はてなキーワード: 防災無線とは
https://anond.hatelabo.jp/20240416183932
触発されて。追加するのでコメントください。
オーセンからスカパンク・コア、エッセンス使ってるやつまで全部入りにしたい。
・Ob-La-Di, Ob-La-Da - The Beatles
https://youtu.be/_J9NpHKrKMw?si=9kSnh-NJthkRerjf
https://youtu.be/lvOLC75z-EU?si=hIhX-5wdwfIKepLa
ホンダの自動車CITYのCMソングに使われてたので60代以上の方の認知度が高そう。
・Little Bitch - The Specials
https://youtu.be/ohvZczJ6BUI?si=8R_lK7h1iyrwaY1n
ダンスダンスレボリューションで知ってる人多そう。
・guns of navarone - skatalites
https://youtu.be/DTol7Wm_NiQ?si=b48qVDdxc8jJfLCu
skatalites https://youtu.be/bpFCDaLPeac?si=X3RdOwZxDugtT-AY
The Trojans https://youtu.be/edZSyxzb17Q?si=r4jRBKzFO7yq_zMP
世界中でヒットしてSKA以外もカバーも多いので楽しめる曲です。
マーティーフリードマンとかハービー・ハンコックとか。
このご時世だからこそ杉並区防災無線ジャック事件のWikipediaを読んでみる
1985年(昭和60年)6月22日21時45分頃[1]、杉並区内の小中学校など公共施設104か所[1]に設置された防災行政無線屋外拡声子局のスピーカーから突然、1985年東京都議会議員選挙に立候補を表明していた人物を中傷する内容[1]の女の声[2]が大音量で流れ出した。
でもなんでそんなことを…
中傷演説で言及された長谷川英憲は、1967年以来中核派の支援を受けて杉並区議会議員を務めており、当時は東京都議会への鞍替えを表明していた。中核派と敵対する革マル派は、本事件以前も長谷川の選挙ポスターを破ったり、宣伝カーを盗んで放火したりするなどの政治活動の妨害を繰り返していた。対する中核派も鉄パイプなどで武装し、選挙妨害を繰り返す革マル派との乱闘騒ぎを区内各所で起こしていた[要出典
世紀末か。流石に盛りすぎだろと読む度思うけどほんとに起きた出来事なんだよなぁこれ
内容は以下の通りであった[要出典]。
「こんなひどい男を都議にしてはならない」
語彙力よ…ここまで壮大な迷惑行為の割に誹謗中傷が小学生レベルって
あまりの音量に、区民はあわてて外に飛び出したという。区ではスピーカーの電源を切るための閉局電波を発信したが音声は止まず[1]、そのまま約20分間[1]ないし25分間[3]にわたって流れ続けた。区民からの苦情が区役所や警察署に殺到し、110番が不通となった[1]。
いやいや、大事件じゃないですか
当時の防災無線は音声に特定の周波数を重畳させることでスピーカーが作動する単純な仕組み(トーンスケルチ)だったため、伝送使用周波数とキーとなる重畳音声周波数が割り出せればジャックすることが可能であった。当時の杉並区では毎日18時に「夕焼小焼」のメロディを流しており、この際の開局電波を解析され、周波数を割り出されたとみられている[1]。
区側が発信した閉局電波が利かなかったのは、妨害電波のほうが強い出力であったためと考えられている[1]。犯人は当日、防災無線と同じ周波数に設定した強力な送信機を用意し、自動車に乗せて移動しながら[3]か、区内のどこかに基地局を設置[1]して妨害電波を流したとみられている
もうこんなんテロ事件だろ。長谷川英憲ひとりのためにここまでするならそのエネルギーを別のことに使えって…みんな同じこというからなぁ
まあ山上みたいにならなくて良かった…のか?
3年ぶりに実家に帰った。
無人駅からの見慣れた帰り道。心なしか家が減ったような気がする。
実家の軒先にツバメが巣作りをしていた。今年は4家族。かわいい。
うちの町は朝と夕方に防災無線からメロディが流れる。メロディに合わせてチュンチュン鳴くツバメたち。うん、かわいい。メロディに向かって遠吠えをしていた、もう亡くなってしまった犬を思い出した。あいつもかわいかったな。
タケノコごほんと山菜の天ぷらをめっちゃ食べた。近所の人がくれたり、道の駅で買ったり。そういう良さがここにはある。
夜は信じられないくらいの暗闇。ときおり列車が通って、踏切の音が聞こえる。静か。カエルはまだいない。
突然、遠くの道路からパラリラ、パラリラとクラクションが鳴り響く。暴走族だ。人いたんだ……。それぐらいしかすることがないのかもしれない。
徒歩でいける個人商店が閉店していた。一番近いセブンイレブンがコインランドリーになっていた。買い物に行くには車がないと難しい。
朝は鳴き方を練習しているウグイスに起こされた。実家は光回線を引いたが20Mbpsしかでないので、読書でもする。
たまに帰ってリフレッシュするには最高だ。でもずっと暮らすのはどうなんだろう。10年後、20年後、地域として機能してるのかなとか考える。
親に送られて無人駅へ。ここに戻ってきたらペーパーだけど車買わないといけないかな……。Suicaが使えない駅だから車内で改札して帰る。
遺伝子組変わるとかそう言うことじゃなく、2回目の摂取の副作用がめっちゃしんどそうで怖い。
普通に生きてたら、あと50年は寿命があるはずなので、将来ワクチン起因の病気が発現したらと思うと怖い。
何より、万が一ワクチン起因の病気が発生した場合、先んじてワクチン摂取したお医者さん達の方が先に重症になって、私たちを助けてくれる人がいなくなったらどうしようって考え始めたら、不安で暗黒面に落ちそう。
でも、(実際の真偽は別として)コロナの件でウィルスによる攻撃が可能なことが証明されてしまったわけなので、今後は従来ではあり得ないスピード感でワクチンを作ることもあるだろう。
万が一ワクチン起因の病気が出ても、世界が滅亡する前に新しいワクチンや治療法を探してくれるに違いないと信じないと、きっと他の方法で私たちは滅びてしまうんだろう。早く慣れないと。
幸いまだコロナにかかってないが、息ができなくなるのが怖い。
もしもコロナになっても、医療が逼迫してて、すでにお医者さんや看護師さんが命の選択をして、もしも私のことを諦められたらと思うのが怖い。
相手が悪くないのはわかってても、自分が苦しいと助けてくれた人を恨んでしまうのは実体験としてあるので、疲れきってる医療従事者の人を責めてしまいそうで、自分自身も怖い。
(ものすごく痛い治療をして、すごい!我慢できましたね!って言われた瞬間、褒めてくれたのにこいつだけは一生許さないし、ぶん殴ろうかと思ったことがある。治療のおかげですぐよくなったので、痛みが引いた後はとても感謝した)
美味しいもの食べに遠出したいし、呑み屋にいきたい。オリンピックのチケットは当たらなかったし、スポーツも興味ないけど、開会式すごい楽しみにしてた。コロナ怖いから、正直オリンピックやってほしくないけど、今年しかチャンスのない人たちのためにどうにかしてあげたい気持ちもある。
でも、出かけたりオリンピックをすると医療従事者の人たちが苦しむんだよなって思う。
場合によっては危険なところに行くこともあった。世の中のためといえど、他人のために命を危険に晒すくらいなら、頑張って養うから退職してくれないかなって思ってた。
東北の震災で、最後まで防災無線をして亡くなった女性のニュースを見てから、さらに強くそう思うようになった。
そういう人たちがいないと世の中が成り立たないのはわかっているけど、私の家族だけはその他大勢でいてほしい。本人に強い意志があったとしても、どうせいつかは不慮の事故や病気で死んじゃうとしても、私からしたら見知らぬ他人の命より家族の命のほうがとても重くて大切。
もしも私の家族に医療従事者がいたら、今すぐにやめて。しばらくバイトでもニートでもいいからやめて。って言ってしまう気がする。
でも、みんながそうだと、いつまでもコロナが終わらなくて、ずっと苦しむんだろう。
今最初に助けないといけないのは、医療従事者の人たちで、私は勇気を持ってワクチンを打ってもらわないといけないとは、思ってる。思ってるともさ。
でも、ワクチン怖いな。打ちに行くとき、朝泣きそう。ただでさえ、注射嫌いなのに。
私がワクチンを打つ日が来たら、ぜひ私を褒めて優しくしてほしい。摂取会場に行くために靴を履いた時点で褒めて欲しい。打ち終わって泣いてたら、そっと放っておいて、冷蔵庫にケーキとビールを入れておいて欲しい。頼むよ。
全国でやってるのかはわからないが、自治体が流してるコロナ関連の警戒を促すお知らせ。
昼間に4回も5回も流す必要ないだろ!
夜働いている人間の安眠の権利はどれだけ侵害しても構わないってことですか。
んなわけねーだろ。
緊急事態なら同じ内容を何回も流さないし、重要度が高いなら夜中も流すべきだ。
正確には知らないから、実は夜中も流れてるかもしれないけど。
すくなくとも休日は昼間だけだ。
結局、現在の放送は緊急度も重要度もないけど、仕事してますアピールのために流してるだけだ。
仕事してますアピールのために安眠妨害されるほうの気持ちは、微塵たりとも想像できねーのかね。
震災のときに政治家が作業服きて記者会見してたのをみてゴミだと思ってたが、被災者は混乱してるからありがたいと感じる人もいるだろうと思ってた。
コロナは全国、全世界に関係ある以上私も当事者だが、マスクして記者会見してるのを見るのは滑稽でしかない。
あれをありがたがっている人間が日本の多数派なのが信じられない。
仕事してますアピールの防災無線もありがたがっている人間が多数いるから流れているんだろう。
すでにコロナにやられてるのだろうか。
台風来て、今大変だよね。うちも大変。
朝の時点でも会社も無理だわ、店の開店時間は時短にしようって事になったんだけど。まあそれはいいの。
店を閉めるときに歩くのも微妙な爺が来て「避難所はどこか教えて欲しい」って言ったから、
そういや防災無線流れてたなあと店長に確認しにいったら「今日は小中高の学校」だってわかって、爺に伝えにいったの。
どこの学校か教えてくれっていうものだから、そこまではわかりませんので役所に確認してもらえますか?って説明したのね。
そしたら「お前らが教える義務があるんだろ!さっさとおしえrちゅんじおmklp;:」何言ってるかわからんけどいきなりヒス起こしてうざい。
義務も何もうちは店を閉めてる最中で役所と関係ないし、そういうのは役所に確認するのが筋でしょ?って反論したら、
「店だったら食料や避難場所を提供しろ」っていいはじめんの。バカなの?
相手にしてらんないから「うちじゃ無理なので他を当たって」と無視することにしたんだけど、
したら「NHKのニュースアプリみればわかるし役所のホームページ見ればわかるんだよ!」と自慢げにスマホ見せ始めたのね。
わかんじゃねーか、てめえ無駄な時間つかわせてんじゃねえよって素でムカついた。
バカなの?人に聞かないで調べるって老害の時代なら当たり前にやってきたことだろうに。
結局、その後も延々と「食料の無料提供をするのは店の義務だ、老人をいたわるのは若いものの義務だろうが、責任を果たせ!」とか喚いててさ。
義務も責任もねえよ。むしろお前らのおかげで苦労してる若い世代だよって感じ。
目の前に死神が来てるようなやつになんで恵まなけりゃならんのよ。
停電じゃテレビ見れないよね?って意見あるけど、今はスマフォ、車載テレビで見れる人が結構いる。もちろん、家に設置してあるタイプのやつしかない老人とかもいるけど、停電地域だから即テレビ見れないわけじゃないよ。
大事なもの。ガソリン。飲料水。電池。災害時はラジオというのももっともで電池のもちが良いなどメリットもあるが、現状スマフォが一覧性検索性でもずばぬけてる。二日目くらいからは繋がりにくい感じだが、無料Wifi開放してる施設もあり、そこそこ使える。
田舎なので防災無線などあるが、停電で使えず、市内を広報車が巡回して支援や配布についてお知らせしていたが、やはりネットや自動車などの足のない老人が支援から漏れてる感あり。
あとソーラーパネルマジ神アイテム。停電してても昼の間なら各種機器の充電、冷蔵庫も動かせるので
具体的な個人名はあげんが積極的に災害や支援情報を発してる政治家には好印象。逆に何も発信してない政治家はかなり評判が悪い。自民王国が揺らぐことはないだろうが
視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。
「上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」
特に悪いことをしてるわけではない
定時で上がっただけなのに私は小走りで
逃げるように
会社を後にする。
「夕焼け小焼け」が聴こえてきた。
早く帰ろう。
退屈だ、大体のことに興味が持てない。
冷めた日常を押し流すように
強めのアルコールを喉に流し込めば
朝になるまでの数時間は気がまぎれる
そしてまた 現実を突きつけられる日々
後輩の冷ややかな目
を思い出すと憂鬱になる。
あげる
最低限の会話と最低限の仕事をこなして
終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。
しかし確実に歳はとり、 老ける。
シワが増え 記憶力と体力も低下していく
白髪が混じりの44歳。
考えたくもない。
この日も上司に定時で上がることを告げた。
正直、気分が高揚していた
リビングへと向かう。
夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。
映し出されるスタジアム。
誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ
点が決まると独りで雄叫びをあげる。
お酒が進む進む。
前半戦が終わりハーフタイムになって
一息ついた時、我に帰った、
「俺が応援したところで何があるのかな。」
「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」
たまにあるのだ、
そんな時はアダルトビデオでも見ればいい
ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ
そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMMの文字をクリックした。
しばらくページを眺めるが
すぐに手が止まっていた。。
違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた
泣いても 仕方がないのはわかっているが
こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。
こんなはずじゃなかったなぁという思いが
込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート。
無理して新車で買った車。
すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。
顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。
疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり
横になって体を震わせた
そして胎児のように丸くなった。
そこに写っているのは
まだ幼い頃の私と弟と父、母
あぁ、この頃に戻りたいなぁ。
意識が遠のく。やり直したいなぁ。
生まれ変わりたいなぁ。
しばらくして
隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。
のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に
着信音は鳴り続けた
また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」
声に出してはみたが頭の中で
反射的に面倒という文字が浮かんだ。
思えば相手の要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。
数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで
そこにどう入っていけばいいか分からず あんまりいい思い出はない。
翌日
スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元のフィットネスクラブに向かった。
土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている
受付と着替えを済ませ
鏡の前で、20代後半らしき女性がストレッチをしているのが見えた。
自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。
視界に入る女性のヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。
顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。
30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて
この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。
「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」
「よかったら一緒に走りませんか?」
いつのまにかおばさん達もいなくなって
あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。
こっちに向かってくる男性が目にとまる。
私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。
すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。
危ない危ない
まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ。
そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。
着替えてジムを出てそのまま
また涙で視界がぼやけてきた。
どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。
予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。
人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?
目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。
それは蜂やハエやムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ
その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。
拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。
少し経って死骸に問いかける
「お前は何の為に生きていた?
私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」
返事はないようだ。
鬱陶しければこの虫けらのように
いや既にされているのかもしれない。
目立たず大人しく弱々しく
誰にも見つからないように
生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか
行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが
そんな気持ちも心の片隅に顔を出している
これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。
案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いかも
しれんなぁ。」
なんだか前にも同じこと考えた気がする
びっくりするほど撫で肩になった。
指先がとても冷たい。帰ろう、
間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。
出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。
丸見えだし気が引ける
次の週
前より孤独感や焦燥感、不安で目眩と吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。
上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。
いつもならまっすぐ、アパートに帰り
空いた時間をゲームとアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。
ドアを開けると空き家という感じはしなかった。
まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。
父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も
県外で暮らしている。
数年ぶりに二階にある
自分の部屋にも入ってみた。
しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる「夕焼け小焼け」
のメロディーが
部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。
繰り返される日々
(冒頭に戻る)
視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。
「上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」
特に悪いことをしてるわけではない
定時で上がっただけなのに私は小走りで
逃げるように
会社を後にする。
「夕焼け小焼け」が聴こえてきた。
早く帰ろう。
退屈だ、大体のことに興味が持てない。
冷めた日常を押し流すように
強めのアルコールを喉に流し込めば
朝になるまでの数時間は気がまぎれる
そしてまた 現実を突きつけられる日々
後輩の冷ややかな目
を思い出すと憂鬱になる。
あげる
最低限の会話と最低限の仕事をこなして
終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。
しかし確実に歳はとり、 老ける。
シワが増え 記憶力と体力も低下していく
白髪が混じりの44歳。
考えたくもない。
この日も上司に定時で上がることを告げた。
正直、気分が高揚していた
リビングへと向かう。
夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。
映し出されるスタジアム。
誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ
点が決まると独りで雄叫びをあげる。
お酒が進む進む。
前半戦が終わりハーフタイムになって
一息ついた時、我に帰った、
「俺が応援したところで何があるのかな。」
「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」
たまにあるのだ、
そんな時はアダルトビデオでも見ればいい
ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ
そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMMの文字をクリックした。
しばらくページを眺めるが
すぐに手が止まっていた。。
違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた
泣いても 仕方がないのはわかっているが
こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。
こんなはずじゃなかったなぁという思いが
込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート。
無理して新車で買った車。
すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。
顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。
疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり
横になって体を震わせた
そして胎児のように丸くなった。
そこに写っているのは
まだ幼い頃の私と弟と父、母
あぁ、この頃に戻りたいなぁ。
意識が遠のく。やり直したいなぁ。
生まれ変わりたいなぁ。
しばらくして
隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。
のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に
着信音は鳴り続けた
また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」
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反射的に面倒という文字が浮かんだ。
思えば相手の要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。
数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで
そこにどう入っていけばいいか分からず あんまりいい思い出はない。
翌日
スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元のフィットネスクラブに向かった。
土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている
受付と着替えを済ませ
鏡の前で、20代後半らしき女性がストレッチをしているのが見えた。
自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。
視界に入る女性のヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。
顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。
30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて
この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。
「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」
「よかったら一緒に走りませんか?」
いつのまにかおばさん達もいなくなって
あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。
こっちに向かってくる男性が目にとまる。
私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。
すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。
危ない危ない
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そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。
着替えてジムを出てそのまま
また涙で視界がぼやけてきた。
どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。
予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。
人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?
目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。
それは蜂やハエやムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ
その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。
拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。
少し経って死骸に問いかける
「お前は何の為に生きていた?
私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」
返事はないようだ。
鬱陶しければこの虫けらのように
いや既にされているのかもしれない。
目立たず大人しく弱々しく
誰にも見つからないように
生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか
行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが
そんな気持ちも心の片隅に顔を出している
これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。
案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いかも
しれんなぁ。」
なんだか前にも同じこと考えた気がする
びっくりするほど撫で肩になった。
指先がとても冷たい。帰ろう、
間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。
出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。
丸見えだし気が引ける
次の週
前より孤独感や焦燥感、不安で目眩と吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。
上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。
いつもならまっすぐ、アパートに帰り
空いた時間をゲームとアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。
ドアを開けると空き家という感じはしなかった。
まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。
父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も
県外で暮らしている。
数年ぶりに二階にある
自分の部屋にも入ってみた。
しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる「夕焼け小焼け」
のメロディーが
部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。
繰り返される日々
(冒頭に戻る)