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ファミリーマート「成人向け雑誌」の販売中止を決定 「取り扱いをやめる方針はない」から一夜明け一転
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/22/news106.html
「セブン-イレブン」および「ローソン」が相次いで成人誌の取り扱いを中止する発表を行う中、1月21日時点では「取り扱いをやめる方針はありません」との回答をしていたユニー・ファミリーマートホールディングス。
1月22日に決定したという販売中止の理由については、「2018年4月から直営店を含む国内約2000店で取り扱いを中止しておりますが、これをさらに拡大いたします」「女性やお子さまのお客さまに、安心してお買い物をしていただける店舗づくりをさらに進めるとともに、2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博等の開催を控え訪日外国人の大幅に増加していること等を踏まえ、中止することといたしました」と明かしています。
あと残ってるのはどこだ……?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190121/k10011785891000.html
理由について両社は、女性の利用客が増え成人向け雑誌を取り扱うのはふさわしくないという意見が寄せられていることに加え、東京オリンピック・パラリンピックを見据え、小売店で成人向け雑誌を扱うことが少ない海外からの旅行者に配慮するためだとしています。
コンビニエンスストアでは「ミニストップ」がすでに成人向け雑誌の取り扱いをやめ、今回、セブン‐イレブンとローソンが販売の中止を決めたことで同様の動きは業界全体に広がる可能性があります。
https://www.nippon.com/ja/currents/d00407/
千葉市は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けたイメージ向上と女性や子どもへの配慮を目的とし、17年2月に市内の一部のコンビニで、不透明なフィルムを巻いて表紙の一部を隠す取り組みを試験的に行うことを発表した。しかし、「店の負担が増える」などの理由でコンビニ側が難色を示し、実施を断念する。そうした中で、ミニストップはこの千葉市の働きかけをきっかけに、表紙の一部を隠すのではなく、一気に販売中止という決断をすることになる。
ミニストップの広報担当者は、販売中止に至った理由をこう説明する。「成人誌の売上高は、すでに雑誌全体の中で1割を切っていました。快適かつ便利に誰もがご利用いただける店舗を目指す中で、どこかで判断を下さないといけないと思っているところに千葉市からの働きかけがあり、それがきっかけとなり販売中止の判断をしました」
いやそれ2016年東京オリンピック・パラリンピック構想じゃん
2020年東京オリンピック・パラリンピック構想と別物とは言わないけど違うんだよ?
他にも広島・長崎オリンピック・パラリンピック構想や、福岡オリンピック・パラリンピック構想とかもあるんだぞ?
それ全部一緒にしちゃうの?
オリンピック・パラリンピックに伴う都市開発構想に反対していたのは共産党だけだね
本会議に先立つ議院運営委員会で、佐々木憲昭議員は、「オリンピックは、国際親善とスポーツの発展にとって意義深いものだ」とのべました。
そのうえで、「2年前、石原都政がオリンピックを利用して大規模な開発を進めようと招致したが、都民の大きな賛同が得られないまま、失敗したことは記憶に新しい」と指摘。「前回の反省も都民への説明もないまま、『震災復興』を口実にした焼き直しにすぎない」と批判しました。
おまけ:皆さんの嫌いな推測情報なので、信じたくない人は信じなくて良いけど、大会組織委員会を始めとする東京都オリンピック・パラリンピック準備局の外郭団体では都職員の基本給とボーナスを東京都から直接支給し、残業手当などだけを外郭団体が直接支給する形だそうだ。
このため外郭団体に所属する職員は東京都と外郭団体の二ヶ所で働いていることになり、必ず確定申告をしなければならない。おそらく都職員の基本給とボーナスを各団体から直接支給すると、大会組織委員会の使っている経費の公開を求められたときに人件費が膨大になってしまうため、東京都という大組織の人件費に潜り込ませるという手に走ったと思われる。そんなに外部に公表できないような人件費を払うなら、使う役人の人数を減らせば良いのに。
1952年に始めて国際大会としてパラリンピックが開催されたのは素晴らしいことだった。(パラリンピックという名前がついたのは1988年ソウル大会)
もしもオリンピックが男性用と女性用で分かれていて、開会式も閉会式も別で、男性用が終わったら民放は女性用を放送しない。
そんな状況だったらどう思う?
東京オリンピックでパラリンピックをやめて、オリンピックに統合してほしかった。
男子、女子、男子障害、女子障害。それで良いじゃん。とても残念。
これまでのことを批判するつもりも、分かれて開催されてきた経緯をディスるつもりも全くない。最初から一緒にやるなんて、当時は無理に決まってるし。
でも、もう良いじゃん。
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ということをなんで誰も言わないんだろうと思ったいたら、検索したらいたわ。
でもせっかく書いたので投稿する。
https://www.google.co.jp/amp/s/diamond.jp/articles/amp/48527
パラ選手のポスター撤去に強烈な違和感を感じたボクの言い分を読んで、あー東京都やっちゃったなぁと思っていたら、そうじゃなかった。自分たちお詫び文出して実は1番悪いのは身内だったと暴露してた。
これは選手が1番の被害者だと思ったんで、とりあえず言いたいことを書いてく。
東京都ポスターに関するお詫び | 日本障がい者バドミントン連盟のオフィシャルページ。消されるかもしれないので、全文貼っておく。
平成30年10⽉26⽇ 東京都作成ポスターに関するお詫び平素より弊連盟の活動に多⼤なるご⽀援、ご協⼒そしてご理解を賜り誠にありがとうございます。 この度、東京都作成「BEYOND FES 丸の内」に掲⽰したポスターのキャッチコピーの表現につきまして、不快な思いをされた⽅々に⼼よりお詫び申し上げます。 ポスターの制作にあたり、連盟は杉野明⼦選⼿の気持ちを⼗分に理解しているつもりでおりましたが、本⼈への最終確認を怠るなど連盟としての配慮が⾜りませんでした。 結果として杉野選⼿および関係する⽅々に多⼤なるご迷惑をおかけしましたことも深く反省し、ここに重ねてお詫び申し上げます。 制作物に掲載されておりました⽂⾔は、杉野選⼿のチャレンジする熱い気持ちを伝えるものと認識しておりましたが、結果として不快な思いをされた皆様に深くお詫び申し上げますとともに、⼆度とこのような事が起こらないよう努めてまいりますことをお約束いたします。 今後も連盟は、誠⼼誠意パラバドミントンの普及、発展、さらにはパラスポーツの認知や発展に精進してまいりますので、引き続き、ご⽀援ご協⼒のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 一般社団法人日本障がい者バドミントン連盟理事長 平野一美
これ誰にお詫びしてるの? 杉野選手にお詫びしてるの? もっともらしい文章書いてるつもりなのかもしれないけど、全然意味がわからん。
ポスターの制作にあたり、連盟は杉野明⼦選⼿の気持ちを⼗分に理解しているつもりでおりましたが、本⼈への最終確認を怠るなど連盟としての配慮が⾜りませんでした。
ここを読む限りでのボクの妄想はこんな感じ。
この妄想が正しかったとすると、日本障がい者バドミントン連盟ってのは、相当ヤバい組織であることは間違いありません。
そもそもWebサイトには載せているけど、RSSなど更新を知らせる仕組みを何1つ取り入れていないんで、よっぽど日本障がい者バドミントン連盟に興味があるか恨みがある人じゃないと、わざわざ巡回してこのお詫び文に気がつかないと思うんですよ。
しかも、ここのサイト。近年はどこも当たり前のようにスマホ対応しているのにも関わらず、スマホ対応してない。WordPressで作ってるのにですよ。
自分たちで作ってるのか、委託してるのかは知らんけど、どっちにしろやる気のなさは全開な感じ。
Facebookページはあるけど、今回のお詫び文の記事へのリンクは流してない。っていうか、先日のアジアパラ大会の期間中、きっとスタッフも何名か同行してるだろうに、他媒体の記事ばかりシェアして自分たちでは何も書いてない。
自分たちの都合の悪いことは情報提供しない日本障がい者バドミントン連盟ってのはやっぱり相当ヤバい組織のようです。
連盟概要について | 日本障がい者バドミントン連盟のオフィシャルページ
今回の件は広報だから総務関係。総務部の荒木、事務局の宮田ってのが実働部隊で、理事長の平野が承認したと思われる。
会長は衆議院議員13回当選、衆議院議長や建設大臣も務めた綿貫民輔。日本バドミントン協会の会長も兼ねているけど、日本障がい者バドミントン連盟会長就任時には日本バドミントン協会から何1つアナウンスがなかった。
年齢が現時点で91ってことを考えると綿貫はただの飾り。実権を握っているのは、平野と考えて間違いないだろう。
この平野。これまでの流れもあって、いかにも悪人顔に見えてくる。いやどう考えても悪人だから仕方ないんだけどw
第14条に
社員総会は、定時社員総会及び臨時社員総会とする。定時社員総会は、毎年6月に開催し、臨時社員総会は、必要に応じて開催する。
ってなってますけど、通知されてます? まぁされていないでしょう。こんな組織、信用してはいけません。もう理事長以下、選手を守ってくれない組織の人間はさっさと解任してしまいましょう。
第28条に
総正会員の議決権の5分の1以上の議決権を有する正会員は、理事長に対し、社員総会の目的である事項及び招集の理由を示して、社員総会の招集を請求することができる。
とあり、理事長が自身の解任を議決する臨時社員総会を招集するはずがない。
日本障がい者スポーツ協会は、日本障がい者バドミントン連盟を監督する立場だとは思うけど、きっと役に立たない。
公的な機関であれば、日本障がい者スポーツ協会を所管するスポーツ庁。その上級省である文部科学省。総務省でもいいかもしれん。マスコミなら、どれだけ扱ってくれるかわからないけど、文春とか。
それらに選手しか知り得ない連盟の真っ黒なネタを流して炎上してもらいましょう。
東京パラリンピックまで2年を切った今、来年からは出場するためのランキングポイントを稼ぐ大会にも出て行かないといけないことを考えると、このタイミングで組織改革、いや組織を解体して日本バドミントン協会に吸収してもらうほうが選手にとってはベターなんじゃないかと思います。
身体障害者のポスター撤去問題であるが、問題点を突き詰めて考えてみると、「身体障害は人間の個性か、それとも欠点なのか」という論点に行き着くのである。
まず最初に、国家の意思としては、身体障害者は欠陥であると見なしている事を最初に書いておく。その根拠は「障害者自立支援法」の精神の中にしっかりとそう書いてあるからである。
障害者福祉という大義名分の元に税金が投入されている以上は、身体障害者は最低限の文化的生活も送ることが出来ない欠陥を持つ人間だと定義されているのだろう。
その考え方が間違っていると思うのであれば、障害者自立支援法の精神は憲法違反であると裁判所に訴えればいいだけの話。
その意味では、確かに「障がいは言い訳に過ぎない」などという言い草は納税者目線からすればトンデモない話だよね。
国民の税金が投入されているのに、肝心の障害者の人たちが「自分たちの身体的特徴は個性の問題だ、言い訳にすぎないのだ」なんて言われると、それは違うだろうという話になってくる。
税金を受け取っている身体障害者自らが自立支援法の精神を否定するという自己矛盾。
障害者自らが「障害は言い訳にすぎない」などと言い始めると、周囲も障害者の人たちはそう考えているんだなと何となく考え始めるようになる。
実際には障害者の中にも意見の相違があるのだろうけど、パラリンピックに出場するようなエリートの言葉は、障害者全員の意見を代弁しているかのような錯覚を起こしてしまう。
その先に行き着くのは、障害者福祉の削減や廃止にまで及ぶ危険性が高い。
身体障害が欠点ではなく個性の一つだということになれば、税金を使って助ける意味もなくなってしまうからね。
実際にあのフレーズを述べたのは杉野選手本人なのだろうし、彼女の中には彼女なりの思想や哲学があるに違いない。
パラリンピックのメダル候補になれるようなエリートの彼女一人に、世の中の障害者全員の心情を代弁させているようなイメージを誘発しやすいポスターになってしまっている。
障害は言い訳=障害者は自立できる=障害者福祉も不要である。・・・の三段論法の完成。
ポスターのフレーズの裏や文脈を読み取れるようなリテラシーのある人間ばかりだったらいいけど、実際はそうではないからね。
世の中には、自分の身体障害の劣等感や絶望感に押し潰されそうになりながら生きている人もいるわけで、障害者同士の分断を誘発しかねない。しかもその分断を引き起こしたのが障害者自身だったという地獄絵図。
https://anond.hatelabo.jp/20181017211625
「ツイート主がこのポスターと障害者雇用にどう関係があるのか論理的に説明できるのであればしてもらいたいですけど、ムリだと思うので次行きまーす。」への回答。
管理職Aさん。通勤に使っている東京駅で、「障がいは言い訳にすぎない」ポスターを見かける。
Aさん、丸の内の職場に出勤。仕事を始めると部下Bがミスをしていることに気づく。
A「ちょっとBさん、こっちに来て。ここの数字間違えているよ、もっと緊張感もって仕事して」
B「すみません、でも発達障害なので、どうしてもミスしてしまうんです」
A「障害は言い訳にすぎないんだよ。パラリンピック選手もそう言っている。障害者雇用だからといって甘えるなよ」
以上、Q.E.D.
本人のインタビューの発言としては適正だと思うけどそれを町中に張り出すのはどうかと思うよ。
「〇〇は言い訳に過ぎない。負けたら弱いだけ。」のコピーを見て(上から目線を感じて)イラッとする人は〇〇が何であろうがそれなりにいる。意識高い系(意識が高い人を批判する意識が低い人批判もあるだろうが)の成功者に感じるあれ。
例えば意識高い選手代表である本田圭佑だってさすがに「負けた奴は弱いだけ」なんてポスターを作ったりはしないだろう。
負けた後に言えば潔く聞こえるかもしれないが、「弱いだけだったな」と追撃を加える人もいるだろうし、勝ったほうが言ったら煽りにほかならない。オリンピック・パラリンピックの精神に符合するかも疑問。
補足:パラリンピック出場者は(健常者から見ても障害者から見ても)社会的な成功者である。もっといえばスポーツ選手自体が眩しい。元増田はパラバドミントンに関わってきたことを誇りにされていてそれは立派なことだと思うが、批判が全く理解できないというのはスポーツできない人の視点(あんまり一般人がスポーツに文句つけるのもどうかと思うが)を欠いているように見える。件のポスターは体育館とかストイックな選手ばかりが集まっているところに貼ったらいいと思う。
最近話題のパラリンピックのポスターだけどさ、あれって結局の所はスポーツ選手の人生にやたらと感情移入しまくる風潮の成れの果てんじゃないかな?
スーパープレーにすげーすげーと驚くだけで良かったのにいつの間にか、『ベーブルースがホームラン打ったら手術をするよ』みたいな事をメディアと視聴者が繰り返しまくって何かあったら『勇気をもらった』になっちゃうからこんなに話が拗れるんじゃないかね。
もし皆がスポーツに対してもっとドライだったなら「せやな。まあ頑張れよ」で終わったんじゃないの。
まあでも、もしもそうなら今ほどスポーツ観戦って分野が盛り上がってなかった可能性は大いにあるよね。
スポーツの観戦において、勇気を貰いたいからルールはよく分からないけど試合を見に行きましったてにわかファンがどれだけいるんだろうか。
今ファンになった人の何割が最初はそういった形で入ってきたんだろう。
そういう人たちが払った入場料とか寄付とかでスポーツ業界の何割が支えられているんだろう。
そして、パラリンピックなんてまさにその「勇気をもらいたい」の集大成じゃない?
運動会で脚の遅い子が頑張って走るのを応援するような気持ちの延長線上にある感情を多くの人がぶつけてると思うよ。
そうじゃない人もいるだろうけどそれはきっと少数派だね。
大部分の人は可愛そうな人たちが頑張って体を動かす姿に感動したくて応援しているのが分かるよ。
少なくともメディアはそういう方向に誘導しているし、「障害があるからじゃなくて純粋に凄いんですよ」と口にするときでさえも「障害があるのに障害を抜きにしたプレーが出来るなんて凄い」が見え隠れしてる。
そしてその中には「あの人も(障害があるのに)頑張っているんだから自分も頑張らなきゃ」がタップリと含まれているんだよね。
そうして「私も頑張ろうって気持ちを貰いました」の応援が降り注ぐがゆえに大きな大会を開いてもらったりサポートを受けている立場にいるのに、「アレはあくまで私の個人的な感想」って言うのはなんか酷くない?
じゃあ今まで「障害があるけど頑張る人たち」に対して「苦手な事があるけど頑張って生きる自分たち」を重ねたからこそ応援していた人たちはどうなるの?
今更、まるごと切り捨てるの?
それって流石にちょっと酷じゃない?
基本的には同意以外の何物もないですが、ただ東京都のスタンスも分からなくはないです
てか、この言葉って障がい者だからこそ言ってもいい言葉であって、誰もが言っていい言葉ではないというのが前提で
その上で、選手の事を知らないどころかパラリンピックすら知らない、あるいは傷害の症状的にパラリンピックを知る能力を持っていない人が見たらどう思うか、という所も東京都は配慮せざるを得ないと思うのです
個人的にはいないだろうと思うし、いたとしてそこまで配慮する必要があるかどうかは疑問ですが、それでも行政側は配慮せざるを得ないのかなと
まず最初に断っておきますが、ボクはパラバドミントンには20年以上関わっており、当該選手のクラスだけでなく、他のクラスの選手との交流もあります。また交流大会などでの対戦経験もあります。
そんな経験を持っている自分からすると、このニュースには強烈な違和感しか感じなかった。なぜ批判されたのかすらわからない。
そんなボクの言い分を言いたいだけ言っておくのが今回の記事です。
パラ選手のポスターに「配慮欠く」と批判 都が撤去 | NHKニュース
引用の範囲を超えているとは思いますが、ネットニュースはそのうちアクセスできなくなるのと、間違った意図が伝わるのを防止するために全文を掲載。
東京都が、再来年の東京パラリンピックを盛り上げるためのイベントに合わせて東京駅などに掲示したポスターの一部に対し、障害者への配慮が欠けているなどという意見が相次いだことから、都は16日までにポスターを撤去しました。このポスターは、東京都が今月12日から21日まで東京駅などで開いている東京パラリンピックを盛り上げるためのイベントに合わせて作成したもので、障害のある選手23人の競技中の写真と、それぞれの選手が競技に向き合う気持ちが掲載されています。このうち、パラバドミントンの杉野明子選手のポスターには「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ」と記されていましたが、インターネットや電話を通じて「障害者への配慮が欠けている」などという意見が相次いだということです。都はこのメッセージについて、杉野選手が競技と向き合う自分自身の気持ちを表現したもので、ほかの障害者に向けた言葉ではないとしています。しかし、批判が相次いだことを踏まえて、杉野選手側と協議した結果、16日までに東京駅に掲示した杉野選手のポスターを撤去したほか、ホームページに掲載したポスターの画像も削除しました。東京都は「不快な思いをされた方々に心よりおわび申し上げます。杉野選手や競技団体にもご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。展示物などの制作はより一層慎重に行い、多くの方にパラスポーツやパラアスリートの魅力を伝えていきたい」と話しています。
批判されているのはパラバドミントン 杉野選手のポスター。コメントは「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ」とパラバドミントンに向かう杉野選手の決意表明があります。
個人的にはこれを見たとき、パラバドミントンの同じクラスで競うから「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ」というのは当然のことだと思ったんです。
「障害のある選手23人の競技中の写真と、それぞれの選手が競技に向き合う気持ちが掲載」されているものとして、杉野選手の表情も含めていい作品だと思いました。
それが「障害者への配慮が欠けている」って何だ? うーん、理解不能。
いくつか目についたツイートを拾って、それに対しての反論をしていきましょう。
東京駅にある東京都の広告。「障がいは言い訳にすぎない」。つまり東京都庁で障害者雇用されると、障害を理由にできないことがあっても、「言い訳だ!」と上司に詰められるわけですね。障害の「害」を「がい」にした表記で差別をあおる東京都。素晴らしい日本です(棒) pic.twitter.com/ud701E1Zv6— 障害者雇用の働き方 (@YANA1945) October 12, 2018
そもそも、このポスターはパラスポーツの普及啓発を狙っているものであって、障害者雇用とは全く関係がない。
論点がズレているにも関わらず脊髄反射でリツイートしてる人の何と多いことか!
ツイート主がこのポスターと障害者雇用にどう関係があるのか論理的に説明できるのであればしてもらいたいですけど、ムリだと思うので次行きまーす。
杉野明子選手の発言「健常の大会に出ている時は、負けたら『障がいがあるから仕方ない』と言い訳している自分がいた。でもパラバドミントンでは言い訳にできない。負けた自分が弱いだけ」
「同じ条件なら言い訳にできない」
↓
「障がいは言い訳にすぎない」
なぜこんな悪質な言い替えをしたのか? https://t.co/JWAKj24aYB— 盛田隆二 (@product1954) October 16, 2018
これを悪質な言い替えと言うならこのツイート主は発言を削って足しています。
「言い訳にした障がい」から東京の主役へ 杉野明子を変えたパラバドとの出会い - みんなの2020 - Yahoo! JAPAN
「それまで健常の大会に出ているときは、障がいがあってもできるんだという気持ちもあれば、負けたら障がいがあるから仕方ないと言い訳している自分がありました。でもパラバドでは言い訳ができないんです。シンプルに勝ち負け。負けたら自分が弱いだけ」
今回のポスターで使われた「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ」も、本人と日本障がい者バドミントン連盟に確認を取ってから使っているはずです。
ではなぜ杉野選手が許可したのか。それは先程の元発言がベースにあり、同じクラスで競うから「障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ」という思いがあるからに他なりません。
同じクラスで競う。すなわちそれは、同じ障がいを持つものと判断された選手同士で競うこと。
本人の思いを都合よく改変した先程のツイートと、今回のポスターは全く意味合いが違うんですよ。
どれだけ批判があったか知りませんが、制作者と本人の思いがあって作ったポスターをそんな簡単に引っ込める東京都もどうかしています。
しかも撤去したのは杉野選手のポスターだけ。これでは杉野選手が悪者になってしまいます。
制作の意図が伝わるようなポスターにできなかったことはたしかに問題がありますが、だからと言って一部の中途半端に意識高い系の言葉狩りをキッカケに撤去するのは本末転倒です。
東京オリンピック・パラリンピックはすでにたくさんの批判にさらされています。また問題を起こしてはという思いがあるのかもしれませんが、引っ込めることに意味はありません。
最後に言うとすれば、ポスターは元通り掲示して欲しいということ。想いがあって作ったなら、最後までその想いを突き通して欲しいということ。
言いたいことはだいたいこれくらいです。
最後に。杉野選手、アジアパラ大会でミックスダブルス SL 3 - SU 5クラスでの銅メダル獲得おめでとうございます。来年以降の活躍を祈念しています。