2022-05-07

ツバメ暴走族

3年ぶりに実家に帰った。

無人駅からの見慣れた帰り道。心なしか家が減ったような気がする。

実家の軒先にツバメが巣作りをしていた。今年は4家族かわいい

うちの町は朝と夕方防災無線からメロディ流れるメロディに合わせてチュンチュン鳴くツバメたち。うん、かわいいメロディに向かって遠吠えをしていた、もう亡くなってしまった犬を思い出した。あいつもかわいかったな。

タケノコごほんと山菜天ぷらめっちゃ食べた。近所の人がくれたり、道の駅で買ったり。そういう良さがここにはある。

夜は信じられないくらいの暗闇。ときおり列車が通って、踏切の音が聞こえる。静か。カエルはまだいない。

突然、遠くの道路からパラリラ、パラリラクラクションが鳴り響く。暴走族だ。人いたんだ……。それぐらいしかすることがないのかもしれない。

徒歩でいける個人商店が閉店していた。一番近いセブンイレブンコインランドリーになっていた。買い物に行くには車がないと難しい。

朝は鳴き方を練習しているウグイスに起こされた。実家光回線を引いたが20Mbpsしかでないので、読書でもする。

たまに帰ってリフレッシュするには最高だ。でもずっと暮らすのはどうなんだろう。10年後、20年後地域として機能してるのかなとか考える。

親に送られて無人駅へ。ここに戻ってきたらペーパーだけど車買わないといけないかな……。Suicaが使えない駅だから車内で改札して帰る。

鈍行の揺れ方では人生意味はわからなかった。

  • 最後の一行がなければよかったのに

    • バスなら分かったんだろうけどバスは廃線なのかも。 俺の田舎もバスが先になくなった。

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