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2024-02-03

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEED Freedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeed Destiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

コメントタイミングは運が良かったと思うなら

芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます2023年10月期の日曜ドラマセクシー田中さん』につきまして日本テレビ映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作である芦原さんのご意見いただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております

このコメント最初の一文以外はSNS騒動を受けて用意していたんじゃないかと疑っている。

仮にそうだった場合は、コメントを出さなくて良かった、というか、タイミング前後逆じゃなくて良かったと、バチクソ安心してる人がいるんじゃないか

(バチクソ安心できる想像力があれば、このコメントは出てないともいえるが、コメントに直接関わっていない関係者とか。)

会社損益基準にするのは一定理解する。

なので、今回の件のSNS対応が(最悪の事態にまだなってなかったとして)どうなる可能性があったのかを、リスク管理観点で明らかにしてほしい。

コメントのような公式コメントを出す可能性があったのなら、0点ではなく、マイナス1億点だったことを突きつけられたよね?

2024-02-01

芦原妃名子Pieceドラマ化と『砂時計』の部数推移

Piece (漫画) - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/Piece_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

砂時計』のドラマ化・映画化は完結してからだけど、『Piece』はドラマ化時も連載中でまだ8巻までしか出ていなかった。この点『セクシー田中さん』のケースとかぶる。この時はどう決着がつけられていたのか。

漫画の最終巻の感想ハッピーエンドではない分、賛否がうずまいている。

https://bookpass.auone.jp/titles/LT000012539000316246/reviews

 

■『砂時計』の部数推移

2003年連載開始で2005年末に200万部

https://web.archive.org/web/20060101041810/http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/108721004.html

2007年ドラマ放送前 全10巻で累計350万部

2007年ドラマ放送後 570万部

https://web.archive.org/web/20071024014443/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/071022/tnr0710221400005-n1.htm

2008年映画公開前 700万部

以下、更新されず、訃報ニュースでも700万部という数字が使われる

2024-01-31

芦原妃名子って別コミで描いてた人か!

名前は覚えているが雑誌を買って読んでいた割にこの方の作品を読んだ記憶が無い

おそらく当時は「いかにも少女漫画」という作風だったんだろう(それだと読まない)

それにしても、漫画家訃報というと大抵病死というイメージなので今回のことは結構衝撃的だったな

冥福

2024-01-30

日テレ芦原妃名子さん訃報に関連した誹謗中傷への注意喚起掲載日本テレビ責任において制作」 - 芸能 : 日刊スポーツ

https://l.pg1x.com/qNRZ2x3QbZZVxfCs6


死んだ後ならなんとでも言える。

人死に出るまで何もしない。

それがジャップランドマネージだよ。

知ってるよ。

訃報Enhancer for YouTubeさん

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漫画家芦原妃名子さん死亡の報を受けて「脚本家のせい」がトレンド入りするのは最悪の流れ(篠原修司) - エキスパート - Yahoo!ニュース

https://l.pg1x.com/bicy1dabR4VrDiAf9

芦原妃名子さん訃報めぐり放送作家私見脚本家への誹謗中傷絶対にやめてください」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

https://l.pg1x.com/JqS7JZGDVKk1cyBf7

漫画家参院議員赤松健氏 「セクシー田中さん芦原妃名子さん訃報受け「脚本家を責める流れになってはならない」(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

https://l.pg1x.com/HXfrcG5gk3p8LeGS8


いや。おかしいやろ。

脚本家が酷いものを納品したのが原因やぞ。

監督プロデューサーの言い分が「大正義」だったとしても「原作というもう一段上の大正義」があるんだからな、表立っている。

制作契約ことなんぞ視聴者スポンサーもしらんわ、マジで(笑)

スポンサーは「放送される」っていう契約だし、視聴者は「TVを見るだけ」っていう緩い契約しかない。


心配するのは連鎖やろ。だが、連鎖でも起こらん限り、というか「TV屋の畑に流れ弾で人死が出る」ことでも無い限り絶対に改めんのがTV屋や。

まぁ、死んでも気にしないけどなアイツラ。だって制作なんてのはトカゲのしっぽ以下」なんだもの

バイルパートは「スポンサーと仲良くやっていつもどおり、いつも以上に金を引っ張れるプロデューサー」と「スポンサー趣味と、プロデューサー性癖をしっかり理解して制作会社含めキャスティングするディレクター」だけだからね。

後は全員ただの兵隊。なんぼでも取り替えが利くし、取り替えられないディレクターは取り替えられるだけ。


じゃあ、どうすりゃ良かったんだよ脚本家はよ!?

ってのは簡単

原作を読み込んで、原作の芯を捉えて、その芯をベース再構成して、DやPの趣味性癖スポンサーが望ましいと思われるもの統合して入れること。

こんなもん「ゲームノベライズ作家」なら全員普通にやってるぞ。できない奴はいなくなるだけ。


あんだけ作品をやってるのに、それができていない脚本家排除できていない、あるいは脚本家オリジナリティウケるDやPとのツルみが問題になるかな。

ガンダムSEED』や『サイバーフォーミュラ』の監督と嫁脚本が、当時のオタクにぼっこんぼっこんにされていたんだけど、当時小学生中学生平成キッズウォッシュされて「傑作!名作!」って扱いになってるのを苦々しく思ってる古参オタク大勢いいるだろ。

まぁ、嫁が死んだのは可哀想だとは思うけど、今の映画の出来が良くなっているという話もあるので、嫁がキラやハヤトを偏愛しすぎていたのではないか、というのは今更だが、ちゃんと指摘していいでしょ。


名前出して、ソイツの文章検収するのがDだけ環境なら「悪いのは腕の悪い脚本家」っていう指摘はちゃんとしておくべき。

恥を知れ。名前出して金もらってるんだ、覚悟しろ。でなきゃ恥知らず鉄面皮になれ。

増田ブクマカちょっとだけ見直し

ブクマカなんて、当事者でもないくせに人のエントリニュースただ乗りし、

確定した事実も定かでないうちから

わたしのかんがえたさいきょうののうないせってい」

をもって、

わたしのかんがえたさいきょうのせいぎ」

と掘られた石を投げて溜飲を下げ、

たとえ自分たちの投げた大量の石が、相手を傷つけ、そして自死を選ばせたとしても、

何の反省もなく、また新たな投石相手を探しにいく、クズ中のクズという印象だった。

まあブクマカに限らず、ヤフコメや旧Twitter有象無象も同じだけどさ。

 

セクシー田中さん」の件でも、まあブクマカどもは言いたい放題。

原作者がなくなられる前から、ひでえものだとまゆをひそめていた。

 

で、増田ブクマカも、その一味だろうと勝手に思っていたのだけど、例えば

2023年増田ファーストブクマカランキング

10位までに挙がっているようなブクマカを見てみると、「セクシー田中さん騒動を完全スルー

確か誰かが1個無言ブックマークをしていたぐらいかな。

コメントは、原作者訃報に対して、

「小さな良い戦争」がないように「小さな良い炎上」もないんだろう - death6coin のブックマーク / はてなブックマーク

これほどまでに追い詰められていたのか…なぜこんなことが起きたのかしっかり調査し、謝罪して、体制を変え、二度とこんなこと起こらないようにしてほしい。ご迷惑をお祈りします - ilktm のブックマーク / はてなブックマーク

(「ご迷惑をお祈りします」の意味はよく分からないが)

としている程度。誰が悪いだの、誰は悪くないだのといったことは一切コメントしていなかった。

(以前は過激コメントを書いていたが、訃報を受けてあわてて消したという可能性もあるにはあるが)

 

ブクマカは一律に嫌っていたが、増田ブクマカに関しては、そことはちょっと別なのかな、と認識を新たにしたここ数日だった。

 

追記

yujimi-daifuku-2222

草津が炎上していた時期や、今年松本人志がボコボコに叩かれている時にこうした意見が出ずに今回出るのが党派的過ぎて気持ち悪い。/炎上嫌いの皆さんは今まで冬眠していたのですか?

いや待て待て。

気持ち悪い」と思うのは勝手だが、

今回の件のどこに党派性があるのよ。マジで

党派性って、右翼原作者を支持し、左翼脚本家を支持したとか、

フェミニスト原作者を支持し、アンチフェミニスト脚本家を支持したとか、そんなことがあるの?

少なくとも私はそんなの知らんぞ。

考えすぎ。

オッカムの剃刀

あえて言うなら、あなたが挙げた例と、この騒動の違いは、

騒動によってなくなられる方が出た(少なくとも、可視化されている)」

という1点だけ。

この1点があったから、私も触発されて、気になって調べた、のかもしれない。

本当にそれだけ。

草津からだんまりとか、松本からあえて無視とか、そういうのはまったくない。

ていうか、b:id:yujimi-daifuku-2222さん、どういう意図党派性って書いたのか、教えて。

煽りとかではなく。

意図が分からなくて本当に困惑している。

作品批評とか実写化原作から大きく外れた描写をすることへの批判を通り越した人格攻撃投稿(脚本家のインスタのスクショ貼り付けて「性格の悪さが出てる」とか書いてる投稿)をいくつもリポストしてた人が訃報の後は「テレビ局から出版社や作者にこんな圧があったに違いない。だからテレビ局のことは許さない!」みたいな根拠不明投稿をリポストしていた

振り上げた拳を下ろせなくなっちゃったんだろうか

2024-01-29

この他責思考がすごい

[B! 訃報] 漫画家・芦原妃名子さんが死亡 「セクシー田中さん」など連載|日テレNEWS NNN

即座に日テレドラマ制作側を責めるコメントを書ける人やそれを支持する人たちが怖い。

まだ第一報で詳細は何もわからないのに。

ドラマの件が一因なことは間違いないと思うけど、ご本人が元々どんな状態だったかもわからないので今の時点ではなんとも言えない。

それにネット脚本家制作側叩きが盛り上がったことも一因ではあるだろうからみんな無関係じゃない。

私自身も増田でこの件に言及してるので責任の一端は感じている。

これから怒りの矛先が脚本家制作側に向いて叩きがさら苛烈になる。

不幸な連鎖が起きないよう関係者は最大限守ってあげてほしい。

「ああいう人たちってすぐ自殺するね」

キラキラ界隈の人が訃報見て一言

どういう意味これ?

全部推測でしかないけれど

原作者訃報の後でも制作会社脚本家が悪い!という声がSNSにはたくさん書き込まれているが、そのような主張をする人たちはここ数日の騒ぎそのもの原作者負担になってしまった可能性は考えないのだろうか。

元々は自分作品をとても大事にしていて、それゆえドラマ化された作品の扱われ方に不満があったか告白したのだろうし、それ自体作品の生みの親である原作者からしたら至極真っ当な気持ちだと思う。

ただ結果として、告白きっかけにSNS制作会社脚本家への批判の声が溢れかえった。中には脚本家仕事どころか人格否定しているととれるもの散見した。

SNS住民たちは原作者側に立っているつもりかもしれないが、原作者が後に「攻撃たかったわけじゃない」と投稿を削除したのを見るに、彼女自分の考えを述べたにすぎず、別に誰かが誰かに人格攻撃をすること望んではいなかったし、そうなることを想像もしてなかったのではないだろうか。

もしそうだとすれば、哀しい選択をさせるほどに原作者を追い詰めたのは制作会社脚本家といった関係者だけと言えるのだろうか。

anond:20240129184144

木村花ツイッタラーレスバしてるところや

リスカ画像うpしたところや

自殺予告したところや

本当に訃報がきちゃったところも全部リアタイで見ちゃってたな

メンヘラポエムとかリスカ画像とかあげてる女は死なない説は嘘だと知ったな

木村花ほどセクシー田中バチバチレスバしてたわけではないようだけど

対面で知り合ったスタッフたちと揉めるのも辛いよなあ

この予防線正気か?

芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます2023年10月期の日曜ドラマセクシー田中さん』につきまして日本テレビ映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作である芦原さんのご意見いただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております

2024-01-26

anond:20240126132230

いや、ワンピース映画イベ(楽曲提供者が順番に自分提供曲を歌った)折坂悠太の演奏時にAdoさんの歌唱しか知らないだろう人が来て誰?と言った人が複数いたという話なのだが…多分他のアーティスト演奏時にも散見されていた

ワイは言われた側のファンで、言った側の人が好きだろうアーティストファンであるとは一言も書いていないので…こちらもそんな人はさすがにAdoさんのファンじゃないかもねと言ったんだけど伝わってない?

ワイもAdoさんに好感を持ってるし興味もあるしバカにしようとか全然してないのだが…

ヤフコメについては誰でもいいけど、芸能人訃報結婚なんかのときに見たことない?ああいう人のことよ

結構一般的事象だと感じてたけどそうでもないのか

2024-01-24

anond:20240118092427

今年はこのような団塊のご夫婦の片方に先立たれる訃報が私の身の回りにも増えておりまして、

この15年ほどの訃報ラッシュが過ぎた後は結婚しなかった若い人が寂しいとおもうこともなく(なぜなら寂しくなかったことがないから)

きっかけがあれば結婚していたかもしれない相手である)同世代たちの訃報をぼーっと聞き流し孤独死するんだろうなとおもうとそちらのほうが哀れな気がしま

2024-01-23

政治家みたいに本人4んだ後じゃないと言い出せないケースいっぱいあるらしいと気づいてから生前興味なかった偉そうな人の訃報エンタメとして楽しめるようになってきた

2024-01-17

anond:20240116200113

マジで今年の正月能登とか飛行機のぞいても訃報がおおくて

アー今、来るべきものが来たなとおもってる(災害死より自然死亡が多いくらいの高齢化社会

ちなみにオレも半年ほどまえに親を見送ったばかりだが

遺された方のパソコンスマホつかえない親はネットバンクの「トークン」が何かわからないレベル

死んだ親がめちゃくちゃ書き残してくれてた(名前トークンマジックで太くかかれていた)のと

最後入院直後に駆け込みでオレが付き添って使えるスマホに移行できたので首皮一枚でいろいろとつながった

 

そうはいってもうちの親の場合は薬で進行を遅らせられるが治療のない指定難病23年間くらいは闘病してた

その看病してたほうの親ものんびりパソコンスマホなんかする暇なかったんだろうな

 

元増田は手術をすませているしiPadもつかえているので

あとは滋養のある好きなモノをたべて(糖尿にならない程度)よく寝てがんばってほしい

増田はあわてて消さなくていいぞ どうせだれにもわからん

2024-01-07

anond:20240107162603

はてぶでは醜聞訃報の時ばかりやからまり面白くないやで

ポジティブニュースの時にホッテントリ顔写真並びまくったのを見た覚えがない

anond:20240107141410

自殺だと家族もそんなに訃報も死因も流さないだろうから、知られる確率は低くできるかなと思ったり

立て続けの書き込み申し訳ない。

自殺の準備でSNSや各種アカウントを整理しているのですが、本当にお世話になった人に嘘をついて関係を断つって不誠実だろうか?

例えば「仕事が忙しくなってしばらくこのSNSをする暇がないので〜」などと説明してお別れするパターン

これだとよほど身近でなければ死んでも訃報が届かないので、相手には気持ちいい対応になると思うんだがどう思いますか?

誠実に「死のうと思うので〜」と説明すると余計な重荷を背負わせるだけだよなあ

2024-01-05

先週は坂田利夫、今週は篠山紀信

毎週、ローテーションのように訃報が届くのはつらいよ

来週は誰になるんだろう

世間知らずワイ、訃報で初めて知る有名人ばかりで咽び泣く

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