームのように甘くない」っていう最後のが言いたかった題材と思う。今だったらアンチゲーム大人に都合よく使われそうな雰囲気がある。今の価値観でみるとゲームを軽んじているような説教臭さを感じる。

~~

 まず、ストーリー燃えるところがあまりない上に大人向けで暗い。公安警察が元警察官で、現有名探偵(背後のコナンという強力な協力者が目当て)とはいえ一般人を巻き込んで拘束するようなことはどうなんだろうと思う。警視庁地方警察所属警察官を好感の持てるキャラクターに描いてきた本シリーズにて、公安関係者キャラクターとして好感が持てなかった。公安歴史を考えれば好感を持てないキャラクターというのは考えられることではあるが、純黒の風見のあまり無能さにキュンとしただけに残念に思った。すべての元凶公安といってもいい物語であったが、燃えるところが少なく、対象大人だけに振り切らないでほしかった。犯人動機が協力者を失うことになった公安復讐するためであるが、犯人も協力者もコナン安室自身正義の上で行動している。正直安室登場後のコナンに関してはあまり正義を問われたくないが、正義は一つではなく難しいものであるだけにコナンでやるのならストーリー自体もう少しは明るくした方がいいのではないかと思う。公安という立場をメインに出してきただけに難しいものではあるが、あまり視覚物語的暗さになんだかなという気分でいっぱいだった。正直自家用テレビで見たが、夜設定とはいえ画面的にあまりにも暗いと感じた。またゲストキャラクター(いつもの芸能人枠)の弁護士の方のラストシーンで激昂するところがあるが、彼女もそれまでに公安の協力者として暗躍する中で監視していた対象に惹かれたものの、事件が起こり協力者に協力を頼んでいた中で自殺される。そのまま協力者を続けていたら実は公安によって、自殺していたとされていた恋人は生きてましたなどという自身判断によるものであれど公安人生を振り回されているのは、哀れみの感情をいだいてしまった。しか彼女も暗さを増長した一因である

~~

 次に犯人サイドの事情や処理に面白みがないなと思った。ここでは犯人の協力者は含むとする。推理モノやサスペンス個人的に楽しみにするのは、犯人動機が大きい。犯人犯行を起こす動機が、同情する余地があったりカリスマ性があれば正直娯楽として好きになってしまう。犯人の処理もそうだ。ただ今回の犯人周りはつまらなかった。犯人上司に対して火傷負わせ他のが犯人と分かったときはよくやったと思ってしまったが、協力者の生存を知らされて諭されてすぐパスワードを言ってしまったりコナン言葉にすぐ諭されてしまったりというのは、尺の問題が大きいかもしれないがやった規模や抱えていた自身正義に対して描写が薄いなあと思った。協力者の方は結局自分正義感に酔いすぎて就職できなかっただけで死んだと思ったらなんだかんだのうのう生きてたし、あと正直ミスキャスト演者に対してキャラが抱えているものが大きすぎて演者が頑張っている分ちょっとなあと思った。おそらくもっと丁寧に描写されていたら協力者の生存に残念だとは思わなかっただろう。正直犯人サイドのキャラクターとしての描写あんなに有名作なのだからもう少し掘り下げしていると期待していたために残念に思った。犯人よりも公安傍若無人さの方が印象に残り、それがクライマックス燃え上がるはずのところでうまく自分には火が付かなかった。

~~

 またクライマックス少年探偵団が活躍するところと安室コナン活躍するところがある。少年探偵団が足手まとい過ぎない(足手まといの例:水平線上)、灰原が原作スペックから考える必要以上に出しゃばらない(一応薬学が専門のはずなのに薬学以外で博士よりも活躍している場面など)、博士が有能(ただの見守るお爺さんや道具・場所クイズ提供者じゃない)など個人的には好きだと思った。ただ、何も知らされずに衛星探査機子供たちが迎撃するというのはどうなんだろうかと疑問には思ったが。目暮警部をはじめとするいつもの警察関係者ポーズに近いのもあるとは言えど、子供に危ないことをさせないために止めるのに慣れているだけに、博士以外ためらう姿が絵として見られないのが少々残念に思った。まあコナン・灰原以外の事情を知る大人公安関係者だけなことはあるために納得は行くが。今回は探偵たちの鎮魂歌のように実は危険な目にあっていたし、その状況を対処したのは少年探偵団という描写だった。彼らなら事情を知ったうえできちんと対処できる(例:天国)という期待があっただけに、実は自分たちで破壊した探査機を間近で見られなくて悲しむ姿に言ったうえで協力してもらってもよかったんじゃないかなと思った。

~~

 毛利家の描写(園子緑さん含む)は結構好きだった。近年のコナン映画は蘭にとりあえずアクションさせ、雑でも新一と叫ばせればいいという個人的偏見がある中新一を必要とする理由おっちゃんの逮捕)がわかりやすく、コナンから蘭への愛情ちゃん尊重している(安室コナンから蘭への感情言及している)など、蘭の扱いがラブコメ中心ではない映画にしては良いと思った。純黒の蘭の存在意味が無に近いのを最近見返したので、思っていたよりはよかった。コナン映画といえば蘭に精神デバフをかけるのが恒例ではあるし、よくそれで叩かれている(空手強いのに騒ぎすぎとか)のを考えると新しい精神的負荷のかけ方だと思った。小五郎を蘭が疑うというのは14番目の標的でもあったが、今回は異例の起訴という事態に陥っているため精神的に弱っても不自然ではないと思う。妃さんも身内には弁護できないという状況でおっちゃんのことを考えているのが伝わってきてよかった。エンディング毛利夫妻はやっぱりこうでなくちゃと思った。園子は不安な欄に付き添ってあげているいいやつだし、緑さんも毛利家のことを思っている(正確には妃さんのことだろうけど)し、色々と手助けしてくれたりしてよかった。正直毛利家がこの映画視覚的にも物語的にも癒しとなっていたところあった。

 あと途中で車が泣き顔に見えるほどズタボロになっているのがかわいそうだけど、頑張ったねって感じで好き。カーアクション電車と真っ向から衝突し、電車の側面走ったりと本当お疲れ様だった。最後はもう廃車確定なのかもだけど、MVPは君だったよ。

~~まとめ

 総括すると、「名探偵コナン」の傑作として持ち上げられていた割には基本的物語が暗くてスンって気分でいた時間が多かった。ベイカーみたいに「名探偵コナン」としては異色という認識だとしても、それまでの認識していたコナン像と違ってたぶん困惑しただろう。これがコナンでなければもうちょっと先入観に踊らされることなく、楽しめたのかな。正規駄作とまでは言わないけど、公安警察方面に明るくもなく、コナン知識に自信があるわけでもない身としてはもうちょっと説明が欲しいなと思った。例えば、なぜ犯人共犯者を選んだのか、共犯者自殺した()あとどうしていたのか、コナンスマホに盗聴アプリを仕込まれいたことを博士に調べてもらって知っていたのなら調べてもらう際にバレなかったのか、NAZUは侵入された後に犯人によってパスワード変更されるまで(された後も)何もしなかったのか、警察公安)以外の省庁のお偉方が無能に見えたけど本当に何もしてないのか、犯人上司公安検察の人)が結構嫌なだけの不美人に描かれていたけど何か信念とかはあったのか、あのあと女弁護士はどうなるのか、あたりの説明は欲しいなと思った。小説を読めばいいのかもしれないけど、こだま時代の疑問点はあっても雰囲気とかでだいたい満足みたいなのに慣れすぎてて手を積極的に出す気にはなれないんだよなあ。世間評価のわりにあんまり響かなくて残念だった。安室というよりも公安の降谷を見るための映画だなと思った。だけど映像アクションごまかすんじゃなく、降谷という人についての描写をもうちょっと色濃くやってくれたら今よりも好みの作品になってくれたかもしれない。

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