はてなキーワード: 三十路とは
ワザとらしく喘ぎ声を出す女優には何の魅力も感じなかったし、
なんでそんなあからさまな演技をしている女優ばかりが人気なのかがよくわからなかった
いや、そういうのもエロいんだろうけどさ、なんかさ、違うだろ?
もっと自然っぽくやってくれるエッチな4610や0930のほうがいいに決まってるじゃないか
だが三十路に差し掛かりつつある今、ふと立花里子の映像を見たら
OCCがガチガチになっていた
いや、ワザとらしい演技をこんなにエロいと思えるように変化した自分に驚いた
なんでそんなに人気なのかがよくわからなかったんだけど、
おっさんから見るとワザとらしい位のほうがわかりやすいのだろうか
冷静に考えればAVの客層なんて圧倒的なおっさん率だし、自分もそうなりつつあるのか
タバコ休憩でしょっちゅう立ったり座ったりするわけでもなく、基本的に座りっぱなし。
室内が暖房で暑くて脇汗かいちゃうから、朝一でトイレットペーパーを脇にセットして、定期的に変えている。
これをやるようになってTシャツの脇が黄色くなることがなくなった。
あと、股間とおしりの割れ目がすごく蒸れて汗かくから、金玉周りとおしりの割れ目にもトイレットペーパーをセットしてる。
これをやるようになってだいぶ清潔になった気がする。
でも唯一のデメリットが股間がすごくモッコリーナになったりするから急に立つ必要が出てきたときが大変ってこと。
家でもトイレットペーパーを常に挟んで汗を吸収させて、シャワー浴びる回数減らしてる。
これらの対策でシャワーは冬は週一。
首周りとか耳の後ろとかは顔洗うついでにたまに洗う。
元増田です。
母は還暦くらいの年齢です。
割といろんなことに理解があって、友だちのように親しくしていたのでここまで怒られるとは思いませんでした。
医者には「飲むことで子供がほしいと思った時に妊娠しやすくなるよ」「働いてるなら周期が安定するし、不幸な妊娠にならないからいいよ」
と言われていたし、後者についてははそのメリットで飲むことを決めてたので、
子供を必要としていない女性がピルを飲むことが当たり前になってほしいなぁと思います。
海外だと薬局で買えてしまうくらい気軽な薬なのに、なぜここまで日本では否定的に捉えられるのか残念でなりません。
男が子供はいらないと言ってコンドームをつけるのが当たり前ならば、
年齢相応の生き方みたいなものに興味はないつもりだったが、昨年の末くらいから何故かとても気が重い。
具体的に言うと、三十路も半ばになって独身童貞ぼっちなのだが、(とりあえず童貞は置いておくとしても)独り身で居ることが辛く感じるようになって来た。
今までこんなことを悩んだことはなかったし、悩んだ所でキモヲタでブサメンでピザでハゲでワープアでヘタレのおっさんである自分にとって、誰か相方を見つけるというのはとてもとても遠い所にあるゴールにしか思えない。それはとてもよく解っている筈なのに。
まず、どうすれば年齢相応の交流を広げられるのかがまったくわからない。何かを楽しむという感性が薄くなってしまった自分にとって楽しめるのはゲームだけだが、この歳でゲームコミュニティなんてただ浮くだけだ。それにただ長くやっているだけで、熱心にやっているわけでもないので、すぐに話題が続かなくなるだろう。
次に、自分みたいなのに絡まれることは迷惑ではないのか? という気持ちが立つ。誰だってこんなどうしようもない相手よりは、一緒にいて楽しく、年齢も近く活力に満ちた人の方がいいだろう。自分でそう思うのだから、他人から見たら余計そうだろう。人間関係に正解はないのだから、迷惑がられようと経験値を積むしか無いという話もあるが、それは「残機」がある若くて印象の良い人にしか通用しない話だ。キモヲタでブサメンでピザでハゲでワープアでヘタレのおっさんは「残機0、ライフ1」であるようにしか思えない。つまりワンミスでゲームオーバーだ。コンティニューのシステムは、多分ない。
交流を増やすために街コンなどに参加してみてはどうかという話も受けた。現実的な解であるように思えるが、ここでもまた「しかしそこは自分が居ていい場所なんだろうか、自分の年齢は便宜上許容として書いてあるだけで実質的にはお呼びじゃないのではないか、行ってみたら『何でこんな奴がここに居るんだ? 説明を文字通りに捉えて、居てもいいと思ったのか? この痛いキモヲタのおっさんは』という空気が待っているのではないか」という気持ちが出てくる。何と言うか、これは恐怖心に近いと思う。それでも突っ込んでみて覚えるしかないのかも知れないが、トライアンドエラーが許されるように思えない。それが出来るような根性があったら、増田で愚痴ってないでさっさと解決しているだろう。それに加えて、根拠も何もないのに「どうせサクラを雇って自分みたいな無知な人間から搾り取るだけの構図なんだろう、若くて高収入のイケメンが全部かっさらって行くだけの『初心者狩り』が横行しているんだろう」というとても強い偏見を以って見てしまっている。もちろん本当にそういう所もあるにはあるんだろうが…
結局のところ、そう言った自分の感触がどれだけ一般的なのかが全くわからない。単なる自分の思い込みなのか、それともとても一般的な(あるいは世間様はもっと厳しい)考え方なのか。ゴールがあるのは箱根の山の向こうなのか、それとも次の曲がり角の先なのか、わからないからスパートがかけられない。スパートをかけて届かない所にゴールがあると知ったら、自分は多分そのまま倒れて立ち上がれない。二度とやり直しは出来ない。そんな能力は自分にはない。そんな自分に対する(無根拠かも知れないし、事実かも知れない)自己低評価に縛られ、偏見に縛られ、無知に縛られている感じがする。他人から見たら簡単なことなのかも知れないのに、自分ではステイルメイトに陥っているようにしか思えず、絶望感ばかりが湧いてくる。
こんなウジウジしたおっさんの愚痴に真摯に向き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございます。
はあ、そうですか。
他人に評価を求めたことはありませんが、時折「私も含めた」と書いていることからも判る通り、私は容姿的劣等種です。キモヲタでブサメンでピザでハゲでおっさんです。180あるのでチビではないでしょう、多分。ついでに言えばブラック企業勤務のワーキングプアです。年収300万台ですが、若い頃に不足した生活費を補ったせいで借金を抱えており、返済が終わる頃には自分は40台になります。当然ぼっちで童貞です。稼ぎの話は転職すれば解決するかも知れませんが、三十路も半ばを越えてなおヘタレ、かつ容姿も性格も最悪の自分を雇用してくれるような物好きな企業はないでしょう。そうやって問題を抱え、その一方で解決する気力も勇気もないまま、惨めさと苛立ちを抱えて日々を生きています。多分死ぬまでこのままなのでしょう。なにしろどうすれば解決するのか全くわからないのです。まあ借金はこのまま返し続ければ最後には綺麗になるでしょう。ピザはまだ自助努力でなんとかなります。しかしそれを解決してなおキモヲタでブサメンでハゲでおっさん(借金を返し終わる頃にはさらに悪化している)で、さらに性格ヘタレで無能である自分がぼっちを解決できる見込みはありません。何かを楽しいと思う気持ちが薄く、何かをしようとしても客先からの直電がかかってくる可能性がある自分は時間のかかる趣味を持つことは最早できず、そこからの人脈開拓は絶望的です。それらを解決していざ趣味の集まりだの街コンだのマッチングサービスだのに登録したりしても、キモヲタでブサメンでハゲでおっさんで性格ヘタレで無能でワーキングプアの自分は「お前何でここに居るの? ここお前みたいなのが居ていい場所じゃないんだけど」という不審な目を向けられるのは明白です。試すまでもありません、いや試すことは迷惑行為でしかありえません。
まあ細かく言うと大学中退なんですが、中退は履歴書に書いてもマイナス要因にしかならないので、高卒9年目ということにしてます。
さて、27歳というと四捨五入で30歳、三十路です。ここまでなんら成果というものを生産できずにいました。
成果が出せないゴミとしては今後どうすればよいのか途方に暮れております。
ちなみにハローワークには定期的に通っていますが、鳴かず飛ばず。要はそれぐらい無能というところですね。偏差値40ぐらいでしょうか。
未来に希望はありませんが、絶望ばかり見てきたし、これからも絶望しっぱなしなんだろうなと思うと、たまに寝る前に塞ぎこんでしまいます。
誰も助けてくれないのはわかってるけど、それでも、助けてください。
チビは例え金持ちでも、木嶋のような最底辺の容姿の無職高卒三十路女にすら
「金だけ奪えばあとは用無しだから殺してやれ」としか思われない。
こういうわかりやすい事件を経ても、素人童貞のチビオタクは「女から需要がある俺」という自己認識のまま。
チビ男は最底辺の女にすら「必要ない存在」「金だけ搾り取ってぶち殺す存在」としか思われてないのを認めたがらない。
スイーツがオタチビ男を嫌うのを「リアル女に振り向かない俺らにイラついて嫉妬してるw」と本気で思ってる。
自虐ネタの多い友人がいる。
外見はごく普通で、自虐ネタが多いところを除けばごく普通のな性格だ。
そんな友人は、最近三十路になったのを境に「自分に恋人がいないこと」をよく自虐ネタとして語りだすようになったが、笑うべきなのか慰めるべきなのかアドバイスするべきなのかわからず困っている。
例えば、一例をあげるとこうだ。
私「あそこの料理評判良いから気になってたけど、おいしかった?」
友「まあね。周囲はリア充ばかりで、ひとりだったからメッチャ浮いてたけどwww」
私「……(どう返したらいいかわからない)」
まあ、こんな具合。
私は普段、三十路なら恋人を作るべきだとか、ひとりで食事するのがみっともないとか、友人に言ったことはない。
ただ、自虐ネタをする人はどう返して欲しいかわからず、ぶっちゃけ困るのだ。
構って欲しいというほど、友達が少ないわけでもない。
しかし友人のそれらは、それらのどれでもない。いわゆる「自虐ネタ」だ。
友人にとって「恋人がいる=リア充=理想」なら、私からすれば、自分の理想に対して失敗したことや未達成であることは結構恥ずかしいことだ。
それを厭わず他人に晒すくらいなのだから、それなりに理由があると思うのだけど
自虐ネタを披露する人って、何がしたいんですかね?
方向性はだいぶ違うが、あんたの問題は俺に似てる気がする。
いつまでも若いつもりで20台前半の生活をそのまま送り続けていて、中身が変わらないまま身体だけどんどん年食ってるって奴。
時間外って概念の薄いバカ社長に捕まったせいで休日もろくに休めず、すぐ中断できるタイプのゲームで暇つぶしするしかないって生活をしていたら
三十路半ばにして小ピザで年収三百万台、自分では何も決められないヘタレのゲーヲタという救いようのない奴になってた。
正直言ってもう結婚は諦めてる。いつまでも独り身で居るのはとても寂しいが、足掻こうにも何をどうしていいのかがさっぱり分からない。
接点を増やせと言われても、どうやれば接点が増えるのかまずそこから分からない。
本来それを学ぶべき年齢の時に、俺は何もできないで居たから。
嵐の追っかけが楽しいのは判るし辞めたくないのも判るが、その一方で片付けるもんは早いうちに片付けておかないと、三十路に入ってからの活動はとてもハードルが高い。
俺みたいな救いようのない奴になるぞ。と脅しておく。
はてぶ記事で知ったhttp://thismuchlonger.comで何気無く30歳までの時間を計算して気づいた残り時間。
1500日の節目を自分は家で惰眠を貪っていたんだな。
こんな時間まで残業しても経験値も賃金も全く貯まっていく感じがしない仕事とか。
二ヶ月ぶりに帰った自社で受け取った健康診断の尿酸値と脂肪肝が告げるお前はデブだという通告だとか。
こんな時に、口当たりがいい人は、「もう◯◯しかない」ではなくて、「まだ◯◯もある」と考えるといいというけれど、「もう」でも「まだ」でも全く救われた気がしないのは何でだろう。パサパサした感じだ。
誕生日は一ヶ月後。
「26歳ってもう新しいことを始めても年齢的に上には行けないよね 悔しい ...」
学生だった頃は軽く流したスレタイを、今頃になって繰り返し思い出す。何処かで漫然と不安を覚えていたのだろうか。
あの頃いた友人、知人で、誕生日だと今声を掛けたら何人来てくれるのか、
泣いても笑っても蔑んでも顔を背けてもその日はやって来る。そして三十路になるのもすぐだろう。
なんで毎日生きてるんだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20140105170956
ずっと日本の自虐童貞圏内にいるけどこの増田見て目が覚めるような思いがした。
そうなんだよな。
日本ではまず好き合う、付き合うことが前提になるからハードルが高い。
むしろ付き合うまでの過程もしくは必要な前提条件の確認として自己紹介するレベルでセックスしていいんだよね。
こんにちは増田と申しますホウ気が合いますねとりあえずセックスしてみませんかみたいな。
そういった意味では散々バカにしてたケータイ文学(笑)の方が欧米的でグローバルだったんだな。
ここは日本だっていうかもだけどそれは変化を拒否するただの怠惰にすぎない。
ただ避妊の知識をしっかりするっていうのが前提だけど。
バカがばかすか産んでもスラム化するだけってどっかで見た。
ということは、それなりの知見をもったもの同士が「おセックスしませんか」とあいさつセックスするようになればいいんだな。
でもここまで語っておいてなんだけど、個人的には童貞のまま三十路前まできて、もうどうでもよくなってるってのが本当のところだなあ。。
http://anond.hatelabo.jp/20131225231424
すごくよくわかるー。
ものすごく女性に対して優しいというか思いやりのあるセックスをしている男優さんがいて
妙に気になってどんな方なのかと探してみたら
恥ずかしい話だけど泣けてしまった。
ああいう風に、優しく、愛情深く、思いやりをもって私を抱いてくれる人は
もう現れないかもしれない。
あの時は彼の愛情を疑ったこともあったけど
私、愛されてたよなあ…そう思って泣けた。
とにかく大事に抱いてくれた。
そういう相手とは簡単に巡り会えないというのも、三十路すぎれば痛いほどわかるわけで。
あー、あの彼にもう一度会いたい。
できれば、もう一度抱かれたいなんて思っちゃう。
彼は私の初恋の人で、初めての恋人で、私に初めての失恋を経験させた人。私が16歳のときに彼の大学の学祭で知り合い、2ヵ月後にお付き合いを始め、私が社会人になって1年少し経つまでの7年を一緒に過ごしました。1年だけでもいいから同じ学校に通いたくて猛勉強したのに、理工学部と文学部ではキャンパスが違ったのにがっかりしたなぁ。
大学卒業後、彼は就職ではなく、遠くの学校に進学することになりました。地元に帰ってくるのは本当にたまにのことになりました。遠かったけれど、アルバイト代をためて、私も何度か会いに出かけました。
私は出版社に就職が決まり、彼は子供の頃からの夢だった職業につきました。なれない社会人生活に奮闘しながらも、夏休みには「落ち着いたら結婚します」と、お互いの親に報告をしました。
駆け出しの編集なんて奴隷だから、ボロボロになるほど忙しかったけれど、一緒に過ごす時間をなんとか捻出していました。仕事が終わってから彼の家に行き、ただ一緒に眠るだけなんてこともありました。
お互いの新しい仕事を興奮しながら報告しあったり、忙しいけれど楽しかった。
それまで、理工系で男子ばかりに囲まれていた彼にとっては、綺麗な女性の多い職場は楽しかったのでしょう。今日は職場に芸能人が来てた!なんて喜んだりしてました。
ある日、彼に「同僚に紹介したいから」と飲み会に呼ばれました。一歩入っただけで、綺麗なお姉さんと可愛い子ばかりでクラクラしました。薄化粧にGAPのジーンズ、ノーブランドのバッグの私が、とてもみすぼらしく感じられました。時計なんてGショックだし。女の子たち、みんなカルティエとかエルメスの時計してるのに。「これがA君の彼女~?可愛い~!若い~」と言う彼女たちの言葉が痛かったです。
その中でも、彼と同い年で向かいに座っていた女性、なんだか嫌な感じがしました。恋愛経験がなくても、女の勘って働くものなんですね。
両親に結婚の話をした半年後の冬、彼とお付き合いを始めて7年の記念日の二ヵ月後、彼は私の前で泣いていました。
「酔っ払った勢いで浮気して、その相手との間に子供ができてしまった」とのことでした。
相手は「やだな」と私が思った、同僚の女性でした。彼女、きっとずっとずっと、彼のことを狙っていたんでしょう。酔っ払った勢いで色仕掛けして既成事実を作って…。高校生のころから、彼以外知らなくて、合コンにすら行かなかった私では、太刀打ちできない手だれです。
彼が何を言っても、何が起こったのか、何を言われているのか、全然頭に入ってこなくて、真っ白でした。涙を流していたみたいですが、その記憶もありません。
翌日、初めて会社を休みました。現実を受け止められなくて、ただ部屋で呆然としてました。
いろんなことが頭をめぐっていた気もするし、そうじゃなかった気もします。電話もメールも取らないで、ただ、部屋でじっとしていました。
とりあえず実家に帰って、2週間ほど実家から会社に通ったこと。お母さんの切り干し大根や厚揚げの煮物を食べてポロポロ泣いたこと、彼が実家に謝りに来たのをお母さんが「そっとしておいてください」と帰したこと、彼の親からの電話を切ったあとにお父さんが黙って寝室に行ってしまったこと。友達からの「大丈夫?元気出してね」という電話やメールに、「だいじょうぶ」とかろうじて返事をしていたこと。細切れの記憶がぽつぽつと浮かぶばかりです。とにかく、人生最初の失恋は、思った以上に辛かったです。仕事に行くことで、なんとか日常生活にとどまっていられた気がします。仕事をしている間は、プライベートの辛さを忘れていられました。
彼は、責任を取って、その同僚の女性と結婚したと、共通の友達から聞きました。モデルみたいに綺麗な花嫁さんだったそうです。
彼とはそれっきりでした。共通のお友達とも、私のほうから離れていくことにしました。気を使わせてしまうのが心苦しくて。
以来、綺麗で可愛らしいけれどしたたかなハートを持った女性が苦手になり、そういう女性にころっとだまされてしまう男の人が大嫌いになりました。
出版不況が厳しい中で部数が減るばかりの編集部をやめ、アメリカのITバブルの波に乗りました。シリコンバレー発のスタートアップに「雑用でもなんでもいいから」と紛れこませてもらい、毎日が文化祭の前日のような熱気の中で働き続けました。右肩上がりの成長に興奮し、歴史的瞬間に立ち会ってることに感動しました。
プライベートでは、ずっと一人でいるのを心配され、出会いの場に連れ出されることも何度かありました。でも、合コンでは苦手なタイプの女子たちに気圧され、男の人に誘われても一線を越えることはできずにいました。それは、「また裏切られるんじゃないか」という恐怖だったり、私が”浮気相手”で他の女性を傷つけることになったら…という恐怖だったり、いろいろでした。
忙しい日々の隙間にぽっかりと時間が空くと、ものすごく孤独な気持ちになりました。年に数回、帰宅後に、彼は奥さんと子供と幸せな家族をしているんだろうな…と、レンジで温めたご飯をつつきながら泣いたりしてました。
仕事とプライベートのバランスも取れるようになってきた30歳からは、結婚や恋愛の話題を振られることもぐっと減ってきて、心穏やかに過ごせるようになりました。思い出せば胸を締め付けられるけれど、部屋で泣くこともなくなりました。
それからしばらくして、彼からの最初のメッセージがFacebookに届きました。ご飯食べに行こう、とお誘いに少し迷ったものの、「ぜひ」と返信しました。
銀座の焼き鳥屋さんで久しぶりに会った彼は、記憶の中の彼よりも随分くたびれていました。私がオバサンなんだから、彼はオジサンなので、当たり前といえば当たり前です。
楽しかった頃の話をしていたら、16の頃に戻ったみたいな気持ちになりました。手にしていたのは焼酎だけど。
お酒も進んだころ、「本当にごめんな。俺、バカでさ」と彼がぽつりと言いました。
「本当だよ。あの後、ほんっっっとうに大変だったんだからねっ!おかげでキャリアはついたから一人で生きていけるようになったけど、気づいたら三十路だよ~」と笑う私に、彼がした話は、思った以上に重かったです。
2年前から別居中であること、奥さんが妊娠したのは自分の子供ではなかったこと、成長してきても全然自分に似てこないこと、不況でリストラされること…。FBで何かあったようだとは感じていましたが、実際に聞くと重みを感じました。
「バチがあたったのかなぁ」とぼやく声が、彼のくたびれ具合を加速してました。
「そうかもしれないけど、起きてしまったことは仕方ないよ。今できる中で、ベストなことをするしかないよ。頑張れば、思い描いていたのとは違うかもしれないけれど、それなりに幸せはみつかるって」
「そうかなぁ」
「棚ぼた待ってるより、絶対いいよ」
「そっかぁ、そうだなぁ。大丈夫かなぁ」
「だいじょぶだから!」
こんな会話、彼の就職活動のときにも、社会人1年目のときにも、交わした気がします。ふと思い出して、切なくなりました。
あのとき、あのまま順調に付き合って、結婚していたら、私たちは幸せな家族になれていたのかな。
帰りの電車の中で、「S子(私のこと)と話したら元気になったよ。ありがとう」と言って帰っていった彼のことを思いました。
やっとやっと、長い間背負っていた荷物を降ろせた気持ちになりました。彼への気持ちをやっと手放せた。
あの失恋から10年が経ち、「最後にもう一度だけ」の気持ちで、結婚相手を探しはじめました。ほどなく、優しい年下の男性に出会うことができました。
アラサーというより、ミドサーといったほうがいい年齢の私にはもったいないくらい、優しくて素敵な人。順調に話が進み、今年、入籍しました。
結婚が決まったことは、彼にも報告しました。「私が人のものになっちゃうの、さみしい?」と聞いたら、「S子は幸せにならなきゃいけない人だから」と返事がきました。
私は今、夫と一緒に暮らしていて、毎日幸せな気持ちでいます。彼からのメッセージは、奥さんとの調停がやっと片がついた、でした。再び自由になったら、また、幸せを見つけて欲しいな。
追記:
今朝、はてぶを開いたら、自分の投稿が人気のブックマークに載っていたのにびっくりしました。初めての投稿が、大勢の方に面白く読んでいただけて幸せです。ブックマークしてくださった皆様、はてぶやTwitterでコメントくださった皆様、ありがとうございます。感謝です!
根本的に今まで彼女というものが出来たことがない(異性に好意を抱いたことはある)三十路の独身ゲーヲタの発言なので話半分で聞いて欲しい。あとわりと品のない話でもあるので注意されたし。
野郎の性欲ってのは基礎特性として「時間とともに蓄積し、どんどん『出せ』という衝動が強くなる」というものがある。上限はあるけれど、その上限がどの辺なのかは当人ですら分からない。
(で、「『出す』と衝動が嘘のように収まる」。これが所謂賢者モードって奴)
女性なら、「ある一定以上に達するか薬を飲むまでおさまること無くどんどん強くなる生理痛」と表現すればわかりやすい、かも知れない。
この特性のせいか、野郎は基本的に「出す」ためのスイッチを入れる行為を、自分の感情とは無関係に実行できる便利な身体構造になっている。
実際に相手と行為に及ばなくとも、本能のスイッチさえ入ればいい。もちろん相手と行為に及べれば精神的にも満足できるので、それに越したことはないにしても。
このスイッチが入るようなものを指して「ぬける」「シコれる」「オカズにする」と表現しているに過ぎない。
だから男子諸君がアダルトコンテンツなんてものに「お世話になる」訳だ。
で、ここまでを基礎知識として。
「恋愛的な意味で好きな人」と「単純に性的興味を抱く人」は、イコールの場合もあるが、そうでない場合も多い。
これは上に書いたとおり、野郎は感情と性欲を別個管理するのが当たり前だし、そうしないと持たない体だから。
前者に対して…まあ最終的には性的興味を抱くことも多いのだけれど、基本的に性的興味があるから好き、なのではないし、
後者に対して…まあ人間的にも共感することもあるかも知れないけれど、基本的に好きだから性的興味がある、ではない。
傾向としては、一般的な恋愛の進行として、前者が後者にもなることは少なからずある。
ただ、どういう存在かにも拠るけれど、後者が前者にもなることはあまり多くない。グラドルだのAV女優だの二次元絵だのという「基本的に交流がない相手」ならほぼ100%ないと言い切れる。
「すごく好きだけど性的な妄想はしたくない対象」が居るかどうかは人によるけれど、わりと居ることが多い。この傾向は歳が若くスレてないほど強い。
ここまで言えば感じ取れるかも知れないが、「好きな女優や芸能人やアイドルと実用的なグラビアアイドル」も、聞こえの悪い言い方をすれば「使い分けている」訳だ。上と同じ理屈。
長くなったが、男側から説明するとだいたいこういう感じになる。