「敗戦処理」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 敗戦処理とは

2024-03-29

anond:20240329221059

しらねえよ

素早くとんずらする消費性向の連中向けにハコモノ行政するようなもんでしょ

ゴーストタウン作っても儲かるのは作った人だけ

維持できない敗戦処理要員が抜けていってるだけかもな

2024-03-16

anond:20240316064138

敗戦処理というか失策の尻拭いというかツケを払ってるというか

少子化に対して無策なまま過ごしてしまったツケを若者ヴィランになりきってやらなきゃならない仕事をやる係という感じがある

誰かが嫌われ者にならないともはやどうしようもない

2024-01-30

岸田は本当運がいい。

自民党の誰も敗戦処理をしたくないか総裁降ろしも盛り上がらない、立憲は泉体制で弱体化して空気にもなれない、創価池田大作が死んで選挙どころじゃねぇ、志井が表舞台から撤退共産党員は動揺、れいわは放って置いても勝手に自滅する、国民は玉木があの程度の人数すら御せない無能ときた。与党野党も身内の問題対処だけで手一杯で岸田に構う余裕がない。

ネットでは能登震災スタートに、毎日くらい新しい炎上ネタがひっきりなしに現れては話題専有し、政治問題について発信しているのは一部の意識高い(笑)キチガイだけになっている。お陰で裏金作りや、税金チューチューと言った不祥事に対する追求は有耶無耶となり野党支持者からの追求は不発となり、逆に自民党支持者から批判を受けそうな誰にも相談せずに派閥を解消したことも流れていった。

能力としては、近年の政権で最高に最低の無能と言われた安倍を超える無能なのに、運に極振りしているおかげで致命傷を受けることがない。ある意味凄いよ。全方位に敵を作ってるのに、運だけで長期政権に近づいている。

2024-01-03

anond:20240103002453

敗戦処理は負けが決まった試合登板するやつやろ

中継ぎが打たれて負けたら単に敗戦投手やんけ

2023-09-25

この期に及んで大本営発表から抜け出せないメディア

処理水批判中国で“ブーメラン”魚売れず関係者悲鳴 日本販路開拓で“脱中国”へ(2023年9月24日)

https://www.youtube.com/watch?v=ERbtBEEb8_c

未だにこの様な大本営発表じみた内容でしか物事報道できない所に、日本テレビメディアの質の低さが現れている

動画内に出てる最初日本業者あっちこっち電話かけて設備投資に大枚はたいてやっと出荷キャンセルされた分の4割しか出荷できてない

当然の事だが新しい販路開拓っていうのは前以上か少なくとも前と同じ規模で売れる販路を作らなきゃ意味がない

じゃないと投資した分が返ってこず赤字になり、企業規模を縮小せざるを得なくなる

そうした販路が見つからない以上は、この状況は販路開拓というよりは敗戦処理って言ったほうが正しい

当然値段も中国に売ってた時よりも安く売ってるだろうし損失は避けられないんだから

しかもこれでもまだマシな方で、最初業者以外の販路模索状況に至ってはまだ契約が成立してすらなく、海外アピールしました、販路開拓相談しました、などの話止まり

これの一体何処が「日本販路開拓で“脱中国”へ」なんだ?もっとまじめに取材をしてもらいたい

良くこんな内容をオンエアできたものだ、そこら辺の週刊誌の方がまだちゃんとしている

更に言えば「脱中国の動き加速」というテロップが出るが、これも「中国の脱日本の動きが加速」が正しい

中国市場を追い出されたのは日本で、日本漁業関係者には中国以外で売る以外の選択余地なんて無かったんだから

あと後半のブーメラン云々の所

中国でも魚が値下がりしてて、その原因は「日本が核汚染水を流したからだ」と中国人が言ってる

これを風評被害ブーメランとして取り上げてるが

ブーメランというのは投げた対象に当たらずに自分に戻ってくる物のことを言う

中国市場を追い出された事やインバウンド依存した日本中国人が入ってこなくなり失業者が続出する事が予測される様な、既に日本無視できない大損害が出てる状況ではブーメランとは言えない

正しくは諸刃の剣、いや日本の損害の方が明らかに大きい事を考えれば逆刃刀という方が正しい

最近ジャニーズ事務所統一教会の件などでメディア、とりわけテレビメディアは無関心であったりジャーナリストとしての自覚が無く忖度をする己を反省する言葉が良く出てくるが

こんな程度の低い自称愛国保守連中を喜ばせる大本営発表さながらの報道をしてしまう様な日本テレビメディアの体質が改善するには

まだまだ時間が掛かるだろう

2023-09-18

なんでぼくのような社不適発達弱男を生んじゃったんだろうねこの国は

反省しないとまた同じことを繰り返すよ

失敗作の敗戦処理人生だけど

生きてるだけで周囲が悔しがってくれるから生きてる

廃棄物がのうのうと生きて悔しいね

ざまぁみろって感じですけどね

2023-09-15

自衛隊戦闘機整備しとるけど「そうですか。じゃあ出撃拒否か、諦めて死ぬかの2択ですね。ウチに言われても困ります」って感じだわ

「こんなんで前線に出ろとか殺す気か!」って怒鳴り込まれることが結構あるんだよね。

でもさ、そんなの整備側に言われても「じゃあお金時間ください」でしかないわけよ。

金も時間部品もないのが常態化して、愛卒化して色んな会社撤退してますよ」をここ10年ぐらいず~~~っと言ってるのに放置し続けて遂に終わりが来たわけですよ。

「いや今はもうお金あるじゃん」って言われてもさ、既に撤退製造中止の嵐でどうしようもねえし、そこをひっくり返そうとしたらラインの作り直しかスタートから今までの何倍もの金がかかるのは目に見えてたじゃん。

でも放置してたんだよね。

せめて「無理に規模を広げるのやめて、不相応の規模でちゃんとやります」だったらまだなんとかやれたと思う。

思いつきと忖度の嵐でてきと~~~~~に裾野広げて、ぜ~~~~んぶ中途半端にして、それで「あっちもこっちもマトモに機能してねえじゃねえか!責任誰が取るんだ!!!」って本当は責任取らなきゃいけない立場の側が責任押し付けてきたらさ……もう逃げたもの勝ちの世界しかならないじゃん。

ズブズブの馴れ合いから抜け出せないまま泥仕合敗戦処理を続けさせられてるある意味マジメというか義理堅いというか分かり切っていた破滅に対して見積もりが甘かったというか腹くくって一抜け宣言できなかった人間が残ってアレコレ必死になってやってるわけじゃん。

俺等も完全に抜けたら本当にもう終わりなんだよ。

もう負け戦と分かってるけど付き合ってやってるわけ。

敵前逃亡不義理をしないために踏ん張ってるような常態なわけ。

そこに来てちょっとマシになった程度に端金投げつけて「おら!今までよりずっと金払ってやるからサッサと整備しろ!!!」みたいな態度取られてもさ、今更知らんわボケ世界ですよ。

マジでさ、「こんなんで次の任務行けとか冗談きついですよ💢」みたいに言われてもさ、「それはもう上級司令部かに言ってくださいよ。上級司令部に「これじゃ流石に無理ですよ!!」と言えない自分勇気のなさを整備屋に責任転嫁しようっていう甘ったれた考えを捨ててください。あなた方の選択肢は究極的には二択で「上級司令部に装備と作戦バランス崩壊していて無謀であることを伝える」「諦めてボロボロの装備で前線に送られる」のどっちかだけなんですよ。なんでそこで「整備屋に文句言って脅しまくれば出したお金以上の整備をやってくれて全部なんとかなる」っていう第三の選択肢妄想するんですか?大本営発表クローズドループエコーチェンバーしてもうマトモに現状が見れなくなってるんですか?ウチももういい加減撤退しますよあんバカ言ってくるなら」なんですよね。

本当マジなんなん。

今更ちょっと小金持ちになったからって20年溜め込んだツケが半年ぐらいで急にひっくり返るみたいな妄想やめろよ。

せめて10年だね。

ここまで上層部妄想みたいな作品に併せて現実を歪めるために現場死ぬ気で解決する根性論で押し通してきた以上は。

このツケは想像よりもずっとデカイよ。

滅茶苦茶利子がついてる。

その利子を「ご機嫌を損ねたくないから隠しましょう」ってしてきた自分たちが悪いって自覚をいい加減持ったら?

本当もう無理。

俺もいい加減他の部署に移るわ。

なんでこんなバカ相手させられるねん。

いい加減疲れたぞ。

やっぱ俺の人生って小学校高学年の頃で止まってるんだな

2000年前後ON対決は覚えてるのに

2005年33-4は十数年後のなんJで初めて知ったんだなあ

中学時点ですらもう人生に陰りが見えてて

その敗戦処理が延々成人後も続いてるだけなんだなあ

2023-09-06

久しぶりに漏らした

まとめ

ヒヤリハットは本当

・終わったと思ったときはまだ終わってない確率が高い

敗戦処理の手札を握っておければなんとかなる

からウンピーがピーピーしてましてね。

それでも何とか昼には収まったわけですよ。

んで夕方になった頃にガスベント要請がありましてね。

それでまあスカしてみたわけです。

ムニュッ

となったわけですな。

慌てず騒がず身体を揺らさずトイレの個室へ行ってみると、大さじ2杯ぐらいのしおからっぽいものパンツの上になんとか留まっていたんですわ。

落ち着いて周りから包み込むようにペーパーで取り去って、落ち着いて残りを出し切ってからケツを丁寧に拭き、ロッカールームに向かいました。

帰り支度を始めるにはまだ早い時間だったのでロッカーは空いてて、パンツを脱いでるところを見つかる心配はなかったということになりますね。

実は私、夏場は外回りで汗グチョになったときのために替えの下着を常備しているのです。

それにささっと履き替えて、下着を入れていたビニールパンツを移してカバンにポイでこの件は終わりなのです。

いやはや用途は違いますが「いざという時に備えて常備しておく」というのがこれほど効くとは思いませんでしたよ。

仕事でも人生でも必要なのは、なにかあったとき咄嗟に切れるカードがあることですねえ。

持ち駒が沢山あれば王手をかけられてもなかなか詰まないということです。

そもそもの話は私の油断が原因ですね。

昼には出し切っていたと思っていたのが間違いだったわけですね。

サメ映画で言えば沖から泳いでビーチまで来た所で「ふー……助かったぜ」と座りこんでしまったばかりにビーチングかました鮫に食われたようなものです。

これはもう自分が悪い。

まあ10回中9回ぐらいは本当に終わってるのかも知れないのですが、1000回やって999回安全だったかと言われると全然そんなことはないわけです。

今回はプリッとですみましたが、一歩間違えればケツからナイアガラ吹き出して床に足跡を残していたリスクもあるわけですよ。

ゲリをしたあと12時間は透かしっ屁をしてはいけないという教訓を得ました。

今回の事象人生の全てが詰まっていると思いませんか?

ピンチを乗り越えたと思ったときこそ、まだピンチが続いてると思って油断しないことの重要性。

日頃から準備をしていれば想像とは別の形でそれが助けてくれる可能性。

人生においてサヴァイヴするための秘訣はまさにこの2つではないでしょうか?

安全確保は油断せず、準備をしっかりすること。

危険予測もせず命綱をつけないままではちょっとした崖からでも真っ逆さまに転げ落ちて大怪我をするかも知れないということ。

人生大切なことを学びましたよ。

2023-08-28

相続って敗戦処理

勝ち負けでいうと人間最後に必ず死ぬから敗戦なんで、しょうがないことだけどさ

はーやりきれねえなぁ

わいは51でわいの親は77で死んだんだけどさ

33回忌(32年後に行う)のころ

わいは83歳なんや

まだ生きてるほうの親はあと10年くらいいくつもりやろうから

そしたらわいは93歳なんや

そろそろ仏教ももちょっと回忌みじかくできんかな 28回忌くらいでおわればええやろ

2023-07-13

りゅうちぇるさん自殺に思う特に性質が近い当事者による気持ち

そっとして欲しい

けど、それだけでは世の中は進まない

他の誰かが犠牲になってくれて初めてそっとできるんだ


でもミスリードをする人がいる

当事者扇動する人がいる

そっとして欲しい立場人間はこうやって匿名しか発言できないか

発言が弱すぎる


昨今のLGBT関連についてこんな事を思っていた最中に起きた

りゅうちぇるさんの自殺報道


罵倒する言葉だけでなく養護する側にも違和感が増していくこの流れに色々書き記したくなった


(本題に入る前に)

厚生省トイレ訴訟判決については以下のツイッター連続投稿に詳しいので一度目を通して見て欲しい

https://twitter.com/KvN_DSsub08/status/1678688770873524224




ryuchellさんに対して例えば

「男なのに女みたいにして女に近づいて女と子供作っといて男が好きで女になりたいなんて虫が良すぎる」

という論調


言いたい事はわからないではないが

自身の性に違和がありながらバイセクシャル普通に多くいる

そしてその事に対して子供の頃からずっと思い悩み揺れ動いてきている人生

それでいて消えない過去とその事実


それこそ成人するかしないかの時期までに

性別変更をする重大な決断を取れるのかは非常に難しい


性別変更も男→女は非常にハードルが高い

人間身体胎児の段階でもともと女の状態からまりY染色体を持つと

途中から男性に変わっていく

蟻の塔渡りと言われる男性の股にある線は割れ目が閉じた跡であったり不要乳首が残ったりするのもそれ

科学的にも男性女性遺伝子的に単純化させる事で

何かしらの機能を特化させていく

足りないものを加えるのはあるものから引いていくより難しい


男性化した女性は少ないと感じるのではないだろうか

適合手術をせず男性っぽく過ごしていても特に咎められる事がない前提もあるが

手術をしたらわざわざ言わない限り気付かれる事は無いケースが非常に多いかである

当事者同士というのは普通の人の目線よりも遥かに見分けが付きやす独自感覚がある

それでもこのパターンはわからない

言われてようやく言われてみれば…の域なのだ



話を戻して女性化を目指しても変えられない身体的部位は多い

身長が高くなってしまった人はどうにもならないし、他の部分にしたって

整形でどうにかするには性別適合手術と合わせてとてつもない額になる

そのうえ1度やってお終いでもない


ただでさえそこにいたるまでの美容費や時間女性より多くかかる上に

性別違和がある人間がそれを超えて大金を貯めるために稼ぐというのは

違和のない人達よりもハードルが非常に高くなってしま

大企業への就職を目指すにしても健常者には見えない精神負担の場面が多い

風俗など身体を売ればいいじゃないかという事を軽々しく言う人は相手をするに値しないが

 仮にそこを考えても女性風俗をするよりも収入はずっと低いし、それは水商売も同じ)


中には「LGBTの人には特殊技能がある人が多いから良い」というのを言う人がいる

これは順番が違う

特殊技能世界しか生きられないからその中でどうにかするしかないというのが現実

性別違和が無ければより収入が高かった人がほとんどだろうし

特殊キャラでの方が稼げる人はごく一部な上に、自分犠牲にする比率はより高い


性別適合手術だってそもそも生命危険を伴うケースも少なくはない

ホルモン精神を乱しやす

手術自体成功して戸籍も変更できてこれですべて完了したと思っても

元男という事実は消えないし、そこまでやってもどうにもならなかった骨格などから

「やれることをすべてやったのにこんなではもう無理」として自殺を選ぶという気持ち

充分理解できてしま


性別適合化は早ければ早いほど良いがとにかく難しい


親にどう話すのか

理解は得られるのか

人知人にはどうするのか

学校仕事はどうするのか

関係値や積み重ねてきたもの全てをリセットするのか


こういった事をすべてクリアしてようやく社会的スタートラインに立てる

でもそのスタートラインには同じ世代は既にスタート済みでもう次の世代が立っている

もう立てないスタートラインだって沢山ある


そういうのはトランスじゃなくてもあるだろうと思うかもしれない

それは当然そうなのだけど

トランスはその前段階でさら範囲が狭まっている

減っている中からやっと普通の人の選択肢という話

トランスから増える選択肢なんてものそもそも突飛な芸能人しか無い



以前LGBTアライと言われる理解者と言われる人達の出演するラジオ

当事者からメールが読まれたのだが

そのメールには「性同一性障害を患っている」という書き方をされていた

その人達は恐らく悩む事はないという感覚で「患っているって!www」と笑い

病気じゃないから前向いて生きろと言っていた


かにそうやって前を向かせるのも大事だったかもしれない

ただ自分身体自分の思うものではない

あるべきものがなくて、ないはずのものがある

そんな身体を五体満足などと思えない


子宮も卵巣も無く乳房が無く異常に男性ホルモンが多い女性としたらそれは疾患であると言えるのではないか

その上ペニス睾丸である

いっそ病気であると捉えてくれた方が精神的に救われる当事者もいるはずで

この笑い飛ばし方は危険だったと思う



そんな身体24時間365日常に向き合わされ

その上で様々な苦しみがあって

日常全ての時間ずっとずっと思い悩んで

ずっと答えが出なくて

その悩みを和らげてくれる素敵な恋人ができたとしても

恋人でさえも解消しきれない悩みや闇があり続けてしまう事も心苦しければ

さら外野からそれに対して人生を狂わせていると罵倒され…


その上苦しくても前を向いて明るく生きる事を求められる職業だったryuchellさんの

苦しみは私の想像しうるレベルでも計り知れない


早くに適合化した人の本を読んだ事があるが

子供の頃の感覚「あるある」共感できるものが多かった

スパッと選んだように見える人でさええげつない程の葛藤はある


ただこの感覚当事者以外理解きっこない

からこそこういう人もいるんだなとスルーしてくれればそれでいい


一部のLGBT政策に利用したい弱い政党

それに扇動されてしま当事者達のせいでスルーしづらくなっているのもまた理解できる

私もその活動に関してはハッキリ言って困っている


そして冒頭の意見になる



ここまで色々語っても

身体男性精神的には女性感覚から女性を好きになり

性的欲求があって子を成す事がある」

という点についての話はまだできていない


自分性別違和感があるならそもそもセックスなんて気持ち悪いと思うのが当然だろ!」

という当事者でもないか体感したことが無いのに当然と言い放つ人が多いのもまた難しい


トランスだろうとなんだろうと、性欲というものは男女と等しくある

性欲は男性ホルモンであるテストステロンに起因する

これは女性も血中には男性の5~10%分程度含んでいる


そしてそれは繁殖意図したものではなく、単に気持ちよくなりたいというのも大きい事は

普通の男女ともに理解できうる所だと思う

自慰行為だってそうであるように


ペニス女性器のクリトリス肥大化したものである事はご存知だろうか

女性ながらホルモン量のせいかクリトリス肥大をした女性

女性と挿入を伴う性行為をしているという話は意外とあったりする


性別を考えず”人”として捉えるのであれば

あくまでも快感の伴う棒状の部位を刺激して性感を伴う行為をしているだけであり

そこに男女という概念を見出さない者同士で行われるセックスというのは

ただ単に愛し合っている行為であると思うことができる


そういう相手とのセックス一時的自分性別がどうでもよくなれる素晴らしい瞬間でもある

身体が男と男でも男と女でも女と女でも関係ない


性別違和に理解があり

そういった悩みを和らげてくれるような恋人に対してなら

男女としての行為を超えて

人と人として愛し合いながら気持ちよくなるという幸せを得たとして

それを他人咎められる理由はどこにあるのだろうか


まして避妊しているのだとしたらなおさら何も言えないだろう



子を成す事は子供可哀想というが

子供世界の全ては親越しであり

その親がどう示せるのかにかかっている



私の親の片方はメディアに出ていたりもした

良くない報道があった事もある


その事を自ら人に話すことは無いのだが

知る人は知っている

目の前でそれを知らずに「あの人嫌い」という

話された事もある


昨今不倫報道なり色んな事があるたびに「子供可哀想」という意見が出る


当事者側として思うのは

少なくとも私は「別になんてことない」のだ


その親と私は当然違う人間でまともな人ならそれはわかっているので

親は親で子は子だと対応されるのが普通

わざわざ触れてこようともしないし

寧ろ気を使わせちゃってごめんね!

ぐらいの明るい気持ちである


そして私は普通の親がどういうものかわからない

からそれと比較して優越感無ければ不幸に思う事も無い


それにメディアの姿はメディアの姿であって自分が親と思っている姿とも違う

子供の頃からずっと一緒に住んでいないしたまに会う事しかないが

大人になって仕事をする姿としてようやく同一視できるようになったぐらい



可哀想だとか知らずに暴言を吐くような人に対しては

距離を取った方がいい人なのかどうかがわかりやすくて

逆に便利といったぐらい


もし子供可哀想だと思うのなら

一般的な家庭環境に生まれ

しかもそれを幸せと思える環境に育った事を

ありがたく思うまでに留めておけと思う


当事者側は当事者側なりの幸せがある


ここもそれぞれ理解し得ない部分なのだから



どちらの話にしても結局

自分尺度他人適用するな」

で全て片付く話なのだ



LGBT、ことトランス尺度というのは

当事者同士でも全然違う


お前は違うだろうと他の当事者に思っている人間だって中にはい



簡単に私の尺度を示したが

私もryuchellさんと近く

男性として生まれ中性的に生き

女性を愛したことが多く

しか男性に恋した事もあり

子供は成していないが

適合手術については一生悩みながら

今も生きている

その上でこんなに長く書いてもまだまだ独自尺度について僅かしか触れられていない



全てを理解してくれる恋人出会えるかどうかは大きな鍵だと人生を振り返って思ってしま

でも恋人がいてもどうしようもない闇はずっとあり続けてしま

その事さえ申し訳なく思う


pecoさんはもし別れなければと思ってしまうかもしれない

そしてそう思うであろう事はryuchellさんだってわかること


そう思わなかったのかという意見もあるかもしれないが

当然それをわかっても超えてしまう程の精神からこそ

自分自分を殺めることができてしま


それもまた尺度が違うのだ





私は男にも女にもなりきれず

運がいいのか悪いのか成人前後の今後を決める大事な時期に

一旦女にならない事を選んだこと

結果それが苦しくなったけどどちらを選んでも苦しかったであろうこと

男子制服を着ててもスラックス選択できるなんていい学校だね!と他校の女子

言われるぐらいにはその頃まではまだ後の苦しみに気づけずにいた事

難しい人生だったなと思います


ryuchellさん

あなたと違って地味なトランスとして生きてきたけど

来世はお互い女に産まれられるといいね


私はこの人生敗戦処理を続けていく事にしま



想像以上に堪えている自分がいたので何かしら書こうと思いました

気軽に匿名アウトプットできて非常にありがたい気持ちです

2023-06-26

プリゴジンのキュアクーデター

プーチン誅してトップに立っても誰もやりたがらない敗戦処理させられるだけやん

2023-06-21

人生大切なことはすべてゲームから学んだ』←大嘘だぞ気付け

ゲームばかりやってたらロクな人生にならないってのはさ、普通小~中学生で気付くと思うんだよ。でも俺は気付かなかった。何故なら親がゲーム禁止していたから!

普通小~中学生で気付いて軌道修正する所を俺は気付かなかった!そして30後半までバカみたいに人生の最優先をゲームにして、ひたすらゲームをやり続けた!

気付いたのは40になってからだ。軌道修正なんて出来るかバカ野郎!唯一の利点はゲーム会社で開発に関われた位だ!後の人生ひたすら敗戦処理だぞ。そんな人生で良いのかお前ら!

と言う訳でゲームが好きで好きで仕方ないお子さんが居る親は、学生の間位は好きなだけゲームやらせてあげたらどうだろうか。禁止とか無理やり奪っても気付くのが遅れるだけでロクな人生にはならんぞ!

40代独身敗戦処理フェーズのみなさんをヨシヨシしてあげたい

2023-06-19

賃貸マンションに入れてはいけない客・調子に乗ってる大家

あとがきあとがき

相続で成り行き上賃貸マンション大家になり10年が経った、約100部屋を自主管理している大家増田は、気の置けない友人と馴染みの店で呑んでいた。

「俺はどこでミスっちまったんだろうなあ」

「やっぱり最後の「賃貸マンションに入れてはいけない客・タトゥー入ってる人編」が内容キツ過ぎたんじゃないですか?そもそも、なんでこんなシリーズを書き始めたんですか?」

シリーズにするつもりはなかったんだよなあ。最初の「賃貸マンションに入れてはいけない客」は、いつものようにクソ客の入居審査を落としたばかりで、その勢いでヤケクソで書いたやつなんだよ。だから短いだろ?もう消しちゃったけどさ。」

「ふーん。今までに増田日記を書いたことはなかったんですか?」

「ないない。良心に誓ってこれが初めてで処女作よ。だから、こんなん書いてもさ、バカ愚痴ってるよって扱いで誰も読まないと思ってた。事実、載せた後は気にも留めてなかった。その日の夜にはてなブックマーク開いたらめちゃくちゃビックリしたぜ。トップに載ってるんだもんよ。ひっくり返ったわ。」

「それで図に乗っちゃったんでしょ。高校デビューヤンキーとやってること変わんないじゃないですか。」

「いや、それが実は最初はかなり戸惑った。だって内容は大家の汚ねえグチで、全然褒められたもんじゃねえだろ?俺的にはむしろ、ネバーマインドが売れすぎて逆に当惑するカート・コバーンの気分だった。今の俺ならカート・コバーンイタコができると思った。」

あんたやっぱり調子に乗ってるでしょ。そんなこと言ってるとまた怒られますよ。」

大丈夫だろ誰も聞いてねえし。あ、すいません、ビールおかわりね。

ただ、コメントを見ると、意外に俺たちの仕事は誤解されてるのが気になった。そして、注目された今なら読んでくれた人との双方向性を担保できると思って、その誤解を解きたい欲が出ちまったんだよ。

それですぐに書いたのが「賃貸マンションに入れてはいけない客・Q and A編」だった。今思い返せばこの時は調子に乗ってたのかもな。」

「でも、そのあとも3、4本目と書いてるじゃないですか。客観的にはずっと調子に乗ってるウザイ奴に見えますよ。」

「いや、「Q and A」を書いた後は、明らかに中身を読んでなくて、火に油を注ぐだけのようなコメントも出始めてヤベエなと思い始めてた。まあ内容が内容なので自業自得だな。文体挑発的だし。なので俺的にはその後に書いた「外国人と老人編」と「タトゥー入ってる人編」は完全に敗戦処理。」

「なんでアンタが被害者ぶってるんですか。敗戦処理っていう割にはクッソ長いし。どうせノリノリで書いてたんでしょ?」

「いや、これはマジでそんなことなくて、俺なりのケツの拭き方だった。実際に外国人と老人は賃貸マンション借りるのに苦労してる実態があるからさ。騒がしくしちまっただけに、現場から見た処方箋を示したいと思った。まあ、結論全然ダメだったんだけどね。」

「そうなんですか?結構多くの人に読んでもらえてたじゃないですか。内心キャッキャしてたんでしょ?」

「そんなことはなくてさ。俺が全ての記事タイトルにいちいち「賃貸マンションに入れてはいけない客」という文言を入れていたのは、連続性があるので最初から読まないと議論の内容が追えませんよっていう配慮だったんだけど、多分これは最初から読んでくれてた人にしか伝わってなかった。

外国人と老人編のときは、なまじタイトル外国人と老人なんて入ってるもんだから完全に逆効果で、タイトルだけ見て、悪い意味真逆の誤解をする人が明らかに出始めた。

この頃の俺はうまく伝わらんなと思って正直焦ってた。読む人に過度な期待をしてたな。ビギナーゆえの未熟さが出たとも言える。で、一旦全部消した。」

「じゃあそこでやめときゃいいじゃないですか。そのまま消えときゃいいのにまた出てきて未練がましい。」

「そのつもりだったんだよ。それが、なんか最初に書いたやつでタトゥーを入れてる人について書いたのがバズってたのをそのタイミングで知ってさ。

最初に書いた記事は勢いだけで書いたから「タトゥーを入れてる客はハズレだ」としか書いてない。これじゃ言い逃げじゃん。なぜ賃貸マンション大家である俺がそう思うのか、反論できる形で、きちんと理由を示さないと誠実な態度ではないと思ったんだわ。

それで、我ながらダセえなと思ったんだが、また出てきた。

からタトゥーを入れている人編」は論理展開を丁寧に書いた。そうすると、違う主張をする人にとっては俺に対する反論がしやすくなるんだ。ただデメリットもあって、必然的にくどくて長くなっちまうんだな。これが完全に裏目に出た。やり過ぎ感が出ちまった。」

「そんな意図わかる人いないでしょ。あんたが一番バカじゃないですか?」

「うるせえ!俺はこういう人間だ!

でもコメントで1人だけ論理に飛躍がありますよと指摘してくれた人がいたぜ。あ、この人はそういう読み方をしてくれていて、俺がやりたい事の意図が伝わってるなと思って嬉しかったなあ。

内心ではタトゥーを入れてる人や、そういう入居者を受け入れている大家実証的かつ論理的な反論を期待していたんだが、これは残念ながら皆無だったな。まあ、俺のアプローチ方法が悪かったと言えばそれまでだ。

で、また変な方向に議論が傾いてきて、だんだんコメントを入れてくれた人同士で罵り合うみたいになっちまったダメだこりゃと思ってまた消した。」

「で、こんなとこでくだを巻いてるわけですね。」

「ま、そういうことだな。

今回のは、俺的には山でわかんねえように野グソをしたつもりだったのに、その野グソが見つかって大騒ぎになっちまったみたいなもんなんだな。」

あんた例えが下品すぎますよ。全国の賃貸マンション大家さんに謝った方がいいですって。」

「まあ聞けよ。責任を感じた俺は、自分で出したクソを片付けながら、「なぜクソをしたのか」「なぜこんな色なのか」を一生懸命釈明していてまわっていたつもりだった。だが、そもそも野グソすんなって話だ。だから見る人が見れば、俺はどんどん蟻地獄に落ちていってたわけだな。」

「まあ、言われてみればその通りですね。」

「lady_jokerさんという人がな、どっかのコメントで俺のやってることを指して無邪気だと批判してくれてた。これは冷静かつ的確な指摘だと思った。前述のように俺の自意識は全く異なっていて、それは俺が内心あたふたしてたからだ。でも、洞察力のある人には俺の姿はそう映っていたということだ。要するに、もう潮時だってことよ。」

「いやいや、みんなもう飽きてたと思いますよ。でもコメントとか見ながら楽しんでたってことじゃないですか」

「それはそうだな。多分コメントは全部読んだな。

他のブコメではどんなこと言ってるのかもだいぶ見たな。見たっていうより入居審査と同じ目でチェックしたな。そうするとさ。こっちではAと言ってるけど、あっちではBと言ってるとか、そういうアラが見えちまう奴もいて、面白かったな。」

あんたそれ職業病でしょ。入居審査SNSチェックやりすぎてるから。気味悪いですよ。」

「そうだなあ。体に染み付いちまってるなあ。

コメント見る限り俺の印象だと、知的ハイレベルな層がトップ2割、標準レベルが5割、もうちょっと国語を頑張りましょうが下位3割ってとこかな。パレートの法則ってのはガチだ。」

あんたそんなこと言ってるとまた怒られますよ!」

「いいじゃねえか誰も聞いてねえし。ん?あの店員おかしくねえか!?今俺と目があったら、目をそらしたぞ!」

「そう言えば、さっきビール持ってきたときもニヤニヤしてたような気が…」

絶対盗み聞きしてたに違いねえ!おい!お前が盗聴してるのはわかってるんだからな!!」

-

-

-

-

-

店長…。増田さん、一人でお店に来てるのにブツブツ誰かとしゃべってるみたいで怖いんですけど…。

症状が出てるな。いいか絶対増田さんに何か言われても否定肯定もするなよ。すぐ保健所に連絡だ!

※そうかこういうのは二次創作に見えてしまうのか…。なかなか難しいもんですね…。

●ちょろっと時事ネタ書きました

賃貸マンションに入れてはいけない客・老人編の番外編

https://anond.hatelabo.jp/20230704163545

2023-05-11

まだ若いのに敗戦処理みたいなメンタリティになってしまったのなんでだろー

2023-04-14

部署、稼げる仕事がなくなって次の仕事の見込みもなくて敗戦処理的な仕事がだらだら続いて人員が減らされて一人一人の業務は増えて残業できないか給料も少なくなってみんな辞めたくなってもう終わりの始まりって感じですね

2022-10-26

anond:20221025121100

少なくとも乗用車としてのFCVには全く未来がない。以下は7年前の増田に2年前の追記をしたものだが、ほぼこの予言通りになった。もう業界FCV乗用車に将来性があると思っている人間はいない。事実上敗戦処理をしている状態だ。

https://anond.hatelabo.jp/20150504101626

FCVバストラック分野ではバッテリ重量が爆増するEVと比べてコスト優位」という予測もあったが、これもテスラのSemi(EVトレーラーヘッド)投入によって覆されつつある。Semiの500kmバージョンの15万ドルという価格は、日本国内ディーゼルトレーラーヘッドの新車価格(1600〜2100万円)と大差ない。さらLCAライフサイクルアセスメント)で見ると今のディーゼルトレーラーヘッドよりも3000万円近く安くなるという、驚愕コスパを実現している。

https://blog.evsmart.net/ev-news/2022-tesla-semi-update/

俺が増田で前から繰り返し言っているけど、なかなか理解してもらえないのが、今後EVは「環境にいいから売れる」わけではない、ということだ。EVは今後数年以内に「CVよりも安いから売れる」ようになるのだ。中国の宏光MINI EVもいよいよ日本発売が決まったが、当然爆売れするだろう。https://togetter.com/li/1963736

Semiもこれと同じ理由物流分野でのシェアを大きく伸ばすだろう。契約企業は、Semiの環境負荷がいいから、イメージが良くなるから、切り替えるわけではない(お題目としては大々的にアピールするだろうが)。不断コスト圧力さらされる物流業界に貴重なコスト減の機会を与えてくれるから売れるのだ。EVという技術システム本質的シンプルさが、それをもたらしている。

一方、FCVという技術システムEV燃料電池タンクをくっつけた複雑な機構で、今のディーゼル車よりコストを下げられるような技術アドバンテージがどこにもない。今の化石燃料よりも高い燃料を、今の液体燃料タンクよりも高い高圧気密タンクに詰め込んで、それを車内で高額な燃料電池に突っ込んで電力に変えて、それでEVと同じモーター(eアクスル)を廻して走る。高くつくに決まっている。

2022-10-21

ブルーレイレコーダー補償制度対象になる奴

閣議決定しとるやんけ

ただでさえ敗戦処理中みたいな産業まで足引っ張るとかマジでサタンだな!!

2022-10-07

話題になった「作画崩壊演出家」が同級生だと知った

自分アニメ関係者でも何でもない。

ただの彼の小中学同級生である

特別仲が良かったわけではないし中学卒業以降は連絡もしていないが、当時は映画の話などをして一緒に帰ったりしていた。


彼がアニメ演出家になったことは何年か前に知った。

弱虫ペダル」など、たまたま自分の見た作品にも名前クレジットされていて感動した。


小中以降の彼の生活は詳しくは知らないが、インタビューなどを読んでいると「ああやっぱり純人だなあ」と懐かしく感じる部分と、過酷現場を続けるようなガッツが彼に秘められていたのかという驚きを、同時に味わっている。

俺も彼も持久走とか大の苦手だったはずだけど、大人になったんだなあ。


現在、他のアニメーター?演出家?と揉めているようだが、彼は争いが好きなタイプではなかったはずなので、あまり反論もしないだろう。

揉めている内容の実際の詳細こそわからないが、大前提として、彼は自分を大きく見せるようなホラを吹く人間ではないと思っている。

そういうことが嫌いというか、どちらかというと「そういうのが苦手」な印象だった。

そもそも見栄で嘘をつきたければ、あの過酷仕事を続ける前に、もっと楽する方法があると思う。

あの揉め事は悲しいすれ違いではないかと、部外者ながら考えている。

他人を味方につけるのが苦手で不器用だった印象もあるので、火に油を注ぐようなことを言ったりして、ひどい事にならないといいなと余計なお世話だが少し心配している。


彼について、インタビューtwitterを読んだ人の一部からは「露悪的」などと表現されているが、

それはなんていうか、少しだけ違うと思っている。

中学の頃しか知らないが、彼は趣味が変わっていてホラーグロが好きで、普通クラスメイトからは、ちょっと避けられるようなタイプだった。

控えめで不器用で、あと少しキザな小学生だった。

「わかる人にだけわかってもらえればいい」と考えてそうだったし、趣味は変だけど温和な彼を面白いと思う人間もたくさんいて、

事実友達も俺より全然多かった。

あと、キザな小学生にしてめちゃくちゃに「腹踊り」がうまくて、プール時間によく見せびらかしていた。


中学の頃、一番面白い映画は「ギニー・ピッグ」だと言っていた。

「ちゃちな作り物だけどすごくいい」というようなことを語っていて、「目玉がさ、目玉がね」と一人で盛り上がっていたが、そういうグロが苦手な自分は話を遮って逃げた。

他にも「デス・ファイル」が好きだともよく言っていた。こちらは「本物なのがいい」とのことだった。


まあ、そういう事を言いたがるのも露悪的と言えばそうかもしれないが、彼はそれらの作品が本当に普通に好きだった。

マトリックス」の話をするのと同じテンションだったのだろう。


小学生とき彼の家に遊びに行ったら、「エイリアン2」の装甲車おもちゃと、その裏にへばり付いたエイリアンウォーリアの轢死体のディテールを嬉しそうに見せてきた。

5、6年生の時、エアウォーターガンを担いで自転車に乗った彼と友人とすれ違い、どこに行くのか聞いたら、「近所の心霊マンションゴーストバスターズごっこをしにいく」と答えた。

ものすごく楽しそうだなと思ったのだが、なぜか俺は一緒にいかなかった。

結果、どうなったのか今でも気になっている。

(ちなみに後年、そのマンション改装工事作業現場でも注意が出たほどのガチスポットらしいと知った)

彼が休み時間に「『遊星からの物体Xはいいよお」と熱く語っているのを聞いたが、今考えるとストーリーオチがなぜか「バタリアンのものだったのが謎である

(もしかしたら「深海から物体X」の話だったのだろうか、こちらは見ていないから知らないが)


TV放映された「ザ・グリード」の話で盛り上がったり、似た趣味もつ友達はいたはずだが、果たしてギニー・ピッグやデスファイルのレベルまで分かち合えていたのかはわからない。

中学の時に、今度ギニー・ピッグを一緒に見ようと誘われたが、それは断った。

人肉饅頭」や「ザ・フライ」は一緒に見た記憶がある。

ウォンさん、ウォンさん」と、人肉饅頭主人公アンソニー・ウォンを親しげに呼んで、放課後の帰り道などで包丁を振るう真似をして遊んでいた。

映画の後半で捕まって警察から拷問されるウォンさんが可哀想、でも親身になってくれる囚人がいい奴で泣ける、というようなことを話した気がする。

人肉饅頭話題を出すといつも嬉しそうな顔をしていた。


当時、アクション映画が好きでホラーが苦手だった自分は、彼をどこかヤベー奴だと思っていたが、実際に話す彼はひたすら温厚だった。

不思議な魅力があった。

手を後ろで組んで歩くような、クラスに一人はいる「お爺さんっぽい中学生」だった。

少年時代、彼が怒っている姿は恐らく見ていない。

俺や他の友人はよく他人の噂話や陰口で笑っていたが、彼が他人悪口を言っているのも見たことがないと思う。


そんな感じで、どちらかというと彼は友達からもいじられる変人だったが、いつもニコニコしていた。

「髪が油っぽい」と友達の間で話題になって、学校水道で洗って実験してみたことがあった。

「水だけで洗うと逆に汚れが表面に出てくる」「石鹸も使うべきだ」等、無駄議論をしながら石鹸シャンプーをした結果、洗ってもすぐギトギトになって、みんなで笑った。

※もしかするとイジメ勘違いされかねない話だが、自分か他の誰かも比較のために水道で髪を洗ったはず。

中学男子がふざけて全身びしょぬれ水遊びをしたり、お互いに額を強くつねって「インド人っぽい痣」を作ったり、失神遊び(絶対やめろよ!俺は本当に危なかった)をすることは日常だったので、そういう類のエピソードと思っていただきたい。

彼はニコニコしながら率先して水道自分の頭を洗って「見て見て」と笑っていた。

ただギニー・ピッグやデスファイルの件があるのでうっすら迫力があって、こいつ何考えてるんだろうとは少し思っていた。


twitterなどで露悪的っぽく見えるのも結局、彼なりの特殊冗談なのだと思う。

分かる人にだけわかって、嫌う人からは嫌われて、伝わる相手とだけニコニコ通じ合えれば、それでいいと思っているのだろう。


業界を憂い、露悪的な自虐を呟いているようでいて、

その実、今でも他人悪口などはほとんど言っていないのではないかと思う。

(すべてのツイートを追っていないのでわからないが、あんな辛い仕事をして、個人を責めるのではなく業界批判しているのが彼らしいなと思う)

他にも小中時代特殊エピソードは色々あったし、他人から理解されない経験を、ずっと味わってきたんだと思う。


ねとらぼ」なんて超大手サイトからインタビューを受けても、

「誤解されようが気にしない」というスタンスが変わっていないのは(誰かが書いてたけど、アニメーターA氏があの場にいて本当よかった)、勝手ながら、なんだか少しうれしかった。

本人がtwitterで「みんなも俺を決して良い人だと思わないで。俺はどこまで行っても悪には違いないし間違ってるから。」と言ってるのは、彼なりの誠実さなんだと思う。

中学の時からスファイルが好きなんだから、そりゃ悪だろう。(ひどい)


今思うと、過激ホラーを好みながらなぜか漂うお爺さんっぽさも、どこか諦観というか、達観しているところがあったからなのかもしれない。

お爺さんっぽいと言ったら、キザな本人は嫌がるかもしれないが。


それにしても、彼が職業にするほどアニメを好きだったことは、知らなかった。

パトレイバー2」の引用をしているのは、映画の話ばかりしていた時代しか知らない自分は少し意外に感じる。(そのころから好きだったのかもしれないが)

パト2のような理屈っぽい作品よりも、「今度は戦争だ!」とエイリアン2から引用の方が理解できる。

俺が知ってるのは小中学の頃だけなんだなあと改めて実感する。


しかし、極端なホラーキワモノが好きだった同級生が、大人になって「作画崩壊」「敗戦処理」で話題になるのは、他人事ながら少し悲しい。

クリエイターがみな望むものだけを作れるとは思っていないし、もちろん、彼がやりたくない仕事を無理やりやっているなどとも思わないが、それでも少し悲しい。

作画崩壊は、子供のころの彼が好きだった「キワモノ」といえばそうなのかも知れないけれども。


結局俺は「ギニー・ピッグ」も「デスファイル」も見ていないが、「人肉饅頭」はこの前また見返した。

改めて凄まじい作品だと思った。

彼はああいう鬼気迫る作品が好きだったはずだ。

別にホラーではなくとも、人肉饅頭みたいなああいうすごい作品を彼が作ったら、嬉しいなと思う。


多分、みんなから評価されないかも知れないし、俺だって見るかは知らないけど。


でもまあ結局はわかる人だけわかってればそれでいいんだろう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん