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2023-05-09

無宗教から日本が苦手

でも海外行っても宗教押し付けられるから日本我慢してる

結婚式も、キリスト教式神式かほぼ二択だし、葬式仏式ほとんど

初詣宗教だし、クリスマスハロウィンも元々宗教だよね

もっと無宗教の人が住みやす日本にしてほしいわ

2022-10-13

なぜ日本では偽物の教会結婚式をするの?と聞かれたら答えられるようにしておこう

外国から言われてみれば奇妙な日本結婚式

アメリカ人友達「偽物の教会で、お葬式の曲が流れる不思議結婚式に出たのよ」「それ、日本標準的結婚式です…」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1956479

これはつまりブライダル業界結婚式」だが、なんでこうなったのか?。

 

イエから逃避行

今主流のこういう結婚式の始まり1970年代なんだが、その元は60年代にある。

日本のイエ制度明治に出来たようなもんだが(武家を除く)、昭和初期には堅固なものとなり、更に国家天皇がイエに擬製されて人間はそこから逃れる術はほぼ無かった。ゲマインシャフト国家有機体論の合体だ。

戦争に負けるとおせっかい焼きのアメリカ自由の形だけを作って置いていった。国家権力だけは縛ったからあとは勝手に使うがよいと。

それで戦後時代下り生活レベルが向上すると段々と生活人生上の自由が増大化していった。

 

イエというのは家督であり、継げるのは長男一人だけだ。しかしその他の女子次男以下も生き方制限された。

長男は適齢期になると親が勝手に縁談をまとめて「あの家の娘と一緒になれ」。断った場合勘当されて死ねと言われる。

次男以下は中学尋常小学校)を出ると「小僧」の勤め先を親が決めてくるので、そこに入る。小僧っていうのは商家に住込みの店員見習いだ。然程の長時間労働ではないが「仕事」ではなくて24時間主人に仕える事が求められる。全人格労働だ。

こういう風習があったので会社勤めが一般化しても昭和中期まで独身者会社の寮に住込みが基本だった。勿論集団生活で雑居だ。プライバシーかいう事を気にする者はアメリカかぶれの不良である

女子妙齢になるとやはり親が勝手に嫁ぐ先を決める。断るのはアメリカかぶれの不良であるそもそも断ると生きていく術が無い。本人が何とかなっても家族村八分になる。

商家に女版小僧として働くというケースもあった。勿論住込みの全人格労働だ。これも妙齢になると主人が見合い相手を見つけてくるので恋愛期間なく結婚せねばならない。

 

都会と田舎の落差と中島みゆきの『ファイト

戦後まれ団塊世代が成人する60年代末になると都会ではそういう古いイエに縛られない核家族が増え、子供用個室が出来たりもした。

でもそれは都会の話で、田舎の方ではまだ古いイエに縛られたままの人間が多かったのだ。

例えば中島みゆきの『ファイト』は1982年の歌だが、「薄情もんが田舎の町に砂かけんのか、出てくならお前の身内住めんようにしちゃる」と言われて長距離切符燃やそうとしたが出来なかった。東京行の文字が滲んだ切符をまだ持ってる、っていう節がある。

なんでこんなキツイ歌詞を考えつくの…と思うがこれは中島みゆき深夜ラジオに送られて来たリスナーハガキの内容を切り貼りした歌詞なんである

まり1970年代末~1980年代頭にもこういう思いをした人は居たという事だ。

「ファイト」の語感だけで元気を振るう歌だと思っていると衝撃を受ける事と思う。苦難や挫折が生々しいのだ。

 

それで団塊世代は色々な方法田舎因習から逃れようとした。

勉強を頑張って東京大学に進む事が出来るように先生に親を説得してもらう(余計な勉強なんかして更に大学に進もうなんて親不孝のアメリカかぶれの不良である)。

集団就職に参加する。

一度商家に入り、数年奉仕し18or20歳年齢制限クリアして暇を貰い、水商売に入る(増田の親のパターン。単に不良である)。

 

ロマンチックラブイデオロギー

そういう状況だったから古い世間では自由恋愛=不良であった。それは流行恋愛歌に乗せられて人の道を踏み外すアメリカかぶれの不良である

一方、若者からすれば自由恋愛とは誰と恋愛してもいいよという状態の事だけじゃなくて因習から逃れる解放テーゼだ。

人は好きな人と結ばれる権利がある。それを称揚すべきであるロマンチックラブイデオロギーだ。

そういう訳で沢山のフォークソング自由恋愛称揚されるようになった。1960年代には社会への異議申し立てという歌詞が多かったのが、70年代になると安保闘争挫折相俟って現状肯定恋愛称揚などのポジティブ系にシフトしていく。

 

有名なのが吉田拓郎の『結婚しようよ』1972年で、僕の髪が伸びたらチャペル結婚式を挙げよう、というもの

チャペルキリスト教会礼拝場の事なのだが、実際に多く使われるのはミッション大学礼拝場だ。要するに学生結婚したいねという欲求惹起する歌だ。

もう一つ有名で披露宴でも使われるのがチェリッシュの『てんとうむしのサンバ』(1973年)で、夢の国の森の小さな教会結婚式を挙げました、という歌詞

 

こういう曲のヒットにより「小さなキリスト教会での挙式」というのが憧れとなり、実際にミッション大学併設の教会での挙式が多く行われた。因みに式の前に洗礼を行って形だけでも「キリスト教者」になっておく。

ただ、ミッション校の教会は限られていてパイが少ないし両方の親族が沢山来たら礼拝堂に入らない。

でもそれがまた「イエvs.イエ」の結婚式へのアンチテーゼとして働いた訳だ。

 

なんでキリスト教会なの?と言えば、それは第一西欧への憧れであり、第二に「日本古来の神式仏式でないから」だ。神式仏式にはイエの因習表象をまとっていた。

今は厳かな神式も人気で特に鎌倉鶴岡八幡宮の舞殿で行われる神前式は人気だ。これには団塊/全共闘の残した軽いノリへのアンチテーゼ権威的なものを好むというテイストもあるだろう。

でも今の神前式を選ぶのと60年代の仏/神前式意味が違うのだ。現代のは一度因習との結びつきが嫌われて廃れ死んだ後に、「博物館入り」して個人にとって安全になったものだ。安全になったので「自由意思で選択」しているのである

 

花嫁夜汽車に乗ってとついでいくの」という『花嫁』(はしだのりひことクライマックス 1971年)なんか歌詞をよく確認してみたら駆け落ちなのな。こいつを披露宴で掛けるのはヤバそうだ。

 

それ以前の結婚式はどうだったのか

それ以前の結婚式仏式/神前とあったが、特に都市部だと著名な特徴があった。

それは「祝言(しゅうげん)として能の演目高砂』の一節の謡いを仲人がやる」という事。俗にいう「高砂や~」である

https://www.youtube.com/watch?v=Zm1Se2fRnvU

これをこの調子仲人が謡う。これは都市部では必ずやる。絶対にやる。だから仲人はこの祝言を暗記して慣れない能の謡い方を練習した。それを笑った落語もある。「高砂や~」って練習してる時に「とうふ~」と豆腐売りが来ちゃって混じって覚えちゃうのな。

これは恐らく江戸時代後期には一般化していたと考えられるが、廃れた時期ははっきりしてて団塊世代の適齢期だ。

 

老松という地名

ちょっと脱線だが老松町という地名があったり地名変更で無くなったが祭り町内会名や祭り神輿山車の提灯なんかで出てきたりする。

それらは長寿を願った年寄臭い地名に見えるかも知れない。

でも昔は結婚式では「必ず」高砂祝言を謡ったのだ。『高砂』の内容とは、神主兵庫県高砂で老女老男に出会い、我らは片や高砂の、片や大阪市住之江区住吉大社老松だと言われる。小舟に乗って去った老夫婦の後を追って船で住吉に向かうと、住吉明神が神々しい舞を見せた、というものだ。

まぁ今は埋め立てで遥か内陸になってしまって阪堺電軌じゃないと行けませんがね…。

この「老松」なのですよ。昔は結婚式で必ず仲人高砂を謡った。故に門出の歌なのですな。

関東大震災下町が壊滅すると多くの人が板橋区とか池袋世田谷杉並などの郊外に移り住んだ。すると農村人口が増えて村から町になり区画も分割される。そこでめでたい瑞祥地名として新婚の門出と長寿と願って老松町というのが増えた。

でもその後字面年寄臭いって事で消えてしまった。『高砂』が廃れた現在から見るとやっぱ年寄臭く見えるけど、それは習俗が途絶えて常識が消えたせいなんでありますな。

団塊結婚式に戦中戦前派は大憤慨

会場が教会だったり披露宴フォークソングとか歌うし高砂やはやらないしで、この新しい結婚式保守的な人らは憤慨していた。

どのくらいかというと、わざわざ入試問題に新型披露宴批判したり、親戚のオヤジマイクを渡されてフォークソング披露宴への憤懣ぶちまける説教演説したのを現代文の問題で出したりするくらい。そんなのを入試に出すなよ。過去問としてアーカイブされて10年以上参照されるんだぞ。

 

定着と業界

しか芸能人などが次々とキリスト教式で挙式するようになる。するとこれは大きな需要であるからブライダル業界」が立ち上がり、洗礼とかがない宗教的に気軽なキリスト教結婚式提供するようになったのだ。それまでは互助会のような組織が主だった。

ホテルなどでの挙式よりは断然安い。しか教会での式よりは断然高い。

 

から団塊のイエへの抵抗から始まったブームが大きくなって70年代中頃に業界化し、80年代には完全に一般化してこっちが主流になったのである。だが80年代には色々行き過ぎて珍妙な式が行われており、それでまた年配者の顰蹙を買ったようだ。ハイジみたいなブランコ新郎新婦が登場とかラブソングカラオケ熱唱とか色々おかしい。

 

から「なんで偽物の教会でやるの?」と聞かれたら「それが昔は近代的な解放だったんだよ」「その意味社会から消えても形式業界がそのままになってるんだよ」「貴方の国の若い人らもハングルひらがなを混ぜて書く事があるけど、それも同じ抑圧からサブカルチャー解放意味があるんじゃないの」と言えばよい。

 

それとは別にやっぱあの形式結婚式にはダサさを感じるし、偽物の教会中途半端教会建築への理解の少なさが出ちゃってる。標準的形式の練り直しはすべき時期かもしんない。

2022-09-30

anond:20220930085847

・一度葬式して、無宗教儀式喪主ってどういう概念なんだろう

・わざわざ骨持ってきて、骨に挨拶しつつ、献花するってのは、どういう儀式なんだろう、これは日本の伝統なの?

そもそも喪主ってなんなの? 仏式用語? 神式でもある? 欧米葬式にそんな概念あるの?

・巨大な遺影をドカンと置くのって、なんの伝統? 中国とか北朝鮮とかではやりそうだけど、東アジア伝統なんだろか、なんかコントみたいだったよね

2022-07-15

そもそも国葬ってどの宗派に合わせてやるんだ?

過去国葬もぜんぜんしらんけど。

伊藤はなんとなくだけど、国家神道作法でやったんじゃないか想像してる。神式葬式のやり方あんま知らんが。

吉田は本人はキリシタン葬式カトリックでやったらしいが、国葬仏式だったのかな? 国民多数派に分かりやすいように。

あるいは本人の意向に従ってカトリックでやった?

安倍はどうなるんだろ? 聖和式にはならないよな流石に。本葬でも寺使ったし、本人の意向に従って仏式ベース妥当なところか。

つか国葬ときって遺体どうするんだろ? まだ焼いてないの?

焼き終わった骨飾って、それにみんなお辞儀? レーニン廟みたいに一時的に保存しておいたのに拝礼するのかな?

騒ぎになるし気になるけど、根本的なところぜんぜん知らないの思い知らされるなぁ。

2021-07-13

しかしよく考えると天王寺って謎の地名よな。

よく考えなくても謎だけどな。

天王って天皇のことだろ?

天皇の寺。

おかしくね?

連中ずっと神式だったんだろ? 国家神道の時にガチッと決まったらしいけど、昔から神式だったんならテラ関係ないだろ。

ナニワの便乗商法か?

「どや、うちは天皇テラなんやで。すごいやろ」

みたいな。

追記

ウソでしょ・・・天王天皇じゃなかったのか

俺の30年を返してほしい。

2021-04-11

anond:20210411162529

神道は意外とゆるいよ。

そこらへんに神社あるし。

神式葬式かっこいいし。

2020-07-19

ある日の通夜のこと

引越しの準備をしていたら、昔のことを思い出したので、日記の代わりに書き残す。

その日は親族のみの通夜で、神式だった。

参列者も斎主も既に揃い控え室にいて、雰囲気は穏やかだった。

一つあったことといえば、斎主レイジ(位牌)に書く日付を間違えてしまい、今書き直していることくらいだ。

スタッフ葬儀担当者、司会の先輩、案内の私の3人。

そこは火葬場に複数併設された式場のひとつだった。

忙しそうな他の式場の様子を眺めていると、控え室にいた喪主が降りてきて「祭壇を見てもいいですか?」と言った。

神式の祭壇は、仏式とは雰囲気が違う。壇の上には鯛、生卵、生米、野菜乾物などのお供えが並び、白い陶器で出来たさまざまな神具。周りには花はなく榊が飾られている。

一頻り祭壇を眺めていた喪主が「あの中央の鏡はなんですか?」と聞く。

「あの鏡は御本尊のようなもので、一番大切な神具ですよ」

へー…この鏡が、喪主が祭壇と棺の狭い隙間に入った。

その瞬間。

ゴオッと音がし、「危ない!」と先輩の声がしたと同時に、物が壊れ割れる音が響き渡った。

顔を上げると喪主が倒れてきた祭壇と棺の間で潰れかかっていた。

慌てて駆け寄り祭壇を全員で押し戻す。神具と卵が割れ、供物や米や榊の葉があたり一面に散乱していた。

蒼白して辺りを見回すと喪主が「これ…」となにかを差し出してきた。鏡だ。

「思わず受け止めてました…一番大事なんですよね?」と言った。

開式20分前だった。


原因は、式場裏の搬入口を花屋が開けたことによる風圧だった。最悪だが、ままあることらしい。

喪主謝罪し控え室に戻ってもらった。

私はもう頭がパンクして事務所に送るメールのことを考えていた。

先輩が言った。「ご親族斎主に開式が遅れることを伝えてきますから、2人は式場を見れる状態にお願いします」

この人は女杉下右京みたいな人で、いつも冷静で優雅で、信頼できる人だった。この時も蒼白している私と担当者を尻目に、顔つきは変わらなかった。


掃除をしてわかったことがあった。

たくさんの細かな神具があるにも関わらず、割れたのは数枚の皿だけだった。

そして辺り一面は卵で汚れきっていたが、目の前にあった棺だけは何故かピカピカのままだった。

そして、本来ならもう置かれていたはずの位牌は、書き直しによりまだ斎主の元にある。

鏡も、喪主のおかげで無事だった。

そもそも、あの狭い隙間に喪主が入らなければ、祭壇は倒れ、棺は下敷きになり、ご遺体がどうなっていたかもわからない。喪主危険な目に合わせてしまったが、その可能性を考えたらゾッとした。


必要なのは卵と米と皿だけで、最悪だが、事態を見れば奇跡的だと思った。

そうこうしているうちに先輩が帰ってきた。

親族にも斎主にも事情お話しましたが、のほほんとしてました。これ位牌です。"書き損じてよかったな〜"なんて言ってました」

続けて「あとこれ、卵とお米です。料理屋さんにお話ししたら、神式って聞いて一応持ってきたんだそうです」

驚いた。と同時に外のガラス戸が空いた。胸にネームプレートがついている。他の葬儀屋だ。

「大きな音を立てて、申し訳ありません」と言い出ると、「いえあの、祭壇倒れちゃったんですか?うちも今日神式なんです。余ってる神具します、言ってください」と言った。

今度は先輩も驚いていた。今は多くが仏式という中で、併設式場6つ中2つの式場で神式をやっており、更にこんな申し出をしてくれる可能性がどのくらいか


そういった偶然や、優しさが重なって、20分前あの惨状だったにも関わらず、その式は18:00定刻に始まった。

何事もなかったかのように、厳かに、そして和やかに終わった。

最後に改めて全員で喪主謝罪するとと「びっくりしたけど、父にも皆にも何事もありませんでしたから。直前に鏡の話を聞いていてよかった」と笑っていた。


帰り道、先輩が言った。

「びっくりしたわ。定刻に始められるなんて思わなかった。こんな大事な日にこんなこと。ご遺族から斎主からも大変なクレームになると思った。本尊も位牌も棺も無事、御供物も揃って、神具まで貸していただけて…こんなことあるのね」

続けてこう言った。

今日のお式には、神様がいらっしゃいましたね」

葬儀仕事をしている間、不思議なことはいろいろあったが、この日は特に不思議な日だった。

わたしはこの言葉が忘れられない。

2018-02-13

最近葬式ゆとり化が酷い

 今日会社の同僚の親戚の葬儀に出席した。血縁関係交流もまったくない赤の他人葬儀であったがやはり人の死というのは悲しい、喪主の別れの言葉に思わず大粒の涙を流してしまった。

私は赤の他人であろうが葬儀ときは毎回必ず泣く…。

しかし周りを見ると若い連中は涙を流さず早く葬儀終わってくんねーかなぁという表情。これがゆとりかと感じた。

 人を殺すゲームアニメ漫画が溢れ人の死というものに抵抗を感じなくなってるのか?それでも人の死に涙を流さな若者に異常を感じた。

 この葬儀神式で行われたが二礼二拍手一礼をしなさいという立て札が堂々とあった。

ご丁寧に玉串奉奠のやり方まで司会がアナウンスする始末。これもゆとりか…。

 普通物心がついたこからそういう冠婚葬祭礼儀作法は親から習うもの、立て札などいらぬ。

礼儀作法を間違えたら後で家でこっぴどく叱られたものだ。

中学生までに最低仏式神式キリスト形式は覚えるもの

 だが今のゆとり若者にはそれがない。立て札やアナウンスがなければ何もできないお猿さん。

2016-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20160402185421

葬儀屋には、火葬式 (別名:直葬)でお願いして、

坊さんは手ごろな人の手配をお願いするか、神式で手配をお願いするのが安上がりだよん。

墓は作らないか、共同墓を探す。

2013-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20131023131933

 90年代に挙式・披露宴を行いました。

 30才近かったので、式は田舎のばーちゃんのために神式にする、演出はいらない・食器の音を紛らわすためにBGMに良質のものを流してほしいという程度の希望しかありませんでした。

 とにかく式は『めったに合わない親戚一同やらこれからもお世話になる職場の人やらの顔合わせ』ってことなので、披露宴なしは考えていませんでした。

 夫の実家九州なので親戚の交通費宿泊費をこちらで持つことを考えると、お高いところにはしたくありませんでした。なのでホテルでの挙式披露宴却下

 人数は、結婚後も仕事を続けるので上司社長を呼んぶ・・・と思って数えたら客数は100人程度でした。

 候補としてあがったのは、まず共済パストラルでした。でもどちらも半年~9ヶ月先の休日はほぼ予約で満杯でした。レストラン系は田舎の親戚を考えるとウケなさそうだし、と困っていたら

「土日・祭日しか披露宴に使えない場所

と言うのを見つけました。世界貿易センタービル宴会場です。

 今はやっているかどうか分かりませんが、当時は結婚式等に安く利用させてくれていました。料理も某ホテルのもので評判は悪くはありません。

 使ってみて分かったのは、儲ける気があまりないことです。

 ★衣装レンタルが少なくてよそで借りました。

 ★お色直しの回数は女性3回男性2回

 私は白無垢・色打ちかけ・ウェディングドレスの2回お色直し、夫は紋付はかま・燕尾服でした。

 ★引き出物のうち二人が関わったプロジェクトの品を引き出物として持ち込んだ。

 持ち込み料は衣装引き出物も、ほかの式場とは比べ物にならないくら安かったです。

 ★かんざしなどのレンタルも安いほうに

 というか、式場のヘアメイクさんが安いほうを勧めてくれました。普通は高いものを勧めるのに

「こちらのかんざしは本珊瑚にベッコウなんですけど・・・ 一番広いお部屋で夕方の披露宴ですよね。

 はっきりいて、お客様からは本物でも偽者でも分からないので、安いかんざしのほうがお得ですよ」

みたいなかんじでした。

 ★テーブルの飾りつけはセットだけのほうが安かったか

 安いプランを選びましたが、過去の挙式の写真を見ていて新郎新婦の席の写真がいようにさびしい・・・

来賓席の写真はお花より料理の映り込みが多くて気にならないのですが。

 「だったらそこだけアドオンでお花を足すことも」

ということで、アドオンしてもらいました。でも、そこだけけちっても生花飾りつけの料金の差は出なかったかなぁ、だったら来賓側ももっと花があってもよかったのかもしれません。

 ★座席表の印刷、持込の引き出物梱包自分たちで

 引き出物は私の家で、彼と私と私の母と叔母で買って来た包装紙でつつんだり。母に会いにきていた叔母が手伝ってくれなかったら間に合わなかったかもしれません。こういう作業時間を組み込む方は余裕を持って行うことをおすすめします。

 ★式の最中写真は身内のカメラマンプロ

 夫は学生時代アナウンス部だったので何人かの友人の披露宴の司会をしていました。過去に司会をした友達からカメラビデオを引き受けてくれる人がいたので、作業がご祝儀ということでお願いしました。

 集合写真は、式場のカメラやさんにお願いしました。

 ※結婚後も友達披露宴の司会を2回行っています

 ★ごはんは男は食べられる

 全部食べる時間があったそうです。だがしかし、お互い飲むのが好きな人が多い会社に勤務していたので、空酒の習慣のある夫はほとんど食べなかったようです。

 お色直しをするため、女性はほぼ食べられないのが通例で、大食いの私も食べられませんでした。

 ただ、私の場合は、お酒はかなり飲みました。同僚の女子一同がどんどんお酒を持ってくるので。

 お嫁様にはウェイターさんがジュースストローをさしてを持ってきてくれるのですが、友達ストローウィスキーのグラスに挿しなおし差し出してくる・・・食べられる時間が少ないうえに飲んで飲んででほぼ何も口にしていません。ちくしょぉ

(「お嫁さんのほうにこんなに飲ませる披露宴も珍しかったです」

 と後で言われました。

 式場によっては、お色直しのときに別途サンドイッチ飲み物をお嫁さんに出すそうです。飲まず食わず貧血で倒れる人もいるかららしいです。)

 

 ★問題の収支

 総額はもう忘れてしまいましたが、

・友人から平均2.5万前後

・親戚・上司からは5万前後のご祝儀

地方からの親戚からは5万円+交通費宿泊費こちらで持った分まるまるくらいを上乗せした額

・商売をしている親戚からは15万とかのご祝儀もあった>長男だったから?

 結果、ご祝儀総額-挙式・披露宴にかかった額=新しい炊飯器1台分だった記憶があります

 ★お金以外の問題

 二人とも仕事が忙しくて土日は全部結婚式披露宴のために費やしたこと。住む場所などを同時進行で決めるのはほぼ無理でした。

 特に座席表と引き出物梱包は、叔母に一生言われるに違いないエピソードになりました。

 2次会は後日、家の近所の、お気に入り飲み屋を貸切で行いました。子連れ等でこられなかった人が通りがかりに顔を出せる場所で会費制(ちょっと顔出しの人はそこで頼んだお酒お通し代だけ)でお願いしてプラマイ0でした。

 体力勝負の結婚式披露宴をやったと思っています

 うちは夫が何かをやるっていうのを楽しみにするのでできたかんじです。こういう企画そのものを楽しめないなら、プラスだろうがマイナスだろうがつらいでしょう。

 プランを多少でも変えて自分たちのアレンジを加えるなら、安い場所でも文句を言われない&体力のある若いうちがいいかと!

2008-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20080129000834

一応、行われるのが仏式神式かくらいの情報は入手しておき、マナー講座みたいのに一通り目を通しておくんだぜ。

社長の代理で行くってことは、焼香だけってことか?それとも最初から最後まで付き合うのか。数珠は持ってるな。百均の数珠とかじゃ見劣りするぜ、一応。

受付に行ったら香典出して「本日はご愁傷様です」って言うんだぜ。で、記帳。「故人の遺志で香典はお断りを…云々」言われるケースも最近増えたから、その場合には名前書いておけば充分だぜ。

会場に入ったら、ipod音楽聴いたり携帯ゲーム機取り出したりするなよ。本とかも読まない方が良い。悲しみに耽ってろとは言わないが、お喋りしすぎるのも基本的にはNGだ。とにかく大人しく座ってお経聞いて、で神妙な顔持ちでつつがなく焼香済ませたら基本的にはお役ご免だからな。

2007-09-11

結婚式に着るもの

anond:20070910230845を書いた者です。

凄くわかりづらい感覚かもしれませんが、

ウェディングドレスも白無垢も女装になるから嫌だって言っても

anond:20070910232407

私は白無垢は着てもいいと思っています。だから、神式でやりたい。

どうして白無垢はよくて、ウエディングドレスはいやか?シルエットとか露出とか、そういうところが関係しているかもしれません。あと、「女の子ウエディングドレスに憧れる」という現実も、影響しているでしょう。

だから、神式で。っていうけど、彼はウエディングドレス姿がみたいみたい。

 
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