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はてなキーワード: 合憲とは

2015-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20150724212815

上の増田だけど「制度ルールのものに欠陥がある」という事態がどういうことか理解できていないのだな。君は。

だれかがやりとりしててくれてたみたいだけど。

もっと平易に言ってあげよう。

  1. 9条違反する法律合法的立法することは可能。
  2. そして一旦立法されたら、統治行為論があるので違憲判決がでることはない。

これは現行憲法ではもうどうしようもない。

ただし、9条以外での違憲立法合法的に制定することも可能だし今後もありえる(これは人間限界)が、最高裁違憲判決が出て法令を廃止することになり社会に大混乱を招くことになるので、立法府は今後も違憲立法は避けるように試みるであろう。(違憲かどうかは立法の時点ではわからないので違憲立法が行われる可能性があるのはどうしようもない。自民党公明党国会議員はすべて安保法制合憲性を信じているであろうし、それは俺からみれば正しい)

巷ではケンポーガクシャサマガーってのが流行しているようだが、大体、憲法学者多数決がどうして、内閣法制局の行動を拘束できるのだ。そんなものだけで違憲になるなら、憲法学者立法府最高裁権威を上回ることになる。

一体、憲法学者にそんな権力があると如何なる憲法の条文、如何なる法令に書いてあるのかぜひ教えてほしい。

そんな論理の組み立て方の方がよほど憲法蔑ろにしている。

憲法を守れといいながら、憲法に書いていない手順を要求したり憲法に書いていない権威を借りて憲法蔑ろにしているのは滑稽なばかりだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150724125728

俺は安保法案合憲だと思えないので、反対。

憲法改正手続きを経てくれるなら否やはない。

2015-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20150722194814

主観は人によって違うのでやむをえないが俺の立場は以下のとおり。

表の論点 安保法制合憲かどうか

私:憲法学者が言っているし、違憲だろう

君:今までの解釈の延長線上にあるから問題ない

俺:今までの解釈の延長線上にあるから問題ない

裏の論点 どのくらい現政権フリーハンドを認めるか

私:憲法範囲内で枠にはめたい

君:今は緊急事態からできるだけ憲法拡大解釈すべき。改憲大変すぎ。

俺:今までの解釈の延長線上にあるから、少なくとも新たな問題はない。(9条改憲するときにかかる時間コスト言及したのは、君の主張のデメリット矛盾をつくためにすぎない。俺は先の解釈変更や今般の安保法制のための程度なら9条改正不要との考え)

少し付け加える。

今までの解釈憲法範囲内だというなら今般の法制もすでに枠にはまっている

時の政権特に9条に関する限り、事実上ほぼ無制限解釈自由があることになると見ることが可能なのは事実だ。

しかしそれは、現在制度自体がもつ欠陥(統治行為論により9条に関する限り行政府の一部門合憲性を事実上最終的に判断する制度)に起因している。制度の欠陥を安部首相がついたとみてもよい。

これが9条だけの話ならばまだしも、他の条文にまで援用されると確かに恐るべきことになる。

論点の背景にある価値観の相違

私:民主主義大事。そのためには狭義の「国益」を多少犠牲にしてもやむを得ない

君:民主主義大事だが、国民幸福の前にはある程度の手続きショートカットは許される

俺:デモクラシーイデオロギーではなくプラクティスである

補足)

原語がデモラティズムではないことにそれは現れている。したがってデモクラシーによって守られるべき価値デモクラシーのものによって毀損されるのはゆるされず、その価値とは「国民幸福である

なお、侵略が許されないのは、それによって得られたなにかをわれわれ日本国民はもはや「幸福」とは呼ばないからである

また、近代デモクラシー以前から国家存在している。デモクラシー採用しない国民国家はありえるが、国民国家の基盤がないところに近代デモクラシー不可能さら国民国家国家の一種に過ぎず、国家領域人民暴力によってなる。(つまりよりもっとも野蛮な国家すら、領土人民防衛はその責務である。ましてや現代日本においてをや)

より下部にあるより基礎的な層への脅威はそのままわれわれのデモクラシーへのより根源的な攻撃でもある。これへの防御を表層の制度字義解釈に拘泥して阻害したり、それをもってデモクラシー破壊と叫ぶのは本末転倒。むしろ表層にある制度の欠陥が露呈したとみて、制度改善こころみるべきである

さら政治は結果である

制度改善が著しく困難な時には、より基礎的な価値防衛するために統治機構はさまざまな方便を考え出す。

今回の解釈変更も、そもそも安保自衛隊を黙認するための統治行為論もそれだ。

価値観を作る根っこにある、もっとも恐れている事態(たぶんこの部分のリスク計算が一番違う)

私:国内制度崩壊

君:外国侵略

これについては、まあ、君にはそう見えるかもしれんという感じか。

俺にとって外国侵略が君が考えるよりは重大な危機と考える理由の一部は「論点の背景にある価値観の相違」の補足に述べたつもりである。多少分かりにくいかも知れないが、筋道はおえるのではと思う。

ところで君は先に大戦惨禍を縷縷述べ、その原因を国家暴走にもとめた。

そして、それへの反省あるいは対策として、立憲主義の厳格なる遵守を要求していたように見える。わたしの考えもまた私の主観では立憲主義を厳格に遵守するものであるがそれはともかくとして以下の点を指摘する。

天皇親政により立憲政治を絶命させようとした二・二六事件立憲主義を逸脱した昭和天皇勅命によって頓挫させられた。先の大戦はやはり立憲主義を逸脱した昭和天皇聖断によって収拾された。

デモクラシーが前提とする立憲主義手続きを墨守することによる不利益デモクラシーコストとして甘んじて受けるべきだというなら、昭和天皇は指をくわえて見ているべきだったということになる。

もし本当にそう歴史が推移したならば、前者についてはより早く大戦突入する結果を招いたことであろうし、後者については惨禍がどれほど拡大したかはまったく俺の想像を越える。

こうした歴史をどう考えているのか。

しかし、これはもはやあまり脱線が甚だしい。縁があれば別の機会に議論することにしよう。

http://anond.hatelabo.jp/20150722184840

そろそろ意見の相違は出尽くしたような気がする。必要だったら訂正してくれ。

表の論点 安保法制合憲かどうか

私:憲法学者が言っているし、違憲だろう

君:今までの解釈の延長線上にあるから問題ない

裏の論点 どのくらい現政権フリーハンドを認めるか

私:憲法範囲内で枠にはめたい

君:今は緊急事態からできるだけ憲法拡大解釈すべき。改憲大変すぎ。

論点の背景にある価値観の相違

私:民主主義大事。そのためには狭義の「国益」を多少犠牲にしてもやむを得ない

君:民主主義大事だが、国民幸福の前にはある程度の手続きショートカットは許される

価値観を作る根っこにある、もっとも恐れている事態(たぶんこの部分のリスク計算が一番違う)

私:国内制度崩壊

君:外国侵略

最後リスク計算が根っこの違いだけど、中国侵略リスク日本全体主義化のリスクを比べるのは、君と私が同意できる形でできるような気はしないな。最終的には議論した上で多数決か。個人的には、ここで議論が尽くされていないで、安部首相の信念で物事が回っているのは、大きな問題だと思っている。

一応私の立場を改めて説明しておくと、現在の情勢では、日本は十分に大きい国だ、というのが基本認識になる。大国国内事情を気にすべきで、小国外国侵略リスク相対的に大きくなる。日本国の存続を第一に考えると、一番のリスク中国ではなく、自国政府暴走に見える。

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720160752

え、なんで正当化を試みるの?

純粋国益を考えたら最善の手じゃん。

ずるいと思われるかもしれないけど、国際社会では主要国は大なり小なり、どこかでこういう恣意的なずるい運用をしているもんだ。日本も利用できる立場は利用すべき。

http://anond.hatelabo.jp/20150720220708

日本政府日本政府の行動に制約をかけていると理解してきたわけでしょ。日本政府日本政府みずからに掛けた制約をみずから判断で変えるのはありえることじゃない?

憲法日本政府が制定したものではないよ。主権者たる日本国民が制定し、日本政府に与えたもの。制約をかけているのは日本国民。だから政府自由に制約を外すことはできない。このフィクションが「立憲主義」の意味するところ。そういう意味で、今の安倍政権の行動は「立憲主義危機」なわけ。だから憲法学者が口をそろえて反対している。もちろん「日本国民」という主体はないから、実際は政府政府に制約をかけていることになるけど。

自衛隊日米安保合憲で、憲法9条改正に反対で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲

中国を含め、どこの国とも、誠意を持って話しあえば戦争は避けられる。自衛隊災害とかで役に立つから存在して良い。」とか?日本西ヨーロッパとか北アメリカにあったら、実現不可能理想、というわけではないと思うし。私個人の中国に対する意見とは違うけど。

あとは、真性の人かな。「殺しても殺したくない」っていうプラカードを掲げている人もいるしね。

ちなみに9条改正するなら2項を削除するだけでいいと思う。

あ、そうかもね。私は9条の議論はもううんざりから個人的には消したいんだけど、二項を削除すれば盲腸的な存在になるから、それでいいかなー。

http://anond.hatelabo.jp/20150720214551

と言い続けてきた。それを聞いた日本国民は、憲法9条によって政府の行動に制約をかけていると理解してきた。

日本政府日本政府の行動に制約をかけていると理解してきたわけでしょ。

日本政府日本政府みずからに掛けた制約をみずから判断で変えるのはありえることじゃない?

そんなこと、当然だと思うんだけど。

権力を縛る憲法存在意義が無くなるって言うけど、こんなことが許されるのは統治行為論があるからで、統治行為論最高裁が使ったことがあるのは9条だけじゃない?

そしたら憲法全体の存在意義がなくなるってのは、君の主観ではそうなのかもしれないけど、言い過ぎってことになると思う。

とりあえず君が改憲を前提としたうえで、安保法案に反対し、かつ日本国民幸福追求の権利矛盾しない見解を持っていることは分かった。

僕とは見解が違うが、それは一理あると思う。

でも、俺が見る限り、安保法制に反対してる人の多くってそうじゃないと見えるんだよ。

で、議論は発展し、新たな質問をしなければならなくなった。あるいは新たな質問ができるようになった。

自衛隊日米安保合憲で、憲法9条改正に反対で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲

誰か、これを正当化する納得できる理由をちょうだい。

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ということで、私は安保法案に、反対。ちなみに9条を変更して軍隊の保有と集団的自衛権を明記することには賛成。

ちなみに9条改正するなら2項を削除するだけでいいと思う。そもそも個別的自衛権行使が可能なことすら憲法にはかいてないんだから

そして1項はごく一般論しかない「国家政策としての戦争を禁じている」と解すればよいんじゃないのかな。

ま、もはやこれは脇道で、いつか君と別の機会があれば、そのときに話をすればいいと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20150720160752

自衛隊日米安保合憲で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲だって言う議論って、おだやかに言ったとしても恣意的に聞こえるじゃない?

これがあなたにとって恣意的かどうかは関係ない。日本政府日本国民はそのように合意してきた。1954年から2014年まで、日本政府

自衛隊日米安保合憲で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲

と言い続けてきた。それを聞いた日本国民は、憲法9条によって政府の行動に制約をかけていると理解してきた。

でも、突然、政府自分にかけられた憲法上の制約を外した。そういうことされると、権力を縛る憲法存在意義がなくなる。それがしたいのなら、9条の現代的意義について国民的な議論を行い、改憲するのが筋だ。安倍自民党は確かに先の衆議院総選挙に勝ったけど、総選挙に勝っただけでは、政府に課せられた憲法上の制約を外す権利はない。

法的安定性が崩れたら、安倍さんよりもクレイジーな人が出てきた時にとんでもない国に日本がなりそうになっても、歯止めがなくなる。実際日本には70年前に絶対勝てない戦争を始めるクレイジーな人たちが出てきたわけだし、それに、自民党憲法草案おぞましいと思わない?あんな国に日本がなったらと思うとゾッとする。自民党もっとまともな党だと思ってた。

ということで、私は安保法案に、反対。ちなみに9条を変更して軍隊の保有と集団的自衛権を明記することには賛成。

ちなみに、1954年に憲法上の制約外してるじゃん、という話については、1953年に一番近い隣国が2つに分割された、ということを指摘しておきます。そのくらい現在の情勢が切羽詰まっているなら、法的安定性よりも目先の国の安定を取るのはわからなくもない。でも、たとえば現在中国の脅威って、そのときソビエト中国に比べたら、全然ヌルいと思うけど。予見しうる将来に日本分割統治される可能性なんて、ほぼゼロでしょう。

追記)日本集団的自衛権必要かどうかはまず脇におくじゃない?

集団的自衛権行使を認めるのは違憲だっていうじゃない?

でも俺みたいなふつーの人は毎日生活が変わるとこまるじゃない?

だったらひとまず自衛隊日米安保必要じゃない?

つーかなくされるほうが怖いわけじゃない?

だとするとこれは合憲じゃないとこまるじゃない?

自衛隊日米安保合憲で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲だって言う議論って、おだやかに言ったとしても恣意的に聞こえるじゃない?

から聞きたい。

自衛隊日米安保合憲で、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲

これを正当化する納得できる理由をちょうだい。

追記)

その後、ある増田憲法九条改正を前提とすれば、納得できる説明が可能なことを示してくれた。

しかし、安保法制違憲論者の多くは、むしろ憲法九条改正を拒んでいる人々と見受けられる。

そこでアウフヘーベン(というのか?)された新たな問いが生まれた。

自衛隊日米安保合憲で、憲法9条改正を拒み、なおかつ今回の安保法制で認められる範囲集団的自衛権行使違憲

俺の生活を脅かすことなく、これを正当化する納得できる理由をちょうだい。

http://anond.hatelabo.jp/20150720043114

違憲法案議論しても仕方ないんだよ。違憲法律なんてありえないんだから

後者には完全に同意なんだけど、前者には意義はあると思ってる。

というのも、その議論の末に導かれるのは俺が一番最初に書いた4つのパターンのうちの③と④だからです。コレ↓ね。

 ③:集団的自衛権違憲であるが、必要である ⇒ 憲法改正の後に立法すればよい

 ④:集団的自衛権違憲であり、不要である  ⇒ 現行憲法のまま立法しなければよい

違憲から議論しなくていいよね」という考えで議論が進まなかった場合、その法案が③なのか④なのかが明らかにならない。

④であった場合立法不要だった場合)は何も対応する必要が無いので問題ないけど、③である事が明らかになった場合には問題が発生してしまう。

本来であれば③のケースでは「憲法改正立法」という2つのステップでの対応をする必要がある。

でも、そもそも議論がされていなければ③・④のどちらかであるかが明らかにされずに、③であった場合必要対策が取れなくなってしまう。

その結果、日本必要法案が作られておらず、なんらかのデメリットを被る事になってしまう。

なので、「集団的自衛権合憲違憲か」と「集団的自衛権必要性」については両者同時に議論する必要があると思っています

で、今現在、そういう動きがされていないにも関わらずヒステリックな人々の声ばかり聞こえてくるのでバカバカしさを感じているのです。

議論をせずに結論を急ぐとかバカのやる事だって事を政治家は知らないのかねぇ…。

http://anond.hatelabo.jp/20150720042705

→いや、実際「戦争法案」だと思うし、、閣議決定解釈改憲できちゃうなら、(現政府違憲だと否定している)「徴兵制だって閣議決定解釈改憲できちゃうだろ、という意味だろ。別に国民」を馬鹿にしているとは思わんし、煽りとは思わんよ。

から申し訳ないんだが、これさぁ、なんで「戦争法案」だと思ってるの? 煽りとかじゃなくて単純に疑問として。

個人的には自民党が出した「新3要件」が厳密に守られる限りにおいては今回の法案専守防衛合致すると思ってるので合憲であり「戦争法案」という呼び名不適切だと思っているのだけれど。

今回の法案が「戦争法案」だと思ってるという事は「新3要件」が守られても、それは違憲であり専守防衛合致しないと思ってるってこと? なんとなくこの理由だと集団的自衛権どころか個別的自衛権すら違憲である…という意見になっていないと論理一貫性が保たれていない様に思えるんだけど。

それとも集団的自衛権行使時に「新3要件」が厳密に守られる事が現実的にあり得ない…と思ってるってこと? もしくは他の理由

http://anond.hatelabo.jp/20150720040242

元増田だけど俺の頭の中では憲法学者は今回の安保関連法案が「合憲」か「違憲」かを判断しているだけであって、集団的自衛権行使の是非に関しては判断していない…という認識だよ。

から俺の中では憲法学者は「喚いている人々」の中には入っていない。(集団的自衛権行使の是非に関して意見を述べてる憲法学者がいたら後学のために教えてくれると助かります

俺が「喚いている人々」と表現したのはザックリいうと政治家マスコミ政治団体…あたりの世論に大きな影響を与えそうな声の大きな人々の事を指してる。

特に与党野党。どっちも話し合う気ないだろ、あいつら。この辺りの人々がもっと理性的に話し合ってくれないと俺の感じてるバカバカしさは解消されないんだよなぁ。

集団的自衛権の賛成派と反対派って議論できない程バカなの? 死ぬの?

集団的自衛権関連のお話に関しては賛成派・反対派共に意見全然、食い違ってて議論が出来るレベルに到ってないので、本当にバカらしい。

とりあえず賛成派・反対派共に自分の主張と理由リスト化でもしてお互いが何を言い合ってて何をどうしたいのかを明白にする努力から始めたらどうかと思う。

手始めに賛成派・反対派共に「集団的自衛権合憲 or 違憲だと考える理由」と「集団的自衛権行使必要性」の説明から初めてみたらいいんじゃないか。

ここら辺の議論が詰められれば集団的自衛権に関して以下の4つのパターンが導き出せる様になるはずだ。

 ①:集団的自衛権合憲であり、必要である  ⇒ 現行憲法のまま通常の法律と同様に立法すればよい

 ②:集団的自衛権合憲であるが、不要である ⇒ 現行憲法のまま立法しなければよい

 ③:集団的自衛権違憲であるが、必要である ⇒ 憲法改正の後に立法すればよい

 ④:集団的自衛権違憲であり、不要である  ⇒ 現行憲法のまま立法しなければよい

今はこの様な結論を導き出すための議論の席にすら付けていない状態だ。

にも関わらず賛成派・反対派共にヒステリック自分意見を(根拠理由提示する事なく)喚き続けている。本当にアホらしい。

2015-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20150716003916

日本国憲法司法によって事前に審査されるべき、という考え方では作られていない。

議会議会合憲と考えたもの立法する。そしてそれは多数決によって決まる。

それの合憲性は最終的に最高裁判断する。事後に。

それが憲法に書いてあること、つーことでしょう。

2015-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20150715230742

違憲しろ合憲しろ判決出るまでには時間かかるから派兵キャンセルという事態にはならないと思うよ。

まぁ、それと関係なく、裁判所違憲判決さないだろうけど。

安保これからの展開

安保これからの展開が楽しみだ。

当然、この法案は可決されるだろう。


その後、違憲を主張していた憲法学者たちはどうする?ちゃんと集団訴訟するの?

その結果、合憲判決が出たらどうするの?全員ちゃんと反省すんの?


また、仮に違憲判決が出た場合安部政権はどう責任とるの?


どうなっても面白そう。

http://anond.hatelabo.jp/20150715204545

なるほど。

ですがデモを起こしている方々の

民主主義国民主権がどうのという声を聞くと、私にも分からなくなります

合憲であれば国民投票必要ないのでしょうか。

参考までに、あなた意見を聞かせて頂きたいです。

2015-07-13

落ち着いて考えると安保法制に対する批判ってろくなのがない。(追記)

今般の安保法制のものが、合憲かどうかといった議論はひとまず脇におく。

それを正当化する論理は技巧的で、わかりやすいとは言えない。

すくなくとも今までの憲法解釈はなんだったんだ、という気持ちにさせるのは確かだ。

が、落ち着いて考えればそれに対する批判の程度の低さがあまりに目に余る。

これでは、本気で法制化を阻もうとなど誰もしてないのでは、野党論理的な反対などできないと割り切って政権攻撃プロレスをやってるだけなのではと勘ぐりたくもなる。

以下、いくつか例をあげる。

憲法学者の大多数が違憲と言っている」

数に訴える論証。もっと基本的詭弁テクニック。「これこれこういう理由違憲だ」という論理説得力があれば大多数かどうかなんて関係ない。

しか新聞紙面やその他報道で焦点があたるのはもっぱら数だ。読者もそれにしか注目していない。

こんなもの根拠にしたら国会議事堂議員たちの数に訴える論証に反対できないことになる。

安保法制を通すと徴兵制なっちゃますよ」

恐怖に訴える論証。もっと安全保障というものは恐怖から逃れるためにあるのだから安保法制自体が恐怖に訴えることによってなりたっているのではないか、という反論はありえる。

だが、まあホルムズ海峡機雷封鎖されたら困るしそういうとき自衛艦能力としては掃海できるのに法的にできないのは困るよねとかってのはわかるけど、安保法制を通したら徴兵制になるってのは論理のつながりが俺にはわからない。

安保法制を通したことによって徴兵制が導入されるとしたら、

  1. 同盟国が日本国民を守るために敵国から攻撃を受ける事件があり
  2. →わが国の部隊が応戦し
  3. →それが原因で海自能力を大きく越える上陸部隊が常に国土を脅かす状況が生み出され
  4. →なおかつそれが原因で職業軍人を中心とした陸自徴兵されたアマチュア中心の構成につくりかえざるをえないような軍事情勢の根本的変化が生じる

ということになるのだが、一体どんな成り行きでそんなことになるか想像がつかない。

まずは、かつてソ連の着上陸侵攻が差し迫った危機として語られていたころにも徴兵制などまじめに議論されていなかったことを思い出すべきだ。

こんな軍事情勢の根本的変化がわが国の国内法制ときが原因で起こせると本気で思っているのか?本気で信じている人がいるとしたら、日本ってそんなにえらいんだっけ?それこそ日本が中心に世界が回っていると思い込む誇大妄想というものだろうといいたいところだ。

しろ、そんな種類の軍事的情勢の変化は日本人を守ろうとした米軍自衛隊が見殺しにして、米国国民日本など知るかとなったときにこそ起きるんじゃないかと思われてしかたないところだ。

こうしたことを踏まえると、より不合理でより悪質な詭弁は「安保法制徴兵制→怖いヨー」論だと少なくとも個人的には思う。

(( 時代錯誤というか懐古趣味のじいさんが「近頃の若いモンは軍隊にいかないからしつけができとらん」とか言っていたのが今では懐かしいが、そんなものはまじめな議論とは呼べない。そう思うんだったら自分の孫を自衛隊に入れればいいだけの話だ ))

安保法制日本米国植民地化させる政策だ」

感情に訴える論証。大体、どういう状態だったら日本米国植民地でない、属国でないと言えるのだろう?

国際政治というもの相互関係や力の大小があってあるときは言い分がとおり、あるときは通らないこともあるのは当然ではないか。より大きな力があればより多くの言い分を通せるだろう。わけても特別におおきな力を持っているのが覇権国家や超大国と呼ばれる国なわけだ。そうした超大国さえ、政権がふらついていたりすると時としてわが方の要求を飲まされたりする。

我が方の言い分が通らない場合や相手の言い分を受け入れる場合、相手に協力する場合のことだけをことさらに取り上げてやれ属国植民地だだのと言い張っていては、国際関係など成り立たない。どうしてもそういう主張をしたいのなら、どういう点でどのように我が国主権がそこなわれ不当に不利な条件を強いられているか論証すべきだろう。その論証に納得がいくならば俺も安倍総理売国奴と罵ろうでは無いか。

確かに日本覇権国家でないし、核武装もしていない。そりゃまあそういうことをしたら胸をはって独立独歩と言えるのかもしれない。

でも、そうなりたいの?やっていいの?

こういう主張は、日本21世紀覇権国家たるべし、とか核武装なくして独立なしといった危険な主張と紙一重と知るべき。

どうせ「あそこの国はこうだ、こうしてる」といったことを言い出すのだろうが、日本日本なのだから、どこそこの国を真似しなければならんということになるならその国の属国植民地ということになるだろうに。

ソ連があった時代から論法だけど、カビ臭すぎる。愚民アジるにしてももっと洗練された技法勉強するべきではないか。

以下、追記。

軍事力中国の膨張を止めるのは不可能から安保法制に反対」

軍事力だけで中国の脅威を食い止めることができないということと、中国の脅威から日本国権益防衛するには軍事力が不可欠なことは矛盾しない。

要するに反論になっていない。

「前提が変わったからといって、これまで集団的自衛権否定してきた同じ論理から180度反対の結論が出るのは納得できない」

前提が変われば、結論も変わる場合があるのは当然というものだろう。

ソクラテス人間である

人間はすべて死ぬ

ソクラテス死ぬ

この論理ソクラテス人間である場合に限り有効なのであり、ソクラテスが犬のぬいぐるみのことだったり、不死の神だったなら異なる結論が導かれえるのは当然では無いか。

要するにこれも反論になっていない。

 「安保法制で想定する事態実在政治家名前をもちいてたとえ話にするのは軽すぎる」

たとえ話というのは、抽象的な議論を身近な物事との類推理解を深めるために用いる技術である

「軽い」のは当然であって、それを「軽すぎる」などと非難するのは、要するに理解が深まってはこまる。国民理解が進んだら自分たちの言い分のばかばかしさが明らかになると思っているのだろうか。

あるたとえ話が不適切だと難ずるのならば「軍部隊を個人になぞらえると、こういう場合類推がうまくない。誤解を導く虞がある。けしからん」とやればいいのであって「軽すぎる」などというのは首相のたとえが「わかりやすすぎる」と賞賛しているのに等しい。

なんといえばいいのだろうか。どれもこれもため息がでるとでも評する他ない。こんなレベル反論しか本当にできないのだろうか?

そうだとすれば未だに採決をしないでおいている与党の忍耐強さに(あるいは優柔不断に)驚かざるを得ない。

2015-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20150711114305

最高裁判決文に「合憲」って文字が書いてないとして、その区別、実際上どんな意味がある?

ただの揚げ足取りじゃない?

http://anond.hatelabo.jp/20150711091352

そうだよ。合憲だとは言わないでしょう。学者がどうこうっていうのは割とどうでも良かったの?

自衛隊がやめられないのはみんなわかってるから安保法制はどこまで許容するかの議論になるでしょ。

http://anond.hatelabo.jp/20150711083637

最高裁合憲ともいってねえよって言いたい訳?だったらどうするの?

自衛隊廃止すんの?安保条約やめんの?やめねえだろ。だったら安保法制だってやめる必要ねえだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20150711023846

お前の頭の中では統治行為論憲法判断は避けるっていうのが合憲になるのか

憲法学者安倍首相感謝するべき

仮に憲法学学問の名に値し、科学的な態度を尊ぶならば、安保法制違憲と唱える憲法学者安倍首相感謝するべきだろう。

科学においては理論と観察された事実の二つが重要だ。

実験観測で得られた「観察された事実」を説明するのが「理論」。

現在、受け入れられている理論定説・通説)で説明できない事象が観察されたとき、それは学問が発展する大きな機会だ。

惑星の動きを説明するために天動説が唱えられていて長い間人々はそれに疑問を持たなかった。

ガリレオ地動説によればより簡単な理論惑星の運行は説明できたが、その精度は天動説の周転円による理論と同じだった。

だが、ティコ・ブラーエにより観測された火星の運行を天動説の周転円理論で説明するのは困難を極めた。

そしてケプラーは、惑星の運行は惑星太陽のまわりの楕円をたどるとする新たな世代地動説を唱えた。

さらニュートン万有引力法則を導入し、これに数学根拠を与えた。これが新たな世代理論となった。

さら時代を下ると、地球の自転する方向である東西方向と南北方向で光速度が同じになることが発見された。

これは物体の運動速度には加法(足し算)が成り立つとするニュートン力学の前提を揺るがす観察だった。

これを説明する新たな世代理論アインシュタイン特殊相対性理論だった。

さて、憲法学者たちが今日、持っている理論安保法制合憲性を証明できないとしよう。

しかし、安保法制自体現実政治のなかで必要であるし(そのことは民主党すらも類似の法案を対案として出さざるを得なかったことで分かる)、成立の暁に最高裁に100回持ち込まれても100回合憲判決が出るであろう。

これが「観測された事実である

今後、現実政治制度のなかで安保法制合憲合法のものとして扱われることになるのだが、それを現在憲法学理論は説明できないことになる。

すばらしいことではないか。

おめでとう。安保法制違憲論の憲法学者諸君

君らは今次の安保法制合憲性を説明する新理論構築という新たな大事業に取り組むことができる。

憲法学は現状を追認するだけのつまら学問もどきだという烙印世間から押されることになるかもしれない。

しかしそれは憲法とは何か、憲法がなんのためにあるかを考えるふりをして実は考えてこなかった報いだ。

甘んじて受けてほしい。

2015-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20150710135247

大きな声では言わないが、自衛隊合憲とした例の判決は連中にとっては「屈辱の極み」という事になってるらしい

あと個人的に思うが、憲法学者ってのはぶっちゃけ「後から発見されたり発掘されたりした物によって定説が覆る心配絶対にない考古学」みたいなもんで、数年で業界ルールがガラリと変わるような世界人間には完全に異次元世界だよ

プログラマーに分かりやすく例えるなら、「COBOLけが業界唯一のプログラム言語として誕生当初からずーっと存在し続けている世界」みたいな感じ

改憲志向する安倍はさしずめ、「COBOLなんて古くさい言語捨ててC言語にしようぜ」と言ってるようなもの

そりゃCOBOL一本で何十年と食ってきたCOBOLerばかりの業界から総スカン食らうよな、と

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